JPH07186073A - 工業用ロボットの較正方法および工業用ロボット装置 - Google Patents
工業用ロボットの較正方法および工業用ロボット装置Info
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- JPH07186073A JPH07186073A JP6279380A JP27938094A JPH07186073A JP H07186073 A JPH07186073 A JP H07186073A JP 6279380 A JP6279380 A JP 6279380A JP 27938094 A JP27938094 A JP 27938094A JP H07186073 A JPH07186073 A JP H07186073A
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- industrial robot
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- B25J—MANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
- B25J9/00—Program-controlled manipulators
- B25J9/16—Program controls
- B25J9/1679—Program controls characterised by the tasks executed
- B25J9/1692—Calibration of manipulator
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B2219/00—Program-control systems
- G05B2219/30—Nc systems
- G05B2219/39—Robotics, robotics to robotics hand
- G05B2219/39015—With different manipulator configurations, contact known sphere, ballbar
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- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B2219/00—Program-control systems
- G05B2219/30—Nc systems
- G05B2219/39—Robotics, robotics to robotics hand
- G05B2219/39054—From teached different attitudes for same point calculate tool tip position
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- Robotics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
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- Numerical Control (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は、較正を行うのに大規模な付
加機器を必要とせず、高い精度を与え、自動的な実施を
可能にする較正方法および装置を提供することである。 【構成】 この較正方法では、ロボットハンド6に支持
された較正器具8が半径の知られた較正体7に接触され
るように移動される。その後ロボット軸線の位置変換器
からの出力信号が読み取られて記録される。この方法は
異なるロボット配置で複数回繰り返される。その後ロボ
ットの較正パラメータがロボットの運動方程式、軸線位
置と位置変換器の信号との間の関係モデル、較正体の既
知半径、および読み取られて記録された位置変換器信号
に基づいて演算される。
加機器を必要とせず、高い精度を与え、自動的な実施を
可能にする較正方法および装置を提供することである。 【構成】 この較正方法では、ロボットハンド6に支持
された較正器具8が半径の知られた較正体7に接触され
るように移動される。その後ロボット軸線の位置変換器
からの出力信号が読み取られて記録される。この方法は
異なるロボット配置で複数回繰り返される。その後ロボ
ットの較正パラメータがロボットの運動方程式、軸線位
置と位置変換器の信号との間の関係モデル、較正体の既
知半径、および読み取られて記録された位置変換器信号
に基づいて演算される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は軸線の各々に関してその
現在位置を定める出力信号を与えるようになされた位置
変換器を備えた複数の運動軸線、および器具を支持する
ロボットハンドを有する工業用ロボットの多数の軸線の
較正方法に関する。本発明はまた、軸線の各々に関して
その現在位置を定める出力信号を与えるようになされた
位置変換器を備えた複数の運動軸線、器具を支持するロ
ボットハンド、およびプログラムに応じてロボットハン
ドの位置および方向を制御し、かつ、位置変換器の出力
信号を受入れるようになされた制御装置を有する工業用
ロボットを備えた工業用ロボット装置にも関する。
現在位置を定める出力信号を与えるようになされた位置
変換器を備えた複数の運動軸線、および器具を支持する
ロボットハンドを有する工業用ロボットの多数の軸線の
較正方法に関する。本発明はまた、軸線の各々に関して
その現在位置を定める出力信号を与えるようになされた
位置変換器を備えた複数の運動軸線、器具を支持するロ
ボットハンド、およびプログラムに応じてロボットハン
ドの位置および方向を制御し、かつ、位置変換器の出力
信号を受入れるようになされた制御装置を有する工業用
ロボットを備えた工業用ロボット装置にも関する。
【0002】
【従来の技術】典型的な工業用ロボットは米国特許第
3,909,600号および米国特許第3,920,9
72号で既に知られている。このようなロボットは、1
つの足上に回転可能に配置され、かつ、第1ロボットア
ームを支持したスタンドを有しており、この第1ロボッ
トアームはスタンドに対して回転可能とされている。こ
の第1ロボットアームの外端には第2ロボットアームが
回転可能に配置されている。この第2ロボットアームは
外端にハンドを支持しており、このハンドは器具アタッ
チメントを備えているとともに、他のアームに対して2
ないし3の自由度で回転可能とされている。ロボットは
ロボットハンドの位置および方向を制御する制御機器を
備えている。上述の回転軸線の各々に関して、駆動モー
ターおよび位置変換器を含むサーボ機器が備えられ、こ
の位置変換器は基準位置に対する現在の軸線の回転角度
の測定値である信号を発生する。各軸線のサーボ機構に
