JPH07190120A - 緩動装置 - Google Patents
緩動装置Info
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- JPH07190120A JPH07190120A JP35448893A JP35448893A JPH07190120A JP H07190120 A JPH07190120 A JP H07190120A JP 35448893 A JP35448893 A JP 35448893A JP 35448893 A JP35448893 A JP 35448893A JP H07190120 A JPH07190120 A JP H07190120A
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- Fluid-Damping Devices (AREA)
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 温度変化が生じても回転部材の回転特性に差
程影響を与えず、しかもコンパクトでスペースを取らな
いものにすると共に組立ても容易であり、さらには回転
部材の閉鎖時の衝撃力も緩和できる緩動装置を提供す
る。 【構成】 回転部材と共に回転する軸体2の回転運動
を、捩り棒3を介してシリンダ4の直線運動に変えるこ
とによりケース1空間部内の流体8を加圧し、該流体8
をバルブ5のオリフィス6より流出させ、この流体8の
オリフィス6における流動抵抗によって回転部材を緩動
させるようにすると共に、バランススプリング7を配設
したことを特徴とする。
程影響を与えず、しかもコンパクトでスペースを取らな
いものにすると共に組立ても容易であり、さらには回転
部材の閉鎖時の衝撃力も緩和できる緩動装置を提供す
る。 【構成】 回転部材と共に回転する軸体2の回転運動
を、捩り棒3を介してシリンダ4の直線運動に変えるこ
とによりケース1空間部内の流体8を加圧し、該流体8
をバルブ5のオリフィス6より流出させ、この流体8の
オリフィス6における流動抵抗によって回転部材を緩動
させるようにすると共に、バランススプリング7を配設
したことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固定部材に枢支された
回転部材の回転スピードをコントロールする緩動装置に
関する。
回転部材の回転スピードをコントロールする緩動装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の緩動装置は、図4,5に示すよ
うに固定部材20に相対回転する回転部材15を回転可
能に支持する軸体30から構成されている。
うに固定部材20に相対回転する回転部材15を回転可
能に支持する軸体30から構成されている。
【0003】この軸体30は図5に示すように中空軸本
体31と、この軸本体31の両側部に回転自在に外挿さ
れるキャップ部材32及び33と、一端フック部41を
軸本体31内に係合させ、他端フック部42をキャップ
部材33内に係合させたトーションバー40と、軸本体
31とキャップ部材32及び33間に封入された粘性グ
リス(図示省略)とから大略構成されている。
体31と、この軸本体31の両側部に回転自在に外挿さ
れるキャップ部材32及び33と、一端フック部41を
軸本体31内に係合させ、他端フック部42をキャップ
部材33内に係合させたトーションバー40と、軸本体
31とキャップ部材32及び33間に封入された粘性グ
リス(図示省略)とから大略構成されている。
【0004】軸本体31は中央の大径軸部31aの両側
にキャップ部材32,及び33をそれぞれ回転自在に外
挿する小径軸部31bが形成された段付の軸体で形成さ
れると共に、スリット状の貫通孔34が形成されてお
り、大径軸部31aにはキー35が突出形成されてい
る。キャップ部材32及び33は内径が小径軸部31b
の外径に、外径が大径軸部31aの外径に略同一の有底
円筒体で形成されると共に、各キャップ部材32及び3
3の外周にはキー37及び38が突出形成されている。
にキャップ部材32,及び33をそれぞれ回転自在に外
挿する小径軸部31bが形成された段付の軸体で形成さ
れると共に、スリット状の貫通孔34が形成されてお
り、大径軸部31aにはキー35が突出形成されてい
