JPH071880Y2 - テレホンスピ−カ−装置 - Google Patents

テレホンスピ−カ−装置

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JPH071880Y2
JPH071880Y2 JP1985177941U JP17794185U JPH071880Y2 JP H071880 Y2 JPH071880 Y2 JP H071880Y2 JP 1985177941 U JP1985177941 U JP 1985177941U JP 17794185 U JP17794185 U JP 17794185U JP H071880 Y2 JPH071880 Y2 JP H071880Y2
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JP
Japan
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switch
line
telephone
speaker
supply path
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JP1985177941U
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Inventor
義政 樋口
美喜雄 東
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日本ケ−ブル株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、屋外レジャー、例えばスキー場におけるス
キーリフト等において、複数の管理事務所があって相互
に連絡通信を行うと共に、スキー場のサービスエリアの
利用客に対する周知案内放送も行うことができる、屋外
レジャー施設におけるテレホンスピーカー装置に関する
ものである。
[従来の技術] 屋外レジャー施設の代表例として、ここでは、スキー場
におけるスキーリフトに従来、設備された通信及び放送
設備について述べる。
スキーリフトは、サービスエリアとしてのスキー場内ま
たは近傍において、両端ターミナル間に張架循環させた
索条と搬器を用いて輸送を行うためのものであることは
周知の通りである。前記両端のターミナルには前記スキ
ーリフトの運転、出改札、乗客誘導、安全監視等を行う
係員のための管理室を有している。
これらの両端の管理室の間を結んで、スキーリフトの輸
送業務上に必要な連絡や安全確保上の用途のため有線電
話が設備されており、第1図に示した如く、送受話器2
と2′とを専用の回線3で結んでいた。かつ回線3は、
スキーリフトの索条を支承するための支柱に添架して張
架させるのが通常である。
一方、サービスエリアとしてのスキー場内の滑走者に対
しては、周知連絡事項、例えば、スキーリフトの搭乗注
意事項、運転の終了、休止、等の案内、その他の安全の
ための周知事項等各種の周知連絡事項を放送するための
案内放送設備が必要であり、第1図に示されたとおり、
両端のターミナルにそれぞれ放送設備4,4′を設け、こ
れらの間を別の専用の回線5で結び、回線5には単数の
スピーカー6または必要によって仮想線を示したスピー
カー6′等を加えた複数のスピーカー6,6′を設備して
いた。かつ前記回線5はスキーリフトの支柱に沿って添
架され、又、スピーカー6,6′は、スキーリフトの適宜
の支柱に配設されるのが通常である。
このような設備は従来、最も普通に用いられていたもの
であるが、次のような欠点があった。
即ち、第1図に示されているように送受話器2,2′の回
線3と、放送設備4,4′の回線5とは同じスキーリフト
支柱に沿って架設されているにも拘らず、全く別回線を
要し、また送受話器2,2′と放送設備4,4′とは機器を別
に設けなければならず、経済的でなかった。
また、一端のターミナルの管理室から、例えば放送設備
