JPH0719014A - 内燃機関の動弁装置 - Google Patents
内燃機関の動弁装置Info
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- JPH0719014A JPH0719014A JP5190824A JP19082493A JPH0719014A JP H0719014 A JPH0719014 A JP H0719014A JP 5190824 A JP5190824 A JP 5190824A JP 19082493 A JP19082493 A JP 19082493A JP H0719014 A JPH0719014 A JP H0719014A
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- intake
- hydraulic oil
- oil chamber
- hydraulic
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Abstract
(57)【要約】
【目的】開弁開始時期を安定して制御することができ、
特に吸気弁の駆動に適用した場合には、吸排気のオーバ
ラップ期間の変動を抑制して、燃焼安定性を確保する。 【構成】クランク軸により駆動されるカムシャフトP1
と、カムシャフトP1に設けられたカム部材P2と、閉
弁方向にバネ付勢された吸排気弁P3とを備えた内燃機
関の動弁装置であって、吸排気弁P3とカム部材P2と
の間に設けられて、送油時に作動油室P4を画成すると
共に、非送油時に吸排気弁P3と直接的に連結されるタ
ペットP5と、主流ラインP6を介して作動油室P4内
に作動油を供給し、作動油室P4の拡張により吸排気弁
P3を開弁方向へ駆動する油供給手段P7と、作動油室
P4内の作動油を開放する開放手段P8と、開弁初期に
カム部材P2およびタペットP5のみにより吸排気弁P
3を開弁方向へ駆動制御する制御手段P9とを備えたこ
とを特徴とする。
特に吸気弁の駆動に適用した場合には、吸排気のオーバ
ラップ期間の変動を抑制して、燃焼安定性を確保する。 【構成】クランク軸により駆動されるカムシャフトP1
と、カムシャフトP1に設けられたカム部材P2と、閉
弁方向にバネ付勢された吸排気弁P3とを備えた内燃機
関の動弁装置であって、吸排気弁P3とカム部材P2と
の間に設けられて、送油時に作動油室P4を画成すると
共に、非送油時に吸排気弁P3と直接的に連結されるタ
ペットP5と、主流ラインP6を介して作動油室P4内
に作動油を供給し、作動油室P4の拡張により吸排気弁
P3を開弁方向へ駆動する油供給手段P7と、作動油室
P4内の作動油を開放する開放手段P8と、開弁初期に
カム部材P2およびタペットP5のみにより吸排気弁P
3を開弁方向へ駆動制御する制御手段P9とを備えたこ
とを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、吸排気カム
と吸排気弁のバルブステム上端との間に油圧室を形成
し、エンジンの運転条件に応じて吸排気弁のバルブリフ
トカーブを無段階に制御するような内燃機関の動弁装置
に関する。
と吸排気弁のバルブステム上端との間に油圧室を形成
し、エンジンの運転条件に応じて吸排気弁のバルブリフ
トカーブを無段階に制御するような内燃機関の動弁装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例の内燃機関の動弁装置とし
ては、例えば、特開平1−134014号公報に記載の
装置がある。すなわち、エンジンのクランク軸により駆
動されるカムシャフトと、このカムシャフトに設けられ
た吸気カムもしくは排気カムのカム部材と、リターンス
プリングにより常時閉弁方向へバネ付勢された吸気弁も
しくは排気弁(以下、吸排気弁と略記する)とを備え、
上述のカム部材と吸排気弁のバルブステム上端との間に
作動油室を画成する油圧駆動機構を設けると共に、作動
油室内の油圧力を開放する油圧開放弁を設け、上述の作
動油室に常時油圧力を付勢すると共に、この作動油室内
の油を抜くタイミングを可変するように構成した内燃機
関の動弁装置である。
ては、例えば、特開平1−134014号公報に記載の
装置がある。すなわち、エンジンのクランク軸により駆
動されるカムシャフトと、このカムシャフトに設けられ
た吸気カムもしくは排気カムのカム部材と、リターンス
プリングにより常時閉弁方向へバネ付勢された吸気弁も
しくは排気弁(以下、吸排気弁と略記する)とを備え、
上述のカム部材と吸排気弁のバルブステム上端との間に
作動油室を画成する油圧駆動機構を設けると共に、作動
油室内の油圧力を開放する油圧開放弁を設け、上述の作
