JPH0718482Y2 - ストレートコレット - Google Patents
ストレートコレットInfo
- Publication number
- JPH0718482Y2 JPH0718482Y2 JP2429990U JP2429990U JPH0718482Y2 JP H0718482 Y2 JPH0718482 Y2 JP H0718482Y2 JP 2429990 U JP2429990 U JP 2429990U JP 2429990 U JP2429990 U JP 2429990U JP H0718482 Y2 JPH0718482 Y2 JP H0718482Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- stopper
- screw shaft
- tool
- collet
- Prior art date
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- Gripping On Spindles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ミーリングチャック等に小径の工具を装着す
る場合に使用されるストレートコレット、特に工具の軸
方向位置を調整するための工具位置決め用螺軸を備え
た、所謂アジャスタブル・スレートコレット、に関する
ものである。
る場合に使用されるストレートコレット、特に工具の軸
方向位置を調整するための工具位置決め用螺軸を備え
た、所謂アジャスタブル・スレートコレット、に関する
ものである。
(従来の技術) 上記のようなアジャスタブル・ストレートコレットは、
第7図に示すように、軸心と平行な縮径用スリット1が
周方向複数箇所に形成されたコレット本体2の後端部
に、貫通ねじ孔3を同心状に備えたストッパー4を螺嵌
装着し、当該貫通ねじ孔3に工具位置決め用螺軸5を螺
嵌貫通して成るものである。
第7図に示すように、軸心と平行な縮径用スリット1が
周方向複数箇所に形成されたコレット本体2の後端部
に、貫通ねじ孔3を同心状に備えたストッパー4を螺嵌
装着し、当該貫通ねじ孔3に工具位置決め用螺軸5を螺
嵌貫通して成るものである。
然して上記のストレートコレットは、コレット本体2の
工具保持孔6に挿入した工具の後端を前記工具位置決め
用螺軸5の内端5aで受け止めさせた状態でミーリングチ
ャックに嵌合し、当該ミーリングチャックにより前記コ
レット本体2を締めつけて縮径させ、当該コレット本体
2に工具を固定すると同時にミーリングチャックにコレ
ット本体2を固定して使用されるものであって、コレッ
ト本体2から突出する工具の突出長さは、前記工具位置
決め用螺軸5をストッパー4に対し正逆回転させて出し
入れすることにより調整し得るものである。
工具保持孔6に挿入した工具の後端を前記工具位置決め
用螺軸5の内端5aで受け止めさせた状態でミーリングチ
ャックに嵌合し、当該ミーリングチャックにより前記コ
レット本体2を締めつけて縮径させ、当該コレット本体
2に工具を固定すると同時にミーリングチャックにコレ
ット本体2を固定して使用されるものであって、コレッ
ト本体2から突出する工具の突出長さは、前記工具位置
決め用螺軸5をストッパー4に対し正逆回転させて出し
入れすることにより調整し得るものである。
このようなアジャスタブル・ストレートコレットに於い
ては、加工時の振動等で前記工具位置決め用螺軸5が不
測に回転すると、その内端5aによる工具後端受け止め位
置が変動することになるので、位置調整後に前記螺軸5
をストッパー4に固定しておく必要がある。このため従
来のアジャスタブル・ストレートコレットでは、図示の
ようにストッパー4に、内端を工具位置決め用螺軸5の
周面に圧接させ得るサイドロックねじ7を螺嵌装着する
か又は、ストッパー4から突出する前記螺軸5にロック