4を用いてスピーカー6,6′でサービスエリア内に向け
て案内放送が行なわれると他のターミナル管理室に駐在
する係員は、スピーカー6または6′から拡散流布され
る音声を傍受して、放送内容を知ることもできる場合も
あるが、地形、天候条件によっては必ずしも傍受できる
とは限らず、このような場合には、他のターミナル管理
室の係員は、現在、利用客に向けてどのような放送がな
されているのか知ることができず、利用客への取扱や応
答が統一を欠くようなおそれもあった。
[考案が解決しようとする課題] 本考案は、上述のような事情を改善するためになされた
もので送受話器用と、放送用の回線をそれぞれ別に設け
ずに共用することができ、また送受話器と放送設備も各
々の別々に設けなくとも共用することができて、かつ送
受話または放送の両機能を選択した利用することができ
るものであり、かつ、一のターミナルからサービスエリ
アに向けて案内放送を行ったときには、他のターミナル
においてもモニタースピーカーからこの内容が拡声伝達
されるので、係員全員に情報の伝達がよくなる等の利点
を有する屋外レジャー施設におけるテレホンスピーカー
装置の提供を目的としてなされたものである。
[課題を解決するための手段] この目的に対応して、この考案のテレホンスピーカ装置
は、テレホンスピーカー回線(11)で結ばれている複数
のテレホンスピーカー(TELa,TELb)と前記テレホンス
ピーカー回線(11)から分岐している放送回線(12)に
結ばれる1以上の放送装置(LAMP)を有するテレホンス
ピーカー装置であって、前記テレホンスピーカー(TEL
a,TELb)は、前記テレホンスピーカー回線に印加される
直流電源を導通・遮断する押ボタンスイッチ(P1)と他
の押ボタンスイッチ(K)と前記押ボタンスイッチ
(P1)に連動して前記テレホンスピーカー回線の端子の
直流電圧の極性を切り換えるスイッチ(P2,P3)とをも
ち、前記押ボタンスイッチ(P1)と前記他の押ボタンス
イッチ(K)は並列に接続されて前記テレホンスピーカ
ー回線の電源供給路(15)に直列に接続され、かつ前記
押ボタンスイッチ(P1)と前記他の押ボタンスイッチ
(K)はそのスイッチ操作時に前記テレホンスピーカー
回線の前記電源供給路(15)に電源を供給するものであ
り、更に、前記テレホンスピーカー(TELa,TELb)は、
前記電源供給路(15)を形成するフックスイッチ(H
S1)と、アース供給路(16)を形成するフックスイッチ
(HS2)とを備え、前記フックスイッチ(HS1)及び(HS
2)は送受話器(MC)を引きはずすことにより開成状態
から閉成状態に切換るように構成されており、前記放送
装置(LAMP)は回線音声電流を増幅する増幅器(AMPL)
と前記増幅器(AMPL)に接続されたスピーカー(SPL)
と前記増幅器(AMPL)の電源供給路(18)のスイッチ
(SWL)を前記放送回線(12)に接続されるダイオード
(DL)の極性によって電流を阻止または導通せしめるこ
とによって開閉制御せしめる直流検知回路(TRSW)をも
ち、前記テレホンスピーカー(TELa,TELb)は、回線音
声電流を増幅する増幅器(AMPM)と前記増幅器(AMPM)
に接続されたモニタスピーカー(SPM)と電源供給路(1
9)のスイッチ(SWA)をモニタスピーカー回線(21)に
接続されるダイオード(DA)の極性によって電流を阻止
または導通せしめることによって開閉制御せしめる第1
の直流検知回路(TRSW1)をもち、更に、ブザー発振回
路(OSC)と前記ブザー発振回路(OSC)の電源供給路
(22)と、前記増幅器(AMPM)の信号供給路(24)を開
閉するリレーのリレー動作電源供給路(20)上のスイッ
チ(SWB)をモニタスピーカー回線(21)に接続される
ダイオード(DB)の極性によって電流を阻止または導通
せしめることによって開閉制御せしめる第2の直流検知
回路(TRSW2)をもち、前記ブザー発振回路(OSC)は前
記第2の直流検知回路(TRSW2)の動作によって前記増