動油室に常時油圧力を付勢すると共に、この作動油室内
の油を抜くタイミングを可変するように構成した内燃機
関の動弁装置である。
【0003】この従来の動弁装置においては開弁初期か
ら弁着座まで、すなわち、開弁から閉弁に至るバルブ作
動期間全般にわたって油圧を利用して、吸排気弁を駆動
しているので、バルブリフトカーブの無段階制御を行な
うことができる利点がある反面、上記構成を吸気弁の動
弁装置に適用した場合には次のような問題点があった。
すなわち、上述の作動油室には常時油圧力が付勢され
ている関係上、油圧脈動等に起因して吸気弁の開弁開始
時期が不安定となり、特にエンジンのアイドル運転領域
においては吸気弁の開弁時期と排気弁の閉弁時期との両
者により決定される吸排気のオーバラップ期間にばらつ
きが発生し、この結果、吸入空気中に占める残留既燃ガ
ス量が変動するので、燃焼安定性が悪化して、燃費、出
力、エミッション等の諸性能に悪影響を及ぼす問題点が
あった。
ら弁着座まで、すなわち、開弁から閉弁に至るバルブ作
動期間全般にわたって油圧を利用して、吸排気弁を駆動
しているので、バルブリフトカーブの無段階制御を行な
うことができる利点がある反面、上記構成を吸気弁の動
弁装置に適用した場合には次のような問題点があった。
すなわち、上述の作動油室には常時油圧力が付勢され
ている関係上、油圧脈動等に起因して吸気弁の開弁開始
時期が不安定となり、特にエンジンのアイドル運転領域
においては吸気弁の開弁時期と排気弁の閉弁時期との両
者により決定される吸排気のオーバラップ期間にばらつ
きが発生し、この結果、吸入空気中に占める残留既燃ガ
ス量が変動するので、燃焼安定性が悪化して、燃費、出
力、エミッション等の諸性能に悪影響を及ぼす問題点が
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明の請求項1記
載の発明は、開弁開始時期を安定して制御することがで
き、特に吸気弁の駆動に適用した場合には、吸排気のオ
ーバラップ期間の変動を抑制して、燃焼安定性を確保す
ることができる内燃機関の動弁装置の提供を目的とす
る。
載の発明は、開弁開始時期を安定して制御することがで
き、特に吸気弁の駆動に適用した場合には、吸排気のオ
ーバラップ期間の変動を抑制して、燃焼安定性を確保す
ることができる内燃機関の動弁装置の提供を目的とす
る。
【0005】この発明の請求項2記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の目的と併せて、バルブリフトカーブ
の任意設定をより一層容易に行なうことができる内燃機
関の動弁装置の提供を目的とする。
求項1記載の発明の目的と併せて、バルブリフトカーブ
の任意設定をより一層容易に行なうことができる内燃機
関の動弁装置の提供を目的とする。
【0006】この発明の請求項3記載の発明は、上記請
求項1または2記載の発明の目的と併せて、作動油室内
の油圧のコントロールをより一層良好に行なうことがで
きる内燃機関の動弁装置の提供を目的とする。
求項1または2記載の発明の目的と併せて、作動油室内
の油圧のコントロールをより一層良好に行なうことがで
きる内燃機関の動弁装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明は、クランク軸により駆動されるカムシャフト
と、上記カムシャフトに設けられたカム部材と、閉弁方
向にバネ付勢された吸排気弁とを備えた内燃機関の動弁
装置であって、上記吸排気弁と上記カム部材との間に設
けられて、送油時に作動油室を画成すると共に、非送油
時に上記吸排気弁と直接的に連結されるタペットと、主
流ラインを介して上記作動油室内に作動油を供給し、作
動油室の拡張により吸排気弁を開弁方向へ駆動する油供
給手段と、上記作動油室内の作動油を開放する開放手段
と、開弁初期に上記カム部材およびタペットのみにより
吸排気弁を開弁方向へ駆動制御する制御手段とを備えた
内燃機関の動弁装置であることを特徴とする。
の発明は、クランク軸により駆動されるカムシャフト
と、上記カムシャフトに設けられたカム部材と、閉弁方
向にバネ付勢された吸排気弁とを備えた内燃機関の動弁
装置であって、上記吸排気弁と上記カム部材との間に設
けられて、送油時に作動油室を画成すると共に、非送油
時に上記吸排気弁と直接的に連結されるタペットと、主
流ラインを介して上記作動油室内に作動油を供給し、作
動油室の拡張により吸排気弁を開弁方向へ駆動する油供
給手段と、上記作動油室内の作動油を開放する開放手段
と、開弁初期に上記カム部材およびタペットのみにより
吸排気弁を開弁方向へ駆動制御する制御手段とを備えた
内燃機関の動弁装置であることを特徴とする。