ナットを螺嵌させていた。
ては、加工時の振動等で前記工具位置決め用螺軸5が不
測に回転すると、その内端5aによる工具後端受け止め位
置が変動することになるので、位置調整後に前記螺軸5
をストッパー4に固定しておく必要がある。このため従
来のアジャスタブル・ストレートコレットでは、図示の
ようにストッパー4に、内端を工具位置決め用螺軸5の
周面に圧接させ得るサイドロックねじ7を螺嵌装着する
か又は、ストッパー4から突出する前記螺軸5にロック
ナットを螺嵌させていた。
(考案が解決しようとする課題) 上記のようにサイドロックねじ7やロックナットを使用
する構造では、部品点数が増えてコスト高になるばかり
でなく、これらサイドロックねじ7やロックナットの締
め付けにより工具位置決め用螺軸5が、横側方から押圧
されたり軸方向に引っ張られて微妙に運動し、工具受け
止め位置である内端5aの角度や位置が微妙に変化して、
調整後の工具突出量が変化してしまう恐れがある。又、
サイドロックねじ7を使用する構造では、当該サイドロ
ックねじ7の内端で工具位置決め用螺軸5の雄ねじを変
形させてしまって、再使用時に支障を来す恐れもあっ
た。
する構造では、部品点数が増えてコスト高になるばかり
でなく、これらサイドロックねじ7やロックナットの締
め付けにより工具位置決め用螺軸5が、横側方から押圧
されたり軸方向に引っ張られて微妙に運動し、工具受け
止め位置である内端5aの角度や位置が微妙に変化して、
調整後の工具突出量が変化してしまう恐れがある。又、
サイドロックねじ7を使用する構造では、当該サイドロ
ックねじ7の内端で工具位置決め用螺軸5の雄ねじを変
形させてしまって、再使用時に支障を来す恐れもあっ
た。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記のような従来の問題点を解決するために、
コレット本体の後端に螺嵌装着されたストッパーの貫通
ねじ孔に、工具後端を受け止める工具位置決め用螺軸を
螺嵌貫通させて成るストレートコレットに於いて、前記
ストッパーを合成樹脂製とし、このストッパーの前記貫
通ねじ孔に於ける軸方向一部分の雌ねじを、他の部分よ
りも前記螺軸の雄ねじに対する摩擦抵抗が大きくなるよ
うに変形させてあるストレートコレットを提案するもの
である。
コレット本体の後端に螺嵌装着されたストッパーの貫通
ねじ孔に、工具後端を受け止める工具位置決め用螺軸を
螺嵌貫通させて成るストレートコレットに於いて、前記
ストッパーを合成樹脂製とし、このストッパーの前記貫
通ねじ孔に於ける軸方向一部分の雌ねじを、他の部分よ
りも前記螺軸の雄ねじに対する摩擦抵抗が大きくなるよ
うに変形させてあるストレートコレットを提案するもの
である。
(実施例) 以下に本考案の一実施例を添付の例示図に基づいて説明
する。
する。
第1図〜第3図に示すように、軸心と平行な縮径用スリ
ット10が周方向複数箇所に形成されたコレット本体11の
後端部に、ジュラコン等の合成樹脂により成形され且つ
貫通ねじ孔12を同心状に備えたストッパー13を螺嵌装着
し、前記貫通ねじ孔12に工具位置決め用螺軸心14を螺嵌
貫通させている。15はストッパー13の先端外周部に形成
した雄ねじ部であって、コレット本体11の後端内周部に
形成された雌ねじ部16に螺嵌する。17はストッパー13の
後端面直径方向2箇所に形成した回転操作用工具孔であ
り、18は工具位置決め用螺軸14の外端に形成した回転操
作用工具孔である。
ット10が周方向複数箇所に形成されたコレット本体11の
後端部に、ジュラコン等の合成樹脂により成形され且つ
貫通ねじ孔12を同心状に備えたストッパー13を螺嵌装着
し、前記貫通ねじ孔12に工具位置決め用螺軸心14を螺嵌
貫通させている。15はストッパー13の先端外周部に形成
した雄ねじ部であって、コレット本体11の後端内周部に
形成された雌ねじ部16に螺嵌する。17はストッパー13の
