JPH07184856A - 内視鏡用光源装置 - Google Patents

内視鏡用光源装置

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Publication number
JPH07184856A
JPH07184856A JP5330146A JP33014693A JPH07184856A JP H07184856 A JPH07184856 A JP H07184856A JP 5330146 A JP5330146 A JP 5330146A JP 33014693 A JP33014693 A JP 33014693A JP H07184856 A JPH07184856 A JP H07184856A
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JP
Japan
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light
lamp
light source
endoscope
source device
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Withdrawn
Application number
JP5330146A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Noguchi
利昭 野口
Isamu Karasawa
勇 唐沢
Tsuguhisa Sasai
嗣久 笹井
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の角度から照明して観察を行う場合にお
いても、少ない人員で操作を可能とし、操作性及び操作
効率良く内視鏡観察を実行する。 【構成】 光源装置1は、2つの点灯装置2,3及びラ
ンプ5,6を有し、スコープコネクタ11,12を介し
て硬性鏡16,17のライトガイドケーブル14,15
に光を供給できるようになっている。また、点灯装置
2,3及びシャッタ9,10を制御する制御部4が設け
られ、制御部4は外部に設けられたフットスイッチ19
と接続されている。フットスイッチ19の操作により、
制御部4によって点灯装置2,3及びシャッタ9,10
を制御し、2つの光出力の切替え及び光量制御が行える
ようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内視鏡装置において使
用され複数の光源を備えた内視鏡用光源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡を用いて被処置部位を観察しなが
ら手技を行う経内視鏡的手術が近年行われるようになっ
ている。例えば経内視鏡的胆嚢摘出術などでは、被処置
部位をより良好に観察できるように、複数の角度から被
処置部位を照明して観察することが望まれている。
【0003】複数の角度から観察を行うために、従来は
複数の光源装置と複数の内視鏡(硬性鏡、軟性鏡等)を
用いて複数方向から照明し観察するようにしている。し
かし、このような構成を用いて手技を行う場合は、光源
装置を複数台準備する必要があり、設備のコストも高く
なるばかりではなく、狭い手術室では邪魔になって手術
がやりにくい場合があるなどの問題点があった。また、
複数の光源装置を操作するために、操作を行う看護婦等
も多くの人数が必要となっていた。
【0004】また、例えば特開昭64−5527号公報
には、一つもしくは二つの光源を有し、該光源から分岐
された一方の光が落射照明用の内視鏡に出力され、もう
一方の光が透過照明用の内視鏡に出力されるよう構成さ
れた装置が開示されている。この装置では、切替手段に
より前記二つの光出力を切り替えるようになっている
が、光源の光出力切り替え操作を複数の人員で操作しな
くてはならないという問題点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、複数
の角度から照明して観察を行うために、複数の光源装置
を用いたり光源装置における複数の光出力を切り替える
ような構成が採られているが、従来の構成では、複数の
光出力を操作する場合に、操作が煩雑で複数の人員によ
り操作する必要があり、内視鏡観察や手術を行うために
多くの人員が必要となるという問題点があった。
【0006】本発明は、これらの事情に鑑みてなされた
もので、複数の角度から照明して観察を行う場合におい
ても、少ない人員で操作が可能で、操作性及び操作効率
良く内視鏡観察を実行できる内視鏡用光源装置を提供す
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による内視鏡用光
源装置は、内視鏡に観察用照明光を供給する光源装置で
あって、複数の光出力を有する光供給手段と、前記光供
給手段の複数の光出力を制御する光出力制御手段とを該
光源装置本体に備え、前記光出力制御手段を該光源装置
の外部より制御する外部操作制御手段を設けたものであ
る。
【0008】
【作用】前記構成において、外部操作制御手段によっ
て、光源装置の外部より光出力制御手段を制御し、光供
給手段の複数の光出力を制御する。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明の第1実施例に係る内視鏡用光源装
