JPH07190324A - ゴミ焼却装置 - Google Patents
ゴミ焼却装置Info
- Publication number
- JPH07190324A JPH07190324A JP33487193A JP33487193A JPH07190324A JP H07190324 A JPH07190324 A JP H07190324A JP 33487193 A JP33487193 A JP 33487193A JP 33487193 A JP33487193 A JP 33487193A JP H07190324 A JPH07190324 A JP H07190324A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steam
- turbine
- path
- stage
- generated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E20/00—Combustion technologies with mitigation potential
- Y02E20/12—Heat utilisation in combustion or incineration of waste
Landscapes
- Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エネルギー需要に応じた発電を、タービン等
への悪影響なくおこなうことができるゴミ焼却装置を得
る。 【構成】 焼却炉1で発生する排ガスから廃熱回収して
蒸気を発生する廃熱ボイラ10と、生成される発生蒸気
によりタービン15を駆動して発電する発電装置16と
を備えたゴミ焼却装置に、タービン15を多段タービン
として構成するともに、発生蒸気を過熱してタービン1
5に供給する蒸気過熱供給路17aと発生蒸気を過熱す
ること無しにタービン15へ直接供給する蒸気無過熱供
給路17bとを択一選択可能に備え、多段タービンの各
段間を接続する蒸気接続路19に、路内を流れる蒸気を
脱湿して下流段のタービンへ供給する蒸気脱湿接続路1
9aと路内を流れる蒸気を直接下流段のタービンへ供給
する蒸気無脱湿接続路19bと択一選択可能に備える。
への悪影響なくおこなうことができるゴミ焼却装置を得
る。 【構成】 焼却炉1で発生する排ガスから廃熱回収して
蒸気を発生する廃熱ボイラ10と、生成される発生蒸気
によりタービン15を駆動して発電する発電装置16と
を備えたゴミ焼却装置に、タービン15を多段タービン
として構成するともに、発生蒸気を過熱してタービン1
5に供給する蒸気過熱供給路17aと発生蒸気を過熱す
ること無しにタービン15へ直接供給する蒸気無過熱供
給路17bとを択一選択可能に備え、多段タービンの各
段間を接続する蒸気接続路19に、路内を流れる蒸気を
脱湿して下流段のタービンへ供給する蒸気脱湿接続路1
9aと路内を流れる蒸気を直接下流段のタービンへ供給
する蒸気無脱湿接続路19bと択一選択可能に備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】近年、ゴミ焼却炉での発生熱エネ
ルギーを有効利用するために、焼却炉で発生した排ガス
に含まれる熱を廃熱ボイラを用いて熱交換し蒸気発電す
る発電装置を備え、余剰ゴミ発電を外部に供給する都市
ゴミ焼却装置が注目されている。本発明は、焼却炉で発
生する排ガスから廃熱回収して蒸気を発生する廃熱ボイ
ラと、廃熱ボイラにより生成される発生蒸気によりター
ビンを駆動して発電する発電装置とを備えたゴミ焼却装
置に関する。
ルギーを有効利用するために、焼却炉で発生した排ガス
に含まれる熱を廃熱ボイラを用いて熱交換し蒸気発電す
る発電装置を備え、余剰ゴミ発電を外部に供給する都市
ゴミ焼却装置が注目されている。本発明は、焼却炉で発
生する排ガスから廃熱回収して蒸気を発生する廃熱ボイ
ラと、廃熱ボイラにより生成される発生蒸気によりター
