JPH07187724A - 空気及び/又はオイルの蒸気を連続したガラスフィラメントに施与する方法及び装置 - Google Patents
空気及び/又はオイルの蒸気を連続したガラスフィラメントに施与する方法及び装置Info
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- JPH07187724A JPH07187724A JP4314541A JP31454192A JPH07187724A JP H07187724 A JPH07187724 A JP H07187724A JP 4314541 A JP4314541 A JP 4314541A JP 31454192 A JP31454192 A JP 31454192A JP H07187724 A JPH07187724 A JP H07187724A
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C25/00—Surface treatment of fibres or filaments made from glass, minerals or slags
- C03C25/10—Coating
- C03C25/12—General methods of coating; Devices therefor
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- C03C25/00—Surface treatment of fibres or filaments made from glass, minerals or slags
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)
- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 ブッシィング板の複数のノズルから引き出さ
れている連続したガラスフィラメント16に空気及び/
又はオイルの蒸気又は霧を施与することによって連続的
にガラスフィラメントの生産を改良する方法を提供す
る。 【構成】 空気及び/又はオイル蒸気はノズル先端の下
方及び近傍に位置する配列状態の連続したガラスフィラ
メント16内の位置から連続したガラスフィラメント1
6に向けてスプレされる。空気及び/又はオイルの蒸気
は、配列状態の連続したガラスフィラメントの外側であ
ってそれを取囲む位置から連続したガラスフィラメント
にスプレされる。また空気及び/又はオイルの蒸気は、
連続したガラスフィラメント内の位置とそれを取囲む外
側の位置との両方から連続したガラスフィラメントにス
プレされる。
れている連続したガラスフィラメント16に空気及び/
又はオイルの蒸気又は霧を施与することによって連続的
にガラスフィラメントの生産を改良する方法を提供す
る。 【構成】 空気及び/又はオイル蒸気はノズル先端の下
方及び近傍に位置する配列状態の連続したガラスフィラ
メント16内の位置から連続したガラスフィラメント1
6に向けてスプレされる。空気及び/又はオイルの蒸気
は、配列状態の連続したガラスフィラメントの外側であ
ってそれを取囲む位置から連続したガラスフィラメント
にスプレされる。また空気及び/又はオイルの蒸気は、
連続したガラスフィラメント内の位置とそれを取囲む外
側の位置との両方から連続したガラスフィラメントにス
プレされる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は連続したガラスフィラメ
ントがブッシィング板(a bushingplate
)の複数のノズルから引き出されている時にこの連続
したガラスフィラメントに空気及び/又はオイルの蒸気
又は霧を施与することによって連続的にガラスフィラメ
ントの生産を改良する方法及び装置に関する。
ントがブッシィング板(a bushingplate
)の複数のノズルから引き出されている時にこの連続
したガラスフィラメントに空気及び/又はオイルの蒸気
又は霧を施与することによって連続的にガラスフィラメ
ントの生産を改良する方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多フィラメントのガラス・ストランドを
生産する典型的な商業的に連続したガラス・ファイバー
を製造する方法にあっては、連続したガラスフィラメン
トを電気的に加熱される貴金属ブッシィング(bush
ing)の多数のノズル先端から引き出す。このブッシ
ィングには直接溶解式のガラス溶融炉の前炉から溶融ガ
ラスが供給される。これらの個々の連続したガラスフィ
ラメントがブッシィングノズルから引き出された後に、
この連続したガラスフィラメントに噴霧水及びサイジン
グ材(sizing)又はバインダーが施与され、その
後に個々の連続したガラスフィラメントが互いに組み合
わされて多フィラメントのストランド(strand)
が作られる。このストランドは後処理用のケーキを作る
為にコレット(collet)に巻き取られるか、又は
強化プラスチック等に使用する為に短い長さに切断され
る。
生産する典型的な商業的に連続したガラス・ファイバー
を製造する方法にあっては、連続したガラスフィラメン
トを電気的に加熱される貴金属ブッシィング(bush
ing)の多数のノズル先端から引き出す。このブッシ
ィングには直接溶解式のガラス溶融炉の前炉から溶融ガ
ラスが供給される。これらの個々の連続したガラスフィ
ラメントがブッシィングノズルから引き出された後に、
この連続したガラスフィラメントに噴霧水及びサイジン
グ材(sizing)又はバインダーが施与され、その
後に個々の連続したガラスフィラメントが互いに組み合
わされて多フィラメントのストランド(strand)
が作られる。このストランドは後処理用のケーキを作る
為にコレット(collet)に巻き取られるか、又は
強化プラスチック等に使用する為に短い長さに切断され
る。
【0003】通常、ブッシィングの底板は非常に小さい
領域内に多数のノズル、例えば500〜数千個のノズル
又はオリフィスを有する。小領域内に多数のノズルが存
在するので、ノズル又はオリフィスから引き出されたフ
ィラメントのうちちの幾つかが破損し、これによって運
転効率が低下することがある。数千本のフィラメントの
うちの数本が破損することはそれ自体ではあまり大きな
問題ではないが、ノズル先端のどこかで一本以上のフィ
ラメントが破損すると、これによって必ずその周囲のフ
ィラメントが破損される。この連鎖反応によって、運転
効率が悪くなり、ついには製造工程の中断を招来するこ
とすらあり得る。こうして、ストランドの品質を向上し
かつブッシィングの運転効率を高める為には、ノズルで
のフィラメント破損の数及び頻度を低減することが望ま
れる。
領域内に多数のノズル、例えば500〜数千個のノズル
又はオリフィスを有する。小領域内に多数のノズルが存
在するので、ノズル又はオリフィスから引き出されたフ
ィラメントのうちちの幾つかが破損し、これによって運
転効率が低下することがある。数千本のフィラメントの
うちの数本が破損することはそれ自体ではあまり大きな
問題ではないが、ノズル先端のどこかで一本以上のフィ
ラメントが破損すると、これによって必ずその周囲のフ
ィラメントが破損される。この連鎖反応によって、運転
効率が悪くなり、ついには製造工程の中断を招来するこ
とすらあり得る。こうして、ストランドの品質を向上し
かつブッシィングの運転効率を高める為には、ノズルで
のフィラメント破損の数及び頻度を低減することが望ま
れる。
【0004】本発明は、ブッシィングの効率を高める為
にブッシィングからの連続したガラスフィラメントに蒸
気を散布する装置及び方法を開示する米国特許第4,2
35,614号の改良である。この米国特許第4,23
5,614号に開示された装置では、蒸気が管のノズル
開口から散布機(ディストリビュータ)表面に向けてス
プレされ、この蒸気は、ガラスフィラメントに向って散
布機(ディストリビュータ)表面の上を流れる空気によ
って、連続したガラスフィラメントの方へ導かれる。
にブッシィングからの連続したガラスフィラメントに蒸
気を散布する装置及び方法を開示する米国特許第4,2
35,614号の改良である。この米国特許第4,23
5,614号に開示された装置では、蒸気が管のノズル
開口から散布機(ディストリビュータ)表面に向けてス
プレされ、この蒸気は、ガラスフィラメントに向って散
布機(ディストリビュータ)表面の上を流れる空気によ
って、連続したガラスフィラメントの方へ導かれる。
【0005】
【課題を解決するための手段】出願人は、連続したガラ
スフィラメントがノズル先端から引き出されている時に
空気及び/又はオイルの霧、即ち蒸気を連続したガラス
フィラメントに直接にスプレすることによって上記蒸気
を連続したガラスフィラメントに施与すると、破損する
フィラメントの数が減少し、これにより一つの工程の運
転効率を約4.5%向上できることを見い出だした。出
願人の方法及び装置は、米国特許第4,235,614
号の方法及び装置に使用された散布機表面13及び32
を不要とし、また、米国特許第4,235,614号の
方法及び装置に使用された蒸気をフィラメントに向けて
搬送する空気を不要とすると共に、連続したガラスフィ
ラメントへの空気及び/又はオイル蒸気の直接施与を更
に制御することによって工程の効率を向上する。このよ
うに運転性能が向上する正確な理由は完全には分かって
いないが、空気及び/又はオイル蒸気を連続フィラメン
トに施与した結果、フィラメントに対する或る種の追加
冷却効果や、フィラメントの表面張力変化や、フィラメ
ントの強度を増大させるようなフィラメントの炭素被覆
や、フィラメントの平滑性の増大や、フィラメントから
の静電気の除去などが夫々生じて、フィラメントの破損
数が低減するものと思われる。
スフィラメントがノズル先端から引き出されている時に
空気及び/又はオイルの霧、即ち蒸気を連続したガラス
フィラメントに直接にスプレすることによって上記蒸気
を連続したガラスフィラメントに施与すると、破損する
フィラメントの数が減少し、これにより一つの工程の運
転効率を約4.5%向上できることを見い出だした。出
願人の方法及び装置は、米国特許第4,235,614
号の方法及び装置に使用された散布機表面13及び32
を不要とし、また、米国特許第4,235,614号の
方法及び装置に使用された蒸気をフィラメントに向けて
搬送する空気を不要とすると共に、連続したガラスフィ
ラメントへの空気及び/又はオイル蒸気の直接施与を更
に制御することによって工程の効率を向上する。このよ
うに運転性能が向上する正確な理由は完全には分かって
いないが、空気及び/又はオイル蒸気を連続フィラメン
トに施与した結果、フィラメントに対する或る種の追加
冷却効果や、フィラメントの表面張力変化や、フィラメ
ントの強度を増大させるようなフィラメントの炭素被覆
や、フィラメントの平滑性の増大や、フィラメントから
の静電気の除去などが夫々生じて、フィラメントの破損
数が低減するものと思われる。
【0006】本発明は、フィラメントがブッシィング板
のノズル先端から引き出されている時に、ブッシィング
の近傍かつ直下の位置で配列状態の連続したガラスフィ
ラメントに空気及び/又はオイル蒸気、即ち霧を直接に
施与する方法及び装置を提供するものである。この空気
及び/又はオイル蒸気は、連続したガラスフィラメント
の長手方向軸に対して約90°の角度で連続したガラス
フィラメントに向い、フィラメントに施与される。空気
及び/又はオイル蒸気を連続したガラスフィラメントに
スプレする散布導管は、配列状態のフィラメント内に配
置してもよく、これにより空気及び/又はオイルの蒸気
は内部散布導管から配列状態連続したガラスフィラメン
トに向けて外方にスプレされる。しかしながら、好適実
施例では、外部散布導管が配列状態の連続したガラスフ
ィラメントを取り囲み、空気及び/又はオイルの蒸気、
即ち霧がすべての側部からフィラメントに向けて内方に
スプレされる。第3の実施例では、空気及び/又はオイ
ルの蒸気、即ち霧は、連続したガラスフィラメントに向
けて内部散布導管から外方向と外部散布導管から内方向
との両方向に、直接にスプレされる。
のノズル先端から引き出されている時に、ブッシィング
の近傍かつ直下の位置で配列状態の連続したガラスフィ
ラメントに空気及び/又はオイル蒸気、即ち霧を直接に
施与する方法及び装置を提供するものである。この空気
及び/又はオイル蒸気は、連続したガラスフィラメント
の長手方向軸に対して約90°の角度で連続したガラス
フィラメントに向い、フィラメントに施与される。空気
及び/又はオイル蒸気を連続したガラスフィラメントに
