JPH07183202A - X線マスクの製造方法及びそれを用いたx線マスクの製造装置 - Google Patents
X線マスクの製造方法及びそれを用いたx線マスクの製造装置Info
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- JPH07183202A JPH07183202A JP34516493A JP34516493A JPH07183202A JP H07183202 A JPH07183202 A JP H07183202A JP 34516493 A JP34516493 A JP 34516493A JP 34516493 A JP34516493 A JP 34516493A JP H07183202 A JPH07183202 A JP H07183202A
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- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
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- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
- G03F7/708—Construction of apparatus, e.g. environment aspects, hygiene aspects or materials
- G03F7/70858—Environment aspects, e.g. pressure of beam-path gas, temperature
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- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 X線透過膜の熱吸収による熱歪を無くし、高
精度なパターン形成が可能なX線マスクの製造方法及び
その製造装置を得ること。 【構成】 基板の表面に薄膜を設けた後、該基板の裏面
の所定領域の基板部をバックエッチングにより除去して
枠体を形成し、次いで該薄膜に熱が加わる工程を介して
X線用マスクを製造する際、該熱が加える工程の際、該
薄膜のうちバックエッチングにより基板部を除去した領
域の一部に温度調節可能な固体ブロックを接触させてい
ること。
精度なパターン形成が可能なX線マスクの製造方法及び
その製造装置を得ること。 【構成】 基板の表面に薄膜を設けた後、該基板の裏面
の所定領域の基板部をバックエッチングにより除去して
枠体を形成し、次いで該薄膜に熱が加わる工程を介して
X線用マスクを製造する際、該熱が加える工程の際、該
薄膜のうちバックエッチングにより基板部を除去した領
域の一部に温度調節可能な固体ブロックを接触させてい
ること。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はX線マスク(X線露光用
マスク)の製造方法及びそれを用いたX線マスクの製造
装置に関し、例えば波長2Å〜150Å程度のX線を用
いてマスク面上の電子回路パターンをウエハ面上に転写
し、IC,LSI等の半導体素子を製造する所謂X線リ
ソグラフィーにおいて高精度な露光転写が可能なもので
ある。
マスク)の製造方法及びそれを用いたX線マスクの製造
装置に関し、例えば波長2Å〜150Å程度のX線を用
いてマスク面上の電子回路パターンをウエハ面上に転写
し、IC,LSI等の半導体素子を製造する所謂X線リ
ソグラフィーにおいて高精度な露光転写が可能なもので
ある。
【0002】
【従来の技術】最近IC,LSI等の半導体素子製造用
の露光装置においては、半導体素子の高集積化に伴っ
て、より高分解能の焼付けが可能なX線を利用したX線
露光装置が種々と提案されている。
の露光装置においては、半導体素子の高集積化に伴っ
て、より高分解能の焼付けが可能なX線を利用したX線
露光装置が種々と提案されている。
【0003】このX線を利用したX線露光装置で使用さ
れるX線マスク(X線露光用マスク)の製造方法及びそ
の製造装置に関する研究は数多く発表されている。
れるX線マスク(X線露光用マスク)の製造方法及びそ
の製造装置に関する研究は数多く発表されている。
【0004】一般にX線露光装置で用いられるX線露光
用マスク(以下「X線マスク」ともいう。)は所望のパ
ターンを有するX線吸収体パターンと該X線吸収体パタ
ーンを支持する薄膜としての支持膜(X線透過膜ともい
う。)、該支持膜を保持する保持枠とから構成されてい
る。そしてX線吸収体パターンにはサブミクロン以下の
線幅とその線幅に見合う位置精度が要求されている。
用マスク(以下「X線マスク」ともいう。)は所望のパ
ターンを有するX線吸収体パターンと該X線吸収体パタ
ーンを支持する薄膜としての支持膜(X線透過膜ともい
う。)、該支持膜を保持する保持枠とから構成されてい
る。そしてX線吸収体パターンにはサブミクロン以下の
線幅とその線幅に見合う位置精度が要求されている。
【0005】又X線露光では多くの場合X線マスクと被
転写物を数十ミクロン以下に保つ近接露光法がとられる
為、X線マスクの平面度も高精度であることが要求され
る。
転写物を数十ミクロン以下に保つ近接露光法がとられる
為、X線マスクの平面度も高精度であることが要求され
る。
【0006】通常、X線吸収体は厚さ数ミクロンの支持
膜上に形成される為、その位置精度や平面度の確保には
支持膜、吸収体のそれぞれに精密な応力制御が必要とな
ってくる。
膜上に形成される為、その位置精度や平面度の確保には
支持膜、吸収体のそれぞれに精密な応力制御が必要とな
ってくる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来からX線マスクの
製造に関して行われているように、Siウエハ上にX線
吸収体パターンを形成した後にウエハの裏面よりエッチ
ング(以下バックエッチと略す)を行ってX線に対する
窓を形成する方法では、バックエッチ時にSiウエハと
支持膜(薄膜)の内部応力が開放される為、該応力によ
り支軸膜上の吸収体パターンの位置精度が著しく劣化し
てくる。
製造に関して行われているように、Siウエハ上にX線
吸収体パターンを形成した後にウエハの裏面よりエッチ
ング(以下バックエッチと略す)を行ってX線に対する
窓を形成する方法では、バックエッチ時にSiウエハと
支持膜(薄膜)の内部応力が開放される為、該応力によ
り支軸膜上の吸収体パターンの位置精度が著しく劣化し
てくる。
【0008】これに対してSiウエハの所定の部分をバ
ックエッチを行ってX線に対する窓を形成した後、支軸
膜上に吸収体パターンを形成する方法が提案されてい
る。
ックエッチを行ってX線に対する窓を形成した後、支軸
膜上に吸収体パターンを形成する方法が提案されてい
る。
【0009】しかしバックエッチを行うとマスク域に相
当する所定の部分のSiがなくなってしまう為、X線吸
収体パターンを電子線露光(EB露光と略す)等で形成
する際に発生する熱の放散が低下して、レジスト温度が
上昇して応力変化が生じ、露光条件が不安定となってパ
ターニングの再現性が悪くなってくる。又ドライエッチ
等、熱が加わる加工工程においても支持膜の温度上昇に
より支持膜の応力が変化し、高精度な位置精度や平面度
の確保が難しくなってくる。
当する所定の部分のSiがなくなってしまう為、X線吸
収体パターンを電子線露光(EB露光と略す)等で形成
する際に発生する熱の放散が低下して、レジスト温度が
上昇して応力変化が生じ、露光条件が不安定となってパ
ターニングの再現性が悪くなってくる。又ドライエッチ
等、熱が加わる加工工程においても支持膜の温度上昇に
より支持膜の応力が変化し、高精度な位置精度や平面度
の確保が難しくなってくる。
【0010】そこで支持膜を非接触で冷却する方法とし
てプラズマエッチング等の熱が加わる工程における支持
膜の裏面にヘリウムガスを流す方法が特開昭62−21
9924号公報で提案されている。
てプラズマエッチング等の熱が加わる工程における支持
膜の裏面にヘリウムガスを流す方法が特開昭62−21
9924号公報で提案されている。
【0011】しかしながらこの方法は、真空中で数ミク
ロンの厚さしかない支持膜にヘリウムガスの圧力がかか
り支持膜が破壊し、装置内に発散する危険が常に伴う。
又支持膜を接触によって冷却する方法としてEB露光に
よるパターニングに際し、予め支持膜の裏面に金属の蒸
着による放熱材を設ける方法が特開昭61−11231
8号公報で提案されている。
ロンの厚さしかない支持膜にヘリウムガスの圧力がかか
り支持膜が破壊し、装置内に発散する危険が常に伴う。
又支持膜を接触によって冷却する方法としてEB露光に
