JPH0718532A - 紡機におけるドラフトローラ駆動用ギヤボックスの防塵装置 - Google Patents

紡機におけるドラフトローラ駆動用ギヤボックスの防塵装置

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JPH0718532A
JPH0718532A JP5162399A JP16239993A JPH0718532A JP H0718532 A JPH0718532 A JP H0718532A JP 5162399 A JP5162399 A JP 5162399A JP 16239993 A JP16239993 A JP 16239993A JP H0718532 A JPH0718532 A JP H0718532A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seal plate
hole
draft roller
circular hole
roller drive
Prior art date
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Pending
Application number
JP5162399A
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English (en)
Inventor
Yoshimichi Fujii
能理 藤井
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 紡機のドラフトローラ駆動用ギヤボックスの
ドラフトローラ軸用の窓孔のオイル洩れを防止するシー
ル構造に、ドラフトローラ間のゲージ変更に、部品交換
なしに対応出来る機能を付与する。 【構成】 シール板を分割片8a,8bの、衝合形態と
単体層9との積層構造とし、各ドラフトローラ軸を何れ
かのシール板の円孔h1 に密接嵌合し、円孔h1に対向
する他のシール板面には長孔切欠h2 又は半円切欠h3
を位置させ、各ローラ軸の変位によって円孔h1 と長孔
h2 又は半円孔h3 との位置関係が変化しても各ローラ
軸と長孔又は半円孔との間に生じる隙間は常に対向シー
ル板で密閉される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紡機におけるドラフト
ローラ駆動用ギヤボックスからのオイル洩れ、及びドラ
フトローラ駆動軸の貫通部からギヤボックス内への風綿
等の塵の侵入を防ぐ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からリング精紡機などにおいては、
ギヤエンド側フレーム内での動力伝達がドラフトローラ
に伝えられると共に、使用する繊維の繊維長等に応じて
ローラゲージが変更されている。この場合、ローラスタ
ンドでドラフトローラの間隔位置を定め、ギヤエンド側
のギヤボックスで歯車の変更調節を行い、各ドラフトロ
ーラに回転を伝えている。
【0003】そして、このギヤボックスは開閉出来るギ
ヤボックスカバーで覆われている。とくに最近のように
各部での回転の高速化が図られてくると、この伝導部分
にも従前のグリースに換えてオイルでの潤滑が必要とな
ってきたが、外部から風綿が侵入するとこれがオイルを
吸い上げ、駆動部の作用に支障を来たし、好ましくな
い。
【0004】従来より、ドラフトローラ駆動軸用の窓孔
からギヤボックス内への風綿の侵入を防止し、併せてギ
ヤボックス内のオイルの漏出を防止する手段が提案され
ており、図8及び図9に示す装置が一般に用いられてい
る。
【0005】図8の風綿侵入防止装置は、図(A),
(C)に示す如く、仕切板1に開けられた窓孔Wから各
ドラフトローラ駆動軸2a,2b,2cがドラフトパー
トへと延出しており、仕切板1の外側に上下の各固定板
16,15(図8(B))によってフエルト製のシール
板28をボルト17を介して固定している。3本ローラ
用のシール板28は、1つの円孔h1 と1つの長孔h0
とを有し、円孔h1 に1本のローラ駆動軸2cが密接貫
通し、長孔h0 内には他の2本のローラ駆動軸2a,2
bが間隔調整可能に挿通している。