ビンを駆動して発電する発電装置とを備えたゴミ焼却装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のゴミ焼却装置では、約60〜7
0Kの圧力の下、廃熱ボイラからの発生蒸気を過熱する
燃焼式過熱器を設けて、再熱サイクルに供給される蒸気
の過熱度を上げて熱効率を向上させ、昼間の電力供給量
を増すように構成していた。ここに、例えば、電力需要
が多い昼間に比べ、需要の少ない夜間にはそれほど大容
量の電力が必要とされないことから、夜間に燃焼式過熱
器の運転を停止させてエネルギーの有効利用を図ること
や、昼間であっても、電力需要に見合ったエネルギーの
有効利用を図ることが考えられていた。
0Kの圧力の下、廃熱ボイラからの発生蒸気を過熱する
燃焼式過熱器を設けて、再熱サイクルに供給される蒸気
の過熱度を上げて熱効率を向上させ、昼間の電力供給量
を増すように構成していた。ここに、例えば、電力需要
が多い昼間に比べ、需要の少ない夜間にはそれほど大容
量の電力が必要とされないことから、夜間に燃焼式過熱
器の運転を停止させてエネルギーの有効利用を図ること
や、昼間であっても、電力需要に見合ったエネルギーの
有効利用を図ることが考えられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した燃焼
式過熱器の過熱量の低減や、運転停止は、高圧下での飽
和蒸気温度が高いことから(例えば60Kの圧力下での
飽和蒸気温度が274℃で、廃熱ボイラでの発生蒸気温
度が約280℃に過ぎないことから)、蒸気の膨張に伴
ってタービン内での蒸気の湿り度が大きくなり、タービ
ンの羽根を腐食させる(ドレインアタック)等の損傷を
与えるという欠点があった。そこで、例えば、蒸気圧力
を昼夜で切り替え式に構成して、夜間は廃熱ボイラで十
分に過熱ができる程度に圧力を下げることが考えられる
が、そのような圧力切り替え式のボイラ等を設計するに
は、構造が複雑になり高価なものにつくという欠点があ
る。本発明の目的は、上述した従来の欠点を解消する点
にある。
式過熱器の過熱量の低減や、運転停止は、高圧下での飽
和蒸気温度が高いことから(例えば60Kの圧力下での
飽和蒸気温度が274℃で、廃熱ボイラでの発生蒸気温
度が約280℃に過ぎないことから)、蒸気の膨張に伴
ってタービン内での蒸気の湿り度が大きくなり、タービ
ンの羽根を腐食させる(ドレインアタック)等の損傷を
与えるという欠点があった。そこで、例えば、蒸気圧力
を昼夜で切り替え式に構成して、夜間は廃熱ボイラで十
分に過熱ができる程度に圧力を下げることが考えられる
が、そのような圧力切り替え式のボイラ等を設計するに
は、構造が複雑になり高価なものにつくという欠点があ
る。本発明の目的は、上述した従来の欠点を解消する点
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明によるゴミ焼却装置の特徴構成は、タービンを少
なくとも高圧タービンと低圧タービンとを備えた多段タ
ービンとして構成するともに、発生蒸気を過熱してター
ビンに供給する蒸気過熱供給路と発生蒸気を過熱するこ
と無しにタービンへ直接供給する蒸気無過熱供給路とを
択一選択可能に備え、多段タービンの各段間を接続する
蒸気接続路に、路内を流れる蒸気を脱湿して下流段のタ
ービンへ供給する蒸気脱湿接続路と路内を流れる蒸気を
直接下流段のタービンへ供給する蒸気無脱湿接続路と択
一選択可能に備えた点にある。
本発明によるゴミ焼却装置の特徴構成は、タービンを少
なくとも高圧タービンと低圧タービンとを備えた多段タ
ービンとして構成するともに、発生蒸気を過熱してター
ビンに供給する蒸気過熱供給路と発生蒸気を過熱するこ
と無しにタービンへ直接供給する蒸気無過熱供給路とを
択一選択可能に備え、多段タービンの各段間を接続する
蒸気接続路に、路内を流れる蒸気を脱湿して下流段のタ
ービンへ供給する蒸気脱湿接続路と路内を流れる蒸気を