よるパターニングに際し、予め支持膜の裏面に金属の蒸
着による放熱材を設ける方法が特開昭61−11231
8号公報で提案されている。
【0012】この他プラズマエッチング等の熱が加わる
工程において液体金属を薄膜に接触させて熱を放散させ
る方法が特開昭62−92437号公報で提案されてい
る。
工程において液体金属を薄膜に接触させて熱を放散させ
る方法が特開昭62−92437号公報で提案されてい
る。
【0013】しかしながら、前者は放熱材を付加し、そ
れを除去する為に余分な加工工程が増える。又後者には
液体金属による汚染の問題があり、その取り扱いが困難
である等の問題点があった。
れを除去する為に余分な加工工程が増える。又後者には
液体金属による汚染の問題があり、その取り扱いが困難
である等の問題点があった。
【0014】本発明は、基板の裏面をバックエッチング
した後にX線透過膜(薄膜又は支持膜ともいう。)に例
えばX線吸収体パターンを形成する等、X線透過膜に熱
が加わる工程を介する際に温度調節可能な固体ブロック
をX線透過膜の所定領域に接触させておくことにより、
X線透過膜が熱を吸収し、温度が上昇して膜の応力が変
化して熱歪が発生するのを効果的に防止し、高精度なX
線吸収体パターンの形成を可能としたX線マスクの製造
方法及びその製造装置の提供を目的とする。
した後にX線透過膜(薄膜又は支持膜ともいう。)に例
えばX線吸収体パターンを形成する等、X線透過膜に熱
が加わる工程を介する際に温度調節可能な固体ブロック
をX線透過膜の所定領域に接触させておくことにより、
X線透過膜が熱を吸収し、温度が上昇して膜の応力が変
化して熱歪が発生するのを効果的に防止し、高精度なX
線吸収体パターンの形成を可能としたX線マスクの製造
方法及びその製造装置の提供を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明のX線マスクの製
造方法は、 (1−1)基板の表面に薄膜を設けた後、該基板の裏面
の所定領域の基板部をバックエッチングにより除去して
枠体を形成し、次いで該薄膜に熱が加わる工程を介して
X線用マスクを製造する際、該熱が加える工程の際、該
薄膜のうちバックエッチングにより基板部を除去した領
域の一部に温度調節可能な固体ブロックを接触させてい
ることを特徴としている。
造方法は、 (1−1)基板の表面に薄膜を設けた後、該基板の裏面
の所定領域の基板部をバックエッチングにより除去して
枠体を形成し、次いで該薄膜に熱が加わる工程を介して
X線用マスクを製造する際、該熱が加える工程の際、該
薄膜のうちバックエッチングにより基板部を除去した領
域の一部に温度調節可能な固体ブロックを接触させてい
ることを特徴としている。
【0016】特に、(1−1−1)前記薄膜に熱が加わ
る工程は、該薄膜の表面においてX線吸収体パターンを
形成する工程であること。
る工程は、該薄膜の表面においてX線吸収体パターンを
形成する工程であること。
【0017】(1−1−2)前記薄膜に接触配置させる
前記固体ブロックの接触面が平面であること。
前記固体ブロックの接触面が平面であること。
【0018】(1−1−3)前記薄膜に接触配置させる
前記固体ブロックの接触面が凸状の曲面であること。
前記固体ブロックの接触面が凸状の曲面であること。
【0019】(1−1−4)前記薄膜に前記固体ブロッ
クを接触配置させる際に、該薄膜と該固体ブロックを平
行に対面させた後、相対的に近接させて接触させるこ
と。
クを接触配置させる際に、該薄膜と該固体ブロックを平
行に対面させた後、相対的に近接させて接触させるこ
と。
【0020】(1−1−5)前記薄膜と前記固体ブロッ
クを近接及び接触させる際に、該薄膜の面変位量を計測
し、該面変位量に基づいて該薄膜と該固体ブロックの近
接及び接触状態を制御していること。
クを近接及び接触させる際に、該薄膜の面変位量を計測
し、該面変位量に基づいて該薄膜と該固体ブロックの近
接及び接触状態を制御していること。
【0021】(1−1−6)前記薄膜と前記固体ブロッ
クを近接及び接触させる際に、該薄膜の面変位量を計測
し、該面変位量に基づいて該薄膜と前記枠体のなす面の
平面度が所定の範囲内の値をとるように、該枠体の面の
位置出しを行っていること。
クを近接及び接触させる際に、該薄膜の面変位量を計測
し、該面変位量に基づいて該薄膜と前記枠体のなす面の
平面度が所定の範囲内の値をとるように、該枠体の面の
位置出しを行っていること。
【0022】(1−1−7)前記薄膜と前記固体ブロッ
クを近接及び接触させる際に、該薄膜の面変位量を計測
し、該面変位量に基づいて該薄膜と前記枠体とのなす面
の平面度が所定の範囲内の値をとるように、該枠体の面
の位置出しを行うと共に、該薄膜と該固体ブロックを吸
着により接触させていること。
クを近接及び接触させる際に、該薄膜の面変位量を計測
し、該面変位量に基づいて該薄膜と前記枠体とのなす面
の平面度が所定の範囲内の値をとるように、該枠体の面
の位置出しを行うと共に、該薄膜と該固体ブロックを吸
着により接触させていること。
【0023】(1−1−8)前記薄膜はX線透過膜であ
ること。等を特徴としている。
ること。等を特徴としている。
【0024】(1−2)基板の表面にX線透過膜を設け
た後、該基板の裏面の所定領域の基板部をバックエッチ
ングにより除去して枠体を形成し、次いで該X線透過膜
にX線吸収体パターンを形成する工程を介してX線用マ
スクを製造する際、該熱X線透過膜に熱が加える工程の
際には、該X線透過膜の裏面のうちのバックエッチング
により基板部を除去した領域の一部に温度調節可能な固
体ブロックを接触させていることを特徴としている。
た後、該基板の裏面の所定領域の基板部をバックエッチ
ングにより除去して枠体を形成し、次いで該X線透過膜
にX線吸収体パターンを形成する工程を介してX線用マ
スクを製造する際、該熱X線透過膜に熱が加える工程の
際には、該X線透過膜の裏面のうちのバックエッチング
により基板部を除去した領域の一部に温度調節可能な固
体ブロックを接触させていることを特徴としている。
【0025】本発明のX線マスクの製造装置は、 (2−1)薄膜を表面に設けた基板のうち該基板の裏側
の所定領域の基板部をバックエッチングにより除去した
構成の枠体を所定位置に固定する固定手段、該薄膜の裏
面のうち該バックエッチングにより該基板の基板部を除
去した領域の一部に温度調節可能な固体ブロックを接触
させる接触手段、該薄膜に熱が加わる加工を施す加工手
段そして該固体ブロックの温度調節を行う温調手段とを
利用してX線マスクを製造していることを特徴としてい
る。
の所定領域の基板部をバックエッチングにより除去した
構成の枠体を所定位置に固定する固定手段、該薄膜の裏
面のうち該バックエッチングにより該基板の基板部を除
去した領域の一部に温度調節可能な固体ブロックを接触
させる接触手段、該薄膜に熱が加わる加工を施す加工手
段そして該固体ブロックの温度調節を行う温調手段とを
利用してX線マスクを製造していることを特徴としてい
る。
【0026】特に、(2−1−1)前記薄膜に熱が加わ
る加工を施す加工手段は、該薄膜の表面にX線吸収体パ
ターンを形成する為の手段であること。
る加工を施す加工手段は、該薄膜の表面にX線吸収体パ
ターンを形成する為の手段であること。
【0027】(2−1−2)前記薄膜に接触配置される
前記固体ブロックの接触面が平面であること。
前記固体ブロックの接触面が平面であること。
【0028】(2−1−3)前記薄膜に接触配置させる
前記固体ブロックの接触面が凸状の曲面であること。
前記固体ブロックの接触面が凸状の曲面であること。
【0029】(2−1−4)前記薄膜と前記固体ブロッ
クを平行に対面させた後、相対的に近接させて接触させ
る手段を具備していること。
クを平行に対面させた後、相対的に近接させて接触させ
る手段を具備していること。
【0030】(2−1−5)前記薄膜と前記固体ブロッ
クを近接及び接触させる際の該薄膜の面変位量を計測す
る手段と、該面変位量に基づいて該薄膜と該固体ブロッ
クの近接及び接触状態を制御する手段とを具備している
こと。
クを近接及び接触させる際の該薄膜の面変位量を計測す
る手段と、該面変位量に基づいて該薄膜と該固体ブロッ
クの近接及び接触状態を制御する手段とを具備している
こと。
【0031】(2−1−6)前記薄膜と前記固体ブロッ
クを近接及び接触させる際の該薄膜の面変位量を計測す
る手段と、該面変位量に基づいて該薄膜と前記枠体との
なす面の平面度が所定の範囲内の値をとるように該枠体
の面の位置出しを行う手段とを具備していること。
クを近接及び接触させる際の該薄膜の面変位量を計測す
る手段と、該面変位量に基づいて該薄膜と前記枠体との
なす面の平面度が所定の範囲内の値をとるように該枠体
の面の位置出しを行う手段とを具備していること。