置を含む内視鏡装置の全体構成を示す構成説明図であ
る。
【0010】光源装置1には、第1ランプ5を点灯させ
るための第1点灯装置2と、第2ランプ6を点灯させる
ための第2点灯装置3とが設けられ、各ランプにランプ
駆動電力をそれぞれ供給するようになっている。第1ラ
ンプ5の前方には、第1ランプ5から出た光を集光させ
るための第1レンズ7と、前記第1ランプ5から出た光
を遮断する第1シャッタ9とが設けられ、さらに光源装
置1本体の前面パネルには前記第1ランプ5から出た光
をライトガイドに導くための第1スコープコネクタ11
が設けられている。第1スコープコネクタ11には第1
ライトガイドケーブル(LGケーブル)14が接続さ
れ、第1ランプ5からの照明光がライトガイド端面に入
射するようになっている。また同様に、第2ランプ6の
前方には、第2ランプ6から出た光を集光させるための
第2レンズ8と、前記第2ランプ6から出た光を遮断す
る第2シャッタ10とが設けられ、さらに装置本体の前
面パネルには前記第2ランプ6から出た光をライトガイ
ドに導くための第2スコープコネクタ12が設けられて
いる。第2スコープコネクタ12には第2ライトガイド
ケーブル(LGケーブル)15が接続され、第2ランプ
6からの照明光がライトガイド端面に入射するようにな
っている。
【0011】前記第1LGケーブル14は、他端が第1
硬性鏡16に接続され、第1硬性鏡16に照明光を供給
し患者18の体腔内を照明するようになっている。ま
た、前記第2LGケーブル15は、他端が第2硬性鏡1
7に接続され、第2硬性鏡17に照明光を供給し前記第
1硬性鏡16とは異なる角度より患者18の体腔内を照
明するようになっている。
【0012】また、光源装置1には、前記第1点灯装置
2及び第2点灯装置3の点灯動作と、前記第1シャッタ
9及び第2シャッタ10の開閉動作を制御する制御部4
が設けられ、さらに光源装置1本体の後面には前記制御
部4と接続されるスイッチコネクタ13が設けられてい
る。このスイッチコネクタ13には、例えばフットスイ
ッチ19が接続されるようになっている。
【0013】前記シャッタ9,10は、例えば絞りの羽
根を有して構成され、絞りの羽根により減光率が可変で
きるようになっている。なお、シャッタは出射光の全て
を遮蔽する遮蔽板を設け、遮蔽板をランプの光路中に挿
脱するような構成としても良い。
【0014】制御部4は、前記フットスイッチ19の踏
む回数もしくは踏んでいる時間に応じて、前記第1シャ
ッタ9及び第2シャッタ10の開口比率を可変する機能
を有しており、フットスイッチ19の操作により手動的
に出射光量を制御可能となっている。本実施例の場合、
フットスイッチ19の右ペダルは第1シャッタ9を、左
ペダルは第2シャッタ10を各々制御するように構成さ
れている。また、フットスイッチ19において同時に両
方のペダルを踏むことにより、ランプの点灯のオン−オ
フを制御できる構成になっている。
【0015】なお、前記制御部4は、点灯装置の動作の
み制御する構成としても良いし、シャッタのみを制御す
る構成としても良い。また、図1においてフットスイッ
チ19のペダルは2個としているが、これは必要な機
能、仕様に応じて幾つ設けても良い。
【0016】次に、本実施例の光源装置を備えた内視鏡
装置を用いて、経内視鏡的手術を行う際の動作、作用に
ついて説明する。
【0017】一般的に、経内視鏡的胆嚢摘出術等の手術
では、硬性鏡の接眼部に図示しない外付けカメラ装置の
カメラヘッドを接続し、テレビモニタにて患者16の腹
腔内部を観察しながら手技を行う。
【0018】光源装置1本体に電源が投入されると、第
1点灯装置2及び第2点灯装置3が動作し、制御部4の
制御に基づき、フットスイッチ19の両方のペタルを踏
むことにより第1ランプ5,第2ランプ6が点灯する。
このときには、例えば2台の外付けカメラシステムによ
りそれぞれ撮像された2台の硬性鏡16,17の観察画
像がモニタに表示される。
【0019】この状態において、例えばフットスイッチ
19の右ペダルを踏むと、制御部4により第1シャッタ
9が制御されて第1ランプ5からの出射光量が調整さ
れ、第1硬性鏡16にて観察している画像の明るさを調
整することができる。また、左ペダルを踏むと制御部4
により第2シャッタ10が制御されて第2ランプ6から
の出射光量が調整され、第2硬性鏡17にて観察してい
る画像の明るさを調整することができる。
【0020】本実施例では、1台の光源装置で複数の光
出力を得て複数の部位の照明、観察が可能で、複数の内
視鏡を同時に使用した観察を行うことができ、この場合
においても、前記のような複数の光源の操作を術中の術
者は手を使わずに一人で容易に操作できるため、一人の
術者が処置、治療をしながら複数の光源装置における観
察画像の明るさなどを適正に制御することができ、内視
鏡観察や内視鏡的手術における人員の削減を達成するこ
とができる。よって、内視鏡装置使用時の効率良い人員
配置ができ、操作性及び操作効率良く内視鏡観察を実行
できる。
【0021】図2は本発明の第2実施例に係る内視鏡用
光源装置を含む内視鏡装置の全体構成を示す構成説明図
である。
【0022】第2実施例は第1実施例の構成に自動調光
機能を追加したものである。第1実施例と異なる構成に
ついてのみ説明する。
【0023】光源装置21には、第1,第2それぞれの
ランプからの出射光の光路中においてレンズとスコープ
コネクタとの間に出射光を連続的もしくは断続的に制御