る。キャップ部材32及び33は内径が小径軸部31b
の外径に、外径が大径軸部31aの外径に略同一の有底
円筒体で形成されると共に、各キャップ部材32及び3
3の外周にはキー37及び38が突出形成されている。
【0005】一方のキャップ部材33の底部には、スリ
ット状の凹部36が形成されている。このキャップ部材
32及び33は各小径軸部31b及び31bに外挿され
ると共にキャップ部材32及び33の環状溝32a及び
33aが各小径軸部31bの環状リブ31cに嵌り込ん
で抜け止めが図られることによって軸本体31に回転自
在に組付けられる。
ット状の凹部36が形成されている。このキャップ部材
32及び33は各小径軸部31b及び31bに外挿され
ると共にキャップ部材32及び33の環状溝32a及び
33aが各小径軸部31bの環状リブ31cに嵌り込ん
で抜け止めが図られることによって軸本体31に回転自
在に組付けられる。
【0006】この組付け状態において、トーションバー
40は軸本体31の貫通孔34に内挿されると共に、一
端フック部41を貫通孔34に係合させ、かつ他端フッ
ク部42をキャップ部材33の凹部36に係合させて組
付けられており、かつ粘性グリスはキャップ部材32及
び33と各小径軸部31bとの間に封入されている。
40は軸本体31の貫通孔34に内挿されると共に、一
端フック部41を貫通孔34に係合させ、かつ他端フッ
ク部42をキャップ部材33の凹部36に係合させて組
付けられており、かつ粘性グリスはキャップ部材32及
び33と各小径軸部31bとの間に封入されている。
【0007】このように組付けられた軸体30は、例え
ば、回転部材15を固定部材20に対して90度起立さ
せて回転部材15及び固定部材20の各軸支部位に設け
たキー溝(図示省略)を一致させることによって前記軸
支部位に挿入される。この挿入により軸体30は軸本体
31の大径軸部31aを固定部材20の軸受部21内に
位置させ、かつキャップ部材32及び33をそれぞれ回
転部材15の軸支部11及び12内に位置させると共
に、各キー35,37,及び38を軸受部21,軸支部
11及び12にそれぞれ形成されたキー溝(図示省略)
に嵌入させて、大径軸部31aを軸受部21に、キャッ
プ部材32及び33を軸支部11及び12にそれぞれ回
転不能状態で取付けられる。
ば、回転部材15を固定部材20に対して90度起立さ
せて回転部材15及び固定部材20の各軸支部位に設け
たキー溝(図示省略)を一致させることによって前記軸
支部位に挿入される。この挿入により軸体30は軸本体
31の大径軸部31aを固定部材20の軸受部21内に
位置させ、かつキャップ部材32及び33をそれぞれ回
転部材15の軸支部11及び12内に位置させると共
に、各キー35,37,及び38を軸受部21,軸支部
11及び12にそれぞれ形成されたキー溝(図示省略)
に嵌入させて、大径軸部31aを軸受部21に、キャッ
プ部材32及び33を軸支部11及び12にそれぞれ回
転不能状態で取付けられる。
【0008】このように構成された従来型の緩動装置に
おいては、トーションバー40は回転部材15の回転モ
ーメントを相殺するように作用し回転部材15の開方向
への回転を助勢するものであり、粘性グリスはその剪断
抵抗により回転部材10の回転速度を緩和し急激な作動
を生じないように作用するものである。
おいては、トーションバー40は回転部材15の回転モ
ーメントを相殺するように作用し回転部材15の開方向
への回転を助勢するものであり、粘性グリスはその剪断
抵抗により回転部材10の回転速度を緩和し急激な作動
を生じないように作用するものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来技術においては、粘性グリスの剪断抵抗を利用し
て緩動作用を得るものであるから、温度変化が生じる
と、これによる粘性グリスの特性の変化に伴い、回転部
材の回転特性にまで大きく影響を及ぼすという問題があ
った。また、大きな緩動効果を得るためには、粘性グリ
スを塗布する部材間同志においてどちらの部材も径を大
きくしたり長さを長くする必要があるが、このようにす
ると装置が大型化してしまい、スペースを取るという問
題もあった。また、大きな緩動効果を得るために、粘性
グリスを塗布する部材間同志の隙間を小さくすることも
考えられるが、この場合は、加工面において精度が必要
