JPH07183267A - 自動処理装置 - Google Patents

自動処理装置

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Publication number
JPH07183267A
JPH07183267A JP34781693A JP34781693A JPH07183267A JP H07183267 A JPH07183267 A JP H07183267A JP 34781693 A JP34781693 A JP 34781693A JP 34781693 A JP34781693 A JP 34781693A JP H07183267 A JPH07183267 A JP H07183267A
Authority
JP
Japan
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substrate
holding means
holding
processing
treatment liquid
Prior art date
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Pending
Application number
JP34781693A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Ishikawa
義則 石川
Toshiaki Yamamoto
俊明 山本
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Kaijo Corp
Original Assignee
Kaijo Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板を保持手段により保持して処理槽内の処
理液に浸漬して洗浄処理を行う自動処理装置において、
該保持手段の乾燥を充分に、且つ、低コストにて、しか
も清浄な環境を保ちつつ行うこと。 【構成】 保持手段24を極くゆっくりと処理液から引
き上げ、処理液がその表面張力により該保持手段から剥
離するようになし、以て上記の効果を得ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリコンウェハーやガ
ラス基板等の基板を複数枚まとめて処理槽内の処理液中
に浸漬して洗浄処理等を施す自動処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動処理装置として、図
12及び図13に示すものがある。
【0003】図12に示すように、この自動処理装置に
おいては、その架台101上の前端部及び後端部に夫
々、受入れ台102及び取出し台103が設けられてい
る。そして、これら受入れ台102及び取出し台103
の間には例えば5つの処理槽105〜109が順に配設
されており、これら処理槽内には洗浄用液、エッチング
用液及び純水等、所要の処理液が夫々貯留されている。
なお、後洗浄用処理液としての純水は処理槽109内に
貯留されている。
【0004】架台101の片側には可動ポール112が
配置されており、図13にも示すように、該可動ポール
112の上端部には複数枚の基板114を保持し得る保
持手段115が設けられている。可動ポール112は、
この保持手段115をその保持した基板114と共に、
上記各処理槽内を順に巡る所定の経路に沿って搬送する
搬送手段(可動ポール112の他は図示しない)の一部
を構成する。また、該保持手段115は、複数枚の基板
114をその主面同士が平行となるように且つ各々が直
立した状態にて整列して保持する。
【0005】上記保持手段115は、上記可動ポール1
12の上端に固定された基体部117と、該基体部11
7に一端部にて取り付けられて互いに平行に伸長する2
本の円柱状の長手支持部材118及び119とを有して
いる。両長手支持部材118、119は、基体部117
内に設けられた軸受機構によってその軸中心を中心とし
て回転自在に支持されており、図示しない駆動手段によ
って回転駆動される。
【0006】両長手支持部材118及び119の各他端
部には、ハンガー部材121及び122が夫々取付ブロ
ック123、124と共に取り付けられている。そし
て、これらのハンガー部材121、122の下端部に
は、その各々について2本ずつ、合計4本の略円柱状の
挾持部材126が互いに平行に取り付けられている。こ
れらの挾持部材126は、基板114を該基板の主面に