【0008】この発明の請求項2記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の構成と併せて、上記油供給手段と上
記作動油室との間の主流ラインに、作動油をリリーフさ
せるリリーフ通路を接続し、上記リリーフ通路にはリリ
ーフ量を調整する調整手段が介設された内燃機関の動弁
装置であることを特徴とする。
求項1記載の発明の構成と併せて、上記油供給手段と上
記作動油室との間の主流ラインに、作動油をリリーフさ
せるリリーフ通路を接続し、上記リリーフ通路にはリリ
ーフ量を調整する調整手段が介設された内燃機関の動弁
装置であることを特徴とする。
【0009】この発明の請求項3記載の発明は、上記請
求項1または2記載の発明の構成と併せて、上記油供給
手段は油圧ポンプと、該油圧ポンプを駆動する駆動カム
とを備え、上記駆動カムを上記タペット押圧用のカム部
材に同期させた内燃機関の動弁装置であることを特徴と
する。
求項1または2記載の発明の構成と併せて、上記油供給
手段は油圧ポンプと、該油圧ポンプを駆動する駆動カム
とを備え、上記駆動カムを上記タペット押圧用のカム部
材に同期させた内燃機関の動弁装置であることを特徴と
する。
【0010】
【発明の効果】この発明の請求項1記載の発明によれ
ば、図7にクレーム対応図で示すように、クランク軸に
より駆動されるカムシャフトP1と、このカムシャフト
P1に設けられたカム部材P2と、閉弁方向にバネ付勢
された吸排気弁P3と、この吸排気弁P3とカム部材P
2との間に設けられて、送油時に作動油室P4を画成
し、かつ非送油時に吸排気弁P3と直接的に連結される
タペットP5と、主流ラインP6を介して上述の作動油
室P4内に作動油を供給し、作動油室P4の拡張により
吸排気弁P3を開弁方向へ駆動する油供給手段P7と、
上述の作動油室P4の作動油を開放する開放手段P8と
を備え、開弁初期には制御手段P9が上述の吸排気弁P
3をカム部材P2およびタペットP5のみにより油圧力
を用いることなく機械的に開弁方向へ駆動制御する。
ば、図7にクレーム対応図で示すように、クランク軸に
より駆動されるカムシャフトP1と、このカムシャフト
P1に設けられたカム部材P2と、閉弁方向にバネ付勢
された吸排気弁P3と、この吸排気弁P3とカム部材P
2との間に設けられて、送油時に作動油室P4を画成
し、かつ非送油時に吸排気弁P3と直接的に連結される
タペットP5と、主流ラインP6を介して上述の作動油
室P4内に作動油を供給し、作動油室P4の拡張により
吸排気弁P3を開弁方向へ駆動する油供給手段P7と、
上述の作動油室P4の作動油を開放する開放手段P8と
を備え、開弁初期には制御手段P9が上述の吸排気弁P
3をカム部材P2およびタペットP5のみにより油圧力
を用いることなく機械的に開弁方向へ駆動制御する。
【0011】この結果、開弁開始時期を安定して制御す
ることができ、特に吸気弁の駆動に適用した場合には、
吸排気のオーバラップ期間の変動を抑制することがで
き、燃焼安定性を確保することができる効果がある。
ることができ、特に吸気弁の駆動に適用した場合には、
吸排気のオーバラップ期間の変動を抑制することがで
き、燃焼安定性を確保することができる効果がある。
【0012】この発明の請求項2記載の発明によれば、
上記請求項1記載の発明の効果と併せて、上述のリリー
フ通路に介設した調整手段により、リリーフ量を調整す
ることで、作動油室内の油圧制御を行なうから、上述の
開放手段P8の制御と相俟って、任意のバルブリフトカ
ーブをより一層容易に設定することができる効果があ
る。
上記請求項1記載の発明の効果と併せて、上述のリリー
フ通路に介設した調整手段により、リリーフ量を調整す
ることで、作動油室内の油圧制御を行なうから、上述の
開放手段P8の制御と相俟って、任意のバルブリフトカ
ーブをより一層容易に設定することができる効果があ
る。
【0013】この発明の請求項3記載の発明によれば、
上記請求項1または2記載の発明の効果と併せて、油圧
ポンプを駆動する駆動カムをタペット押圧用のカム部材
に同期させたので、この駆動カムのカムプロフィールの
設定により、作動油室内の油圧のコントロールをより一
層良好に行なうことができる効果がある。
上記請求項1または2記載の発明の効果と併せて、油圧
ポンプを駆動する駆動カムをタペット押圧用のカム部材
に同期させたので、この駆動カムのカムプロフィールの
設定により、作動油室内の油圧のコントロールをより一
層良好に行なうことができる効果がある。
【0014】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は内燃機関の動弁装置を示し、図1におい