スプレする散布導管は、配列状態のフィラメント内に配
置してもよく、これにより空気及び/又はオイルの蒸気
は内部散布導管から配列状態連続したガラスフィラメン
トに向けて外方にスプレされる。しかしながら、好適実
施例では、外部散布導管が配列状態の連続したガラスフ
ィラメントを取り囲み、空気及び/又はオイルの蒸気、
即ち霧がすべての側部からフィラメントに向けて内方に
スプレされる。第3の実施例では、空気及び/又はオイ
ルの蒸気、即ち霧は、連続したガラスフィラメントに向
けて内部散布導管から外方向と外部散布導管から内方向
との両方向に、直接にスプレされる。
【0007】外部散布導管の場合には、空気及び/又は
オイルの蒸気、即ち霧は、一方向でなく、四方向からガ
ラスフィラメントに施与され、これによりガラスフィラ
メントへの空気及び/又はオイルの蒸気、即ち霧の施与
は一層均一かつ完全となる。このような連続したガラス
フィラメントへの完全かつ均一な被覆は、オイルの使用
量を減少するので、フィラメント破損の減少に起因する
効率向上によるコスト低減及びオイル使用量の低減をも
たらす。米国特許第4,235,614号の散布導管の
構成に対する本発明の好適実施例の別の利点は、以下の
通りである。即ち、ブッシィングの運転中、ブッシィン
グが見易い点及びブッシィングにアクセスし易い点、ブ
ッシィングの下方の生成領域への空気流が増大する点、
製造コストの50%以上の削減、連続フィラメントに対
する散布導管の位置決めの高精度化、散布導管の交換の
容易さ、及び米国特許第4,235,614号の散布導
管を使用した場合に必要とされる面倒なメンテナンスを
ほとんど必要としない点である。
オイルの蒸気、即ち霧は、一方向でなく、四方向からガ
ラスフィラメントに施与され、これによりガラスフィラ
メントへの空気及び/又はオイルの蒸気、即ち霧の施与
は一層均一かつ完全となる。このような連続したガラス
フィラメントへの完全かつ均一な被覆は、オイルの使用
量を減少するので、フィラメント破損の減少に起因する
効率向上によるコスト低減及びオイル使用量の低減をも
たらす。米国特許第4,235,614号の散布導管の
構成に対する本発明の好適実施例の別の利点は、以下の
通りである。即ち、ブッシィングの運転中、ブッシィン
グが見易い点及びブッシィングにアクセスし易い点、ブ
ッシィングの下方の生成領域への空気流が増大する点、
製造コストの50%以上の削減、連続フィラメントに対
する散布導管の位置決めの高精度化、散布導管の交換の
容易さ、及び米国特許第4,235,614号の散布導
管を使用した場合に必要とされる面倒なメンテナンスを
ほとんど必要としない点である。
【0008】
【実施例】図1乃至図4は、連続したガラスフィラメン
トの製造運転時の本発明の第1実施例を示したものであ
る。図示の内部空気及び/又はオイル蒸気施与システム
12はブッシィング14に取付けられ、このブッシィン
グ14には溶融ガラスが不図示の前炉から供給される。
配列状態の500本〜数千本の連続したガラスフィラメ
ント16がブッシィング14からギャザリング・シュー
18を介してチョッパ/巻取機28によって引き出され
ている。この配列状態の連続したガラスフィラメント
は、ギャザリング・シュー18を通過する前に、噴霧水
施与機20によって水をスプレされ、サイジング施与機
22によってサイジング材で被覆される。連続したガラ
スフィラメント16は、ギャザリング・シュー18を通
過した後に、ギャザリング車26によって互いに集めら
れてストランド24になる。この連続ガラスのストラン
ド24は、ギャザリング車26からチョッパ/巻取機2
8に達し、ここで短い長さに切断されるか、又はその後
の処理の為に巻き取られる。
トの製造運転時の本発明の第1実施例を示したものであ
る。図示の内部空気及び/又はオイル蒸気施与システム
12はブッシィング14に取付けられ、このブッシィン
グ14には溶融ガラスが不図示の前炉から供給される。
配列状態の500本〜数千本の連続したガラスフィラメ
ント16がブッシィング14からギャザリング・シュー
18を介してチョッパ/巻取機28によって引き出され
ている。この配列状態の連続したガラスフィラメント
は、ギャザリング・シュー18を通過する前に、噴霧水
施与機20によって水をスプレされ、サイジング施与機
22によってサイジング材で被覆される。連続したガラ
スフィラメント16は、ギャザリング・シュー18を通
過した後に、ギャザリング車26によって互いに集めら
れてストランド24になる。この連続ガラスのストラン
ド24は、ギャザリング車26からチョッパ/巻取機2
8に達し、ここで短い長さに切断されるか、又はその後
の処理の為に巻き取られる。
【0009】内部空気及び/又はオイル蒸気施与システ
ム12は、空気供給ライン30と、オイル供給ライン3
2と、空気及び/又はオイル混合ライン、即ち導管34
と、空気及び/又はオイル混合物加熱ヘッダー36と、
空気及び/又はオイルの蒸気散布導管38とを具備す
る。加圧空気は、プラント機器空気(plant in
strument air)用に使用されるような供給
源から空気及び/又はオイルの蒸気施与システム12に
供給される。この空気は空気供給ライン30と空気流量
計40とを通って空気及び/又はオイル混合ライン34
に流入する。尚、空気流量計40は空気及び/又はオイ
ルの蒸気施与システムに供給される空気の量を調整す
る。加圧オイルは容積式ポンプ43から流量計42を介
してオイル供給ライン32に供給される。このオイル
は、オイル供給ライン32から空気及び/又はオイル混
合ライン34に流れ、この空気及び/又はオイル混合ラ
イン34において、空気供給ライン30からの加圧空気
と混合される。
ム12は、空気供給ライン30と、オイル供給ライン3
2と、空気及び/又はオイル混合ライン、即ち導管34
と、空気及び/又はオイル混合物加熱ヘッダー36と、
空気及び/又はオイルの蒸気散布導管38とを具備す
る。加圧空気は、プラント機器空気(plant in
strument air)用に使用されるような供給
源から空気及び/又はオイルの蒸気施与システム12に
供給される。この空気は空気供給ライン30と空気流量
計40とを通って空気及び/又はオイル混合ライン34
に流入する。尚、空気流量計40は空気及び/又はオイ
ルの蒸気施与システムに供給される空気の量を調整す
る。加圧オイルは容積式ポンプ43から流量計42を介
してオイル供給ライン32に供給される。このオイル
は、オイル供給ライン32から空気及び/又はオイル混
合ライン34に流れ、この空気及び/又はオイル混合ラ
イン34において、空気供給ライン30からの加圧空気
と混合される。
【0010】この空気及び/又はオイル混合物は、空気
及び/又はオイル混合ライン34から空気及び/又はオ
イル混合物加熱ヘッダー36に流れ、このヘッダー36
において、内部空気及び/又はオイル蒸気散布導管38
への流入前に予熱される。0.95cm(3/8インチ)
の「インコネル(Inconel)」製加熱ヘッダー3
6はブッシィング14のフレームに対して取付けられ、
このブッシィングフレームによってほぼ316℃(60
0°F)の温度まで加熱される。この加熱ヘッダー36
において空気及び/又はオイル混合物に加えられる熱
は、空気及び/又はオイル混合物を気化するのに充分な
量である。空気及び/又はオイル蒸気は、この加熱ヘッ
ダー36から内部空気及び/又はオイル蒸気散布導管3
8に流入する。
及び/又はオイル混合ライン34から空気及び/又はオ
イル混合物加熱ヘッダー36に流れ、このヘッダー36
において、内部空気及び/又はオイル蒸気散布導管38
への流入前に予熱される。0.95cm(3/8インチ)
の「インコネル(Inconel)」製加熱ヘッダー3
6はブッシィング14のフレームに対して取付けられ、
このブッシィングフレームによってほぼ316℃(60
0°F)の温度まで加熱される。この加熱ヘッダー36
において空気及び/又はオイル混合物に加えられる熱
は、空気及び/又はオイル混合物を気化するのに充分な
量である。空気及び/又はオイル蒸気は、この加熱ヘッ
ダー36から内部空気及び/又はオイル蒸気散布導管3
8に流入する。
【0011】図2乃至図4に明示したように、「インコ
ネル」製の内部空気及び/又はオイル蒸気散布導管38
は、ブッシィングをその中心において横断するように延
在している。この内部空気及び/又はオイル蒸気散布導
管38は、ブッシィング14の「インコネル」製の支持
棒44に溶接されている。空気及び/又はオイル蒸気散
布導管38と支持棒44は、案内棒48の直下におい
て、ブッシィングフレームに取付けられ、この案内棒4
8は、ブッシィング冷却管50を保持している。内部空
気及び/又はオイル蒸気散布導管38は各側部に沿って
複数の散布オリフィス52を有し、これらの散布オリフ
ィスは、空気及び/又はオイル蒸気を配列状態の連続し
たガラスフィラメント16に向けて、ブッシィング板の
中心および配列状態の連続したガラスフィラメントの中
心から外方への二方向にスプレする。散布オリフィス5
2は、直径が典型的には0.24cm(3/32インチ)
であり、連続したガラスフィラメント16の長手方向軸
に対してほぼ90°の角度で空気及び/又はオイル蒸気
をスプレするように方向付けられている。図3に明示し
たように、散布オリフィス52は、冷却管50と同列で
あるがブッシィングノズル54とは同列とならないよう
に並べなければならず、これによって、蒸気、即ち霧
は、複数列の連続したガラスフィラメントの間で両方向
にブッシィングの全長にわたって流出し、ブッシィング
ノズルの先端から引き出された連続したガラスフィラメ
ント16のすべてを良好に被覆することができる。
ネル」製の内部空気及び/又はオイル蒸気散布導管38
は、ブッシィングをその中心において横断するように延
在している。この内部空気及び/又はオイル蒸気散布導
管38は、ブッシィング14の「インコネル」製の支持
棒44に溶接されている。空気及び/又はオイル蒸気散
布導管38と支持棒44は、案内棒48の直下におい
て、ブッシィングフレームに取付けられ、この案内棒4
8は、ブッシィング冷却管50を保持している。内部空
気及び/又はオイル蒸気散布導管38は各側部に沿って
複数の散布オリフィス52を有し、これらの散布オリフ
ィスは、空気及び/又はオイル蒸気を配列状態の連続し
たガラスフィラメント16に向けて、ブッシィング板の
中心および配列状態の連続したガラスフィラメントの中
心から外方への二方向にスプレする。散布オリフィス5
2は、直径が典型的には0.24cm(3/32インチ)
であり、連続したガラスフィラメント16の長手方向軸
に対してほぼ90°の角度で空気及び/又はオイル蒸気
をスプレするように方向付けられている。図3に明示し
たように、散布オリフィス52は、冷却管50と同列で
あるがブッシィングノズル54とは同列とならないよう
に並べなければならず、これによって、蒸気、即ち霧
は、複数列の連続したガラスフィラメントの間で両方向
にブッシィングの全長にわたって流出し、ブッシィング
ノズルの先端から引き出された連続したガラスフィラメ
ント16のすべてを良好に被覆することができる。
【0012】上述の装置の場合には、空気、典型的には
プラント機器空気とオイル、典型的にはジエチレングリ
コールとの混合物は、空気及び/又はオイル混合ライン
34内で一緒に混合される。この空気は典型的には、ほ
ぼ50(標準立方フィート/時)の流量で空気流量計4
0を介して混合ライン34に送出され、他方、ジエチレ
ングリコールオイルは典型的にはほぼ40ミリリットル
/時の流量でオイル流量計42を介して混合ライン34
に送出される。空気及び/又はオイル混合物は空気及び
/又はオイル混合ライン34から空気及び/又はオイル
混合物加熱ヘッダー36に送出され、このヘッダー36
においてブッシィングフレームからの熱によって充分に
加熱されて気化する。この気化された空気及び/又はオ
イル混合物は、空気及び/又はオイル混合物加熱ヘッダ
ー36から空気及び/又はオイル蒸気散布導管38に送
出され、その後に、散布オリフィス52から連続したガ
ラスフィラメント16に向けてこの連続したガラスフィ
ラメント16の長手方向軸にほぼ90°の角度でスプレ
される。散布のためのオリフィスは、連続したガラスフ
ィラメントが引き出されるブッシィングノズルの複数の
列の間に位置しているので、空気及び/又はオイル蒸
気、即ち霧は、空気及び/又はオイル散布導管から両方
向に流出しブッシィングの全長にわたって流れ、配列状
態の連続したガラスフィラメントをジエチレングリコー
ル又は同様の媒体で被覆する。
プラント機器空気とオイル、典型的にはジエチレングリ
コールとの混合物は、空気及び/又はオイル混合ライン