平行な方向において挾持するもので、各々基板114の
外周部が係合する保持溝(図示せず)がその長手方向に
おいて等ピッチにて並設されている。
【0007】次いで、上記した自動処理装置の動作につ
いて簡単に説明する。
【0008】まず、可動ポール112が受入れ台102
の近傍に移動し、且つ、下降動作をなし、該受入れ台1
02上に整列状態にて供給されている基板114が保持
手段115によって保持される。なお、この保持に際し
ては、基体部117内に設けられた駆動手段によって、
図13において矢印Rにて示すように長手支持部材11
8、119が回転駆動され、これによって、同図におい
て二点鎖線及び実線で示すように各挾持部材126が相
対的に作動し、基板114を保持する。
【0009】この後、可動ポール112が上昇すること
により基板114は受入れ台102より持ち上げられ、
更に可動ポール112が図12における左方向へ移動す
ることによって第1の処理槽105上へと持ち来され
る。そして、可動ポール112が下降動作を行い、基板
114は処理液に浸漬され、続いて保持手段115が保
持解除動作を行うことにより各基板は該処理槽105の
底部に設けられた基板受台(図示せず)上に載置され
る。この状態で該基板の洗浄処理がなされる。
【0010】以下、上記と同様の動作によって基板11
4は他の処理槽106〜109を巡った後、取出し台1
03上に移送され、回収される。
【0011】ところで、上記した自動処理装置において
は、各基板114を処理液に浸漬する際に保持手段11
5についても処理液に浸り、保持手段115の表面に比
較的多量の処理液が付着する。従って、そのまま作業を
続行すると、この付着した処理液が別種の処理液に混入
してしまうこととなる。そこで、この保持手段115を
一旦乾燥させることが行われる。具体的には、図13に
示すように、処理槽外に搬出された保持手段115に対
応するようにノズル130を設け、該ノズル130を通
じて圧搾空気若しくは窒素ガス等の気体を保持手段11
5に噴射することが行われている。すなわち、保持手段
115に付着している処理液をこの気体によって吹き飛
ばすことにより乾燥させるものである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の装置に
おいては気体の噴射により保持手段115の乾燥がなさ
れているが、充分な乾燥状態が得られていないのが現状
である。
【0013】また、気体を噴射するための設備を必要と
すると共に、使用する気体自体も比較的高価なため、コ
ストの増大を招来するという欠点がある。
【0014】更に、いわゆるクリーンルームなど、雰囲
気を清浄に保つべき条件下において上記の乾燥が行われ
る場合、噴出せられる気体の拡散によって雰囲気が乱さ
れ、清浄度が低下する恐れがあるという欠点もある。
【0015】本発明は上記従来技術の欠点に鑑みてなさ
れたものであって、乾燥を充分に、且つ、低コストに
て、しかも清浄な環境を保ちつつ行うことができる自動
処理装置を提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数枚の基板
を保持手段により保持して所定経路に沿って搬送する搬
送手段を有し、前記基板を前記所定経路内で処理槽内に
貯留された処理液により浸漬処理を行う自動処理装置に
おいて、前記保持手段を処理液から引き出す際の搬送速
度が、該処理液がその表面張力によって前記保持手段か
ら剥離して処理槽内に留まるように設定したものであ
る。
【0017】
【実施例】次に、本発明の実施例としての自動処理装置
について添付図面を参照しつつ説明する。
【0018】図1及び図2に示すように、当該自動処理
装置は、形鋼等より成るフレーム1と、該フレーム1上
に覆設されたパネル(参照符号は付さない)とにより、
全体として直方体状に形成された筐体3を備えている。
【0019】図1に示すように、筐体3内には、基板供
給手段8と、4つの処理槽9乃至12が順に配設されて
いる。
【0020】処理槽9内には、アンモニア水、過酸化水
素水及び純水を混合して成り且つ所定の温度に加熱した
処理液9aが貯留されている。又、処理槽10及び12
内には、処理液として、加熱した純水であるHot純水
(Hot deionized water)10a及
び12aが夫々貯留されており、処理槽11内には硫酸
及び過酸化水素水を混合して成り加熱された処理液11
aが貯留されている。又、処理槽9及び10の底部に
は、振動子15及び16が取り付けられている。各振動