となってコスト高になる上に組立が困難となるという問
題が生じる。さらには、回転部材において重量が変動し
たりして回転モーメントが変化した場合には、従来のも
のにおいては回転部材の回転が止まってしまったり、或
いは逆に回転速度が早くなったりしてフィーリングが変
り、回転部材の回転特性が変化してしまうという問題も
あった。
た従来技術においては、粘性グリスの剪断抵抗を利用し
て緩動作用を得るものであるから、温度変化が生じる
と、これによる粘性グリスの特性の変化に伴い、回転部
材の回転特性にまで大きく影響を及ぼすという問題があ
った。また、大きな緩動効果を得るためには、粘性グリ
スを塗布する部材間同志においてどちらの部材も径を大
きくしたり長さを長くする必要があるが、このようにす
ると装置が大型化してしまい、スペースを取るという問
題もあった。また、大きな緩動効果を得るために、粘性
グリスを塗布する部材間同志の隙間を小さくすることも
考えられるが、この場合は、加工面において精度が必要
となってコスト高になる上に組立が困難となるという問
題が生じる。さらには、回転部材において重量が変動し
たりして回転モーメントが変化した場合には、従来のも
のにおいては回転部材の回転が止まってしまったり、或
いは逆に回転速度が早くなったりしてフィーリングが変
り、回転部材の回転特性が変化してしまうという問題も
あった。
【0010】本発明は上記した事情に鑑みてなされたも
のであり、温度変化が生じても回転部材の回転特性に差
程影響を与えず、しかもコンパクトでスペースを取らな
いものにすると共に組立ても容易であり、さらには回転
部材の重量が変動して回転モーメントが変化しても回転
部材の回転特性には影響を及ぼさず常にフィーリングの
良い回転特性が得られる緩動装置を提供することを目的
とするものである。
のであり、温度変化が生じても回転部材の回転特性に差
程影響を与えず、しかもコンパクトでスペースを取らな
いものにすると共に組立ても容易であり、さらには回転
部材の重量が変動して回転モーメントが変化しても回転
部材の回転特性には影響を及ぼさず常にフィーリングの
良い回転特性が得られる緩動装置を提供することを目的
とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、底部が閉塞される筒体からなるケース
と、該ケースの開口側に回転自在且つ摺動不能に支持さ
れ内端側に捩り棒を有する軸体と、前記ケースに回転不
能且つ摺動自在に挿入され外端側に前記捩り棒と係合す
る係合孔を有するシリンダと、前記ケース内における空
間部に充填された流体と、前記シリンダの内端側に移動
可能に配設されたバルブに穿設され前記流体の流動抵抗
となるオリフィスと、前記ケースの底部側に配設された
バランススプリングとを具備し、前記ケースと軸体のい
ずれか一方を固定部材に他方を回転部材に連係したこと
を特徴とするものである。また、前記バランススプリン
グは前記シリンダの摺動動作の中途にて始めて該シリン
ダに当接する如く配設されていることを特徴とするもの
である。また、前記バランススプリングは非線形特性の
コイルスプリングであることを特徴とするものである。
また、前記バランススプリングは円錐コイルスプリング
であることを特徴とするものである。
め、本発明は、底部が閉塞される筒体からなるケース
と、該ケースの開口側に回転自在且つ摺動不能に支持さ
れ内端側に捩り棒を有する軸体と、前記ケースに回転不
能且つ摺動自在に挿入され外端側に前記捩り棒と係合す
る係合孔を有するシリンダと、前記ケース内における空
間部に充填された流体と、前記シリンダの内端側に移動
可能に配設されたバルブに穿設され前記流体の流動抵抗
となるオリフィスと、前記ケースの底部側に配設された
バランススプリングとを具備し、前記ケースと軸体のい
ずれか一方を固定部材に他方を回転部材に連係したこと
を特徴とするものである。また、前記バランススプリン
グは前記シリンダの摺動動作の中途にて始めて該シリン
ダに当接する如く配設されていることを特徴とするもの
である。また、前記バランススプリングは非線形特性の
コイルスプリングであることを特徴とするものである。
また、前記バランススプリングは円錐コイルスプリング
であることを特徴とするものである。
【0012】
【作用】上記構成とすることにより、ケース又は軸体の