34内で一緒に混合される。この空気は典型的には、ほ
ぼ50(標準立方フィート/時)の流量で空気流量計4
0を介して混合ライン34に送出され、他方、ジエチレ
ングリコールオイルは典型的にはほぼ40ミリリットル
/時の流量でオイル流量計42を介して混合ライン34
に送出される。空気及び/又はオイル混合物は空気及び
/又はオイル混合ライン34から空気及び/又はオイル
混合物加熱ヘッダー36に送出され、このヘッダー36
においてブッシィングフレームからの熱によって充分に
加熱されて気化する。この気化された空気及び/又はオ
イル混合物は、空気及び/又はオイル混合物加熱ヘッダ
ー36から空気及び/又はオイル蒸気散布導管38に送
出され、その後に、散布オリフィス52から連続したガ
ラスフィラメント16に向けてこの連続したガラスフィ
ラメント16の長手方向軸にほぼ90°の角度でスプレ
される。散布のためのオリフィスは、連続したガラスフ
ィラメントが引き出されるブッシィングノズルの複数の
列の間に位置しているので、空気及び/又はオイル蒸
気、即ち霧は、空気及び/又はオイル散布導管から両方
向に流出しブッシィングの全長にわたって流れ、配列状
態の連続したガラスフィラメントをジエチレングリコー
ル又は同様の媒体で被覆する。
【0013】図5及び図6は本発明の外部空気及び/又
はオイル蒸気の施与システム62を示したもので、この
外部空気及び/又はオイル蒸気の施与システム62は、
ブッシィング64に取付けられ、このブッシィング64
には不図示の前炉から溶融ガラスが供給される。配列状
態の、典型的には500〜数千本の連続したガラスフィ
ラメント66がブッシィング64からギャザリング・シ
ュー68を介して巻取機/チョッパ78によって引き出
されている。この配列状態の連続したガラスフィラメン
ト66は、ギャザリング・シュー68を通過する前に、
噴霧水施与機70によってスプレされ、サイジング施与
機72によってサイジング材で被覆される。連続したガ
ラスフィラメント66は、ギャザリング・シュー68を
通過後に、ギャザリング車76によってまとめられ、ス
トランド74が作られる。この連続ガラスのストランド
74は、ギャザリング車76から、巻取機/チョッパ7
8に進み、ここで短い長さに切断されるか、又はその後
の処理用に巻き取られる。
はオイル蒸気の施与システム62を示したもので、この
外部空気及び/又はオイル蒸気の施与システム62は、
ブッシィング64に取付けられ、このブッシィング64
には不図示の前炉から溶融ガラスが供給される。配列状
態の、典型的には500〜数千本の連続したガラスフィ
ラメント66がブッシィング64からギャザリング・シ
ュー68を介して巻取機/チョッパ78によって引き出
されている。この配列状態の連続したガラスフィラメン
ト66は、ギャザリング・シュー68を通過する前に、
噴霧水施与機70によってスプレされ、サイジング施与
機72によってサイジング材で被覆される。連続したガ
ラスフィラメント66は、ギャザリング・シュー68を
通過後に、ギャザリング車76によってまとめられ、ス
トランド74が作られる。この連続ガラスのストランド
74は、ギャザリング車76から、巻取機/チョッパ7
8に進み、ここで短い長さに切断されるか、又はその後
の処理用に巻き取られる。
【0014】外部空気及び/又はオイル蒸気施与システ
ム62は、空気供給ライン80と、オイル供給ライン8
2と、空気及び/又はオイル混合ライン、即ち導管84
と、空気及び/又はオイル混合物加熱ヘッダー86と、
外部空気及び/又はオイル蒸気散布導管88とを具備す
る。加圧空気は、プラント機器空気用に使用されるよう
な供給源から空気及び/又はオイル蒸気施与システム6
2に供給される。この空気は空気供給ライン80と空気
流量計90とを介して空気及び/又はオイル混合ライン
84に流入する。尚、空気流量計90は空気及び/又は
オイル蒸気施与システムに供給される空気の量を調整す
る。加圧オイルは、容積式ポンプ93からオイル流量計
92を介してオイル供給ライン82に供給される。この
オイルはオイル供給ライン82から空気及び/又はオイ
ル混合ライン84に流入し、ここで空気供給ライン80
からの加圧空気と混合される。
ム62は、空気供給ライン80と、オイル供給ライン8
2と、空気及び/又はオイル混合ライン、即ち導管84
と、空気及び/又はオイル混合物加熱ヘッダー86と、
外部空気及び/又はオイル蒸気散布導管88とを具備す
る。加圧空気は、プラント機器空気用に使用されるよう
な供給源から空気及び/又はオイル蒸気施与システム6
2に供給される。この空気は空気供給ライン80と空気
流量計90とを介して空気及び/又はオイル混合ライン
84に流入する。尚、空気流量計90は空気及び/又は
オイル蒸気施与システムに供給される空気の量を調整す
る。加圧オイルは、容積式ポンプ93からオイル流量計
92を介してオイル供給ライン82に供給される。この
オイルはオイル供給ライン82から空気及び/又はオイ
ル混合ライン84に流入し、ここで空気供給ライン80
からの加圧空気と混合される。
【0015】空気及び/又はオイル混合物は、空気及び
/又はオイル混合ライン84から空気及び/又はオイル
混合物加熱及び気化ヘッダー86に流入し、このヘッダ
ー86において、外部空気及び/又はオイル蒸気散布導
管88への流入前に予熱される。ステンレス鋼製の加熱
および気化ヘッダー86は、ブラケット87によってブ
ッシィング64のフレームに取付けられ、ブッシィング
先端板の放射熱とブッシィングから引き出されたガラス
フィラメントの放射熱とによって加熱される。加熱及び
気化ヘッダー86は、散布リング88の上方又は下方に
配置することができるが、高温のブッシィング64から
かなり離間して配置しなければならない。この離間配置
によって、空気及び/又はオイル混合物は、加熱及び気
化ヘッダー86内又は散布リング88内でオイルの凝結
や炭化を生ずることなく、気化される。空気及び/又は
オイル蒸気は、加熱及び気化ヘッダー86から外部空気
及び/又はオイル蒸気散布導管即ちリング88に流入し
て、フィラメントに施与される。
/又はオイル混合ライン84から空気及び/又はオイル
混合物加熱及び気化ヘッダー86に流入し、このヘッダ
ー86において、外部空気及び/又はオイル蒸気散布導
管88への流入前に予熱される。ステンレス鋼製の加熱
および気化ヘッダー86は、ブラケット87によってブ
ッシィング64のフレームに取付けられ、ブッシィング
先端板の放射熱とブッシィングから引き出されたガラス
フィラメントの放射熱とによって加熱される。加熱及び
気化ヘッダー86は、散布リング88の上方又は下方に
配置することができるが、高温のブッシィング64から
かなり離間して配置しなければならない。この離間配置
によって、空気及び/又はオイル混合物は、加熱及び気
化ヘッダー86内又は散布リング88内でオイルの凝結
や炭化を生ずることなく、気化される。空気及び/又は
オイル蒸気は、加熱及び気化ヘッダー86から外部空気
及び/又はオイル蒸気散布導管即ちリング88に流入し
て、フィラメントに施与される。
【0016】散布導管即ちリング88は、ブッシィング
フレームの底部の下方、約8.26cm(3.25イン
チ)の所に配置されることが好ましいが、しかし、この
距離は可変であり、この最適距離はブッシィングの設計
が異なるとそれに伴い変化するものである。上述したよ
うに、本発明では、加熱及び気化ヘッダー内でオイルの
凝結や炭化を生ずることなく空気及び/又はオイル混合
物を気化すること、及び空気及び/又はオイル蒸気を溶
融ガラスフィラメントにブッシィング先端の端の極く近
傍で接触させることが重要である。
フレームの底部の下方、約8.26cm(3.25イン
チ)の所に配置されることが好ましいが、しかし、この
距離は可変であり、この最適距離はブッシィングの設計
が異なるとそれに伴い変化するものである。上述したよ
うに、本発明では、加熱及び気化ヘッダー内でオイルの
凝結や炭化を生ずることなく空気及び/又はオイル混合
物を気化すること、及び空気及び/又はオイル蒸気を溶
融ガラスフィラメントにブッシィング先端の端の極く近
傍で接触させることが重要である。
【0017】図6に明示したように、外部空気及び/又
はオイル蒸気散布導管88は、矩形形状であり、ブッシ
ィング64の形状及び配列状態のフィラメント66の形
状と同一でありそれを取囲んでいる。外部空気及び/又
はオイル蒸気散布導管88は、典型的にはステンレス鋼
製であり、直径0.95cm(3/8インチ)の管であ
り、空気及び/又はオイル蒸気散布オリフィス94を有
する。これらのオリフィス94は辺のすべてから空気及
び/又はオイル蒸気を配列状態の連続したガラスフィラ
メント66に向けてスプレする。空気及び/又はオイル
蒸気散布オリフィス94は典型的には直径が0.16cm
(1/16インチ)であり、典型的には外部空気及び/
又はオイル蒸気散布導管88の内側周囲全体にわたって
ほぼ1.9cm(3/4インチ)離間されている。散布オ
リフィス94は、連続したガラスフィラメント66の軸
に対してほぼ90°の方向に向けられており、連続した
ガラスフィラメントの引出方向にほぼ垂直な方向に空気
及び/又はオイル蒸気をスプレする。外部空気及び/又
はオイル蒸気散布導管88は、典型的にはブッシィング
の後側のブッシィングノズル先端よりも10.2cm(4
インチ)下方で、ブッシィングの前側のブッシィングノ
ズル先端よりも7.6cm(3インチ)下方に位置するよ
うに、ブッシィングフレームに取付けられている。この
ように、空気及び/又はオイル蒸気散布導管88は傾斜
しているので、散布導管88への材料の付着堆積をでき
るだけ少なくすることができ、かつ散布導管への付着堆
積材料を操作者の位置から離れた導管の後側から落下さ
せることができる。散布導管88の内側周囲から配列状
態の連続したガラスフィラメント66までの距離は、典
型的には前部及び後部で7.6cm(3インチ)であり、
両側部で10.2cm(4インチ)である。
はオイル蒸気散布導管88は、矩形形状であり、ブッシ
ィング64の形状及び配列状態のフィラメント66の形
状と同一でありそれを取囲んでいる。外部空気及び/又
はオイル蒸気散布導管88は、典型的にはステンレス鋼
製であり、直径0.95cm(3/8インチ)の管であ
り、空気及び/又はオイル蒸気散布オリフィス94を有
する。これらのオリフィス94は辺のすべてから空気及
び/又はオイル蒸気を配列状態の連続したガラスフィラ
メント66に向けてスプレする。空気及び/又はオイル
蒸気散布オリフィス94は典型的には直径が0.16cm
(1/16インチ)であり、典型的には外部空気及び/
又はオイル蒸気散布導管88の内側周囲全体にわたって
ほぼ1.9cm(3/4インチ)離間されている。散布オ
リフィス94は、連続したガラスフィラメント66の軸
に対してほぼ90°の方向に向けられており、連続した
ガラスフィラメントの引出方向にほぼ垂直な方向に空気
及び/又はオイル蒸気をスプレする。外部空気及び/又
はオイル蒸気散布導管88は、典型的にはブッシィング
の後側のブッシィングノズル先端よりも10.2cm(4
インチ)下方で、ブッシィングの前側のブッシィングノ
ズル先端よりも7.6cm(3インチ)下方に位置するよ
うに、ブッシィングフレームに取付けられている。この
ように、空気及び/又はオイル蒸気散布導管88は傾斜
しているので、散布導管88への材料の付着堆積をでき
るだけ少なくすることができ、かつ散布導管への付着堆
積材料を操作者の位置から離れた導管の後側から落下さ
せることができる。散布導管88の内側周囲から配列状
態の連続したガラスフィラメント66までの距離は、典
型的には前部及び後部で7.6cm(3インチ)であり、
両側部で10.2cm(4インチ)である。
【0018】図5及び図6に示した上述の装置では、空
気、典型的にはプラント機器空気と、オイル、典型的に
はジエチレングリコールとの混合物は、空気及び/又は
オイル混合ライン84内で一緒に混合される。ブッシィ
ングがほぼ2000個の先端を有する場合、空気は典型
的には50(標準立方フィート/時)の流量で空気流量
計90を介して混合ライン84に送出され、他方ジエチ
レングレコールは典型的には35ミリリットル/時の流
量でオイル流量計92を介して混合ライン84に送出さ
れる。空気及び/又はオイル混合物は、空気及び/又は
オイル混合ライン84から空気及び/又はオイル混合物
加熱及び気化ヘッダー86に送出され、ここで、ブッシ
ィングからの放射熱とガラスフィラメントからの放射熱
とによって充分に加熱されて、ヘッダー86内又は散布
リング88内のオイルの凝結や炭化を生ずることなく気
化される。気化された空気及び/又はオイル混合物は、
空気及び/又はオイル混合物加熱ヘッダー86から外部