【0032】(2−1−7)前記薄膜と前記固体ブロッ
クを近接及び接触させる際の該薄膜の面変位量を計測す
る手段と、該面変位量に基づいて該薄膜と前記枠体との
なす面の平面度が所定の範囲内の値をとるように、該枠
体の面の位置出しを行う手段と、該薄膜と該固体ブロッ
クを吸着により接触させる手段を具備していること。等
を特徴としている。
クを近接及び接触させる際の該薄膜の面変位量を計測す
る手段と、該面変位量に基づいて該薄膜と前記枠体との
なす面の平面度が所定の範囲内の値をとるように、該枠
体の面の位置出しを行う手段と、該薄膜と該固体ブロッ
クを吸着により接触させる手段を具備していること。等
を特徴としている。
【0033】本発明のX線マスクは、 (3−1)構成要件(1−1)又は(1−2)で製造さ
れたものであることを特徴としている。
れたものであることを特徴としている。
【0034】本発明のX線露光方法は、 (4−1)被露光部材(レジスト)に構成要件(3−
1)で作成したX線マスクを介してX線露光して所定の
パターンを転写していることを特徴としている。
1)で作成したX線マスクを介してX線露光して所定の
パターンを転写していることを特徴としている。
【0035】本発明のX線露光装置は、X線源及び請求
項18記載のX線マスクを備え、被露光部材に対し、該
X線マスクを介してX線露光を施し、所定パターンを転
写することを特徴としている。
項18記載のX線マスクを備え、被露光部材に対し、該
X線マスクを介してX線露光を施し、所定パターンを転
写することを特徴としている。
【0036】本発明の半導体デバイスは、 (5−1)構成要件(4−1)でパターンを転写した基
板を加工する工程を介して製造していることを特徴とし
ている。
板を加工する工程を介して製造していることを特徴とし
ている。
【0037】
【実施例】一般にX線マスクを製造する工程のうち原画
パターンをX線透過膜(薄膜)面上に形成する際や描画
する際、又はエッチングを行う際にはX線透過膜に熱が
加わり、X線透過膜に熱歪が生じてくる。
パターンをX線透過膜(薄膜)面上に形成する際や描画
する際、又はエッチングを行う際にはX線透過膜に熱が
加わり、X線透過膜に熱歪が生じてくる。
【0038】そこで本発明ではX線透過膜に熱が加わる
工程のときにはそれに温度調節可能な固体ブロックを接
触させて温度上昇を防止している。
工程のときにはそれに温度調節可能な固体ブロックを接
触させて温度上昇を防止している。
【0039】本発明ではこのとき接触によるX線透過膜
(薄膜)の破損を防ぐ為に接触による薄膜の伸び変形を
所定量以下に抑えるように干渉計により接触による薄膜
の面変位量を計測する計測手段と、薄膜と固体ブロック
を平行に対面させる調整手段と対面させながら相対的に
近づけ接触させる移動手段とを利用している。
(薄膜)の破損を防ぐ為に接触による薄膜の伸び変形を
所定量以下に抑えるように干渉計により接触による薄膜
の面変位量を計測する計測手段と、薄膜と固体ブロック
を平行に対面させる調整手段と対面させながら相対的に
近づけ接触させる移動手段とを利用している。
【0040】これにより薄膜の温度が温度調節された固
体ブロックの表面とほとんど同じ温度となるようにして
いる。尚この方法は真空中でも十分対応できるものであ
る。
体ブロックの表面とほとんど同じ温度となるようにして
いる。尚この方法は真空中でも十分対応できるものであ
る。
【0041】次に本発明に係るX線マスク(X線露光用
マスク)の製造方法及びその構成上の特徴について説明
する。
マスク)の製造方法及びその構成上の特徴について説明
する。
【0042】本実施例で用いるX線支持膜(X線透過膜
又は薄膜ともいう。)はX線を十分に透過し、且つ自己
保形成が必要となるので1.0〜10μmの範囲内の厚
さのものを用いている。そして材質としては例えばS
i,SiO2 ,SiN,SiCN,BN等の無機質、ポ
リイミド等の耐放射線有機膜、これらの単独又は複合膜
等を用いている。
又は薄膜ともいう。)はX線を十分に透過し、且つ自己
保形成が必要となるので1.0〜10μmの範囲内の厚
さのものを用いている。そして材質としては例えばS
i,SiO2 ,SiN,SiCN,BN等の無機質、ポ
リイミド等の耐放射線有機膜、これらの単独又は複合膜
等を用いている。
【0043】次にX線吸収体の材質としてはX線を十分
に吸収し、且つ加工性が良く、又0.2〜1.0μmの
範囲内の厚さが好ましく、例えばAu,W,Ta,Pt
等の重金属、更にはこれらの化合物を用いている。又X
線支持膜を保持する為の保持枠はシリコンウエハ等によ
って構成している(薄膜,X線吸収体そして保持枠は枠
体の一要素を構成している)。
に吸収し、且つ加工性が良く、又0.2〜1.0μmの
範囲内の厚さが好ましく、例えばAu,W,Ta,Pt
等の重金属、更にはこれらの化合物を用いている。又X
線支持膜を保持する為の保持枠はシリコンウエハ等によ
って構成している(薄膜,X線吸収体そして保持枠は枠
体の一要素を構成している)。
【0044】更に該保持枠にはX線マスク(X線マスク
構造体)の搬送等を補助する補強体を付設しても構わな
い。この補強体はパイレックスガラス,Ti,セラミッ
クス等の材料を用いて構成している。
構造体)の搬送等を補助する補強体を付設しても構わな
い。この補強体はパイレックスガラス,Ti,セラミッ
クス等の材料を用いて構成している。
【0045】本発明に係るX線マスクはこの他に、適宜
X線吸収体の保護膜、導電膜、アライメン光の反射防止
膜等を付設している。
X線吸収体の保護膜、導電膜、アライメン光の反射防止
膜等を付設している。
【0046】このようなX線マスクに所望のパターンを
EB露光装置等を用い、レジストにて形成し、単層又は
多層レジスト等を介してX線吸収体をパターニングして
いる。
EB露光装置等を用い、レジストにて形成し、単層又は
多層レジスト等を介してX線吸収体をパターニングして
いる。
【0047】その際、多層レジストのエッチング及びX
線吸収体自体のエッチングにドライエッチングを用いて
いる。又Au等はメッキ等の堆積法を用いる場合が多い
が、その際もメッキ等の電極の処理にドライエッチング
を用いている。
線吸収体自体のエッチングにドライエッチングを用いて
いる。又Au等はメッキ等の堆積法を用いる場合が多い
が、その際もメッキ等の電極の処理にドライエッチング
を用いている。
【0048】その際、X線マスクの処理面の反対面から
X線支持膜(薄膜)を温度調節可能な固体ブロックに接
触させる方法を用いることによって薄膜の温度コントロ
ールを行っている。
X線支持膜(薄膜)を温度調節可能な固体ブロックに接
触させる方法を用いることによって薄膜の温度コントロ
ールを行っている。
【0049】実際に薄膜に接触させるにあたっては固体
ブロックに温調機能を設けたX線マスク保持装置を用い
ている。又薄膜との接触面は平面より僅かに凸状の曲率
を付け、薄膜に曲げ応力がかかりにくいように工夫して
いる。X線マスク保持装置で薄膜と固体ブロックを接触
させる際には、まず枠体を固定してそれから薄膜と固体
ブロックを平行に対面させ、対面させながら徐々に近づ
け接触させている。
ブロックに温調機能を設けたX線マスク保持装置を用い
ている。又薄膜との接触面は平面より僅かに凸状の曲率
を付け、薄膜に曲げ応力がかかりにくいように工夫して
いる。X線マスク保持装置で薄膜と固体ブロックを接触
させる際には、まず枠体を固定してそれから薄膜と固体
ブロックを平行に対面させ、対面させながら徐々に近づ
け接触させている。
【0050】その際、薄膜の面変位量は干渉計によって
計測し、薄膜と固体ブロックの接触量を一定範囲内に抑
えている。X線マスク保持装置は固体ブロックの移動に
より薄膜との接触を行っているが、吸着によって接触さ
せても良い。
計測し、薄膜と固体ブロックの接触量を一定範囲内に抑
えている。X線マスク保持装置は固体ブロックの移動に
より薄膜との接触を行っているが、吸着によって接触さ
せても良い。
【0051】真空中でX線マスク保持装置を使用する場
合は、吸着を解除した後にも薄膜と固体ブロックを接触
させておくのに機械的な接触をさせることが良い。又X
線マスク保持装置は保持枠と補強体(補強体)の接合時
にも用いても良い。X線マスク保持装置を搭載したX線
マスク製造用のパターン処理装置を用いることにより、
高精度なX線マスクを得ている。
合は、吸着を解除した後にも薄膜と固体ブロックを接触
させておくのに機械的な接触をさせることが良い。又X
線マスク保持装置は保持枠と補強体(補強体)の接合時
にも用いても良い。X線マスク保持装置を搭載したX線
マスク製造用のパターン処理装置を用いることにより、
高精度なX線マスクを得ている。
【0052】本発明では以上のようにして製造したX線