【0006】また、図9に示す装置は、その縦断面を表
す図(C)から明らかな如く、仕切板1に設けられた窓
孔Wを貫通してローラ駆動軸2(a,b,c)がドラフ
トパートへと延出しており、仕切板1の外側には、シー
ル機構を構成するシールリングブロック30、シールリ
ング31及びデイスタンスパッキン32が上側固定板2
6及び下側固定板25によって固定ボルト27を介して
支持されている。平面図(B)から明らかな如く、シー
ルリング31は方形のシールリングブロック30に嵌合
されて、各シールリングブロック30が間隔調節用のデ
イスタンスパッキン32と共に上下固定カバー間に挾持
されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の図8の装置にあ
っては、フエルト製のシール板28にあらかじめドラフ
トローラゲージの変更分の長孔h0 を開けておくだけで
あるので、構造は簡単であるが、長孔h0 には常に隙間
(z1 z2 )が存在するため、防塵性が十分ではない。
【0008】また、図9の装置にあっては、各ローラ駆
動軸2a,2b,2cは常に隙間が生じないようにシー
ルされるため、防塵性は非常に高いが、ローラ駆動軸間
のゲージの変更に際しては、デイスタンスパッキン32
の寸法交換が必要であり、構成部品点数も多く、したが
って構造が複雑である。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】例えば図2、図
3に示す如く、ギヤボックスに形成されたドラフトロー
ラ駆動軸用の窓孔Wに2枚のシール板8,9を積層配置
し、該シール板8,9の積層を、上下の固定カバー5,
6で保持すると共に、各ドラフトローラ駆動軸2a,2
b,2cを、2aと2cとはシール板8の両円孔h1 ,
h1 に、2bはシール板9の中央の円孔h1 にと、何れ
か1つの円孔h1 に貫通し、他のシール板に対しては、
2bと2cとはシール板9の両長孔切欠h2 に、2bは
シール板8の中央部の半円切欠h3 の衝合部にと、長孔
切欠h2 又は半円切欠h3 に貫通して該シール板との相
互変位を可能とした。
【0010】従って、ドラフトローラ駆動軸2a,2
b,2c間のゲージを変更する際には、図4に示す如
く、軸2aと2cとを拡げる作用はシール板8の中央衝
合部を摺動開離させて容易である。しかも各軸2a,2
b,2cは何れも1つの円孔h1に密着嵌入しているの
で軸まわりの密閉は保証されており、且つ切欠長孔h2
も半円孔h3 も共に対向するシール板で空隙が生じない
ように当接しているので、各ドラフトローラ駆動軸のま
わりでの空隙の発生は常時防止され、したがって風綿の
ギヤボックス内への侵入防止は保証される。
【0011】また、各シール板を繊維フエルト材で形成
すれば、ギヤボックス内から例えオイルが浸出して来て
もフエルトが吸収保持するのでフエルト材から更に外方
へ浸出することがなく、風綿侵入防止と同時にオイル漏
洩防止にもなる。また、シール材の各円孔h1 からシー
ル材上面Uまで切断Cを形成しておくと、ドラフトロー
ラを取り外す作業時に、該ローラを上方へ持ち上げるだ
けでその軸部2は切断Cを拡開してシール板から容易に
外せる。
【0012】
【実施例】本発明を実施した具体例を図1乃至図4に基
いて説明する。図1に於て、1は仕切板で、精紡機のギ
ヤエンド側フレームFに立設してあり、ドラフトローラ
2側と、ローラゲージ調整伝導部分となるギヤボックス
側とを仕切っており、ここで複数のドラフトローラ、例
えばフロントローラ2a、ミドルローラ2b、バックロ
ーラ2cに回転を伝えるための歯車伝導が行われる。
【0013】そして、ドラフト変更や、紡出に使用する
繊維の種類の変更によるローラゲージの変更調整を行っ
ている。とくに最近ではドラフトローラ2の高速化が図
られ、このギヤボックス内駆動部分はオイル潤滑が施さ
れるようになってきた。そのため、歯車潤滑に使用する
オイルがギヤボックスを覆うギヤボックスカバー4と仕
切板1との合わせ目で、ドラフトローラ駆動軸を伝って
外部へ浸出し易くなり、風綿が外部から侵入するとオイ
ル吸い上げ機能すら発揮する。
【0014】そこで本実施例に於ては、ローラスタンド
Rに配列されたドラフトローラ2の配置傾斜角度に沿っ
た仕切板1とギヤボックスカバー4との合わせ面に、ド