て、エンジンのオイルパン1にオイルストレーナ2を配
設し、下端を上述のオイルストレーナ2に連通させたサ
クションパイプ3の上端を、エンジンオイルポンプ4の
吸込側に連通させ、このエンジンオイルポンプ4の吐出
側にはメインギャラリ5を連通接続すると共に、このメ
インギャラリ5に逆止弁6を介設している。
述する。図面は内燃機関の動弁装置を示し、図1におい
て、エンジンのオイルパン1にオイルストレーナ2を配
設し、下端を上述のオイルストレーナ2に連通させたサ
クションパイプ3の上端を、エンジンオイルポンプ4の
吸込側に連通させ、このエンジンオイルポンプ4の吐出
側にはメインギャラリ5を連通接続すると共に、このメ
インギャラリ5に逆止弁6を介設している。
【0015】上述の逆止弁6下流のメインギャラリ5を
油供給手段7におけるピストンポンプ8(図面において
は図示の便宜上、模式的に示す)の吸込口9に連通する
一方、この油供給手段7を上述のピストンポンプ8と、
該ピストンポンプ8を駆動する駆動カム10との両者に
より構成し、この駆動カム10をカム軸11(クランク
軸により駆動されるカムシャフトとは別の軸)に一体的
に取付けている。
油供給手段7におけるピストンポンプ8(図面において
は図示の便宜上、模式的に示す)の吸込口9に連通する
一方、この油供給手段7を上述のピストンポンプ8と、
該ピストンポンプ8を駆動する駆動カム10との両者に
より構成し、この駆動カム10をカム軸11(クランク
軸により駆動されるカムシャフトとは別の軸)に一体的
に取付けている。
【0016】一方、エンジンのクランク軸により駆動さ
れるカムシャフト12を設け、このカムシャフト12に
はカム部材としての吸気カム13を一体的に取付けてい
る。この実施例では上述の吸気カム13は図4に示すエ
ンジンのアイドル運転時のバルブリフトカーブaを得る
カムプロフィールに構成している。
れるカムシャフト12を設け、このカムシャフト12に
はカム部材としての吸気カム13を一体的に取付けてい
る。この実施例では上述の吸気カム13は図4に示すエ
ンジンのアイドル運転時のバルブリフトカーブaを得る
カムプロフィールに構成している。
【0017】また、リターンスプリング14により常時
閉弁方向へバネ付勢された吸気弁15を設け、この吸気
弁15と上述の吸気カム13との間にはタペット16お
よびピストン17を配設している。
閉弁方向へバネ付勢された吸気弁15を設け、この吸気
弁15と上述の吸気カム13との間にはタペット16お
よびピストン17を配設している。
【0018】ここで、上述のタペット16は図2に示す
ように、シリンダヘッド18の貫通孔19に配設され、
かつピストン17の摺動部と作動油室20とを兼ねる下
向きの凹部21が形成された中央軸部22と、シリンダ
ヘッド18の外周凹部23内に位置する円筒部24と、
当接部材25を備えたトップデッキ26とを一体形成し
たもので、タペットスプリング27により常時吸気カム
13に圧接されている。
ように、シリンダヘッド18の貫通孔19に配設され、
かつピストン17の摺動部と作動油室20とを兼ねる下
向きの凹部21が形成された中央軸部22と、シリンダ
ヘッド18の外周凹部23内に位置する円筒部24と、
当接部材25を備えたトップデッキ26とを一体形成し
たもので、タペットスプリング27により常時吸気カム
13に圧接されている。
【0019】上述のタペット16における下向きの凹部
21内にはピストン17を摺動可能に挿入し、このピス
トン17の下端部にフランジ部17aを一体形成すると
共に、このフランジ部17aの下面には吸気弁15にお
けるバルブステム15aの上端を圧接している。
21内にはピストン17を摺動可能に挿入し、このピス
トン17の下端部にフランジ部17aを一体形成すると
共に、このフランジ部17aの下面には吸気弁15にお
けるバルブステム15aの上端を圧接している。
【0020】さらに上述の貫通孔19を形成するシリン
ダヘッド18の環状の第1縦壁28に対して、環状油路
29形成空間を隔てて環状の第2縦壁30を形成し、こ
れら両縦壁28,30の上端部に、スプリングリテーナ
を兼ねるプラグplug31を取付けて、上述の環状油路2
9を形成している。そして、上述の環状油路29の下端
部にそれぞれ連通するインレットポート32と、アウト
レットポート33とをシリンダヘッド18内にそれぞれ
形成している。
ダヘッド18の環状の第1縦壁28に対して、環状油路
29形成空間を隔てて環状の第2縦壁30を形成し、こ
れら両縦壁28,30の上端部に、スプリングリテーナ
を兼ねるプラグplug31を取付けて、上述の環状油路2
9を形成している。そして、上述の環状油路29の下端
部にそれぞれ連通するインレットポート32と、アウト