する第1絞り22,第2絞り23が設けられている。こ
れらの絞りは、絞り羽根を有して構成され、絞り羽根に
より出射光量を調整できるようになっている。前記絞り
22,23はそれぞれ第1絞り駆動手段24,第2絞り
駆動手段25に接続されており、さらにこれらの絞り駆
動手段24,25は光源装置内に設けられた調光制御手
段26に接続され、調光制御手段26によって駆動制御
されるようになっている。
【0024】前記調光制御手段26は、光源装置21の
前面パネルに設けられた調光設定手段27に接続され、
この調光設定手段27により自動調光時の明るさを適度
に設定でき、2つの硬性鏡16,17における照明光量
及び画像明るさの設定をそれぞれで調整できるようにな
っている。
【0025】本実施例では、図2において、1台の外付
けカメラ装置が光源装置に接続され、一方の内視鏡にカ
メラヘッドが接続された場合の構成例を示している。外
付けカメラ装置のカメラコントロールユニット(CC
U)28は、硬性鏡の接眼部に装着するカメラヘッド2
9を接続しており、また、信号線を介してモニタ30及
び光源装置21にそれぞれ接続されている。
【0026】光源装置21には、外付けカメラ装置から
の画像の輝度信号を調光制御手段26に入力するための
調光信号コネクタ31と、前記制御部4に光出力の制御
信号を入力するための光出力制御信号コネクタ32とが
設けられている。それぞれのコネクタ31,32にはC
CU28からの調光ケーブル33,制御信号ケーブル3
4が接続され、光源装置21とCCU28との間で信号
伝達が行われるようになっている。なお、光出力制御信
号コネクタ32には第1実施例のフットスイッチを接続
しても良い。
【0027】外付けカメラのカメラヘッド29には、前
記光出力制御信号を出力するためのスイッチ35が設け
られている。術中に術者が光出力を制御したい場合に、
前記スイッチ35を操作することにより光出力制御信号
がカメラヘッド29から信号ケーブル36を介してCC
U28に入力され、制御信号ケーブル34を通り光源装
置21の制御部4に送られるようになっている。
【0028】本実施例の光源装置を備えた内視鏡装置を
用いて、経内視鏡的手術を行う際には、光源装置21本
体の電源を投入して第1点灯装置2及び第2点灯装置3
を動作させて2個のランプ5,6を点灯し、また外付け
カメラ装置のCCU28の電源を投入する。
【0029】本実施例では第1硬性鏡16にカメラヘッ
ド29が接続されており、カメラヘッド29により撮像
された第1硬性鏡16による画像を基にCCU28で画
像の明るさを表す調光信号が生成され、光源装置21の
調光制御手段26に入力される。そして、調光設定手段
27により設定された調光レベルを基に調光制御手段2
6において第1絞り制御手段24及び第1絞り22の制
御がなされ、第1ランプ5からの出射光が所定光量とな
るよう自動調光が行われ、第1硬性鏡16における観察
画像が適当な明るさに制御される。また、第2硬性鏡1
7においては、調光設定手段27により適当な値に設定
された調光レベルを基に手動調光により調光制御手段2
6において第2絞り制御手段25及び第2絞り23の制
御がなされ、第2ランプ6からの出射光が調整されて第
2硬性鏡17における照明光量が適当な明るさに制御さ
れる。
【0030】この場合、第1硬性鏡16は観察部位を正
面より照明し、第2硬性鏡17は別の角度から照明して
いる。従って、従来の一つの光源による装置などでは影
になって観察できない部位においても第2硬性鏡17に
より照明されるため観察可能になる。
【0031】また、第1硬性鏡16の観察下に反射率の
高い被写体がある場合は、前記カメラヘッド29に設け
られているスイッチ35を操作することにより、光出力
制御信号を制御部4に出力して第1絞り制御手段24及
び第1絞り22を制御し、第1硬性鏡16からの照明光
が遮断もしくは減光され主に第2硬性鏡17からの照明
光により照明されるように出射光を切り替えることがで
き、第2硬性鏡17からの照明光により観察できる。よ
って、簡単に一人の術者の操作により適正な画像を得る
ことができる。
【0032】このように本実施例では、複数の光源の制
御及び操作を一人の術者により処置、治療をしながら容
易に行うことができるため、内視鏡観察や内視鏡的手術
における人員を削減でき、操作性及び操作効率良く内視
鏡観察を実行できる。また、複数の光源装置を制御する
ことができるので、影になる部分など通常観察しにくい
部位も容易に観察することができる。
【0033】図3は本発明の第3実施例に係る内視鏡用
光源装置を含む内視鏡装置の全体構成を示す構成説明図
である。
【0034】第3実施例は第2実施例の変形例であり、
2台の外付けカメラを接続した場合の構成例である。第
2実施例と異なる構成についてのみ説明する。
【0035】本実施例では、外付けカメラ装置として第
1CCU28及び第2CCU37が設けられ、これらの
CCUには信号ケーブル36,38を介してそれぞれカ
メラヘッド29,39が接続されている。カメラヘッド
39が接続される第2硬性鏡17には、操作部にスイッ
チ40が設けられており、第2LGケーブル15を介し
て光源装置41の制御部4へ制御信号を送出できるよう
になっている。
【0036】光源装置41には2つの調光信号コネクタ
31,42が設けられている。これらの調光信号コネク
タ31,42にはそれぞれ第1CCU28からの調光ケ
