JPH07189892A - ポンプ - Google Patents

ポンプ

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JPH07189892A
JPH07189892A JP33504093A JP33504093A JPH07189892A JP H07189892 A JPH07189892 A JP H07189892A JP 33504093 A JP33504093 A JP 33504093A JP 33504093 A JP33504093 A JP 33504093A JP H07189892 A JPH07189892 A JP H07189892A
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JP
Japan
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liquid
discharge
container
pump
opening
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP33504093A
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English (en)
Inventor
Kenji Ogawa
健二 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Neuberg Co Ltd
Original Assignee
Neuberg Co Ltd
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Publication date
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  • Reciprocating Pumps (AREA)
  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高粘度の液体をポンプ内を加圧することなく
高精度に吐出することができ、かつ機構も簡易で安価な
ポンプを提供すること。 【構成】 吐出口35を有する容器30内に、液7を吐出す
る吐出用部材44と、液体供給部46を開閉する供給部開閉
バルブ49とを配置し、駆動機構58で駆動させる。液7を
容積計量するため高精度の吐出が可能となり、容器30を
着脱して液7を補充することで液7の加圧移送が不要と
なり、かつ液7の吐出口35までの経路も短いため高粘度
の液7であっても確実に吐出できるとともに、吐出口35
を開閉する弁を設けていないので、機構が簡易となって
安価に提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液体を吐出するポンプ
に係り、はんだペースト、銀ペースト、エポキシ樹脂、
グリース等の各種の高粘度液や、ペースト、スラリ、塗
料などの液体の吐出ポンプに利用できる。
【0002】
【背景技術】従来より、液体の吐出ポンプとして様々な
形式のものが知られているが、特にはんだペーストのよ
うな高粘度の液体を吐出するポンプとしては、通常、液
体が入れられた容器に直接パルスエアを供給し、その圧
力によって液体を吐出するタイプのポンプが用いられて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、エアを
用いて加圧して液体を吐出するポンプでは、容器内の液
体の粘度が温度変化等によって変化すると、容器内に供
給するエアの圧力を一定にしていても、吐出量が変化し
てしまい一定とならないという問題があった。また、容
器内に入れられた液体の量が吐出によって徐々に少なく
なると、容器内のエアが供給される容積が大きくなっ
て、パルスエアの圧力を一定としても液体に加わる圧力
は一定とはならず、これによっても吐出量が変化してし
まうという問題があった。このため、特に微量な液体を
吐出する場合には、吐出量を制御することが難しく、高
精度の液体吐出が困難であるという問題があった。
【0004】一方、本出願人は、液体の容積を計量して
吐出することで、微量な液体であっても高精度に吐出す
ることができるポンプとして、特開平2−55878号
および特開平2−230975号を既に提案している。
このポンプは、液体を吸入する吸入路を開閉する吸入路
開閉バルブと、液体を吐出する吐出口を開閉する吐出口
開閉バルブと、液体を吐出する吐出用部材とを備えると
ともに、これらを内側から外側に向かって吐出口開閉バ
ルブ、吐出用部材、吸入路開閉バルブの順に同心円状に
配置し、これらの吐出口開閉バルブ、吐出用部材および
吸入路開閉バルブをそれぞれ所定動作で駆動する駆動機
構を備えて構成されている。このポンプにおいては、前
記吸入路開閉バルブを開いて吐出用部材を吐出口より離
れる方向に移動させ、吐出口および吐出用部材間に形成
される空間に液体を吸入させた後、吸入路開閉バルブを
閉じて吐出液を計量し、吐出口開閉バルブを開き吐出用
部材を吐出口側に移動させて液体を吐出させ、最後に吐
出口開閉バルブを閉めて吐出動作を完了している。
【0005】ところで、これらのポンプでは、通常、液
体が収納されたタンクから配管を介して液体吸入路内に
液体を供給していた。この際、タンクがポンプから離れ
ている場合や、グリス等の高粘度液体を供給する場合に
は、圧送ポンプを用いて行う必要があった。しかしなが
ら、圧送ポンプを用いると、システムが複雑になるとと
もに、ポンプ内の圧力が高まることで液漏れが生じやす
くなり、液漏れ防止用のシール材を設けなければならな