レットポート33とをシリンダヘッド18内にそれぞれ
形成している。
【0021】また上述のタペット16における中央軸部
22には下向きの凹部21の内外を連通する複数の小径
の連通孔34を開口形成する一方、シリンダヘッド18
の第1縦壁28には、タペット16の上下動位置の如何
にかかわらず上記連通孔34を介して外側の環状油路2
9と内側の作動油室20とを常時連通する開口長さの長
い連通孔35を開口形成している。
22には下向きの凹部21の内外を連通する複数の小径
の連通孔34を開口形成する一方、シリンダヘッド18
の第1縦壁28には、タペット16の上下動位置の如何
にかかわらず上記連通孔34を介して外側の環状油路2
9と内側の作動油室20とを常時連通する開口長さの長
い連通孔35を開口形成している。
【0022】而して、上述のインレットポート32から
各連通孔35,34を介して下向きの凹部21内に作動
油が送油された時、図2に示すように作動油室20を画
成すると共に、非送油時には図1に示すようにタペット
16の中央軸部22下端をピストン17のフランジ部1
7aに当接して、このタペット16でピストン17を介
して吸気弁15を直接的に連結すべく構成している。
各連通孔35,34を介して下向きの凹部21内に作動
油が送油された時、図2に示すように作動油室20を画
成すると共に、非送油時には図1に示すようにタペット
16の中央軸部22下端をピストン17のフランジ部1
7aに当接して、このタペット16でピストン17を介
して吸気弁15を直接的に連結すべく構成している。
【0023】ところで、図1に示すように上述のピスト
ンポンプ8の吐出口36と、上述のインレットポート3
2との間を主流ライン37で接続し、このピストンポン
プ8からの吐出油を主流ライン37を介して作動油室2
0に供給し、該作動油室20の拡張により図2に示す如
く吸気弁15を開弁方向へ駆動すべく構成している。
ンポンプ8の吐出口36と、上述のインレットポート3
2との間を主流ライン37で接続し、このピストンポン
プ8からの吐出油を主流ライン37を介して作動油室2
0に供給し、該作動油室20の拡張により図2に示す如
く吸気弁15を開弁方向へ駆動すべく構成している。
【0024】また上述のシリンダヘット18のアウトレ
ットポート33からピストンポンプ8の吸込口9に至る
リターン路38には、作動油室20内の作動油を開放す
る開放手段としてのデューティソレノイド製の第1ソレ
ノイド弁39を介設している。
ットポート33からピストンポンプ8の吸込口9に至る
リターン路38には、作動油室20内の作動油を開放す
る開放手段としてのデューティソレノイド製の第1ソレ
ノイド弁39を介設している。
【0025】さらに上述のピストンポンプ8の吐出口3
6と、作動油室20との間の主流ライン37には、作動
油をリリーフさせるリリーフ通路40を接続し、このリ
リーフ通路40にはリリーフ量を調整する調整手段とし
てのデューティソレノイド製の第2ソレノイド弁41を
介設している。
6と、作動油室20との間の主流ライン37には、作動
油をリリーフさせるリリーフ通路40を接続し、このリ
リーフ通路40にはリリーフ量を調整する調整手段とし
てのデューティソレノイド製の第2ソレノイド弁41を
介設している。
【0026】上述のリリーフ通路40におけるリターン
路38への接続点42より下流には、蓄圧手段としての
アキュムレータ43を接続する一方、上述のタペット1
6押圧用の吸気カム13とピストンポンプ8駆動用の駆
動カム10とを同期させている。
路38への接続点42より下流には、蓄圧手段としての
アキュムレータ43を接続する一方、上述のタペット1
6押圧用の吸気カム13とピストンポンプ8駆動用の駆
動カム10とを同期させている。
【0027】図3は動弁装置の制御回路を示し、CPU
50は、クランク角センサ44からのクランク角信号
C、ディストリビュータ45からのエンジン回転数N
e、エアフロセンサ46からの吸入空気量Qなどの必要
な各種信号入力に基づいて、ROM47に格納されたプ
ログラムに従って、第1ソレノイド弁39および第2ソ
レノイド弁41を駆動制御し、またRAM48は必要な
データやマップを記憶する。
50は、クランク角センサ44からのクランク角信号
C、ディストリビュータ45からのエンジン回転数N
e、エアフロセンサ46からの吸入空気量Qなどの必要
な各種信号入力に基づいて、ROM47に格納されたプ
ログラムに従って、第1ソレノイド弁39および第2ソ
レノイド弁41を駆動制御し、またRAM48は必要な
データやマップを記憶する。
【0028】ここで、上述のCPU50は開弁初期にお
いて上記第1ソレノイド弁39および第2ソレノイド弁
