JPH07185987A - ワーク把持測定装置 - Google Patents

ワーク把持測定装置

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JPH07185987A
JPH07185987A JP33783193A JP33783193A JPH07185987A JP H07185987 A JPH07185987 A JP H07185987A JP 33783193 A JP33783193 A JP 33783193A JP 33783193 A JP33783193 A JP 33783193A JP H07185987 A JPH07185987 A JP H07185987A
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JP
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work
measuring
gripping
claws
slider
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Application number
JP33783193A
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English (en)
Inventor
Michihiko Sakamoto
道彦 坂本
Tsutomu Sakashita
努 坂下
Akitaka Hiruta
顕隆 蛭田
Masato Kon
正人 今
Kenichi Sato
健一 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Magnescale Inc
Original Assignee
Sony Magnescale Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワークを搬送する際、同時にワークの所定位
置を測定することができるワーク把持測定装置を提供す
る。 【構成】 ワークWを把持する把持機構1と、この把持
機構1で把持されたワークWの所定位置の寸法を測定す
る測定機構2とを備え、把持機構1及び測定機構2の個
別の作動を確保しつつ両機構1,2を一体に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワークを把持しながら
同時に当該ワークの所定位置の寸法を測定することがで
きるワーク把持測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に、工場の自動的な製造工程
或いは組立工程において、その対象物であるワークはロ
ボットハンド等のワーク把持装置により把持されて、例
えば、次の工程に搬送されて加工作業又は組立作業に提
供される。かかるワーク把持装置は、通常、ワークを把
持する機能と、把持したワークを他の場所に搬送する機
能とを有し、把持したワークの寸法精度について関知す
ることはない。
【0003】従って、例えば、加工されたワークの寸法
精度が所定範囲内にある合格品であるか否かは、そのワ
ークを測定しなければならない。このようなワークの寸
法の合否判定のために、通常、ワークはワーク把持装置
に把持されて測定装置まで搬送され、一旦ワークを適当
な場所に置いてから計測される。この計測の後、ワーク
は再度ワーク把持装置に把持されて、例えば、合格品は
合格品用のパレットに搬送され、不合格品は不良品用の
パレットに搬送される等の処理がなされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来のワーク把持装置においては、ワークを把
持して所定位置まで搬送する機能しかなく、ワークの寸
法測定は別の測定装置で独立になされていたため、ワー
クの寸法精度の適否を判断するための作業工数が多くな
り、作業能率が悪いという課題があった。
【0005】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、ワークを搬送する際、同時にワー
クの所定位置を測定することができるワーク把持測定装
置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述したよう