いという問題があった。
【0006】また、吸入路開閉バルブ、吐出口開閉バル
ブおよび吐出用部材の3種類の部材の駆動を制御しなけ
ればならず、ポンプやその駆動部の機構が複雑になり、
コスト低減が難しいという問題もあった。
【0007】本発明の目的は、高粘度の液体をポンプ内
を加圧することなく高精度に吐出することができ、かつ
機構も簡易で安価なポンプを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のポンプは、液体
を吐出する吐出口を有する容器と、この容器内に配置さ
れて容器内部から吐出口に連通する液体供給部を開閉す
る供給部開閉バルブと、この供給部開閉バルブ内に配置
されて前記吐出口に向かって進退される吐出用部材と、
前記供給部開閉バルブおよび吐出用部材をそれぞれ所定
動作で駆動させる駆動機構とを備えるとともに、前記吐
出口が常時開口状態とされていることを特徴とするもの
である。
【0009】この際、前記供給部開閉バルブおよび吐出
口を有する容器の少なくとも一方には弾性部材が取付け
られ、前記供給部開閉バルブは弾性部材を介して容器に
当接することで液体供給部を開閉するように構成されて
いることが好ましい。
【0010】また、本発明のポンプは、液体を吐出する
吐出口を有する容器と、この容器内に配置されて前記吐
出口に向かって進退され、その進退に伴い容器内部から
吐出口に連通する液体供給部を開閉し、かつ、液体を吐
出させる吐出用部材と、前記吐出用部材を駆動させる駆
動機構とを備えるとともに、前記吐出口が常時開口状態
とされていることを特徴とするものでもよい。この際、
前記吐出用部材および容器の吐出口部分の少なくとも一
方には、他方に当接可能な弾性部材が配置されているこ
とが好ましい。
【0011】なお、吐出口が常時開口状態とされている
とは、吐出口を開閉するバルブやチェック弁は設けられ
ておらず、吐出口が物理的に閉じられていない状態を意
味する。
【0012】
【作用】請求項1に記載した本発明のポンプにおいて
は、まず、吐出液を容器内に供給する。この液体の供給
は、容器に配管を介して吐出液が貯蔵されたタンクから
液体を供給したり、容器を着脱可能に構成し、液を入れ
た容器をポンプに装着することなどで行う。次に、圧縮
空気等を用いた駆動機構により、供給部開閉バルブを開
いて容器内の液体を液体供給部を介して供給部開閉バル
ブの内側に供給可能な状態にし、さらに、吐出用部材を
吐出口から離れる方向に移動させて、この移動により形
成される空間に液体を吸入する。
【0013】この吸入動作後に、供給部開閉バルブを閉
じて液体を供給部開閉バルブの内側に封入して、吐出液
の計量を行う。この計量動作後に、吐出用部材を吐出口
の方向に移動させて吐出口より液体を吐出する。以上の
動作を繰り返すことで、液体は所定量ごとに吐出口より
吐出される。
【0014】なお、本発明のポンプでは、吐出口を開閉
するバルブやチェック弁が設けられていないが、吐出液
が一定以上の力を加えなければ流れ出さない場合には、
吐出口部分にある液体に対して所定の力が加わらない限
り流動しないため、吐出用部材を停止している限り、吐
出口からの液垂れはなくなる。また、吐出液が粘性を有
しており、微量の液体を吐出するために吐出口の断面積
が極めて小さければ、粘性抵抗によっても吐出口からの
液垂れがなくなる。
【0015】一方、請求項2に記載した本発明のポンプ
においては、前記請求項1記載のポンプと同様に、容器
内に吐出液を供給し、駆動機構により吐出用部材を吐出
口に向かって進退させる。吐出用部材を吐出口から離れ
る方向に移動させると、その移動により形成される空間
に液体供給部を通して液体が流入される。
【0016】一方、吐出用部材を吐出口に近づけると、
まず、液体供給部が閉じられて吐出液が封入されて計量
される。さらに、吐出用部材を吐出口に近づけると、封
入された液体が吐出口から吐出される。以上の動作を繰
り返すことで、液体は所定量ごとに吐出口より吐出され
る。なお、本発明のポンプにおいても、吐出口を開閉す
るバルブやチェック弁が設けられていないが、請求項1
のポンプと同様に、吐出液が一定以上の力を加えなけれ
ば流れ出さない液体であったり、粘性抵抗を有すること
で吐出口からの液垂れがなくなる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1には、本発明の第1実施例のポンプ1を利
用したポンプシステムの概略構成図が示されている。ポ
ンプ1は、駆動機構を内蔵する駆動部2およびポンプ部
3を備えて構成されており、このポンプ1は、液7の吐
出時には被吐出部材に近づくようにポンプ1を下降さ
せ、吐出時以外には搬送装置等に干渉しないようにポン
プ1を上昇させる上下装置4に保持されている。
【0018】ポンプ1の駆動部2には、駆動源としての
エア供給を行うとともに、その供給タイミングを制御す
るコントローラ5がエア供給配管6を介して接続されて
いる。
【0019】駆動部2は、図2、3に示すように、上下
方向に連結された3つのシリンダブロック10,11,
12を備えている。この各シリンダブロック10〜12
の連結は、シリンダブロック10〜12の四隅に通され
た図示しない連結部材によってなされている。
【0020】シリンダブロック10,11には、第1、
第2の各シリンダ14、15と、各シリンダ14、15
に連通された第1、第2の各シリンダポート17、18
が形成されている。また、各シリンダ14、15には、
それぞれ軸方向である図2の上下方向に摺動可能なよう
に、第1、第2の各ピストン20、21が挿入されてい
る。
【0021】各シリンダ14、15には、各ピストン2
0、21を図2の上方に付勢する第1、第2の各コイル
