JPH0718788Y2 - メリヤス針 - Google Patents
メリヤス針Info
- Publication number
- JPH0718788Y2 JPH0718788Y2 JP1990116537U JP11653790U JPH0718788Y2 JP H0718788 Y2 JPH0718788 Y2 JP H0718788Y2 JP 1990116537 U JP1990116537 U JP 1990116537U JP 11653790 U JP11653790 U JP 11653790U JP H0718788 Y2 JPH0718788 Y2 JP H0718788Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hook
- needle
- inner peripheral
- knitting
- knitting needle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Knitting Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はメリヤス針に関するものである。
一般に、メリヤス針は、第5図に示すように、針幹10の
頭部10aにべら11で開閉自在なフック12を有し、脚部10b
を編機(図示せず)の針筒に上下動可能に保持されて編
織動作する。
頭部10aにべら11で開閉自在なフック12を有し、脚部10b
を編機(図示せず)の針筒に上下動可能に保持されて編
織動作する。
メリヤス針のフック12は、丸棒状の金属素材を曲げ、側
面を圧縮成形した後、フック12の外縁部分を切削して形
成したものであって、その断面形状は両側面から圧縮さ
れて楕円形状を呈する(第6図参照)。このようなメリ
ヤス針は、正確に柄出し動作ができるようにフック12の
外縁形状を整え、さらには軽量化を図るためにも薄肉化
することが求められている。
面を圧縮成形した後、フック12の外縁部分を切削して形
成したものであって、その断面形状は両側面から圧縮さ
れて楕円形状を呈する(第6図参照)。このようなメリ
ヤス針は、正確に柄出し動作ができるようにフック12の
外縁形状を整え、さらには軽量化を図るためにも薄肉化
することが求められている。
また、メリヤス針のフック12は、編立てが正確にでき、
かつ細かい編目にも対応できるように、外縁13間の幅l
1(第5図参照)を狹くする必要があると共に、柄出し
動作の際に複数の糸を内縁14の奥部に順序よく並べて収
容できるように、内縁間の幅l2はできるだけ広くとる必
要がある。このように、相反する2つの設計要件を満た
すフック12は、当然のことながら針幅W1、W2の狹いもの
となっていた。
かつ細かい編目にも対応できるように、外縁13間の幅l
1(第5図参照)を狹くする必要があると共に、柄出し
動作の際に複数の糸を内縁14の奥部に順序よく並べて収
容できるように、内縁間の幅l2はできるだけ広くとる必
要がある。このように、相反する2つの設計要件を満た
すフック12は、当然のことながら針幅W1、W2の狹いもの
となっていた。
しかし、上記した従来のメリヤス針では、針幅W1、W2が
狹くて剛性が低いために、第5図中X方向に編糸で引張
られた際、フックの曲げが戻されて針が伸びるように変
形し易く、また、フックは圧縮成形されて薄肉であるか
ら、編織動作時にその側面方向(同図の紙面前後方向)
に弾性変形または塑性変形し易く、編立てが不正確にな
るという問題点がある。
狹くて剛性が低いために、第5図中X方向に編糸で引張
られた際、フックの曲げが戻されて針が伸びるように変
形し易く、また、フックは圧縮成形されて薄肉であるか
ら、編織動作時にその側面方向(同図の紙面前後方向)
に弾性変形または塑性変形し易く、編立てが不正確にな
るという問題点がある。
このようにフックが低強度である点を改善した技術とし
ては、第7図に断面図を示した米国特許第4178781号明
細書に記載されたメリヤス針が知られているが、このメ
リヤス針は、フック1の内周縁に肉厚部15を形成したも
のである。
ては、第7図に断面図を示した米国特許第4178781号明
細書に記載されたメリヤス針が知られているが、このメ
リヤス針は、フック1の内周縁に肉厚部15を形成したも
のである。
しかし、このようにフックの内周縁に肉厚部を形成して
強度を改善したものであっても、フックの内周面は平面
であるから、接触通過する糸が内周面と側面が接する2
つの角部分に引掛かりやすく、特に、結び目のある継ぎ
糸を円滑に通過させ糸切れを防止することはできなかっ
た。また、編織動作中のメリヤス針は、糸をフック内周
面に係止した状態で微振動することが多いので、両側面
と内周面が接する2つの角部分に糸が擦れ合って毛羽立
ち易いという問題点がある。
強度を改善したものであっても、フックの内周面は平面
であるから、接触通過する糸が内周面と側面が接する2
つの角部分に引掛かりやすく、特に、結び目のある継ぎ
糸を円滑に通過させ糸切れを防止することはできなかっ
た。また、編織動作中のメリヤス針は、糸をフック内周
面に係止した状態で微振動することが多いので、両側面
と内周面が接する2つの角部分に糸が擦れ合って毛羽立
ち易いという問題点がある。
