JPH0718567A - ポリエステル繊維編織物の減量加工法 - Google Patents
ポリエステル繊維編織物の減量加工法Info
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- JPH0718567A JPH0718567A JP15965093A JP15965093A JPH0718567A JP H0718567 A JPH0718567 A JP H0718567A JP 15965093 A JP15965093 A JP 15965093A JP 15965093 A JP15965093 A JP 15965093A JP H0718567 A JPH0718567 A JP H0718567A
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- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 処理液の保持温度以下における減量率の変化
をも考慮して、正確に所期の減量率を有するポリエステ
ル繊維編織物製品を得る。 【構成】 目標減量率Xa より減量加工終了点P5 にお
ける処理液の温度T5及び塩基性物質濃度C5 を設定す
る。減量加工処理時に処理液の温度T及び塩基性物質濃
度Cを経時的に測定する。減量加工可能点P2 及び温度
保持点P3 の時間t2 ,t3 、温度T2 ,T3 、濃度C
2 ,C3 から経過時間Δt=t3 −t2、温度変化ΔT
=T3 −T2 、濃度変化ΔC=C2 −C3 を算出する。
温度下降点P4 から減量加工終了点P5 までの経過時間
Δt′=t5 −t4 、温度変化ΔT′=T4 −T5 、濃
度変化ΔC′=C4 −C5 をΔt=Δt′、ΔT=Δ
T′、ΔC=ΔC′となるようにし、C4 =C5 +ΔC
となった時点を温度下降点P 4 に決定する。
をも考慮して、正確に所期の減量率を有するポリエステ
ル繊維編織物製品を得る。 【構成】 目標減量率Xa より減量加工終了点P5 にお
ける処理液の温度T5及び塩基性物質濃度C5 を設定す
る。減量加工処理時に処理液の温度T及び塩基性物質濃
度Cを経時的に測定する。減量加工可能点P2 及び温度
保持点P3 の時間t2 ,t3 、温度T2 ,T3 、濃度C
2 ,C3 から経過時間Δt=t3 −t2、温度変化ΔT
=T3 −T2 、濃度変化ΔC=C2 −C3 を算出する。
温度下降点P4 から減量加工終了点P5 までの経過時間
Δt′=t5 −t4 、温度変化ΔT′=T4 −T5 、濃
度変化ΔC′=C4 −C5 をΔt=Δt′、ΔT=Δ
T′、ΔC=ΔC′となるようにし、C4 =C5 +ΔC
となった時点を温度下降点P 4 に決定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリエステル繊維編織
物の減量加工法に関するものである。
物の減量加工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリエステル繊維を苛性ソ−ダ、苛性カ
リ、硅酸ナトリウム等の塩基性物質の水溶液で処理して
加水分解し、表面を溶解除去するいわゆる減量加工法が
一般的に行われている。このとき、例えば苛性ソ−ダの
場合、苛性ソ−ダの消費量1モルに対してテレフタ−ル
酸ソ−ダ0.5モルが生成される。この減量加工法を行
うと、ポリエステル繊維には絹に似た柔軟性が付与さ
れ、静電気の発生が減少し、ピリングが防止され、防汚
性が向上する等の減量効果が得られる。
リ、硅酸ナトリウム等の塩基性物質の水溶液で処理して
加水分解し、表面を溶解除去するいわゆる減量加工法が
一般的に行われている。このとき、例えば苛性ソ−ダの
場合、苛性ソ−ダの消費量1モルに対してテレフタ−ル
酸ソ−ダ0.5モルが生成される。この減量加工法を行
うと、ポリエステル繊維には絹に似た柔軟性が付与さ
れ、静電気の発生が減少し、ピリングが防止され、防汚
性が向上する等の減量効果が得られる。
【0003】所望の減量効果をポリエステル繊維編織物
に供与するために、換言すれば所期の減量率にポリエス
テル繊維編織物を処理するために、予め処理時間に対す
る塩基性物質濃度と減量率との関係を実験により求めて
検量線を作成し、この検量線に基づいて、所定濃度の塩
基性物質水溶液を作製し、これを処理液として処理槽中