幅器(AMPM)に前記信号供給路(24)を通してブザー信
号を供給するものであることを特徴としている。
[作用] テレホンスピーカーTELaより放送装置LAMPに放送する場
合には、直流検知回路TRSWが動作し、増幅器AMPL及びス
ピーカーSPLが作動して放送が行われる。このときテレ
ホンスピーカーTELbの第1の直流検知回路TRSW1は動作
しモニタスピーカーSPMからモニタ放送がされる。
次にテレホンスピーカーTELaからテレホンスピーカーTE
Lbと通話する場合にはテレホンスピーカーTELbの第2の
直流検知回路TRSW2が動作し、増幅器AMPMからモニタス
ピーカーSPMから呼出しのためのブザー音が吹鳴され、
かつ、送受話器MCによる通話が可能になる。このとき放
送装置LAMPの直流検知回路TRSWは動作せず、放送装置LA
MPからは何も放送されない。
[実施例] 以下、この考案の詳細を一実施例を示す図面について説
明する。
第2図は、本考案の一実施例として、屋外レジャー施設
におけるテレホンスピーカー装置を示すものであり、こ
こでは屋外レジャー施設の代表例としてスキー場におけ
るスキーリフトに用いられた場合について説明する。
第2図において、一の管理室10aにはテレホンスピーカ
ーTELbが配設され他の管理室10bにはテレホンスピーカ
ーTELbが配設されており、これらのテレホンスピーカー
TELa、TELbとの間はテレホンスピーカー回線11で結ばれ
ている。該テレホンスピーカー回線11は通常スキーリフ
トの支柱に添架されて架設される。
前記テレホンスピーカー回線11から、放送回線12が分岐
され、該放送回線12には放送装置LAMPが接続されてい
る。該放送装置LAMPは単数または複数個設けてもよく、
第2図の鎖線で示した放送装置LAMP′は複数個設けた場
合を示している。
該放送装置LAMPは通常スキーリフトの支柱上に配設さ
れ、サービスエリアの利用客に向けて放送されるように
なされる。
次に、第3図は第2図に示した装置を更に詳細に示した
ものである。
第3図において、テレホンスピーカーTELaは次のように
構成される。
即ちテレホンスピーカーTELaは送受話器MCを備えた通話
回路CC、ダイオードDAとスイッチング回路SWAを備えた
第1の直流検知回路TRSW1、同じくダイオードDBとスイ
ッチング回路SWBを備え第1の前記直流検知回路TRSW1と
は動作電流の向きが異なる第2の直流検知回路TRSW2、
モニタスピーカーSPM、及びブザー音発振器OSCを備え、
これらが第3図に示すように結線されている。
また、放送と連絡との切換えを行うための放送押釦スイ
ッチKと、連絡押釦スイッチP1とがあり、また端子L1
L2の電圧の極性を切換えるためのスイッチP2,P3を有し
ており、該スイッチP2,P3は前記連絡押釦スイッチP1
連動されており、常時は第3図に示された如く、スイッ
チP2,P3の接点が閉じているが、連絡押釦P1を押してい
る間は、スイッチP2,P3は第3図に示された位置と反対
位置に接点が切換えられるようになされる。またテレホ
ンスピーカーTELaには電源として直流電源V例えば電池
を備えている。
次に他の管理室10bにはテレホンスピーカーTELbが配設
されている。テレホンスピーカーTELbは仮想線で囲まれ
た領域で示しているが端子L1,L2から以下は前記テレホ
ンスピーカーTELaの構成と全く同じ構成となっている。
このようなテレホンスピーカーTELa,TELbの端子L1,L1
と端子L2,L2との間はテレホンスピーカー回線11で結ば
れている。
次に、テレホンスピーカー回線11からは、放送回線12が
分岐されており端子L1,L2を経て、放送装置LAMPが接続
されている。該放送装置LAMPはダイオードDLとスイッチ
ング回路SWLを備えた直流検知回路TRSWと、増幅器AMPL
及びスピーカーSPLを備えており、また電源として直流
電源Vを備えている。ここで使用する送受話器MC、直流
検知回路TRSW,TRSW1,TRSW2は、通常市販されている公知
