JPH0718530A - 紡機の自動管替装置における種糸形成装置 - Google Patents
紡機の自動管替装置における種糸形成装置Info
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- JPH0718530A JPH0718530A JP15777893A JP15777893A JPH0718530A JP H0718530 A JPH0718530 A JP H0718530A JP 15777893 A JP15777893 A JP 15777893A JP 15777893 A JP15777893 A JP 15777893A JP H0718530 A JPH0718530 A JP H0718530A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 オ−トドッファ(AD)を利用して満管ボビ
ン(4)をスピンドル(3)から抜取る際に、スピンド
ル(3)または尻糸繋留具(2)の表面に所定長さの種
糸を巻付け状態で保持させる。 【構成】 玉揚げロ−ラ(5)によって満管ボビン
(4)をスピンドル(3)から抜取った後、オ−トドッ
ファ(AD)側で満管ボビン(4)の糸層から引き出さ
れた尻糸(1)をカッタ−(18)で切断する。切断され
た尻糸(1)の一端をスピンドル(3)に空のボビン
(6)が嵌挿される迄の間、負圧吸引装置(20)の糸条
吸引ノズル(21)で吸引保持することによって糸の撚戻
り反力を解消し、スピンドル(3)の表面に所定長さの
種糸(1A)を巻回保持させる。
ン(4)をスピンドル(3)から抜取る際に、スピンド
ル(3)または尻糸繋留具(2)の表面に所定長さの種
糸を巻付け状態で保持させる。 【構成】 玉揚げロ−ラ(5)によって満管ボビン
(4)をスピンドル(3)から抜取った後、オ−トドッ
ファ(AD)側で満管ボビン(4)の糸層から引き出さ
れた尻糸(1)をカッタ−(18)で切断する。切断され
た尻糸(1)の一端をスピンドル(3)に空のボビン
(6)が嵌挿される迄の間、負圧吸引装置(20)の糸条
吸引ノズル(21)で吸引保持することによって糸の撚戻
り反力を解消し、スピンドル(3)の表面に所定長さの
種糸(1A)を巻回保持させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は紡機の自動管替装置にお
ける種糸形成装置に関するものである。
ける種糸形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】精紡機や撚糸機等の紡機において、スピ
ンドルから満管ボビンを抜取り、空になったスピンドル
に空ボビンを挿入する管替え動作が行われている。この
管替え動作は人手によるものと、自動管替装置、所謂、
オ−トドッファによるものとに大別されるが、何れの方
式においてもボビンに所定量の糸が捲取られて満管状態
に到達した時点で、満管ボビンの下端に尻糸を複数回巻
付け、この後、紡機を停止させ、満管ボビンを把持して
スピンドルから抜取り、この満管ボビンの抜取り動作と
連動させて満管ボビンに連なる尻糸を切断していた。人
手による管替え作業では、スピンドルから抜取られた満
管ボビンの下端と、スピンドルの間で尻糸に引張荷重が
作用することによって尻糸が切断され、また、オ−トド
ッファによる管替え作業では、スピンドルから抜取られ
た満管ボビンの下端で、オ−トドッファ側に設けられた
機械的な切断装置、例えばバリカン型のカッタ−を作動
させることによって尻糸を切断していた。
ンドルから満管ボビンを抜取り、空になったスピンドル
に空ボビンを挿入する管替え動作が行われている。この
管替え動作は人手によるものと、自動管替装置、所謂、
オ−トドッファによるものとに大別されるが、何れの方
式においてもボビンに所定量の糸が捲取られて満管状態
に到達した時点で、満管ボビンの下端に尻糸を複数回巻
付け、この後、紡機を停止させ、満管ボビンを把持して
スピンドルから抜取り、この満管ボビンの抜取り動作と
連動させて満管ボビンに連なる尻糸を切断していた。人
手による管替え作業では、スピンドルから抜取られた満
管ボビンの下端と、スピンドルの間で尻糸に引張荷重が
作用することによって尻糸が切断され、また、オ−トド
ッファによる管替え作業では、スピンドルから抜取られ
た満管ボビンの下端で、オ−トドッファ側に設けられた
機械的な切断装置、例えばバリカン型のカッタ−を作動
させることによって尻糸を切断していた。
【0003】人手による管替えは、紡機のスピンドル1
錘毎に満管ボビンの抜取りと空ボビンの挿入動作を反復
するため、尻糸の切断と、スピンドルへの種糸の巻付け
が殆どミスなく行われるが、管替え作業に多くの時間と
労力を要し、省力化が阻害されていた。このため、最近
の紡機工程ではオ−トドッファによる管替えが主流をし
めている。自動管替え装置の導入により、紡績工程の自
動化と省力化が高速運転のもとでも可能となった。
錘毎に満管ボビンの抜取りと空ボビンの挿入動作を反復
するため、尻糸の切断と、スピンドルへの種糸の巻付け
が殆どミスなく行われるが、管替え作業に多くの時間と