ーブル33、第2CCU37からの調光ケーブル43が
接続され、各CCUで得られた調光信号が調光制御手段
26へ伝達されるようになっている。カメラヘッド29
のスイッチ35または第2硬性鏡17のスイッチ40の
操作による光出力制御信号は、制御部4に入力されると
共に調光制御手段26にも入力され、前記2台のCCU
28,37からの調光信号を選択切り替え可能になって
いる。
【0037】第1CCU28及び第2CCU37は、そ
れぞれBNCケーブル等からなる画像制御ケーブル4
4,45を介してビデオミキサ46に接続されており、
ビデオミキサ46へ画像信号及び画像切替え制御信号を
送出し、ビデオミキサ46を制御してモニタ30に所望
の観察画像を表示するようになっている。このとき、カ
メラヘッド29のスイッチ35の操作による制御信号に
よってビデオミキサ46が制御され、モニタ30上に2
台のCCU28,37からの画像を切り替え表示する
か、もしくは同時に表示可能となっている。
【0038】前記構成の内視鏡装置の動作状態におい
て、ここでは2つの外付けカメラ装置が同時に動作しモ
ニタ30上に2つの画像が同時表示されていると仮定す
る。この状態で第1硬性鏡16の画像のみを表示したい
場合は、カメラヘッド29のスイッチ35を操作する
と、光出力制御信号が制御部4に出力されて第2点灯装
置3が制御され、第2硬性鏡17側の第2ランプ6から
の出射光が停止もしくは減光の動作となり、主に第1硬
性鏡16においてのみ照明光が出射される。さらに同時
にビデオミキサ46が制御されて画像が切り替えられ、
モニタ30上には第1硬性鏡16の画像のみが表示され
る。この場合、同時に調光制御手段26も制御され、第
1CCU28からの調光信号のみにより自動調光制御が
行われる。
【0039】前記画像切替動作は、第2硬性鏡17に設
けられたスイッチ40によっても同様に操作可能であ
る。このようにカメラヘッド29のスイッチ35または
第2硬性鏡17のスイッチ40を操作することにより、
複数の内視鏡から出射する照明光の制御、自動調光の切
替え制御、及び複数の内視鏡及びカメラ装置で得られた
観察画像の切替え制御を容易に行うことができる。ま
た、ビデオミキサを制御することによりモニタ上での画
像を自由に表示切替え制御できるため、術中に適宜観察
したい部位を選択することができる。
【0040】本実施例では、複数のカメラ装置を同時に
使用し、一つの光源装置より複数の照明光を出射して複
数の部位の観察が可能であり、この場合においても、術
者は単独で硬性鏡を操作しながら光源装置及び外付けカ
メラ装置を制御でき、自由に複数の出射光を切り替え、
かつ複数の角度からの観察画像も切り替えることができ
るので、内視鏡を用いた手術が効率良く行えるだけでな
く人員の削減も大幅に行うことが可能となる。
【0041】なお、本実施例の構成は、ファイバスコー
プと外付けカメラ装置とを用いた装置に限らず、CCD
等の撮像素子を備えた電子内視鏡を用いた場合において
も同様に適用することができる。
【0042】以下の実施例に内視鏡と光焼灼プローブと
を同時に使用可能とした光源装置を含む内視鏡装置の構
成例を示す。
【0043】内視鏡装置において、外付けカメラ装置を
用いるなどして観察能力が向上するにつれて、経内視鏡
的に体内の病変部を処置する技術も普及し、被処置部位
の内視鏡観察を行いながら高周波焼灼装置などを用いて
治療処置が行われている。病変部を処置する装置とし
て、光による光凝固装置が提案されており、出血部位を
止血する方法として効果を上げている。
【0044】内視鏡により観察しながら経内視鏡的に光
凝固を行う場合は、内視鏡に加えて光源装置と光凝固装
置とが必要となる。しかし、これらの装置を別体で設け
る場合には、多くの費用を負担しなければならない、狭
い治療室のスペースを占有して処置に支障をきたす恐れ
がある、別々の装置の操作制御を行う必要があるため操
作が煩雑で操作しにくい場合があるなどの問題点があ
る。そこで、同一の光源装置で内視鏡観察と光凝固処置
の両方を可能とし、装置の小型化、操作性の向上を実現
できる装置の例を第4及び第5実施例に示す。
【0045】図4ないし図7は本発明の第4実施例に係
り、図4は内視鏡用光源装置を含む内視鏡装置の全体構
成を示す構成説明図、図5は図4の光源装置における光
分割手段の詳細構成を示す構成説明図、図6は通常の内
視鏡観察時の動作を説明する動作波形図、図7は光焼灼
時の動作を説明する動作波形図である。
【0046】第4実施例は、硬性鏡に外付けカメラ装置
を接続した場合の構成例である。光源装置51は、硬性
鏡52のライトガイドと光焼灼による凝固処置(光凝固
処置)を行うための光焼灼プローブ53とが接続され、
硬性鏡52及び光焼灼プローブ53に光を供給できるよ
うになっている。硬性鏡52の接眼部にはCCU54に
接続されたカメラヘッド54が取り付けられ、CCU5
4にはモニタ56が接続されており、硬性鏡52による
観察画像を撮像し、モニタ56に画像信号を送出して観
察画像を表示するようになっている。また、CCU54
は調光ケーブル57を介して光源装置51に接続され、
光源の出射光量を制御するための調光信号を光源装置5
1へ送出するようになっている。
【0047】光源装置51には、硬性鏡52及び光焼灼
プローブ53に光を供給するためのランプ58と、前記
ランプ58を点灯させるための点灯装置59とが設けら
れている。前記ランプ58は、紫外から赤外の帯域に渡