ラフトローラ駆動軸部分の通る窓孔Wを設け、この窓孔
Wの部分でドラフトローラ軸部分に窓孔Wの外側からシ
ール板8,9を積層嵌合し、仕切板1とギヤボックスカ
バー4とにネジ7で固定カバー5,6を取付けて、シー
ル板積層8,9を把持固定した。
【0015】〔3線ローラ例〕シール板積層とドラフト
ローラ駆動軸との関係構造は図3に示す如く、シール板
8を2分割片8aと8bとで構成し、両分割片8a,8
bの衝合端縁Eにはそれぞれ半円切欠h3 を対向設置す
ると共に各分割片中央部にそれぞれ1つの円孔h1 を設
けた。そして、シール板9は単体で構成し、中央部に円
孔h1 を設け、両端縁からそれぞれ長孔切欠h2 を設け
た。また、シール板9の一端縁には、同一材料で同一厚
さ、且つ同一幅で、長さ(図の横方向寸法)が隙間を埋
めるに十分な補助シール板9xを用意した。また、円孔
h1 の内径はドラフトローラ駆動軸の外径と略同一とし
た。なおCは円孔h1 からシール板上面Uに到る切断で
ある。
【0016】そして、図3(C)の如く2枚のシール板
積層の形態とし、ドラフトローラ駆動軸2a,2b,2
cを、所定のゲージでそれぞれ円孔h1 を貫通して積層
体に挿通し、図3(A)に示す如く、隙間G1 がシール
板9と9xとの間に、また隙間G2 がシール板8aの外
側に出来た形態で固定カバー5,6によって固定した。
【0017】従って、各ドラフトローラ駆動軸は1つの
円孔h1 に嵌合して、その軸まわりが密封され、且つ長
孔切欠h2 又は半円切欠h3 位置に出来るローラ軸まわ
りの隙間は対向シール層で密閉出来、結局シール板積層
体を貫通した各ローラ軸2a,2b,2cの軸まわりか
らの、オイルの流出も風綿のギヤボックス内への飛び込
みも防止出来た。
【0018】また、各ローラ駆動軸間のゲージ間を拡大
変更する場合は、図4(B),(C)に示す如く、シー
ル板8にあっては8aと8bとが適当に離開し、シール
板9にあっては9と9xとの隙間G1 がせばまるよう
に、各シール板が軸2a,2b,2cの移動に伴って摺
動するので、容易にゲージ変更が出来た。そして、各シ
ール板8a,8b,9,9xの摺動再配置後も、長孔切
欠h2 又は半円切欠h3と軸まわりとの隙間は依然とし
て対向シール板で密閉出来た。
【0019】〔5線ローラ例〕図5乃至図7に示す如
く、シール板8は、各中央部に円孔h1 を有する8a,
8bと補助シール板8xとで構成し、シール板9は、中
央に円孔h1 を、両端から長孔切欠h2 を形成した単体
層とし、シール板10は、各中央部に円孔h1 を有する
10a,10bの分割片で構成し、図6(A)の如く重
ねて図5に示す如く3層の積層体を固定カバー5,6で
把持固定した。
【0020】各ドラフトローラ駆動軸2a〜2e間を最
小ゲージに配置したのが図6であり、最大ゲージに拡大
変更したのが図7である。各シール板の配置位置を展開
した図6(B)及び図7(B)から明らかな如く、各長
孔切欠h2 の切込み寸法を各円孔h1 の配置を考慮して
選定すれば、即ち、図6(A)のゲージでも図7(A)
のゲージでも、各ドラフトローラ駆動軸は1つの円孔h
1 を貫通し、他の長孔部上で生ずる軸まわりの隙間は何
れかのシール板によって密閉出来、3線ローラの場合
(図3、図4)同様に、ゲージ変更自在でオイル漏洩防
止と風綿飛入り阻止機能を果たすシール構造が達成でき
る。
【0021】〔その他〕シール板を繊維フエルト板材に
かえてゴム板材で構成しても、またシール板の積層を、
繊維フエルト製シール板とゴム板製シール板との積層と
しても、所期の目的は達成出来る。また、繊維フエルト
でシール板を構成した場合は、その圧縮弾性及び吸湿膨
張性によって、円孔h1 の径及び長孔h2 の上下幅の寸
法は、ドラフトローラ駆動軸の外径と正確に整合設定し
なくても、即ち略同一であれば実用上支障ない。
【0022】
【発明の効果】ドラフトローラ軸のギヤボックス出口で
のシール作用は、各シール板が相互摺動可能に積層さ
れ、且つ全てのドラフトローラ駆動軸が、それぞれ1つ
の円孔に嵌着しており、円孔h1 は各シール板に1つ、
即ち円孔h1 相互の距離が変更可能であり、またローラ
駆動軸と長孔又は半円孔との間に生ずる隙間は他のシー
ル板が密閉するので、軸のまわりのオイル洩れ防止及び