ばね23、24が配置されている。そして、コントロー
ラ5により各シリンダポート17、18にエアが供給さ
れると、各ピストン20、21はコイルばね23、24
の付勢力に抗して図2中下方に移動され、エア供給を止
めると、各ピストン20、21はコイルばね23、24
の作用により図2中上方に移動されるように構成されて
いる。なお、各ピストン20、21と、シリンダ14、
15との間には、駆動用のエアが漏れないようにUシー
ル等の適宜なシール材が介在されている。
【0022】第1ピストン20には、ポンプ1の中心軸
部分に配置されたピストンロッド26が圧入され、第1
ピストン20とともに上下方向に移動されるように構成
されている。第2ピストン21は、シリンダ15に摺接
する大径部を有するピストン部材21Aと、ピストンロ
ッド26が中心軸を貫通しているピストン部材21Bと
で構成されている。
【0023】また、駆動部2の最下端のシリンダブロッ
ク12には、連結ブロック27がストップリング27A
によって軸方向に移動不能に取付けられている。この連
結ブロック27の外周には、ダブルナット28が螺合さ
れ、このダブルナット28の上面には、シリンダブロッ
ク12を貫通して上端が第2シリンダ15内に突出して
いるストッパ用のピン29が設けられている。
【0024】一方、ポンプ1のポンプ部3は、図4に示
すように、ほぼ円筒状に形成され、下端部30Aが下方
に向かって円錐状となるように形成されたステンレス製
の容器30と、図3に示すように、容器30を駆動部2
に取付けるための容器取付部材31とを備えている。容
器取付部材31は、前記連結ブロック27にボルト止め
されており、その下端部には一部が切欠かれた容器30
を取付けるためのフランジ31Aが形成されている。こ
のフランジ31Aには、その切欠き部分から差し込まれ
た前記容器30の係止部30Bが係止され、この係止部
30Bをコイルばね32で下方に付勢されている固定リ
ング33で押さえることで、つまりいわゆるバヨネット
構造を用いることで、容器30は容器取付部材31に着
脱可能に取付けられている。
【0025】容器30の下端部30Aには、下方に向か
って徐々に狭くなるテーパ状の孔30Cが形成され、こ
の孔30Cには吐出口35を有するバルブシート36が
上方から圧入されてテーパ孔30Cを利用して下方に抜
けないように固定されている。バルブシート36は、図
5にも示すように、容器30内側に向かって立設された
3本のガイド36Aを備えている。また、バルブシート
36に形成された吐出口35は、下方に向かって徐々に
径が小さくなるテーパ状に形成されており、その下端に
はバルブシート36の外側まで延長された吐出用の針3
7が圧入されている。
【0026】容器30の最下端部には、バルブシート3
6を容器30の外側から取付けるための保持部材や、液
吐出を検知するセンサや吐出口35用のキャップを取付
ける際等に利用されるねじ30Dが形成されている。
【0027】容器30の中心軸部分には、ステンレス製
の吐出用ロッド40が配置され、この吐出用ロッド40
の上端は、図3に示すように、シリンダブロック12部
分まで延長され、連結キャップ41を介して前記ピスト
ンロッド26の下端に当接されている。また、吐出用ロ
ッド40の下端には、図4に示すように、ステンレス製
の吐出用部材44がかしめにより固定されている。
【0028】吐出用ロッド40の外側には、図3、4に
示すように、容器30内と吐出口35とを連通する液体
供給部46を開閉するための2本のステンレス製のバル
ブロッド47が、吐出用ロッド40を挟んだ対称位置に
それぞれ配置されている。このバルブロッド47の下端
には、吐出用部材44に対して軸方向に摺動可能に嵌挿
されたステンレス製の開閉部材48がねじ止めされてい
る。この開閉部材48の下端側は徐々に径が小さくなる
テーパ状に形成されている。
【0029】開閉部材48の下面の当接面48Aは、バ
ルブシート36の吐出口35の周囲の当接面36Bに接
離可能に形成されている。従って、開閉部材48の当接
面48Aおよびバルブシール36の当接面36Bによ
り、液体供給部46を開閉する供給部開閉バルブ49が
構成されている。また、バルブロッド47の上端側は、
図3にも示すように、連結ブロック27部分まで延長さ
れ、その上端は連結部材50に圧入され、連結部材50
を介して第2ピストン21に当接されている。
【0030】なお、連結キャップ41および連結部材5
0間、連結部材50および容器取付部材31間には、そ
れぞれコイルばね51、52が介在され、各連結キャッ
プ41、連結部材50を第1ピストン20のピストンロ
ッド26、第2ピストン21にそれぞれ付勢している。
これにより、各連結キャップ41、連結部材50つまり
吐出用ロッド40、バルブロッド47は、各ピストン2
0、21の動作に応じて上下動されて吐出用部材44、
供給部開閉バルブ49を上下動させるように構成されて
いる。
【0031】図2に示すように、駆動部2のシリンダブ
ロック10には、マイクロメータ55が取付けられてお
り、このマイクロメータ55のスピンドルには略円盤状
の吐出量調整部材57が取付けられている。吐出量調整
部材57は、第1ピストン20に当接されており、この
当接位置により第1ピストン20のストローク量つまり
吐出用部材44の軸方向の上方への移動量が決定され、
吐出液7の吐出量が設定されるようになっている。
【0032】ここにおいて、前記コントローラ5、エア
供給配管6、各シリンダ14、15、シリンダポート1
7、18、ピストン20、21、コイルばね23、2
4、ピストンロッド26、吐出用ロッド40、連結キャ
ップ41、バルブロッド47、開閉部材48、連結部材