直接下流段のタービンへ供給する蒸気無脱湿接続路と択
一選択可能に備えた点にある。
【0005】
【作用】以下、電力需要との関連において説明を進める
が、電力需要が多い場合の例として昼間を、少ない場合
の例として夜間を例に取って説明する。本願のゴミ焼却
装置においては、昼間には蒸気ボイラーから蒸気過熱供
給路を介して過熱蒸気が高圧側のタービンに給気される
とともに、蒸気接続路として蒸気無脱湿接続路を介し
て、低圧側のタービンへ蒸気が供給される。この場合、
蒸気は過熱されているため、蒸気は比較的過熱度の高い
状態もしくは乾き度が1に近い状態に維持され、タービ
ンにおける羽根の腐食等の損傷(一般に、ドレンアタッ
クという)を防止しながら運転をおこなうことができる
(この場合の蒸気の状態変化を図4のC1、C2に示
す。C1は再熱をおこなった場合を、C2は再熱をおこ
なわない場合を示している。)。一方、電力需要が比較
的小さい夜間等においては、蒸気ボイラーから蒸気無過
熱供給路を介して高圧側のタービンに蒸気が供給される
とともに、蒸気接続路として蒸気脱湿接続路を介して、
低圧側のタービンへ蒸気が供給される。従って、この場
合は、蒸気ボイラーから得られる比較的過熱度の低い過
熱蒸気を高圧側のタービンで膨張させるとともに、乾き
度が低下した排気を蒸気脱湿接続路を介することによ
り、乾き度の高いものとして低圧側のタービンへ供給す
るため、蒸気の乾き度を一定以上に維持することによ
り、同様にタービンにおける羽根の腐食等の損傷(一般
に、ドレンアタックという)を防止して、運転をおこな
うことができる(この場合を図4のC3で示す)。
が、電力需要が多い場合の例として昼間を、少ない場合
の例として夜間を例に取って説明する。本願のゴミ焼却
装置においては、昼間には蒸気ボイラーから蒸気過熱供
給路を介して過熱蒸気が高圧側のタービンに給気される
とともに、蒸気接続路として蒸気無脱湿接続路を介し
て、低圧側のタービンへ蒸気が供給される。この場合、
蒸気は過熱されているため、蒸気は比較的過熱度の高い
状態もしくは乾き度が1に近い状態に維持され、タービ
ンにおける羽根の腐食等の損傷(一般に、ドレンアタッ
クという)を防止しながら運転をおこなうことができる
(この場合の蒸気の状態変化を図4のC1、C2に示
す。C1は再熱をおこなった場合を、C2は再熱をおこ
なわない場合を示している。)。一方、電力需要が比較
的小さい夜間等においては、蒸気ボイラーから蒸気無過
熱供給路を介して高圧側のタービンに蒸気が供給される
とともに、蒸気接続路として蒸気脱湿接続路を介して、
低圧側のタービンへ蒸気が供給される。従って、この場
合は、蒸気ボイラーから得られる比較的過熱度の低い過
熱蒸気を高圧側のタービンで膨張させるとともに、乾き
度が低下した排気を蒸気脱湿接続路を介することによ
り、乾き度の高いものとして低圧側のタービンへ供給す
るため、蒸気の乾き度を一定以上に維持することによ
り、同様にタービンにおける羽根の腐食等の損傷(一般
に、ドレンアタックという)を防止して、運転をおこな
うことができる(この場合を図4のC3で示す)。
【0006】
【発明の効果】本発明によれば、電力需要に見合う状態
で蒸気サイクルを運転しながら、タービンにおけるドレ
インアタックを抑制して、既存の高効率発電装置を備え
たゴミ焼却装置であっても、昼夜の電力需要の変動等に
対応でき、効率を低下させることなく発電量を調節でき
るゴミ焼却装置を提供できるようになった。
で蒸気サイクルを運転しながら、タービンにおけるドレ
インアタックを抑制して、既存の高効率発電装置を備え
たゴミ焼却装置であっても、昼夜の電力需要の変動等に
対応でき、効率を低下させることなく発電量を調節でき
るゴミ焼却装置を提供できるようになった。
【0007】
【実施例】以下に実施例を説明する。ゴミ焼却装置は、
図1に示すように、都市ゴミを焼却処理するストーカ式
の焼却炉1と、焼却炉1から発生する排ガスを浄化処理
