JPH0718338B2 - 冷却液の注入方法および装置 - Google Patents

冷却液の注入方法および装置

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JPH0718338B2
JPH0718338B2 JP61200988A JP20098886A JPH0718338B2 JP H0718338 B2 JPH0718338 B2 JP H0718338B2 JP 61200988 A JP61200988 A JP 61200988A JP 20098886 A JP20098886 A JP 20098886A JP H0718338 B2 JPH0718338 B2 JP H0718338B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はラジエータに対する冷却液の注入方法および装
置に関し、一層詳細には、ラジエータ本体とリザーブタ
ンクに冷却液を注入する際に、先ず、ラジエータ本体内
部の空気を吸引すると共にリザーブタンクに所定量の冷
却液を注入し、次いで、負圧となったラジエータ本体に
冷却液を注入して当該ラジエータ本体内部に前記冷却液
を充満させた後、再度リザーブタンクに冷却液を注入さ
せることによって所定量の冷却液をラジエータ本体とリ
ザーブタンクに無駄なく短時間に注入し、しかも、その
注入作業を容易に行うことを可能とする冷却液の注入方
法および装置に関する。
一般に、密封された容器内に液体を充填する場合、注入
時間を短縮するために前記容器内の空気を予め吸引し、
当該容器内を負圧状態にした後に所定量の液体を注入す
る方法が採用されている。
前記のような注入方法は、自動車のエンジンに付設され
るラジエータに対して冷却液を注入する際にも適用さ
れ、そのための注入装置も種々開発されている(例え
ば、特公昭第53-45867号参照)。
ラジエータはラジエータ本体と当該ラジエータ本体の注
入口側方に設けた管路にオーバフローチューブを介して
接続されるリザーブタンクとによって構成されている。
この場合、前記リザーブタンクは合成樹脂により形成さ
れており、従って、その耐圧力が弱いため当該リザーブ
タンク内部を負圧にすることは実質的に不可能である。
そこで、ラジエータ本体とリザーブタンクとにより構成
されるラジエータに冷却液を注入する場合、前記ラジエ
ータ本体に冷却液を注入するノズルとリザーブタンクに
冷却液を注入するためのチューブを夫々個別に設け、各
々独立した注入装置で冷却液を注入するか、あるいは冷
却液の流路を切り換えて当該冷却液をラジエータ本体と
リザーブタンクに夫々注入する方法を用いている。
然しながら、前記のようにラジエータ本体とリザーブタ
ンクとに個別に冷却液を注入するためには、夫々専用の
セット装置等が必要となるばかりでなく、冷却液の注入
量をラジエータ本体とリザーブタンクとで別々に管理す
る必要がある。
すなわち、ラジエータ本体はその構造上、冷却液に対す
る容量のばら付きが生じ易い。そして、当該ラジエータ
本体には冷却液を十分に満たすのが一般的である。そこ
で、ラジエータ本体にはオーバフローを防止するための
手段が必要となり、また、リザーブタンクには所定量の
冷却液を注入するためのコントロール手段を設けること
になる。このため、ラジエータに冷却液を注入するため
の装置がその機構上複雑化すると共に、冷却液の注入量
の管理が大変に困難になるという欠点を露呈している。
本発明は前記の不都合を克服するためになされたもので
あって、ラジエータ本体と当該ラジエータ本体の注入口
側方に配設された管路からオーバフローチューブを介し
て連通されるリザーブタンクとに規定量の冷却液を注入
する際に、先ず、ラジエータ本体内部の空気を吸引して
当該ラジエータ本体内部を負圧にすると共に、前記オー
バフローチューブを介してリザーブタンクに予め所定量
の冷却液を注入し、次に、負圧となったラジエータ本体
内に冷却液を満杯に注入し、再度オーバフローチューブ
を介してリザーブタンクに残余の冷却液を注入すること
によって、ラジエータ本体の容量のばら付きにとらわれ
ることなく、容易且つ確実にしかも無駄なくラジエータ
本体を冷却液によって満杯にすることを可能とした冷却
液の注入方法および装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、ラジエータ本
体と当該ラジエータ本体と連通するリザーブタンクとか