回転は、捩り棒とシリンダの係合孔との係合関係により
シリンダの直線運動に変換される。そして、このシリン
ダの直線運動によりケース空間部内の流体は加圧され、
この加圧された流体がオリフィスを通過するときの流動
抵抗をもって回転部材の回転運動は緩動されることとな
る。
回転は、捩り棒とシリンダの係合孔との係合関係により
シリンダの直線運動に変換される。そして、このシリン
ダの直線運動によりケース空間部内の流体は加圧され、
この加圧された流体がオリフィスを通過するときの流動
抵抗をもって回転部材の回転運動は緩動されることとな
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係る実施例を図に基づいて説
明する。図2において、固定部材(図示省略)に何等か
の手段で固定される樹脂製のケース1は内端側がキャツ
プ10で閉塞されて底部となった筒体である。そして、
中央部にセレーション1aが形成されており、内側には
セレーション1aの外接円以上の径の円形孔が形成さ
れ、開口側には前記セレーション1aの内接円以上の径
の円形孔1bが形成されている。また、円形孔1bが形
成されている部位の外周壁には3個の爪1cが形成され
ている。
明する。図2において、固定部材(図示省略)に何等か
の手段で固定される樹脂製のケース1は内端側がキャツ
プ10で閉塞されて底部となった筒体である。そして、
中央部にセレーション1aが形成されており、内側には
セレーション1aの外接円以上の径の円形孔が形成さ
れ、開口側には前記セレーション1aの内接円以上の径
の円形孔1bが形成されている。また、円形孔1bが形
成されている部位の外周壁には3個の爪1cが形成され
ている。
【0014】軸体としての回転子2に一体化された捩り
棒3とシリンダ4の係合孔4aとを係合させ、この係合
したシリンダ4と回転子2とをシリンダ4を内側に位置
させてケース1内に収容する。そして、樹脂製のシリン
ダ4の内端側の開口部にはバルブ5が配設されており、
このバルブ5にオリフィス6が穿設されると共に、バル
ブ5は三角形の止め輪13にてその移動が若干の移動量
にて止まるように設定されている。
棒3とシリンダ4の係合孔4aとを係合させ、この係合
したシリンダ4と回転子2とをシリンダ4を内側に位置
させてケース1内に収容する。そして、樹脂製のシリン
ダ4の内端側の開口部にはバルブ5が配設されており、
このバルブ5にオリフィス6が穿設されると共に、バル
ブ5は三角形の止め輪13にてその移動が若干の移動量
にて止まるように設定されている。
【0015】回転子2の外端側には回転部材(図示省
略)を取り付けるための係止部としての非円形穴(実施
例では平行カット穴)2aが形成されている。そして、
捩り棒3は断面非円形のアルミニウム等の金属棒に捩り
成形を施して形成されており、この捩り棒3は樹脂製の
回転子2の内端側にインサートされて一体化されてい
る。この回転子2はケース1の円形孔1b内に挿入され
回転可能となっている。
略)を取り付けるための係止部としての非円形穴(実施
例では平行カット穴)2aが形成されている。そして、
捩り棒3は断面非円形のアルミニウム等の金属棒に捩り
成形を施して形成されており、この捩り棒3は樹脂製の
回転子2の内端側にインサートされて一体化されてい
る。この回転子2はケース1の円形孔1b内に挿入され
回転可能となっている。
【0016】シリンダ4は摺動部となるセレーション4
bを有しており、セレーション4bはケース1のセレー
ション1aに挿入される。これにより、シリンダ4はケ
ース1に対して回転が拘束されると共に軸方向に摺動自
在の状態となっている。シリンダ4の係合孔4aの形状
は捩り棒3の断面形状とほぼ同一となっている。
bを有しており、セレーション4bはケース1のセレー
ション1aに挿入される。これにより、シリンダ4はケ
ース1に対して回転が拘束されると共に軸方向に摺動自
在の状態となっている。シリンダ4の係合孔4aの形状
は捩り棒3の断面形状とほぼ同一となっている。
【0017】ケース1の底部側(キャップ10側)に
は、シリンダ4の摺動動作の中途にて始めて該シリンダ
4に当接する如く設定されたバランススプリング7が配
設されている。このバランススプリング7は非線形特性
のコイルスプリングで、本実施例においては円錐コイル
スプリングが使用されている。