する排ガス処理装置2と、排ガスの熱を利用して発電す
る発電装置3等で構成してある。
図1に示すように、都市ゴミを焼却処理するストーカ式
の焼却炉1と、焼却炉1から発生する排ガスを浄化処理
する排ガス処理装置2と、排ガスの熱を利用して発電す
る発電装置3等で構成してある。
【0008】前記焼却炉1は、被焼却物を受け入れるホ
ッパ4と、ホッパ4内の被焼却物である都市ゴミを下端
部から炉内に投入するプッシャ5と、プッシャ5により
投入された被焼却物を攪拌搬送しながら、その底部から
供給される高温の一次燃焼空気により順次乾燥、燃焼、
灰化処理するストーカ6とを設けるとともに、未燃焼ガ
スの燃焼を完結させるために、ストーカ6の上部空間に
二次燃焼空間7を形成して、該空間7に二次燃焼用空気
を供給する二次燃焼空気供給部8を該空間7に臨ませて
設けるとともに、該空間7の下流側の空間9に、燃焼排
ガスの熱エネルギーを回収する廃熱ボイラ10を設けて
構成してある。
ッパ4と、ホッパ4内の被焼却物である都市ゴミを下端
部から炉内に投入するプッシャ5と、プッシャ5により
投入された被焼却物を攪拌搬送しながら、その底部から
供給される高温の一次燃焼空気により順次乾燥、燃焼、
灰化処理するストーカ6とを設けるとともに、未燃焼ガ
スの燃焼を完結させるために、ストーカ6の上部空間に
二次燃焼空間7を形成して、該空間7に二次燃焼用空気
を供給する二次燃焼空気供給部8を該空間7に臨ませて
設けるとともに、該空間7の下流側の空間9に、燃焼排
ガスの熱エネルギーを回収する廃熱ボイラ10を設けて
構成してある。
【0009】前記排ガス処理装置2は、前記空間9の下
流に設けた排ガス路11から煙突12に至る流路途中に
設けたバグフィルタ13、洗煙装置14等で構成してあ
る。
流に設けた排ガス路11から煙突12に至る流路途中に
設けたバグフィルタ13、洗煙装置14等で構成してあ
る。
【0010】前記発電装置3は、蒸気タービン15とそ
の出力軸に連結された発電機16とから構成してある。
そして、この蒸気タービン15は高圧タービン15aと
低圧タービン15bとを備えた多段タービンである。前
記廃熱ボイラ10と前記蒸気タービン15とは、発生蒸
気を過熱して蒸気タービン15に供給する蒸気過熱供給
路17aと、発生蒸気を過熱すること無しに蒸気タービ
ン15へ直接供給する蒸気無過熱供給路17bとで択一
選択可能に接続されている。そして、電力需要の多い昼
間には、廃熱ボイラ10から発生する約70kgf/c
m2、310℃の高圧の蒸気を主蒸気路である蒸気過熱
供給路17aを介することにより燃焼式過熱器18によ
り約450〜500℃に過熱した後に前記蒸気タービン
15に供給する。一方、電力需要の少ない夜間には、廃
熱ボイラ10から発生する約70kgf/cm2、31
0℃の高圧の蒸気をそのまま蒸気無過熱供給路17bを
介することにより、蒸気タービン15に供給する。
の出力軸に連結された発電機16とから構成してある。
そして、この蒸気タービン15は高圧タービン15aと
低圧タービン15bとを備えた多段タービンである。前
記廃熱ボイラ10と前記蒸気タービン15とは、発生蒸
気を過熱して蒸気タービン15に供給する蒸気過熱供給
路17aと、発生蒸気を過熱すること無しに蒸気タービ
ン15へ直接供給する蒸気無過熱供給路17bとで択一
選択可能に接続されている。そして、電力需要の多い昼
間には、廃熱ボイラ10から発生する約70kgf/c
m2、310℃の高圧の蒸気を主蒸気路である蒸気過熱
供給路17aを介することにより燃焼式過熱器18によ
り約450〜500℃に過熱した後に前記蒸気タービン
15に供給する。一方、電力需要の少ない夜間には、廃
熱ボイラ10から発生する約70kgf/cm2、31
0℃の高圧の蒸気をそのまま蒸気無過熱供給路17bを
介することにより、蒸気タービン15に供給する。
【0011】前述の燃焼式過熱器18は、図1に示すよ
うに、ガスバーナ18aと、ガスバーナ18aから供給