マスクを用いて被転写体(被露光部材)にX線露光を行
い、X線吸収体パターンを該被転写体に転写している。
そして該被転写体を加工、処理することにより半導体デ
バイスを製造している。
マスクを用いて被転写体(被露光部材)にX線露光を行
い、X線吸収体パターンを該被転写体に転写している。
そして該被転写体を加工、処理することにより半導体デ
バイスを製造している。
【0053】次に本発明のX線マスクの製造方法の各実
施例について各図を用いて説明する。
施例について各図を用いて説明する。
【0054】図1は本発明の第1実施例にかかるX線マ
スクの製造方法に適用する製造装置の一部分の要部断面
図である。
スクの製造方法に適用する製造装置の一部分の要部断面
図である。
【0055】図1は温度調整可能な固体ブロック20を
マスク専用のホルダー11として一体化して可搬できる
ようにしている。このホルダー11の内部にX線マスク
3(X線吸収体パターン7,X線透過膜(薄膜)9,保
持枠10そしてレジスト8等を有している。)を押えバ
ネ金具12及びネジ13によってホルダー11の固体ブ
ロック20と薄膜9とが軽く接触する状態で一体化して
いる。この状態のままでパターン描画や露光、低温や高
温のドライエッチ等大気中・真空中にかかわらず、ほと
んど全ての工程を行っている。
マスク専用のホルダー11として一体化して可搬できる
ようにしている。このホルダー11の内部にX線マスク
3(X線吸収体パターン7,X線透過膜(薄膜)9,保
持枠10そしてレジスト8等を有している。)を押えバ
ネ金具12及びネジ13によってホルダー11の固体ブ
ロック20と薄膜9とが軽く接触する状態で一体化して
いる。この状態のままでパターン描画や露光、低温や高
温のドライエッチ等大気中・真空中にかかわらず、ほと
んど全ての工程を行っている。
【0056】本実施例ではドライエッチに適用した状態
を示している。ここでは固定されたマスクチャック17
に固定金具15及びボルト16を用いて光源側でホルダ
ー11を固定している。このホルダー11には温調機能
はないが、熱伝導率の大きいアルミ材で作ってある。そ
して処理装置側にこの温調部17aを設け、このホルダ
ー11を温調したマスクチャック17を介して接触させ
ている。そしてホルダー11に取り付けた固体ブロック
20を介して支持膜9の温度をコントロールしている。
を示している。ここでは固定されたマスクチャック17
に固定金具15及びボルト16を用いて光源側でホルダ
ー11を固定している。このホルダー11には温調機能
はないが、熱伝導率の大きいアルミ材で作ってある。そ
して処理装置側にこの温調部17aを設け、このホルダ
ー11を温調したマスクチャック17を介して接触させ
ている。そしてホルダー11に取り付けた固体ブロック
20を介して支持膜9の温度をコントロールしている。
【0057】本実施例においてホルダー11、即ち固体
ブロック20を支持膜9と保持枠10の両方に接触させ
ても良く、これによれば該マスクチャック17を介して
マスク3全体の温度を制御することができる。
ブロック20を支持膜9と保持枠10の両方に接触させ
ても良く、これによれば該マスクチャック17を介して
マスク3全体の温度を制御することができる。
【0058】接触量はマスク3の厚みをまず実測し、ホ
ルダー11の加工精度で許容値以下に抑えている。実際
の組み付けにあたっては薄膜9の膜面変位を干渉計16
(不図示)で計測しながら行っている。膜面の変位が大
きすぎた場合は3カ所の押しネジ19で保持枠10をア
オリながら調節して面精度を所定の範囲に収めている。
14は空気の逃げ穴である。
ルダー11の加工精度で許容値以下に抑えている。実際
の組み付けにあたっては薄膜9の膜面変位を干渉計16
(不図示)で計測しながら行っている。膜面の変位が大
きすぎた場合は3カ所の押しネジ19で保持枠10をア
オリながら調節して面精度を所定の範囲に収めている。
14は空気の逃げ穴である。
【0059】本実施例では固体ブロック20をそれと一
体化したホルダー11と温調したマスクチャック17と
を直接接触させて温調可能としているが、この他例えば
直接接触させなくても熱的に結合できる方法であればど
のような方法でも適用可能である。
体化したホルダー11と温調したマスクチャック17と
を直接接触させて温調可能としているが、この他例えば
直接接触させなくても熱的に結合できる方法であればど
のような方法でも適用可能である。
【0060】本実施例では上述したように薄膜9(X線
透過膜)の裏面に固体ブロック20を接触させ、この状
態でレジストパターン8を耐エッチングマスクとしてX
線吸収体パターン7をドライエッチングし、薄膜9上に
おいてX線吸収体パターン7を形成している。
透過膜)の裏面に固体ブロック20を接触させ、この状
態でレジストパターン8を耐エッチングマスクとしてX
線吸収体パターン7をドライエッチングし、薄膜9上に
おいてX線吸収体パターン7を形成している。
【0061】かかる処理において薄膜9に過大な量の熱
が加わるが、かかる薄膜9の裏面が温調機構を備えた固
体ブロック20と接触している為、又必要に応じて薄膜
9の面変位を測定し、これをフィードバックして固体ブ
ロック20の接触状態を制御している為、薄膜の歪等が
なく、極めて微細で且つ位置精度に優れたX線吸収体パ
ターンの形成を可能にしている。
が加わるが、かかる薄膜9の裏面が温調機構を備えた固
体ブロック20と接触している為、又必要に応じて薄膜
9の面変位を測定し、これをフィードバックして固体ブ
ロック20の接触状態を制御している為、薄膜の歪等が
なく、極めて微細で且つ位置精度に優れたX線吸収体パ
ターンの形成を可能にしている。
【0062】図2は原画2(X線マスク)を用いてX線
マスク(X線コピーマスク)3を製造する本発明の第2
実施例のX線マスクの製造方法に適用する製造装置の要
部断面図である。
マスク(X線コピーマスク)3を製造する本発明の第2
実施例のX線マスクの製造方法に適用する製造装置の要
部断面図である。
【0063】図2において図1で示した要素と同一要素
には同符番を付している。
には同符番を付している。
【0064】本実施例ではX線マスク3の保持部は予め
露光装置側に組み込まれている場合を示している。露光
に用いたシンクロトロン放射光(SR)は原画2を通過
してレジスト8を感光させる。X線吸収体7,レジスト
8そしてX線透過膜(SiN)9は吸収されたシンクロ
トロン放射光SRによって発熱する。その熱を内部に冷
却水用流路21に温調水を流す構造を持つ固体ブロック
24に熱伝導させて各々の部分を一定温度範囲に制御し
ている。
露光装置側に組み込まれている場合を示している。露光
に用いたシンクロトロン放射光(SR)は原画2を通過
してレジスト8を感光させる。X線吸収体7,レジスト
8そしてX線透過膜(SiN)9は吸収されたシンクロ
トロン放射光SRによって発熱する。その熱を内部に冷
却水用流路21に温調水を流す構造を持つ固体ブロック
24に熱伝導させて各々の部分を一定温度範囲に制御し
ている。
【0065】X線マスク3は真空吸着用の溝22を備え
たマスクチャック23に吸着保持されている。4はX線
マスク3の面変位量を計測する微小変位計(計測手段)
であり、ビーム5によって固体ブロック24の接触によ
る面変位量を計測している。この計測信号を不図示のコ
ントローラにフィードバックしている。
たマスクチャック23に吸着保持されている。4はX線
マスク3の面変位量を計測する微小変位計(計測手段)
であり、ビーム5によって固体ブロック24の接触によ
る面変位量を計測している。この計測信号を不図示のコ
ントローラにフィードバックしている。
【0066】コントローラは固体ブロック24のステー
ジ26に対する相対的な変位とX線透過膜9と固体ブロ
ック24の接触を片当りさせない為の固体ブロック24
のアオリをピエゾアクチュエータ25によって生じさ
せ、X線マスク3の固体ブロック24による接触変位量
が一定になるように制御している。計測手段4は光学的
計測のほか、渦電流計測、静電容量等を利用したものが
適用可能である。アクチュエータは電歪素子の他、磁歪
素子或はモータと送りネジ機構等でも良い。
ジ26に対する相対的な変位とX線透過膜9と固体ブロ
ック24の接触を片当りさせない為の固体ブロック24
のアオリをピエゾアクチュエータ25によって生じさ
せ、X線マスク3の固体ブロック24による接触変位量
が一定になるように制御している。計測手段4は光学的
計測のほか、渦電流計測、静電容量等を利用したものが
適用可能である。アクチュエータは電歪素子の他、磁歪
素子或はモータと送りネジ機構等でも良い。
【0067】X線マスク3のマスクチャック23への吸
着方法は、磁気吸着でも良い。又図には分かりやすいよ
うに1対の変位量測定系を示したが、複数の変位量測定
系を有する方がX線透過膜9と固体ブロック24の接触