労力を要し、省力化が阻害されていた。このため、最近
の紡機工程ではオ−トドッファによる管替えが主流をし
めている。自動管替え装置の導入により、紡績工程の自
動化と省力化が高速運転のもとでも可能となった。
【0004】本発明者等もこの点に着目し、例えば特公
平1−56165号公報等に紡機の自動管替え装置にお
ける尻糸切断装置を提案している。
平1−56165号公報等に紡機の自動管替え装置にお
ける尻糸切断装置を提案している。
【0005】本発明の背景技術として、特公平1−56
165号公報に記載された尻糸切断装置の概略を説明す
る。
165号公報に記載された尻糸切断装置の概略を説明す
る。
【0006】オ−トドッファ(AD)は、図4に示すよ
うに、満管時、紡機のスピンドル(3)列に沿って移動
し、満管ボビン(4)の抜取りと空ボビン(6)の挿入
動作を繰返す自走型の本体と、このオ−トドッファ(A
D)の移動方向(F)に対して平行に配置された作動軸
(10)上に回転可能に取付けられ、高摩擦性材料、例え
ばゴム材からなる外周面の摺接を利用して満管ボビン
(4)上の糸層に引抜き力を伝達する玉揚げロ−ラ
(5)と、この玉揚げロ−ラ(5)による満管ボビン
(4)の抜取り動作時に、上記満管ボビン(4)と紡
機、例えば精紡機のスピンドル(3)列の間に懸張され
ている尻糸(1)を切断するカッタ−(18)を備えてい
る。カッタ−(18)は、玉揚げロ−ラ(5)の空洞部
(11)にオ−トドッファ(AD)の移動方向(F)の後
方側から片持ち支持状態で貫入する摺動型のカッタ−分
杆(18A)と、このカッタ−分杆(18A)と掌合摺接する
固定型のカッタ−分杆(18B)を組合わせることによっ
て尻糸(1)の剪断機構を形成している。上記カッタ−
(18)は、玉揚げロ−ラ(5)に、満管ボビン(4)の
抜取りに必要な1/2回転が与えられるように、玉揚げ
ロ−ラ(5)の回転の邪魔にならない位置に、オ−トド
ッファ(AD)の走行方向と長手方向を一致させて配置
されている。カッタ−(18)は、作動軸(10)の基端部
近傍に設けられた往復運動用のカム溝(15)を有するト
ラバ−スカム(16)と、上記カム溝(15)内に嵌合する
カムフォロア(17)とを利用して尻糸(1)の切断機構
を形成し、満管ボビン(4)の抜取り時に作動軸(10)
の軸線方向、即ち、スピンドル(3)の整列方向に対し
て平行に往復動することによって摺動型のカッタ−分杆
(18A)と固定型のカッタ−分杆(18B)の刃溝内に入り
込んだ尻糸(1)を切断し、これによってスピンドル
(3)に新たに挿着される空ボビン(6)用の種糸(1
A)を形成する。
うに、満管時、紡機のスピンドル(3)列に沿って移動
し、満管ボビン(4)の抜取りと空ボビン(6)の挿入
動作を繰返す自走型の本体と、このオ−トドッファ(A
D)の移動方向(F)に対して平行に配置された作動軸
(10)上に回転可能に取付けられ、高摩擦性材料、例え
ばゴム材からなる外周面の摺接を利用して満管ボビン
(4)上の糸層に引抜き力を伝達する玉揚げロ−ラ
(5)と、この玉揚げロ−ラ(5)による満管ボビン
(4)の抜取り動作時に、上記満管ボビン(4)と紡
機、例えば精紡機のスピンドル(3)列の間に懸張され
ている尻糸(1)を切断するカッタ−(18)を備えてい
る。カッタ−(18)は、玉揚げロ−ラ(5)の空洞部
(11)にオ−トドッファ(AD)の移動方向(F)の後
方側から片持ち支持状態で貫入する摺動型のカッタ−分
杆(18A)と、このカッタ−分杆(18A)と掌合摺接する
固定型のカッタ−分杆(18B)を組合わせることによっ
て尻糸(1)の剪断機構を形成している。上記カッタ−
(18)は、玉揚げロ−ラ(5)に、満管ボビン(4)の
抜取りに必要な1/2回転が与えられるように、玉揚げ
ロ−ラ(5)の回転の邪魔にならない位置に、オ−トド
ッファ(AD)の走行方向と長手方向を一致させて配置
されている。カッタ−(18)は、作動軸(10)の基端部
近傍に設けられた往復運動用のカム溝(15)を有するト
ラバ−スカム(16)と、上記カム溝(15)内に嵌合する
カムフォロア(17)とを利用して尻糸(1)の切断機構
を形成し、満管ボビン(4)の抜取り時に作動軸(10)
の軸線方向、即ち、スピンドル(3)の整列方向に対し
て平行に往復動することによって摺動型のカッタ−分杆
(18A)と固定型のカッタ−分杆(18B)の刃溝内に入り
込んだ尻糸(1)を切断し、これによってスピンドル
(3)に新たに挿着される空ボビン(6)用の種糸(1
A)を形成する。
【0007】一方、玉揚げロ−ラ(5)は、駆動軸
(8)からタイミングベルト(9)を介して回転させら
れる作動軸(10)上に取付けられている。即ち、玉揚げ
ロ−ラ(5)は、オ−トドッファ(AD)の移動方向
(F)前方側の端部で上記駆動軸(8)およびタイミン
グベルト(9)からの回転駆動力で恒速回転させられる
作動軸(10)に固定されており、オ−トドッファ(A
D)が矢印(F)方向にスピンドル(3)列の1ピッチ
分移動する間に1回転し、スピンドル(3)から満管ボ
ビン(4)を抜取るようにスピンドル(3)の整列方向
に対して直角方向に支持されており、スピンドルピッチ