される燃料ガスを燃焼させる燃焼室18bとを設けた燃
焼部と、その燃焼部で燃焼した排ガスにより前記廃熱ボ
イラ10からの蒸気を過熱する過熱路18cを設けた熱
交換部とで構成してある。前記熱交換部の出口には、排
ガス温度を検出する温度検出器18dを設けてあり、温
度検出器18dによる検出温度を一定に保つべく前記流
量調節弁18fを調節する。
うに、ガスバーナ18aと、ガスバーナ18aから供給
される燃料ガスを燃焼させる燃焼室18bとを設けた燃
焼部と、その燃焼部で燃焼した排ガスにより前記廃熱ボ
イラ10からの蒸気を過熱する過熱路18cを設けた熱
交換部とで構成してある。前記熱交換部の出口には、排
ガス温度を検出する温度検出器18dを設けてあり、温
度検出器18dによる検出温度を一定に保つべく前記流
量調節弁18fを調節する。
【0012】一方、前記蒸気タービン15は高圧タービ
ン15aと低圧タービン15bとを備え、多段タービン
として構成されている。そして、相互の蒸気流入部15
c,15dをタービン中心側に配設する構成が採用され
ている。さて、前記両タービン15a、15bを接続す
る蒸気接続路19は、路内を流れる蒸気を脱湿して下流
段のタービンへ供給する蒸気脱湿接続路19aと路内を
流れる蒸気を直接下流段のタービンへ供給する蒸気無脱
湿接続路19bと択一選択可能に構成されている。即
ち、高圧タービン15aと低圧タービン15b間は、湿
分分離器20及び再熱器21を備えた蒸気脱湿接続路1
9aとこれらを備えることなく、直接蒸気を低圧タービ
ン15bに導く蒸気無脱湿接続路19bが備えられてい
る。ここで、湿分分離器20及び再熱器21は図2に示
すように、一体のドラム24内に設けられる蒸気流路
(蒸気入口を22で示し、蒸気出口を23で示す)A
に、図3に示す構成の湿分分離エレメント20a及び第
1段加熱器21a、第2段加熱器21bを備えて構成さ
れている。ここで、湿分分離エレメント20aは所謂機
械式の湿分分離機構であればいかなるものでもよい。
又、脱湿が不要な場合は湿分分離器20はバイパスされ
る。さらに、図1に示すように、第1段加熱器21a、
第2段加熱器21bは夫々高圧タービン15aからの抽
気蒸気及び高圧タービン15aへの供給蒸気が利用され
る。そして、熱交換後に後述する脱気器25に送られ
る。さらに、高圧タービン15a及び低圧タービン15
bには抽気路15e、15fが備えられ、高圧タービン
15aからの抽気は蒸気式ガス加熱器15gに送られた
後脱気器25に、低圧タービン15bからの抽気は直
接、脱気器25に、送られる構成とされている。ここ
で、前述の蒸気式ガス加熱器15gは廃熱ボイラ10か
らの蒸気を熱源として使用する。
ン15aと低圧タービン15bとを備え、多段タービン
として構成されている。そして、相互の蒸気流入部15
c,15dをタービン中心側に配設する構成が採用され
ている。さて、前記両タービン15a、15bを接続す
る蒸気接続路19は、路内を流れる蒸気を脱湿して下流
段のタービンへ供給する蒸気脱湿接続路19aと路内を
流れる蒸気を直接下流段のタービンへ供給する蒸気無脱
湿接続路19bと択一選択可能に構成されている。即
ち、高圧タービン15aと低圧タービン15b間は、湿
分分離器20及び再熱器21を備えた蒸気脱湿接続路1
9aとこれらを備えることなく、直接蒸気を低圧タービ
ン15bに導く蒸気無脱湿接続路19bが備えられてい
る。ここで、湿分分離器20及び再熱器21は図2に示
すように、一体のドラム24内に設けられる蒸気流路
(蒸気入口を22で示し、蒸気出口を23で示す)A
に、図3に示す構成の湿分分離エレメント20a及び第
1段加熱器21a、第2段加熱器21bを備えて構成さ
れている。ここで、湿分分離エレメント20aは所謂機
械式の湿分分離機構であればいかなるものでもよい。
又、脱湿が不要な場合は湿分分離器20はバイパスされ
る。さらに、図1に示すように、第1段加熱器21a、
第2段加熱器21bは夫々高圧タービン15aからの抽