のものを使用することができる。
なお以上の説明においては回路に電位差を与える具体的
な回路条件は省略されているが、これらの回路条件は線
路抵抗等の実際の値を考慮して周知の技術によって選択
し、決定することになる。
第3図によって本考案の作用について説明する。
まず、テレホンスピーカーTELaより放送装置LAMPに放送
する場合について述べる。
テレホンスピーカーTELaの送受話器MCを引き外し、放送
押釦スイッチKを押すと、前記送受話器MCの引き外しに
より、フックスィッチHS1,HS2は第3図に示されている
開成状態から、閉成状態に切換えられて電源供給路15が
形成される。またフックスイッチHS2は第3図に示され
ている開成状態から、閉成状態に切換えられてアース供
給路16が形成される。またスイッチP2,P3は第3図に示
された状態のまま維持されている。放送を行うときは放
送押釦スイッチKを押し続けた状態とする。
この状態において、高電位(+)は、チョークコイルC
H、放送押釦スイッチK、フックスイッチHS1,スイッチ
P3を経て端子L2に印加される。
一方、フックスイッチHS2、ダイオードD、スイッチP2
を経て端子L1に低電位(−)が印加される。
このようにして電圧が印加されると、テレホンスピーカ
ー回線11,放送回線12を経て、放送装置LAMPにおいては
端子L1(−),L2(+)となり、直流検知回路TRSWのダ
イオードDLの極性によって電流を阻止し、したがって直
流検知回路TRSWは動作し、その結果スイッチSWLが閉
じ、電源供給路18を経て電源が供給されるので、増幅器
AMPL及びスピーカーSPLが作動して、スキー場サービス
エリアの利用客に対して放送を行うことができる。ここ
で電流の阻止とはダイオードの導通方向に電流が流れな
いようにすることである。直流検知回路TRSWは所定の直
流電圧が加わったことを検知することによって、スイッ
チSWLを閉成する動作をする回路である。
一方、他のテレホンスピーカーTELbにもテレホンスピー
カー回線11を経て端子L1,L2はL1(−),L2(+)の電
圧が印加される。テレホンスピーカーTELbの仮想線で囲
まれた領域の構成はテレホンスピーカーTELaの構成と全
く同じであるので、テレホンスピーカーTELaの図面を用
いてこの場合のTELbの作用を説明する。
テレホンスピーカーTELbの端子L1の(−)電圧は、スイ
ッチP2を経てモニタスピーカー回線21に接続された第1
の直流検知回路TRSW1のダイオードDAに印加され、また
端子L2の(+)電圧はスイッチP3を経て第1の直流検知
回路TRSW1のダイオードDAに印加されているが、ここで
はダイオードDAの接続が逆方向なのでその極性により電
流を阻止するので、第1の直流検知回路TRSW1は動作
し、その結果、スイッチSWAが閉じ、従って、電源供給
路19を経て電流がリレーXに供給され、リレー接点xに
より、増幅器AMPM及びモニタースピーカーSPMに電源が
供給され、前記放送装置LAMPのスピーカーSPLから放送
された内容が同時にテレホンスピーカーTELbのモニター
スピーカーSPMから放送される。第1の直流検知回路TRS
W1は所定の直流電圧が加わったことを検知することによ
って、スイッチSWAを閉成する動作をする回路である。
また、同時にテレホンスピーカーTELbの端子L1,L2が前
記のとおりL1(−),L2(+)の電圧が印加されること
により、(−)電圧はスイッチP2を経て、第2の直流検
知回路TRSW2のダイオードDBに達し、一方(+)電圧は
スイッチP3を経て第2の直流検知回路TRSW2のダイオー
ドDBに達しており、該ダイオードDBの接続が順方向なの
でその極性により電流は導通して流れるので、第2の直
流検知回路TRSW2は動作せず、その結果、スイッチSWBは
開いたままであり、従ってリレーRは作動せず該リレー
Rの接点r1は開いており、またリレーRの信号供給路24
の接点r3はブザー回線23のブザー発振器OSC側には開い