な課題等を解決し、上記目的を達成するために、例え
ば、図1〜図22に示すように、ワーク(W,W1,W
2,W3,W4)を把持する把持機構(1,50,7
1,83)と、この把持機構で把持されたワークの所定
位置の寸法を測定する測定機構(2,60,61,6
2,70,80)とを備え、把持機構及び測定機構の個
別の作動を確保しつつ両機構を一体に構成したことを特
徴としている。
【0007】また、本発明の把持機構50には、例え
ば、図13及び図14に示すように、ワークW1の把持
位置を一定とする位置決め部材51を設けるとよい。
【0008】更に、本発明の測定機構60は、例えば、
図15及び図17に示すように、ワークW2の複数箇所
を測定するための複数の測定部61,62を有する構成
とすることができる。
【0009】
【作用】本発明は、上述の如く構成したことにより、把
持機構(1,50,71,83)でワーク(W,W1,
W2,W3,W4)を把持しながら、これと同時に測定
機構(2,60,61,62,70,80)で当該ワー
クの所定位置を測定することができ、ワークの製造工程
や組立工程等においてタクトタイムの減少を図ることが
できる。
【0010】また、把持機構50に位置決め部材51を
設けることにより、ワークの把持精度及び測定精度を共
に高めることができる。
【0011】更に、測定機構60に複数の測定部61,
62を設けることにより、ワークW2の複数箇所を同時
に測定することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図12は本発明の第1実施例、図13及び
図14は本発明の第2実施例、図15〜図17は本発明
の第3実施例、図18及び図19は本発明の第4実施
例、図20〜図22は本発明の第5実施例をそれぞれ示
すものである。また、図23は、ワークの一具体例を示
すものである。
【0013】図1〜図4において、1は、ワークWを把
持するための把持機構、2は、把持機構1で把持された
ワークWの所定位置の寸法を測定するための測定機構で
あり、これら把持機構1と測定機構2とで本実施例に関
わるワーク把持測定装置100が構成されている。
【0014】把持機構1は、図5〜図7に示すように、
中央に測定機構2が収容される凹陥部3を設けたベース
部材4を具えている。ベース部材4の凹陥部3は直径方
向に細長く形成されていて、この凹陥部3を挟むように
対をなすエアシリンダ5が設けられている。尚、左右の
エアシリンダ5は対称形状であって、その構成は同一で
あるため、右側のエアシリンダ5の断面図示は省略す
る。
【0015】このエアシリンダ5は、ベース部材4に設
けたシリンダ穴6に摺動可能に嵌合されたピストン7
と、このピストン7によって半径方向に摺動されるスラ
イダ8とからなり、シリンダ穴6は凹陥部3の開口する
方向に延在されている。このシリンダ穴6は、ピストン
7の大径部7aが嵌合される大径穴6aと、ピストン7
の小径部7bが嵌合される小径穴6bとを有し、両穴6
a,6bは互いに同心となるように形成されている。従
って、ピストン7の大径部7aと小径部7bとも同心に
形成されていて、小径部7bの先端から斜めに作動部7
cが突出形成されている。
【0016】ピストン7の作動部7cは、シリンダ穴6
の開口側を塞ぐように配置されたスライダ8のガイド孔
8aに摺動可能に係合されている。スライダ8は、ベー
ス部材4の凹陥部3の開口側で半径方向に延在するよう
に設けたガイド溝9に摺動可能に係合されている。この
スライダ8は幅方向両側に広がるフランジ部8bを有
し、このフランジ部8bをガイド溝9の底に設けた幅広
部9aに係合させることにより、スライダ8のシリンダ
穴6のスライダ移動方向への移動を阻止している。この
ガイド溝9が延びる方向に上記作動部7cは傾けられて
おり、これにより、ピストン7の進退運動が作動部7c
とガイド孔8aとの働きを介して、スライダ8のシリン
ダ穴6のスライダ移動方向と直交する方向に変換され
る。
【0017】更に、スライダ8の上面には、把持用爪1
0(又は11)を位置決めするための位置決めピン8c
と、この把持用爪10(又は11)をねじ止めするため
のねじ穴8dとが設けられている。図4に示すように、
一方の把持用爪10は、内側にV溝10aが設けられて
いて、このV溝10aで、例えば、図23に示すような