子15、16は、筐体3内の所定位置に配設された超音
波発振器(図示せず)により駆動され、両処理槽9及び
10を励振する。
【0021】図1に示すように、処理槽10の下方に
は、該処理槽10内の処理液10aを急速に排出するた
めの排液手段18が設けられている。なお、他の処理槽
9、11及び12からの排液は、該各処理槽に接続され
た排液チューブ(図示せず)を通じて行われる。又、各
処理槽9乃至12に供給されるべき各処理液を備蓄する
備蓄タンク20が処理槽11の下方に配設されており、
該備蓄タンク20から図示せぬ供給チューブを経て各処
理槽に対して各種の処理液が供給される。
【0022】さて、当該自動処理装置は、シリコンウェ
ハー若しくはガラス基板等の基板22の洗浄から乾燥ま
でを自動的に行うものであり、後述する一連の工程にて
一度に例えば50枚の基板22の洗浄及び乾燥を完了す
ることができる。なお、当該実施例における基板22は
例えば略円形のシリコンウェハーであり、その直径が約
200m/mである。これら50枚の基板22は、図1
及び図2に示す保持手段24によって保持され、図2に
示す搬送手段25によって該保持手段24が所定経路に
沿って搬送されることにより上記の各処理槽を巡る。な
お、保持手段24は、各基板22を該各基板の主面同士
が平行となるように、且つ各々が直立した状態にて一定
間隔で整列して保持する。
【0023】図2に示すように、上記搬送手段25は、
上述した各処理槽9乃至12の並ぶ方向に沿って、すな
わち水平方向において延在するレール27と、該レール
27に対してブラケット28a及びスライダ28bを介
して摺動自在に取り付けられた可動ベース29とを有し
ている。なお、図3に示すように、上記レール27は、
筐体3(図1及び図2参照)に対して固定された支持プ
レート30上に取り付けられている。
【0024】可動ベース29は、その上端部近傍にてレ
ール27により吊支される状態にて取り付けられてお
り、図2及び図3に示すように、該可動ベース29の下
端部にはブラケット32を介して一対のローラ33が設
けられている。そして、これらローラ33は、筐体3の
下部に上記のレール27と平行に配設されたガイドプレ
ート34を左右から挾んでいる。かかる構成によって、
可動ベース29が円滑に移動することができる。
【0025】図3から明らかなように、上記したレール
27を担持した支持プレート30の下面には、該レール
27と平行に長尺のラック36が固設されている。これ
に対して、可動ベース29上には、該ラック36に噛合
する最終段歯車37aを含む減速機構37(図2参照)
と、該減速機構37にトルクを付与するモータ38とが
取り付けられている。即ち、モータ38を正及び逆転さ
せることによって可動ベース29がレール27に沿って
往復動する。
【0026】図3に示すように可動ベース29の側部に
は、レール40が上下方向において伸長すべく取り付け
られている。そして、このレール40上に、スライダ4
1が摺動自在に設けられ、該スライダ41に昇降プレー
ト42が固着されている。この昇降プレート42には、
固定ブロック43を介して可動ポール45が上下方向に
おいて延在すべく取り付けられている。この可動ポール
45と平行に長尺の送りねじ46が配置されており、且
つ、上下一対の軸受47a及び47bを介して可動ベー
ス29に対して回転自在に取り付けられている。送りね
じ46に螺合するナット49が設けられており、該ナッ
ト49が上記昇降プレート42に対して固着されてい
る。
【0027】送りねじ46の下端部は軸受47bよりも
下方に突出しており、この突出部分にプーリ50が嵌着
されている。そして、可動ベース29上であってこの軸
受47bの側方にパルスモータ52が設けられており、
該パルスモータ52の出力軸にもプーリ53が嵌着さ
れ、両プーリ50及び53にはベルト54が掛け回され
ている。即ち、パルスモータ52が正及び逆回転するこ
とにより送りねじ46が正及び逆回転して、可動ポール
45がこれを担持した昇降プレート42と共に昇降動作
を行うように構成されている。
【0028】前述したレール27と、スライダ28b
と、可動ベース29と、ローラ33と、ガイドプレート
34と、ラック36と、減速機構37と、モータ38
と、レール40と、スライダ41と、昇降プレート42
と、固定ブロック43と、可動ポール45と、送りねじ
46と、ナット49と、プーリ50及び53と、パルス
モータ52と、ベルト54と、これらの周辺の関連部材
とによって、前述した保持手段24を、その保持した基