対して軸線の回転角度に関する目標値が与えられて、そ
の軸線の駆動モーターは軸線の位置変換器の示す角度位
置がサーボ機構に与えられた目標値と一致するまで、そ
の軸線においてロボットを運動させる。
3,909,600号および米国特許第3,920,9
72号で既に知られている。このようなロボットは、1
つの足上に回転可能に配置され、かつ、第1ロボットア
ームを支持したスタンドを有しており、この第1ロボッ
トアームはスタンドに対して回転可能とされている。こ
の第1ロボットアームの外端には第2ロボットアームが
回転可能に配置されている。この第2ロボットアームは
外端にハンドを支持しており、このハンドは器具アタッ
チメントを備えているとともに、他のアームに対して2
ないし3の自由度で回転可能とされている。ロボットは
ロボットハンドの位置および方向を制御する制御機器を
備えている。上述の回転軸線の各々に関して、駆動モー
ターおよび位置変換器を含むサーボ機器が備えられ、こ
の位置変換器は基準位置に対する現在の軸線の回転角度
の測定値である信号を発生する。各軸線のサーボ機構に
対して軸線の回転角度に関する目標値が与えられて、そ
の軸線の駆動モーターは軸線の位置変換器の示す角度位
置がサーボ機構に与えられた目標値と一致するまで、そ
の軸線においてロボットを運動させる。
【0003】ロボットハンドの位置および方向を目標と
する位置および方向に一致させるために、ロボットの機
械的構造およびそれを記載したデータがかなり正確に知
られていなければならない。このことは、基準ロボット
モデルが知られるだけでは不十分で、基準モデルからの
個々の偏差が知られなければならないことを意味する。
これらの偏差とは、アーム長さの変化、継ぎ手の回転軸
線の方向における偏差、および軸線の横方向の変位(オ
フセット)である。これらの偏差は様々な機械要素の製
造およびそれらの組み立てにおいて生じる。これに、軸
線の位置変換器の表示角度が当該軸線によって制御され
るロボットの機械部品の実回転角度とかなりの精度で一
致しなければならないことが加味されねばならない。
する位置および方向に一致させるために、ロボットの機
械的構造およびそれを記載したデータがかなり正確に知
られていなければならない。このことは、基準ロボット
モデルが知られるだけでは不十分で、基準モデルからの
個々の偏差が知られなければならないことを意味する。
これらの偏差とは、アーム長さの変化、継ぎ手の回転軸
線の方向における偏差、および軸線の横方向の変位(オ
フセット)である。これらの偏差は様々な機械要素の製
造およびそれらの組み立てにおいて生じる。これに、軸
線の位置変換器の表示角度が当該軸線によって制御され
るロボットの機械部品の実回転角度とかなりの精度で一
致しなければならないことが加味されねばならない。
【0004】経済的に、かつ、製造に適用される方法で
較正を実施することが困難であるために、現在、通常に
用いられている方法はロボットの幾何形状を示すロボッ
トの基準構造を考慮するだけである。
較正を実施することが困難であるために、現在、通常に
用いられている方法はロボットの幾何形状を示すロボッ
トの基準構造を考慮するだけである。
【0005】ロボットの軸線の位置変換器の信号とロボ
ットのアームの実回転角度との間の関係を決定するため
に、様々な方式の較正方法が使用されている。そのよう
な1つの較正方法においては、ロボットは異なる軸線の
実回転角度が知られるような位置となされ、位置変換器
が示す回転角度がこの実角度と比較される。位置変換器
はその後に、それが示す角度が実角度に一致するように
調節される。代わりに、表示角度と実角度との間の偏差
を記録し、その後に位置変換器からの出力信号の補正動
作時にこれを使用してもよい。
ットのアームの実回転角度との間の関係を決定するため
に、様々な方式の較正方法が使用されている。そのよう
な1つの較正方法においては、ロボットは異なる軸線の
実回転角度が知られるような位置となされ、位置変換器
が示す回転角度がこの実角度と比較される。位置変換器
はその後に、それが示す角度が実角度に一致するように
調節される。代わりに、表示角度と実角度との間の偏差
を記録し、その後に位置変換器からの出力信号の補正動
作時にこれを使用してもよい。
【0006】これまで知られていた較正方法によれば、
ロボットの様々な部品は様々なロボットの部品にその目
的のために備えられている正確に仕上げられた突起に取
付けられた水準器によって予め決定された初期位置に設
定される。例えば初期位置では、上述した第1アームは
垂直に、第2アームおよびハンドは水平等とされ得る。
いわゆる同期位置では、ロボットの異なる軸線の実角度
はこのようにして知られ、位置変換器により表示される
角度は読み取られ、また各軸線に関して既知の実角度と
位置変換器から受け取った角度との間の差を構成するい
わゆるオフセット量が決定され得る。しかしながらこの
方法は特別な付加機器(水準器)の取付けを必要とす
る。さらに、ロボットの様々な部品は水準器の正確な取
付けが可能なように設計されねばならず、ロボットの機
械部品のコスト上昇をもたらす。この較正方法は手動で
実施されねばならず、比較的長い時間がかかる。さら
に、この方法では精度が限定されてしまう。
ロボットの様々な部品は様々なロボットの部品にその目
的のために備えられている正確に仕上げられた突起に取
付けられた水準器によって予め決定された初期位置に設
定される。例えば初期位置では、上述した第1アームは
垂直に、第2アームおよびハンドは水平等とされ得る。
いわゆる同期位置では、ロボットの異なる軸線の実角度
はこのようにして知られ、位置変換器により表示される
角度は読み取られ、また各軸線に関して既知の実角度と
位置変換器から受け取った角度との間の差を構成するい
わゆるオフセット量が決定され得る。しかしながらこの
方法は特別な付加機器(水準器)の取付けを必要とす
る。さらに、ロボットの様々な部品は水準器の正確な取
付けが可能なように設計されねばならず、ロボットの機
械部品のコスト上昇をもたらす。この較正方法は手動で
実施されねばならず、比較的長い時間がかかる。さら
に、この方法では精度が限定されてしまう。
【0007】スウェーデン国特許出願第9,000,2
73−4号によると、平行6面体の較正体が使用され、
その位置はロボットの基準座標系で知られることになる
較正方法が知られている。ロボットハンドに取付けられ
た較正器具は多数の異なるロボット配置における較正体
と接触するようになされる。その後に、ロボットの位置
変換器のオフセット量がロボットの運動方程式、軸方向
位置と位置変換器の信号との間の関係モデル、較正位置
にて知られている基礎座標系の座標、および読み取りお
よび記憶された位置変換器の信号に基づいて演算され
る。この方法の欠点は、較正体の位置が正確に知られて
いなければならないことである。実際のロボットの据え
付けにおいては、外部の測定機器を使用しないで較正体
をその側面が既知座標を有するように配置することは通
常は困難である。
73−4号によると、平行6面体の較正体が使用され、