(P)と同一ピッチの左向き螺旋対に成形されたその周
面には、摩擦係数の大きな材料、例えば軟質ゴムまたは
ポリウレタン等の発泡樹脂膜を粘着することによって粗
面(5)が形成されている。
(8)からタイミングベルト(9)を介して回転させら
れる作動軸(10)上に取付けられている。即ち、玉揚げ
ロ−ラ(5)は、オ−トドッファ(AD)の移動方向
(F)前方側の端部で上記駆動軸(8)およびタイミン
グベルト(9)からの回転駆動力で恒速回転させられる
作動軸(10)に固定されており、オ−トドッファ(A
D)が矢印(F)方向にスピンドル(3)列の1ピッチ
分移動する間に1回転し、スピンドル(3)から満管ボ
ビン(4)を抜取るようにスピンドル(3)の整列方向
に対して直角方向に支持されており、スピンドルピッチ
(P)と同一ピッチの左向き螺旋対に成形されたその周
面には、摩擦係数の大きな材料、例えば軟質ゴムまたは
ポリウレタン等の発泡樹脂膜を粘着することによって粗
面(5)が形成されている。
【0008】ボビン(6)に所定量の糸が巻取られて満
管ボビン(4)が出来上ると、オ−トドッファ(AD)
を紡機のスピンドル(3)列と平行に自動走行させ、玉
揚げロ−ラ(5)を回転させながらスピンドル(3)上
に嵌挿支持されている満管ボビン(4)の糸層に玉揚げ
ロ−ラ(5)の高摩擦性外周面を摺接させることによっ
てスピンドル(3)から満管ボビン(4)を抜取り、ま
た、空になったスピンドル(3)に空ボビン(6)を嵌
挿することによって、紡機の一端から他端に向って管替
え動作が反復実行される。スピンドル(3)から抜取ら
れた満管ボビン(4)は、図示しないシュ−ト(後述の
本発明装置では参照番号(14)で表示)のガイド曲面に
沿って転動し、オ−トドッファ(AD)の収納部に収納
される。
管ボビン(4)が出来上ると、オ−トドッファ(AD)
を紡機のスピンドル(3)列と平行に自動走行させ、玉
揚げロ−ラ(5)を回転させながらスピンドル(3)上
に嵌挿支持されている満管ボビン(4)の糸層に玉揚げ
ロ−ラ(5)の高摩擦性外周面を摺接させることによっ
てスピンドル(3)から満管ボビン(4)を抜取り、ま
た、空になったスピンドル(3)に空ボビン(6)を嵌
挿することによって、紡機の一端から他端に向って管替
え動作が反復実行される。スピンドル(3)から抜取ら
れた満管ボビン(4)は、図示しないシュ−ト(後述の
本発明装置では参照番号(14)で表示)のガイド曲面に
沿って転動し、オ−トドッファ(AD)の収納部に収納
される。
【0009】この満管ボビン(4)の抜取り時に、満管
ボビン(4)に連なる尻糸(1)は、糸層の表面から解
除されながら、又スピンドル(3)に螺旋状に巻付き、
次に供給される空ボビン(6)用の種糸(1A)を形成す
る。一方、尻糸(1)は、多数の鋸歯状切断刃を有する
カッタ−(18)の刃溝内に入り込む。カッタ−(18)の
摺動型カッタ−分杆(18A)は玉揚げロ−ラ(5)の回
転と共に、トラバ−スカム(16)によって作動軸(10)
の軸線方向に往復運動しているから、固定型カッタ−分
杆(18B)との相対移動を利用した剪断作用によって、
カッタ−(18)の刃溝内に入った尻糸(1)は切断され
る。より詳細に説明すると、カッタ−(18)は、玉揚げ
ロ−ラ(5)の空洞部(11)を貫通してその両端面から
突出し、また、玉揚げロ−ラ(5)は、その螺旋状外周
面の一部分が切取られているから、スピンドル(3)か
らの抜取り時に、玉揚げロ−ラ(5)の高摩擦性外周面
に接して満管ボビン(4)が持上げられた際に、この満
管ボビン(4)から解除された尻糸(1)は、玉揚げロ
−ラ(5)の切除部分(5’)で玉揚げロ−ラから外
れ、その直下に位置しているカッタ−(18)の切断刃に
捕捉されることによって、確実に切断され、スピンドル
(3)側に種糸(1A)を形成する。この種糸(1A)は、
図4に示すようにスピンドル(3)の表面に螺旋状をな
して巻付き、新たに供給される空ボビン(6)への糸の
巻付けに備える。
ボビン(4)に連なる尻糸(1)は、糸層の表面から解
除されながら、又スピンドル(3)に螺旋状に巻付き、
次に供給される空ボビン(6)用の種糸(1A)を形成す
る。一方、尻糸(1)は、多数の鋸歯状切断刃を有する
カッタ−(18)の刃溝内に入り込む。カッタ−(18)の
摺動型カッタ−分杆(18A)は玉揚げロ−ラ(5)の回
転と共に、トラバ−スカム(16)によって作動軸(10)
の軸線方向に往復運動しているから、固定型カッタ−分
杆(18B)との相対移動を利用した剪断作用によって、
カッタ−(18)の刃溝内に入った尻糸(1)は切断され
る。より詳細に説明すると、カッタ−(18)は、玉揚げ
ロ−ラ(5)の空洞部(11)を貫通してその両端面から
突出し、また、玉揚げロ−ラ(5)は、その螺旋状外周
面の一部分が切取られているから、スピンドル(3)か
らの抜取り時に、玉揚げロ−ラ(5)の高摩擦性外周面
に接して満管ボビン(4)が持上げられた際に、この満
管ボビン(4)から解除された尻糸(1)は、玉揚げロ
−ラ(5)の切除部分(5’)で玉揚げロ−ラから外
れ、その直下に位置しているカッタ−(18)の切断刃に
捕捉されることによって、確実に切断され、スピンドル