が片当りさせない為にも望ましい。
着方法は、磁気吸着でも良い。又図には分かりやすいよ
うに1対の変位量測定系を示したが、複数の変位量測定
系を有する方がX線透過膜9と固体ブロック24の接触
が片当りさせない為にも望ましい。
【0068】又本実施例ではX線透過膜9と固体ブロッ
ク24の接触面が貼り付きにくいように接触面に適当な
荒さを付けている。又接触面の空気が逃げやすいように
する為、複数の空気の逃げ穴6を固体ブロック24に設
けている。
ク24の接触面が貼り付きにくいように接触面に適当な
荒さを付けている。又接触面の空気が逃げやすいように
する為、複数の空気の逃げ穴6を固体ブロック24に設
けている。
【0069】本実施例において種々な検討によるとX線
透過膜として35mm□、厚さ2μmのSiNを用い、
30mm□の部分に温度ΔT加えたときのX線透過膜9
の最大伸び量Δdが、Δd=ΔTX (9×10-8)
[m]であった。
透過膜として35mm□、厚さ2μmのSiNを用い、
30mm□の部分に温度ΔT加えたときのX線透過膜9
の最大伸び量Δdが、Δd=ΔTX (9×10-8)
[m]であった。
【0070】従って許容される最大伸び量を0.01μ
mとしたとき、許容温度は±0.11[℃]となる。こ
れは固体ブロック24をSiNに接触させることで±
0.05℃の精度で容易に達成している。因みに固体ブ
ロック24は保持枠10と同じ材質のSiで作ってい
る。固体ブロック24としては温調しやすく、且つ重金
属汚染とならない熱伝導率の大きい材質を用いている。
mとしたとき、許容温度は±0.11[℃]となる。こ
れは固体ブロック24をSiNに接触させることで±
0.05℃の精度で容易に達成している。因みに固体ブ
ロック24は保持枠10と同じ材質のSiで作ってい
る。固体ブロック24としては温調しやすく、且つ重金
属汚染とならない熱伝導率の大きい材質を用いている。
【0071】一方、固体ブロック24の接触によるSi
Nの伸び変位量を同様に0.01μm以下にするために
固体ブロック24の接触面を半径13.5[m]の球面
に形成してそれをSiNのパターン転写範囲内27を接
触させ、そのときのSiNの面変位量を10μm以下に
制御した。
Nの伸び変位量を同様に0.01μm以下にするために
固体ブロック24の接触面を半径13.5[m]の球面
に形成してそれをSiNのパターン転写範囲内27を接
触させ、そのときのSiNの面変位量を10μm以下に
制御した。
【0072】又同じように作製したX線透過膜9をバル
ジ法にて破壊検査したところ、充分な強度を持つ範囲で
あった。この場合、接触面が球面である為に平面の場合
と比べてSiNとの平行だしは容易であるし、空気も逃
げやすい。又接触によるSiNの振動を容易に除いてい
る。
ジ法にて破壊検査したところ、充分な強度を持つ範囲で
あった。この場合、接触面が球面である為に平面の場合
と比べてSiNとの平行だしは容易であるし、空気も逃
げやすい。又接触によるSiNの振動を容易に除いてい
る。
【0073】本実施例では固体ブロック24をSiN9
に押し付けて接触させているが接触方法はこれに限らず
他の方法も適用可能である。
に押し付けて接触させているが接触方法はこれに限らず
他の方法も適用可能である。
【0074】例えば、固体ブロック24とX線透過膜9
を数μmに対向近接させて静電気によって吸着する方
法、同じく数μmに近接させて微細なバキューム溝を設
けた固体ブロック24に真空吸着する方法等が適用可能
である。両者は押し付けて接触させる方法と比べ重接触
とできるので、より大きな温調効果が期待できる。
を数μmに対向近接させて静電気によって吸着する方
法、同じく数μmに近接させて微細なバキューム溝を設
けた固体ブロック24に真空吸着する方法等が適用可能
である。両者は押し付けて接触させる方法と比べ重接触
とできるので、より大きな温調効果が期待できる。
【0075】更に前者は真空中での露光にも用いること
ができる。又固体ブロック24の接触面は球面とした
が、必ずしも球面である必要はない。X線透過膜9のパ
ターン転写部(描画部)27に当る位置では平面形状
で、周囲の接触開始部は大きく曲面取りした固体ブロッ
ク24でも良い。この場合にはパターン転写部(描画
部)27が平面であるので光露光で用いた場合の焦点深
度の問題にも対処できる。
ができる。又固体ブロック24の接触面は球面とした
が、必ずしも球面である必要はない。X線透過膜9のパ
ターン転写部(描画部)27に当る位置では平面形状
で、周囲の接触開始部は大きく曲面取りした固体ブロッ
ク24でも良い。この場合にはパターン転写部(描画
部)27が平面であるので光露光で用いた場合の焦点深
度の問題にも対処できる。
【0076】又本実施例では固体ブロック24自体に温
調機能を設けたが、これに限定されない。外部に温調部
を設け、それに固体ブロック24を熱的に結合させても
良い。又大気中処理の場合で接触熱抵抗のばらつきや表
面荒さによってX線透過膜9に温度ムラが生じた場合は
熱伝導を均一化させる為に接触部の隙間に僅かな液体や
ヘリウムガスを介在させても良い。
調機能を設けたが、これに限定されない。外部に温調部
を設け、それに固体ブロック24を熱的に結合させても
良い。又大気中処理の場合で接触熱抵抗のばらつきや表
面荒さによってX線透過膜9に温度ムラが生じた場合は
熱伝導を均一化させる為に接触部の隙間に僅かな液体や
ヘリウムガスを介在させても良い。
【0077】この他本実施例において固体ブロック24
の温度調節は一定温度の液体を流す他、ペルチェ素子等
の公知の冷却技術を用いても良い。更に露光光はX線に
限るものではなく、水銀ランプのi線等の光、KrFエ
キシマレーザ等のレーザ光等を用いても良い。
の温度調節は一定温度の液体を流す他、ペルチェ素子等
の公知の冷却技術を用いても良い。更に露光光はX線に
限るものではなく、水銀ランプのi線等の光、KrFエ
キシマレーザ等のレーザ光等を用いても良い。
【0078】原画2と被露光物であるX線マスク3との
間には縮小光学系を配する等の方法をとっても良い。又
EB露光、FIB等の真空中での露光法ではX線マスク
3の温度制御が一層困難になるが、本実施例を適用した
場合には温度制御は容易で、又X線マスク3のチャージ
アップを防ぐこともできる等の特徴がある。
間には縮小光学系を配する等の方法をとっても良い。又
EB露光、FIB等の真空中での露光法ではX線マスク
3の温度制御が一層困難になるが、本実施例を適用した
場合には温度制御は容易で、又X線マスク3のチャージ
アップを防ぐこともできる等の特徴がある。
【0079】図3は本発明の第3実施例にかかるX線マ
スクの製造方法に適用する製造装置の要部断面図であ
る。図3の実施例はパターン形成後のX線マスク3に補
強体31を接合する際に接合による温度上昇からX線マ
スク3を保護する場合を示している。パターン形成後の
X線マスク3はX線吸収体パターン7、X線透過膜9及
び保持枠10より構成されているが、更に補強体31を
設けた状態で用いる場合が多い。
スクの製造方法に適用する製造装置の要部断面図であ
る。図3の実施例はパターン形成後のX線マスク3に補
強体31を接合する際に接合による温度上昇からX線マ
スク3を保護する場合を示している。パターン形成後の
X線マスク3はX線吸収体パターン7、X線透過膜9及
び保持枠10より構成されているが、更に補強体31を
設けた状態で用いる場合が多い。
【0080】特にX線マスク3と補強体31の接合に陽
極接合法32を用いた場合、接合部を加圧しながら数百
度で加熱し、更に高い電圧をかける必要があり、X線透
過膜9にも高い温度がかかる。この熱からX線透過膜9
を守る為に固体ブロック34をX線透過膜9に接触さ
せ、固体ブロック34に温調を施すことでX線透過膜9
の温度上昇を20℃程度の上昇に抑えている。尚33は
固体ブロック34とX線マスク3のX線吸収体パターン
7及びX線透過膜9の接触量を調節する為のネジであ
る。
極接合法32を用いた場合、接合部を加圧しながら数百
度で加熱し、更に高い電圧をかける必要があり、X線透
過膜9にも高い温度がかかる。この熱からX線透過膜9
を守る為に固体ブロック34をX線透過膜9に接触さ
せ、固体ブロック34に温調を施すことでX線透過膜9
の温度上昇を20℃程度の上昇に抑えている。尚33は
固体ブロック34とX線マスク3のX線吸収体パターン
7及びX線透過膜9の接触量を調節する為のネジであ
る。
【0081】図4は本発明の第4実施例にかかるX線マ
スクの製造方法に適用する製造装置の要部断面図であ
る。
スクの製造方法に適用する製造装置の要部断面図であ
る。
【0082】図4では固体ブロック50をX線マスク3
専用のホルダー41として可搬できるようにしている。
このホルダー41の内部にX線マスク3を押さえバネ金