り出力できる分光特性を有している。光源装置51の前
面パネルには、硬性鏡52用のLGケーブルを接続する
ためのスコープコネクタ60と、光焼灼プローブ53を
接続するためのプローブコネクタ61とが設けられてい
る。
【0048】前記ランプ58とスコープコネクタ60と
の間の光路中には、ランプ58の光を集光して硬性鏡の
LGケーブルに入射させる第1レンズ62が配設され、
第1レンズ62とスコープコネクタ60との間には自動
調光時に出射光量を制御する絞り羽根ユニット63が設
けられている。また前記調光ケーブル57からの信号が
入力される調光回路64が設けられ、前記絞り羽根ユニ
ット63は外付けカメラ装置のCCU54からの調光信
号を受けて調光回路64により制御されるようになって
いる。
【0049】また、前記ランプ58と第1レンズ62と
の間には、ランプからの光の一部を分割し光焼灼プロー
ブに伝達するための光分割手段65と、前記光分割手段
65により分割された光をさらに角度変更し光焼灼プロ
ーブに入射させるミラー66とが設けられている。この
ミラー66とプローブコネクタ61との間には、ミラー
66からの光を集光して光焼灼プローブに入射させる第
2レンズ67が配設され、さらに第2レンズ67とミラ
ー66の間の光路中には光焼灼のオン−オフ動作に応じ
て色フィルタ68が挿入できる構造になっている。
【0050】さらに光源装置51には、各部の制御を行
う制御回路69が設けられ、制御回路69には光源装置
外部に設けられたフットスイッチ70及び光源装置前面
パネルに設けられた焼灼出力設定手段71が接続されて
いる。制御回路69は、点灯装置59,調光回路64の
制御を行うと共に、前記光分割手段65,ミラー66,
色フィルタ68に接続され、それぞれを駆動するように
なっている。
【0051】前記フットスイッチ70は、光焼灼のオン
−オフ操作を行うものであり、このフットスイッチ70
に連動して、制御回路69の制御により、ミラー66及
び色フィルタ68がそれぞれ移動するようになってい
る。焼灼出力設定手段71は、光焼灼の出力レベルを調
整するための設定を行うものであり、この焼灼出力設定
手段71の指示に基づき制御回路69により点灯装置5
9及びミラー66が制御されるようになっている。
【0052】図5は光分割手段65の構成を示したもの
であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。光分
割手段65は、回転可能な円盤状のフィルタ枠72に光
学フィルタ73とミラー74とが回転軸の回りに交互に
配設されて構成されており、任意の回転数もしくは外付
けカメラ装置のCCDの電荷転送タイミングに同期して
回転するようになっている。なお、光源装置51は同時
式の電子内視鏡(同時式ビデオスコープ)の使用にも対
応でき、この場合は光分割手段65は同時式ビデオスコ
ープに搭載されているCCDの電荷転送タイミングに同
期して回転する。
【0053】前記光学フィルタ73は、組み合わされる
システムに応じて適当なものを装着する。図4の構成の
ように硬性鏡と外付けカメラ装置を接続する場合は可視
光透過フィルタを、同時式ビデオスコープとの組み合わ
せでは同じく可視光透過フィルタを用いる。また、特殊
光(赤外光、紫外光、単波長等)による観察を行う場合
には、その用途に応じたフィルタを装着すれば良い。
【0054】前記ミラー74は、前記光学フィルタ73
の装着されていない領域(CCDの電荷転送期間にも相
当する)に設けられており、ランプ58から出射された
光をほぼ直角に反射させミラー66に導くようになって
いる。前記ミラー66及びミラー74は、ランプ58か
ら出射される光の波長を全て反射できるように構成され
ている。
【0055】本実施例の光源装置を備えた内視鏡装置を
用いて、観察や光凝固処置を行う際には、まず各装置に
電源を投入し、ランプ58を点灯させる。通常に内視鏡
により被写体を観察する場合は、フットスイッチ70の
操作に基づく制御回路69の制御により、ミラー66は
プローブコネクタ61へ光を伝達しない位置(図4中の
破線で示す位置)に移動する。従って、硬性鏡52にの
みランプ58からの光が観察光として供給されて、外付
けカメラ装置により被写体の観察が可能になり、一方、
光焼灼プローブ53には光は供給されない状態となる。
【0056】このときのランプ電流と光出力との関係を
図6に示す。通常観察時は例えばランプ電流を光分割手
段65の回転に同期させ、5A−20Aのパルス電流を
供給してパルス点灯させる。ここではランプ58からの
光が光分割手段65において光学フィルタ73を透過し
スコープコネクタ60へ入射する時には20Aに、ミラ
ー74を通過する時には5Aになるように制御する。な
お、ミラー74を通過する時にランプ電流を5Aにして
いるのは、出力されない光レベルを最小限に抑え、光源
装置内部の発熱の抑制及び電力の省力化を行うためであ
る。
【0057】なお、応用例として図6のA(破線部)に
示すように、ランプ58からの光が光分割手段65にお
いてミラー74を通過する時に、色フィルタ68(例え
ば単色波長透過フィルタ)を挿入し、プローブコネクタ
61へ光を導くようにミラー66を動作させることによ
り、焼灼部位を示すためのガイド光を光焼灼プローブ5
3より出力することもできる。このガイド光により、被
写体を観察しながら光焼灼部位をガイドすることができ
る。
【0058】また、光焼灼プローブ53により処置部位