(3)側に種糸(1A)を形成する。この種糸(1A)は、
図4に示すようにスピンドル(3)の表面に螺旋状をな
して巻付き、新たに供給される空ボビン(6)への糸の
巻付けに備える。
【0010】以上の満管ボビン(4)の抜取り、尻糸
(1)の切断、および空ボビン(6)への種糸(1A)の
巻付け動作を紡機のスピンドル(3)の全部に亘って順
次繰返すことによって管替え動作の1サイクルが完了す
る。
(1)の切断、および空ボビン(6)への種糸(1A)の
巻付け動作を紡機のスピンドル(3)の全部に亘って順
次繰返すことによって管替え動作の1サイクルが完了す
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図4に示すオ−トドッ
ファ(AD)による満管ボビン(4)の抜取りとスピン
ドル(3)への空ボビン(6)の嵌挿では、紡機停止の
直前に所定量の糸が巻取られた段階で満管ボビン(4)
から尻糸(1)を引出し、この尻糸(1)を図4に示す
ようにスピンドル(3)のスリ−ブ(3A)に数回巻付け
ることによって、次回に供給される空ボビン(6)用の
種糸(1A)を形成していた。しかし乍ら、従来型の種糸
形成に認められる問題点として、カッタ−(18)による
切断後の尻糸(1)の撚戻りを挙げることができる。こ
の問題について稍詳細に説明すると、満管ボビン(4)
の糸層から引出された尻糸(1)をカッタ−(18)で切
断することによって、紡機側の尻糸(1)がスピンドル
(3)の外周面に螺旋状をなして巻付き、次回に供給さ
れる空ボビン(6)用の種糸(1A)として機能する訳で
あるが、紡出された糸には撚りが掛かっているため、尻
糸(1)をカッタ−(18)で切断した途端の種糸(1A)
に撚り戻り力が発生し、スピンドルブレ−ド(3)の螺
旋状巻付き状態がくずれる。撚戻り反力の発生によって
種糸(1A)がスピンドルブレ−ド(3)の外周面から離
れ、螺旋状の巻付き状態が保持されなくなるため、空ボ
ビン(6)の供給に先立って次回に供給される空ボビン
(6)用の種糸(1A)を確保することが困難となる。こ
の結果、紡機の運転を再開したとき、糸切れが多発し、
省力化の促進および生産性の維持が阻害される。
ファ(AD)による満管ボビン(4)の抜取りとスピン
ドル(3)への空ボビン(6)の嵌挿では、紡機停止の
直前に所定量の糸が巻取られた段階で満管ボビン(4)
から尻糸(1)を引出し、この尻糸(1)を図4に示す
ようにスピンドル(3)のスリ−ブ(3A)に数回巻付け
ることによって、次回に供給される空ボビン(6)用の
種糸(1A)を形成していた。しかし乍ら、従来型の種糸
形成に認められる問題点として、カッタ−(18)による
切断後の尻糸(1)の撚戻りを挙げることができる。こ
の問題について稍詳細に説明すると、満管ボビン(4)
の糸層から引出された尻糸(1)をカッタ−(18)で切
断することによって、紡機側の尻糸(1)がスピンドル
(3)の外周面に螺旋状をなして巻付き、次回に供給さ
れる空ボビン(6)用の種糸(1A)として機能する訳で
あるが、紡出された糸には撚りが掛かっているため、尻
糸(1)をカッタ−(18)で切断した途端の種糸(1A)
に撚り戻り力が発生し、スピンドルブレ−ド(3)の螺
旋状巻付き状態がくずれる。撚戻り反力の発生によって
種糸(1A)がスピンドルブレ−ド(3)の外周面から離
れ、螺旋状の巻付き状態が保持されなくなるため、空ボ
ビン(6)の供給に先立って次回に供給される空ボビン
(6)用の種糸(1A)を確保することが困難となる。こ
の結果、紡機の運転を再開したとき、糸切れが多発し、
省力化の促進および生産性の維持が阻害される。
【0012】上記の如き、スピンドルブレ−ドに一旦巻
付いた種糸のほどけ現象を防止する手段として、外周を
粗面化した尻糸繁留具をスピンドルブレ−ドに嵌装し、
または、スピンドルブレ−ドにワックスあるいは接着剤
等を薄く塗布し、この接着保持力を利用して所定長さの
種糸(1A)をスピンドルブレ−ド(3)の外周面に巻回
保持する方式が知られている。
付いた種糸のほどけ現象を防止する手段として、外周を
粗面化した尻糸繁留具をスピンドルブレ−ドに嵌装し、
または、スピンドルブレ−ドにワックスあるいは接着剤
等を薄く塗布し、この接着保持力を利用して所定長さの
種糸(1A)をスピンドルブレ−ド(3)の外周面に巻回
保持する方式が知られている。
【0013】このように尻糸繁留具あるいは、ワックス
または接着剤を利用することによって、スピンドル
(3)側に所定長さの種糸(1A)が確保される訳である
が、管替え動作を所定の時間的周期で繰返す内に、スピ
ンドル(3)のスリ−ブ部分(3A)または尻糸繁留具に
巻付いたまま残留する種糸(1A)の分量が増大する。種
糸(1)の残留量は管替え頻度に比例するため、紡出さ
れる糸が太番手となる程多くなるが、1回当たりの発生
量は稍少ないものの細番手糸の紡出時にも太番手糸の場
合と同様に運転時間の経過と共に残留量が増大する。
または接着剤を利用することによって、スピンドル
(3)側に所定長さの種糸(1A)が確保される訳である
が、管替え動作を所定の時間的周期で繰返す内に、スピ
ンドル(3)のスリ−ブ部分(3A)または尻糸繁留具に