後端面直径方向2箇所に形成した回転操作用工具孔であ
り、18は工具位置決め用螺軸14の外端に形成した回転操
作用工具孔である。
然して前記工具位置決め用螺軸14の廻り止めとして、従
来のようなサイドロックねじやロックナットを使用せ
ず、前記ストッパー13の貫通ねじ孔12に於ける軸方向一
部分、即ち内端から適当長さの部分L1の雌ねじ19を、他
の部分L2の雌ねじ20よりも前記螺軸14の雄ねじに対する
摩擦抵抗が大きくなるように変形させている。
来のようなサイドロックねじやロックナットを使用せ
ず、前記ストッパー13の貫通ねじ孔12に於ける軸方向一
部分、即ち内端から適当長さの部分L1の雌ねじ19を、他
の部分L2の雌ねじ20よりも前記螺軸14の雄ねじに対する
摩擦抵抗が大きくなるように変形させている。
具体的には、第4図に示すように前記一部分L1の雌ねじ
19の有効径D21が、他の部分L2の雌ねじ20の有効径D22
よりも小さくなるように、内径やフランク角度は変えな
いで、雌ねじ19の山部19aの軸方向厚さを雌ねじ20の山
部20aの軸方向厚さよりも厚くしている。
19の有効径D21が、他の部分L2の雌ねじ20の有効径D22
よりも小さくなるように、内径やフランク角度は変えな
いで、雌ねじ19の山部19aの軸方向厚さを雌ねじ20の山
部20aの軸方向厚さよりも厚くしている。
上記のような有効径の異なる2種類の雌ねじ19,20から
成る貫通ねじ孔12は、数値制御工作機械を使用して簡単
に加工することが出来るが、簡便な方法としては、例え
ば第5図に示すように、雌ねじ20を形成するために使用
するタップ22の先端から適当長さの領域Sに於ける山部
23の両側面23a,23bを研削して、当該山部23の軸方向厚
さを薄くしておき、このタップ22を使用して前記ストッ
パー13の貫通孔内周面に外端側からねじ切り加工を施す
のであるが、当該タップ22に於ける前記領域S内の山部
23の全てがストッパー13の内端側から突出する位置まで
ストッパー13に対しタップ22を進ませるのではなく、図
示のように前記雌ねじ19を形成すべき部分L1に前記領域
S内の山部23が位置する状態でタップ22の送り込みを停
止し、タップ22を逆転させて引き抜く。この結果、前記
部分L1には、領域S内の山部23により有効径D21の小な
る雌ねじ19が形成され、前記領域S以外の山部24により
有効径D22の大なる雌ねじ20が形成されることになる。
この方法によれば、タップ22の送り込み量を加減するだ
けで、有効径D21の小なる雌ねじ18が形成される部分L1
の軸方向長さを任意に調整することが出来る。
成る貫通ねじ孔12は、数値制御工作機械を使用して簡単
に加工することが出来るが、簡便な方法としては、例え
ば第5図に示すように、雌ねじ20を形成するために使用
するタップ22の先端から適当長さの領域Sに於ける山部
23の両側面23a,23bを研削して、当該山部23の軸方向厚
さを薄くしておき、このタップ22を使用して前記ストッ
パー13の貫通孔内周面に外端側からねじ切り加工を施す
のであるが、当該タップ22に於ける前記領域S内の山部
23の全てがストッパー13の内端側から突出する位置まで
ストッパー13に対しタップ22を進ませるのではなく、図
示のように前記雌ねじ19を形成すべき部分L1に前記領域
S内の山部23が位置する状態でタップ22の送り込みを停
止し、タップ22を逆転させて引き抜く。この結果、前記
部分L1には、領域S内の山部23により有効径D21の小な
る雌ねじ19が形成され、前記領域S以外の山部24により
有効径D22の大なる雌ねじ20が形成されることになる。
この方法によれば、タップ22の送り込み量を加減するだ
けで、有効径D21の小なる雌ねじ18が形成される部分L1
の軸方向長さを任意に調整することが出来る。
上記のような有効径の異なる2種類の雌ねじ19,20から