で所定時間処理を行っていた。ここで、通常、塩基性物
質水溶液はある温度以上(例えば、苛性ソ−ダ水溶液は
90℃以上)にて安定的にポリエステル繊維を加水分解
するため、従来は、塩3性物質水溶液よりなる処理液を
昇温させて当該温度以上の所定温度に保持した時点から
所定時間処理を行っていた。
に供与するために、換言すれば所期の減量率にポリエス
テル繊維編織物を処理するために、予め処理時間に対す
る塩基性物質濃度と減量率との関係を実験により求めて
検量線を作成し、この検量線に基づいて、所定濃度の塩
基性物質水溶液を作製し、これを処理液として処理槽中
で所定時間処理を行っていた。ここで、通常、塩基性物
質水溶液はある温度以上(例えば、苛性ソ−ダ水溶液は
90℃以上)にて安定的にポリエステル繊維を加水分解
するため、従来は、塩3性物質水溶液よりなる処理液を
昇温させて当該温度以上の所定温度に保持した時点から
所定時間処理を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、塩基性物質水
溶液は当該温度以下のある温度範囲内(例えば、苛性ソ
−ダ水溶液は70℃以上90℃以下)においても若干な
がらポリエステル繊維を加水分解するから、従来の処理
方法では、所定時間処理の開始前及び終了後にあっても
若干減量加工が進行するため、ポリエステル繊維編織物
の品種毎に保持温度以下における減量率の予想変化値を
考慮して処理していたが、正確に所期の減量率を有する
編織物製品を得ることは困難であった。
溶液は当該温度以下のある温度範囲内(例えば、苛性ソ
−ダ水溶液は70℃以上90℃以下)においても若干な
がらポリエステル繊維を加水分解するから、従来の処理
方法では、所定時間処理の開始前及び終了後にあっても
若干減量加工が進行するため、ポリエステル繊維編織物
の品種毎に保持温度以下における減量率の予想変化値を
考慮して処理していたが、正確に所期の減量率を有する
編織物製品を得ることは困難であった。
【0005】本発明は、かかる従来の問題点に鑑みて為
されたものであり、処理液の保持温度以下における減量
率の変化をも考慮して、正確に所期の減量率を有する編
織物製品を得ることを目的とするものである。
されたものであり、処理液の保持温度以下における減量
率の変化をも考慮して、正確に所期の減量率を有する編
織物製品を得ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、塩基性物質水溶液中でポリエステル繊維
を加水分解させるポリエステル繊維編織物の減量加工法
において、処理液の温度及び塩基性物質又は加水分解生
成物の濃度を経時的に測定し、これら測定値に基づいて
減量加工終了点及び温度下降点を決定することを特徴と
するポリエステル繊維編織物の減量加工法を提供するも
のである。
に、本発明は、塩基性物質水溶液中でポリエステル繊維
を加水分解させるポリエステル繊維編織物の減量加工法
において、処理液の温度及び塩基性物質又は加水分解生
成物の濃度を経時的に測定し、これら測定値に基づいて
減量加工終了点及び温度下降点を決定することを特徴と
するポリエステル繊維編織物の減量加工法を提供するも
のである。
【0007】次に、本発明のポリエステル繊維編織物の
減量加工法について図面を参照しつつ説明するが、以下
の説明において、塩基性物質としては市販の48°Be
(ボ−メ)の液状苛性ソ−ダを、減量加工するための処
理機器としては液流処理機を用いるものとする。
減量加工法について図面を参照しつつ説明するが、以下
の説明において、塩基性物質としては市販の48°Be
(ボ−メ)の液状苛性ソ−ダを、減量加工するための処
理機器としては液流処理機を用いるものとする。
【0008】先ず、貯留槽1において適宜濃度(通常N
aOH固型換算で20〜100(g/l))を有する苛
性ソ−ダ水溶液を作製する。例えば、濃度約50(g/
l)の苛性ソ−ダ水溶液を5000(l)作製する場合
には、図2に示すように、48度°Beの液状苛性ソ−
ダ357(l)と水4643(l)を各々の制御弁2,
3を介して貯留槽1内へ送給し、ポンプ4を作動させて
液状苛性ソ−ダと水とをよく混合する。混合後に苛性ソ
−ダ濃度C0 を測定し、この濃度値C0 (g/l)を制
御装置5に入力し、中央処理部6に記憶させておく。
aOH固型換算で20〜100(g/l))を有する苛