巻付いたまま残留する種糸(1A)の分量が増大する。種
糸(1)の残留量は管替え頻度に比例するため、紡出さ
れる糸が太番手となる程多くなるが、1回当たりの発生
量は稍少ないものの細番手糸の紡出時にも太番手糸の場
合と同様に運転時間の経過と共に残留量が増大する。
【0014】スピンドル(3)または尻糸繁留具上への
種糸(1A)の残留量が多くなると、スピンドル(3)へ
の空ボビン(6)の確実な嵌挿が困難となり、空ボビン
(6)が浮上がることによってスピンドル(3)とボビ
ン(6)との一体回転が困難となる。この障害を回避す
るためには、所定の運転時間が経過した時点で紡機を停
止させ、スピンドル(3)のスリ−ブ部分(3A)または
尻糸繁留具に巻付いたままの状態で残留している種糸
(1A)を除去する必要があるが、この残留種糸(1A)の
除去作業によって紡機の生産性が低下する。
種糸(1A)の残留量が多くなると、スピンドル(3)へ
の空ボビン(6)の確実な嵌挿が困難となり、空ボビン
(6)が浮上がることによってスピンドル(3)とボビ
ン(6)との一体回転が困難となる。この障害を回避す
るためには、所定の運転時間が経過した時点で紡機を停
止させ、スピンドル(3)のスリ−ブ部分(3A)または
尻糸繁留具に巻付いたままの状態で残留している種糸
(1A)を除去する必要があるが、この残留種糸(1A)の
除去作業によって紡機の生産性が低下する。
【0015】本発明は、上記課題の解決手段として、ス
ピンドルに対する尻糸繁留具の嵌装、あるいはワックス
・接着剤等を全く必要としない種糸保持方式をオ−トド
ッファに装置化したもので、従って残留種糸の定期的な
除去作業を不要とし、生産性の向上を計るものである。
ピンドルに対する尻糸繁留具の嵌装、あるいはワックス
・接着剤等を全く必要としない種糸保持方式をオ−トド
ッファに装置化したもので、従って残留種糸の定期的な
除去作業を不要とし、生産性の向上を計るものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決手段とし
て本発明は、満管時、紡機のスピンドル列に沿って移動
し、満管ボビンの抜取りと空ボビンの挿入動作を繰返す
オ−トドッファの本体と、当該オ−トドッファの移動方
向に対して平行に配置された作動時軸上に回転可能に取
付けられ、高摩擦製材料からなる外周面で満管ボビンを
スピンドルから抜取る玉揚げロ−ラと、この玉揚げロ−
ラの満管ボビン抜取り動作時に上記満管ボビンとスピン
ドルの間に懸架されている尻糸を切断するカッタ−とを
備えた紡機の単錘連続自動管替え装置において、
て本発明は、満管時、紡機のスピンドル列に沿って移動
し、満管ボビンの抜取りと空ボビンの挿入動作を繰返す
オ−トドッファの本体と、当該オ−トドッファの移動方
向に対して平行に配置された作動時軸上に回転可能に取
付けられ、高摩擦製材料からなる外周面で満管ボビンを
スピンドルから抜取る玉揚げロ−ラと、この玉揚げロ−
ラの満管ボビン抜取り動作時に上記満管ボビンとスピン
ドルの間に懸架されている尻糸を切断するカッタ−とを
備えた紡機の単錘連続自動管替え装置において、
【0017】上記カッタ−と紡機のスピンドル列の間
に、上記玉揚げロ−ラおよびカッタ−と連動し、満管ボ
ビンの抜取り後、カッタ−によって切断された尻糸の一
端を吸着保持する負圧吸引装置の開口部を配設したこと
を特徴とする紡機の自動管替え装置における種糸形成装
置を提供するものである。
に、上記玉揚げロ−ラおよびカッタ−と連動し、満管ボ
ビンの抜取り後、カッタ−によって切断された尻糸の一
端を吸着保持する負圧吸引装置の開口部を配設したこと
を特徴とする紡機の自動管替え装置における種糸形成装
置を提供するものである。
【0018】
【作用】オ−トドッファ側に設けられた往復動型カッタ
−と、紡機のスピンドル列の間に負圧吸引装置のノズル
開口部を臨ませ、玉揚げロ−ラによる満管ボビンの抜取
り動作および上記往復動型カッタ−による尻糸の切断動
作と連動させて満管ボビンの抜取り後、上記負圧吸引装
置のノズル開口部に発生している負圧吸引気流で切断さ
れた尻糸の一端を吸引保持し、尻糸切断に発生する撚戻
りによる螺旋状巻付き状態のくずれを防ぎ、スピンドル
ブレ−ドの表面に、確実に所定長さの種糸を螺旋状に巻
付け保持させる。
−と、紡機のスピンドル列の間に負圧吸引装置のノズル
開口部を臨ませ、玉揚げロ−ラによる満管ボビンの抜取
り動作および上記往復動型カッタ−による尻糸の切断動
作と連動させて満管ボビンの抜取り後、上記負圧吸引装
置のノズル開口部に発生している負圧吸引気流で切断さ
れた尻糸の一端を吸引保持し、尻糸切断に発生する撚戻
りによる螺旋状巻付き状態のくずれを防ぎ、スピンドル
ブレ−ドの表面に、確実に所定長さの種糸を螺旋状に巻
付け保持させる。
【0019】
【実施例】以下、図1乃至図3を参照しながら本発明装
置の一具体例を説明する。尚、以下の説明において、従
来技術を示す図4と同一の構成部材は、同一の参照番号
で表示し、重複事項に関しては説明を省略する。
置の一具体例を説明する。尚、以下の説明において、従
来技術を示す図4と同一の構成部材は、同一の参照番号