ワークWを位置決めするようにしている。また、他方の
把持用爪11は、全ての面が平面とされた四角形をなし
ており、ワークWを一方の把持用爪10のV溝10aに
押しつけるものである。
【0018】そして、図5に示すように、シリンダ穴6
の大径穴6aには、ピストン7の大径部7aの小径部7
b側に連通する連通孔12aと、小径部7bとは反対側
に連通する連通孔12bとが設けられていて、両連通孔
12a,12bは、それぞれの接続ポート13a,13
bから図示しないエア圧力装置に接続されている。14
aは、ピストン7の大径部7aに装着されたO−リン
グ、14bは、同じく小径部7bに装着されたO−リン
グである。また、15は、スライダ8の上部を覆うカバ
ーである。
【0019】このような構成を有する把持機構1の作用
は、例えば、次の通りである。即ち、エア圧力装置のエ
アを上の接続ポート13aからエアシリンダ5の上部室
内に導入すると、その圧力によってピストン7が押し下
げられる。これにより、ピストン7の作動部7cが、図
5において、スライダ8のガイド孔8aの左側の傾斜面
を上方から押圧するようになる。その結果、スライダ8
の上下方向の動きはガイド溝9によって規制されている
ため、ガイド孔8aの左側傾斜面に働く分力により、左
側のエアシリンダ5においてはスライダ8が左側へ移動
する。これと同様に、右側のエアシリンダ5においては
スライダ8が右側へ移動するため、それぞれスライダ8
に固定された互いに対をなす把持用爪10,11が、そ
れぞれ離れる方向に移動し、両把持用爪10,11の間
隔が開かれる。
【0020】一方、エアを下の接続ポート13bからエ
アシリンダ5の下部室内に導入すると、その圧力によっ
てピストン7が押し上げられ、これにより、ピストン7
の作動部7cが、図5において、スライダ8のガイド孔
8aの右側の傾斜面を下方から押圧する。その結果、ス
ライダ8のガイド孔8aの右側傾斜面に働く分力によっ
て、左側のエアシリンダ5ではスライダ8が右側へ移動
する。これと同様に、右側のエアシリンダ5ではスライ
ダ8が左側へ移動するため、それぞれスライダ8に固定
された把持用爪10,11が、それぞれ近づく方向に移
動し、両把持用爪10,11の間隔が狭められる。
【0021】また、測定機構2は、図8〜図11に示す
ように、エアシリンダ20を有する固定部材21と、一
対の平行に配置された可動部材22A,22Bとを具え
ている。固定部材21と可動部材22A,22Bとは、
それぞれの両端において板バネ23A,23B及び24
A,24Bによって平行移動可能に連結されている。こ
れら板バネ23A,23B及び24A,24Bの両端
は、それぞれ押え板25aを介して固定部材21又は可
動部材22A,22Bに固定されている。そして、それ
ぞれの板バネ23A,23B及び24A,24Bの中途
部には補強板25bが固定されており、この補強板25
bで板バネ23A,23B及び24A,24Bの中途部
の撓みを防止している。従って、それぞれの板バネ23
A,23B及び24A,24Bは、固定部材21又は可
動部材22A,22Bの近傍においてのみ撓むことがで
き、これにより固定部材21に対して可動部材22A,
22Bが常に平行運動するようにしている。
【0022】可動部材22A,22Bは、それぞれの中
途部の下面に突出したカム凸部26を有し、これらのカ
ム凸部26には、互いに逆方向に傾斜するカム面26
a,26bが形成されている。そして、これらカム凸部
26と固定部材21に設けた固定凸部21a,21bと
の間には、互いの間を離反させるようにバネ力を働かせ
るコイル状の圧縮ばね27A,27Bが取り付けられて
いる。
【0023】このようなカム凸部26のカム面26a,
26bには、エアシリンダ20のロッド28の先端に設
けた押圧部28aが共通に当接される。このロッド28
の他端にはピストン29が固定されていて、このピスト
ン29が固定部材21に設けたシリンダ穴30に摺動可
能に嵌合されている。これらロッド28とピストン29
とシリンダ穴30とでエアシリンダ20が構成されてい
る。図8に示す31は、シリンダ穴30に連通された連
通孔であり、この連通孔30には、上述したエア圧力装
置が接続されている。
【0024】更に、図8及び図11に示すように、一方
の可動部材22Aには磁気スケール33が取り付けら