気蒸気及び高圧タービン15aへの供給蒸気が利用され
る。そして、熱交換後に後述する脱気器25に送られ
る。さらに、高圧タービン15a及び低圧タービン15
bには抽気路15e、15fが備えられ、高圧タービン
15aからの抽気は蒸気式ガス加熱器15gに送られた
後脱気器25に、低圧タービン15bからの抽気は直
接、脱気器25に、送られる構成とされている。ここ
で、前述の蒸気式ガス加熱器15gは廃熱ボイラ10か
らの蒸気を熱源として使用する。
【0013】前記蒸気タービン15に供給され全エネル
ギーを発電に供した蒸気は排気路26を通して復水器2
7で復水され、廃熱ボイラ10に循環させる復水タンク
28を備えた復水路29を通して還流される。
ギーを発電に供した蒸気は排気路26を通して復水器2
7で復水され、廃熱ボイラ10に循環させる復水タンク
28を備えた復水路29を通して還流される。
【0014】以下、本願のゴミ焼却装置の作動について
説明する。上述のように、昼間における比較的多量の発
電需要のある場合は、廃熱ボイラ10から発生する約7
0kgf/cm2、310℃の高圧の蒸気を主蒸気路で
ある蒸気過熱供給路17aを介することにより燃焼式過
熱器18により約450〜500℃に過熱した後に前記
蒸気タービン15に供給する。一方、電力需要の少ない
夜間には、廃熱ボイラ10から発生する約70kgf/
cm2、310℃の高圧の蒸気をそのまま蒸気無過熱供
給路17bを介することにより、蒸気タービン15に供
給する。一方、前記両タービン15a、15bを接続す
る蒸気接続路19に関しては、昼間における比較的多量
の発電需要のある場合は、蒸気無脱湿接続路19bを介
して路内を流れる蒸気を直接下流段のタービンへ供給し
たり、再熱のみして下流段のタービンへの供給がされ
る。一方、電力需要の少ない夜間には、蒸気脱湿接続路
19aを介して路内を流れる蒸気を脱湿して下流段のタ
ービンへ供給する。つまり、電力需要のある昼間には、
蒸気の燃焼式過熱器18による過熱、再熱器による再熱
により、蒸気を過熱度の高い状態もしくは乾き度が1に
近い状態に維持して、タービン15における羽根の腐食
等の損傷(一般に、ドレンアタックという)が防止され
る。さらに、電力需要が比較的小さい夜間等において
は、燃焼式過熱器18を使用することなく、直接蒸気ボ
イラ10よりタービン15へ導くとともに、湿分分離器
を有効に働かせて、タービン15内における蒸気の乾き
度を例えば0.87以上に維持して、同様にタービン1
5における羽根の腐食等の損傷(一般に、ドレンアタッ
クという)が防止できる。図4のh−s線図に、昼間運
転に於ける蒸気の状態変化(過熱、再熱過程を含むもの
を線図上C1で示し、過熱過程を含むものを線図上C2
で示す)と、夜間に於ける蒸気の状態変化(脱湿過程を
含むものを線図上C3で示す)の運転状態を示した。同
図に示すように、いずれの場合においても蒸気の乾き度
は0.87以上に維持される。
説明する。上述のように、昼間における比較的多量の発
電需要のある場合は、廃熱ボイラ10から発生する約7
0kgf/cm2、310℃の高圧の蒸気を主蒸気路で
ある蒸気過熱供給路17aを介することにより燃焼式過
熱器18により約450〜500℃に過熱した後に前記
蒸気タービン15に供給する。一方、電力需要の少ない
夜間には、廃熱ボイラ10から発生する約70kgf/
cm2、310℃の高圧の蒸気をそのまま蒸気無過熱供
給路17bを介することにより、蒸気タービン15に供
給する。一方、前記両タービン15a、15bを接続す
る蒸気接続路19に関しては、昼間における比較的多量
の発電需要のある場合は、蒸気無脱湿接続路19bを介
して路内を流れる蒸気を直接下流段のタービンへ供給し
たり、再熱のみして下流段のタービンへの供給がされ
る。一方、電力需要の少ない夜間には、蒸気脱湿接続路
19aを介して路内を流れる蒸気を脱湿して下流段のタ
ービンへ供給する。つまり、電力需要のある昼間には、