41の少なくとも何れか一方を介して、作動油室20内
の油量、油圧を零にして、上述の吸気弁15を吸気カム
13およびタペット16のみにより機械的に開弁方向へ
駆動制御する制御手段を兼ねる。なお、上述のピストン
ポンプ8は図4に示す最大のバルブリフトカーブbに相
当する油圧を吐出する。
いて上記第1ソレノイド弁39および第2ソレノイド弁
41の少なくとも何れか一方を介して、作動油室20内
の油量、油圧を零にして、上述の吸気弁15を吸気カム
13およびタペット16のみにより機械的に開弁方向へ
駆動制御する制御手段を兼ねる。なお、上述のピストン
ポンプ8は図4に示す最大のバルブリフトカーブbに相
当する油圧を吐出する。
【0029】図示実施例は上記の如く構成するものにし
て、以下作用を説明する。エンジンのアイドル運転時に
おいては、CPU50は第2ソレノイド弁41を全開状
態に制御し、ピストンポンプ8から吐出される油圧の全
量をリリーフ通路40、第2ソレノイド弁41、リター
ン路38を介してピストンポンプ8の吸込口9側へリタ
ーンさせる。
て、以下作用を説明する。エンジンのアイドル運転時に
おいては、CPU50は第2ソレノイド弁41を全開状
態に制御し、ピストンポンプ8から吐出される油圧の全
量をリリーフ通路40、第2ソレノイド弁41、リター
ン路38を介してピストンポンプ8の吸込口9側へリタ
ーンさせる。
【0030】このためタペット16とピストン17との
間の作動油室20に供給される油圧は零となり、吸気カ
ム13と吸気弁15とは直接的に連結され、吸気弁15
吸気カム13の図1から図5に示す回転により機械的に
直接駆動されるので、クランク角に対するバルブリフト
量は図4に示すバルブリフトカーブaの如く、吸気カム
13のカムプロフィールに対応したカーブとなる。
間の作動油室20に供給される油圧は零となり、吸気カ
ム13と吸気弁15とは直接的に連結され、吸気弁15
吸気カム13の図1から図5に示す回転により機械的に
直接駆動されるので、クランク角に対するバルブリフト
量は図4に示すバルブリフトカーブaの如く、吸気カム
13のカムプロフィールに対応したカーブとなる。
【0031】この結果、吸入空気量に対する残留ガス量
の割合が燃焼安定性に及ぼす影響の大きいエンジンのア
イドル運転時においては、上述の吸気弁15を吸気カム
13で機械的に駆動することができ、特に図4に示す開
弁開始時期Tを安定して制御することができるので、吸
排気のオーバラップ期間の変動がなくなり、燃焼安定性
を確保することができる効果がある。
の割合が燃焼安定性に及ぼす影響の大きいエンジンのア
イドル運転時においては、上述の吸気弁15を吸気カム
13で機械的に駆動することができ、特に図4に示す開
弁開始時期Tを安定して制御することができるので、吸
排気のオーバラップ期間の変動がなくなり、燃焼安定性
を確保することができる効果がある。
【0032】次に、エンジンの高負荷、高回転領域にお
いては、CPU50は第2ソレノイド弁41で図4にハ
ッチングを施して示すアイドル時のオイル過剰分のみを
リリーフ通路40から図6に点線矢印で示すようにリリ
ーフさせ、ピストンポンプ8から吐出される残りの油量
の全量を同図に実線矢印で示すように作動油室20に供
給する。このため吸気弁15は図4のバルブリフトカー
ブのe点までは結果的に機械駆動され、その後は油圧力
により最大リフトカーブbに沿って開弁する。最大リフ
ト点b′に達した時点で、CPU50により第1ソレノ
イド弁39を開弁制御して、作動油室20内の油圧を減
少すると、吸気弁15はリターンスプリング14のバネ
力により、上述のバルブリフトカーブbに沿って閉弁す
る。
いては、CPU50は第2ソレノイド弁41で図4にハ
ッチングを施して示すアイドル時のオイル過剰分のみを
リリーフ通路40から図6に点線矢印で示すようにリリ
ーフさせ、ピストンポンプ8から吐出される残りの油量
の全量を同図に実線矢印で示すように作動油室20に供
給する。このため吸気弁15は図4のバルブリフトカー
ブのe点までは結果的に機械駆動され、その後は油圧力
により最大リフトカーブbに沿って開弁する。最大リフ
ト点b′に達した時点で、CPU50により第1ソレノ
イド弁39を開弁制御して、作動油室20内の油圧を減
少すると、吸気弁15はリターンスプリング14のバネ
力により、上述のバルブリフトカーブbに沿って閉弁す
る。
【0033】このエンジンの高負荷、高回転領域におい
ても吸気弁15は開弁初期においては結果的に機械駆動
されるので、図4に示す開弁開始時期Tの安定制御がで
きる。
ても吸気弁15は開弁初期においては結果的に機械駆動
されるので、図4に示す開弁開始時期Tの安定制御がで
きる。
【0034】次に、エンジンの中負荷、中回転領域にお
