JPH0718450A - 薄膜形成方法 - Google Patents

薄膜形成方法

Info

Publication number
JPH0718450A
JPH0718450A JP18875193A JP18875193A JPH0718450A JP H0718450 A JPH0718450 A JP H0718450A JP 18875193 A JP18875193 A JP 18875193A JP 18875193 A JP18875193 A JP 18875193A JP H0718450 A JPH0718450 A JP H0718450A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thin film
substrate
film forming
powder
molecular compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP18875193A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Ota
謙一 太田
Atsushi Nakajima
淳 中島
Yukio Ono
幸夫 大野
Takashi Ishiguro
隆 石黒
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taiyo Yuden Co Ltd filed Critical Taiyo Yuden Co Ltd
Priority to JP18875193A priority Critical patent/JPH0718450A/ja
Publication of JPH0718450A publication Critical patent/JPH0718450A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Physical Deposition Of Substances That Are Components Of Semiconductor Devices (AREA)
  • Chemical Vapour Deposition (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 安定した霧を成膜室に送ることができ、これ
によって再現性よく所望の特性を有する薄膜を形成す
る。 【構成】 高温下で熱分解し、さらに反応する複数の分
子からなる分子化合物(molecular compound)の結晶粉
末12を、予め基体17の表面に敷きつめ、ヒータ19
で基体17を加熱することにより、同結晶粉末12を加
熱し、これを熱分解し、分解した分子を互いに反応させ
て、基体17の表面に薄膜を形成する。原料となる分子
化合物は、少なくとも結晶水(water of crystallizati
on)と金属塩化物とで構成される化合物が好適である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、互いに反応する複数の
分子からなる分子化合物を、基体の表面で熱分解し、さ
らに反応させて、薄膜抵抗体等の薄膜を形成する方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】サーメット膜などの高抵抗値の薄膜抵抗
体は、通常、スパッタ法を用いて形成される。しかし、
スパッタ法は真空下で成膜を行うため、高価な設備が必
要となり、広面積に成膜する場合、コストが増大すると
いう問題があった。そこで、原料の溶液を霧化し、これ
を加熱した基体に当てて、同基体の表面に薄膜を形成す
る化学的霧化堆積法(CMD法)により成膜することが
試みられている。
【0003】図2は、このような化学的霧化堆積法(C
MD法)により薄膜を形成する装置の例である。ここで
は、原料溶液が原料霧化容器1に収納され、その原料霧
化容器1の底に設けた超音波振動子2により原料溶液が
原料霧化容器1内で霧化される。他方、成膜室4は、排
気容器3の中に収められ、その上部に霧導入口9が設け
られている。表面に薄膜を形成基体5は、成膜室4の底
部においてサセプタ6の上に保持され、下からヒータ7
によって所定の温度に加熱される。
【0004】原料霧化容器1には、窒素ガス等のキャリ
アガスを供給する配管と、前記成膜室4の霧導入口9と
接続された霧供給配管とが接続されており、矢印で示す
ように、原料霧化容器1にキャリアガスを送り込むと、
そこで発生した霧が成膜室4に送り出される。この霧
は、成膜室4の下方に送り出され、基体5の表面に接触
し、酸素や水蒸気と反応し、そこに薄膜を形成する。薄
膜を形成しなかった霧やキャリアガスは、成膜室4の下
方からその外に出て、排気容器3からダンパ8を通して
排気される。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】このようにして、
化学的霧化堆積法(CMD法)により薄膜を形成するに
当り、得られる薄膜の特性は、原料溶液の濃度、霧粒子
の径、原料溶液の霧化量、キャリアガスの流量、および
基体の表面温度などで決定され、これらが所定の状態に
ないと、所望の特性を有する薄膜を再現性よく形成する
ことができない。特に、キャリアガスで霧を成膜室4に
送る場合は、キャリアガスの温度や湿度がきわめて重要
である。