は、シリンダ4の摺動動作の中途にて始めて該シリンダ
4に当接する如く設定されたバランススプリング7が配
設されている。このバランススプリング7は非線形特性
のコイルスプリングで、本実施例においては円錐コイル
スプリングが使用されている。
【0018】ケース1内に充填される流体は本実施例に
おいてはオイル8であるが、他に、水,空気,高圧ガス
等が考えられる。図中において、16,17,18,1
9はオイル8の漏洩防止のために設けられたOリングで
あり、9は回転子2の抜け止めのためのカバーである。
即ち、回転子2はケース1のセレーション1aに当接し
て内側に摺動不能であると共に、カバー9にも当接して
いて外側にも摺動不能である。尚、14は止め栓であ
る。
おいてはオイル8であるが、他に、水,空気,高圧ガス
等が考えられる。図中において、16,17,18,1
9はオイル8の漏洩防止のために設けられたOリングで
あり、9は回転子2の抜け止めのためのカバーである。
即ち、回転子2はケース1のセレーション1aに当接し
て内側に摺動不能であると共に、カバー9にも当接して
いて外側にも摺動不能である。尚、14は止め栓であ
る。
【0019】このような構成の本実施例において、回転
部材が90度回転すると回転子2及び捩り棒3が回転す
る。すると、この捩り棒3に係合孔4aを介して係合し
ているシリンダ4においては、捩り棒3の回転運動が直
線運動に変えられて図2の状態から図中右方向へ摺動す
る。これにより、バルブ5に設けられたオリフィス6の
右側のオイル8がオリフィス6の左側に移動する。この
時のオリフィス6を通るオイル8の流動抵抗によって回
転部材は緩動する。
部材が90度回転すると回転子2及び捩り棒3が回転す
る。すると、この捩り棒3に係合孔4aを介して係合し
ているシリンダ4においては、捩り棒3の回転運動が直
線運動に変えられて図2の状態から図中右方向へ摺動す
る。これにより、バルブ5に設けられたオリフィス6の
右側のオイル8がオリフィス6の左側に移動する。この
時のオリフィス6を通るオイル8の流動抵抗によって回
転部材は緩動する。
【0020】回転部材が90度回転した後、元に戻す時
は、オリフィス6の左側のオイル8がオリフィス6の右
側に移動するが、この時バルブ5が右側へ移動して止め
輪13にて止まるので、オイル8はオリフィス6を通ら
ずにシリンダ4とバルブ5との隙間を通って速やかに逃
げる。即ち、この場合は緩動効果は少なくなる。従っ
て、蓋部材等の回転部材の一方の回転時(例えば閉方
向)のみ緩動作用を果し、他方の回転時(例えば開方
向)には緩動作用は差程果さないようになっている。
は、オリフィス6の左側のオイル8がオリフィス6の右
側に移動するが、この時バルブ5が右側へ移動して止め
輪13にて止まるので、オイル8はオリフィス6を通ら
ずにシリンダ4とバルブ5との隙間を通って速やかに逃
げる。即ち、この場合は緩動効果は少なくなる。従っ
て、蓋部材等の回転部材の一方の回転時(例えば閉方
向)のみ緩動作用を果し、他方の回転時(例えば開方
向)には緩動作用は差程果さないようになっている。
【0021】そして、蓋部材等の回転部材の閉鎖直前時
における回転部材の自重による最大モーメントは、バラ
ンススプリング7の最大の撓み時におけるスプリング力
によって受けられるので、回転部材が衝撃力をもって閉
じ切るようなことは回避でき、バランススプリング7の
バランス作用が遺憾なく発揮されるようになっている。
しかも、本実施例におけるバランススプリング7は円錐
コイルスプリングであるから、非線形のばね特性を有し
ており、シリンダ4の摺動動作の中途では差程スプリン
グ力を発揮せず、円滑に回転部材の閉作動が行え、しか
も回転部材の閉鎖直前時にはそのバランス作用を効果的
に発揮するものである。また、本実施例における円錐コ
イルスプリングは圧縮時には平坦になるので、スペース
を取らずコンパクト化が可能である。
における回転部材の自重による最大モーメントは、バラ
ンススプリング7の最大の撓み時におけるスプリング力
によって受けられるので、回転部材が衝撃力をもって閉
じ切るようなことは回避でき、バランススプリング7の
バランス作用が遺憾なく発揮されるようになっている。
しかも、本実施例におけるバランススプリング7は円錐
コイルスプリングであるから、非線形のばね特性を有し
ており、シリンダ4の摺動動作の中途では差程スプリン