空気及び/又はオイル蒸気散布導管88に送られ、散布
オリフィス94から配列状態の連続したガラスフィラメ
ント66に向けて連続したガラスフィラメント66の長
手方向軸に対してほぼ90°の角度でスプレされる。空
気及び/又はオイル蒸気は、四辺のすべてから連続した
ガラスフィラメント66に向けてスプレされているの
で、連続したガラスフィラメントの被覆は図1乃至図4
の実施例に比べて一層完全なものとなる。最良の結果を
得る為には、外部散布導管の各辺の散布オリフィス94
を冷却管に一列に整列させ、かつ連続したガラスフィラ
メント66を引き出すブッシィングノズルの複数の列の
間にくるように整列させることが好ましい。
気、典型的にはプラント機器空気と、オイル、典型的に
はジエチレングリコールとの混合物は、空気及び/又は
オイル混合ライン84内で一緒に混合される。ブッシィ
ングがほぼ2000個の先端を有する場合、空気は典型
的には50(標準立方フィート/時)の流量で空気流量
計90を介して混合ライン84に送出され、他方ジエチ
レングレコールは典型的には35ミリリットル/時の流
量でオイル流量計92を介して混合ライン84に送出さ
れる。空気及び/又はオイル混合物は、空気及び/又は
オイル混合ライン84から空気及び/又はオイル混合物
加熱及び気化ヘッダー86に送出され、ここで、ブッシ
ィングからの放射熱とガラスフィラメントからの放射熱
とによって充分に加熱されて、ヘッダー86内又は散布
リング88内のオイルの凝結や炭化を生ずることなく気
化される。気化された空気及び/又はオイル混合物は、
空気及び/又はオイル混合物加熱ヘッダー86から外部
空気及び/又はオイル蒸気散布導管88に送られ、散布
オリフィス94から配列状態の連続したガラスフィラメ
ント66に向けて連続したガラスフィラメント66の長
手方向軸に対してほぼ90°の角度でスプレされる。空
気及び/又はオイル蒸気は、四辺のすべてから連続した
ガラスフィラメント66に向けてスプレされているの
で、連続したガラスフィラメントの被覆は図1乃至図4
の実施例に比べて一層完全なものとなる。最良の結果を
得る為には、外部散布導管の各辺の散布オリフィス94
を冷却管に一列に整列させ、かつ連続したガラスフィラ
メント66を引き出すブッシィングノズルの複数の列の
間にくるように整列させることが好ましい。
【0019】図7は、本発明の第3の実施例を示したも
ので、ステンレス鋼製の空気及び/又はオイル蒸気散布
装置100は、2部分、即ち内部空気及び/又はオイル
蒸気散布導管102と外部空気及び/又はオイル蒸気散
布導管104とから構成される。この内部空気及び/又
はオイル蒸気散布導管102と外部空気及び/又はオイ
ル蒸気散布導管104は、空気及び/又はオイル混合物
加熱及び気化ヘッダー106に取付けられている。装置
全体はブラケット108によってブッシィングフレーム
に取付けられている。空気及び/又はオイル混合物加熱
及び気化ヘッダー106は、図6の外部空気及び/又は
オイル散布導管と同じようにしてブッシィングフレーム
に取付けられている。空気及び/又はオイル混合物は、
図5及び図6の空気及び/又はオイル混合物加熱及び気
化ヘッダー86に供給される空気及び/又はオイル混合
物と全く同様に、空気及び/又はオイル混合物加熱ヘッ
ダー106に供給される。ブッシィングが約2000個
の先端を有する場合には、空気は50(標準立方フィー
ト/時)の流量で空気流量計を介して混合ラインに送出
され、他方、ジエチレングリコールは35(ミリリット
ル/時)の流量でオイル流量計を介して混合ラインに送
出される。
ので、ステンレス鋼製の空気及び/又はオイル蒸気散布
装置100は、2部分、即ち内部空気及び/又はオイル
蒸気散布導管102と外部空気及び/又はオイル蒸気散
布導管104とから構成される。この内部空気及び/又
はオイル蒸気散布導管102と外部空気及び/又はオイ
ル蒸気散布導管104は、空気及び/又はオイル混合物
加熱及び気化ヘッダー106に取付けられている。装置
全体はブラケット108によってブッシィングフレーム
に取付けられている。空気及び/又はオイル混合物加熱
及び気化ヘッダー106は、図6の外部空気及び/又は
オイル散布導管と同じようにしてブッシィングフレーム
に取付けられている。空気及び/又はオイル混合物は、
図5及び図6の空気及び/又はオイル混合物加熱及び気
化ヘッダー86に供給される空気及び/又はオイル混合
物と全く同様に、空気及び/又はオイル混合物加熱ヘッ
ダー106に供給される。ブッシィングが約2000個
の先端を有する場合には、空気は50(標準立方フィー
ト/時)の流量で空気流量計を介して混合ラインに送出
され、他方、ジエチレングリコールは35(ミリリット
ル/時)の流量でオイル流量計を介して混合ラインに送
出される。
【0020】内部空気及び/又はオイル蒸気散布導管1
02は外部の空気及び/又はオイル蒸気散布導管104
の両側部の間で、ブッシィングの中央を横切るように延
在する。また、導管102は散布オリフィス110を具
備し、これらの散布オリフィス110の向きは、連続し
たガラスフィラメントの長手方向軸に対してほぼ90°
の角度で空気及び/又はオイル蒸気をスプレするように
定められている。図1乃至図4の実施例のように、散布
オリフィス110は、冷却管と同列となるが、連続した
ガラスフィラメントが引き出されるブッシィングノズル
とは同列とならないように配列される必要があり、これ
によって、蒸気、即ち霧は連続したガラスフィラメント
の複数の列の間で両方向に流出しブッシィングの全長に
わたって流れて、ブッシィングノズルの先端から引き出
された連続したガラスフィラメントを充分に被覆するこ
とができる。
02は外部の空気及び/又はオイル蒸気散布導管104
の両側部の間で、ブッシィングの中央を横切るように延
在する。また、導管102は散布オリフィス110を具
備し、これらの散布オリフィス110の向きは、連続し
たガラスフィラメントの長手方向軸に対してほぼ90°
の角度で空気及び/又はオイル蒸気をスプレするように
定められている。図1乃至図4の実施例のように、散布
オリフィス110は、冷却管と同列となるが、連続した
ガラスフィラメントが引き出されるブッシィングノズル
とは同列とならないように配列される必要があり、これ
によって、蒸気、即ち霧は連続したガラスフィラメント
の複数の列の間で両方向に流出しブッシィングの全長に
わたって流れて、ブッシィングノズルの先端から引き出
された連続したガラスフィラメントを充分に被覆するこ
とができる。
【0021】外部の空気及び/又はオイル蒸気散布導管
104は、矩形形状で、ブッシィングの形状に一致しそ
れを取囲んでいる。外部の空気及び/又はオイル蒸気散
布導管104は空気及び/又はオイル蒸気散布オリフィ
ス111を具備し、これらのオリフィス111は、図5
及び図6に示した実施例と同様に、四辺のすべてから内
方向に空気及び/又はオイル蒸気を配列状態の連続した
ガラスフィラメントに向けてかつ連続したガラスフィラ
メントの長手方向軸にほぼ90°の角度でスプレする。
こうして配列状態の連続したガラスフィラメントには、
空気及び/又はオイル蒸気が配列状態の連続したガラス
フィラメント内の第1の位置及び配列状態の連続したガ
ラスフィラメントの外側であってそれを取囲む第2の位
置からスプレされる。
104は、矩形形状で、ブッシィングの形状に一致しそ
れを取囲んでいる。外部の空気及び/又はオイル蒸気散
布導管104は空気及び/又はオイル蒸気散布オリフィ
ス111を具備し、これらのオリフィス111は、図5
及び図6に示した実施例と同様に、四辺のすべてから内
方向に空気及び/又はオイル蒸気を配列状態の連続した
ガラスフィラメントに向けてかつ連続したガラスフィラ
メントの長手方向軸にほぼ90°の角度でスプレする。
こうして配列状態の連続したガラスフィラメントには、
空気及び/又はオイル蒸気が配列状態の連続したガラス
フィラメント内の第1の位置及び配列状態の連続したガ
ラスフィラメントの外側であってそれを取囲む第2の位
置からスプレされる。
【図1】本発明の内部空気及び/又はオイル蒸気施与シ
ステムを有するブッシィングを示した斜視図。
ステムを有するブッシィングを示した斜視図。
【図2】ブッシィングに固設された内部空気及び/又は
オイル蒸気散布導管を示した、図1の線2−2に沿った
断面図。
オイル蒸気散布導管を示した、図1の線2−2に沿った
断面図。
【図3】ブッシィングノズルと散布導管の散布オリフィ
スとの関係を示した図2の詳細拡大図。
スとの関係を示した図2の詳細拡大図。
【図4】図1に示した本発明のブッシィング及び内部空
気及び/又はオイル蒸気施与システムの底面図。
気及び/又はオイル蒸気施与システムの底面図。
【図5】本発明の好適実施例の外部空気及び/又はオイ
ル蒸気施与システムを具備したブッシィングを示した斜
視図。
ル蒸気施与システムを具備したブッシィングを示した斜
視図。
【図6】図5のヘッダー及び外部空気及び/又はオイル
散布導管を示した斜視図。
散布導管を示した斜視図。
【図7】図6の外部空気及び/又はオイル散布導管の場
合と同様にブッシィングに取付けられるヘッダー及び組
合形の内部及び外部空気及び/又はオイル散布導管を示
した斜視図。
合と同様にブッシィングに取付けられるヘッダー及び組
合形の内部及び外部空気及び/又はオイル散布導管を示
した斜視図。
【符号の説明】 12 内部空気及び/又はオイル蒸気施与システム 14 ブッシィング 16 連続したガラスフィラメント 30 空気供給ライン 32 オイル供給ライン 34 空気及び/又はオイル混合ライン 38 散布導管 52 散布オリフィス 54 ノズル 62 外部空気及び/又はオイル蒸気施与システム
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年12月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 空気及び/又はオイルの蒸気を連続
したガラスフィラメントに施与する方法及び装置
したガラスフィラメントに施与する方法及び装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は連続したガラスフィラメ
ントがブッシュ板(a bushing plate)
(ここに「ブッシュ(bushing)」とはガラス繊
維又はフィラメントの成形において、断熱材に囲まれた
合金容器で、これを電気的に加熱してガラスを溶融し供
給するのに用いる成形炉と定義する)の複数のノズルか
ら引き出されている時にこの連続したガラスフィラメン
トに空気及び/又はオイルの蒸気又は霧を施与すること
によって連続的にガラスフィラメントの生産を改良する
方法及び装置に関する。
ントがブッシュ板(a bushing plate)
(ここに「ブッシュ(bushing)」とはガラス繊
維又はフィラメントの成形において、断熱材に囲まれた
合金容器で、これを電気的に加熱してガラスを溶融し供
給するのに用いる成形炉と定義する)の複数のノズルか
ら引き出されている時にこの連続したガラスフィラメン
トに空気及び/又はオイルの蒸気又は霧を施与すること
によって連続的にガラスフィラメントの生産を改良する
方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多フィラメントのガラス・ストランドを
生産する典型的な商業的に連続したガラス・ファイバー
を製造する方法にあっては、連続したガラスフィラメン
トを電気的に加熱される貴金属ブッシュ(bushin
g)の多数のノズル先端から引き出す。このブッシュに
は直接溶解式のガラス溶融炉の前炉から溶融ガラスが供
給される。これらの個々の連続したガラスフィラメント
がブッシュノズルから引き出された後に、この連続した
ガラスフィラメントに噴霧水及びサイジング材(siz
ing)又はバインダーが施与され、その後に個々の連
続したガラスフィラメントが互いに組み合わされて多フ
ィラメントのストランド(strand)が作られる。
このストランドは後処理用のケーキを作る為にコレット
(collet)に巻き取られるか、又は強化プラスチ
ック等に使用する為に短い長さに切断される。
生産する典型的な商業的に連続したガラス・ファイバー
を製造する方法にあっては、連続したガラスフィラメン
トを電気的に加熱される貴金属ブッシュ(bushin
g)の多数のノズル先端から引き出す。このブッシュに
は直接溶解式のガラス溶融炉の前炉から溶融ガラスが供
給される。これらの個々の連続したガラスフィラメント
がブッシュノズルから引き出された後に、この連続した
ガラスフィラメントに噴霧水及びサイジング材(siz
ing)又はバインダーが施与され、その後に個々の連