蒸気の燃焼式過熱器18による過熱、再熱器による再熱
により、蒸気を過熱度の高い状態もしくは乾き度が1に
近い状態に維持して、タービン15における羽根の腐食
等の損傷(一般に、ドレンアタックという)が防止され
る。さらに、電力需要が比較的小さい夜間等において
は、燃焼式過熱器18を使用することなく、直接蒸気ボ
イラ10よりタービン15へ導くとともに、湿分分離器
を有効に働かせて、タービン15内における蒸気の乾き
度を例えば0.87以上に維持して、同様にタービン1
5における羽根の腐食等の損傷(一般に、ドレンアタッ
クという)が防止できる。図4のh−s線図に、昼間運
転に於ける蒸気の状態変化(過熱、再熱過程を含むもの
を線図上C1で示し、過熱過程を含むものを線図上C2
で示す)と、夜間に於ける蒸気の状態変化(脱湿過程を
含むものを線図上C3で示す)の運転状態を示した。同
図に示すように、いずれの場合においても蒸気の乾き度
は0.87以上に維持される。
【0015】〔別実施例〕先の実施例では昼夜の運転切
換について説明したが、これに限定するものではなく、
昼間であっても、発電量を増すことが要求されれば、過
熱、再熱を組み合わせた過程を採用し、発電量を減らす
ことが要求される場合には、過熱、再熱をおこなわず湿
分分離をおこなえばよい。発電量の調節は、電力需要に
基づいて決定すればよく、さらには、その時の売電価格
と過熱器の燃料代の収支を考慮して決定することとすれ
ば、経済性が向上する。以上の実施例で示した発電制御
装置に、電力需要或いは売電価格、及び、過熱器の燃料
価格を入力し、発電コストが最も低くおさえた状態で、
運転制御してもよい。さらに、上記の実施例において
は、高圧タービン、低圧タービンのみを有する二段構成
のタービンについて説明したが、これをさらに多くの段
数を備えた多段タービンとして構成してもよい。この場
合、格段の蒸気接続路に、脱湿装置を備えた接続路とこ
れをバイパスする接続路とを択一選択可能に備えればよ
い。
換について説明したが、これに限定するものではなく、
昼間であっても、発電量を増すことが要求されれば、過
熱、再熱を組み合わせた過程を採用し、発電量を減らす
ことが要求される場合には、過熱、再熱をおこなわず湿
分分離をおこなえばよい。発電量の調節は、電力需要に
基づいて決定すればよく、さらには、その時の売電価格
と過熱器の燃料代の収支を考慮して決定することとすれ
ば、経済性が向上する。以上の実施例で示した発電制御
装置に、電力需要或いは売電価格、及び、過熱器の燃料
価格を入力し、発電コストが最も低くおさえた状態で、
運転制御してもよい。さらに、上記の実施例において
は、高圧タービン、低圧タービンのみを有する二段構成
のタービンについて説明したが、これをさらに多くの段
数を備えた多段タービンとして構成してもよい。この場
合、格段の蒸気接続路に、脱湿装置を備えた接続路とこ
れをバイパスする接続路とを択一選択可能に備えればよ
い。
【0016】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定するものではない。
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定するものではない。
【図1】要部の概略構成図
【図2】湿分分離器、再熱器の構成を示す図
【図3】湿分分離エレメントの構成を示す図
【図4】h−s線図
1 焼却炉 10 廃熱ボイラ 15 タービン 16 発電装置 17 蒸気供給路 17a 蒸気過熱供給路 17b 蒸気無過熱供給路 18 燃焼式過熱器 19 蒸気接続路 19a 蒸気脱湿接続路 19b 蒸気無脱湿接続路
Claims (1)
- 【請求項1】 焼却炉(1)で発生する排ガスから廃熱
回収して蒸気を発生する廃熱ボイラ(10)と、前記廃
熱ボイラ(10)により生成される発生蒸気によりター
ビン(15)を駆動して発電する発電装置(16)とを
備えたゴミ焼却装置であって、 前記タービン(15)を少なくとも高圧タービンと低圧