風綿飛入りの防止が確実に達成出来る。
【0023】また、シール機構をシール板の積層とし各
シール板相互が摺動変位可能であるので、ドラフトロー
ラ駆動軸間のゲージ変更は、ただ軸を移動させるだけで
シール板が追従して拡開又は縮小するので、極めて容易
である。その上、シール構造の維持管理のための異なっ
た寸法品の用意も不要であり、結局、部品点数が少く
て、組付けや維持管理の合理化が達成出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した精紡機の概略図である。
【図2】本発明のシール板取付構造説明図で、(A)は
平面を、(B)は断面を示す。
【図3】3線ローラにおける実施例を示し、(A)は取
付状態の断面図、(B)は分解斜視図、(C)は積層状
態斜視図である。
【図4】3線ローラに於ける実施例で図3の状態からゲ
ージ拡大変更を施したものを示し、(A)は取付状態の
断面図、(B)は分解斜視図、(C)は積層状態図であ
る。
【図5】本発明を5線ローラに適用した場合のシール板
取付部断面を示す図である。
【図6】本発明の5線ローラ適用例を示し、(A)は各
シール板を積層した状態を、(B)は各シール板を展開
した状態を示す斜視図である。
【図7】5線ローラ適用例であって、図6の状態からロ
ーラゲージを拡大した状態を示す図で、(A)は各シー
ル板の積層状態を、(B)は各シール板を展開した状態
を示す斜視図である。
【図8】従来例を示し、(A)は横断面を、(B)は平
面を、(C)は縦断面を示す。
【図9】他の従来例を示し、(A)は横断面を、(B)
は平面を、(C)は縦断面を示す。
【符号の説明】
1…仕切板 2…ドラフトローラ駆動軸 3…ギヤボックス 4…ギヤボックスカバー 5…下側固定カバー 6…上側固定カバー 7…固定ボルト 8,9,10…シール板 h1 …円孔 h2 …長孔切欠 h3 …半円切欠

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ギヤボックスに形成されたドラフトロー
    ラ駆動軸用の窓孔(W)に複数のシール板(8,9,1
    0)を積層配置し、該シール板積層を上下固定カバー
    (5,6)で保持すると共に、各ドラフトローラ駆動軸
    (2a〜2e)は各シール板の何れか1つの円孔
    (h1 )に貫通して他のシール板に対しては長孔切欠
    (h2 )又は半円切欠(h3 )に貫通して該シール板と
    の相互変位可能とし、各ドラフトローラ駆動軸が間隔変
    更してもシール板積層には貫通空隙が生じないようにし
    た、紡機におけるドラフトローラ駆動用ギヤボックスの
    防塵装置。
  2. 【請求項2】 シール板積層が2分割片の衝合配置層
    (8,10)と単体層(9)との組合せであり、衝合配
    置層は衝合線に対向する長孔切欠(h2 )又は半円切欠
    (h3 )を形成すると共に、各分割片内に1個の円孔
    (h1 )を形成し、単体層(9)には1個の円孔
    (h1 )と両端縁には長孔切欠(h2 )を備えた請求項
    1の防塵装置。
  3. 【請求項3】 各シール板(8,9,10)が繊維フエ
    ルト製であって、円孔(h1 )から上面(U)まで切断
    (C)を備えた請求項1又は2の防塵装置。
JP5162399A 1993-06-30 1993-06-30 紡機におけるドラフトローラ駆動用ギヤボックスの防塵装置 Pending JPH0718532A (ja)

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JP5162399A JPH0718532A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 紡機におけるドラフトローラ駆動用ギヤボックスの防塵装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101053678B1 (ko) * 2011-05-31 2011-08-02 송진환 파쇄기의 먼지 방지체

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