性ソ−ダ水溶液を作製する。例えば、濃度約50(g/
l)の苛性ソ−ダ水溶液を5000(l)作製する場合
には、図2に示すように、48度°Beの液状苛性ソ−
ダ357(l)と水4643(l)を各々の制御弁2,
3を介して貯留槽1内へ送給し、ポンプ4を作動させて
液状苛性ソ−ダと水とをよく混合する。混合後に苛性ソ
−ダ濃度C0 を測定し、この濃度値C0 (g/l)を制
御装置5に入力し、中央処理部6に記憶させておく。
【0009】一方、処理槽8にはポリエステル繊維編織
物からなる布帛を予め投入しておくが、先ず処理槽8内
に水を供給してその中に布帛を投入した後、処理槽8内
の水を排出するという方法をとっているため、この布帛
は乾燥重量Wの略1〜3倍の水を含んでいる。作業者
は、又、布帛の乾燥重量W(kg)、目標減量率X
a (%)及び貯留槽1内で作製した濃度C0 (g/l)
の苛性ソ−ダ水溶液の液量V0 (l)を予め制御装置5
に入力し、中央処理部6に記憶させておく。
物からなる布帛を予め投入しておくが、先ず処理槽8内
に水を供給してその中に布帛を投入した後、処理槽8内
の水を排出するという方法をとっているため、この布帛
は乾燥重量Wの略1〜3倍の水を含んでいる。作業者
は、又、布帛の乾燥重量W(kg)、目標減量率X
a (%)及び貯留槽1内で作製した濃度C0 (g/l)
の苛性ソ−ダ水溶液の液量V0 (l)を予め制御装置5
に入力し、中央処理部6に記憶させておく。
【0010】次に、貯留槽1内の濃度C0 (g/l)の
苛性ソ−ダ水溶液の液量V0 (l)を制御弁9を介して
処理槽8に供給するが、上記のように布帛はかなりの水
を含んでいるため、処理槽8内で苛性ソ−ダ水溶液は希
釈される。そこで、処理槽8内の苛性ソ−ダ水溶液濃度
が均一になるようにポンプ10を作動させて攪拌し、処
理液とする。処理槽8内の処理液の苛性ソ−ダ濃度C1
を制御装置5の濃度測定部7において測定し、処理液の
液量V1 (l)を制御装置5の中央処理部6において、 V1 =(C0 ・V0 )/C1 (1) より算出する。
苛性ソ−ダ水溶液の液量V0 (l)を制御弁9を介して
処理槽8に供給するが、上記のように布帛はかなりの水
を含んでいるため、処理槽8内で苛性ソ−ダ水溶液は希
釈される。そこで、処理槽8内の苛性ソ−ダ水溶液濃度
が均一になるようにポンプ10を作動させて攪拌し、処
理液とする。処理槽8内の処理液の苛性ソ−ダ濃度C1
を制御装置5の濃度測定部7において測定し、処理液の
液量V1 (l)を制御装置5の中央処理部6において、 V1 =(C0 ・V0 )/C1 (1) より算出する。
【0011】さらに、乾燥重量W(kg)の布帛を目標
減量率Xa (%)まで減量するために必要な苛性ソ−ダ
量Ya (kg)を、 Ya =(W・Xa /2.4)×10-2 (2) より算出し、目標減量率Xa (%)における処理液の苛
性ソ−ダ濃度Ca (g/l)を、 Ca =C1 −(W・Xa /2.4・V1 )×10 (3) より算出し、制御装置5の中央処理部6に記憶させる。
減量率Xa (%)まで減量するために必要な苛性ソ−ダ
量Ya (kg)を、 Ya =(W・Xa /2.4)×10-2 (2) より算出し、目標減量率Xa (%)における処理液の苛
性ソ−ダ濃度Ca (g/l)を、 Ca =C1 −(W・Xa /2.4・V1 )×10 (3) より算出し、制御装置5の中央処理部6に記憶させる。
【0012】以後、図1に示すように、処理槽8内の処
理液を加熱して温度を上昇させるとともに、処理液の温
度T及び苛性ソ−ダ濃度Cを所定時間毎に測定し、制御
装置5の中央処理部6に記憶させる。なお、温度測定開
始点P1 の温度T1 、濃度C1 、減量率X1 である。
理液を加熱して温度を上昇させるとともに、処理液の温
度T及び苛性ソ−ダ濃度Cを所定時間毎に測定し、制御
装置5の中央処理部6に記憶させる。なお、温度測定開
始点P1 の温度T1 、濃度C1 、減量率X1 である。
【0013】時間t2 後に温度T2 に到達すると、減量
加工が可能になる。この減量加工可能点P2 の温度
T2 、濃度C2 、減量率X2 であり、苛性ソ−ダ水溶液
の場合にはT2 は70℃である。
加工が可能になる。この減量加工可能点P2 の温度
T2 、濃度C2 、減量率X2 であり、苛性ソ−ダ水溶液
の場合にはT2 は70℃である。