成る貫通ねじ孔12に、第6図に示すように前記雌ねじ20
に適合する有効径の雄ねじ25を有する工具位置決め用螺
軸14を螺嵌貫通させると、螺軸14の内端14aが部分L1に
進入するまでは、雌ねじ20の有効径D22とこれより若干
小なる有効径の雄ねじ25とが咬合するのであるから比較
的軽く螺軸14を螺進させることが出来るが、螺軸14の内
端14aが部分L1に進入すると、有効径D21の小なる雌ね
じ19と前記雄ねじ25とが咬合することになるので、両者
間の軸方向の間隙はなくなり、雌ねじ19の山部19aに於
ける両側フランク19b,19cと雄ねじ25の山部25aに於ける
両側フランク25b,25cとが図示のように密着摺接するこ
とになる。換言すれば、このような状況となるように前
記部分L1に於ける雌ねじ19の有効径D21は、併用される
前記螺軸14の雄ねじ25に於ける有効径と同一か又は若干
小さめに設定される。然して、前記雌ねじ19はジュラコ
ン等の合成樹脂製であって弾性を有するものであるか
ら、前記のように雌ねじ19と雄ねじ25とがフランク19b,
19cとフランク25a,25bに於いて互いに圧着状態となるよ
うな状況に於いても、螺軸14の回転抵抗が著しく増大す
るだけで、それに打ち勝つだけの回転操作力を与えれ
ば、雌ねじ19及び雄ねじ25を損傷させることなく螺軸14
を正逆回転させて軸方向に出し入れすることが出来る。
成る貫通ねじ孔12に、第6図に示すように前記雌ねじ20
に適合する有効径の雄ねじ25を有する工具位置決め用螺
軸14を螺嵌貫通させると、螺軸14の内端14aが部分L1に
進入するまでは、雌ねじ20の有効径D22とこれより若干
小なる有効径の雄ねじ25とが咬合するのであるから比較
的軽く螺軸14を螺進させることが出来るが、螺軸14の内
端14aが部分L1に進入すると、有効径D21の小なる雌ね
じ19と前記雄ねじ25とが咬合することになるので、両者
間の軸方向の間隙はなくなり、雌ねじ19の山部19aに於
ける両側フランク19b,19cと雄ねじ25の山部25aに於ける
両側フランク25b,25cとが図示のように密着摺接するこ
とになる。換言すれば、このような状況となるように前
記部分L1に於ける雌ねじ19の有効径D21は、併用される
前記螺軸14の雄ねじ25に於ける有効径と同一か又は若干
小さめに設定される。然して、前記雌ねじ19はジュラコ
ン等の合成樹脂製であって弾性を有するものであるか
ら、前記のように雌ねじ19と雄ねじ25とがフランク19b,
19cとフランク25a,25bに於いて互いに圧着状態となるよ
うな状況に於いても、螺軸14の回転抵抗が著しく増大す
るだけで、それに打ち勝つだけの回転操作力を与えれ
ば、雌ねじ19及び雄ねじ25を損傷させることなく螺軸14
を正逆回転させて軸方向に出し入れすることが出来る。
上記のようにしてストッパー13の内端から螺軸14を所要
長さ突出させ、第1図に仮想線で示すようにコレット本
体11の工具保持孔26に挿入した工具27の後端を前記螺軸
14の内端14aに当接させることにより、コレット本体11
からの当該工具27の突出長さが決まることになる。換言
すれば、コレット本体11からの前記工具27の当接長さ
は、前記のように螺軸14を正逆回転操作してストッパー
13に対し当該螺軸14を軸方向に出し入れすることによ
り、任意に調整することが出来る。このように工具27を
セットしたコレットは、ミーリングチャック28に挿入
し、当該ミーリングチャック28でコレット本体11を締め
付けることにより、当該コレット本体11をミーリングチ
ャック28に固定すると同時に、当該コレット本体11を縮
径させて工具保持孔26内の工具27を締め付けて固定し、
当該工具27による加工作業を行うことが出来る。
長さ突出させ、第1図に仮想線で示すようにコレット本
体11の工具保持孔26に挿入した工具27の後端を前記螺軸
14の内端14aに当接させることにより、コレット本体11