板22と共に各処理槽9乃至12内の処理液による浸漬
位置を経て該各処理槽外に至る所定経路(後述)に沿っ
て搬送する搬送手段25が構成されている。
【0029】次いで、基板22を保持して該搬送手段2
5により搬送される保持手段24について詳述する。
【0030】図1乃至図6から特に明らかなように、こ
の保持手段24は、上記可動ポール45の上端部に固定
された直方体状の基体部58と、該基体部58に一端部
にて片持梁状に取り付けられて該基体部58の側方に直
線的に且つ互いに平行に伸長する2本の円柱状のアーム
部材59及び60とを有している。両アーム部材59及
び60は、基板部58内に設けられた軸受によって、そ
の軸中心を中心として回転自在に支持されている。
【0031】図5及び図6に示すように、上記した両ア
ーム部材59及び60の各々の自由端部には、ハンガー
部材63及び64が夫々取付ブロック65を介して垂下
状態にて取り付けられている。ハンガー部材63は、矩
形板状の中間部材67と、コの字状に形成されて該中間
部材67の下端部に固着された枠部材68とから成り、
他方のハンガー部材64は、矩形板状の中間部材67
と、コの字状の枠部材69とから成る。なお、取付ブロ
ック65は、互いに各アーム部材59及び60を挾むよ
うに形成された2つの分割体65b及び65cと、該両
分割体を締結するボルト及びナットなどの締結部材(図
示せず)などとから成る。
【0032】なお、両アーム部材59及び60の他端
部、すなわち先端部には、該両先端部に枢着されて該先
端部同士を互いに連結させる連結手段70が設けられて
いる。この連結手段70を設けたことにより、2本のア
ーム部材59及び60の各先端同士の離間若しくは近接
し過ぎが防止される。
【0033】図5及び図6に示すように、上述した両ハ
ンガー部材63及び64の構成部材である枠部材68、
69の下端部には、該枠部材68、69の各々につき4
本ずつ、合計8本の略円柱状の挾持部材72乃至75
(但し、これら8本の挾持部材の2本ずつについて、同
じ参照符号を付している)がボルト(図示せず)により
取り付けられている。これらの挾持部材72〜75は、
互いに協働して、基板22を該基板の主面に平行な方向
において挾持する。但し、図5から明らかなように、各
挾持部材72〜75は、同じ参照符号にて示される2本
ずつが、相互の中心軸同士が一致するように配置されて
おり、このように同心的に並んだ2本の挾持部材同士
は、枠部材68(69)が具備する板状のブラケット6
8aを介して互いに端部にて結合せられている。
【0034】なお、図示してはいないが、上述した各挾
持部材72乃至75をして各基板22の挾持及びその解
除を行わしめるべくこれらを駆動する駆動手段が設けら
れている。この駆動手段は、該挾持部材72〜75など
を吊支したアーム部材59及び69にトルクを付与して
これらを回転させることを行う。
【0035】ここで、各挾持部材72〜75自体の構成
を詳述する。なお、これら挾持部材72〜75は夫々同
形状である故、代表として挾持部材72について詳述す
る。
【0036】図7及び図8に示すように、挾持部材72
は、前述もしたように、全体として略円柱状に形成され
ている。そして、挾持部材72には、各々基板22の外
周部分が係合し得る保持溝72aが例えば25条、等し
いピッチにて並設されている。なお、これら各保持溝7
2aの断面形状はV字状となっている。そして、挾持部
材72は、該各保持溝72aが並ぶ方向に対して垂直な
断面形状が円形となっている。また、各保持溝72a
は、挾持部材72の一部分を切り欠いた形態にて形成さ
れており、該各保持溝72aの底面はこれに係合する基
板22の半径(約100m/m)と等しい曲率半径を有
している。
【0037】ここで、図1及び図2に示した各処理槽9
乃至12の底部に設けられて、上述した保持手段24か
ら各基板22を受け渡されてこれらをその主面同士が平
行となるように且つ各々が直立した状態にて一定間隔で
整列して支持する基板受台85について説明する。
【0038】図5及び図6に示すように、基板受台85
は、底板86と、該底板86上に互いに平行に固設され
た3枚の側板87と、夫々略円柱状に形成されて該各側
板87により両端部を支持された6本の支持部材88〜
90とから成る(但し、これら6本の支持部材の2本ず
つについて、同じ参照符号を付ている)。これらの支持
部材88〜90は夫々、前述した保持手段24により保
持された各基板22の整列方向において延在しており、
互いに協働して該基板22を支えるものである。図5か