を焼灼する場合は、フットスイッチ70をオンすること
によりミラー66をランプ58からの光がプローブコネ
クタ61へ伝達される位置(図4中の実線で示す位置)
に移動させる。
【0059】光焼灼時のランプ電流と光出力との関係を
図7に示す。光焼灼時はランプ58からの光が光分割手
段65においてミラー74を通過する時にさらにランプ
電流を増加させる。ここではランプ58からの光が光学
フィルタ73を透過しスコープコネクタ60へ入射する
時には20Aに、ミラー74を通過しプローブコネクタ
61へ入射する時には25Aになるように制御する。ま
た、図7のBに示すように、破線部の10Aから実線部
の25Aまでランプ電流を制御することにより焼灼条件
に応じて光焼灼能力を調整することができる。この光焼
灼時の出力値は、焼灼出力設定手段71により設定され
る。
【0060】このように光焼灼時のランプ電流を制御す
ることにより、観察光と焼灼光とをほぼ同時に出力で
き、このとき観察光は一定であるので観察に影響なく同
時に光焼灼を行える。なお、調光回路64により自動調
光を行う際にランプ電流を可変するようにしても良い。
【0061】以上のように本実施例では、光源装置にお
いて光分割手段を設け、ランプからの光を内視鏡へ供給
すると共に光分割手段で分離して一部を光焼灼プローブ
へも供給可能とすることにより、同一の光源装置を用い
て内視鏡により被写体の観察を行うと共に光焼灼機能に
より同時に処置も行うことができる。よって、光源装置
と光凝固装置とが一体となるため、装置の小型化が可能
となる。また、光源ランプの出射光を効率良く観察及び
光焼灼に利用することにより、装置の電力を省力化でき
る。
【0062】図8及び図9は本発明の第5実施例に係
り、図8は内視鏡用光源装置を含む内視鏡装置の全体構
成を示す構成説明図、図9は図8の光源装置における光
分割手段の詳細構成を示す構成説明図である。
【0063】第5実施例は、面順次式の電子内視鏡と組
み合わせた場合の構成例を示したものである。光源装置
51は光分割手段75以外は第4実施例と同様の構成で
あり、第4実施例と異なる部分のみ説明する。
【0064】光源装置51には、面順次式の電子内視鏡
(面順次式ビデオスコープ)76のライトガイドと光焼
灼プローブ53とが接続され、面順次式ビデオスコープ
76及び光焼灼プローブ53に光を供給できるようにな
っている。
【0065】また、光源装置51には面順次式ビデオス
コープ用の画像処理装置であるビデオプロセッサ77が
調光ケーブル57及び光源ケーブル78を介して接続さ
れている。面順次式ビデオスコープ76は、光源装置5
1のスコープコネクタ60に接続されると共に、信号ケ
ーブル79を介してビデオプロセッサ77に接続され、
CCDの出力信号がビデオプロセッサ77に入力されて
信号処理されるようになっている。調光ケーブル57
は、面順次式ビデオスコープ76で得られた画像信号を
基にビデオプロセッサ77にて変換された調光信号を光
源装置51の調光回路64に伝達するものである。また
光源ケーブル78は、光分割手段75の回転を面順次式
ビデオスコープ76に搭載されたCDDの電荷転送タイ
ミングに同期させるための同期信号を制御回路69に伝
達するものである。
【0066】光分割手段75は、図9に示すように面順
次式の電子内視鏡に適合するため色フィルタの部分に
赤、青、緑の3色のカラーフィルタ80R,80G,8
0Bが配設されている。この構成により、R,G,Bの
3原色の出射光を面順次式ビデオスコープ76に順次供
給するようになっている。
【0067】通常の内視鏡観察を行う場合は、第4実施
例と同様にフットスイッチ70を操作してミラー66を
ランプ58からの光がプローブコネクタ61へ伝達され
ない位置に移動させ、面順次式ビデオスコープ76にの
みランプ58からの光を供給し、光焼灼プローブ53に
は光を供給しないようにする。このとき、光分割手段7
5は面順次式ビデオスコープ76のCDDの電荷転送タ
イミングに同期して回転しており、面順次式ビデオスコ
ープ76にR,G,Bの面順次光が供給される。これに
より面順次式ビデオスコープ76による被写体の観察が
可能になる。
【0068】なお、通常観察時のランプ電流は光分割手
段75の回転に合わせて第4実施例と同様に制御すれば
良い。また、光焼灼時における動作も第4実施例と同様
であり、内視鏡により被写体を観察しながら光凝固処置
を行うことができる。
【0069】このように、面順次式の電子内視鏡を用い
る場合においても、第4実施例と同様に同一の光源装置
を用いて被写体の観察を行うと共に光焼灼機能により同
時に処置も行うことができる。よって第4及び第5実施
例で示したように、ファイバースコープ、外付けカメラ
装置、同時式ビデオスコープ、面順次式ビデオスコープ
の各装置を用いたシステムで使用でき、内視鏡観察と処
置とが同時に可能な光源装置において汎用性の高い装置
を提供できる。
【0070】ところで、内視鏡に観察光を供給するため
の光源装置において、光源となるランプには高輝度を確
保するために一般にキセノンランプが用いられている。
キセノンランプは、点灯中約20A程度の電流が流れて
おり安定した光量を得るため定電流制御がなされてい
る。そしてランプは使用とともに光量が徐々に低下して
いくため光源装置においては交換のために使用者によっ
てランプが取り外せる構造になっている。また、キセノ
ンランプは点灯時の発熱が大きいためヒートシンクに固