いては、CPU50は第2ソレノイド弁41で図4にハ
ッチングを施して示すアイドル時のオイル過剰分をリリ
ーフ通路40からリリーフさせ、図6に示すようにピス
トンポンプ8から吐出される残りの油量の全量を作動油
室20に供給して、吸気弁15を開弁すると共に、図4
のバルブリフトカーブdの最大リフト点d′において、
CPU50制御により第1および第2の各ソレノイド弁
39,41の少なくとも何れか一方を開弁制御して、作
動油室20内の油圧を減少すると、吸気弁15はリター
ンスプリング14のバネ力により、上述のバルブリフト
カーブdに沿って閉弁する。
いては、CPU50は第2ソレノイド弁41で図4にハ
ッチングを施して示すアイドル時のオイル過剰分をリリ
ーフ通路40からリリーフさせ、図6に示すようにピス
トンポンプ8から吐出される残りの油量の全量を作動油
室20に供給して、吸気弁15を開弁すると共に、図4
のバルブリフトカーブdの最大リフト点d′において、
CPU50制御により第1および第2の各ソレノイド弁
39,41の少なくとも何れか一方を開弁制御して、作
動油室20内の油圧を減少すると、吸気弁15はリター
ンスプリング14のバネ力により、上述のバルブリフト
カーブdに沿って閉弁する。
【0035】このエンジンの中負荷、中回転領域におい
ても吸気弁15は図4に示すe点までは結果的に機械駆
動されるので、図4に示す開弁開始時期Tの安定制御が
できる。
ても吸気弁15は図4に示すe点までは結果的に機械駆
動されるので、図4に示す開弁開始時期Tの安定制御が
できる。
【0036】以上要するに、吸気弁15の開弁初期には
制御手段(CPU50参照)が上述の吸気弁15を吸気
カム13およびタペット16のみにより油圧力を用いる
ことなく機械的に開弁方向へ駆動制御するので、開弁開
始時期T(図4参照)を安定して制御することができる
効果があり、吸排気のオーバラップ期間の変動をなくす
ことができて、燃焼安定性を確保することができる効果
がある。
制御手段(CPU50参照)が上述の吸気弁15を吸気
カム13およびタペット16のみにより油圧力を用いる
ことなく機械的に開弁方向へ駆動制御するので、開弁開
始時期T(図4参照)を安定して制御することができる
効果があり、吸排気のオーバラップ期間の変動をなくす
ことができて、燃焼安定性を確保することができる効果
がある。
【0037】また上述のリリーフ通路40に介設した第
2ソレノイド弁41により、リリーフ量を調整すること
で、作動油室20内の油圧制御を行なうから、上述の第
1ソレノイド弁39の制御と相俟って、任意のバルブリ
フトカーブをより一層容易に設定することができる効果
がある。
2ソレノイド弁41により、リリーフ量を調整すること
で、作動油室20内の油圧制御を行なうから、上述の第
1ソレノイド弁39の制御と相俟って、任意のバルブリ
フトカーブをより一層容易に設定することができる効果
がある。
【0038】さらに、ピストンポンプ8を駆動する駆動
カム10をタペット押圧用の吸気カム13に同期させた
ので、この駆動カム10のカムプロフィールの設定によ
り、作動油室20内の油圧のコントロールをより一層良
好に行なうことができる効果がある。
カム10をタペット押圧用の吸気カム13に同期させた
ので、この駆動カム10のカムプロフィールの設定によ
り、作動油室20内の油圧のコントロールをより一層良
好に行なうことができる効果がある。
【0039】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明のカム部材は、実施例の吸気カム1
3に対応し、以下同様に、吸排気弁は、吸気弁15に対
応し、開放手段は、第1ソレノイド弁39に対応し、制
御手段は、CPU50に対応し、調整手段は、第2ソレ
ノイド弁41に対応し、油圧ポンプは、ピストンポンプ
8に対応するも、この発明は、上述の実施例の構成のみ
に限定されるものではない。
において、この発明のカム部材は、実施例の吸気カム1
3に対応し、以下同様に、吸排気弁は、吸気弁15に対
応し、開放手段は、第1ソレノイド弁39に対応し、制
御手段は、CPU50に対応し、調整手段は、第2ソレ
ノイド弁41に対応し、油圧ポンプは、ピストンポンプ
8に対応するも、この発明は、上述の実施例の構成のみ
に限定されるものではない。
【0040】例えば上記実施例においては吸気側の動弁
装置を例示したが、上記構成を排気側の動弁装置に適用
してもよいことは勿論である。
装置を例示したが、上記構成を排気側の動弁装置に適用
してもよいことは勿論である。
【図1】本発明の内燃機関の動弁装置を示す系統図。
【図2】図1の要部拡大断面図。
【図3】動弁装置の制御回路を示すブロック図。
【図4】バルブリフトカーブの説明図。