ており、電源供給路22には電源は供給されずブザー発振
器OSCは動作せずモニタースピーカーSPMからブザー音を
吹鳴しない。第2の直流検知回路TRSW2は所定の直流電
圧が加わったことを検知することによって、スイッチSW
Bを閉成する動作をする回路である。
なお、このようなテレホンスピーカーTELaから放送装置
LAMPで、放送しかつ他のテレホンスピーカーTELbにモニ
ター放送を行つている際に、発信元のテレホンスピーカ
ーTELa自機のモニタースピーカーSPMからはモニター放
送が行われないようになされているが、これはフックス
イッチHS2が閉じているのでダイオードDにより直流検
知回路にかかる(+)電圧側をアースさせるためSWA及
びSWBは開いたままになるためである。
次に、テレホンスピーカーTELaから他のテレホンスピー
カーTELbと通話を行う場合について説明する。
テレホンスピーカーTELaの送受話器MCを引き外すと、こ
れに伴ってフックスイッチHS1,HS2が閉じる。次に連絡
押釦スイッチP1を押すとP1の接点が閉じ、かつスイッチ
P2,P3との前記連動関係により、該スイッチP2,P3は前
記連絡押釦スイッチP1を押している間に限り、第3図に
示された状態と反対方向に閉じた状態となっている。
ここで、チョークコイルCH、連絡押釦スイッチP1、フッ
クスイッチHS1、スイッチP2を経て端子L1に(+)電圧
が印加されることとなる。またフックスイッチHS2,ダ
イオードD、スイッチP3を経て端子L2に低電位(−)が
印加される。ここで他のテレホンスピーカーTELbにはテ
レホンスピーカー回線11を経て端子L1,L2にはL
1(+),L2(−)の電圧が印加される。ここで前記同
様他のテレホンスピーカーTELbを第3図のテレホンスピ
ーカーTELaの図で説明すると、他テレホンスピーカーTE
LbではスイッチP2,P3は図に示された状態のまま接点が
閉じているので(+)電圧は端子L1、スイッチP2を経て
第2の直流検知回路TRSW2のダイオードDBに印加され、
また(−)電圧は端子L2、スイッチP3を経て第2の直流
検知回路TRSW2のダイオードDBに印加されているが、ダ
イオードDBの接続が逆方向なのでその極性により電流は
阻止され、第2の直流検知回路TRSW2が動作し、従って
スイッチSWBの接点が閉じる。更にこれによってリレー
Rが動作しリレーRの接点r1,r2,r3の接点が閉じ、ブ
ザー音発振器OSCが動作し、これが接点r3を経て、増幅
器AMPMからモニタースピーカーSPMから呼出しのための
ブザー音が吹鳴される。同時にテレホンスピーカーTELb
の端子L1から(+)電圧がスイッチP2を経て第1の直流
検知回路TRSW1のダイオードDAに印加され、端子L2から
(−)電圧がスイッチP3を経て第1の直流検知回路TRSW
1のダイオードDAに印加されているが、該ダイオードDA
の接続が順方向なのでその極性により電流を導通させる
ので、第1の直流検知回路TRSW1は動作せず、したがっ
て、スイッチSWAは開いたままとなっている。
ここで、前記のとおり他のテレホンスピーカーTELb側の
ブザー吹鳴により通話者が送受話器MCを引き外して応答
すればテレホンスピーカーTELa側の送話者は、連絡押釦
スイッチP1を押す操作を止めると、これと連動するスイ
ッチP2,P3も第3図に示された状態に復帰する。かつま
た前記連絡押釦スイッチP1が復旧したことにより電源チ
ョークコイルCHを経て、テレホンスピーカーTELa及びテ
レホンスピーカー回線11には直流電圧が供給されなくな
る。この後はテレホンスピーカーTELaとテレホンスピー
カーTELbの各々の通話回路CC,CC間はテレホンスピーカ
ー回線11で結ばれた通常の電話装置の構成と均等の状態
となりテレホンスピーカー回線11には通話による音声電
流が流れ、相互に通話を行うことができる。
一方、このようにテレホンスピーカーTELaの前記連絡押
釦スイッチP1を操作したときに、端子L1,L2の各電圧