その位置はロボットの基準座標系で知られることになる
較正方法が知られている。ロボットハンドに取付けられ
た較正器具は多数の異なるロボット配置における較正体
と接触するようになされる。その後に、ロボットの位置
変換器のオフセット量がロボットの運動方程式、軸方向
位置と位置変換器の信号との間の関係モデル、較正位置
にて知られている基礎座標系の座標、および読み取りお
よび記憶された位置変換器の信号に基づいて演算され
る。この方法の欠点は、較正体の位置が正確に知られて
いなければならないことである。実際のロボットの据え
付けにおいては、外部の測定機器を使用しないで較正体
をその側面が既知座標を有するように配置することは通
常は困難である。
【0008】スウェーデン国特許出願第9,103,6
42−6号によると、既知のエッジ長さを有する対の反
対両側面を備え、ロボットの基礎座標系における位置を
知る必要のない較正体を使用することが知られている。
測定は反対両側面で対に行われ、このことは各測定が2
度行われることを意味する。この方法の欠点は、測定の
必要回数が2倍とされ、較正の実施を困難とする対の測
定にある。厳密なエッジ長さを有する較正体の製造は複
雑で、それ故に高価となる。
42−6号によると、既知のエッジ長さを有する対の反
対両側面を備え、ロボットの基礎座標系における位置を
知る必要のない較正体を使用することが知られている。
測定は反対両側面で対に行われ、このことは各測定が2
度行われることを意味する。この方法の欠点は、測定の
必要回数が2倍とされ、較正の実施を困難とする対の測
定にある。厳密なエッジ長さを有する較正体の製造は複
雑で、それ故に高価となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、較正
に大規模な付加機器を必要とせず、較正に高い精度を与
え、自動的な実施を可能にしてこれにより迅速、かつ、
安価にすることができ、ロボットの組み立て方によらな
い、および機械部品の幾何学的欠陥の補償を可能とする
較正方法を提供することである。
に大規模な付加機器を必要とせず、較正に高い精度を与
え、自動的な実施を可能にしてこれにより迅速、かつ、
安価にすることができ、ロボットの組み立て方によらな
い、および機械部品の幾何学的欠陥の補償を可能とする
較正方法を提供することである。
【0010】本発明の目的はまた、上述した方法を遂行
する手段を備えた工業用ロボット装置を提供することで
ある。
する手段を備えた工業用ロボット装置を提供することで
ある。
【0011】
【課題を達成するための手段】本発明による方法および
工業用ロボット装置の特徴は、特許請求の範囲の欄の記
載から明白となる。
工業用ロボット装置の特徴は、特許請求の範囲の欄の記
載から明白となる。
【0012】すなわち、本発明による較正方法は、軸線
の各々に関してその現在位置を定める出力信号を与える
ようになされた位置変換器を備えた複数の運動軸線およ
び器具を支持するロボットハンドを有し、ロボットハン
ドで支持された較正器具をロボットに備え、少なくとも
1つの正確に知られた寸法を有する較正体にロボットを
接触させるように駆動し、接触位置でロボットの位置変
換器からの出力信号を読み取って記録し、および少なく
とも較正パラメータの数に3を加えた数に等しい回数上
述の駆動および記録の段階を繰り返すことによって工業
用ロボットの多数の較正パラメータが決定される工業用
ロボットの較正方法であって、較正器具が既知半径の球
形をした較正体と機械的に接触するように駆動され、ロ
ボットの運動方程式、軸線位置と位置変換器の信号との
間の関係モデル、較正体の前記既知半径、および読み取
りおよび記録した位置変換器の信号に基づいて較正パラ
メータが演算されることを特徴とする。
の各々に関してその現在位置を定める出力信号を与える
ようになされた位置変換器を備えた複数の運動軸線およ
び器具を支持するロボットハンドを有し、ロボットハン
ドで支持された較正器具をロボットに備え、少なくとも
1つの正確に知られた寸法を有する較正体にロボットを
接触させるように駆動し、接触位置でロボットの位置変
換器からの出力信号を読み取って記録し、および少なく
とも較正パラメータの数に3を加えた数に等しい回数上
述の駆動および記録の段階を繰り返すことによって工業
用ロボットの多数の較正パラメータが決定される工業用
ロボットの較正方法であって、較正器具が既知半径の球
形をした較正体と機械的に接触するように駆動され、ロ
ボットの運動方程式、軸線位置と位置変換器の信号との
間の関係モデル、較正体の前記既知半径、および読み取
りおよび記録した位置変換器の信号に基づいて較正パラ
メータが演算されることを特徴とする。
【0013】また、本発明による上述した較正方法を工
業用ロボットで実施する工業用ロボット装置であって、
前記工業用ロボットは軸線の各々に関してその現在位置
を定める出力信号を与えるようになされた位置変換器を
備えた複数の運動軸線、器具を支持するロボットハン
ド、プログラムに応じてロボットハンドの位置および方
向を制御するための、および位置変換器の出力信号を受
入れるようになされた制御装置、ロボットハンドで支持
されるようになされた較正器具、および正確に知られて
いる少なくとも1つの寸法を有する較正体を有し、較正
体が既知半径の球形をしていること、および演算手段が
ロボットの運動方程式、軸線位置と位置変換器の信号と
の間の関係モデル、較正体の前記既知半径、および読み
取りおよび記録した位置変換器の信号に基づいて較正パ
ラメータを演算するようになされたことを特徴とする。
業用ロボットで実施する工業用ロボット装置であって、
前記工業用ロボットは軸線の各々に関してその現在位置
を定める出力信号を与えるようになされた位置変換器を
備えた複数の運動軸線、器具を支持するロボットハン
ド、プログラムに応じてロボットハンドの位置および方
向を制御するための、および位置変換器の出力信号を受
入れるようになされた制御装置、ロボットハンドで支持
されるようになされた較正器具、および正確に知られて
いる少なくとも1つの寸法を有する較正体を有し、較正
体が既知半径の球形をしていること、および演算手段が
ロボットの運動方程式、軸線位置と位置変換器の信号と
の間の関係モデル、較正体の前記既知半径、および読み
取りおよび記録した位置変換器の信号に基づいて較正パ
ラメータを演算するようになされたことを特徴とする。
【0014】
【実施例】以下に本発明を添付図面の図1〜図8を参照
してより詳細に記載する。
してより詳細に記載する。
【0015】図1は較正に本発明による方法を有利に使
用できる、それ自体が周知の工業用ロボットの例を示
す。基部1上にロボットの足2が固定的に取付けられて
いる。このロボットはスタンド3を有し、このスタンド
3は足2に対して垂直軸線A1のまわりに回転可能とさ
れている。スタンドの上端に第1のロボットアーム4が
軸支され、スタンドに対して第2の軸線A2のまわりに
回転可能とされている。この第1のロボットアームの外
端に第2のロボットアーム5が軸支され、第1のロボッ