ら明らかなように、各支持部材88〜90は、同じ参照
符号が付された2本ずつが相互の中心軸同士が一致する
ように配置されている。
【0039】なお、各支持部材88〜90の細部につい
ては、前述した保持手段24が具備する各挾持部材72
〜75と略同様に形成されている故にその詳細な説明を
省略するが、該各支持部材88〜90には夫々、各々基
板22の外周部分が係合し得る25条の受け溝が等しい
ピッチにて並設されている。
【0040】続いて、上記した構成の自動処理装置の動
作について説明する。なお、以下の動作は、図示せぬマ
イクロコンピュータより成る制御部により制御されて行
われる。
【0041】まず、図示しないロボットあるいは人手に
よって、図1に示す基板供給手段8上に、各々が基板2
2を25枚ずつ収容した箱すなわちキャリア(図示せ
ず)が2つ載置される。なお、このキャリア内の各基板
22は、その主面同士が平行となるように、かつ各々が
直立した状態にて一定間隔で整列されている。
【0042】基板供給手段8上にキャリアが載せられる
と、該基板供給手段8が作動する。これによって、2つ
のキャリア内に収容されている合計50枚の各基板22
は、持ち上げられるようにして該キャリアの上方に押し
出され、保持手段24による保持可能位置に持ち来され
る。このとき、保持手段24はキャリアの直上にて待機
している。
【0043】この状態で、保持手段24が作動せられ、
該保持手段24が具備した挾持部材72〜75によって
各基板22が挾持される。
【0044】これに続き、図2及び図3に示すモータ3
8及びパルスモータ(図示せず)が適宜回転せられて可
動ベース29の水平移動と可動ポール45の昇降動作と
が行われ、各基板22はこれを保持した保持手段24と
共に、図1に示す経路Z3 →X6 →Z4 に沿って搬送さ
れ、処理槽9内の基板受台85上に載置され、該処理槽
9内に貯留された処理液9aに浸漬される。そして、保
持手段24による各基板22の保持状態が解除され、処
理液9aによる各基板22に対する処理、この場合、洗
浄が施される。なお、この洗浄時に、該処理槽9の下部
に取り付けられた振動子15が作動せられて該処理槽9
と共に内部の処理液9aが励振され、洗浄が効果的に行
われる。
【0045】上記の処理槽9における洗浄作業が終了す
ると、保持手段24は再び各基板22を保持する。続い
て、各基板22は、上述と同様にして図1に示す経路Z
3 →X7 →Z4 に沿って搬送され、処理槽10内の基板
受台85上に載置されて処理液10aによる洗浄が施さ
れる。この洗浄中、該処理槽10に取り付けられた振動
子16が作動する。
【0046】その後、各基板22は、図1に示す経路Z
3 →X8 →Z4 と、これに続く経路Z3 →X9 →Z4
順次辿って搬送され、各処理槽11及び12の処理液1
1a及び12aにより洗浄される。斯くして各基板22
の洗浄が完了し、基板22は回収される。この後、保持
手段24は、図1に示す経路Z3 →X10→Z4 を経て再
び基板供給手段8の直上の待機位置に戻される。
【0047】以下、上記した一連の動作が繰り返され、
基板供給手段8により順次供給される多数の基板につい
て洗浄が行われる。
【0048】ここで、上記保持手段24により保持され
た基板22が各処理槽9〜12に対して搬入、搬出され
る際の動作について、図9乃至図11をも参照しつつ詳
述する。但し、ここで説明する動作は各処理槽9〜12
において同様に行われる故、処理槽12における動作を
例にとって説明する。
【0049】まず、処理槽12に対する基板22の搬入
に際し、基板22は図1及び図9に示す経路Z4 に沿っ
て下降せられる。なお、前述したように、基板22の昇
降動作は、パルスモータ52(図3に図示)の作動によ
る可動ポール45の上下動にによる。図9において、こ
の経路Z4 について2つに分け、一方をα、一方をβに
て示している。このαは、基板22が処理槽12の直上
の最上方位置から基板受台85の近傍に至るまでの経路
を示し、βは、基板22が該近傍から基板受台85上に
載置されるまでの経路を示している。なお、該図から明
らかなように、基板22は、基板受台85上に載置され
た状態において、その上端が処理液12aの液面からe
だけ没するようになされている。
【0050】上記の経路αにおける基板22の下降速度
は比較的大きく、例えば250〜400mm/secに
設定される。そして、経路βにおいては減速され、例え
ば2〜20mm/secにて下降せられる。このよう
に、基板22を基板受台85に受け渡す際の速度を低速