れ、他方の可動部材22Bには読み取り用の磁気ヘッド
34が取り付けられている。これら磁気スケール33及
び磁気ヘッド34は互いに対向するように設置され、磁
気ヘッド34で磁気スケール33の相対変位を検出する
ことにより、両可動部材22A,22Bの相対変位を高
い精度で検出できるようにしている。
【0025】更に又、両可動部材22A,22Bの上面
には、それぞれ測定用爪35,36が固定ねじ37によ
って締付固定されている。これらの測定用爪35,36
は、互いの爪先を結ぶ線が可動部材22A,22Bの移
動方向と平行になるよう設置されており、これにより両
測定用爪35,36が協同してワークWを把持する際
に、その把持力によってワークWにモーメントが作用し
ないようにしている。従って、測定用爪35,36の移
動方向は磁気スケール33及び磁気ヘッド34の相対変
位方向と平行になっている。
【0026】このような構成を有する測定機構2の作用
は、例えば、次の通りである。即ち、図8に示す状態か
ら、エア圧力装置のエアをエアシリンダ20の下部室内
に導入すると、その圧力によってピストン29が押し上
げられる。これにより、ピストン29と一体のロッド2
8の先端に設けた押圧部28aが、対をなす可動部材2
2A,22Bのカム凸部26の傾斜したカム面26a,
26bを下方から押圧する。
【0027】この場合、両可動部材22A,22Bが固
定部材21に対して4枚の板バネ23A,23B,24
A,24Bで平行に支持されており、これら板バネの働
きによって両可動部材22A,22Bの固定部材21に
対する平行運動が確保されている。その結果、両カム面
26a,26bに働く横方向の分力により、図9に示す
ように、一方の可動部材22Aが左側へ移動するのに対
して、他方の可動部材22Bは、これとは逆方向の右側
へ移動する。これにより、両可動部材22A,22Bの
上面にそれぞれ固定された計測用爪35,36が互いに
離れる方向に移動するため、両計測用爪35,36の間
隔が開かれる。
【0028】次に、エアシリンダ20の下部室内のエア
を排気すると、圧縮ばね27A,27Bのバネ力によっ
てそれぞれのカム凸部26が互いに近づく方向に押さ
れ、両カム面26a,26bからロッド28の押圧部2
8aに働く縦方向の分力により、ロッド28及びピスト
ン29が押し下げられる。これにより、両可動部材22
A,22Bの上面にそれぞれ固定された測定用爪35,
36が互いに近づく方向に移動し、両測定用爪35,3
6の間隔が閉じられる。そして、対をなす測定用爪3
5,36間の相対的な移動量は、両可動部材22A,2
2B間の相対的な移動量として、これらに設けた磁気ス
ケール33と磁気ヘッド34とで検出される。従って、
このような測定用爪35,36間にワークWを介在させ
ることにより、高い精度で当該ワークWの寸法を測定す
ることができる。
【0029】このような構成及び作用を有する測定機構
2が上記把持機構1のベース部材4の凹陥部3内に、そ
の把持用爪10,11の移動方向Xに対して測定用爪3
5,36の移動方向Yを直交させるようにして収容さ
れ、これにより、把持機構1と測定機構2とが一体をな
すワーク把持測定装置100が構成されている。このよ
うな構成を有するワーク把持測定装置100は、例え
ば、図12に示すような状態で、工場の自動的な製造ラ
インや組立ライン等に用いられる。
【0030】図12において、40は、水平方向及び垂
直方向に移動可能に構成された直交ロボットであり、こ
の直交ロボット40の下端部にワーク把持測定装置10
0が取り付けられている。41〜44は、搬送されてき
たワークWを、その精度に応じてランク分けするための
ペレットであり、41は、ランク1の高精度のワークW
が収容される高精度ペレット、42は、ランク2の中精
度のワークWが収容される中精度ペレット、43は、ラ
ンク3の普通精度のワークWが収容される普通精度ペレ
ット、44は、ランク外の不良品が収容される不良ペレ
ットである。
【0031】また、45は、ワークWをワーク把持測定
装置100の所定位置に搬送するための搬送コンベアで
ある。この搬送コンベア41で搬送されるワークWの例
としては、例えば、図23に示すようなものが適用され
る。このワークWは、円板形の大径部Waと、この大径
部Waの一面側の中央に突設された小径部Wbとからな
り、小径部Wbの外周面は精度良く仕上げられている。