グ力を発揮せず、円滑に回転部材の閉作動が行え、しか
も回転部材の閉鎖直前時にはそのバランス作用を効果的
に発揮するものである。また、本実施例における円錐コ
イルスプリングは圧縮時には平坦になるので、スペース
を取らずコンパクト化が可能である。
【0022】尚、捩り棒というのはリード角の大きいね
じ(例えば、多条ねじ)も含むものであり、上記実施例
における捩り棒3に代えてリード角の大きいねじを用い
てもよい。また、上記実施例においてはケース1を固定
部材に取り付け、軸体としての回転子2を回転部材に取
り付けたが、逆にケース1を回転部材に取り付け、回転
子2を固定部材に取り付けるようにしてもよい。
じ(例えば、多条ねじ)も含むものであり、上記実施例
における捩り棒3に代えてリード角の大きいねじを用い
てもよい。また、上記実施例においてはケース1を固定
部材に取り付け、軸体としての回転子2を回転部材に取
り付けたが、逆にケース1を回転部材に取り付け、回転
子2を固定部材に取り付けるようにしてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、ケー
ス又は軸体の回転運動を、捩り棒を介してシリンダの直
線運動に変えることによりケース空間部内の流体を加圧
し、該流体をオリフィスより流出させ、この流体のオリ
フィスにおける流動抵抗によって回転部材を緩動させる
ようにしたので、温度変化が生じても回転部材の回転特
性に与える影響を少なく済ますことができる。また、装
置をコンパクトにできてスペースを取らないものとする
ことができる。また、回転部材の回転特性を任意所望に
設定することができると共に、組立ても容易に行うこと
ができる。さらには、回転部材において重量が変動した
りして回転モーメントが変化するような場合において
も、回転部材の回転特性に差程影響を与えず常にフィー
リングの良い回転特性を得ることができる。また、バラ
ンススプリングを配設したので、回転部材が衝撃力をも
って閉じ切るようなことも確実に防止できる。
ス又は軸体の回転運動を、捩り棒を介してシリンダの直
線運動に変えることによりケース空間部内の流体を加圧
し、該流体をオリフィスより流出させ、この流体のオリ
フィスにおける流動抵抗によって回転部材を緩動させる
ようにしたので、温度変化が生じても回転部材の回転特
性に与える影響を少なく済ますことができる。また、装
置をコンパクトにできてスペースを取らないものとする
ことができる。また、回転部材の回転特性を任意所望に
設定することができると共に、組立ても容易に行うこと
ができる。さらには、回転部材において重量が変動した
りして回転モーメントが変化するような場合において
も、回転部材の回転特性に差程影響を与えず常にフィー
リングの良い回転特性を得ることができる。また、バラ
ンススプリングを配設したので、回転部材が衝撃力をも
って閉じ切るようなことも確実に防止できる。
【図1】本発明に係る一実施例の正面図である。
【図2】本発明に係る一実施例の縦断面図である。
【図3】本発明に係る一実施例の平面図である。
【図4】従来の緩動装置を組付けた回転装置の斜視図で
ある。
ある。
【図5】従来の緩動装置の分解縦断面図である。
1 ケース 2 回転子(軸体) 3 捩り棒 4 シリンダ 4a 係合孔 5 バルブ 6 オリフィス 7 バランススプリング 8 オイル(流体) 9 カバー 10 キャップ 13 止め輪
Claims (4)
- 【請求項1】 底部が閉塞される筒体からなるケース
と、 該ケースの開口側に回転自在且つ摺動不能に支持され内
端側に捩り棒を有する軸体と、 前記ケースに回転不能且つ摺動自在に挿入され外端側に
前記捩り棒と係合する係合孔を有するシリンダと、 前記ケース内における空間部に充填された流体と、 前記シリンダの内端側に移動可能に配設されたバルブに
穿設され前記流体の流動抵抗となるオリフィスと、 前記ケースの底部側に配設されたバランススプリングと
を具備し、前記ケースと軸体のいずれか一方を固定部材
に他方を回転部材に連係したことを特徴とする緩動装
置。 - 【請求項2】 前記バランススプリングは前記シリンダ
の摺動動作の中途にて始めて該シリンダに当接する如く
配設されている請求項1記載の緩動装置。 - 【請求項3】 前記バランススプリングは非線形特性の
コイルスプリングである請求項1又は2記載の緩動装