とすることにより、基板22は基板受台85上に静かに
載置され、基板22の損傷等が防止される。また、載置
直前まで、すなわち経路αにおいては比較的高速にて下
降せられるので、搬送時間の短縮が達成される。
【0051】続いて、基板22の搬出に関しては下記の
ように行われる。
【0052】すなわち、搬出に際し、基板22は図1及
び図10に示す経路Z3 に沿って上昇せられる。図10
において、この経路Z3 について2つに分け、一方を
γ、他方をδにて示している。γは、基板受台85上に
載置されていた基板22が保持手段24(図1乃至図6
参照)により保持されて上昇し、その下端が処理液12
aの液面から出るまでの経路を示し、δは、基板22が
この位置から更に上昇せられて処理槽12の直上の最上
方位置に達するまでの経路を示している。
【0053】上記経路γにおいて、基板22は可動ポー
ル45の上昇によって極くゆっくりとした速度、例えば
1〜20mm/sec、好ましくは1〜2mm/sec
にて上方に引き上げられる。このようにゆっくりと基板
22を引き上げることによって、図11に示すように処
理液12aがその表面張力により基板22から剥離して
処理槽12内に残留する状態となり、引き上げと同時に
基板22の乾燥が完了する。
【0054】上記のようにして基板22の乾燥が完了す
ると、該基板22は後段の経路δに沿って例えば250
〜400mm/secにて上昇せられ、最上方位置に達
する。この後、回収される。
【0055】なお、上述した基板22の昇降動作におい
て、基板22が各位置に達したことの確認は、下記の構
成によりなされる。
【0056】すなわち、基板22の昇降は図3に示すパ
ルスモータ52の作動により行われるのであるが、例え
ば、このパルスモータ52が、その回転量に応じたパル
ス信号を発するエンコーダ(図示せず)を備えている。
制御部は、このエンコーダより発せられるパルス信号を
受けてこれを計数し、そのパルス数に基づいて送りねじ
46(図2、図3参照)による送り量を演算することに
より、保持手段24、従って、基板22の移動位置を知
る。但し、この他、図2及び図3に示す可動ベース29
の側部に複数の光センサ等を上下方向において所定距離
をおいて設けておき、保持手段24の構成部材等がこれ
ら光センサ等により検知されることにより該各センサよ
り発せられる信号によって基板22の位置を知るように
してもよい。
【0057】なお、上記のように基板22を乾燥させる
ための動作は、前段の処理槽9〜11においては不必要
とあればこれを行わず、最後に配置された処理槽12か
ら基板22を取り出す時にのみ行うようにしてもよい。
【0058】ところで、上記のように処理液の表面張力
を利用した基板22の乾燥においては、処理液の基板2
2からの円滑な剥離状態を維持することができる最大引
上速度は、種々の条件によって左右される。具体的に
は、基板22自体の処理液の剥離性や、処理液の加熱温
度による表面張力の変化などである。従って、扱われる
基板の材質、処理液の種類及びその加熱温度に応じて最
大引上速度を適宜設定することが行われる。この設定
は、前述した洗浄作業に先立ち、ある1枚の基板(同じ
材質のダミー基板でよい)を供試体として、これを洗浄
すべく装置を作動させ、該基板から処理液が充分に剥離
する速度を確認し、この速度以下とするのである。
【0059】因に、上記した実施例においては、処理槽
12内に貯留されている処理液12aはHot純水であ
り、60o C以下(60o C以上に加熱すると蒸気が発
生する故)に加熱されており、扱われる基板22はシリ
コンウェハーであるが、この条件の元においては最大約
2mm/secの引上速度とすることが可能である。
【0060】上記した自動処理装置においては、各基板
22を処理液に浸漬する際に、必然的に保持手段24も
処理液に浸る。よって、従来のようにこの保持手段24
を処理液から引き出すと該保持手段24の表面に比較的
多量の処理液が付着し、そのまま作業を続行すれば、保
持手段24に付着した処理液が別種の処理液に混入して
しまうことになる。そこで、基板22を保持していない
状態の保持手段24のみを処理液から引き出す際にも、
前述した基板22の引上げ乾燥時と同様に、極く低速に
て引き上げることが行われる。この引上げ速度は、基板
22を保持した状態のときと同じく、1〜20mm/s
ec、好ましくは1〜2mm/secに設定される。こ
のように低速にて保持手段24を引き上げることによっ
て、処理液がその表面張力により保持手段24から剥離