【0014】さらに、温度を上昇させ、時間t3 後に温
度T3 に到達すると、減量加工が安定的に実施できる状
態となり、以後この温度T3 を所定時間保持する。この
温度保持点P3 の温度T3 、濃度C3 、減量率X3 であ
り、苛性ソ−ダ水溶液の場合にはT3 は90℃以上の所
定温度とする。
度T3 に到達すると、減量加工が安定的に実施できる状
態となり、以後この温度T3 を所定時間保持する。この
温度保持点P3 の温度T3 、濃度C3 、減量率X3 であ
り、苛性ソ−ダ水溶液の場合にはT3 は90℃以上の所
定温度とする。
【0015】所定時間温度T3 を保持した後、時間t4
後に処理槽8内の処理液を冷却して温度を下降させる。
この温度下降点P4 の温度T4 、濃度C4 、減量率X4
であり、勿論温度T4 はT3 に等しい。
後に処理槽8内の処理液を冷却して温度を下降させる。
この温度下降点P4 の温度T4 、濃度C4 、減量率X4
であり、勿論温度T4 はT3 に等しい。
【0016】時間t5 後に温度T5 に到達すると、減量
加工が不可能になる。この減量加工終了点P5 の温度T
5 、濃度C5 、減量率X5 であり、温度T5 をT2 に等
しく、又、濃度C5 をCa に等しくする。この時、制御
装置5の中央処理部6からの指令により処理槽8の運転
を停止させるとともに処理槽8内より処理液を排出させ
る。そして、処理された布帛を洗浄した後、処理槽8よ
り取り出す。
加工が不可能になる。この減量加工終了点P5 の温度T
5 、濃度C5 、減量率X5 であり、温度T5 をT2 に等
しく、又、濃度C5 をCa に等しくする。この時、制御
装置5の中央処理部6からの指令により処理槽8の運転
を停止させるとともに処理槽8内より処理液を排出させ
る。そして、処理された布帛を洗浄した後、処理槽8よ
り取り出す。
【0017】ここで、P2 〜P3 における温度上昇率と
P4 〜P5 における温度下降率を等しくすれば、P2 〜
P3 とP4 〜P5 における減量加工量を等しくすること
ができる。従って、P2 〜P3 の経過時間Δt=t3 −
t2 、濃度変化ΔC=C2 −C3、温度変化ΔT=T3
−T2 を制御装置5の中央処理部6において算出し、P
4〜P5 の経過時間Δt′=t5 −t4 をΔt=Δ
t′、温度変化ΔT′=T4 −T5 をΔT=ΔT′とす
るよう冷却すれば、濃度変化ΔC′=C4 −C5 もΔC
=ΔC′とすることができる。このことから、C4 =C
5 +ΔCとなった時点を温度下降点P4 とするものであ
る。
P4 〜P5 における温度下降率を等しくすれば、P2 〜
P3 とP4 〜P5 における減量加工量を等しくすること
ができる。従って、P2 〜P3 の経過時間Δt=t3 −
t2 、濃度変化ΔC=C2 −C3、温度変化ΔT=T3
−T2 を制御装置5の中央処理部6において算出し、P
4〜P5 の経過時間Δt′=t5 −t4 をΔt=Δ
t′、温度変化ΔT′=T4 −T5 をΔT=ΔT′とす
るよう冷却すれば、濃度変化ΔC′=C4 −C5 もΔC
=ΔC′とすることができる。このことから、C4 =C
5 +ΔCとなった時点を温度下降点P4 とするものであ
る。
【0018】なお、貯留槽1と処理槽8と制御装置5の
濃度測定部7とは管路により接続してあり、又、制御装
置5の中央処理部6と処理槽8の駆動機構とは電気的に
接続してある。又、図2において、11は熱交換器、1
2はサンプリング装置である。
濃度測定部7とは管路により接続してあり、又、制御装
置5の中央処理部6と処理槽8の駆動機構とは電気的に
接続してある。又、図2において、11は熱交換器、1
2はサンプリング装置である。
【0019】以上のようにして、処理槽8内の処理液の
温度T及び濃度Cを自動的、かつ経時的に測定し、これ
ら測定値に基づいて減量加工終了点及び温度下降点を決
定することより、減量加工に要する時間を短縮しつつ確
実に目的減量率Xa を有する織物製品を得ることができ
る。
温度T及び濃度Cを自動的、かつ経時的に測定し、これ
ら測定値に基づいて減量加工終了点及び温度下降点を決
定することより、減量加工に要する時間を短縮しつつ確
実に目的減量率Xa を有する織物製品を得ることができ
る。
【0020】なお、苛性ソ−ダ濃度の代わりに加水分解
で生成するテレフタ−ル酸ソ−ダの濃度を測定しても同
様である。