50、コイルばね51、52により、吐出用部材44、
供給部開閉バルブ49の駆動機構58が構成されてい
る。
【0033】次に、本実施例の作用について、図6の動
作説明図をも参照して説明する。まず、予め液7を入れ
た容器30をポンプ1に装着しておく。運転開始前即ち
ポンプ1の停止状態においては、図6(A)に示すよう
に、吐出用部材44および開閉部材48は、上方ストロ
ークエンドの位置にあり、よって供給部開閉バルブ49
は開いた状態にある。従って、開閉部材48およびバル
ブシート36の内側部分には、容器30から液体供給部
46を通して液7が供給された状態となっている
【0034】次いで、コントローラ5により第2シリン
ダ15内に圧縮空気を供給すると、第2ピストン21が
下方に移動し、この移動に伴って、図6(B)に示すよ
うに、開閉部材48が下方に移動させられてバルブシー
ト36の当接面36Bに当接し、供給部開閉バルブ49
が閉じられた状態になる。これにより、開閉部材48の
内側およびバルブシート36の吐出口35内に液7が封
入され、液7が所定量に計量されることとなる。なお、
開閉部材48の下方ストロークエンドの位置は、第2ピ
ストン21がストッパ用のピン29に当接する位置をダ
ブルナット28により調整することで設定される。
【0035】この後、コントローラ5により第1シリン
ダ14にエアを供給すると、図6(C)に示すように、
吐出用部材44が下方に移動され、計量された液7が吐
出口35から針37を通して吐出される。
【0036】この後、コントローラ5により第2シリン
ダ15内を大気に開放すると、図6(D)に示すよう
に、コイルばね24、52の作用により第2ピストン2
1および開閉部材48が上方に移動されて、供給部開閉
バルブ49が開かれる。次いで、コントローラ5により
第1シリンダ14を大気に開放すると、コイルばね23
の作用により第1ピストン20が上方に移動されて、吐
出用部材44も吐出口35より離れる方向に移動され、
この移動に伴って形成される空間に、液体供給部46を
通して容器30から液7が流入して供給され,図6
(A)に示す状態に戻る。この後、前記動作が繰り返さ
れることによって、順次吐出口35から液7が所定量づ
つ吐出される。
【0037】なお、例えば、吐出液7がはんだペースト
のようにチクソトロピーを示す液体の場合、図6(D)
に示すように、開閉部材48が上方に移動すると、開閉
部材48部分の液7の粘度が低下するため、その後の液
7の吸入を容易に行える。また、吐出用部材44が吐出
口35より離れると、その移動によって形成される空間
は負圧になり、吐出口35の針37側からの液7も内部
に戻ろうとするが、吐出液7が降伏値を有する場合に
は、針37部分の液7に降伏値を超える応力が加わらな
ければ液7が移動することはない。さらに、吐出液7が
降伏値を有しない場合でも、針37の断面積は、開閉部
材48の移動によって開放される液体供給部46に比べ
て非常に小さいため、負圧によって吸入される液7の殆
どが液体供給部46を介して容器30内から吸入される
ものであり、針37側から液7が戻る量は非常に微量で
あり、吐出精度に影響することはない。
【0038】また、本実施例においては、図6(B)に
示す開閉部材48の内側および吐出口35内に吸入され
た液7の量から、図6(C)に示す吐出用部材44が下
方ストロークエンドの位置まで移動した時の空間に残っ
た液7の量を除いた量が吐出量となる。従って、吐出量
の調整は、吐出用部材44の移動量、つまり第1ピスト
ン20の移動量を調整することで行われ、この第1ピス
トン20の移動量は、マイクロメータ55を操作して吐
出量調整部材57を移動させることで調整される。例え
ば、極微量の液7を吐出する場合には、吐出用部材44
の移動ストロークを0.5mm 以下、例えば0.1 〜0.2mm 程
度に設定し、開閉部材48の移動ストロークを1mm以
上、例えば1〜3mm程度に設定して吐出を行う。この場
合には、開閉部材48の移動ストロークのほうが吐出用
部材44の移動ストロークよりも大きいため、吐出用部
材44が容器30内に露出し、吐出用部材44の移動に
より形成される空間に液体供給部46を通して液7が流
入し、開閉部材48で供給部開閉バルブ49を閉じて吐
出用部材44を僅かに移動させることで、極微量の液7
が吐出される。
【0039】前述のような本実施例によれば、次のよう
な効果がある。すなわち、吐出する液7を供給部開閉バ
ルブ49を閉めることで開閉部材48およびバルブシー
ト36内に閉じ込めて容積計量をしているので、たとえ
吐出量が微量であっても吐出量を高精度に制御すること
ができる。また、吐出量の調整は、マイクロメータ55
により吐出用部材44の移動量を調整するだけでよいた
め、簡単にかつ高精度に行うことができる。
【0040】ポンプ部3に容器30を設け、この容器3
0に液7を入れてあるため、液7の移送距離を短くで
き、高粘度の液7であっても加圧手段を設けることな
く、確実に供給することができる。極微量の液7を吐出
する場合等のように容器30の容積に対して吐出量が少
ない場合には、容器30に液7を満たせば、半日あるい
は1日分の吐出量を確保できるため、容器30を着脱し
て液7を補充する場合であっても、作業性や生産性が低
下することもない。なお、液7の補充時期は、液面計を
設けたり、一定時間当たりの吐出量から補充サイクルを
設定することなどで容易に管理することができる。
【0041】また、容器30を着脱して液7を補充して
いるため、圧送ポンプのような移送手段が不要となり、
ポンプ1のシステム構造が簡易となり、ポンプ1を安価
に提供できる。
【0042】さらに、液7が入れられる容器30内に、
吐出用部材44、開閉部材48等を配置するとともに、