定され、このヒートシンクは放熱機能と共にランプへの
電力供給の経路としても利用されている。
【0071】ランプ交換の際は、ランプと共にランプを
固定しているヒートシンクを取り外すが、この時ランプ
が通電状態であると感電の危険があるので、交換者がラ
ンプないしヒートシンクに触れる状態となった時にラン
プ交換扉に連動して電源装置とランプの間の電源経路が
必ず分離されるような構造が採られている。
【0072】このような構成の光源装置において、使用
者がランプを交換した際に取り付けが不十分であったり
ヒートシンクもしくは分離される接点面を不注意で汚し
たりすることにより、接触面の抵抗値が上昇する可能性
がある。先に述べたようにキセノンランプは定電流で制
御しており、また電流値も約20Aと大きいため、前記
接点面の抵抗値の上昇により接点面の温度上昇や点灯装
置への負荷の上昇を招き装置の寿命を短くしてしまう恐
れがある。
【0073】そこで、ランプへの電力供給経路中の接触
面の接触抵抗がある値以上大きくなった場合に、ランプ
への電力の供給を停止するとともに使用者に異常を告知
することを可能にした光源装置の構成例を以下に示す。
【0074】図10及び図11は異常告知機能を備えた
光源装置の第1の例に係る回路のブロック図を示したも
のである。
【0075】図10に光源装置の点灯回路の構成を示
す。点灯回路は、商用電源81に接続されるスイッチン
グ電源82を有し、このスイッチング電源82にスター
タ83、キセノンランプ84が順に接続されている。ス
イッチング電源82にて商用電源81からの商用周波数
の電力は直流化されキセノンランプ84を点灯させるた
めの高圧発生回路であるスタータ83に供給される。キ
セノンランプ84が未点灯の時はスタータ83から数k
Vの高圧を発生し、ランプを点灯させる。キセノンラン
プ84の点灯後はスイッチング電源82からの出力は定
電流制御され、ランプを点灯し続ける。
【0076】図10に示すR1 及びR2 はランプへの電
力供給経路中の接触面の接触抵抗を示し、R3 は点灯時
のランプの抵抗を示している。ランプの接続が正しく行
われている場合、R1 及びR2 はR3 に比べ十分小さく
無視できるが、接続ミスないしは接触面の汚れ等によ
り、R1 ないしR2 が大きくなった場合、スタータ83
の出力側のランプへの電力供給経路(ランプ回路)での
電圧降下はV=I・R1+I・R2 +I・R3 からも分
かるように電圧として検出できる。
【0077】図11に異常検出回路の構成を示す。スイ
ッチング電源82の出力端には抵抗器を介してリレー8
3が接続され、このリレー83の他端に異常検出回路が
接続されている。リレー83の他端は抵抗器を介して接
地されており、さらにリレー83の他端の電圧を監視す
ることによりキセノンランプ84への電力供給経路の電
圧上昇を検出するコンパレータ87が接続されている。
リレー83の制御入力には、スイッチング電源82より
ランプの点灯を示すランプON信号が入力されるように
なっている。コンパレータ87の出力端には告知手段8
8が接続されていると共に、このコンパレータ87の出
力はOR回路89を介してインヒビット信号としてスイ
ッチング電源82に入力されるようになっている。ま
た、OR回路89の他端にはインヒビット信号を解除す
る点灯指示信号が入力されるようになっている。
【0078】この構成において、光源装置のメインスイ
ッチ85をオンすると、スイッチング電源82に電力が
供給される。このとき、初期状態ではOR回路89の点
灯指示入力がハイレベルでOR回路89の出力はハイレ
ベルとなっており、スイッチング電源82はインヒビッ
ト信号がかかっておりランプへの出力はなされない。ま
た、スイッチング電源82からの出力がされずランプが
点灯しないときには、ランプON信号は出力されずリレ
ー86は解放となっており点灯回路は異常検出回路とは
分離されている。
【0079】ここで、点灯指示信号としてローレベルを
出力してOR回路89の出力をローレベルとし、インヒ
ビット信号を解除するとスイッチング電源82からの出
力が開始される。キセノンランプ84が未点灯時は、ス
イッチング電源82よりスタータ83へ120V程度の
出力が発生され、スタータ83にてさらに高圧化され数
kVがランプに印加されキセノンランプ84が点灯す
る。ランプ点灯後は、スイッチング電源82の出力は定
電流出力となり、定常点灯時のランプ電圧である14〜
16V程度になる。
【0080】このとき、ランプ点灯をスイッチング電源
82で検出してランプON信号をリレー86に送り、リ
レー86をオンして異常検出回路を点灯回路に接続しス
イッチング電源82出力側のランプ回路の電圧検出を行
う。ランプ点灯時にはランプに高電圧を印加することに
より異常検出回路を破損してしまう恐れがあるため、こ
こでは点灯時は異常検出回路をリレーで点灯回路より分
離し、定常状態になったのを検知して異常検出回路を接
続するようにしている。
【0081】何らかの原因によりランプ回路の電圧が異
常上昇した場合、コンパレータ87の基準電圧を越え異
常が検知される。コンパレータ87の出力の異常検知信
号は、OR回路89に入力されて再びスイッチング電源
82にインヒビット信号がかかりスイッチング電源82
の出力は停止される。これと同時に異常検知信号は告知
手段88に送られ、告知手段88によってパネル上のL
EDを点灯させるかブザー等により異常が起きたことを
使用者に告知する。