で表示し、重複事項に関しては説明を省略する。
【0020】玉揚げロ−ラ(5)と尻糸(1)の切断用
カッタ−(18)を具えたオ−トドッファ(AD)の本体
には、上記カッタ−(18)と紡機のスピンドル(3)列
の間で、玉揚げロ−ラ(5)およびカッタ−(18)と連
動して切断された尻糸(1)の一端を吸着保持する負圧
吸引装置(20)が付設されている。尻糸(1)の負圧吸
引装置(20)は、カッタ−(18)の構成部材である摺動
型カッタ−分杆(18A)および固定型カッタ−(18B)の
長手方向、即ち、スピンドル(3)の整列方向と平行に
なるようにスリット状の開口部(21A)を臨ませた糸条
吸引ノズル(21)、この糸条吸引ノズル(21)の基端部
に接続された負圧吸引ボックス(22)と図示しない負圧
発生装置との間を接続する可撓性の吸気チュ−ブ(23)
から構成されている。
カッタ−(18)を具えたオ−トドッファ(AD)の本体
には、上記カッタ−(18)と紡機のスピンドル(3)列
の間で、玉揚げロ−ラ(5)およびカッタ−(18)と連
動して切断された尻糸(1)の一端を吸着保持する負圧
吸引装置(20)が付設されている。尻糸(1)の負圧吸
引装置(20)は、カッタ−(18)の構成部材である摺動
型カッタ−分杆(18A)および固定型カッタ−(18B)の
長手方向、即ち、スピンドル(3)の整列方向と平行に
なるようにスリット状の開口部(21A)を臨ませた糸条
吸引ノズル(21)、この糸条吸引ノズル(21)の基端部
に接続された負圧吸引ボックス(22)と図示しない負圧
発生装置との間を接続する可撓性の吸気チュ−ブ(23)
から構成されている。
【0021】上記負圧吸引装置(20)は、図2に示すよ
うに搖動ア−ム(12)を介してカッタ−(18)の固定側
分杆(18B)と一体構造をなして連設されており、オ−
トドッファ(AD)の本体に取付けられた固定型の支持
ブラケット(25)および、この固定型支持ブラケット
(25)の先端部分にピン止めされた直結桿(24)を介し
て駆動軸(8)の周りに搖動可能に軸支することによっ
て、尻糸(1)の切断時にスピンドル(3)列に対して
接近・離間可能な尻糸吸引手段に形成されている。
尚、図3に示すオ−トドッファ(AD)では、負圧吸引
装置(20)の構成部材である糸条吸引ノズル(21)の長
手方向中心と、負圧吸引ボックス(22)の長手方向中心
との間に、所定のオフセット距離を確保し、糸条吸引ノ
ズル(21)の後端側に負圧吸引ボックス(22)の中心を
位置させた具体例が説明されているが、本発明の権利範
囲は上記の例示説明によって限定的に解釈されるべきも
のではなく、数多くの変形例を実施することができる。
例えば、図1に示すように、糸条吸引ノズル(21)のス
リット状開口部(21A)の長手方向中心、および負圧吸
引ボックス(22)の長手方向中心、並びに吸引チュ−ブ
(23)の中心を、カッタ−(18)の長手方向中心と一致
させ、カッタ−(18)によって切断された尻糸(1)を
スリット状開口部(21)の略中央部分で吸引保持する種
糸(1A)形成方式も実施可能である。
うに搖動ア−ム(12)を介してカッタ−(18)の固定側
分杆(18B)と一体構造をなして連設されており、オ−
トドッファ(AD)の本体に取付けられた固定型の支持
ブラケット(25)および、この固定型支持ブラケット
(25)の先端部分にピン止めされた直結桿(24)を介し
て駆動軸(8)の周りに搖動可能に軸支することによっ
て、尻糸(1)の切断時にスピンドル(3)列に対して
接近・離間可能な尻糸吸引手段に形成されている。
尚、図3に示すオ−トドッファ(AD)では、負圧吸引
装置(20)の構成部材である糸条吸引ノズル(21)の長
手方向中心と、負圧吸引ボックス(22)の長手方向中心
との間に、所定のオフセット距離を確保し、糸条吸引ノ
ズル(21)の後端側に負圧吸引ボックス(22)の中心を
位置させた具体例が説明されているが、本発明の権利範
囲は上記の例示説明によって限定的に解釈されるべきも
のではなく、数多くの変形例を実施することができる。
例えば、図1に示すように、糸条吸引ノズル(21)のス
リット状開口部(21A)の長手方向中心、および負圧吸
引ボックス(22)の長手方向中心、並びに吸引チュ−ブ
(23)の中心を、カッタ−(18)の長手方向中心と一致
させ、カッタ−(18)によって切断された尻糸(1)を
スリット状開口部(21)の略中央部分で吸引保持する種
糸(1A)形成方式も実施可能である。
【0022】以下、本発明装置の作動順序を説明する。
ボビン(6)に所定量の糸が巻取られ満管ボビン(4)
が出来上ると、オ−トドッファ(AD)が紡機の一端か
ら他端に向ってスピンドル(3)列と平行に自動走行
し、図4と同一の要領に従って自動管替え動作を繰返
す。スピンドル(3)から満管ボビン(4)が抜取ら
れ、空になったスピンドル(3)に空ボビン(6)が嵌
挿される迄の間、カッタ−(18)の往復運動によって切
断された尻糸(1)の切断端を、負圧吸引装置(20)の
構成部材である糸条吸引ノズル(21)のスリット状開口
部(21A)に発生している負圧吸引気流によって吸引保
持し、スピンドル(3)の表面に所定の長さの種糸(1