【0032】次に、上記ワークWを、直交ロボット40
で把持して搬送しつつ所定位置の直径を測定する場合に
ついて説明する。図12に示すように、まず、小径部W
bを上にして搬送コンベア45で送られてきたワークW
の大径部Waをワーク把持測定装置100の把持機構1
で把持し、少し持ち上げて搬送コンベア45から取り出
す。そして、直交ロボット40を所定位置まで搬送し、
少し下げて所定のペレットにワークWを収容する。
【0033】このワークWの搬送中に、測定機構2を作
動させてワークWの所定位置の直径を測定する。その測
定結果に基づき、公差範囲別にランク1からランク3と
不良品とに分けられたペレット41〜44に選別して収
容する。
【0034】この場合、本実施例においては、ワークW
の搬送作業と当該ワークWの測定作業とが別の時限のも
のとはならず、搬送作業中に同時に測定作業が行われる
ため、これらの作業を短時間に行うことができて、作業
効率を大幅に向上させることができる。
【0035】このようなワークWの加工及び生産性を考
えた時、例えば、小径部Wbの仕上り寸法を測定し、そ
の寸法精度に応じてランクづけして選別を行うような場
合、小径部Wbの仕上り部分には搬送のための把持によ
って傷や歪みを生じさせることはできない。そのため、
仕上り部分以外の部分を把持して搬送することが要求さ
れる。また、仕上り部分の直径の測定を行う際、測定を
別個の手段で行うことは、タクトタイムを増やすことに
なるばかりでなく、特に大量の部品の加工及び選別が必
要とされるプロセスの中では多大な損失を招くことにな
る。従って、本実施例のように、ワークWの搬送中、同
時に所定部分の寸法測定を行うことができるようになれ
ば、大幅に生産性を上げることができる。
【0036】また、本実施例によれば、把持機構1と測
定機構2とが、それぞれ別個独立に動作するため、ワー
クWの材質や形状等に合わせて把持用爪10,11及び
測定用爪の材質や形状等を適宜に選択することができ
る。また、把持機構1の把持力と測定機構2の測定力と
を別々に設定できるため、例えば、把持力のみを強くし
て、測定力を弱くすることにより、仕上り面に傷をつけ
たり変形させるというような不具合の発生を防止するこ
とができる。従って、本実施例によれば、搬送に必要な
把持力を十分に大きく確保しつつ、搬送と同時に仕上り
部分の直径を高い精度で測定することができる。しか
も、把持機構1の作用が測定機構2の計測に及ぼす影響
が少ないため、弾性体を用いて把持機構を構成すること
もできる。
【0037】図13及び図14に示す本発明の第2実施
例は、把持機構50の一方のスライダ8に、ワークW1
を把持する際の位置決め基準となる位置決め部材の一具
体例を示すストッパ51を設けたものである。このスト
ッパ51を設けることにより、一対の把持用爪10,1
1でワークW1を把持した時に、そのワークW1の位置
がストッパ51の位置から常に同じ位置に保持されるよ
うにしている。このワークW1の形状としては、円筒形
のものを用いている。他の構成は、上記第1実施例と同
様である。
【0038】この場合、計測の初期設定としてマスター
ピース等を用いて、図13及び図14に示すように、2
個の測定用爪35,36のセンタとマスターピースのセ
ンタとが合致するよう両爪35,36の位置を調整する
ことにより、次のワークWを測定する際に、正確にセン
タ位置での直径の測定ができるようになる。尚、他の測
定方法として、例えば、2個の測定用爪35,36を基
準としてストッパ51の方を動かして調整することによ
っても、正確にセンタ位置での直径の測定を行うことが
できる。
【0039】また、図15〜図17に示す本発明の第3
実施例は、ワークW2の複数箇所の寸法を同時に測定す
ることができるようにしたものである。即ち、この測定
機構60は、上記第1実施例における測定機構2を2組
備えており、一方の測定機構61でワークW2の外径を
測定し、他方の測定機構62でワークW2の内径を測定
するようにしている。このため、ワークW2には、適当
な大きさの穴が設けられている。尚、図15において、
65は、対をなす可動部材22A,22B間の相対変位
を検出するための磁気スケールであり、66は、その磁
気ヘッドである。他の構成は、上述した上記第1実施例
と同様である。
【0040】この場合、図示するように、2組の測定用