トアームに対して軸A3のまわりに回転可能とされてい
る。ロボットアーム5は2つの部品5aおよび5bを含
んで成り、その外側部品5bは内側部品5aに対してロ
ボットアーム5の長手方向の軸線と一致する回転軸線A
4のまわりに回転可能とされている。その外端にロボッ
トアーム5はいわゆるロボットハンド6を支持してお
り、このロボットハンドはロボットアーム5の長手方向
の軸線に直角な回転軸線A5のまわりに回転可能とされ
ている。ロボットハンドは器具アタッチメント6aを含
んで成る。ロボットハンド6の外側部品、すなわち器具
アタッチメント6aはロボットハンドの内側部品に対し
て回転軸線A6のまわりに回転可能とされている。この
6つの回転軸線(運動軸線)A1〜A6における回転角
度は図中にθ1〜θ6で示されている。ロボットの作動
範囲内に較正体7が配置される。これは既知半径の球形
をしている。前記2〜6は工業用ロボットの主部材を形
成する。
用できる、それ自体が周知の工業用ロボットの例を示
す。基部1上にロボットの足2が固定的に取付けられて
いる。このロボットはスタンド3を有し、このスタンド
3は足2に対して垂直軸線A1のまわりに回転可能とさ
れている。スタンドの上端に第1のロボットアーム4が
軸支され、スタンドに対して第2の軸線A2のまわりに
回転可能とされている。この第1のロボットアームの外
端に第2のロボットアーム5が軸支され、第1のロボッ
トアームに対して軸A3のまわりに回転可能とされてい
る。ロボットアーム5は2つの部品5aおよび5bを含
んで成り、その外側部品5bは内側部品5aに対してロ
ボットアーム5の長手方向の軸線と一致する回転軸線A
4のまわりに回転可能とされている。その外端にロボッ
トアーム5はいわゆるロボットハンド6を支持してお
り、このロボットハンドはロボットアーム5の長手方向
の軸線に直角な回転軸線A5のまわりに回転可能とされ
ている。ロボットハンドは器具アタッチメント6aを含
んで成る。ロボットハンド6の外側部品、すなわち器具
アタッチメント6aはロボットハンドの内側部品に対し
て回転軸線A6のまわりに回転可能とされている。この
6つの回転軸線(運動軸線)A1〜A6における回転角
度は図中にθ1〜θ6で示されている。ロボットの作動
範囲内に較正体7が配置される。これは既知半径の球形
をしている。前記2〜6は工業用ロボットの主部材を形
成する。
【0016】図2はロボットハンド6、器具アタッチメ
ント6aおよびこの器具アタッチメントに取付けられた
較正器具8をより詳細に示す。較正器具はその回転軸線
A6に対して偏心されて器具アタッチメント上に取付け
られる。較正器具はその外端に球形の接触体8aを支持
している。この接触体の半径r、器具アタッチメントか
らの距離aおよび接触体の中央のアタッチメント回転軸
線からの距離bは既知とされる。
ント6aおよびこの器具アタッチメントに取付けられた
較正器具8をより詳細に示す。較正器具はその回転軸線
A6に対して偏心されて器具アタッチメント上に取付け
られる。較正器具はその外端に球形の接触体8aを支持
している。この接触体の半径r、器具アタッチメントか
らの距離aおよび接触体の中央のアタッチメント回転軸
線からの距離bは既知とされる。
【0017】図3はいわゆるロボットの基本座標系を示
し、この座標系は図1の回転軸線A1と一致したz軸
線、ロボットの足2に対して予め定められた方向のx軸
線およびy軸線を有する直交座標系である。較正体7は
ロボットの作動範囲内に全く任意に配置される。半径R
は任意であるが、既知でなければならない(既知半径
R)。
し、この座標系は図1の回転軸線A1と一致したz軸
線、ロボットの足2に対して予め定められた方向のx軸
線およびy軸線を有する直交座標系である。較正体7は
ロボットの作動範囲内に全く任意に配置される。半径R
は任意であるが、既知でなければならない(既知半径
R)。
【0018】球体の中心に関する座標X0、Y0、Z0
は既知である必要はない。これらの3つの座標は3つの
未知のパラメータを構成し、較正されるべき較正パラメ
ータの数に加えられねばならない。
は既知である必要はない。これらの3つの座標は3つの
未知のパラメータを構成し、較正されるべき較正パラメ
ータの数に加えられねばならない。
【0019】本発明による較正方法において、多数の測
定が遂行される。測定の数は少なくとも未知パラメータ
の数よりも多くされ、すなわち較正されるべき較正パラ
メータの数に3を加算した数である。しかしながら測定
の数はこれよりも多くすることが有利であり、かなり多
くすることが好ましく、このようにして較正精度を高め
ることができる。本発明による較正方法は、精度が高ま
る程使用される配置の間の差が大きくなる傾向も示す。
定が遂行される。測定の数は少なくとも未知パラメータ
の数よりも多くされ、すなわち較正されるべき較正パラ
メータの数に3を加算した数である。しかしながら測定
の数はこれよりも多くすることが有利であり、かなり多
くすることが好ましく、このようにして較正精度を高め
ることができる。本発明による較正方法は、精度が高ま
る程使用される配置の間の差が大きくなる傾向も示す。
【0020】各測定の間、ロボットは先ず手動または自
動により、接触体8aが較正体から同じ距離の位置にあ
る配置となるように駆動される。次にロボットは、接触
体が較正体へ向かう方向へ移動されて両者が互いに接触
されるように駆動される。この移動はそれ自体は知られ
ているようにして探査法により遂行でき、この方法はい
わゆるソフトサーボとの接触あるいはソフトサーボの助
けによる接触によって移動を中断させるのであり、この
サーボはそれ自体は接触後に移動を継続するように働く
が、較正器具に対して限られた力だけを作用させること
ができる。接触が生じたならば、ロボットの位置変換器
からの出力信号が読み取られて記録される。
動により、接触体8aが較正体から同じ距離の位置にあ
る配置となるように駆動される。次にロボットは、接触
体が較正体へ向かう方向へ移動されて両者が互いに接触
されるように駆動される。この移動はそれ自体は知られ
ているようにして探査法により遂行でき、この方法はい
わゆるソフトサーボとの接触あるいはソフトサーボの助
けによる接触によって移動を中断させるのであり、この
サーボはそれ自体は接触後に移動を継続するように働く
が、較正器具に対して限られた力だけを作用させること
ができる。接触が生じたならば、ロボットの位置変換器
からの出力信号が読み取られて記録される。
【0021】測定はロボットの配置が異なる較正体上の
多数の異なる位置において適切に遂行される。ロボット
の配置はその軸線角度で定まり、軸線角度の少なくとも
幾つかが変化されたならば、その配置は他と相違する。
図4(a)〜図4(c)は較正体の3つの異なる位置を
測定した時の異なるロボット配置の例を示す。
多数の異なる位置において適切に遂行される。ロボット
の配置はその軸線角度で定まり、軸線角度の少なくとも
幾つかが変化されたならば、その配置は他と相違する。
図4(a)〜図4(c)は較正体の3つの異なる位置を