続したガラスフィラメントが互いに組み合わされて多フ
ィラメントのストランド(strand)が作られる。
このストランドは後処理用のケーキを作る為にコレット
(collet)に巻き取られるか、又は強化プラスチ
ック等に使用する為に短い長さに切断される。
【0003】通常、ブッシュの底板は非常に小さい領域
内に多数のノズル、例えば500〜数千個のノズル又は
オリフィスを有する。小領域内に多数のノズルが存在す
るので、ノズル又はオリフィスから引き出されたフィラ
メントのうちちの幾つかが破損し、これによって運転効
率が低下することがある。数千本のフィラメントのうち
の数本が破損することはそれ自体ではあまり大きな問題
ではないが、ノズル先端のどこかで一本以上のフィラメ
ントが破損すると、これによって必ずその周囲のフィラ
メントが破損される。この連鎖反応によって、運転効率
が悪くなり、ついには製造工程の中断を招来することす
らあり得る。こうして、ストランドの品質を向上しかつ
ブッシュの運転効率を高める為には、ノズルでのフィラ
メント破損の数及び頻度を低減することが望まれる。
内に多数のノズル、例えば500〜数千個のノズル又は
オリフィスを有する。小領域内に多数のノズルが存在す
るので、ノズル又はオリフィスから引き出されたフィラ
メントのうちちの幾つかが破損し、これによって運転効
率が低下することがある。数千本のフィラメントのうち
の数本が破損することはそれ自体ではあまり大きな問題
ではないが、ノズル先端のどこかで一本以上のフィラメ
ントが破損すると、これによって必ずその周囲のフィラ
メントが破損される。この連鎖反応によって、運転効率
が悪くなり、ついには製造工程の中断を招来することす
らあり得る。こうして、ストランドの品質を向上しかつ
ブッシュの運転効率を高める為には、ノズルでのフィラ
メント破損の数及び頻度を低減することが望まれる。
【0004】本発明は、ブッシュの効率を高める為にブ
ッシュからの連続したガラスフィラメントに蒸気を散布
する装置及び方法を開示する米国特許第4,235,6
14号の改良である。この米国特許第4,235,61
4号に開示された装置では、蒸気が管のノズル開口から
散布機(ディストリビュータ)表面に向けてスプレさ
れ、この蒸気は、ガラスフィラメントに向って散布機
(ディストリビュータ)表面の上を流れる空気によっ
て、連続したガラスフィラメントの方へ導かれる。
ッシュからの連続したガラスフィラメントに蒸気を散布
する装置及び方法を開示する米国特許第4,235,6
14号の改良である。この米国特許第4,235,61
4号に開示された装置では、蒸気が管のノズル開口から
散布機(ディストリビュータ)表面に向けてスプレさ
れ、この蒸気は、ガラスフィラメントに向って散布機
(ディストリビュータ)表面の上を流れる空気によっ
て、連続したガラスフィラメントの方へ導かれる。
【0005】
【課題を解決するための手段】出願人は、連続したガラ
スフィラメントがノズル先端から引き出されている時に
空気及び/又はオイルの霧、即ち蒸気を連続したガラス
フィラメントに直接にスプレすることによって上記蒸気
を連続したガラスフィラメントに施与すると、破損する
フィラメントの数が減少し、これにより一つの工程の運
転効率を約4.5%向上できることを見い出だした。出
願人の方法及び装置は、米国特許第4,235,614
号の方法及び装置に使用された散布機表面13及び32
を不要とし、また、米国特許第4,235,614号の
方法及び装置に使用された蒸気をフィラメントに向けて
搬送する空気を不要とすると共に、連続したガラスフィ
ラメントへの空気及び/又はオイル蒸気の直接施与を更
に制御することによって工程の効率を向上する。このよ
うに運転性能が向上する正確な理由は完全には分かって
いないが、空気及び/又はオイル蒸気を連続フィラメン
トに施与した結果、フィラメントに対する或る種の追加
冷却効果や、フィラメントの表面張力変化や、フィラメ
ントの強度を増大させるようなフィラメントの炭素被覆
や、フィラメントの平滑性の増大や、フィラメントから
の静電気の除去などが夫々生じて、フィラメントの破損
数が低減するものと思われる。
スフィラメントがノズル先端から引き出されている時に
空気及び/又はオイルの霧、即ち蒸気を連続したガラス
フィラメントに直接にスプレすることによって上記蒸気
を連続したガラスフィラメントに施与すると、破損する
フィラメントの数が減少し、これにより一つの工程の運
転効率を約4.5%向上できることを見い出だした。出
願人の方法及び装置は、米国特許第4,235,614
号の方法及び装置に使用された散布機表面13及び32
を不要とし、また、米国特許第4,235,614号の
方法及び装置に使用された蒸気をフィラメントに向けて
搬送する空気を不要とすると共に、連続したガラスフィ
ラメントへの空気及び/又はオイル蒸気の直接施与を更
に制御することによって工程の効率を向上する。このよ
うに運転性能が向上する正確な理由は完全には分かって
いないが、空気及び/又はオイル蒸気を連続フィラメン
トに施与した結果、フィラメントに対する或る種の追加
冷却効果や、フィラメントの表面張力変化や、フィラメ
ントの強度を増大させるようなフィラメントの炭素被覆
や、フィラメントの平滑性の増大や、フィラメントから
の静電気の除去などが夫々生じて、フィラメントの破損
数が低減するものと思われる。
【0006】本発明は、フィラメントがブッシュ板のノ
ズル先端から引き出されている時に、ブッシュの近傍か
つ直下の位置で配列状態の連続したガラスフィラメント
に空気及び/又はオイル蒸気、即ち霧を直接に施与する
方法及び装置を提供するものである。この空気及び/又
はオイル蒸気は、連続したガラスフィラメントの長手方
向軸に対して約90°の角度で連続したガラスフィラメ
ントに向い、フィラメントに施与される。空気及び/又
はオイル蒸気を連続したガラスフィラメントにスプレす
る散布導管は、配列状態のフィラメント内に配置しても
よく、これにより空気及び/又はオイルの蒸気は内部散
布導管から配列状態連続したガラスフィラメントに向け
て外方にスプレされる。しかしながら、好適実施例で
は、外部散布導管が配列状態の連続したガラスフィラメ
ントを取り囲み、空気及び/又はオイルの蒸気、即ち霧
がすべての側部からフィラメントに向けて内方にスプレ
される。第3の実施例では、空気及び/又はオイルの蒸
気、即ち霧は、連続したガラスフィラメントに向けて内
部散布導管から外方向と外部散布導管から内方向との両
方向に、直接にスプレされる。
ズル先端から引き出されている時に、ブッシュの近傍か
つ直下の位置で配列状態の連続したガラスフィラメント
に空気及び/又はオイル蒸気、即ち霧を直接に施与する
方法及び装置を提供するものである。この空気及び/又
はオイル蒸気は、連続したガラスフィラメントの長手方
向軸に対して約90°の角度で連続したガラスフィラメ
ントに向い、フィラメントに施与される。空気及び/又
はオイル蒸気を連続したガラスフィラメントにスプレす
る散布導管は、配列状態のフィラメント内に配置しても
よく、これにより空気及び/又はオイルの蒸気は内部散
布導管から配列状態連続したガラスフィラメントに向け
て外方にスプレされる。しかしながら、好適実施例で
は、外部散布導管が配列状態の連続したガラスフィラメ
ントを取り囲み、空気及び/又はオイルの蒸気、即ち霧
がすべての側部からフィラメントに向けて内方にスプレ
される。第3の実施例では、空気及び/又はオイルの蒸
気、即ち霧は、連続したガラスフィラメントに向けて内
部散布導管から外方向と外部散布導管から内方向との両
方向に、直接にスプレされる。
【0007】外部散布導管の場合には、空気及び/又は
オイルの蒸気、即ち霧は、一方向でなく、四方向からガ
ラスフィラメントに施与され、これによりガラスフィラ
メントへの空気及び/又はオイルの蒸気、即ち霧の施与
は一層均一かつ完全となる。このような連続したガラス
フィラメントへの完全かつ均一な被覆は、オイルの使用
量を減少するので、フィラメント破損の減少に起因する
効率向上によるコスト低減及びオイル使用量の低減をも
たらす。米国特許第4,235,614号の散布導管の
構成に対する本発明の好適実施例の別の利点は、以下の
通りである。即ち、ブッシュの運転中、ブッシュが見易
い点及びブッシュにアクセスし易い点、ブッシュの下方
の生成領域への空気流が増大する点、製造コストの50
%以上の削減、連続フィラメントに対する散布導管の位
置決めの高精度化、散布導管の交換の容易さ、及び米国
特許第4,235,614号の散布導管を使用した場合
に必要とされる面倒なメンテナンスをほとんど必要とし
ない点である。
オイルの蒸気、即ち霧は、一方向でなく、四方向からガ
ラスフィラメントに施与され、これによりガラスフィラ
メントへの空気及び/又はオイルの蒸気、即ち霧の施与
は一層均一かつ完全となる。このような連続したガラス
フィラメントへの完全かつ均一な被覆は、オイルの使用
量を減少するので、フィラメント破損の減少に起因する
効率向上によるコスト低減及びオイル使用量の低減をも
たらす。米国特許第4,235,614号の散布導管の
構成に対する本発明の好適実施例の別の利点は、以下の
通りである。即ち、ブッシュの運転中、ブッシュが見易
い点及びブッシュにアクセスし易い点、ブッシュの下方
の生成領域への空気流が増大する点、製造コストの50
%以上の削減、連続フィラメントに対する散布導管の位
置決めの高精度化、散布導管の交換の容易さ、及び米国
特許第4,235,614号の散布導管を使用した場合
に必要とされる面倒なメンテナンスをほとんど必要とし
ない点である。
【0008】
【実施例】図1乃至図4は、連続したガラスフィラメン
トの製造運転時の本発明の第1実施例を示したものであ
る。図示の内部空気及び/又はオイル蒸気施与システム
12はブッシュ14に取付けられ、このブッシュ14に
は溶融ガラスが不図示の前炉から供給される。配列状態
の500本〜数千本の連続したガラスフィラメント16
がブッシュ14からギャザリング・シュー18を介して
チョッパ/巻取機28によって引き出されている。この
配列状態の連続したガラスフィラメントは、ギャザリン
グ・シュー18を通過する前に、噴霧水施与機20によ
って水をスプレされ、サイジング施与機22によってサ
イジング材で被覆される。連続したガラスフィラメント
16は、ギャザリング・シュー18を通過した後に、ギ
ャザリング車26によって互いに集められてストランド
24になる。この連続ガラスのストランド24は、ギャ
ザリング車26からチョッパ/巻取機28に達し、ここ
で短い長さに切断されるか、又はその後の処理の為に巻
き取られる。
トの製造運転時の本発明の第1実施例を示したものであ
る。図示の内部空気及び/又はオイル蒸気施与システム
12はブッシュ14に取付けられ、このブッシュ14に
は溶融ガラスが不図示の前炉から供給される。配列状態
の500本〜数千本の連続したガラスフィラメント16
がブッシュ14からギャザリング・シュー18を介して
チョッパ/巻取機28によって引き出されている。この
配列状態の連続したガラスフィラメントは、ギャザリン
グ・シュー18を通過する前に、噴霧水施与機20によ
って水をスプレされ、サイジング施与機22によってサ
イジング材で被覆される。連続したガラスフィラメント
16は、ギャザリング・シュー18を通過した後に、ギ
ャザリング車26によって互いに集められてストランド
24になる。この連続ガラスのストランド24は、ギャ
ザリング車26からチョッパ/巻取機28に達し、ここ
で短い長さに切断されるか、又はその後の処理の為に巻
き取られる。
【0009】内部空気及び/又はオイル蒸気施与システ
ム12は、空気供給ライン30と、オイル供給ライン3
2と、空気及び/又はオイル混合ライン、即ち導管34
と、空気及び/又はオイル混合物加熱ヘッダー36と、
空気及び/又はオイルの蒸気散布導管38とを具備す
る。加圧空気は、プラント機器空気(plant in
strument air)用に使用されるような供給
源から空気及び/又はオイルの蒸気施与システム12に
供給される。この空気は空気供給ライン30と空気流量
計40とを通って空気及び/又はオイル混合ライン34
に流入する。尚、空気流量計40は空気及び/又はオイ
ルの蒸気施与システムに供給される空気の量を調整す
る。加圧オイルは容積式ポンプ43から流量計42を介
してオイル供給ライン32に供給される。このオイル
は、オイル供給ライン32から空気及び/又はオイル混
合ライン34に流れ、この空気及び/又はオイル混合ラ
イン34において、空気供給ライン30からの加圧空気
と混合される。
ム12は、空気供給ライン30と、オイル供給ライン3
2と、空気及び/又はオイル混合ライン、即ち導管34