そこでこの考案は、メリヤス針を、側面偏平状で外縁間
を狭く内縁間を広く成形する成形条件において、肉厚部
を設けて耐久性を高め、しかもフック内に給糸された糸
に毛羽立ちが起こらないようにし、特にその結び目を円
滑に通過でき糸切れが起こらないようにすることを課題
としている。
を狭く内縁間を広く成形する成形条件において、肉厚部
を設けて耐久性を高め、しかもフック内に給糸された糸
に毛羽立ちが起こらないようにし、特にその結び目を円
滑に通過でき糸切れが起こらないようにすることを課題
としている。
上記の課題を解決するため、この考案においては、針幹
の頭部に薄肉で偏平状のフックを形成し、このフックの
側面に両側面の間隔を拡げる肉厚部を形成したメリヤス
針において、前記肉厚部はフックの内周縁に沿って設け
ると共に、前記フックの内周面は凸型の円曲面で形成し
たのである。
の頭部に薄肉で偏平状のフックを形成し、このフックの
側面に両側面の間隔を拡げる肉厚部を形成したメリヤス
針において、前記肉厚部はフックの内周縁に沿って設け
ると共に、前記フックの内周面は凸型の円曲面で形成し
たのである。
この考案のメリヤス針は、フックが薄肉の偏平状のもの
であるから、柄出し動作に適し、軽量化を図ったもので
ある。そして、このようなフックにおいて肉厚部を内周
縁に沿って配置したので、フックの編立て時の側面方向
への揺れや振動が防止され、かつフックの曲げが戻され
て針が伸びるような変形も防止される。
であるから、柄出し動作に適し、軽量化を図ったもので
ある。そして、このようなフックにおいて肉厚部を内周
縁に沿って配置したので、フックの編立て時の側面方向
への揺れや振動が防止され、かつフックの曲げが戻され
て針が伸びるような変形も防止される。
また、フックの内周面を凸型の円曲面で形成したので、
フックの内周面に係止された糸は、フックの内周面のな
だらかな一つの稜線のみに接触することとなる。このた
め、接触通過する糸またはその結び目部分が引掛からず
糸切れが起こらず、また糸の毛羽立ちも少なくなる。
フックの内周面に係止された糸は、フックの内周面のな
だらかな一つの稜線のみに接触することとなる。このた
め、接触通過する糸またはその結び目部分が引掛からず
糸切れが起こらず、また糸の毛羽立ちも少なくなる。
〔実施例〕 この考案の実施例を以下、図面に基づいて説明する。
第1図に示すように、実施例は針幹10の頭部10aの側面
偏平状のフック1の対向する左右両側面2に、フック1
の内縁3に沿って三日月形の肉厚部4を加圧形成したも
のである。第2図に示すように、肉厚部4の成形に際し
ては、フック1の内縁3に、その外周形状が整合する棒
体5(図中一点鎖線)を直交状態に嵌め、この棒体には
長手方向両端から2つの筒体6を嵌める。この場合、筒
体6の端面の内縁約半周部分には、一面が円曲面で、他
面が平面の山形溝状の凹型7が形成されており、2つの
筒体6の端面で挟圧したフック1の側面2には、第2図
に示すようなイチョウの葉形の断面形状で内縁に沿う肉
厚部4が形成される。
偏平状のフック1の対向する左右両側面2に、フック1
の内縁3に沿って三日月形の肉厚部4を加圧形成したも
のである。第2図に示すように、肉厚部4の成形に際し
ては、フック1の内縁3に、その外周形状が整合する棒
体5(図中一点鎖線)を直交状態に嵌め、この棒体には
長手方向両端から2つの筒体6を嵌める。この場合、筒
体6の端面の内縁約半周部分には、一面が円曲面で、他
面が平面の山形溝状の凹型7が形成されており、2つの
筒体6の端面で挟圧したフック1の側面2には、第2図
に示すようなイチョウの葉形の断面形状で内縁に沿う肉
厚部4が形成される。
上記したように構成されるメリヤス針は、肉厚部4の剛
性が加わったことにより、内縁3に掛止した編糸を下方
に引張っても、第1図中フック1がX方向に伸びる方向
に変形せず、また、第3図のY-Y′方向に弾性変形また
は塑性変形することがない。したがって、同じ肉厚に形
成されたメリヤス針に比較して、このメリヤス針は、極
めて優れた剛性を有し、また、その分フック1の内縁間
を広く、外縁間を狹く設定することができる。
性が加わったことにより、内縁3に掛止した編糸を下方
に引張っても、第1図中フック1がX方向に伸びる方向
に変形せず、また、第3図のY-Y′方向に弾性変形また
は塑性変形することがない。したがって、同じ肉厚に形
成されたメリヤス針に比較して、このメリヤス針は、極
めて優れた剛性を有し、また、その分フック1の内縁間
を広く、外縁間を狹く設定することができる。
なお、第4図(a)、(b)に示すように、肉厚部4の
断面形状は、糸に接触する内周面が凸型の円曲面であれ
ば、側面に連続する面が平面状のもの(a)であっても
よく、また、同図(b)のように同面部分を曲面状とし
て、全面に丸みのある形状とすれば、さらに糸の引掛か
りが少ないものとなる。
断面形状は、糸に接触する内周面が凸型の円曲面であれ
ば、側面に連続する面が平面状のもの(a)であっても
よく、また、同図(b)のように同面部分を曲面状とし
て、全面に丸みのある形状とすれば、さらに糸の引掛か
りが少ないものとなる。
この考案は、以上説明したように、薄肉で偏平状のフッ
クの側面の所定箇所に形成された肉厚部がフックの剛性
を高めるので、フックの外縁間を狹くかつ内縁間を広く