A)を螺旋状に巻付けたまま確実に滞留保持させる。
ボビン(6)に所定量の糸が巻取られ満管ボビン(4)
が出来上ると、オ−トドッファ(AD)が紡機の一端か
ら他端に向ってスピンドル(3)列と平行に自動走行
し、図4と同一の要領に従って自動管替え動作を繰返
す。スピンドル(3)から満管ボビン(4)が抜取ら
れ、空になったスピンドル(3)に空ボビン(6)が嵌
挿される迄の間、カッタ−(18)の往復運動によって切
断された尻糸(1)の切断端を、負圧吸引装置(20)の
構成部材である糸条吸引ノズル(21)のスリット状開口
部(21A)に発生している負圧吸引気流によって吸引保
持し、スピンドル(3)の表面に所定の長さの種糸(1
A)を螺旋状に巻付けたまま確実に滞留保持させる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、スピンドル(3)への
空ボビン(6)の嵌挿に先立ってカッタ−(18)によっ
て切断された尻糸(1)の一端を負圧吸引装置(20)の
糸条吸引ノズル(21)で吸引し、その状態でオ−トドッ
ファが進行するので、スピンドルブレ−ドに巻かれた種
糸は強く巻回される。それと同時に吸引することによっ
て尻糸に掛かっている撚り回数が若干戻されることによ
り、撚り戻り反力が減少してスピンブレ−ドに巻かれた
種糸はほどけ難しくなり、種糸の形成不良は回避され
る。
空ボビン(6)の嵌挿に先立ってカッタ−(18)によっ
て切断された尻糸(1)の一端を負圧吸引装置(20)の
糸条吸引ノズル(21)で吸引し、その状態でオ−トドッ
ファが進行するので、スピンドルブレ−ドに巻かれた種
糸は強く巻回される。それと同時に吸引することによっ
て尻糸に掛かっている撚り回数が若干戻されることによ
り、撚り戻り反力が減少してスピンブレ−ドに巻かれた
種糸はほどけ難しくなり、種糸の形成不良は回避され
る。
【図1】本発明装置の全体構造を説明する斜視図。
【図2】本発明装置の側面図。
【図3】本発明装置の正面図。
【図4】従来装置の全体構造を説明する斜視図。
1 尻糸 1A 種糸 3 スピンドル 4 満管ボビン 5 玉揚げロ−ラ 6 ボビン 18 カッタ− AD オ−トドッファ 20 負圧吸引装置 21 糸条吸引ノズル 21A 糸条吸引ノズルの開口部 22 負圧吸引ボックス 23 吸気チュ−ブ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】 上記の如き、スピンドルブレ−ドに一旦
巻付いた種糸のほどけ現象を防止する手段として、外周
を粗面化した尻糸繋留具(2)をスピンドルブレ−ドに
嵌装し、または、スピンドルブレ−ドにワックスあるい
は接着剤等を薄く塗布し、この接着保持力を利用して所
定長さの種糸(1A)をスピンドルブレ−ド(3)の外周
面に巻回保持する方式が知られている。
巻付いた種糸のほどけ現象を防止する手段として、外周
を粗面化した尻糸繋留具(2)をスピンドルブレ−ドに
嵌装し、または、スピンドルブレ−ドにワックスあるい
は接着剤等を薄く塗布し、この接着保持力を利用して所
定長さの種糸(1A)をスピンドルブレ−ド(3)の外周
面に巻回保持する方式が知られている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】 このように尻糸繋留具(2)あるいは、
ワックスまたは接着剤を利用することによって、スピン
ドル(3)側に所定長さの種糸(1A)が確保される訳で
あるが、管替え動作を所定の時間的周期で繰返す内に、
スピンドル(3)のスリ−ブ部分(3A)または尻糸繋留
具(2)に巻付いたまま残留する種糸(1A)の分量が増
大する。種糸(1)の残留量は管替え頻度に比例するた
め、紡出される糸が太番手となる程多くなるが、1回当
たりの発生量は稍少ないものの細番手糸の紡出時にも太
番手糸の場合と同様に運転時間の経過と共に残留量が増
大する。
ワックスまたは接着剤を利用することによって、スピン
ドル(3)側に所定長さの種糸(1A)が確保される訳で
あるが、管替え動作を所定の時間的周期で繰返す内に、
スピンドル(3)のスリ−ブ部分(3A)または尻糸繋留
具(2)に巻付いたまま残留する種糸(1A)の分量が増
大する。種糸(1)の残留量は管替え頻度に比例するた
め、紡出される糸が太番手となる程多くなるが、1回当
たりの発生量は稍少ないものの細番手糸の紡出時にも太
番手糸の場合と同様に運転時間の経過と共に残留量が増
大する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】 スピンドル(3)または尻糸繋留具
(2)上への種糸(1A)の残留量が多くなると、スピン
ドル(3)への空ボビン(6)の確実な嵌挿が困難とな
り、空ボビン(6)が浮上がることによってスピンドル
(3)とボビン(6)との一体回転が困難となる。この
障害を回避するためには、所定の運転時間が経過した時
点で紡機を停止させ、スピンドル(3)のスリ−ブ部分
(3A)または尻糸繋留具(2)に巻付いたままの状態で
残留している種糸(1A)を除去する必要があるが、この
残留種糸(1A)の除去作業によって紡機の生産性が低下
する。