と、空気及び/又はオイル混合物加熱ヘッダー36と、
空気及び/又はオイルの蒸気散布導管38とを具備す
る。加圧空気は、プラント機器空気(plant in
strument air)用に使用されるような供給
源から空気及び/又はオイルの蒸気施与システム12に
供給される。この空気は空気供給ライン30と空気流量
計40とを通って空気及び/又はオイル混合ライン34
に流入する。尚、空気流量計40は空気及び/又はオイ
ルの蒸気施与システムに供給される空気の量を調整す
る。加圧オイルは容積式ポンプ43から流量計42を介
してオイル供給ライン32に供給される。このオイル
は、オイル供給ライン32から空気及び/又はオイル混
合ライン34に流れ、この空気及び/又はオイル混合ラ
イン34において、空気供給ライン30からの加圧空気
と混合される。
【0010】この空気及び/又はオイル混合物は、空気
及び/又はオイル混合ライン34から空気及び/又はオ
イル混合物加熱ヘッダー36に流れ、このヘッダー36
において、内部空気及び/又はオイル蒸気散布導管38
への流入前に予熱される。0.95cm(3/8インチ)
の「インコネル(Inconel)」製加熱ヘッダー3
6はブッシュ14のフレームに対して取付けられ、この
ブッシュフレームによってほぼ316℃(600°F)
の温度まで加熱される。この加熱ヘッダー36において
空気及び/又はオイル混合物に加えられる熱は、空気及
び/又はオイル混合物を気化するのに充分な量である。
空気及び/又はオイル蒸気は、この加熱ヘッダー36か
ら内部空気及び/又はオイル蒸気散布導管38に流入す
る。
及び/又はオイル混合ライン34から空気及び/又はオ
イル混合物加熱ヘッダー36に流れ、このヘッダー36
において、内部空気及び/又はオイル蒸気散布導管38
への流入前に予熱される。0.95cm(3/8インチ)
の「インコネル(Inconel)」製加熱ヘッダー3
6はブッシュ14のフレームに対して取付けられ、この
ブッシュフレームによってほぼ316℃(600°F)
の温度まで加熱される。この加熱ヘッダー36において
空気及び/又はオイル混合物に加えられる熱は、空気及
び/又はオイル混合物を気化するのに充分な量である。
空気及び/又はオイル蒸気は、この加熱ヘッダー36か
ら内部空気及び/又はオイル蒸気散布導管38に流入す
る。
【0011】図2乃至図4に明示したように、「インコ
ネル」製の内部空気及び/又はオイル蒸気散布導管38
は、ブッシュをその中心において横断するように延在し
ている。この内部空気及び/又はオイル蒸気散布導管3
8は、ブッシュ14の「インコネル」製の支持棒44に
溶接されている。空気及び/又はオイル蒸気散布導管3
8と支持棒44は、案内棒48の直下において、ブッシ
ュフレームに取付けられ、この案内棒48は、ブッシュ
冷却管50を保持している。内部空気及び/又はオイル
蒸気散布導管38は各側部に沿って複数の散布オリフィ
ス52を有し、これらの散布オリフィスは、空気及び/
又はオイル蒸気を配列状態の連続したガラスフィラメン
ト16に向けて、ブッシュ板の中心および配列状態の連
続したガラスフィラメントの中心から外方への二方向に
スプレする。散布オリフィス52は、直径が典型的には
0.24cm(3/32インチ)であり、連続したガラス
フィラメント16の長手方向軸に対してほぼ90°の角
度で空気及び/又はオイル蒸気をスプレするように方向
付けられている。図3に明示したように、散布オリフィ
ス52は、冷却管50と同列であるがブッシュノズル5
4とは同列とならないように並べなければならず、これ
によって、蒸気、即ち霧は、複数列の連続したガラスフ
ィラメントの間で両方向にブッシュの全長にわたって流
出し、ブッシュノズルの先端から引き出された連続した
ガラスフィラメント16のすべてを良好に被覆すること
ができる。
ネル」製の内部空気及び/又はオイル蒸気散布導管38
は、ブッシュをその中心において横断するように延在し
ている。この内部空気及び/又はオイル蒸気散布導管3
8は、ブッシュ14の「インコネル」製の支持棒44に
溶接されている。空気及び/又はオイル蒸気散布導管3
8と支持棒44は、案内棒48の直下において、ブッシ
ュフレームに取付けられ、この案内棒48は、ブッシュ
冷却管50を保持している。内部空気及び/又はオイル
蒸気散布導管38は各側部に沿って複数の散布オリフィ
ス52を有し、これらの散布オリフィスは、空気及び/
又はオイル蒸気を配列状態の連続したガラスフィラメン
ト16に向けて、ブッシュ板の中心および配列状態の連
続したガラスフィラメントの中心から外方への二方向に
スプレする。散布オリフィス52は、直径が典型的には
0.24cm(3/32インチ)であり、連続したガラス
フィラメント16の長手方向軸に対してほぼ90°の角
度で空気及び/又はオイル蒸気をスプレするように方向
付けられている。図3に明示したように、散布オリフィ
ス52は、冷却管50と同列であるがブッシュノズル5
4とは同列とならないように並べなければならず、これ
によって、蒸気、即ち霧は、複数列の連続したガラスフ
ィラメントの間で両方向にブッシュの全長にわたって流
出し、ブッシュノズルの先端から引き出された連続した
ガラスフィラメント16のすべてを良好に被覆すること
ができる。
【0012】上述の装置の場合には、空気、典型的には
プラント機器空気とオイル、典型的にはジエチレングリ
コールとの混合物は、空気及び/又はオイル混合ライン
34内で一緒に混合される。この空気は典型的には、ほ
ぼ50(標準立方フィート/時)の流量で空気流量計4
0を介して混合ライン34に送出され、他方、ジエチレ
ングリコールオイルは典型的にはほぼ40ミリリットル
/時の流量でオイル流量計42を介して混合ライン34
に送出される。空気及び/又はオイル混合物は空気及び
/又はオイル混合ライン34から空気及び/又はオイル
混合物加熱ヘッダー36に送出され、このヘッダー36
においてブッシュフレームからの熱によって充分に加熱
されて気化する。この気化された空気及び/又はオイル
混合物は、空気及び/又はオイル混合物加熱ヘッダー3
6から空気及び/又はオイル蒸気散布導管38に送出さ
れ、その後に、散布オリフィス52から連続したガラス
フィラメント16に向けてこの連続したガラスフィラメ
ント16の長手方向軸にほぼ90°の角度でスプレされ
る。散布のためのオリフィスは、連続したガラスフィラ
メントが引き出されるブッシュノズルの複数の列の間に
位置しているので、空気及び/又はオイル蒸気、即ち霧
は、空気及び/又はオイル散布導管から両方向に流出し
ブッシュの全長にわたって流れ、配列状態の連続したガ
ラスフィラメントをジエチレングリコール又は同様の媒
体で被覆する。
プラント機器空気とオイル、典型的にはジエチレングリ
コールとの混合物は、空気及び/又はオイル混合ライン
34内で一緒に混合される。この空気は典型的には、ほ
ぼ50(標準立方フィート/時)の流量で空気流量計4
0を介して混合ライン34に送出され、他方、ジエチレ
ングリコールオイルは典型的にはほぼ40ミリリットル
/時の流量でオイル流量計42を介して混合ライン34
に送出される。空気及び/又はオイル混合物は空気及び
/又はオイル混合ライン34から空気及び/又はオイル
混合物加熱ヘッダー36に送出され、このヘッダー36
においてブッシュフレームからの熱によって充分に加熱
されて気化する。この気化された空気及び/又はオイル
混合物は、空気及び/又はオイル混合物加熱ヘッダー3
6から空気及び/又はオイル蒸気散布導管38に送出さ
れ、その後に、散布オリフィス52から連続したガラス
フィラメント16に向けてこの連続したガラスフィラメ
ント16の長手方向軸にほぼ90°の角度でスプレされ
る。散布のためのオリフィスは、連続したガラスフィラ
メントが引き出されるブッシュノズルの複数の列の間に
位置しているので、空気及び/又はオイル蒸気、即ち霧
は、空気及び/又はオイル散布導管から両方向に流出し
ブッシュの全長にわたって流れ、配列状態の連続したガ
ラスフィラメントをジエチレングリコール又は同様の媒
体で被覆する。
【0013】図5及び図6は本発明の外部空気及び/又
はオイル蒸気の施与システム62を示したもので、この
外部空気及び/又はオイル蒸気の施与システム62は、
ブッシュ64に取付けられ、このブッシュ64には不図
示の前炉から溶融ガラスが供給される。配列状態の、典
型的には500〜数千本の連続したガラスフィラメント
66がブッシュ64からギャザリング・シュー68を介
して巻取機/チョッパ78によって引き出されている。
この配列状態の連続したガラスフィラメント66は、ギ
ャザリング・シュー68を通過する前に、噴霧水施与機
70によってスプレされ、サイジング施与機72によっ
てサイジング材で被覆される。連続したガラスフィラメ
ント66は、ギャザリング・シュー68を通過後に、ギ
ャザリング車76によってまとめられ、ストランド74
が作られる。この連続ガラスのストランド74は、ギャ
ザリング車76から、巻取機/チョッパ78に進み、こ
こで短い長さに切断されるか、又はその後の処理用に巻
き取られる。
はオイル蒸気の施与システム62を示したもので、この
外部空気及び/又はオイル蒸気の施与システム62は、
ブッシュ64に取付けられ、このブッシュ64には不図
示の前炉から溶融ガラスが供給される。配列状態の、典
型的には500〜数千本の連続したガラスフィラメント
66がブッシュ64からギャザリング・シュー68を介
して巻取機/チョッパ78によって引き出されている。
この配列状態の連続したガラスフィラメント66は、ギ
ャザリング・シュー68を通過する前に、噴霧水施与機
70によってスプレされ、サイジング施与機72によっ
てサイジング材で被覆される。連続したガラスフィラメ
ント66は、ギャザリング・シュー68を通過後に、ギ
ャザリング車76によってまとめられ、ストランド74
が作られる。この連続ガラスのストランド74は、ギャ
ザリング車76から、巻取機/チョッパ78に進み、こ
こで短い長さに切断されるか、又はその後の処理用に巻
き取られる。
【0014】外部空気及び/又はオイル蒸気施与システ
ム62は、空気供給ライン80と、オイル供給ライン8
2と、空気及び/又はオイル混合ライン、即ち導管84
と、空気及び/又はオイル混合物加熱ヘッダー86と、
外部空気及び/又はオイル蒸気散布導管88とを具備す
る。加圧空気は、プラント機器空気用に使用されるよう
な供給源から空気及び/又はオイル蒸気施与システム6
2に供給される。この空気は空気供給ライン80と空気
流量計90とを介して空気及び/又はオイル混合ライン
84に流入する。尚、空気流量計90は空気及び/又は
オイル蒸気施与システムに供給される空気の量を調整す
る。加圧オイルは、容積式ポンプ93からオイル流量計
92を介してオイル供給ライン82に供給される。この
オイルはオイル供給ライン82から空気及び/又はオイ
ル混合ライン84に流入し、ここで空気供給ライン80
からの加圧空気と混合される。
ム62は、空気供給ライン80と、オイル供給ライン8
2と、空気及び/又はオイル混合ライン、即ち導管84
と、空気及び/又はオイル混合物加熱ヘッダー86と、
外部空気及び/又はオイル蒸気散布導管88とを具備す
る。加圧空気は、プラント機器空気用に使用されるよう
な供給源から空気及び/又はオイル蒸気施与システム6
2に供給される。この空気は空気供給ライン80と空気
流量計90とを介して空気及び/又はオイル混合ライン
84に流入する。尚、空気流量計90は空気及び/又は
オイル蒸気施与システムに供給される空気の量を調整す
る。加圧オイルは、容積式ポンプ93からオイル流量計
92を介してオイル供給ライン82に供給される。この
オイルはオイル供給ライン82から空気及び/又はオイ
ル混合ライン84に流入し、ここで空気供給ライン80
からの加圧空気と混合される。
【0015】空気及び/又はオイル混合物は、空気及び
/又はオイル混合ライン84から空気及び/又はオイル
混合物加熱及び気化ヘッダー86に流入し、このヘッダ
ー86において、外部空気及び/又はオイル蒸気散布導
管88への流入前に予熱される。ステンレス鋼製の加熱
および気化ヘッダー86は、ブラケット87によってブ
ッシュ64のフレームに取付けられ、ブッシュ先端板の
放射熱とブッシュから引き出されたガラスフィラメント
の放射熱とによって加熱される。加熱及び気化ヘッダー
86は、散布リング88の上方又は下方に配置すること
ができるが、高温のブッシュ64からかなり離間して配
置しなければならない。この離間配置によって、空気及
び/又はオイル混合物は、加熱及び気化ヘッダー86内
又は散布リング88内でオイルの凝結や炭化を生ずるこ
となく、気化される。空気及び/又はオイル蒸気は、加