する理想の形状で軽量のメリヤス針となり、編機に装着
されたメリヤス針は変形消耗が少なくなる。また、フッ
クの内周面を凸型の円曲面に形成したので、フックの内
周面に通過する糸またはその結び目が引っ掛かることが
なくなり糸切れせず、糸の毛羽立ちも起こり難いという
利点がある。
クの側面の所定箇所に形成された肉厚部がフックの剛性
を高めるので、フックの外縁間を狹くかつ内縁間を広く
する理想の形状で軽量のメリヤス針となり、編機に装着
されたメリヤス針は変形消耗が少なくなる。また、フッ
クの内周面を凸型の円曲面に形成したので、フックの内
周面に通過する糸またはその結び目が引っ掛かることが
なくなり糸切れせず、糸の毛羽立ちも起こり難いという
利点がある。
第1図から第4図の各図はこの考案の実施例を示し、第
1図は側面図、第2図は第1図のA-A線拡大断面図、第
3図は第1図の正面図、第4図(a)、(b)はそれぞ
れ他の実施例を示す第2図と同じ位置での拡大断面図、
第5図乃至第7図は従来例を示し、第5図は側面図、第
6図は第5図のB-B線拡大断面図、第7図は他の従来例
を示す第6図と同じ位置での拡大断面図である。 1……フック、2……側面、4……肉厚部、10……針
幹、10a……頭部。
1図は側面図、第2図は第1図のA-A線拡大断面図、第
3図は第1図の正面図、第4図(a)、(b)はそれぞ
れ他の実施例を示す第2図と同じ位置での拡大断面図、
第5図乃至第7図は従来例を示し、第5図は側面図、第
6図は第5図のB-B線拡大断面図、第7図は他の従来例
を示す第6図と同じ位置での拡大断面図である。 1……フック、2……側面、4……肉厚部、10……針
幹、10a……頭部。
Claims (1)
- 【請求項1】針幹の頭部に薄肉で偏平状のフックを形成
し、このフックの側面に両側面の間隔を拡げる肉厚部を
形成したメリヤス針において、 前記肉厚部はフックの内周縁に沿って設けると共に、前
記フックの内周面は凸型の円曲面で形成したことを特徴
とするメリヤス針。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990116537U JPH0718788Y2 (ja) | 1990-11-05 | 1990-11-05 | メリヤス針 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990116537U JPH0718788Y2 (ja) | 1990-11-05 | 1990-11-05 | メリヤス針 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0473993U JPH0473993U (ja) | 1992-06-29 |
| JPH0718788Y2 true JPH0718788Y2 (ja) | 1995-05-01 |
Family
ID=31864369
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990116537U Expired - Lifetime JPH0718788Y2 (ja) | 1990-11-05 | 1990-11-05 | メリヤス針 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0718788Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1873287B1 (de) * | 2006-06-26 | 2012-01-25 | Groz-Beckert Kommanditgesellschaft | Zungennadel für maschenbildende Textilmaschine |
| CN109023701A (zh) * | 2018-10-30 | 2018-12-18 | 漳州市精新制针科技有限公司 | 一种用于针织的织针 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4178781A (en) | 1978-03-06 | 1979-12-18 | The Torrington Company | Knitting needle |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60127383U (ja) * | 1984-01-30 | 1985-08-27 | オルガン針株式会社 | メリヤス編針 |
-
1990
- 1990-11-05 JP JP1990116537U patent/JPH0718788Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4178781A (en) | 1978-03-06 | 1979-12-18 | The Torrington Company | Knitting needle |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0473993U (ja) | 1992-06-29 |
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