らラジエータを構成し、前記ラジエータ本体とリザーブ
タンクが車両に搭載され、該ラジエータに規定量の冷却
液を注入する方法であって、 前記ラジエータ本体内を負圧にするとともに、前記リザ
ーブタンクに注入される冷却液の通路を開閉する第1の
開閉手段の開成作用下に該リザーブタンクに所定量の冷
却液を注入する第1の工程と、 前記ラジエータ本体内の負圧が所定圧に到達した時に負
圧作用を停止させ、前記ラジエータ本体に注入される冷
却液の通路を開閉する第2の開閉手段の開成作用下に該
ラジエータ本体内に冷却液を注入する第2の工程と、 前記ラジエータ本体に冷却液が満たされたことを検出
し、前記第1開閉手段を介して再度、前記リザーブタン
クに規定量の冷却液を注入する第3の工程と、 からなることを特徴とする。
さらに、本発明は、ラジエータ本体と当該ラジエータ本
体と連通するリザーブタンクとからラジエータを構成
し、前記ラジエータ本体とリザーブタンクが車両に搭載
され、該ラジエータに規定量の冷却液を注入するための
注入装置であって、 前記ラジエータ本体内と当該ラジエータ本体内の空気を
吸引する手段が接続されるポートとを連通する管体と、 前記リザーブタンクに注入される冷却液の通路を開閉す
る第1の開閉手段と、 前記ラジエータ本体に注入される冷却液の通路を開閉す
る第2の開閉手段と、 前記ラジエータ本体に形成される注入口と係合する注入
部と、 前記ラジエータ本体内に冷却液が満たされたことを検出
する検出手段と、 を備えることを特徴とする。
次に、本発明に係る冷却液の注入方法についてそれを実
施する装置との関係において好適な実施例を挙げ、添付
の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
第1図において、参照符号10は本発明に係る冷却液の注
入装置を示し、当該注入装置10はノズル本体部12を有
し、このノズル本体部12にはリザーブタンクに対して冷
却液を選択的に注入切り換えするための弁体を含む第1
のピストン部14と、ラジエータ本体およびリザーブタン
クに連結されて夫々に冷却液を注入するための注入部16
と、ラジエータ本体内部に対して冷却液を選択的に注入
切り換えするための第2のピストン部18とが装着されて
いる。ノズル本体部12の略中央部には当該ノズル本体部
12の一端部から他端部に指向して貫通する孔部20が穿設
される。実際、当該孔部20は前記ノズル本体部12の一端
部側に画成され大径部と小径部とを有する室22と他端部
側に画成される室24とを連通している。
当該室24は通路26の一端部と連通しており、当該通路26
の他端部は屈曲してポート28と連通している。当該ノズ
ル本体部12には前記孔部20と直交する方向に延在して通
路30が配設されており、当該通路30の一端部はポート32
と連通状態にある。なお、前記通路30の他端部は前記孔
部20に連通している。前記ノズル本体部12の一側部には
前記第1ピストン部14が嵌合する嵌合孔34が画成され
る。当該嵌合孔34は夫々直径の異なる凹部36a、36b、36
cにより形成され、凹部36bを形成する周面の一部には通
路38が連通し、当該通路38はポート40を介して外部と連
通状態にある。これと共に、凹部36aを形成する周面の
一部には通路42が画成され、当該通路42は前記室22に連
通している。
前記嵌合孔34には第1ピストン部14を構成する弁体収容
部材39が嵌合している。当該弁体収容部材39は前記嵌合
孔34の形状に対応して複数の段部を有する外形形状を呈
しており、その内部には大径部と小径部を有する室41が
形成される。この場合、弁体収容部材39の室41の小径部
を形成する一端部側には孔部43が穿設され、これによっ
て前記通路30と室41とを連通状態にすると共に、前記弁
体収容部材39の周壁面には前記通路38と通路42に対応す
るように孔部39a、39bが穿設される。
次に、前記室41には第1ピストン44が配設される。すな
わち、当該第1ピストン44のピストンロッドは一端側が
前記室41の小径部に摺動自在に嵌合すると共に、その先
端部はテーパ状に小径となって前記孔部43を開閉可能と
する弁体44aを構成している。一方、前記第1ピストン4
4の他端側には大径なフランジ部が形成され、実質的に
ピストン本体を構成する。前記フランジ部の外周壁面は
前記室41の内周壁面と摺動自在に当接しており、さらに
前記第1ピストン44のフランジ部にはコイルスプリング
46の一端側が圧接する。この場合、当該コイルスプリン