熱及び気化ヘッダー86から外部空気及び/又はオイル
蒸気散布導管即ちリング88に流入して、フィラメント
に施与される。
/又はオイル混合ライン84から空気及び/又はオイル
混合物加熱及び気化ヘッダー86に流入し、このヘッダ
ー86において、外部空気及び/又はオイル蒸気散布導
管88への流入前に予熱される。ステンレス鋼製の加熱
および気化ヘッダー86は、ブラケット87によってブ
ッシュ64のフレームに取付けられ、ブッシュ先端板の
放射熱とブッシュから引き出されたガラスフィラメント
の放射熱とによって加熱される。加熱及び気化ヘッダー
86は、散布リング88の上方又は下方に配置すること
ができるが、高温のブッシュ64からかなり離間して配
置しなければならない。この離間配置によって、空気及
び/又はオイル混合物は、加熱及び気化ヘッダー86内
又は散布リング88内でオイルの凝結や炭化を生ずるこ
となく、気化される。空気及び/又はオイル蒸気は、加
熱及び気化ヘッダー86から外部空気及び/又はオイル
蒸気散布導管即ちリング88に流入して、フィラメント
に施与される。
【0016】散布導管即ちリング88は、ブッシュフレ
ームの底部の下方、約8.26cm(3.25インチ)の
所に配置されることが好ましいが、しかし、この距離は
可変であり、この最適距離はブッシュの設計が異なると
それに伴い変化するものである。上述したように、本発
明では、加熱及び気化ヘッダー内でオイルの凝結や炭化
を生ずることなく空気及び/又はオイル混合物を気化す
ること、及び空気及び/又はオイル蒸気を溶融ガラスフ
ィラメントにブッシュ先端の端の極く近傍で接触させる
ことが重要である。
ームの底部の下方、約8.26cm(3.25インチ)の
所に配置されることが好ましいが、しかし、この距離は
可変であり、この最適距離はブッシュの設計が異なると
それに伴い変化するものである。上述したように、本発
明では、加熱及び気化ヘッダー内でオイルの凝結や炭化
を生ずることなく空気及び/又はオイル混合物を気化す
ること、及び空気及び/又はオイル蒸気を溶融ガラスフ
ィラメントにブッシュ先端の端の極く近傍で接触させる
ことが重要である。
【0017】図6に明示したように、外部空気及び/又
はオイル蒸気散布導管88は、矩形形状であり、ブッシ
ュ64の形状及び配列状態のフィラメント66の形状と
同一でありそれを取囲んでいる。外部空気及び/又はオ
イル蒸気散布導管88は、典型的にはステンレス鋼製で
あり、直径0.95cm(3/8インチ)の管であり、空
気及び/又はオイル蒸気散布オリフィス94を有する。
これらのオリフィス94は辺のすべてから空気及び/又
はオイル蒸気を配列状態の連続したガラスフィラメント
66に向けてスプレする。空気及び/又はオイル蒸気散
布オリフィス94は典型的には直径が0.16cm(1/
16インチ)であり、典型的には外部空気及び/又はオ
イル蒸気散布導管88の内側周囲全体にわたってほぼ
1.9cm(3/4インチ)離間されている。散布オリフ
ィス94は、連続したガラスフィラメント66の軸に対
してほぼ90°の方向に向けられており、連続したガラ
スフィラメントの引出方向にほぼ垂直な方向に空気及び
/又はオイル蒸気をスプレする。外部空気及び/又はオ
イル蒸気散布導管88は、典型的にはブッシュの後側の
ブッシュノズル先端よりも10.2cm(4インチ)下方
で、ブッシュの前側のブッシュノズル先端よりも7.6
cm(3インチ)下方に位置するように、ブッシュフレー
ムに取付けられている。このように、空気及び/又はオ
イル蒸気散布導管88は傾斜しているので、散布導管8
8への材料の付着堆積をできるだけ少なくすることがで
き、かつ散布導管への付着堆積材料を操作者の位置から
離れた導管の後側から落下させることができる。散布導
管88の内側周囲から配列状態の連続したガラスフィラ
メント66までの距離は、典型的には前部及び後部で
7.6cm(3インチ)であり、両側部で10.2cm(4
インチ)である。
はオイル蒸気散布導管88は、矩形形状であり、ブッシ
ュ64の形状及び配列状態のフィラメント66の形状と
同一でありそれを取囲んでいる。外部空気及び/又はオ
イル蒸気散布導管88は、典型的にはステンレス鋼製で
あり、直径0.95cm(3/8インチ)の管であり、空
気及び/又はオイル蒸気散布オリフィス94を有する。
これらのオリフィス94は辺のすべてから空気及び/又
はオイル蒸気を配列状態の連続したガラスフィラメント
66に向けてスプレする。空気及び/又はオイル蒸気散
布オリフィス94は典型的には直径が0.16cm(1/
16インチ)であり、典型的には外部空気及び/又はオ
イル蒸気散布導管88の内側周囲全体にわたってほぼ
1.9cm(3/4インチ)離間されている。散布オリフ
ィス94は、連続したガラスフィラメント66の軸に対
してほぼ90°の方向に向けられており、連続したガラ
スフィラメントの引出方向にほぼ垂直な方向に空気及び
/又はオイル蒸気をスプレする。外部空気及び/又はオ
イル蒸気散布導管88は、典型的にはブッシュの後側の
ブッシュノズル先端よりも10.2cm(4インチ)下方
で、ブッシュの前側のブッシュノズル先端よりも7.6
cm(3インチ)下方に位置するように、ブッシュフレー
ムに取付けられている。このように、空気及び/又はオ
イル蒸気散布導管88は傾斜しているので、散布導管8
8への材料の付着堆積をできるだけ少なくすることがで
き、かつ散布導管への付着堆積材料を操作者の位置から
離れた導管の後側から落下させることができる。散布導
管88の内側周囲から配列状態の連続したガラスフィラ
メント66までの距離は、典型的には前部及び後部で
7.6cm(3インチ)であり、両側部で10.2cm(4
インチ)である。
【0018】図5及び図6に示した上述の装置では、空
気、典型的にはプラント機器空気と、オイル、典型的に
はジエチレングリコールとの混合物は、空気及び/又は
オイル混合ライン84内で一緒に混合される。ブッシュ
がほぼ2000個の先端を有する場合、空気は典型的に
は50(標準立方フィート/時)の流量で空気流量計9
0を介して混合ライン84に送出され、他方ジエチレン
グレコールは典型的には35ミリリットル/時の流量で
オイル流量計92を介して混合ライン84に送出され
る。空気及び/又はオイル混合物は、空気及び/又はオ
イル混合ライン84から空気及び/又はオイル混合物加
熱及び気化ヘッダー86に送出され、ここで、ブッシュ
からの放射熱とガラスフィラメントからの放射熱とによ
って充分に加熱されて、ヘッダー86内又は散布リング
88内のオイルの凝結や炭化を生ずることなく気化され
る。気化された空気及び/又はオイル混合物は、空気及
び/又はオイル混合物加熱ヘッダー86から外部空気及
び/又はオイル蒸気散布導管88に送られ、散布オリフ
ィス94から配列状態の連続したガラスフィラメント6
6に向けて連続したガラスフィラメント66の長手方向
軸に対してほぼ90°の角度でスプレされる。空気及び
/又はオイル蒸気は、四辺のすべてから連続したガラス
フィラメント66に向けてスプレされているので、連続
したガラスフィラメントの被覆は図1乃至図4の実施例
に比べて一層完全なものとなる。最良の結果を得る為に
は、外部散布導管の各辺の散布オリフィス94を冷却管
に一列に整列させ、かつ連続したガラスフィラメント6
6を引き出すブッシュノズルの複数の列の間にくるよう
に整列させることが好ましい。
気、典型的にはプラント機器空気と、オイル、典型的に
はジエチレングリコールとの混合物は、空気及び/又は
オイル混合ライン84内で一緒に混合される。ブッシュ
がほぼ2000個の先端を有する場合、空気は典型的に
は50(標準立方フィート/時)の流量で空気流量計9
0を介して混合ライン84に送出され、他方ジエチレン
グレコールは典型的には35ミリリットル/時の流量で
オイル流量計92を介して混合ライン84に送出され
る。空気及び/又はオイル混合物は、空気及び/又はオ
イル混合ライン84から空気及び/又はオイル混合物加
熱及び気化ヘッダー86に送出され、ここで、ブッシュ
からの放射熱とガラスフィラメントからの放射熱とによ
って充分に加熱されて、ヘッダー86内又は散布リング
88内のオイルの凝結や炭化を生ずることなく気化され
る。気化された空気及び/又はオイル混合物は、空気及
び/又はオイル混合物加熱ヘッダー86から外部空気及
び/又はオイル蒸気散布導管88に送られ、散布オリフ
ィス94から配列状態の連続したガラスフィラメント6
6に向けて連続したガラスフィラメント66の長手方向
軸に対してほぼ90°の角度でスプレされる。空気及び
/又はオイル蒸気は、四辺のすべてから連続したガラス
フィラメント66に向けてスプレされているので、連続
したガラスフィラメントの被覆は図1乃至図4の実施例
に比べて一層完全なものとなる。最良の結果を得る為に
は、外部散布導管の各辺の散布オリフィス94を冷却管
に一列に整列させ、かつ連続したガラスフィラメント6
6を引き出すブッシュノズルの複数の列の間にくるよう
に整列させることが好ましい。
【0019】図7は、本発明の第3の実施例を示したも
ので、ステンレス鋼製の空気及び/又はオイル蒸気散布
装置100は、2部分、即ち内部空気及び/又はオイル
蒸気散布導管102と外部空気及び/又はオイル蒸気散
布導管104とから構成される。この内部空気及び/又
はオイル蒸気散布導管102と外部空気及び/又はオイ
ル蒸気散布導管104は、空気及び/又はオイル混合物
加熱及び気化ヘッダー106に取付けられている。装置
全体はブラケット108によってブッシュフレームに取
付けられている。空気及び/又はオイル混合物加熱及び
気化ヘッダー106は、図6の外部空気及び/又はオイ
ル散布導管と同じようにしてブッシュフレームに取付け
られている。空気及び/又はオイル混合物は、図5及び
図6の空気及び/又はオイル混合物加熱及び気化ヘッダ
ー86に供給される空気及び/又はオイル混合物と全く
同様に、空気及び/又はオイル混合物加熱ヘッダー10
6に供給される。ブッシュが約2000個の先端を有す
る場合には、空気は50(標準立方フィート/時)の流
量で空気流量計を介して混合ラインに送出され、他方、
ジエチレングリコールは35(ミリリットル/時)の流
量でオイル流量計を介して混合ラインに送出される。
ので、ステンレス鋼製の空気及び/又はオイル蒸気散布
装置100は、2部分、即ち内部空気及び/又はオイル
蒸気散布導管102と外部空気及び/又はオイル蒸気散
布導管104とから構成される。この内部空気及び/又
はオイル蒸気散布導管102と外部空気及び/又はオイ
ル蒸気散布導管104は、空気及び/又はオイル混合物
加熱及び気化ヘッダー106に取付けられている。装置
全体はブラケット108によってブッシュフレームに取
付けられている。空気及び/又はオイル混合物加熱及び
気化ヘッダー106は、図6の外部空気及び/又はオイ
ル散布導管と同じようにしてブッシュフレームに取付け
られている。空気及び/又はオイル混合物は、図5及び
図6の空気及び/又はオイル混合物加熱及び気化ヘッダ
ー86に供給される空気及び/又はオイル混合物と全く
同様に、空気及び/又はオイル混合物加熱ヘッダー10
6に供給される。ブッシュが約2000個の先端を有す
る場合には、空気は50(標準立方フィート/時)の流
量で空気流量計を介して混合ラインに送出され、他方、
ジエチレングリコールは35(ミリリットル/時)の流
量でオイル流量計を介して混合ラインに送出される。
【0020】内部空気及び/又はオイル蒸気散布導管1
02は外部の空気及び/又はオイル蒸気散布導管104
の両側部の間で、ブッシュの中央を横切るように延在す
る。また、導管102は散布オリフィス110を具備
し、これらの散布オリフィス110の向きは、連続した
ガラスフィラメントの長手方向軸に対してほぼ90°の
角度で空気及び/又はオイル蒸気をスプレするように定
められている。図1乃至図4の実施例のように、散布オ
リフィス110は、冷却管と同列となるが、連続したガ
ラスフィラメントが引き出されるブッシュノズルとは同
列とならないように配列される必要があり、これによっ
て、蒸気、即ち霧は連続したガラスフィラメントの複数
の列の間で両方向に流出しブッシュの全長にわたって流
れて、ブッシュノズルの先端から引き出された連続した
ガラスフィラメントを充分に被覆することができる。
02は外部の空気及び/又はオイル蒸気散布導管104
の両側部の間で、ブッシュの中央を横切るように延在す
る。また、導管102は散布オリフィス110を具備
し、これらの散布オリフィス110の向きは、連続した
ガラスフィラメントの長手方向軸に対してほぼ90°の
角度で空気及び/又はオイル蒸気をスプレするように定
められている。図1乃至図4の実施例のように、散布オ