爪63a,63b及び64a,64bの形状を変えるの
みで、本実施例の目的を達成することができる。即ち、
1組の測定用爪63a,63bはワークW2の外径を測
定するためのもので、他の組の測定用爪64a,64b
はワークW2の内径を測定するためのものである。これ
により、本実施例によれば、ワークW2の外径と内径を
同時に、しかも正確に測定することができる。
【0041】更に、図18及び図19に示す本発明の第
4実施例は、測定機構70の一部を把持機構71で兼用
するようにしたものである。即ち、測定用爪72を1個
とし、この1個の測定用爪72を把持機構71の固定用
爪73に対して進退可能に対向させて設置し、この測定
用爪72と固定用爪73とでワークW3を挟んで直径を
測定するようにしている。そのため、測定機構70の可
動部材74は1個のみ設けられており、また、上記実施
例における固定部材をなくし、この固定部材の機能を把
持機構71のベ−ス部材75で兼用させている。従っ
て、可動部材74とベ−ス部材75との間は、2枚1組
の板バネ76A,76Bで平行運動可能に構成されてい
る。
【0042】この第4実施例においては、把持機構71
の固定用爪73にはワークW3を位置決めするためのV
溝73aが設けられていて、このV溝73aに対して互
いに斜め方向から近接・離反するように2個の可動用爪
77A,77Bが進退可能に構成されている。他の構成
は上記実施例と同様であり、その作用及び効果も上記実
施例と同様であるが、特に、本実施例では、把持機構7
1の固定用爪73が測定機構70の測定用爪を兼ねてい
るため、測定機構70の構造の簡素化を図ることができ
る。
【0043】更に又、図20〜図22に示す本発明の第
5実施例は、ワークW4の内径を把持して外径の寸法を
測定するように構成したものである。そのため、測定機
構80の2個の測定用爪81,82及び把持機構83の
2個の把持用爪84,85のそれぞれの形状を、同図に
示すような形状にしている。即ち、測定用爪81,82
は、ワークW4の外径を測るために半径方向外側に張り
出すようコ字状に形成され、その上端をそれぞれ内側に
向けて対向させている。また、把持用爪84,85は、
ワークW4の内径を把持するために、測定用爪81,8
2とは逆に半径方向内側に設けられ、かつ、測定用爪8
1,82と直交する方向に設置されている。
【0044】この第5実施例においては、把持機構83
の把持用爪84,85を進退させるために、そのスライ
ダ86に斜め方向に延びるカム溝86aを設けている。
そして、このスライダ86のカム溝86aにエアシリン
ダ87のロッド88の先端88aを摺動可能に係合さ
せ、このカム溝86aの働きによりロッド88の直線運
動をこれに直交する方向の運動に変換させている。他の
構成は上記実施例と同様であり、その作用及び効果も上
記実施例と同様であるが、特に、本実施例では、外周面
が精度良く仕上げられていて、その外周面を把持するこ
とができないワークW4について、これを搬送しながら
同時に外径寸法を測定する場合に好適である。
【0045】以上説明したが、本発明は上記実施例に限
定されるものではなく、例えば、上記実施例では、測定
機構及び把持機構を動作するための動力源としてエア圧
力装置を設け、その空気圧で測定用爪及び把持用爪を動
作させるように構成したが、空気以外の他の気体を適用
できることは勿論のこと、油や水等の液体を用いること
もできる。また、測定機構の測定用爪の変位を検出する
手段として、上記実施例では磁気スケール及び磁気ヘッ
ドを用いた例について説明したが、この他にも、例え
ば、光学式スケールや静電容量センサ等のような各種の
検出手段を用いることもできる。
【0046】更に、固定部材21の固定凸部21a,2
1bと可動部材22A,22Bのカム凸部26,26と
の間に圧縮ばね27A,27Bを設け、これらのバネ力
で両可動部材22A,22Bを初期位置に復帰させる構
成としたが、圧縮ばねに代えて引張ばね等を用いること
もできる。このように、本発明は、その趣旨を逸脱しな
い範囲で種々変更できるものである。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
上述のように構成したため、ワークの搬送作業と当該ワ
ークの測定作業とを同時に行うことができ、ワークの生
産工程やそのワークを用いた組立工程等において、タク