これらを駆動させるために棒状の吐出用ロッド40、バ
ルブロッド47を用いたので、仮に吐出用部材44およ
び開閉部材48の摺接面から液7が漏れても、それらの
液7を容器30内に戻すことができる。このため、前記
摺接面から漏れた液7が駆動部2側まで達して液漏れす
ることを確実に防止することができるとともに、摺接面
からの液漏れを防止するためのOリング等のシール材を
設ける必要がない。
【0043】駆動部2には、吐出用部材44と開閉部材
48とを駆動させる機構のみを設ければよく、従来のよ
うに吐出口35を開閉させる部材を駆動させる機構は不
要となるため、駆動部2やポンプ部3の構造を簡易にで
きてポンプ1を安価に提供することができる。また、吐
出口35を開閉するバルブやチェック弁を設けていない
ため、この点でも構造が簡易になって安価に提供するこ
とができるとともに、チェック弁を設けた時の泡発生等
の問題を回避することができる。
【0044】吐出用部材44および開閉部材48は、共
にステンレス製であって互いに摺接することだけでシー
ルされており、Oリング等のシール材は不要であるた
め、シール材の変形による吐出量の変動を無くすことが
でき、極微量の液7であっても高精度の吐出が行える。
また、シール材を設けた場合には、磨耗したシール材を
一定期間毎に交換するなどのメンテナンス作業が必要で
あったが、本実施例ではシール材が不要なため、メンテ
ナンス作業も容易に行うことができる。また、シール材
を設けていないため、吐出用部材44および開閉部材4
8の摺接面から液7が漏れるが、本実施例では吐出量が
微量で吐出サイクルが短いため、その時間で漏れる液7
の量は非常にわずかであり、吐出量の精度には殆ど影響
することがなく、高精度の吐出を行うことができる。
【0045】はんだペーストのように高粘度の液7は、
ポンプ部3と吐出口35とが離れていると液7の吐出に
遅れが生じるが、本実施例によれば、液7を吐出する吐
出用部材44等を有するポンプ部3と吐出口35とが極
めて近いので、液7の吐出の遅れがない。
【0046】沸点が低く気化しやすい溶剤を含む液は、
ポンプ1内への吸入時あるいはチェック弁通過時等、流
れが複雑になる時に泡が発生しやすく、この泡が溜まっ
てしまい液7が吐出されない場合があるが、本実施例に
よればポンプ部3と吐出口35とが極めて近く、液体供
給部48が供給部開閉バルブ49の部分に同心円状に設
けられており、液7の吸入面積も広くできるため、液7
を円滑に流入することができて流れも複雑とならないの
で、泡が発生することもなく、液7を正常に吐出するこ
とができる。また、仮に泡が発生しても、泡は液7に比
べて比重が軽いから容器30内の上方に移動する。この
ため、容器30の最下端部に設けられた吐出口35や開
閉部材48の内側部分には泡が残らず、常に泡の含まれ
ない液7を吐出することができる。特に、チクソトロピ
ーを示す液7を吐出する場合、開閉部材48が上下動す
ることで開閉部材48に接する液7の粘性を低下させる
ため、この部分に泡があっても、その泡は粘性の低下し
た液7部分を上昇して除去され、吐出口35側に入り込
むことがなく、泡の含まれない液7を確実に吐出するこ
とができる。
【0047】ポンプ部3の液7に接する各部材をステン
レス製としたため、腐食性の液7であっても取り扱うこ
とができる。また、前記実施例では、ポンプ部3と駆動
部2とが分かれているため、ポンプ部3のみに単価の高
いステンレスを用いることもでき、耐薬品性のポンプ1
であっても低価格で提供することができる。また、駆動
部2とポンプ部3とは容器取付部材31のボルトを外す
ことで容易に分離することができ、ポンプ部3のみを洗
浄するなどのメンテナンスも容易に行うことができる。
従って、吐出液7の種類を変更する場合などでも、簡単
に行うことができる。
【0048】高粘度の液7を高速で吐出するには、液7
を高圧で押し出す必要があるが、各ピストン20、2
1、ピストンロッド26、吐出用部材44、開閉部材4
8等を同心円状に配置したので、耐圧性が高くなり、液
7を高速で吐出できる。駆動部2は、いわゆるエアシリ
ンダ式としたので、ポンプ1を小型化でき、特に微量の
液7を吐出するのに好適である。また、この駆動機構5
8は、コントローラ5で各シリンダポート17、18へ
のエア供給の有無のみを制御すればよいので、制御が容
易であり、確実に動作させることができる。
【0049】次に、本発明の第2実施例について、図
7、8を参照して説明する。なお、本実施例において前
記第1実施例と同一あるいは相当構成部分には同一符号
を付し、説明を省略あるいは簡略する。本実施例のポン
プ59は、容器30の内部に、容器30の内壁に付着し
た液7をかき落とすためのコイルばね60を設けるとと
もに、バルブシート36および開閉部材48にOリング
61、62を配置した点が前記第1実施例と異なる点で
ある。
【0050】すなわち、図8に示すように、本実施例の
バルブシート36の吐出口35には、凹部35Aが形成
され、この凹部35AにはOリング61が配置されてい
る。一方、開閉部材48の下端は、下方にむかって徐々
に径が小さくなるテーパ状の当接面48Aを有してい
る。そして、開閉部材48の当接面48AをOリング6
1の内周面に当接させることで、液体供給部46が開閉
されるようになっており、これら当接面48AおよびO
リング61により供給部開閉バルブ49が構成されてい
る。
【0051】また、開閉部材48には凹部48Bが形成
され、この凹部48BにはOリング62が配置されてい
る。このOリング62により吐出用部材44および開閉
部材48間の摺接面のシールがなされている。
【0052】さらに、図7、8に示すように、容器取付