置。 - 【請求項4】 前記バランススプリングは円錐コイルス
プリングである請求項3記載の緩動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35448893A JPH07190120A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 緩動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35448893A JPH07190120A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 緩動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07190120A true JPH07190120A (ja) | 1995-07-28 |
Family
ID=18437911
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35448893A Pending JPH07190120A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 緩動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07190120A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005095821A1 (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-13 | Kabushiki Kaisha Somic Ishikawa | ロータリーダンパ |
| CN100429423C (zh) * | 2004-03-31 | 2008-10-29 | 株式会社索密克石川 | 旋转式调节器 |
| CN103982536A (zh) * | 2014-05-29 | 2014-08-13 | 深圳市金立通信设备有限公司 | 一种转轴以及装置 |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP35448893A patent/JPH07190120A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005095821A1 (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-13 | Kabushiki Kaisha Somic Ishikawa | ロータリーダンパ |
| JPWO2005095821A1 (ja) * | 2004-03-31 | 2008-02-21 | 株式会社ソミック石川 | ロータリーダンパ |
| CN100429423C (zh) * | 2004-03-31 | 2008-10-29 | 株式会社索密克石川 | 旋转式调节器 |
| JP4625451B2 (ja) * | 2004-03-31 | 2011-02-02 | 株式会社ソミック石川 | ロータリーダンパ |
| US8261894B2 (en) | 2004-03-31 | 2012-09-11 | Kabushiki Kaisha Somic Ishikawa | Rotary damper |
| US8469163B2 (en) | 2004-03-31 | 2013-06-25 | Kabushiki Kaisha Somic Ishikawa | Rotary damper |
| US8657084B2 (en) | 2004-03-31 | 2014-02-25 | Kabushiki Kaisha Somic Ishikawa | Rotary damper |
| CN103982536A (zh) * | 2014-05-29 | 2014-08-13 | 深圳市金立通信设备有限公司 | 一种转轴以及装置 |
| CN103982536B (zh) * | 2014-05-29 | 2017-01-18 | 深圳市金立通信设备有限公司 | 一种转轴以及装置 |
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