で生成するテレフタ−ル酸ソ−ダの濃度を測定しても同
様である。
【0021】
【実施例】次に、本発明のポリエステル繊維編織物の減
量加工法について、具体的実施例により説明する。
量加工法について、具体的実施例により説明する。
【0022】(実施例1)貯留槽1において濃度40g
/lの苛性ソ−ダ水溶液を5000l作製し、処理槽8
には乾燥重量400kgのポリエステル繊維編織物を投
入した。又、目標減量率Xa を20%とした。処理槽8
内の処理液の苛性ソ−ダ濃度C1 を測定したところ、3
4.5g/lであったので、式(1),(3)より、制
御装置5の中央処理部6において、 V1 =(40×5000)/34.5=5797(l) Ca =34.5−(400×20/2.4×5797)
×10=28.7(g/l) と算出される。
/lの苛性ソ−ダ水溶液を5000l作製し、処理槽8
には乾燥重量400kgのポリエステル繊維編織物を投
入した。又、目標減量率Xa を20%とした。処理槽8
内の処理液の苛性ソ−ダ濃度C1 を測定したところ、3
4.5g/lであったので、式(1),(3)より、制
御装置5の中央処理部6において、 V1 =(40×5000)/34.5=5797(l) Ca =34.5−(400×20/2.4×5797)
×10=28.7(g/l) と算出される。
【0023】貯留槽1で作製した苛性ソ−ダ水溶液50
00lを処理槽8に供給し、図3に示すように、処理
液、布帛を循環させながら処理液の温度T2 を70℃ま
で加熱した。この時の苛性ソ−ダ濃度C2 は34.5g
/lであった。さらに処理液の温度を温調曲線に従って
上昇させたところ、15分後に温度T 3 は95℃に到達
した。この時の苛性ソ−ダ濃度C3 は33.6g/lで
あった。以後、処理液の温度を95℃に保持するととも
に、苛性ソ−ダ濃度を経時的に測定し続けた。
00lを処理槽8に供給し、図3に示すように、処理
液、布帛を循環させながら処理液の温度T2 を70℃ま
で加熱した。この時の苛性ソ−ダ濃度C2 は34.5g
/lであった。さらに処理液の温度を温調曲線に従って
上昇させたところ、15分後に温度T 3 は95℃に到達
した。この時の苛性ソ−ダ濃度C3 は33.6g/lで
あった。以後、処理液の温度を95℃に保持するととも
に、苛性ソ−ダ濃度を経時的に測定し続けた。
【0024】一方、制御装置5の中央処理部6において
は、上記各測定値から自動的にΔt、ΔT、ΔCが算出
される。この場合には、 Δt=t3 −t2 =15(min) ΔT=T3 −T2 =95−70=25(℃) ΔC=C2 −C3 =34.5−33.6=0.9(g/
l) である。従って、温度下降点P4 の苛性ソ−ダ濃度C4
は、 C4 =C5 +ΔC=28.7+0.9=29.6(g/
l) と算出される。
は、上記各測定値から自動的にΔt、ΔT、ΔCが算出
される。この場合には、 Δt=t3 −t2 =15(min) ΔT=T3 −T2 =95−70=25(℃) ΔC=C2 −C3 =34.5−33.6=0.9(g/
l) である。従って、温度下降点P4 の苛性ソ−ダ濃度C4
は、 C4 =C5 +ΔC=28.7+0.9=29.6(g/
l) と算出される。
【0025】以上より、苛性ソ−ダ濃度C4 が29.6
g/lになった時点で処理液の冷却を開始し、温度を温
調カ−ブに従って下降させたところ、15分後に温度T
5 は70℃に到達し、苛性ソ−ダ濃度C5 は28.7g
r/lとなった。
g/lになった時点で処理液の冷却を開始し、温度を温
調カ−ブに従って下降させたところ、15分後に温度T
5 は70℃に到達し、苛性ソ−ダ濃度C5 は28.7g
r/lとなった。
【0026】その後、処理液をただちに貯蓄槽1に回収
し、処理槽8より布帛を水洗した後取り出してその重量
を測定したところ、320kgであった。これにより、
略正確に20%の減量がされたことがわかった。
し、処理槽8より布帛を水洗した後取り出してその重量
を測定したところ、320kgであった。これにより、
略正確に20%の減量がされたことがわかった。
【0027】(実施例2)貯留槽1において濃度35g
/lの苛性ソ−ダ水溶液を6000l作製し、処理槽8
には乾燥重量500kgのポリエステル繊維編織物を投
入した。又、目標減量率Xa を15%とした。処理槽8
内の処理液の濃度C1 を測定したところ、30.0g/