具42及びネジ43によってホルダー41とX線透過膜
9が軽く接触する状態で一体化している。この状態のま
まで描画や露光、低温や高温のドライエッチ等、大気中
・真空中にかかわらずの殆ど全ての工程を行っている。
専用のホルダー41として可搬できるようにしている。
このホルダー41の内部にX線マスク3を押さえバネ金
具42及びネジ43によってホルダー41とX線透過膜
9が軽く接触する状態で一体化している。この状態のま
まで描画や露光、低温や高温のドライエッチ等、大気中
・真空中にかかわらずの殆ど全ての工程を行っている。
【0083】本実施例ではホルダー41にX線マスク3
を装着している状態を示している。このホルダー41自
体には温調機能はないが、熱伝導率の大きいアルミ材で
作ってある。このホルダー41を図1の実施例1と同様
に装置側の温調部(不図示)と直接接触させて温調可能
としている。
を装着している状態を示している。このホルダー41自
体には温調機能はないが、熱伝導率の大きいアルミ材で
作ってある。このホルダー41を図1の実施例1と同様
に装置側の温調部(不図示)と直接接触させて温調可能
としている。
【0084】X線透過膜9との接触にあたって、まずX
線透過膜9とホルダー41の接触面は10μmのギャッ
プで相対させている。このギャップはホルダー41の加
工精度で許容値以下に抑えている。
線透過膜9とホルダー41の接触面は10μmのギャッ
プで相対させている。このギャップはホルダー41の加
工精度で許容値以下に抑えている。
【0085】次にX線透過膜9の膜面変位を干渉計36
で計測しながらバキューム47によってX線透過膜9を
ホルダー41に吸着接触させている。バキューム解除し
た場合でも接触させる為、3カ所のネジ45及び楔型の
コマ46で保持枠9をアオリながら移動させ、面精度を
所定の範囲に収めている。
で計測しながらバキューム47によってX線透過膜9を
ホルダー41に吸着接触させている。バキューム解除し
た場合でも接触させる為、3カ所のネジ45及び楔型の
コマ46で保持枠9をアオリながら移動させ、面精度を
所定の範囲に収めている。
【0086】最後にバキューム47を解除して内部と外
部の気体を導通させ、真空中の処理装置に搭載できるよ
うにしている。44はバキューム用の穴である。48は
ネジのロックである。49はマスク3の位置決め用ネジ
である。
部の気体を導通させ、真空中の処理装置に搭載できるよ
うにしている。44はバキューム用の穴である。48は
ネジのロックである。49はマスク3の位置決め用ネジ
である。
【0087】図5は本発明の第5実施例にかかるX線マ
スクの製造方法に適用する製造装置の要部断面図であ
る。
スクの製造方法に適用する製造装置の要部断面図であ
る。
【0088】図5では固体ブロック60をX線マスク3
専用のホルダー52として可搬できるようにしている。
このホルダー52の内部にX線マスク3を押さえ板5
3,ネジ54によって固体ブロック60とX線透過膜9
が軽く接触する状態で一体化している。
専用のホルダー52として可搬できるようにしている。
このホルダー52の内部にX線マスク3を押さえ板5
3,ネジ54によって固体ブロック60とX線透過膜9
が軽く接触する状態で一体化している。
【0089】押さえ板53の内寸法56はバックエッチ
の穴の内寸法57より小さく、X線透過膜9に強い曲げ
が、かからないように大きく曲率を付けている。このよ
うにするとSiN等のX線透過膜9は非常に大きな破壊
強度を示す。この状態のままで描画や露光等の大気中・
真空中にかかわらずの殆ど全ての工程を行っている。
の穴の内寸法57より小さく、X線透過膜9に強い曲げ
が、かからないように大きく曲率を付けている。このよ
うにするとSiN等のX線透過膜9は非常に大きな破壊
強度を示す。この状態のままで描画や露光等の大気中・
真空中にかかわらずの殆ど全ての工程を行っている。
【0090】本実施例ではEB露光に適用した例を示し
ている。このホルダー52自体には温調機能はないが、
熱伝導率の大きいアルミ材で作ってある。このホルダー
52を図1の実施例1と同様に装置側の温調部と接触さ
せて温調可能としている。
ている。このホルダー52自体には温調機能はないが、
熱伝導率の大きいアルミ材で作ってある。このホルダー
52を図1の実施例1と同様に装置側の温調部と接触さ
せて温調可能としている。
【0091】図6は例えばX線マスクを製造する目的で
本発明を適用した露光装置の要部概略図である。
本発明を適用した露光装置の要部概略図である。
【0092】同図においては原画2面のパターンを投影
系70を介してX線マスクとしての被転写体3に縮小投
影する場合を示している。
系70を介してX線マスクとしての被転写体3に縮小投
影する場合を示している。
【0093】図6において60は原画2とX線マスク3
との位置合わせを行う為の、例えばHe−Cd等のレー
ザ光、61はレーザ光源、62はCCDカメラであり、
原画2とX線マスク3に設けたマーク(アライメントマ
ーク)を撮像し、イメージングプロセッサ63によって
原画2とX線マスク3の双方のマーク位置を高精度で検
知している。その検知結果に基づいて基板チャック64
をX方向アクチュエータ66、Y方向アクチュエータ6
8を駆動させ、原画2とX線マスク3とを高精度に位置
合わせしている。
との位置合わせを行う為の、例えばHe−Cd等のレー
ザ光、61はレーザ光源、62はCCDカメラであり、
原画2とX線マスク3に設けたマーク(アライメントマ
ーク)を撮像し、イメージングプロセッサ63によって
原画2とX線マスク3の双方のマーク位置を高精度で検
知している。その検知結果に基づいて基板チャック64
をX方向アクチュエータ66、Y方向アクチュエータ6
8を駆動させ、原画2とX線マスク3とを高精度に位置
合わせしている。
【0094】本実施例ではX線透過膜に接触する接触面
が平面になっている温調された固体ブロック(不図示)
が基板チャック64に装着され、バックエッチ側からX
線透過膜に接触している。70は投影光学系の鏡筒、6
5及び67はX方向及びY方向の位置を検出する為のレ
ーザ等による干渉測長器、69はアライメント光学ユニ
ットである。
が平面になっている温調された固体ブロック(不図示)
が基板チャック64に装着され、バックエッチ側からX
線透過膜に接触している。70は投影光学系の鏡筒、6
5及び67はX方向及びY方向の位置を検出する為のレ
ーザ等による干渉測長器、69はアライメント光学ユニ
ットである。
【0095】この他本発明においては光源としてi線
(365nm)、KrF−エキシマ光(248nm)、
ArF−エキシマ光(193nm)等を用い、これらの
光源からの照明光を持つ逐次移動型の縮小投影露光装置
や等倍のミラープロジェクションタイプの露光装置にも
同様に適用可能である。尚当該X線露光装置は通常のX
線リソグラフィの露光プロセスにも適用できる。
(365nm)、KrF−エキシマ光(248nm)、
ArF−エキシマ光(193nm)等を用い、これらの
光源からの照明光を持つ逐次移動型の縮小投影露光装置
や等倍のミラープロジェクションタイプの露光装置にも
同様に適用可能である。尚当該X線露光装置は通常のX
線リソグラフィの露光プロセスにも適用できる。
【0096】次に本発明を適用した半導体デバイスの製
造方法の実施例を説明する。
造方法の実施例を説明する。
【0097】図7は半導体デバイス(ICやLSI等の
半導体チップ、或は液晶パネルやCCD等)の製造のフ
ローを示す。ステップ1(回路設計)では半導体デバイ
スの回路設計を行なう。ステップ2(マスク製作)では
設計した回路パターンを形成したマスクを実施例1と同
様に製作する。
半導体チップ、或は液晶パネルやCCD等)の製造のフ
ローを示す。ステップ1(回路設計)では半導体デバイ
スの回路設計を行なう。ステップ2(マスク製作)では
設計した回路パターンを形成したマスクを実施例1と同
様に製作する。
【0098】一方、ステップ3(ウエハ製造)ではシリ
コン等の材料を用いてウエハを製造する。ステップ4
(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、上記用意したマ
スクとウエハを用いてX線リソグラフィ技術によってウ
エハ上に実際の回路を形成する。
コン等の材料を用いてウエハを製造する。ステップ4
(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、上記用意したマ
スクとウエハを用いてX線リソグラフィ技術によってウ
エハ上に実際の回路を形成する。
【0099】次のステップ5(組立)は後工程と呼ば
れ、ステップ4によって作製されたウエハを用いて半導
体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシ
ング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封
入)等の工程を含む。ステップ6(検査)ではステップ
5で作製された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久
性テスト等の検査を行なう。こうした工程を経て半導体
デバイスが完成し、これが出荷(ステップ7)される。
れ、ステップ4によって作製されたウエハを用いて半導
体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシ
ング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封
入)等の工程を含む。ステップ6(検査)ではステップ
5で作製された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久
性テスト等の検査を行なう。こうした工程を経て半導体
デバイスが完成し、これが出荷(ステップ7)される。
【0100】図8は上記ウエハプロセスの詳細なフロー
を示す。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を酸化
させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に絶縁
膜を形成する。
を示す。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を酸化
させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に絶縁
膜を形成する。
【0101】ステップ13(電極形成)ではウエハ上に
電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオン打
込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ15
(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ステ
ップ16(露光)では上記説明したX線露光装置によっ
てマスクの回路パターンをウエハに焼付露光する。
電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオン打
込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ15
(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ステ
ップ16(露光)では上記説明したX線露光装置によっ
てマスクの回路パターンをウエハに焼付露光する。
【0102】ステップ17(現像)では露光したウエハ
を現像する。ステップ18(エッチング)では現像した
レジスト像以外の部分を削り取る。ステップ19(レジ
スト剥離)ではエッチングがすんで不要となったレジス
トを取り除く。これらのステップを繰り返し行なうこと
によってウエハ上に多重に回路パターンが形成される。
を現像する。ステップ18(エッチング)では現像した
レジスト像以外の部分を削り取る。ステップ19(レジ
スト剥離)ではエッチングがすんで不要となったレジス
トを取り除く。これらのステップを繰り返し行なうこと
によってウエハ上に多重に回路パターンが形成される。
【0103】図9は本発明の方法により製造したX線マ
スクを半導体素子製造用の露光装置に適用したときの要
部概略図である。
スクを半導体素子製造用の露光装置に適用したときの要
部概略図である。
【0104】図9において139はX線ビームで略平行
光となってX線マスクM面上を照射している。Wはウエ
ハで例えばX線用のレジストが表面に塗布されている。
133はマスクフレーム(保持枠)、134はマスクメ
ンブレン(X線透過膜)で、この面上にX線の吸収体に
より回路パターンがパターニングされている。132は
マスク支持体、136はウエハチャック等の固定手段と
してのウエハ固定部材である。137はZ軸ステージ、
実際にはチルトが可能な構成になっている。138はX
軸ステージ、144はY軸ステージである。
光となってX線マスクM面上を照射している。Wはウエ
ハで例えばX線用のレジストが表面に塗布されている。
133はマスクフレーム(保持枠)、134はマスクメ
ンブレン(X線透過膜)で、この面上にX線の吸収体に
より回路パターンがパターニングされている。132は
マスク支持体、136はウエハチャック等の固定手段と
してのウエハ固定部材である。137はZ軸ステージ、
実際にはチルトが可能な構成になっている。138はX
軸ステージ、144はY軸ステージである。
【0105】X線マスクMとウエハWのアライメント検
出機能部分(位置検出装置)は筐体130a,130b
に収まっており、ここからマスクMとウエハWのギャッ
プとX,Y面内方向の位置ずれ情報を得ている。
出機能部分(位置検出装置)は筐体130a,130b
に収まっており、ここからマスクMとウエハWのギャッ
プとX,Y面内方向の位置ずれ情報を得ている。
【0106】図9には2つのアライメント検出機能部分
130a,130bを図示しているが、マスクM上の4
角のIC回路パターンエリアの各辺に対応して更に2カ
所にアライメント検出機能部分が設けられている。筐体
130a,130bの中には光学系、検出系が収まって
いる。146a,146bは各アライメント系からのア
ライメント検出光である。
130a,130bを図示しているが、マスクM上の4
角のIC回路パターンエリアの各辺に対応して更に2カ
所にアライメント検出機能部分が設けられている。筐体
130a,130bの中には光学系、検出系が収まって
いる。146a,146bは各アライメント系からのア
ライメント検出光である。
【0107】これらのアライメント検出機能部分により
得られた信号を処理手段140で処理してXY面内のず
れとギャップ値を求めている。そしてこの結果を判断し
た後、所定の値以内に収まっていないと、各軸ステージ
の駆動系142,141,143を動かして所定のマス
ク/ウエハずれ以内になるように追い込み、然る後にX
線露光ビーム139をマスクMに照射している。アライ
メントが完了するまではX線遮蔽部材(不図示)でシャ
ットしておく。尚図9ではX線源やX線照明系等は省略
してある。
得られた信号を処理手段140で処理してXY面内のず
れとギャップ値を求めている。そしてこの結果を判断し
た後、所定の値以内に収まっていないと、各軸ステージ
の駆動系142,141,143を動かして所定のマス
ク/ウエハずれ以内になるように追い込み、然る後にX
線露光ビーム139をマスクMに照射している。アライ
メントが完了するまではX線遮蔽部材(不図示)でシャ
ットしておく。尚図9ではX線源やX線照明系等は省略
してある。
【0108】
【発明の効果】本発明によれば以上のように、基板の裏
面をバックエッチングした後にX線透過膜(薄膜又は支
持膜ともいう。)に例えばX線吸収体パターンを形成す
る等、X線透過膜に熱が加わる工程を介する際に温度調
節可能な固体ブロックをX線透過膜の所定領域に接触さ
せておくことにより、X線透過膜が熱を吸収し、温度が
上昇して膜の応力が変化して熱歪が発生するのを効果的
に防止し、高精度なX線吸収体パターンの形成を可能と
したX線マスクの製造方法及びその製造装置を達成する
ことができる。
面をバックエッチングした後にX線透過膜(薄膜又は支
持膜ともいう。)に例えばX線吸収体パターンを形成す
る等、X線透過膜に熱が加わる工程を介する際に温度調
節可能な固体ブロックをX線透過膜の所定領域に接触さ
せておくことにより、X線透過膜が熱を吸収し、温度が
上昇して膜の応力が変化して熱歪が発生するのを効果的
に防止し、高精度なX線吸収体パターンの形成を可能と
したX線マスクの製造方法及びその製造装置を達成する
ことができる。
【図1】 本発明の第1実施例の要部断面図
【図2】 本発明の第2実施例の要部断面図
【図3】 本発明の第3実施例の要部断面図
【図4】 本発明の第4実施例の要部断面図
【図5】 本発明の第5実施例の要部断面図
【図6】 本発明を適用したX線マスク製造用露光装置
の要部概略図
の要部概略図
【図7】 本発明に係るX線マスクを用いた半導体デバ
イスの製造方法のフローチャート
イスの製造方法のフローチャート
【図8】 本発明に係るX線マスクを用いた半導体デバ
イスの製造方法のフローチャート
イスの製造方法のフローチャート
【図9】 本発明のX線マスクを用いた露光装置の要部
概略図
概略図
2 原画 3 X線マスク 4 計測手段 5 ビーム 7 X線吸収体パターン 8 レジスト 9 X線透過膜(薄膜) 10 保持枠 11 ホルダー 17 マスクチャック 20,24,34,50 固体ブロック