測定した時の異なるロボット配置の例を示す。
【0022】較正体は幾つかの形態のスタンド9上に適
切に配置されている。スタンドが昇降可能であれば有利
である。較正精度はロボットの作動範囲内で位置を変え
た球体で数回にわたり較正パラメータを演算することで
高めることができる。昇降可能なスタンドにより、球体
の垂直方向位置は変化し得る。例えば、較正パラメータ
は異なる位置に関して演算された較正パラメータの平均
値として演算することができる。
切に配置されている。スタンドが昇降可能であれば有利
である。較正精度はロボットの作動範囲内で位置を変え
た球体で数回にわたり較正パラメータを演算することで
高めることができる。昇降可能なスタンドにより、球体
の垂直方向位置は変化し得る。例えば、較正パラメータ
は異なる位置に関して演算された較正パラメータの平均
値として演算することができる。
【0023】工業用ロボットリゾルバには位置変換器が
一般に使用されているので、本発明による較正方法はこ
の形式の位置変換器を備えた工業用ロボットに適用され
たとして以下に説明する。しかしながら本発明は他の形
式の位置変換器を備えたロボットにも適用できる。同定
されることが必要な較正パラメータはロボットの各自由
度に関するもので(図8を参照されたい)、 アームリンクのオフセット座標(OX、OY、OZ) アームリンクの回転軸線の傾き(Y、P) 回転軸線の位置変換器のオフセット量(K2) 較正体の中心座標Q0=X0、Y0、Z0 である。
一般に使用されているので、本発明による較正方法はこ
の形式の位置変換器を備えた工業用ロボットに適用され
たとして以下に説明する。しかしながら本発明は他の形
式の位置変換器を備えたロボットにも適用できる。同定
されることが必要な較正パラメータはロボットの各自由
度に関するもので(図8を参照されたい)、 アームリンクのオフセット座標(OX、OY、OZ) アームリンクの回転軸線の傾き(Y、P) 回転軸線の位置変換器のオフセット量(K2) 較正体の中心座標Q0=X0、Y0、Z0 である。
【0024】6軸ロボットに関しては、これは全部で3
9パラメータを与え、これらは同定されねばならない。
従って、較正体に対して全部で39の位置決めが必要で
ある。各位置決めのためにロボットの位置変換器が読み
取られる。
9パラメータを与え、これらは同定されねばならない。
従って、較正体に対して全部で39の位置決めが必要で
ある。各位置決めのためにロボットの位置変換器が読み
取られる。
【0025】較正器具の位置の座標とロボットのアーム
角度、ロボットの運動モデルとの間の関係は次のように
表すことができる。 fx (θ)=x fy (θ)=y fz (θ)=z
角度、ロボットの運動モデルとの間の関係は次のように
表すことができる。 fx (θ)=x fy (θ)=y fz (θ)=z
【0026】アーム角度(θ)は次式により位置変換器
の偏差φで表すことができる。
の偏差φで表すことができる。
【数1】θ=K1・φ+K2 ここで、K1はアーム角度と測定変換器との間の伝達交
換係数(K1は既知) K2は未知オフセット量である。
換係数(K1は既知) K2は未知オフセット量である。
【0027】較正器具の位置と較正体の中心との間の距
離は既知である、すなわちr+Rであるから、次式が成
立する。
離は既知である、すなわちr+Rであるから、次式が成
立する。
【数2】(fx (θ)−X0)2 +(fy (θ)−Y
0)2 +(fz (θ)−Z0)2=(r+R)2
0)2 +(fz (θ)−Z0)2=(r+R)2
【0028】この式にアーム角度θおよび現測定対に関
する測定変換器の読み取り値φ(前記位置変換器の偏
差)を代入すれば、この式は次式のように表される。
する測定変換器の読み取り値φ(前記位置変換器の偏
差)を代入すれば、この式は次式のように表される。
【数3】g(K21、K22、K23、K24、K2
5、K26、OX1、OX2、OX3、OX4、OX
5、OX6、OY1、OY2、OY3、OY4、OY
5、OY6、OZ1、OZ2、OZ3、OZ4、OZ
5、OZ6、Y1、Y2、Y3、Y4、Y5、Y6、P
1、P2、P3、P4、P5、P6、X0、Y0、Z
0)=(r+R)2 または、さらに簡単化して書けば、
5、K26、OX1、OX2、OX3、OX4、OX
5、OX6、OY1、OY2、OY3、OY4、OY
5、OY6、OZ1、OZ2、OZ3、OZ4、OZ
5、OZ6、Y1、Y2、Y3、Y4、Y5、Y6、P
1、P2、P3、P4、P5、P6、X0、Y0、Z
0)=(r+R)2 または、さらに簡単化して書けば、
【数4】g(K2、OX、OY、OZ、Y、P、Q0)
=(r+R)2 となり、このようにして少なくとも39の式が得られ
る。
=(r+R)2 となり、このようにして少なくとも39の式が得られ
る。
【0029】非線型方程式による未知較正パラメータの
演算は次のように行われる。
演算は次のように行われる。
【0030】まず最初に、較正パラメータの初期値が仮
定される。オフセット量K2はロボットを初期位置にし
て、各軸線上の副尺が読み取られ、この読み取り値とリ
ゾルバ角との差が形成される。この位置で、またリゾル
バの初期速度が決定され(この速度はゼロに設定されて
いる)、そしてQ0=X0、Y0、Z0が見積られる。
他の較正パラメータはゼロ(基準ロボット)に設定され
る。各測定jに関して、較正器具の中心と球の中心との
間の距離が読み取られたリゾルバ値およびロボットの運
動モデルに基づいて演算される。こうして演算された値
と既知距離r+Rとの間の差εj が形成される。これら
の差が全ての測定対に関して形成されたならば、値
定される。オフセット量K2はロボットを初期位置にし
て、各軸線上の副尺が読み取られ、この読み取り値とリ
ゾルバ角との差が形成される。この位置で、またリゾル
バの初期速度が決定され(この速度はゼロに設定されて
いる)、そしてQ0=X0、Y0、Z0が見積られる。
他の較正パラメータはゼロ(基準ロボット)に設定され
る。各測定jに関して、較正器具の中心と球の中心との
間の距離が読み取られたリゾルバ値およびロボットの運
動モデルに基づいて演算される。こうして演算された値
と既知距離r+Rとの間の差εj が形成される。これら
の差が全ての測定対に関して形成されたならば、値
【数5】 が決定される。
【0031】値εは次に予め定められた公差と比較され
る。εがこの値よりも大きければ、設定値は決定された
非線型方程式系の解を求めるニュートン−ガウスアルゴ
リズムに従って調節されるのであり、上述の手順はεが
公差よりも小さくなるまで繰り返される。最後に、この
ように決定された較正パラメータは記録され、ロボット
作動時にロボットの位置を補正するために使用されるよ
うになされる。
る。εがこの値よりも大きければ、設定値は決定された
非線型方程式系の解を求めるニュートン−ガウスアルゴ
リズムに従って調節されるのであり、上述の手順はεが
公差よりも小さくなるまで繰り返される。最後に、この
ように決定された較正パラメータは記録され、ロボット