【0006】しかしながら、特にキャリアガスの湿度管
理を厳密に行うことは困難であった。そこで本発明は、
以上の課題に鑑み、安定した霧を成膜室に送ることがで
き、これによって再現性よく所望の特性を有する薄膜の
形成が可能な薄膜形成方法を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、前記の目的を
達成するため、本発明では、高熱下で熱分解し、反応す
る複数の成分からなる分子化合物を基体の表面で熱分解
し、反応させて、基体上に薄膜を形成する薄膜形成方法
であって、基体の表面に前記分子化合物の結晶粉末を敷
き、基体の表面で同結晶粉末を加熱して熱分解し、反応
させることを特徴とする薄膜形成方法を提供する。この
場合、分子化合物の結晶粉末は、少なくとも結晶水と金
属塩化物とを含む化合物からなるものがよい。
【0008】
【作 用】本発明による薄膜形成方法では、基体の表面
に敷かれた分子化合物すなわち、2種以上の安定な分子
同士が直接結合した化合物のうち、比較的容易に元の成
分に分解できるものの結晶粉末が、高温下で熱分解され
る。この分解された分子あるいは雰囲気が、高温下で互
いに反応して膜となるような化合物を選択しておくこと
により、CMD法と同様に基体上に薄膜を形成すること
ができる。特に、抵抗体となる金属酸化物薄膜を形成す
る場合、結晶水と金属塩化物とを含む化合物を選択する
ことにより、高温下で微粉末中の金属塩化物が分離し、
結晶水中の酸素と金属とが反応して、金属酸化物薄膜を
容易に形成することができる。
【0009】そして、このような方法では、溶媒を用い
ないため、溶媒の蒸発により基板から奪われる気化熱に
よる影響を受けず、形成される薄膜の特性変動が防止で
きる。また、薄膜に不純物をドーピングして薄膜の抵抗
値を上げようとする場合、不純物の粉末を前記結晶粉末
に混入することにより、導入される不純物の粉末の径を
自由に選択できるようになる。このため、高抵抗値の薄
膜抵抗体を得ることができる。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例について、図面を参照
しながら詳細に説明する。図1に、本発明を実施するた
めの装置の例を示す。この図に示すように、表面に薄膜
を形成しようとする基体17は、成膜室16の底部にお
いてサセプタ18の上に保持され、下からヒータ19に
よって所定の温度に加熱される。成膜室16内で発生す
る水蒸気等の気体は、ダンパ21を通して排気される。
【0011】本発明では、このような薄膜形成装置を用
い、高温下で熱分解し、さらに反応する複数の分子から
なる分子化合物(molecular compound)の結晶粉末12
を、予め基体17の表面に敷きつめ、ヒータ19で基体
17を加熱することにより、同結晶粉末12を加熱し、
これを熱分解し、分解した分子を互いに反応させて、基
体17の表面に薄膜を形成する。
【0012】なお、分子化合物の結晶粉末12は、予め
基体17の表面に敷きつめず、予め所定の温度に加熱さ
れた基体17の表面上に、結晶粉末を均一に散布して薄
膜を形成することもできる。原料となる分子化合物は、
少なくとも結晶水(water of crystallization)と金属
塩化物とで構成される化合物が好適である。
【0013】次に、本発明のより具体的な実施例につい
て説明する。 (実施例1)平均粒径が約100μmのSnCl4・5
2Oの微粉末を用意し、これをガラス基板上に均一に
敷きつめた後、同基板を加熱炉に入れ、約500℃で5
分間加熱した。その結果、シート抵抗値が1kΩ/□の
SnO2 薄膜が形成された。さらに、前記SnCl4
5H2Oの微粉末に代えて、表1に示す分子化合物の微
粉末を使用し、前記と同様の方法により、各々表1に示
す薄膜を形成することができる。
【0014】
【表1】
【0015】(実施例2)平均粒径が約100μmのS
nCl4・5H2Oの微粉末に、平均粒径が約100μm
のSbの微粉末を表2の割合で均一に混合し、これをガ
ラス基板上に均一に敷きつめた後、同基板を加熱炉に入
れ、約500℃で5分間加熱した。その結果、表2に示
すような抵抗値を有するSbがドープされたSnO2
膜が形成された。
【0016】
【表2】
【0017】さらに、前記Sbの微粉末に代えて、In
Cl3・4H2O、NF4F:HF、FeCl3・6H2
の微粉末を混合して薄膜を形成して薄膜を形成した。そ
の結果、混合した割合に応じて、抵抗値が異なる薄膜を
得ることができた。
【0018】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明は、溶媒の蒸
発に伴う気化熱の影響を排除することができ、これによ
って再現性よく所望の特性を有する薄膜の形成が可能な
薄膜形成方法を提供することするができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である薄膜形成方法を実施する
ための装置の例の概略系統図である。
【図2】従来例である薄膜形成方法を実施するための薄
膜形成装置の概略系統図である。
【符号の説明】
12 分子化合物の微粉末 16 成膜室 17 基体 18 サセプタ 19 ヒータ
フロントページの続き (72)発明者 石黒 隆 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽誘 電株式会社内