グ46の他端側は前記室41を閉塞するように嵌合孔34に係
合する蓋部材48と係合している。従って、前記コイルス
プリング46の押圧作用下に前記第1ピストン44は矢印A
方向に押圧され、前記孔部43をその弁体44aにより閉塞
する位置にあることが容易に諒解されよう。
一方、前記ノズル本体部12の一端側に形成される室22に
は前記注入部16を構成するスリーブ50が嵌合している。
この場合、当該スリーブ50は前記室22の小径部に嵌合す
る第1の円筒部50aと、室22の大径部に嵌合する第2の
円筒部50bと、フランジ部50cと、前記フランジ部50cか
ら延在する第3の円筒部50dと、前記第3円筒部50dより
小径のねじ部50eと、このねじ部50eの下方にある第4の
円筒部50fとから一体的に構成されている。前記ねじ部5
0eには注入部16を構成するナット部材52が螺合する。前
記ナット部材52には周回する凹部が形成され、当該凹部
にリング状のシール部材54が係合している。
次に、スリーブ50を構成する円筒部50fの先端部にはシ
ール部材56が外嵌し、当該シール部材56はラジエータ60
のラジエータ本体62に形成される注入口64と係合する。
この場合、当該シール部材56の端面により周溝66が画成
されており、当該周溝66は前記注入口64と連通状態にあ
る管路68およびオーバフローチューブ70を介して後述す
るリザーブタンクに連通している。さらに、前記スリー
ブ50には前記室22と周溝66とを連通するための複数個の
孔部72が穿設される。なお、第1円筒部50aにはその軸
線方向に延在して孔部74が穿設されている。当該孔部74
は実質的にノズル本体部12に穿設される孔部20と同軸的
且つ同径であり、当該孔部20および孔部74の内部には前
記第2ピストン部18を構成するピストンロッド75の先端
部に形成された弁体76が嵌合している。実際、当該弁体
76は円筒部50fの内周壁部と摺接している。当該ピスト
ンロッド75の中間部は一旦小径となって孔部74の内部に
延在し、再び大径となって前記ノズル本体部12に形成さ
れる室24の内部に臨む。室24の内部において前記ピスト
ンロッド75はピストン76aと一体的となる。当該ピスト
ン76aの外周壁面はOリング78を係合する。すなわち、
室24はピストン76aによって室24aと室24bとに分離され
ていることが容易に諒解されよう。さらに、当該ピスト
ン76aの他端側から延在するピストンロッド77はノズル
本体部12から突出して第2ピストン部18を形成するジョ
イント部材79の孔部80に嵌合している。前記ジョイント
部材79の孔部80の先端部にはポート82が形成されると共
に、当該ポート82の近傍には通路83が設けられ、この通
路83に臨むように前記ジョイント部材79に圧力センサ85
が設けられる。
ジョイント部材79にはフランジ部79aが形成され、当該
フランジ部79aの外周壁面にポート84を画成する。前記
ポート84は通路86を介して前記室24bに連通している。
なお、図中、参照符号76bはピストンロッド75、77を貫
通して前記ポート82に連通する吸引通路を示す。また、
参照符号89は冷却液、空気等の漏洩を阻止するために各
部位に配設されるOリングを示す。
本発明に係る冷却液の注入方法を実施するための注入装
置は基本的には以上のように構成されるものであり、次
にその配管系並びに制御系について説明する。
第2図において、参照符号90は注入する冷却液を貯留し
ているタンクを示し、当該タンク90の内部には冷却液を
送給するためのポンプ92の吸引用管路94が臨む。前記ポ
ンプ92の吐出側には管路96の一端側が接続され、管路96
の他端側は定量吐出装置98の吸入側に接続している。ま
た、当該定量吐出装置98の吐出側は管路100によって本
発明に係る冷却液の注入装置10に形成されるポート32に
連通する。注入装置10は前記オーバフローチューブ70を
介してラジエータ60を構成するリザーブタンク102に連
通すると共に、この注入装置10のポート82には管路104
の一端側が接続され、当該管路104の他端側は切換弁106
に接続される。また、前記切換弁106は管路108を介して
真空ポンプ110と連通している。なお、管路108はその途
上で分岐し圧力計114に接続される。この場合、定量吐
出装置98と注入装置10に組み込まれる弁体44a、76、圧
力センサ85および切換弁106は制御装置116によって制御
される。