部材31の下面側には、連結部材50部分まで延長され
た可動歯車部材62が設けられている。この可動歯車部
材62は、容器取付部材31に螺合されたボルト63に
取付けられたコイルばね64で常時上方に付勢されてお
り、第2ピストン21および連結部材50が下方に移動
すると、その移動によって下方に押されて移動するよう
に構成されている。
【0053】この可動歯車部材62の外周下面には、図
9にも示すように鋸歯状の歯62Aが形成されている。
また、容器取付部材31の下面で前記可動歯車部材62
の外周側には、前記歯62Aと1/2ピッチずれた鋸歯
状の歯31Cが形成されている。そして、容器30内に
は、上端が前記歯31C、62Aに係合され、容器30
の内周面にほぼ接触して配置されたコイルばね60が配
置されている。
【0054】このコイルばね60は、通常は図9(A)
に示すように、容器取付部材31の歯31Cに係合され
ているが、第2ピストン21の移動に合わせて可動歯車
部材62が下方に移動すると、図9(B)に示すよう
に、歯62Aに係合し、その歯62Aの形状によって円
周方向に回転移動する。さらに、第2ピストン21の移
動に合わせて可動歯車部材62が上方に移動すると、図
9(C)に示すように、コイルばね60は、再度容器取
付部材31の歯31Cに係合する。但し、前記歯62A
によって円周方向に回転移動されているため、前回のコ
イルばね60が係合していた歯31Cの隣の歯31Cに
係合される。従って、第2ピストン21つまり開閉部材
48が上下方向に1往復する度に、コイルばね60は円
周方向に歯31Cの1ピッチ分づつ移動され、その移動
に伴い容器30内面に付着した液7が順次かき落とされ
る。
【0055】このような本実施例においても、前記第1
実施例と同様の作用効果が得られるほか、供給部開閉バ
ルブ49の開閉部材48は、バルブシート36内に設け
られたOリング61に当接されるため、開閉部材48お
よびバルブシート36が直接当接することがなく、直接
当接させることで破損や摩耗が生じるおそれがある材質
のものでも開閉部材48やバルブシート36として利用
することができ、液7の種類に応じて適切な材料を選択
することができる。
【0056】また、液7がはんだペーストのように、一
定割合で粒子を含んでいる場合に、その粒子が開閉部材
48とバルブシート36との間に挟まれた場合でも、O
リング61が介在されているため、粒子が潰れてしまう
ことがなく、液7を所定の状態のまま吐出することがで
きる。さらに、吐出用部材44と開閉部材48との間に
Oリング62を介在させたので、吐出用部材44と開閉
部材48との摺接面から液7が漏れることがない。従っ
て、はんだペーストのように、粒子が含まれている場合
にも、摺接面から液漏れした場合には開閉部材48の内
側に粒子のみが残ってしまい、液と粒子とが分離してし
まうことがあるが、Oリング62を設けたので、粒子が
一定割合で含まれた液7を常時吐出することができる。
【0057】また、Oリング62を設けたことで、容器
30側から吐出用部材44と開閉部材48との摺接面を
通して吐出口35に液7が漏れることもない。このた
め、吐出用部材44および開閉部材48を共に下方スト
ロークエンドつまり吐出完了および液体供給部48を閉
じた状態に配置し、これをポンプ1の停止状態とすれ
ば、容器30内から開閉部材48の内側の空間に液7が
漏れることがないため、低粘性の液7を吐出する場合で
も、その停止状態で針37から液垂れが生じることがな
く、ポンプ1を容易に取扱うことができる。
【0058】また、容器30内にコイルばね60を配置
したので、粘性が高く容器30の内壁面に付着しやすい
液7を吐出する場合でも、その付着液7をかき落とすこ
とができて、確実に吐出することができる。また、コイ
ルばね60は、開閉部材48を駆動する機構によって回
転移動させられるため、特別な駆動機構が不要であり、
構造を簡単にできる。さらに、コイルばね60は、開閉
部材48の1往復に対して歯31Cの1ピッチ分しか移
動しないため、コイルばね60の移動によって泡が生じ
ることもなく、逆に液7をわずかづつかき混ぜることに
なるため、泡を脱泡することもできる。
【0059】次に、本発明の第3実施例について、図1
0、11を参照して説明する。なお、本実施例において
前記第1、2実施例と同一あるいは相当構成部分には同
一符号を付し、説明を省略あるいは簡略する。本実施例
のポンプ71は、駆動部72およびポンプ部73を備え
ている。駆動部72は、シリンダ75が形成されたシリ
ンダブロック76と、シリンダブロック76の上端側に
ねじ止めされた蓋ブロック77と、この蓋ブロック77
に螺合され、かつ前記シリンダ75に連通されたシリン
ダポート78が形成されたシリンダポートブロック79
とが設けられている。なお、シリンダポートブロック7
9は、いわゆるダブルナットにより蓋ブロック77に対
する取付け位置を上下方向に調整可能とされている。
【0060】シリンダ75には、ピストン80が軸方向
である図10の上下方向に摺動可能に挿入されている。
ピストン80には、吐出用部材である吐出用ロッド81
が圧入されている。この吐出用ロッド81には、リング
82が取付けられ、このリング82およびシリンダブロ
ック76間には、ピストン80を図10の上方に付勢す
るコイルばね83が配置されている。そして、シリンダ
ポート78にエアが供給されると、ピストン80はコイ
ルばね83の付勢力に抗して図10中下方に移動され、
エア供給を止めると、ピストン80はコイルばね83の
作用により図10中上方に移動されるように構成されて
いる。なお、ピストン80およびシリンダブロック76
間、シリンダブロック76および蓋ブロック77間、蓋