トタイムの減少を図り、製造効率又は組立効率を向上さ
せることができるという効果が得られる。更に、ワーク
の把持力と測定力を別個独立に設定できるため、当該ワ
ークの仕上がり面に傷をつけることがなく、安全かつ確
実に搬送することができる。
【0048】そして、把持機構に位置決め部材を設ける
ことにより、ワークを常に所定位置に位置決めして把持
位置の精度を高くすることができ、これにより、ワーク
の測定精度も高くすることができる。
【0049】また、測定機構に複数の測定部を設けるこ
とにより、ワークの複数箇所の寸法を同時に測定するこ
とができ、これにより、ワークの測定効率を高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す分解斜視図である。
【図2】同、正面図である。
【図3】同、側面図である。
【図4】同、平面図である。
【図5】図1に示す把持手段の正面図である。
【図6】同、側面図である。
【図7】同、平面図である。
【図8】図1に示す測定手段の一部を断面した正面図で
ある。
【図9】図8に示す測定手段の作動を示す説明図であ
る。
【図10】同、側面図である。
【図11】同、平面図である。
【図12】第1実施例の使用状態を示す説明図である。
【図13】本発明の第2実施例を示す一部を断面した正
面図である。
【図14】同、平面図である。
【図15】本発明の第3実施例を示す正面図である。
【図16】同、側面図である。
【図17】同、平面図である。
【図18】本発明の第4実施例を示す正面図である。
【図19】同、平面図である。
【図20】本発明の第5実施例を示す正面図である。
【図21】同、側面図である。
【図22】同、平面図である。
【図23】ワークの一具体例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,50,71,83 把持機構 2,60,61,62,70,80 測定機構 4,75 ベース部材 5,87 エアシリンダ 8,86 スライダ 10,11 把持用爪 20 エアシリンダ 21 固定部材 22A,22B,74 可動部材 23A,23B,24A,24B,76A,76B 板
バネ 27A,27B 圧縮ばね 33,65 磁気スケール 34,66 磁気ヘッド 35,36,63a,63b,64a,64b,72,
81,82 測定用爪 51 ストッパ(位置決め部材) 73 固定用爪 77A,77B 可動用爪 84,85 把持用爪 W,W1,W2,W3,W4 ワーク
フロントページの続き (72)発明者 蛭田 顕隆 東京都品川区西五反田3丁目9番17号東洋 ビル ソニーマグネスケール株式会社内 (72)発明者 今 正人 東京都品川区西五反田3丁目9番17号東洋 ビル ソニーマグネスケール株式会社内 (72)発明者 佐藤 健一 東京都品川区西五反田3丁目9番17号東洋 ビル ソニーマグネスケール株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを把持する把持機構と、 この把持機構で把持された上記ワークの所定位置の寸法
    を測定する測定機構とを備え、 上記把持機構及び上記測定機構の個別の作動を確保しつ
    つ両機構を一体に構成したことを特徴とするワーク把持
    測定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のワーク把持測定装置にお
    いて、 上記把持機構は、上記ワークの把持位置を一定とする位
    置決め部材を有することを特徴とするワーク把持測定装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のワーク把持測定装置にお
    いて、 上記測定機構は、上記ワークの複数箇所を測定するため
    の複数の測定部を有することを特徴とするワーク把持測
    定装置。
JP33783193A 1993-12-28 1993-12-28 ワーク把持測定装置 Pending JPH07185987A (ja)

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Cited By (7)

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