して処理槽内に残留する状態となり、引上げと同時に保
持手段24の乾燥が完了する。
【0061】上記したように、本発明に係る自動処理装
置においては、保持手段24の乾燥が、保持手段24を
単に低速にて処理液から取り出すのみで完了するから、
従来設けられている乾燥用気体噴射のための設備が全く
不要であり、何等消費するものもないから低コストであ
る。
【0062】また、保持手段24の引上速度の設定によ
って該保持手段24を完全に乾燥させることができるも
のである。
【0063】更に、当該自動処理装置がクリーンルーム
など、雰囲気の清浄度を維持すべき環境下に設置されよ
うとも、保持手段24の乾燥作業によって該雰囲気を乱
す恐れは皆無であるから、雰囲気は清浄に保たれる。
【0064】なお、上記実施例においては保持手段24
が各基板22を直接保持する場合を示しているが、各基
板22をカセット(図示せず)に収容させて該カセット
と共に浸漬洗浄を行う形式の自動処理装置に関しても本
発明を適用させることができる。
【0065】また、上述した保持手段24のみの引上げ
乾燥を行う際に使用される処理槽については、本実施例
において設けられた各処理槽9乃至12のうち純水を貯
留した処理槽12若しくは10を使用可能である他、該
各処理槽9乃至12とは別に、保持手段24の洗浄乾燥
用の処理槽(図示せず)を専用として設けてもよい。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による自動
処理装置においては、保持手段を極くゆっくりと引き上
げることによって処理液がその表面張力により該保持手
段から剥離して処理槽内に留まるようになし、乾燥させ
ている。かかる構成の故、保持手段を充分に且つ低コス
トにて乾燥させることができると共に、クリーンルーム
などにおいて清浄な環境を乱すことがないという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施例としての自動処理装置
の全体の縦断面図である。
【図2】図2は、図1に関するAーA断面図である。
【図3】図3は、図1に示した自動処理装置が具備する
搬送手段の正面図である。
【図4】図4は、図1に示した自動処理装置が具備する
保持手段の平面図である。
【図5】図5は、図4に関するBーB矢視図である。
【図6】図6は、図5に関するCーC矢視図である。
【図7】図7は、図4乃至図6に示した保持手段が具備
する挾持部材の正面図である。
【図8】図8は、図7に関するD−D断面図である。
【図9】図9は、図1に示した自動処理装置の動作説明
図である。
【図10】図10は、図1に示した自動処理装置の動作
説明図である。
【図11】図11は、図1に示した自動処理装置の動作
説明図である。
【図12】図12は、従来の自動処理装置の平面図であ
る。
【図13】図13は、図12に示した従来の装置が具備
する保持手段の縦断面図である。
【符号の説明】
9、10、11、12 処理槽 9a、10a、11a、12a 処理液 22 基板 24 保持手段 25 搬送手段 58 基体部 59、60 アーム部材 63、64 ハンガー部材 72、73、74、75 挾持部材 85 基板受台

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の基板を保持手段により保持して
    所定経路に沿って搬送する搬送手段を有し、前記基板を
    前記所定経路内で処理槽内に貯留された処理液により浸
    漬処理を行い、前記保持手段を処理液から引き出す際の
    搬送速度が、該処理液がその表面張力によって前記保持
    手段から剥離して処理槽内に留まるように設定されてい
    ることを特徴とする自動処理装置。
JP34781693A 1993-12-24 1993-12-24 自動処理装置 Pending JPH07183267A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000098313A (ja) * 1998-09-17 2000-04-07 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理方法および基板処理装置
CN111558580A (zh) * 2020-05-23 2020-08-21 张家港市科达超声有限公司 一种自动化移取多臂旋转式超声清洗机

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