作動時にロボットの位置を補正するために使用されるよ
うになされる。
【0032】未知パラメータを決定することを可能にす
るために、測定数は少なくとも較正されるべきパラメー
タの数と同程度にしなければならない。上述の例では、
ロボットの全6つの軸線が較正されるべきと仮定されて
おり、最少としうる測定回数は、すなわち3+6・6=
39が仮定された。しかしながらかなり多数の測定を異
なる配置で行うことが適切であり、それにより較正精度
の改善がなされることが判明している。
るために、測定数は少なくとも較正されるべきパラメー
タの数と同程度にしなければならない。上述の例では、
ロボットの全6つの軸線が較正されるべきと仮定されて
おり、最少としうる測定回数は、すなわち3+6・6=
39が仮定された。しかしながらかなり多数の測定を異
なる配置で行うことが適切であり、それにより較正精度
の改善がなされることが判明している。
【0033】図5は原理的に上述した較正方法を自動的
に遂行する制御装置を備えた工業用ロボットの構成を示
す。ロボット(主として、2〜6の符号で示される部材
からなる)は上述したように較正体7および較正器具8
を備えている。ロボットの制御装置10は知られている
ようにプログラムおよび他のデータのための必要メモリ
ーを備えたコンピュータ装置、異なるロボット軸の駆動
モーターのための駆動部材、並びに必要な供給装置を含
んでいる。制御装置10はプログラミングおよびロボッ
トの他の動作のためのプログラミングユニット11に連
結されている。図5にはプログラム実行装置101が示
されており、これは知られた方法で記録されているプロ
グラムをロボットに行わせる。メモリー107にはロボ
ットの運動モデルが記録されている。メモリー(記憶手
段)102には較正手順に係わる動作プログラムが記録
されている。メモリー103には自動較正手順が開始さ
れる前に、初期の較正パラメータの値が記録されてい
る。メモリー104は本較正方法の遂行時に各測定の間
に読み取られるリゾルバ値の記録のために意図されてい
る。さらに別のメモリー部分105には自動較正手順が
開始される前に較正体7の半径Rおよび較正器具の長さ
および半径rのような必須基本データが記録される。さ
らに、制御装置は演算手段106を含んで成り、この演
算手段は読み取りリゾルバ値、運動モデルおよびメモリ
ー105からの基本的データに基づいて全ての測定が実
施された時に上述した方法で較正パラメータを演算す
る。この制御装置は必要な制御信号CSをロボットに与
え、ロボットリゾルバからTS値を受取る。
に遂行する制御装置を備えた工業用ロボットの構成を示
す。ロボット(主として、2〜6の符号で示される部材
からなる)は上述したように較正体7および較正器具8
を備えている。ロボットの制御装置10は知られている
ようにプログラムおよび他のデータのための必要メモリ
ーを備えたコンピュータ装置、異なるロボット軸の駆動
モーターのための駆動部材、並びに必要な供給装置を含
んでいる。制御装置10はプログラミングおよびロボッ
トの他の動作のためのプログラミングユニット11に連
結されている。図5にはプログラム実行装置101が示
されており、これは知られた方法で記録されているプロ
グラムをロボットに行わせる。メモリー107にはロボ
ットの運動モデルが記録されている。メモリー(記憶手
段)102には較正手順に係わる動作プログラムが記録
されている。メモリー103には自動較正手順が開始さ
れる前に、初期の較正パラメータの値が記録されてい
る。メモリー104は本較正方法の遂行時に各測定の間
に読み取られるリゾルバ値の記録のために意図されてい
る。さらに別のメモリー部分105には自動較正手順が
開始される前に較正体7の半径Rおよび較正器具の長さ
および半径rのような必須基本データが記録される。さ
らに、制御装置は演算手段106を含んで成り、この演
算手段は読み取りリゾルバ値、運動モデルおよびメモリ
ー105からの基本的データに基づいて全ての測定が実
施された時に上述した方法で較正パラメータを演算す
る。この制御装置は必要な制御信号CSをロボットに与
え、ロボットリゾルバからTS値を受取る。
【0034】較正に先立って、較正プログラムが例えば
1回メモリー部分102に記録される。このプログラム
は較正手順の間にロボットの運動および他の機能を制御
するようになされる。さらに、メモリー部分103には
較正パラメータの初期値が記録され、またメモリー部分
105には較正体の半径R、並びに較正器具の半径rが
記録される。較正プログラムの構造は図6に示されてい
る。値jは現在の測定を示し、M回の測定が行われると
仮定されている。プログラムの始動(ST)の後、jは
1に等しいと設定される。その後、装置の作動メモリー
に較正体の半径Rおよび較正器具の半径r(STO R
i r)、並びに初期位置の座標(ブロックSTO
Pj )が記録される。この情報は較正体と接触するため
には何れの方向に較正器具が初期位置から移動されるべ
きかを示す。その後、ロボットは較正体へ向かう方向へ
移動される(ブロックGTS)。ブロックCO?におい
て、較正体との接触が得られたかどうかが検出される。
もしノーならば移動は続行され、イエスならばリゾルバ
値φijがメモリー104に記録される(ブロックSTO
φij(i=軸線番号))。その後、ブロックj=M?に
おいて全ての測定が遂行されたかが調査される。遂行さ
れていなければj=j+1が設定され、次の測定が遂行
される。全ての測定が遂行されたならば、すなわちj=
Mになったならば、プログラムは演算DET parに
進み、較正パラメータが決定される。このように決定さ
れたパラメータは次にロボットの作動において後で使用
するために記録される(STO par)。この後、プ
ログラムは終了される(ブロックSP)。
1回メモリー部分102に記録される。このプログラム
は較正手順の間にロボットの運動および他の機能を制御
するようになされる。さらに、メモリー部分103には
較正パラメータの初期値が記録され、またメモリー部分
105には較正体の半径R、並びに較正器具の半径rが
記録される。較正プログラムの構造は図6に示されてい
る。値jは現在の測定を示し、M回の測定が行われると
仮定されている。プログラムの始動(ST)の後、jは
1に等しいと設定される。その後、装置の作動メモリー
に較正体の半径Rおよび較正器具の半径r(STO R
i r)、並びに初期位置の座標(ブロックSTO
Pj )が記録される。この情報は較正体と接触するため
には何れの方向に較正器具が初期位置から移動されるべ
きかを示す。その後、ロボットは較正体へ向かう方向へ
移動される(ブロックGTS)。ブロックCO?におい
て、較正体との接触が得られたかどうかが検出される。
もしノーならば移動は続行され、イエスならばリゾルバ
値φijがメモリー104に記録される(ブロックSTO
φij(i=軸線番号))。その後、ブロックj=M?に
おいて全ての測定が遂行されたかが調査される。遂行さ
れていなければj=j+1が設定され、次の測定が遂行
される。全ての測定が遂行されたならば、すなわちj=