からの当該工具27の突出長さが決まることになる。換言
すれば、コレット本体11からの前記工具27の当接長さ
は、前記のように螺軸14を正逆回転操作してストッパー
13に対し当該螺軸14を軸方向に出し入れすることによ
り、任意に調整することが出来る。このように工具27を
セットしたコレットは、ミーリングチャック28に挿入
し、当該ミーリングチャック28でコレット本体11を締め
付けることにより、当該コレット本体11をミーリングチ
ャック28に固定すると同時に、当該コレット本体11を縮
径させて工具保持孔26内の工具27を締め付けて固定し、
当該工具27による加工作業を行うことが出来る。
然して、前記工具27の後端を受け止めている工具位置決
め用螺軸14は、前記のようにストッパー13に対する回転
抵抗が非常に大きいので、加工作業時の振動等で不測に
回転する恐れは皆無である。このストッパー13に対する
螺軸14の回転抵抗は、前記雌ねじ19の有効径D21が一定
ならば軸方向の山部19aの数、即ち雌ねじ19を有する部
分L1の軸方向長さ、に比例するので、必要な螺軸14の廻
り止め効果が得られるように前記部分L1の軸方向長さを
決めれば良い。
め用螺軸14は、前記のようにストッパー13に対する回転
抵抗が非常に大きいので、加工作業時の振動等で不測に
回転する恐れは皆無である。このストッパー13に対する
螺軸14の回転抵抗は、前記雌ねじ19の有効径D21が一定
ならば軸方向の山部19aの数、即ち雌ねじ19を有する部
分L1の軸方向長さ、に比例するので、必要な螺軸14の廻
り止め効果が得られるように前記部分L1の軸方向長さを
決めれば良い。
又、前記部分L2の雌ねじ20は、前記螺軸14が横方向に大
きな外力を受けたときの倒れを防止する部分や、前記螺
軸14が軸方向に過大な外力を受けたときに当該外力を受
け止める部分として機能する。
きな外力を受けたときの倒れを防止する部分や、前記螺
軸14が軸方向に過大な外力を受けたときに当該外力を受
け止める部分として機能する。
尚、上記実施例のように、前記ストッパー13の貫通ねじ
孔12に於ける軸方向一部分L1の雌ねじ19の有効径D21
を、他の部分L2の雌ねじ20の有効径D22よりも小さくし
た場合は、雌ねじ19と螺軸14側の雄ねじ25との間の密着
面が広くなり、螺軸14の回転抵抗の調整が容易となるば
かりでなく、反復使用に伴う雌ねじ側の塑性変形が少な
く、長期間にわたって所期の廻り止め効果を良好に維持
し得る。しかしながら、軸方向一部分L1の雌ねじ19を、
他の部分よりも前記螺軸14の雄ねじ25に対する摩擦抵抗
が大きくなるように変形させる具体方法は、上記実施例
の方法に限定されるわけではなく、例えば雌ねじ19の谷
の径を小さくして、螺軸14側の雄ねじ25の山頂部が前記
雌ねじ19の谷部に食い込むようにしても良いし、雌ねじ
19に於ける山部19aの両側フランク19b,19cをテーパーね
じのように左右非対称に傾斜させることも出来る。また
ガスねじのようなテーパねじとすることも可能である。
更に、雌ねじ19のピッチを変えることも可能である。
孔12に於ける軸方向一部分L1の雌ねじ19の有効径D21
を、他の部分L2の雌ねじ20の有効径D22よりも小さくし
た場合は、雌ねじ19と螺軸14側の雄ねじ25との間の密着
面が広くなり、螺軸14の回転抵抗の調整が容易となるば
かりでなく、反復使用に伴う雌ねじ側の塑性変形が少な
く、長期間にわたって所期の廻り止め効果を良好に維持
し得る。しかしながら、軸方向一部分L1の雌ねじ19を、
他の部分よりも前記螺軸14の雄ねじ25に対する摩擦抵抗
が大きくなるように変形させる具体方法は、上記実施例
の方法に限定されるわけではなく、例えば雌ねじ19の谷
の径を小さくして、螺軸14側の雄ねじ25の山頂部が前記
雌ねじ19の谷部に食い込むようにしても良いし、雌ねじ
19に於ける山部19aの両側フランク19b,19cをテーパーね