【0082】このように本例の構成によれば、ランプ交
換の際などにおける接触面の汚れや酸化、組み付け不良
等によりランプへの電力供給経路中の接触面の接触抵抗
が所定値以上上昇した場合においても、この抵抗値の異
常上昇を検出することができ、ランプへの電力の供給を
停止するとともに使用者に異常を告知することができ
る。これにより、電力の浪費や発熱による装置寿命の劣
化等を防止できる。
【0083】図12及び図13は異常告知機能を備えた
光源装置の第2の例に係るランプ周辺の構成を示したも
のである。
【0084】図12にスタータ以降のランプ回路部の構
成を示す。スタータからの電線90は固定の接点A91
に接続されており、図示しないランプ交換扉と連動して
動く接点B92と接点部93で面接触している。さらに
接点B92はヒートシンク94を固定するヒートシンク
固定軸95と接触し、接点A91が接点B92を介して
ヒートシンク固定軸95に導通している。キセノンラン
プ84を保持しているヒートシンク94は、ヒートシン
ク固定軸95に対してネジにより固定されており、電気
的には面接触で導通している。
【0085】ランプを交換するためランプ交換扉を外し
た時には、ランプ交換扉に連動する接点B92が除かれ
てスタータからの経路は接点部93で断たれるようにな
っており、交換のためヒートシンク94に触れても感電
の危険を防止できる。また接点部93は、交換者が接触
できない位置に配置してある。
【0086】本例では、図13に示すように接点部93
の近傍に熱電対などの温度センサ96を配設し、温度セ
ンサ96に温度検出回路97を接続して異常検出手段を
構成し、接点部93の接触抵抗の増加に伴なう異常温度
上昇を検知する。温度センサ96及び温度検出回路97
で接点部93の温度を検出しながら、所定値よりも温度
が上昇した場合は、異常と判断して温度検出回路97よ
り出力停止信号と異常告知信号とを出力し、第1の例と
同様にランプへの電力供給を停止するとともに、LED
の点滅やブザー等による異常告知手段で異常が発生した
ことを使用者に告知する。
【0087】本例の構成では、接点部の接触抵抗の上昇
による接触部の発熱を検知することにより接触面の接触
抵抗の異常上昇を検出することができ、ランプへの電力
の供給を停止するとともに異常を告知することにより電
力の浪費や発熱による装置寿命の劣化等を防止できる。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数の角度から照明して観察を行う場合においても、少な
い人員で操作が可能で、操作性及び操作効率良く内視鏡
観察を実行できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る内視鏡用光源装置を
含む内視鏡装置の全体構成を示す構成説明図
【図2】本発明の第2実施例に係る内視鏡用光源装置を
含む内視鏡装置の全体構成を示す構成説明図
【図3】本発明の第3実施例に係る内視鏡用光源装置を
含む内視鏡装置の全体構成を示す構成説明図
【図4】図4ないし図7は本発明の第4実施例に係り、
図4は内視鏡用光源装置を含む内視鏡装置の全体構成を
示す構成説明図
【図5】図4の光源装置における光分割手段の詳細構成
を示す構成説明図
【図6】通常の内視鏡観察時の動作を説明する動作波形
図
【図7】光焼灼時の動作を説明する動作波形図
【図8】図8及び図9は本発明の第5実施例に係り、図
8は内視鏡用光源装置を含む内視鏡装置の全体構成を示
す構成説明図
【図9】図8の光源装置における光分割手段の詳細構成
を示す構成説明図
【図10】図10及び図11は異常告知機能を備えた光
源装置の第1の例に係り、図10は光源装置の点灯回路
の構成を示すブロック図
【図11】異常検出回路の構成を示すブロック図
【図12】図12及び図13は異常告知機能を備えた光
源装置の第2の例に係り、図12はスタータ出力側のラ
ンプ回路部の構成を示す斜視図
【図13】異常検出手段の構成を示す構成説明図
【符号の説明】
1…光源装置 2,3…点灯装置 4…制御部 5,6…ランプ 9,10…シャッタ 11,12…スコープコネクタ 14,15…ライトガイドケーブル 16,17…硬性鏡 19…フットスイッチ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年2月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】一般的に、経内視鏡的胆嚢摘出術等の手術
では、硬性鏡の接眼部に図示しない外付けカメラ装置の
カメラヘッドを接続し、テレビモニタにて患者18の腹
腔内部を観察しながら手技を行う。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡に観察用照明光を供給する内視鏡
    用光源装置であって、 複数の光出力を有する光供給手段と、前記光供給手段の
    複数の光出力を制御する光出力制御手段とを該光源装置
    本体に備え、 前記光出力制御手段を該光源装置の外部より制御する外
    部操作制御手段を設けたことを特徴とする内視鏡用光源
    装置。
JP5330146A 1993-12-27 1993-12-27 内視鏡用光源装置 Withdrawn JPH07184856A (ja)

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