ブロック77およびシリンダポートブロック78間に
は、駆動用のエアが漏れないようにUシール等の適宜な
シール材が介在されている。
【0061】シリンダブロック76の外周には、吐出量
調整部材84が螺合されている。この調整部材84の上
面には、シリンダブロック76を貫通してシリンダ75
内まで突出された吐出用調整ピン85が配置されてい
る。また、調整部材84の外周面には、スプライン84
Aが形成され、このスプライン84Aにはシリンダブロ
ック76の外周側に配置された操作筒86が係合されて
いる。この操作筒86は、吐出量調整部材84との間に
設けられたコイルばね87により上方に付勢され、シリ
ンダブロック76のテーパ状の外周面に圧接されてい
る。
【0062】シリンダブロック76の下端側には、容器
取付部材31が取付けられ、この取付部材31には前記
実施例と同様のバヨネット構造で容器30が取付けられ
ている。容器30の下端部30Aのテーパ状の孔30C
には、吐出口35を有するバルブシート36が上方から
圧入されている。このバルブシート36は、前記実施例
と同様に、3本のガイド36Aを備え、かつ吐出口35
部分にはOリング61が配置されている。また、吐出口
35の下端には吐出用の針37が圧入されている。
【0063】容器30の中心軸部分には、前記吐出用ロ
ッド81が配置され、この吐出用ロッド81の下端は、
図11に示すように、ロッド81の上端側に比べて小径
とされた突起部81Aが形成されている。
【0064】次に、本実施例の作用について、図12の
動作説明図をも参照して説明する。運転開始前即ちポン
プ1の停止状態においては、図12(A)に示すよう
に、吐出用ロッド81は、上方ストロークエンドの位置
にある。この上方ストロークエンドの位置は、ピストン
80がシリンダポートブロック79に当接する位置によ
って設定され、従ってブロック79の取付位置を調節す
ることで設定される。吐出用ロッド81が上方ストロー
クエンド位置にあるため、バルブシート36の吐出口3
5内には、容器30から液体供給部46を通して液7が
供給された状態となっている
【0065】次いで、コントローラ等によりシリンダ7
5内に圧縮空気を供給すると、ピストン80が下方に移
動し、この移動に伴って、図12(B)に示すように、
吐出用ロッド81の突起部81Aがバルブシート36内
のOリング61内周側に当接し、液体供給部46が閉じ
られた状態になる。これにより、バルブシート36の突
出口35部分に液7が封入され、液7が所定量に計量さ
れることとなる。
【0066】この後、シリンダ75に更にエアを供給す
ると、図12(C)に示すように、吐出用ロッド81が
更に下方に移動され、計量された液7が吐出口35から
針37を通して吐出される。従って、液7の突出量は、
吐出用ロッド81の下方ストロークエンド位置によって
設定され、この下方ストロークエンド位置は、ピストン
80が吐出量調整ピン85に当接する位置で設定され
る。吐出量調整ピン85の突出位置の設定は、操作筒8
6をシリンダブロック76に沿って回転させ、操作筒8
6が係合された吐出量調整部材84をシリンダブロック
76に対して回転させ、そのねじ作用によって部材84
を軸方向に上下させることで行われる。なお、操作筒8
6はコイルばね87によってシリンダブロック76のテ
ーパ面に圧接されており、作業者が操作しない限り、回
転することがないようにされている。また、蓋ブロック
77には基準点が穿設され、操作筒86には吐出用ロッ
ド81の下方ストロークエンドの位置で設定される液7
の吐出量の目盛りが付けられ、液7の吐出量を容易に設
定できるようにされている。
【0067】この後、コントローラ等によりシリンダ7
5内を大気に開放すると、図12(D)に示すように、
コイルばね83の作用によりピストン80および吐出用
ロッド81が上方に移動されて、液体供給部46が開か
れるとともに、吐出口35内に液体供給部46を通して
容器30から液7が流入して供給される。この図12
(D)は、図12(A)と同じ状態であり、この後前記
動作が繰り返されることによって、順次吐出口35から
液7が所定量づつ吐出される。
【0068】なお、本実施例でも前記第1実施例と同様
に、吐出用ロッド81が上方に移動したときに、針37
側から液7が戻る量は非常に微量であり、吐出精度には
影響することはない。
【0069】このような本実施例のポンプ71において
も、前記第1、2実施例と同様の作用効果が得られるほ
か、吐出用ロッド81のみを駆動すればよいため、駆動
部72やポンプ部73の構造をより簡易にできて、安価
に提供することができる。
【0070】なお、本発明は前記各実施例の構成に限定
されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲の
変形は本発明に含まれるものである。例えば、前記第3
実施例においては、突起部81Aを有する突出用ロッド
81を用いていたが、図13に示すように、下端面90
Aが曲面とされた突出用ロッド90を用いてもよい。こ
の場合には、突出用ロッド90の下端面90AをOリン
グ61に当接させることで、液体供給部46が閉じられ
て液7の計量が行われ、さらにOリング61を変形させ
つつロッド90を下方に移動させることで液7の吐出が
行われる。
【0071】また、図14に示すように、Oリングを設
けずに、バルブシート36の突出口35内に吐出用ロッ
ド91を嵌挿させるように構成してもよい。この場合に
は、ロッド91の下端が吐出口35内に嵌挿されること
で、液体供給部46が閉じられて液7の計量が行われ、
さらに吐出用ロッド91を下方に移動させることで液7
の吐出が行われる。このような図13、14に示される