リフィス110は、冷却管と同列となるが、連続したガ
ラスフィラメントが引き出されるブッシュノズルとは同
列とならないように配列される必要があり、これによっ
て、蒸気、即ち霧は連続したガラスフィラメントの複数
の列の間で両方向に流出しブッシュの全長にわたって流
れて、ブッシュノズルの先端から引き出された連続した
ガラスフィラメントを充分に被覆することができる。
【0021】外部の空気及び/又はオイル蒸気散布導管
104は、矩形形状で、ブッシュの形状に一致しそれを
取囲んでいる。外部の空気及び/又はオイル蒸気散布導
管104は空気及び/又はオイル蒸気散布オリフィス1
11を具備し、これらのオリフィス111は、図5及び
図6に示した実施例と同様に、四辺のすべてから内方向
に空気及び/又はオイル蒸気を配列状態の連続したガラ
スフィラメントに向けてかつ連続したガラスフィラメン
トの長手方向軸にほぼ90°の角度でスプレする。こう
して配列状態の連続したガラスフィラメントには、空気
及び/又はオイル蒸気が配列状態の連続したガラスフィ
ラメント内の第1の位置及び配列状態の連続したガラス
フィラメントの外側であってそれを取囲む第2の位置か
らスプレされる。
104は、矩形形状で、ブッシュの形状に一致しそれを
取囲んでいる。外部の空気及び/又はオイル蒸気散布導
管104は空気及び/又はオイル蒸気散布オリフィス1
11を具備し、これらのオリフィス111は、図5及び
図6に示した実施例と同様に、四辺のすべてから内方向
に空気及び/又はオイル蒸気を配列状態の連続したガラ
スフィラメントに向けてかつ連続したガラスフィラメン
トの長手方向軸にほぼ90°の角度でスプレする。こう
して配列状態の連続したガラスフィラメントには、空気
及び/又はオイル蒸気が配列状態の連続したガラスフィ
ラメント内の第1の位置及び配列状態の連続したガラス
フィラメントの外側であってそれを取囲む第2の位置か
らスプレされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の内部空気及び/又はオイル蒸気施与シ
ステムを有するブッシュを示した斜視図。
ステムを有するブッシュを示した斜視図。
【図2】ブッシュに固設された内部空気及び/又はオイ
ル蒸気散布導管を示した、図1の線2−2に沿った断面
図。
ル蒸気散布導管を示した、図1の線2−2に沿った断面
図。
【図3】ブッシュノズルと散布導管の散布オリフィスと
の関係を示した図2の詳細拡大図。
の関係を示した図2の詳細拡大図。
【図4】図1に示した本発明のブッシュ及び内部空気及
び/又はオイル蒸気施与システムの底面図。
び/又はオイル蒸気施与システムの底面図。
【図5】本発明の好適実施例の外部空気及び/又はオイ
ル蒸気施与システムを具備したブッシュを示した斜視
図。
ル蒸気施与システムを具備したブッシュを示した斜視
図。
【図6】図5のヘッダー及び外部空気及び/又はオイル
散布導管を示した斜視図。
散布導管を示した斜視図。
【図7】図6の外部空気及び/又はオイル散布導管の場
合と同様にブッシュに取付けられるヘッダー及び組合形
の内部及び外部空気及び/又はオイル散布導管を示した
斜視図。
合と同様にブッシュに取付けられるヘッダー及び組合形
の内部及び外部空気及び/又はオイル散布導管を示した
斜視図。
【符号の説明】 12 内部空気及び/又はオイル蒸気施与システム 14 ブッシュ 16 連続したガラスフィラメント 30 空気供給ライン 32 オイル供給ライン 34 空気及び/又はオイル混合ライン 38 散布導管 52 散布オリフィス 54 ノズル 62 外部空気及び/又はオイル蒸気施与システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カート ジー.メリア アメリカ合衆国,43615 オハイオ,トレ ド,ティバロン 5662
Claims (16)
- 【請求項1】 ブッシィング板から延在した配列状態の
ノズルから配列状態のガラスフィラメントを引き出すこ
とによって、複数の連続したガラスフィラメントを作る
方法において、 空気及びオイルの混合物を加熱する工程と;上記空気及
び/又はオイルの混合物を気化して空気及び/又はオイ
ルの蒸気を生成する工程と;上記ノズルの先端の近傍か
つそれの直下において、上記空気及び/又はオイルの蒸
気を上記連続したガラスフィラメントに直接スプレする
工程と;を具備し、上記蒸気は、上記連続したガラスフ
ィラメントが上記ノズル先端から引き出された時に、上
記連続したガラスフィラメントの長手方向軸に実質的に
垂直な方向でもって上記連続ガラスフイラメントにスプ
レされることを特徴とする方法。 - 【請求項2】 上記空気及び/又はオイルの蒸気は、上
記配列状態の連続したガラスフィラメント内であって上
記ブッシィングノズルに近傍な位置から、上記配列状態
の連続したガラスフィラメントに向けて外方向にスプレ
されることを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 上記空気及び/又はオイルの蒸気は、上
記配列状態の連続したガラスフィラメントの外部であっ
て上記ブッシィングノズルに近傍な位置から、上記配列
状態の連続したガラスフィラメントに向けて内方向にス
プレされることを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項4】 上記空気及び/又はオイルの蒸気は、上
記配列状態の連続したガラスフィラメント内であって上
記ブッシィングノズルに近傍な位置から、上記配列状態
の連続したガラスフィラメントに向けて外方向にスプレ
され、上記空気及び/又はオイルの蒸気は、上記配列状
態の連続したガラスフィラメントの外部であって上記ブ
ッシィングノズルに近傍な位置から、上記配列状態の連
続したガラスフィラメントに向けて内方向にスプレされ
ることを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項5】 上記空気及び/又はオイルの蒸気は、上
記ブッシィングノズルの近傍かつ上記配列状態の連続し
たガラスフィラメントの外部の位置であって及び上記配
列状態の連続したガラスフィラメントを実質的に取囲む
位置から、上記配列状態の連続したガラスフィラメント
に向けて内方向にスプレされることを特徴とする請求項
1に記載の方法。 - 【請求項6】 上記オイルはジエチレングリコールであ
ることを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項7】 上記オイルはジエチレングリコールであ
り、上記空気及び/又はオイルの混合物は上記ブッシィ
ングからの熱によって予熱されることを特徴とする請求
項1に記載の方法。 - 【請求項8】 配列状態の連続したガラスフィラメント
がブッシィング板の配列状態のノズルの先端から引き出
される時に、上記配列状態の連続したガラスフィラメン
トに空気及び/又はオイルの蒸気を施与する装置であっ
て:空気とオイルとを互いに混合する混合導管と;加圧
空気を上記混合導管に供給する手段と;オイルを上記混
合導管に供給する手段と;上記混合導管に接続されると
共に上記ブッシィング板の上記配列状態のノズルの先端
の近傍かつその下に位置する散布導管と;上記散布導管
に設けられ、上記空気及び/又はオイルの混合物を直
接、上記配列状態の連続したガラスフィラメントに向け
てスプレする散布オリフィスと;を具備する装置。 - 【請求項9】 上記散布導管は上記配列状態の連続した
ガラスフィラメント内に位置し、上記散布オリフィスは
上記連続したガラスフィラメントの長手方向軸に対して
実質的に90°の角度に向けられていることを特徴とす
る請求項8に記載の装置。 - 【請求項10】 上記空気及び/又はオイルの混合物が
上記散布オリフィスからスプレされる前に、上記空気及
び/又はオイルの混合物を予熱する加熱手段を具備する
ことを特徴とする請求項9に記載の装置。 - 【請求項11】 上記散布導管は上記配列状態の連続し
たガラスフィラメントの外側に位置し、上記散布オリフ
ィスは上記連続したガラスフィラメントの長手方向軸に
対して実質的に90°の角度に向けられていることを特
徴とする請求項8に記載の装置。 - 【請求項12】 上記空気及び/又はオイルの混合物が
上記散布オリフィスからスプレされる前に、上記空気及
び/又はオイルの混合物を予熱する加熱手段を具備する
ことを特徴とする請求項11に記載の装置。 - 【請求項13】 上記散布導管は上記配列状態の連続し
たガラスフィラメントを取囲んでいることを特徴とする
請求項12に記載の装置。 - 【請求項14】 上記散布導管の第1の部分は上記配列
状態の連続したガラスフィラメント内に位置し、上記散
布導管の第2の部分は上記配列状態の連続したガラスフ
ィラメントの外側に位置し、上記散布オリフィスは上記
連続したガラスフィラメントの長手方向軸に対して実質
的に90°の角度に向けられていることを特徴とする請
求項8に記載の装置。 - 【請求項15】 上記空気及び/又はオイルの混合物が
上記散布オリフィスからスプレされる前に、上記空気及
び/又はオイルの混合物を予熱する加熱手段を具備する
ことを特徴とする請求項14に記載の装置。 - 【請求項16】 上記散布導管の上記第2の部分は上記
配列状態の連続したガラスフィラメントを取囲んでいる
ことを特徴とする請求項15に記載の装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4314541A JP3062363B2 (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | 空気とオイルの蒸気を連続したガラスフィラメントに施与する方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4314541A JP3062363B2 (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | 空気とオイルの蒸気を連続したガラスフィラメントに施与する方法及び装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07187724A true JPH07187724A (ja) | 1995-07-25 |
| JP3062363B2 JP3062363B2 (ja) | 2000-07-10 |
Family
ID=18054539
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4314541A Expired - Fee Related JP3062363B2 (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | 空気とオイルの蒸気を連続したガラスフィラメントに施与する方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3062363B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017036195A (ja) * | 2015-08-13 | 2017-02-16 | 日本電気硝子株式会社 | ガラス繊維の製造装置及びガラス繊維の製造方法 |
| JP2018528143A (ja) * | 2015-07-30 | 2018-09-27 | レール・リキード−ソシエテ・アノニム・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード | ガラス繊維材料を製造するための方法および設備 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4235614A (en) * | 1979-07-12 | 1980-11-25 | Glaswerk Schuller Gmbh | Method and device for the manufacture of glass filaments |
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1992
- 1992-11-25 JP JP4314541A patent/JP3062363B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
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| JP3062363B2 (ja) | 2000-07-10 |
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