【図5】動弁装置の機械的開弁動作を示す系統図。
【図6】動弁装置の油圧力による開弁動作を示す系統
図。
図。
【図7】クレーム対応図。
7…油供給手段 8…ピストンポンプ 10…駆動カム 12…カムシャフト 13…吸気カム 15…吸気弁 16…タペット 20…作動油室 37…主流ライン 39…第1ソレノイド弁 40…リリーフ通路 41…第2ソレノイド弁 50…CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 益田 俊治 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 ▲槙▼村 和紀 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】クランク軸により駆動されるカムシャフト
と、上記カムシャフトに設けられたカム部材と、閉弁方
向にバネ付勢された吸排気弁とを備えた内燃機関の動弁
装置であって、上記吸排気弁と上記カム部材との間に設
けられて、送油時に作動油室を画成すると共に、非送油
時に上記吸排気弁と直接的に連結されるタペットと、主
流ラインを介して上記作動油室内に作動油を供給し、作
動油室の拡張により吸排気弁を開弁方向へ駆動する油供
給手段と、上記作動油室内の作動油を開放する開放手段
と、開弁初期に上記カム部材およびタペットのみにより
吸排気弁を開弁方向へ駆動制御する制御手段とを備えた
内燃機関の動弁装置。 - 【請求項2】上記油供給手段と上記作動油室との間の主
流ラインに、作動油をリリーフさせるリリーフ通路を接
続し、上記リリーフ通路にはリリーフ量を調整する調整
手段が介設された請求項1記載の内燃機関の動弁装置。 - 【請求項3】上記油供給手段は油圧ポンプと、該油圧ポ
ンプを駆動する駆動カムとを備え、上記駆動カムを上記
タペット押圧用のカム部材に同期させた請求項1または
2記載の内燃機関の動弁装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5190824A JPH0719014A (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | 内燃機関の動弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5190824A JPH0719014A (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | 内燃機関の動弁装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0719014A true JPH0719014A (ja) | 1995-01-20 |
Family
ID=16264375
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5190824A Pending JPH0719014A (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | 内燃機関の動弁装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0719014A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2392789A1 (de) * | 2010-06-01 | 2011-12-07 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Elektrohydraulische Ventilsteuerung |
-
1993
- 1993-07-02 JP JP5190824A patent/JPH0719014A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2392789A1 (de) * | 2010-06-01 | 2011-12-07 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Elektrohydraulische Ventilsteuerung |
| US8726860B2 (en) | 2010-06-01 | 2014-05-20 | Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg | Electrohydraulic valve controller |
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