lであったので、式(1),(3)より、制御装置5の
中央処理部6において、 V1 =(35×6000)/30.0=7000(l) Ca =30.0−(500×15/2.4×7000)
×10=25.5(g/l) と算出される。
/lの苛性ソ−ダ水溶液を6000l作製し、処理槽8
には乾燥重量500kgのポリエステル繊維編織物を投
入した。又、目標減量率Xa を15%とした。処理槽8
内の処理液の濃度C1 を測定したところ、30.0g/
lであったので、式(1),(3)より、制御装置5の
中央処理部6において、 V1 =(35×6000)/30.0=7000(l) Ca =30.0−(500×15/2.4×7000)
×10=25.5(g/l) と算出される。
【0028】貯留槽1で作製した苛性ソ−ダ水溶液60
00lを処理槽8に供給し、図4に示すように、処理
液、布帛を循環させながら処理液の温度T2 を65℃ま
で加熱した。この時の苛性ソ−ダ濃度C2 は30.0g
/lであった。さらに処理液の温度を温調曲線に従って
上昇させたところ、20分後に温度T 3 は95℃に到達
した。この時の苛性ソ−ダ濃度C3 は29.5g/lで
あった。以後、処理液の温度を95℃に保持するととも
に、苛性ソ−ダ濃度を経時的に測定し続けた。
00lを処理槽8に供給し、図4に示すように、処理
液、布帛を循環させながら処理液の温度T2 を65℃ま
で加熱した。この時の苛性ソ−ダ濃度C2 は30.0g
/lであった。さらに処理液の温度を温調曲線に従って
上昇させたところ、20分後に温度T 3 は95℃に到達
した。この時の苛性ソ−ダ濃度C3 は29.5g/lで
あった。以後、処理液の温度を95℃に保持するととも
に、苛性ソ−ダ濃度を経時的に測定し続けた。
【0029】一方、制御装置5の中央処理部6において
は、上記各測定値から自動的にΔt、ΔT、ΔCが算出
される。この場合には、 Δt=t3 −t2 =20(min) ΔT=T3 −T2 =95−65=30(℃) ΔC=C2 −C3 =30.0−29.5=0.5(g/
l) である。従って、温度下降点P4 の苛性ソ−ダ濃度C4
は、 C4 =C5 +ΔC=25.5+0.5=26.0(g/
l) と算出される。
は、上記各測定値から自動的にΔt、ΔT、ΔCが算出
される。この場合には、 Δt=t3 −t2 =20(min) ΔT=T3 −T2 =95−65=30(℃) ΔC=C2 −C3 =30.0−29.5=0.5(g/
l) である。従って、温度下降点P4 の苛性ソ−ダ濃度C4
は、 C4 =C5 +ΔC=25.5+0.5=26.0(g/
l) と算出される。
【0030】以上より、苛性ソ−ダ濃度C4 が26.0
g/lになった時点で処理液の冷却を開始し、温度を温
調カ−ブに従って下降させたところ、20分後に温度T
5 は65℃に到達し、苛性ソ−ダ濃度C5 は25.5g
/lとなった。
g/lになった時点で処理液の冷却を開始し、温度を温
調カ−ブに従って下降させたところ、20分後に温度T
5 は65℃に到達し、苛性ソ−ダ濃度C5 は25.5g
/lとなった。
【0031】その後、処理液をただちに貯蓄槽1に回収
し、処理槽8より布帛を水洗した後取り出してその重量
を測定したところ、423kgであった。これにより、
15.4%の減量がされたことが明らかになった。
し、処理槽8より布帛を水洗した後取り出してその重量
を測定したところ、423kgであった。これにより、
15.4%の減量がされたことが明らかになった。
【0032】
【発明の効果】本発明のポリエステル繊維編織物の減量
加工法は、塩基性物質水溶液よりなる処理液の温度及び
塩基性物質又は加水分解生成物の濃度を経時的に測定
し、これら測定値に基づいて減量加工終了点及び温度下
降点を決定するようにしたものであるから、処理液の温
度下降時における減量率変化をも考慮でき、減量加工に
要する時間を短縮しつつ正確に所期の減量率を有する編
織物製品を得ることができる。
加工法は、塩基性物質水溶液よりなる処理液の温度及び
塩基性物質又は加水分解生成物の濃度を経時的に測定
し、これら測定値に基づいて減量加工終了点及び温度下
降点を決定するようにしたものであるから、処理液の温
度下降時における減量率変化をも考慮でき、減量加工に
要する時間を短縮しつつ正確に所期の減量率を有する編