Mになったならば、プログラムは演算DET parに
進み、較正パラメータが決定される。このように決定さ
れたパラメータは次にロボットの作動において後で使用
するために記録される(STO par)。この後、プ
ログラムは終了される(ブロックSP)。
【0035】図7は機能ブロックDET parの構成
をより詳細に示している。演算は較正パラメータの現在
値を読み取るブロックRE parで始まる。最初の回
はこれらの値はメモリー部分103から得られるのであ
り、初期較正パラメータが得られる。次にjはj=1に
設定され、すなわち最初の測定が選択される。較正体の
半径Rおよび較正器具の半径rが作動メモリーに記録さ
れる。この測定のために読み取られて記録されているリ
ゾルバ値φijが読み取られる。これはブロックRE R
i r およびRE φijで行われる。その後この測定に関
する演算がロボットの運動モデル、および較正器具の中
心と較正体の中心との間の距離Cj に基づいて演算され
る。次に、差εj =Cj −(R+r)が形成される。次
にj=M?の位置で全ての測定が完了したかが検出され
る。完了していなければ、j=j+1が設定され、対応
する演算が次の測定に関して行われる。全ての測定が完
了したならば、j=Mおよび
をより詳細に示している。演算は較正パラメータの現在
値を読み取るブロックRE parで始まる。最初の回
はこれらの値はメモリー部分103から得られるのであ
り、初期較正パラメータが得られる。次にjはj=1に
設定され、すなわち最初の測定が選択される。較正体の
半径Rおよび較正器具の半径rが作動メモリーに記録さ
れる。この測定のために読み取られて記録されているリ
ゾルバ値φijが読み取られる。これはブロックRE R
i r およびRE φijで行われる。その後この測定に関
する演算がロボットの運動モデル、および較正器具の中
心と較正体の中心との間の距離Cj に基づいて演算され
る。次に、差εj =Cj −(R+r)が形成される。次
にj=M?の位置で全ての測定が完了したかが検出され
る。完了していなければ、j=j+1が設定され、対応
する演算が次の測定に関して行われる。全ての測定が完
了したならば、j=Mおよび
【数6】 が形成される。この値が予め定められた公差Tに等しい
か超えるならば、これは較正パラメータとして使用した
値が正しくないことを示す。この場合には、これらの値
は例えば上述したニュートン−ガウスアルゴリズムに従
ってブロックADJ parで調節され、演算が繰り返
される。この方法では、誤差εが予め定められた公差レ
ベルよりも小さくなるまで較正パラメータの調節および
それに引き続くεの決定が繰り返される。誤差εが予め
定められた交差レベルよりも小さくなったならば、プロ
グラムは図6の次のブロックへ進み、最後に使用された
較正パラメータの値が記録される。
か超えるならば、これは較正パラメータとして使用した
値が正しくないことを示す。この場合には、これらの値
は例えば上述したニュートン−ガウスアルゴリズムに従
ってブロックADJ parで調節され、演算が繰り返
される。この方法では、誤差εが予め定められた公差レ
ベルよりも小さくなるまで較正パラメータの調節および
それに引き続くεの決定が繰り返される。誤差εが予め
定められた交差レベルよりも小さくなったならば、プロ
グラムは図6の次のブロックへ進み、最後に使用された
較正パラメータの値が記録される。
【0036】図8は1つのロボット軸線の較正パラメー
タを示す。同図は軸の基準座標系X nom 、Ynom 、Z
nom 、並びに実座標系Xact 、Yact 、Zact を示して
いる。後者は前者からオフセット誤差および姿勢誤差だ
け偏っている。
タを示す。同図は軸の基準座標系X nom 、Ynom 、Z
nom 、並びに実座標系Xact 、Yact 、Zact を示して
いる。後者は前者からオフセット誤差および姿勢誤差だ
け偏っている。
【0037】図8(a)に示されるように、実座標系に
おける元々の座標位置はベクトルOEで示されている。
このベクトルは3成分を有し、基準座標系に示されてい
る。
おける元々の座標位置はベクトルOEで示されている。
このベクトルは3成分を有し、基準座標系に示されてい
る。
【0038】図8(b)に示されるように、実座標系は
基準座標系に対して姿勢誤差を有している。実座標系を
基準座標系に合致させるためには3つの角度が要求さ
れ、これらの3つの角度が姿勢誤差を示している。
基準座標系に対して姿勢誤差を有している。実座標系を
基準座標系に合致させるためには3つの角度が要求さ
れ、これらの3つの角度が姿勢誤差を示している。
【0039】オフセットベクトルOEの3つの成分およ
び姿勢誤差の3つの角度は当該するロボット軸線の6つ
の較正パラメータを構成する。
び姿勢誤差の3つの角度は当該するロボット軸線の6つ
の較正パラメータを構成する。
【0040】本発明は回転軸線のみを有する工業用ロボ
ットに関連して上述してきたが、本発明は線型軸線のみ
か、または線型および回転軸を組合せたロボットにも同
じ利点を有して適用できる。同様に、本発明の方法は上
述とは異なる多数の軸線を有するロボットに適用でき
る。さらに、ロボットの全ての軸線の較正にこの方法を
どのように使用するかを上述してきた。ロボット軸線の
1つまたはそれ以上の較正を差し控えることが時として
適切とされる。使用されるロボットの配置間に最大限の
変形を可能とするために、ロボットはその作動範囲内の
異なる位置に配置される幾つかの較正体を備えることが
でき、それらの位置は最大限に可能な相違が異なる測定
においてロボット配置の間に得られるように選択され
る。上述した本発明の好ましい実施例において、較正器
具は較正の間に較正体と機械的に接触されるようになさ
れる。
ットに関連して上述してきたが、本発明は線型軸線のみ
か、または線型および回転軸を組合せたロボットにも同
じ利点を有して適用できる。同様に、本発明の方法は上
述とは異なる多数の軸線を有するロボットに適用でき
る。さらに、ロボットの全ての軸線の較正にこの方法を
どのように使用するかを上述してきた。ロボット軸線の
1つまたはそれ以上の較正を差し控えることが時として
適切とされる。使用されるロボットの配置間に最大限の
変形を可能とするために、ロボットはその作動範囲内の
異なる位置に配置される幾つかの較正体を備えることが
でき、それらの位置は最大限に可能な相違が異なる測定
においてロボット配置の間に得られるように選択され
る。上述した本発明の好ましい実施例において、較正器
具は較正の間に較正体と機械的に接触されるようになさ
れる。
【0041】如何にして6つの較正パラメータが各ロボ
ット軸線に関して決定されるかが上述された。その数
は、例えば較正の間に軸線の位置変換器の非線型を考慮
することも望まれるならば、多くできる。この数は、例
えば1つまたはそれ以上の較正パラメータが既知である
か、無視できるほどの大きさであることが経験からわか
るならば、少なくすることができる。
ット軸線に関して決定されるかが上述された。その数