次に、本発明の作用並びに効果について説明する。
先ず、第1図に示すように、注入装置10の注入部16をラ
ジエータ本体62に係合する。すなわち、注入部16を構成
するシール部材56を前記ラジエータ本体62の注入口64に
嵌合すると共に、ナット部材52に係着するシール部材54
を前記注入口64の上面部に密着させる。この場合、ナッ
ト部材52を螺回することによってシール部材54の位置を
前記注入口64に対応させて調節することが可能である。
そこで、第3図に示すように、ラジエータ本体62の内部
の空気を吸引すると共に、リザーブタンク102に冷却液
を所定量注入する。すなわち、真空ポンプ110と切換弁1
06を作動させることによってラジエータ本体62の内部に
存在する空気を吸引通路76bからポート82を介して吸引
する。これと共に、ポンプ92と定量吐出装置98を作動さ
せ、注入装置10に対して冷却液を送給する。その際、ポ
ート40から第1ピストン44を駆動するための圧力流体を
室41に供給する。これによって、第1ピストン44はコイ
ルスプリング46の押圧力に抗して矢印B方向に移動して
孔部43と通路42とを連通する。従って、ポート32から供
給される冷却液は通路30、孔部43、通路42、室22、孔部
72、周溝66、管路68およびオーバフローチューブ70を介
してリザーブタンク102に供給されることになる。
リザーブタンクに所定量(この場合、リザーブタンクの
最低規定量程度が望ましい)の冷却液が供給されると、
ポート40への圧力流体の供給を停止し、第1ピストン44
がコイルスプリング46の押圧作用下に孔部43を閉塞す
る。一方、ラジエータ本体62の内部の空気の吸引はさら
に連続して行われ、これは所定の負圧に達するまで継続
される。この時、定量吐出装置98は滅勢されていること
が第3図より容易に諒解されよう。
次いで、ラジエータ本体62内の圧力が所定の負圧に達す
ると、切換弁106が滅勢され真空引きを停止する。これ
と略同時にラジエータ本体62に今度は冷却液を注入する
作業が行われる。すなわち、定量吐出装置98を作動する
と共に、注入装置10のポート84を介して室24bにパイロ
ット圧用流体が供給され、これによってピストン76a
が、図において、下方に変位する。すなわち、弁体76
が、第1図に二点鎖線で示す位置まで変位する。この弁
体76の変位により前記定量吐出装置98からポート32に供
給される冷却液は通路30および孔部20を介してラジエー
タ本体62内に供給されるに至る。この時のラジエータ本
体62内の内圧の変化は吸引通路76bを介して圧力センサ8
5により検出される。そして、前記圧力センサ85により
ラジエータ本体62に冷却液が十分に供給されたことを検
出すると、その信号が制御装置116に送られ、これによ
って再びポート40および通路38を介して室41に圧力流体
が供給され、第1ピストン44が前記と同様に矢印B方向
に移動してリザーブタンクに冷却液が供給される。この
場合、ラジエータ本体62の冷却液が十分であることが検
出されると同時に室24bへのパイロット圧用流体の送給
が停止すると共に、ポート28、通路26を介して室24aに
パイロット圧用流体が供給される。これによって、ピス
トン76aが変位し、弁体76は、第1図に示す実線の位置
に復帰してラジエータ本体62への冷却液の供給を停止す
る。そして、リザーブタンク102に規定量の冷却液が注
入されると、ポート40へのパイロット圧用流体の供給が
停止され、これと同時に定量吐出装置98が滅勢されてラ
ジエータ60への冷却液の注入が完了する。
以上のように、本実施例によれば、ラジエータ本体62の
内部の空気を吸引すると共にリザーブタンク102への冷
却液の注入を行い、次いで、ラジエータ本体62の内部が
所定の負圧になると、ラジエータ本体62に冷却液を注入
する。さらに、当該ラジエータ本体62が冷却液によって
十分に満たされると再びリザーブタンク102へ冷却液を
注入するようにしている。このため、ラジエータ本体62
の容量のばら付きに左右されることなく所定量の冷却液
をラジエータ本体62とリザーブタンク102に対して注入
することが可能となる。また、注入装置としては、本発
明に係る注入装置10だけでラジエータ本体62とリザーブ
タンク102の両方に対して注入することが出来るため、
注入量の管理が正確且つ容易に行うことが出来る。
次に、本発明に係る冷却液の注入方法を実施する装置の
他の実施例について説明する。この場合、第4図におい