織物製品を得ることができる。
【図1】本発明のポリエステル繊維編織物の減量加工法
における工程図であり、(A)は時間経過に対する処理
液の苛性ソ−ダ濃度及び減量率変化を示す線図、(B)
は時間経過に対する処理液の温度変化を示す線図であ
る。
における工程図であり、(A)は時間経過に対する処理
液の苛性ソ−ダ濃度及び減量率変化を示す線図、(B)
は時間経過に対する処理液の温度変化を示す線図であ
る。
【図2】本発明のポリエステル繊維編織物の減量加工法
を実施する減量加工装置の構成図である。
を実施する減量加工装置の構成図である。
【図3】本発明のポリエステル繊維編織物の減量加工法
の一実施例を示す工程図である。
の一実施例を示す工程図である。
【図4】本発明のポリエステル繊維編織物の減量加工法
の他実施例を示す工程図である。
の他実施例を示す工程図である。
1…貯蓄槽 5…制御装置 6…中央処理部 8…濃度測定部 8…処理槽
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小西 啓介 福井県福井市つくも2丁目2番3号 マキ タビル3階 和興技研株式会社内 (72)発明者 上田 紹央 福井県坂井郡金津町池口5号46 福伸工業 株式会社内 (72)発明者 田中 豊 東京都豊島区南大塚3丁目43番11号 三菱 化成株式会社東京支店内
Claims (1)
- 【請求項1】 塩基性物質水溶液中でポリエステル繊維
を加水分解させるポリエステル繊維編織物の減量加工法
において、処理液の温度及び塩基性物質又は加水分解生
成物の濃度を経時的に測定し、これら測定値に基づいて
減量加工終了点及び温度下降点を決定することを特徴と
するポリエステル繊維編織物の減量加工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15965093A JPH0718567A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | ポリエステル繊維編織物の減量加工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15965093A JPH0718567A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | ポリエステル繊維編織物の減量加工法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0718567A true JPH0718567A (ja) | 1995-01-20 |
Family
ID=15698349
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15965093A Pending JPH0718567A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | ポリエステル繊維編織物の減量加工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0718567A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002013064A (ja) * | 2000-06-30 | 2002-01-18 | Fukushin Kogyo Kk | ポリエステル繊維の減量加工方法及び装置 |
| KR101114323B1 (ko) * | 2003-11-24 | 2012-02-14 | 엘지전자 주식회사 | 공기조화기의 환기장치 |
-
1993
- 1993-06-29 JP JP15965093A patent/JPH0718567A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002013064A (ja) * | 2000-06-30 | 2002-01-18 | Fukushin Kogyo Kk | ポリエステル繊維の減量加工方法及び装置 |
| KR101114323B1 (ko) * | 2003-11-24 | 2012-02-14 | 엘지전자 주식회사 | 공기조화기의 환기장치 |
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