じのように左右非対称に傾斜させることも出来る。また
ガスねじのようなテーパねじとすることも可能である。
更に、雌ねじ19のピッチを変えることも可能である。
(考案の作用及び効果) 以上のように本考案のストレートコレットによれば、工
具位置決め用螺軸が螺嵌貫通する貫通ねじ孔を有するス
トッパーを合成樹脂製とし、前記貫通ねじ孔に於ける軸
方向一部分の雌ねじを、他の部分よりも前記螺軸の雄ね
じに対する摩擦抵抗が大きくなるように変形させたの
で、前記雌ねじの材質に起因する弾性を利用して前記螺
軸の回転抵抗を適度に大きくし、前記螺軸が加工中の振
動等により不測に回転するのを確実に阻止することが出
来る。従って、前記螺軸の廻り止め手段としてのサイド
ロックねじや袋ナット等を省くことが出来、前記ストッ
パーが合成樹脂製であることと相俟って、軽量化とコス
トダウンを図ることが出来るばかりでなく、サイドロッ
クねじや袋ナット等で前記螺軸をロックする場合のよう
に、位置調整後の螺軸の内端の位置や角度がロック作用
により微妙に変化する恐れは皆無となるので、工具の位
置決め精度を高めることも出来る。
具位置決め用螺軸が螺嵌貫通する貫通ねじ孔を有するス
トッパーを合成樹脂製とし、前記貫通ねじ孔に於ける軸
方向一部分の雌ねじを、他の部分よりも前記螺軸の雄ね
じに対する摩擦抵抗が大きくなるように変形させたの
で、前記雌ねじの材質に起因する弾性を利用して前記螺
軸の回転抵抗を適度に大きくし、前記螺軸が加工中の振
動等により不測に回転するのを確実に阻止することが出
来る。従って、前記螺軸の廻り止め手段としてのサイド
ロックねじや袋ナット等を省くことが出来、前記ストッ
パーが合成樹脂製であることと相俟って、軽量化とコス
トダウンを図ることが出来るばかりでなく、サイドロッ
クねじや袋ナット等で前記螺軸をロックする場合のよう
に、位置調整後の螺軸の内端の位置や角度がロック作用
により微妙に変化する恐れは皆無となるので、工具の位
置決め精度を高めることも出来る。
更に本考案によれば、前記貫通ねじ孔に於ける軸方向一
部分の雌ねじを工具位置決め用螺軸の廻り止めに利用す
るのであるから、当該貫通ねじ孔の全長は長くしておい
て、前記螺軸の廻り止めに利用される部分以外の雌ねじ
部分は、前記螺軸が横方向に大きな外力を受けたときの
倒れを防止する部分や、前記螺軸が軸方向に過大な外力
を受けたときに当該外力を受け止める部分として機能さ
せることが出来るので、前記貫通ねじ孔を有するストッ
パーが合成樹脂製であって弾性を有するものであるにも
拘わらず、過大な外力が工具位置決め用螺軸に作用して
も雌ねじが破損するような恐れの少ない、安定性の高い
ストレートコレットとして活用出来る。
部分の雌ねじを工具位置決め用螺軸の廻り止めに利用す
るのであるから、当該貫通ねじ孔の全長は長くしておい
て、前記螺軸の廻り止めに利用される部分以外の雌ねじ
部分は、前記螺軸が横方向に大きな外力を受けたときの
倒れを防止する部分や、前記螺軸が軸方向に過大な外力
を受けたときに当該外力を受け止める部分として機能さ
せることが出来るので、前記貫通ねじ孔を有するストッ
パーが合成樹脂製であって弾性を有するものであるにも
拘わらず、過大な外力が工具位置決め用螺軸に作用して
も雌ねじが破損するような恐れの少ない、安定性の高い
ストレートコレットとして活用出来る。
第1図は一部縦断側面図、第2図はストッパーの斜視
図、第3図はストッパーの一部縦断側面図、第4図はス
トッパーに於ける貫通ねじ孔の要部を示す縦断側面図、
第5図は同貫通ねじ孔とこれを加工するタップとを示す
要部の縦断側面図、第6図は同貫通ねじ孔とこれに螺嵌
する螺軸とを示す要部の縦断側面図、第7図は従来構造
を示す一部縦断側面図である。 2,11…コレット本体、3,12…貫通ねじ孔、4,13…ストッ
パー、5,14…工具位置決め用螺軸、19,20…雌ねじ、19