Claims (22)
- 【請求項1】 基板の表面に薄膜を設けた後、該基板の
裏面の所定領域の基板部をバックエッチングにより除去
して枠体を形成し、次いで該薄膜に熱が加わる工程を介
してX線用マスクを製造する際、該熱が加える工程の
際、該薄膜のうちバックエッチングにより基板部を除去
した領域の一部に温度調節可能な固体ブロックを接触さ
せていることを特徴とするX線マスクの製造方法。 - 【請求項2】 前記薄膜に熱が加わる工程は、該薄膜の
表面においてX線吸収体パターンを形成する工程である
ことを特徴とする請求項1のX線マスクの製造方法。 - 【請求項3】 前記薄膜に接触配置させる前記固体ブロ
ックの接触面が平面であることを特徴とする請求項1の
X線マスクの製造方法。 - 【請求項4】 前記薄膜に接触配置させる前記固体ブロ
ックの接触面が凸状の曲面であることを特徴とする請求
項1のX線マスクの製造方法。 - 【請求項5】 前記薄膜に前記固体ブロックを接触配置
させる際に、該薄膜と該固体ブロックを平行に対面させ
た後、相対的に近接させて接触させることを特徴とする
請求項1のX線マスクの製造方法。 - 【請求項6】 前記薄膜と前記固体ブロックを近接及び
接触させる際に、該薄膜の面変位量を計測し、該面変位
量に基づいて該薄膜と該固体ブロックの近接及び接触状
態を制御していることを特徴とする請求項5のX線マス
クの製造方法。 - 【請求項7】 前記薄膜と前記固体ブロックを近接及び
接触させる際に、該薄膜の面変位量を計測し、該面変位
量に基づいて該薄膜と前記枠体のなす面の平面度が所定
の範囲内の値をとるように、該枠体の面の位置出しを行
っていることを特徴とする請求項5のX線マスクの製造
方法。 - 【請求項8】 前記薄膜と前記固体ブロックを近接及び
接触させる際に、該薄膜の面変位量を計測し、該面変位
量に基づいて該薄膜と前記枠体とのなす面の平面度が所
定の範囲内の値をとるように、該枠体の面の位置出しを
行うと共に、該薄膜と該固体ブロックを吸着により接触
させていることを特徴とする請求項5のX線マスクの製
造方法。 - 【請求項9】 前記薄膜はX線透過膜であることを特徴
とする請求項1から8の何れか一項記載のX線マスクの
製造方法。 - 【請求項10】 薄膜を表面に設けた基板のうち該基板
の裏側の所定領域の基板部をバックエッチングにより除
去した構成の枠体を所定位置に固定する固定手段、該薄
膜の裏面のうち該バックエッチングにより該基板の基板
部を除去した領域の一部に温度調節可能な固体ブロック
を接触させる接触手段、該薄膜に熱が加わる加工を施す
加工手段そして該固体ブロックの温度調節を行う温調手
段とを利用してX線マスクを製造していることを特徴と
するX線マスクの製造装置。 - 【請求項11】 前記薄膜に熱が加わる加工を施す加工
手段は、該薄膜の表面にX線吸収体パターンを形成する
為の手段であることを特徴とする請求項10のX線マス
クの製造装置。 - 【請求項12】 前記薄膜に接触配置される前記固体ブ
ロックの接触面が平面であることを特徴とする請求項1
0のX線マスクの製造装置。 - 【請求項13】 前記薄膜に接触配置させる前記固体ブ
ロックの接触面が凸状の曲面であることを特徴とする請
求項10のX線マスクの製造装置。 - 【請求項14】 前記薄膜と前記固体ブロックを平行に
対面させた後、相対的に近接させて接触させる手段を具
備していることを特徴とする請求項10のX線マスクの
製造装置。 - 【請求項15】 前記薄膜と前記固体ブロックを近接及
び接触させる際の該薄膜の面変位量を計測する手段と、
該面変位量に基づいて該薄膜と該固体ブロックの近接及
び接触状態を制御する手段とを具備していることを特徴
とする請求項14のX線マスクの製造装置。 - 【請求項16】 前記薄膜と前記固体ブロックを近接及
び接触させる際の該薄膜の面変位量を計測する手段と、
該面変位量に基づいて該薄膜と前記枠体とのなす面の平
面度が所定の範囲内の値をとるように該枠体の面の位置
出しを行う手段とを具備していることを特徴とする請求
項14のX線マスクの製造装置。 - 【請求項17】 前記薄膜と前記固体ブロックを近接及
び接触させる際の該薄膜の面変位量を計測する手段と、
該面変位量に基づいて該薄膜と前記枠体とのなす面の平
面度が所定の範囲内の値をとるように、該枠体の面の位
置出しを行う手段と、該薄膜と該固体ブロックを吸着に
より接触させる手段を具備していることを特徴とする請
求項14のX線マスクの製造装置。 - 【請求項18】 請求項1乃至8の何れかに記載の方法
により製造されたことを特徴とするX線マスク。 - 【請求項19】 被露光部材に請求項18記載のX線マ
スクを介してX線露光し、所定のパターンを転写する工
程を具備していることを特徴とするX線露光方法。 - 【請求項20】 X線源及び請求項18記載のX線マス
クを備え、被露光部材に対し、該X線マスクを介してX
線露光を施し、所定パターンを転写するX線露光装置。 - 【請求項21】 請求項19記載のX線露光方法に従っ
て基板上に形成した被露光部材にX線マスク面上のパタ
ーンを転写し、該基板を加工する工程を具備したプロセ
スによって製造されたことを特徴とする半導体デバイ
ス。 - 【請求項22】 基板の表面にX線透過膜を設けた後、
該基板の裏面の所定領域の基板部をバックエッチングに
より除去して枠体を形成し、次いで該X線透過膜にX線
吸収体パターンを形成する工程を介してX線用マスクを
製造する際、該熱X線透過膜に熱が加える工程の際に
は、該X線透過膜の裏面のうちのバックエッチングによ
り基板部を除去した領域の一部に温度調節可能な固体ブ
ロックを接触させていることを特徴とするX線マスクの
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34516493A JPH07183202A (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | X線マスクの製造方法及びそれを用いたx線マスクの製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34516493A JPH07183202A (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | X線マスクの製造方法及びそれを用いたx線マスクの製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07183202A true JPH07183202A (ja) | 1995-07-21 |
Family
ID=18374723
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34516493A Pending JPH07183202A (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | X線マスクの製造方法及びそれを用いたx線マスクの製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07183202A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002202590A (ja) * | 2000-09-25 | 2002-07-19 | Univ Of Houston | 多世代マスクによる描画方法 |
| KR100615536B1 (ko) * | 2004-11-19 | 2006-08-25 | 알투스주식회사 | 열 인가 스트레칭 마스크 제조 방법 및 장치 |
| JP2019161148A (ja) * | 2018-03-16 | 2019-09-19 | 東京エレクトロン株式会社 | 熱処理装置 |
-
1993
- 1993-12-21 JP JP34516493A patent/JPH07183202A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002202590A (ja) * | 2000-09-25 | 2002-07-19 | Univ Of Houston | 多世代マスクによる描画方法 |
| KR100615536B1 (ko) * | 2004-11-19 | 2006-08-25 | 알투스주식회사 | 열 인가 스트레칭 마스크 제조 방법 및 장치 |
| JP2019161148A (ja) * | 2018-03-16 | 2019-09-19 | 東京エレクトロン株式会社 | 熱処理装置 |
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