Claims (2)

    【整理番号】 050234−01 【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高熱下で分解し、互いに反応する複数の
    成分からなる分子化合物を基体の表面で熱分解し、さら
    に反応させて、基体上に薄膜を形成する薄膜形成方法で
    あって、基体の表面に前記分子化合物の結晶粉末を敷
    き、基体の表面で同結晶粉末を加熱して熱分解し、反応
    させることを特徴とする薄膜形成方法。
  2. 【請求項2】 分子化合物の結晶粉末が、少なくとも結
    晶水と金属塩化物とを含む化合物からなることを特徴と
    する前記請求項1に記載の薄膜形成方法。
JP18875193A 1993-06-30 1993-06-30 薄膜形成方法 Withdrawn JPH0718450A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18875193A JPH0718450A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 薄膜形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18875193A JPH0718450A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 薄膜形成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0718450A true JPH0718450A (ja) 1995-01-20

Family

ID=16229138

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18875193A Withdrawn JPH0718450A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 薄膜形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0718450A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6261389B1 (en) 1997-04-30 2001-07-17 Nippon Piston Ring Co., Ltd. Synchronizer ring

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6261389B1 (en) 1997-04-30 2001-07-17 Nippon Piston Ring Co., Ltd. Synchronizer ring

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2046111C1 (ru) Способ нанесения покрытия из оксида металла на стеклянную подложку
US5173327A (en) LPCVD process for depositing titanium films for semiconductor devices
US4975299A (en) Vapor deposition process for depositing an organo-metallic compound layer on a substrate
US5049409A (en) Method for metal or metal compounds inserted between adjacent graphite layers
US5750188A (en) Method for forming a thin film of a non-stoichiometric metal oxide
EP0617142A1 (en) Preparation of silica thin films
US3899557A (en) Hollow semiconductor bodies and method of producing the same
JPH0718450A (ja) 薄膜形成方法
JP3611640B2 (ja) 第8族元素類の成膜法およびこれに使用する原料化合物
JP3093070B2 (ja) Cvd薄膜形成装置
US3985917A (en) Method of depositing material on a heated substrate
JPH07180059A (ja) 基体上に硼燐化シリカガラスを付着する装置および方法
JP2671384B2 (ja) 金属化合物の形成装置
JP3833337B2 (ja) Cvd装置における基板加熱装置
Kaufmann et al. Metalorganic chemical vapour deposition of oriented ZnO films
JPH076263U (ja) 薄膜形成装置
JPH04180566A (ja) 薄膜形成装置
US3804664A (en) Process for chemical vapor deposition of zirconium carbide
JP2003160865A (ja) 有機金属化学蒸着法用ルテニウム化合物及び該化合物により得られたルテニウム含有薄膜
JPH0645888B2 (ja) 堆積膜形成法
US3985919A (en) Vapor deposition of cermet layers
JP3285897B2 (ja) 酸化物超電導体製造用cvd原料の気化方法および気化装置
JPS60178618A (ja) 薄膜形成法
JP2631381B2 (ja) 炭化アルミニウムの製造方法
US3223552A (en) Method for producing thin titano-ceramic film

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000905