a,20a…雌ねじ山部、22…タップ、23,24…タップの雄ね
じ山部、25…螺軸の雄ねじ、25a…雄ねじ山部、27…工
具、28…ミーリングチャック、D21…雌ねじ19の有効
径、D22…雌ねじ20の有効径。
図、第3図はストッパーの一部縦断側面図、第4図はス
トッパーに於ける貫通ねじ孔の要部を示す縦断側面図、
第5図は同貫通ねじ孔とこれを加工するタップとを示す
要部の縦断側面図、第6図は同貫通ねじ孔とこれに螺嵌
する螺軸とを示す要部の縦断側面図、第7図は従来構造
を示す一部縦断側面図である。 2,11…コレット本体、3,12…貫通ねじ孔、4,13…ストッ
パー、5,14…工具位置決め用螺軸、19,20…雌ねじ、19
a,20a…雌ねじ山部、22…タップ、23,24…タップの雄ね
じ山部、25…螺軸の雄ねじ、25a…雄ねじ山部、27…工
具、28…ミーリングチャック、D21…雌ねじ19の有効
径、D22…雌ねじ20の有効径。
Claims (2)
- 【請求項1】コレット本体の後端に螺嵌装着されたスト
ッパーの貫通ねじ孔に、工具後端を受け止める工具位置
決め用螺軸を螺嵌貫通させて成るストレートコレットに
於いて、前記ストッパーを合成樹脂製とし、このストッ
パーの前記貫通ねじ孔に於ける軸方向一部分の雌ねじ
を、他の部分よりも前記螺軸の雄ねじに対する摩擦抵抗
が大きくなるように変形させてあるストレートコレッ
ト。 - 【請求項2】前記ストッパーの貫通ねじ孔に於ける軸方
向一部分の雌ねじの有効径を、他の部分の有効径よりも
小さくしてある請求項に記載のストレートコレット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2429990U JPH0718482Y2 (ja) | 1990-03-09 | 1990-03-09 | ストレートコレット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2429990U JPH0718482Y2 (ja) | 1990-03-09 | 1990-03-09 | ストレートコレット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03117512U JPH03117512U (ja) | 1991-12-04 |
| JPH0718482Y2 true JPH0718482Y2 (ja) | 1995-05-01 |
Family
ID=31527268
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2429990U Expired - Lifetime JPH0718482Y2 (ja) | 1990-03-09 | 1990-03-09 | ストレートコレット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0718482Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019136831A (ja) * | 2018-02-13 | 2019-08-22 | エヌティーツール株式会社 | 保持装置 |
-
1990
- 1990-03-09 JP JP2429990U patent/JPH0718482Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019136831A (ja) * | 2018-02-13 | 2019-08-22 | エヌティーツール株式会社 | 保持装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03117512U (ja) | 1991-12-04 |
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