は、L1(+),L2(−)となっていることから、テレホ
ンスピーカー回線11より分岐した放送回線12を経て、放
送装置LAMPの端子L1を経て直流検知回路TRSWのダイオー
ドDLに(+)電圧が、また端子L2を経て直流検知回路TR
SWのダイオードDLに(−)電圧が印加されるが、ダイオ
ードDLの接続が順方向なのでその極性により電流を導通
させるので直流検知回路TRSWは動作せず、スイッチSWL
は開いたままとなっており、従って増幅器AMPL、スピー
カーSPLは動作せず、放送装置LAMPからは何も放送され
ない。
なお、テレホンスピーカーTELaで連絡押釦スイッチP1
操作したとき第2の直流検知回路TRSW2のダイオードDB
の両極にもそれぞれ(+)電圧、(−)電圧が加えられ
ると、ダイオードDBの接続が順方向なのでその極性によ
って電流が導通して流れ第2の直流検知回路TRSW2は動
作せず、スイッチSWBは動作せず、従って、ブザー発振
器OSCは作動せず、テレホンスピーカーTELa自機のブザ
ー発振器OSCは吹鳴しない。同様に第1の直流検知回路T
RSW1のダイオードDAの両極にもそれぞれ(+)電圧、
(−)電圧が加えられ、この場合はその極性によりダイ
オードDAは電流を阻止するのであるが、一方該直流検知
回路TRSW1にはフックスイッチHS2を経て(−)電圧が印
加されているためスイッチSWAは開いたままであり、従
ってモニター用増幅器AMPM及びモニタースピーカーSPM
は動作せず、テレホンスピーカーTELaの自機からは何も
モニター放送されない。
以上の説明においては、テレホンスピーカーTELaから、
放送装置LAMPで放送を行い、また他のテレホンスピーカ
ーTELbに連絡通話する場合について述べたものである
が、同時にテレホンスピーカーTELbから放送装置LAMPで
放送を行い、またテレホンスピーカーTELaと連絡通話す
ることも可能であり、この場合も前記説明と全く同様に
行えばよいのは勿論である。
[考案の効果] 以上の説明のとおり、屋外のレジャー施設の例として、
スキー場におけるスキーリフト等において複数の管理事
務所があって相互に連絡通信を行うと共にスキー場のサ
ービスエリアの利用客に対する周知案内放送も行う場合
について述べたのであるが、このような施設において従
来は電話機用の回線及び機器と、放送設備用の回線及び
機器をそれぞれ別に設けなければならなかったが本考案
を用いれば、回線及び設備を共用することができるので
経済的である。
また、一の管理室から放送が行われているときは、他の
管理室にもその内容がモニター放送されるので、係員の
業務上把握しておくべき情報伝達が良好となる利点があ
り、更に施設利用客に対するサービス向上や安全処置の
対応の向上に寄与することができる。
なお、本考案はスキー場における利用のみでなく、その
他の屋外レジャー施設、例えば複数の管理事務所を有
し、一定のサービスエリアを有するレジャーランド、公
園等にも、同様に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はスキー場のスキーリフトにおける電話器と放送
設備の従来の例を示す説明図、第2図は本考案のテレホ
ンスピーカー装置の構成を示す説明図、及び第3図は本
考案のテレホンスピーカー装置の構成の詳細を示す結線
図である。 1,1′……スキーリフトターミナル、2,2′……送受話
器、3……回線 4,4′……放送装置、5,5′……回線、6,6′……スピー
カー 10a,10b……管理室、11……テレホンスピーカー回線 12,12′……放送回線、15……電源供給路 16……アース供給路、18……電源供給路 19……電源供給路、20……リレー動作電源供給路 21……モニタスピーカー回線、22……電源供給路、23…
…ブザー回線 24……信号供給路 TELa,TELb……テレホンスピーカー LAMP,LAMP′……放送装置 TRSW1,TRSW2,TRSW……直流検知回路 DA,DB,DL,D……ダイオード SWA,SWB,SWL……スイッチ、AMPL……増幅器 AMPM……モニター用増幅器、SPL……スピーカー SPM……モニタースピーカー、CC……通話回路、MC……