変形例においても、前記各実施例と同様の作用効果を奏
することができる。
【0072】また、前記各実施例では、容器30、吐出
用ロッド40、81、90、91、吐出用部材44、バ
ルブロッド47、開閉部材48等のポンプ部3、73を
構成する各部材をステンレス製としていたが、用途等に
応じてチタン等の金属やセラミックあるいはテフロン
(商品名)等の他の材質のものを用いてもよい。特に、
比較的固く、かつ耐薬品性を有する材質のものが好まし
い。
【0073】前記実施例では、ピストン20、21、8
0をエアおよびコイルばね23、24、83により上下
に移動させていたが、エアのみで移動させてもよい。ま
た、モータ等で駆動されるカムやステップモータ等で、
吐出用部材44や供給部開閉バルブ49を直接駆動して
もよい。要するに、本発明の駆動機構58は、吐出用部
材44、供給部開閉バルブ49、吐出用ロッド81、9
0、91をそれぞれ独立に駆動でき、かつ、前記動作を
行えるものであればよい。
【0074】また、吐出用部材44、供給部開閉バルブ
49、吐出用ロッド81、90、91等の形状等は、前
記各実施例のものに限定されず、その形状や機構は実施
にあたって適宜設定すればよい。
【0075】さらに、前記実施例では、図6(A)、図
12(A)に示す状態をポンプ1の停止状態、つまり基
準状態としていたが、吐出する液7の種類等によって
は、図6(C),図12(C)に示す状態をポンプ1の
停止状態、つまり基準状態としてもよい。この基準状態
の選択は、コントローラ5で容易に制御でき、本発明の
ポンプ1、59、71は様々な液7の吐出に広範に利用
することができる。
【0076】また、前記実施例では、バルブシート36
にガイド36Aを設けていたが、これらのガイド36A
は必ずしも設けなくてもよい。要するに、本発明におい
ては、開閉部材48、吐出用部材44、吐出用ロッド8
1、90、91を所定位置で上下動させることができれ
ば、その構成は問わない。さらに、前記各実施例では、
液体供給部46を閉じる場合に、開閉部材48や吐出用
ロッド81、90、91をバルブシート36やOリング
61等に当接させて行っていたが、直接当接させなくて
も近接させることで隙間が小さくなり、液体供給部46
内外での液7の流入、流出が生じない状態とするもので
もよい。要するに、本発明において、液体供給部46を
閉じるとは、液7の出入りが停止する状態となることを
意味し、その具体的構成は液7の種類等に応じて適宜設
定すればよい。
【0077】
【発明の効果】このような本発明のポンプによれば、高
粘度の液体であってもポンプ内を加圧することなく高精
度に吐出することができるとともに、機構を簡易にでき
て安価に提供することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のポンプを用いたシステム
を示す概略構成図である。
【図2】第1実施例のポンプの駆動部を示す縦断面図で
ある。
【図3】第1実施例のポンプの駆動部およびポンプ部を
示す縦断面図である。
【図4】第1実施例のポンプのポンプ部を示す縦断面図
である。
【図5】第1実施例のバルブシートを示す斜視図であ
る。
【図6】第1実施例のポンプ部の動作を示す説明図であ
る。
【図7】本発明の第2実施例のポンプのポンプ部を示す
縦断面図である。
【図8】第2実施例のポンプのポンプ部を示す縦断面図
である。
【図9】第2実施例のポンプの液かき落とし用コイルば
ねの駆動機構を示す説明図である。
【図10】本発明の第3実施例のポンプの駆動部を示す
縦断面図である。
【図11】第3実施例のポンプのポンプ部を示す縦断面
図である。
【図12】第3実施例のポンプ部の動作を示す説明図で
ある。
【図13】本発明の変形例のポンプのポンプ部を示す縦
断面図である。
【図14】本発明の他の変形例のポンプのポンプ部を示
す縦断面図である。
【符号の説明】
1,59,71 ポンプ 2,72 駆動部 3,73 ポンプ部 5 コントローラ 7 液 14 第1シリンダ 15 第2シリンダ 20 第1ピストン 21 第2ピストン 23 第1コイルばね 24 第2コイルばね 30 容器 35 吐出口 36 バルブシート 36B 当接面 44 吐出用部材 46 液体供給部 48 開閉部材 48A 当接面 49 供給部開閉バルブ 58 駆動機構 75 シリンダ 80 ピストン 81,90,91 吐出用ロッド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を吐出する吐出口を有する容器と、
    この容器内に配置されて容器内部から吐出口に連通する
    液体供給部を開閉する供給部開閉バルブと、この供給部
    開閉バルブ内に配置されて前記吐出口に向かって進退さ
    れる吐出用部材と、これらの供給部開閉バルブおよび吐
    出用部材をそれぞれ所定動作で駆動させる駆動機構とを
    備えるとともに、前記吐出口が常時開口状態とされてい
    ることを特徴とするポンプ。
  2. 【請求項2】 液体を吐出する吐出口を有する容器と、
    この容器内に配置されて前記吐出口に向かって進退さ
    れ、その進退に伴い容器内部から吐出口に連通する液体
    供給部を開閉し、かつ、液体を吐出させる吐出用部材
    と、前記吐出用部材を駆動させる駆動機構とを備えると
    ともに、前記吐出口が常時開口状態とされていることを
    特徴とするポンプ。
JP33504093A 1993-12-28 1993-12-28 ポンプ Withdrawn JPH07189892A (ja)

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