(2)上への種糸(1A)の残留量が多くなると、スピン
ドル(3)への空ボビン(6)の確実な嵌挿が困難とな
り、空ボビン(6)が浮上がることによってスピンドル
(3)とボビン(6)との一体回転が困難となる。この
障害を回避するためには、所定の運転時間が経過した時
点で紡機を停止させ、スピンドル(3)のスリ−ブ部分
(3A)または尻糸繋留具(2)に巻付いたままの状態で
残留している種糸(1A)を除去する必要があるが、この
残留種糸(1A)の除去作業によって紡機の生産性が低下
する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】 本発明は、上記課題の解決手段として、
スピンドルに対する尻糸繋留具(2)の嵌装、あるいは
ワックス・接着剤等を全く必要としない種糸保持方式を
オ−トドッファに装置化したもので、従って残留種糸の
定期的な除去作業を不要とし、生産性の向上を計るもの
である。
スピンドルに対する尻糸繋留具(2)の嵌装、あるいは
ワックス・接着剤等を全く必要としない種糸保持方式を
オ−トドッファに装置化したもので、従って残留種糸の
定期的な除去作業を不要とし、生産性の向上を計るもの
である。
Claims (1)
- 【請求項1】 満管時、紡機のスピンドル列に沿って移
動し、満管ボビンの抜取りと空ボビンの挿入動作を繰返
すオ−トドッファの本体と、当該オ−トドッファの移動
方向に対して平行に配置された作動軸状に回転可能に取
付けられ、高摩擦性材料からなる外周面で満管ボビンを
スピンドルから抜取る玉揚げロ−ラと、この玉揚げロ−
ラの満管ボビン抜取り動作時に上記満管ボビンとスピン
ドルの間に懸架されている尻糸を切断するカッタ−とを
備えた紡機の単錘連続自動管替装置において、 上記カッタ−と紡機のスピンドル列の間に、上記玉揚げ
ロ−ラおよびカッタ−と連動し、満管ボビンの抜取り
後、カッタ−によって切断された尻糸の一端を吸引保持
する負圧吸引装置の開口部を配設したことを特徴とする
紡機の自動管替装置における種糸形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15777893A JPH0718530A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 紡機の自動管替装置における種糸形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15777893A JPH0718530A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 紡機の自動管替装置における種糸形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0718530A true JPH0718530A (ja) | 1995-01-20 |
Family
ID=15657094
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15777893A Pending JPH0718530A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 紡機の自動管替装置における種糸形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0718530A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113005577A (zh) * | 2021-04-19 | 2021-06-22 | 无锡陈家纺机械有限公司 | 智能落纱机剪线导向装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4122748Y1 (ja) * | 1965-09-20 | 1966-11-15 | ||
| JPS6456165A (en) * | 1987-08-27 | 1989-03-03 | Fuji Machine Mfg | High-viscosity fluid applicator |
-
1993
- 1993-06-29 JP JP15777893A patent/JPH0718530A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4122748Y1 (ja) * | 1965-09-20 | 1966-11-15 | ||
| JPS6456165A (en) * | 1987-08-27 | 1989-03-03 | Fuji Machine Mfg | High-viscosity fluid applicator |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113005577A (zh) * | 2021-04-19 | 2021-06-22 | 无锡陈家纺机械有限公司 | 智能落纱机剪线导向装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19961210 |