送受話器 HS1,HS2……フックスイッチ、K……放送押釦スイッチ P1……連絡押釦スイッチ、P2,P3……スイッチ、R,X…
…リレー r1,r2,r3,x……リレーの接点、CH……チョークコイル C1,C2,C……コンデンサ、T……トランス、VR……可変
抵抗器 V……直流電源、L1,L2……端子、OSC……ブザー発振

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】テレホンスピーカー回線(11)で結ばれて
    いる複数のテレホンスピーカー(TELa,TELb)と前記テ
    レホンスピーカー回線(11)から分岐している放送回線
    (12)に結ばれる1以上の放送装置(LAMP)を有するテ
    レホンスピーカー装置であって、 前記テレホンスピーカー(TELa,TELb)は、前記テレホ
    ンスピーカー回線に印加される直流電源を導通・遮断す
    る押ボタンスイッチ(P1)と他の押ボタンスイッチ
    (K)と前記押ボタンスイッチ(P1)に連動して前記テ
    レホンスピーカー回線の端子の直流電圧の極性を切り換
    えるスイッチ(P2,P3)とをもち、 前記押ボタンスイッチ(P1)と前記他の押ボタンスイッ
    チ(K)は並列に接続されて前記テレホンスピーカー回
    線の電源供給路(15)に直列に接続され、かつ前記押ボ
    タンスイッチ(P1)と前記他の押ボタンスイッチ(K)
    はそのスイッチ操作時に前記テレホンスピーカー回線の
    前記電源供給路(15)に電源を供給するものであり、 更に、前記テレホンスピーカー(TELa,TELb)は、前記
    電源供給路(15)を形成するフックスイッチ(HS1
    と、アース供給路(16)を形成するフックスイッチ(HS
    2)とを備え、 前記フックスイッチ(HS1)及び(HS2)は送受話器(M
    C)を引きはずすことにより開成状態から閉成状態に切
    換るように構成されており、 前記放送装置(LAMP)は回線音声電流を増幅する増幅器
    (AMPL)と前記増幅器(AMPL)に接続されたスピーカー
    (SPL)と前記増幅器(AMPL)の電源供給路(18)のス
    イッチ(SWL)を前記放送回線(12)に接続されるダイ
    オード(DL)の極性によって電流を阻止または導通せし
    めることによって開閉制御せしめる直流検知回路(TRS
    W)をもち、 前記テレホンスピーカー(TELa,TELb)は、回線音声電
    流を増幅する増幅器(AMPM)と前記増幅器(AMPM)に接
    続されたモニタスピーカー(SPM)と電源供給路(19)
    のスイッチ(SWA)をモニタスピーカー回線(21)に接
    続されるダイオード(DA)の極性によって電流を阻止ま
    たは導通せしめることによって開閉制御せしめる第1の
    直流検知回路(TRSW1)をもち、更に、ブザー発振回路
    (OSC)と前記ブザー発振回路(OSC)の電源供給路(2
    2)と、前記増幅器(AMPM)の信号供給路(24)を開閉
    するリレーのリレー動作電源供給路(20)上のスイッチ
    (SWB)をモニタスピーカー回線(21)に接続されるダ
    イオード(DB)の極性によって電流を阻止または導通せ
    しめることによって開閉制御せしめる第2の直流検知回
    路(TRSW2)をもち、 前記ブザー発振回路(OSC)は前記第2の直流検知回路
    (TRSW2)の動作によって前記増幅器(AMPM)に前記信
    号供給路(24)を通してブザー信号を供給するものであ
    る ことを特徴とするテレホンスピーカー装置
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