は、例えば較正の間に軸線の位置変換器の非線型を考慮
することも望まれるならば、多くできる。この数は、例
えば1つまたはそれ以上の較正パラメータが既知である
か、無視できるほどの大きさであることが経験からわか
るならば、少なくすることができる。
【0042】対の反対両側面を有する較正体に代えて較
正体として球体を使用する利点は、 a)対の位置決めが不要である b)必要とされる測定数が半分になる c)一定半径を有する球体は軽く、すなわち製造が安価
である ということである。
正体として球体を使用する利点は、 a)対の位置決めが不要である b)必要とされる測定数が半分になる c)一定半径を有する球体は軽く、すなわち製造が安価
である ということである。
【図1】本発明による較正体および較正器具を備えた工
業用ロボットを示す概略図。
業用ロボットを示す概略図。
【図2】本発明による方法を遂行するための較正器具を
より詳細に示す概略図。
より詳細に示す概略図。
【図3】ロボットの基本座標系における較正体を示す説
明図。
明図。
【図4】較正方法を遂行する時の較正器具の仮定される
異なる位置を示しており、(a)はその1つの位置を、
(b)は別の位置を、および(c)はさらに他の位置を
それぞれ示す説明図。
異なる位置を示しており、(a)はその1つの位置を、
(b)は別の位置を、および(c)はさらに他の位置を
それぞれ示す説明図。
【図5】本発明による方法を遂行するための手段を備え
た工業用ロボットの構成を示す構成図。
た工業用ロボットの構成を示す構成図。
【図6】較正方法を自動的に遂行するためのプログラム
例を示すフローチャート。
例を示すフローチャート。
【図7】較正方法の結果として較正パラメータが得られ
る演算を遂行する原理を示すフローチャート。
る演算を遂行する原理を示すフローチャート。
【図8】ロボット軸線のための較正パラメータを示す説
明図。
明図。
1 基部 2 足(工業用ロボット) 3 スタンド(工業用ロボット) 4 第1のロボットアーム(工業用ロボット) 5 第2のロボットアーム(工業用ロボット) 6 ロボットハンド(工業用ロボット) 7 較正体 8 較正器具 8a 接触体 10 制御装置 102 メモリー(記憶手段) 106 演算手段 φ 偏差(出力信号) φij リゾルバ値(出力信号φi ) R 既知半径 A1〜A6 回転軸線(運動軸線)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年1月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
Claims (7)
- 【請求項1】 軸線の各々に関してその現在位置を定め
る出力信号(φ)を与えるようになされた位置変換器を
備えた複数の運動軸線(A1〜A6)および器具を支持
するロボットハンド(6)を有し、 a)ロボットハンドで支持された較正器具(8)をロボ
ットに備え、 b)少なくとも1つの正確に知られた寸法を有する較正
体(7)にロボットを接触させるように駆動し、 c)接触位置でロボットの位置変換器からの出力信号を
読み取って記録し、および d)少なくとも較正パラメータの数に3を加えた数に等
しい回数b)およびc)の段階を繰り返すことによって
工業用ロボット(2〜6)の多数の較正パラメータが決
定される工業用ロボットの較正方法であって、 較正器具が既知半径(R)の球形をした較正体(7)と
機械的に接触するように駆動され、 1)ロボットの運動方程式、 2)軸線位置と位置変換器の信号との間の関係モデル、 3)較正体の前記既知半径(R)、および 4)読み取りおよび記録した位置変換器の信号に基づい
て較正パラメータが演算されることを特徴とする工業用
ロボットの較正方法。 - 【請求項2】 較正体がロボットの作動範囲内の任意の
未知の位置に配置されることを特徴とする請求項1記載
の工業用ロボットの較正方法。 - 【請求項3】 ロボットの作動範囲内の異なる位置で較
正体により少なくとも2回較正方法が遂行されることを
特徴とする請求項1または請求項2に記載の工業用ロボ
ットの較正方法。 - 【請求項4】 請求項1記載の較正方法を工業用ロボッ
トで実施する工業用ロボット装置であって、前記工業用
ロボットが、 軸線の各々に関してその現在位置を定める出力信号(φ
i )を与えるようになされた位置変換器を備えた複数の
運動軸線(A1〜A6)、 器具を支持するロボットハンド(6)、 プログラムに応じてロボットハンドの位置および方向を
制御するための、および位置変換器の出力信号を受入れ
るようになされた制御装置(10)、 ロボットハンドで支持されるようになされた較正器具
(8)、および正確に知られている少なくとも1つの寸
法を有する較正体(7)を有し、 較正体(7)が既知半径(R)の球形をしていること、
および 演算手段(106)が、 1)ロボットの運動方程式、 2)軸線位置と位置変換器の信号との間の関係モデル、 3)較正体の前記既知半径(R)、および 4)読み取りおよび記録した位置変換器の信号に基づい
て較正パラメータを演算するようになされたことを特徴
とする工業用ロボット装置。 - 【請求項5】 較正器具(8)が較正体(7)と機械的
に接触するようになされる球形の接触体(8a)を含ん
でなることを特徴とする請求項4記載の工業用ロボット
装置。 - 【請求項6】 較正体(7)がロボットの作動範囲内の
任意の未知の位置に配置されたことを特徴とする請求項
4または請求項5に記載の工業用ロボット装置。 - 【請求項7】 前記較正方法を自動的に遂行するための
較正プログラムを記憶する記憶手段(102)を含んで
なることを特徴とする請求項4記載の工業用ロボット装
置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| SE9303757-0 | 1993-11-15 | ||
| SE9303757A SE501867C2 (sv) | 1993-11-15 | 1993-11-15 | Förfarande och system för kalibrering av en industrirobot utnyttjande en sfärisk kalibreringskropp |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07186073A true JPH07186073A (ja) | 1995-07-25 |
Family
ID=20391744
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6279380A Pending JPH07186073A (ja) | 1993-11-15 | 1994-11-14 | 工業用ロボットの較正方法および工業用ロボット装置 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
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