て、第1図と同一の参照符号は同一の構成要素を示すも
のであり、従って、その詳細な説明は省略する。
第1の実施例ではラジエータ本体62の冷却液の注入量を
検知するための手段として圧力センサ85を用いている
が、本実施例においては、第4図並びに第5図に示すよ
うに、注入装置10を構成する注入部16の内部に逆止め弁
118を配設している。すなわち、注入部16を構成するス
リーブ50に穿設される複数個の孔部72の中、いずれか1
つの孔部を大径にして室72aを設けると共に、シール部
材56に前記室72aと同軸的に孔部120を穿設している。こ
れによって周溝66とラジエータ本体62の内部とが連通状
態になる。そして、前記室72aに逆止め弁118を構成する
弁体122の一端側を遊嵌する。当該弁体122の他端側は周
溝66側へ突出してその先端部には半球状の頭部122aを形
成する。この場合、前記頭部122aは前記シール部材56に
穿設される孔部120に臨む。さらに、前記室72aにはコイ
ルスプリング124が配設され、このコイルスプリング124
の一端側は前記室72aを構成する端面部に当接し、他端
側は前記弁体122に外嵌してその端部は前記弁体122の頭
部122bに圧接している。従って、当該弁体122はコイル
スプリング124の押圧作用下にシール部材56に穿設され
る孔部120を閉塞している。
以上のように構成される注入装置10によってラジエータ
60に冷却液を注入する作用について説明する。
先ず、第1の実施例と同様の操作によってラジエータ本
体62の内部の空気を吸引すると共に、リザーブタンク10
2に冷却液を所定量供給し、さらにラジエータ本体62内
の空気の吸引終了後、ラジエータ本体62内に冷却液を供
給する。この場合、リザーブタンク102への冷却液の注
入は一旦停止されていることは謂うまでもない。そし
て、ラジエータ本体62に十分に冷却液が注入され、さら
に、当該ラジエータ本体62に冷却液を注入すると、当該
冷却液はオーバフローをして前記孔部120内に至る。こ
の結果、前記冷却液の液圧によって孔部120を閉塞して
いる弁体122がコイルスプリング124の押圧力に抗して変
位し、前記孔部120と周溝66とが連通状態になり、結
局、前記オーバフローした冷却液は周溝66から管路68お
よびオーバフローチューブ70を介してリザーブタンク10
2に注入される。このようにしてリザーブタンク102に規
定量の冷却液が注入されると第1の実施例と同様の作用
で弁体76が復帰し、ラジエータ60への冷却液の注入作業
が終了する。
以上のように、本実施例によれば、第1の実施例と同様
に、ラジエータ本体62とリザーブタンク102に対して所
定量の冷却液を注入することが出来る。そして、その効
果についても第1の実施例と略同一であるが、本実施例
によれば、オーバフローの検知手段を逆止め弁によって
機械的に行っているため、制御装置116の構成が簡略化
出来るという利点も得られる。
以上のように、本発明によれば、ラジエータ本体とリザ
ーブタンクによって構成されるラジエータに冷却液を注
入する際に、先ず、ラジエータ本体内の空気を吸引する
と共に、リザーブタンクへ所定量の冷却液を注入し、次
に、ラジエータ本体内に冷却液を注入しラジエータ本体
を十分に満たし、さらに、余剰の冷却液を再びリザーブ
タンクに注入するようにしている。この場合、前記作用
は単体の注入装置で行われる。このため、1つのノズル
でラジエータ本体とリザーブタンクとに冷却液を注入す
ることが可能となると共に、ラジエータ本体の容量のば
ら付きにとらわれず無駄なく確実にラジエータ本体に冷
却液を満たし、さらに、リザーブタンクに規定量の冷却
液を注入することも可能となる。また、前記ラジエータ
液の注入量の管理も非常に容易となり且つ注入装置自体
が単体であるため、装置全体としても簡略化出来るとい
う利点が得られる。
以上、本発明について好適な実施例を挙げて説明した
が、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに
設計の変更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る冷却液の注入装置を示す一部省略
縦断面図、 第2図は本発明に係る冷却液の注入装置の接続説明図、 第3図は本発明に係る冷却液の注入方法を説明するタイ
ムチャート、 第4図は本発明に係る冷却液の注入装置の他の実施例を
示す一部省略縦断面図、 第5図は第4図に示す冷却液の注入装置の接続説明図で
ある。 10……注入装置、12……ノズル本体部 14、18……ピストン部、22、24……室 44……ピストン、46……コイルスプリング 50……スリーブ、54、56……シール部材 60……ラジエータ、62……ラジエータ本体 70……オーバフローチューブ 76……弁体、102……リザーブタンク

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラジエータ本体と当該ラジエータ本体と連
    通するリザーブタンクとからラジエータを構成し、前記
    ラジエータ本体とリザーブタンクが車両に搭載され、該
    ラジエータに規定量の冷却液を注入する方法であって、 前記ラジエータ本体内を負圧にするとともに、前記リザ
    ーブタンクに注入される冷却液の通路を開閉する第1の
    開閉手段の開成作用下に該リザーブタンクに所定量の冷
    却液を注入する第1の工程と、 前記ラジエータ本体内の負圧が所定圧に到達した時に負
    圧作用を停止させ、前記ラジエータ本体に注入される冷
    却液の通路を開閉する第2の開閉手段の開成作用下に該
    ラジエータ本体内に冷却液を注入する第2の工程と、 前記ラジエータ本体に冷却液が満たされたことを検出
    し、前記第1開閉手段を介して再度、前記リザーブタン
    クに規定量の冷却液を注入する第3の工程と、 からなることを特徴とする冷却液の注入方法。
  2. 【請求項2】ラジエータ本体と当該ラジエータ本体と連
    通するリザーブタンクとからラジエータを構成し、前記
    ラジエータ本体とリザーブタンクが車両に搭載され、該
    ラジエータに規定量の冷却液を注入するための注入装置
    であって、 前記ラジエータ本体内と当該ラジエータ本体内の空気を
    吸引する手段が接続されるポートとを連通する管体と、 前記リザーブタンクに注入される冷却液の通路を開閉す
    る第1の開閉手段と、 前記ラジエータ本体に注入される冷却液の通路を開閉す
    る第2の開閉手段と、 前記ラジエータ本体に形成される注入口と係合する注入
    部と、 前記ラジエータ本体内に冷却液が満たされたことを検出
    する検出手段と、 を備えることを特徴とする冷却液の注入装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の装置において、ラジエータ
    本体に形成される注入口と係合する注入部は、第2開閉
    手段に外嵌するスリーブ部材と、当該スリーブ部材の先
    端部に配設され実質的にラジエータの注入口と係合する
    第1のシール部材と、前記スリーブ部材の略中央部にナ
    ット部材を介して装着される第2のシール部材とからな
    ることを特徴とする冷却液の注入装置。
  4. 【請求項4】請求項2または3記載の装置において、ラ
    ジエータ本体に注入される冷却液の通路を開閉する第2
    開閉手段は、パイロット圧用流体の流体圧によって往復
    動するピストンと当該ピストンの移動に伴って変位し前
    記通路とラジエータ本体内部を連通閉塞する弁体とから
    なることを特徴とする冷却液の注入装置。
  5. 【請求項5】請求項2乃至4のいずれか1項に記載の装
    置において、リザーブタンクに注入される冷却液の通路
    を開閉する第1開閉手段は、弾性体の押圧作用下に前記
    通路を閉塞し、パイロット圧用流体の流体圧により開動
    作するピストンとこのピストンのロッド先端に設けられ
    た弁体とからなることを特徴とする冷却液の注入装置。
  6. 【請求項6】請求項2乃至5のいずれか1項に記載の装
    置において、ラジエータ本体内に冷却液が満たされたこ
    とを検出する手段は、前記ラジエータ本体内に連通して
    いるポートに接続され、前記ラジエータ本体内の圧力を
    検出するセンサであることを特徴とする冷却液の注入装
    置。
  7. 【請求項7】請求項2乃至5のいずれか1項に記載の装
    置において、ラジエータ本体内に冷却液が満たされたこ
    とを検出する手段は、前記ラジエータ本体に形成される
    注入口と係合する注入部の内部に設けられ、前記冷却液
    の液圧によって作動する逆止め弁であることを特徴とす
    る冷却液の注入装置。
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