タービンとを備えた多段タービンとして構成するとも
に、前記発生蒸気を過熱して前記タービン(15)に供
給する蒸気過熱供給路(17a)と前記発生蒸気を過熱
すること無しに前記タービン(15)へ直接供給する蒸
気無過熱供給路(17b)とを択一選択可能に備え、前
記多段タービンの各段間を接続する蒸気接続路(19)
に、路内を流れる蒸気を脱湿して下流段のタービンへ供
給する蒸気脱湿接続路(19a)と前記路内を流れる蒸
気を直接下流段のタービンへ供給する蒸気無脱湿接続路
(19b)と択一選択可能に備えたゴミ焼却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33487193A JPH07190324A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | ゴミ焼却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33487193A JPH07190324A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | ゴミ焼却装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07190324A true JPH07190324A (ja) | 1995-07-28 |
Family
ID=18282158
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33487193A Pending JPH07190324A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | ゴミ焼却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07190324A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021504622A (ja) * | 2017-11-28 | 2021-02-15 | シュタインミュラー バブコック インヴァイアランメント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングSteinmueller Babcock Environment GmbH | 慣用の廃棄物燃焼においてエネルギを生成する設備および方法 |
| JP2023002339A (ja) * | 2021-06-22 | 2023-01-10 | 株式会社竹中工務店 | 熱回収システム |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP33487193A patent/JPH07190324A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021504622A (ja) * | 2017-11-28 | 2021-02-15 | シュタインミュラー バブコック インヴァイアランメント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングSteinmueller Babcock Environment GmbH | 慣用の廃棄物燃焼においてエネルギを生成する設備および方法 |
| JP2023002339A (ja) * | 2021-06-22 | 2023-01-10 | 株式会社竹中工務店 | 熱回収システム |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN1074084C (zh) | 燃气蒸汽联合发电厂 | |
| US6598399B2 (en) | Integrated power plant and method of operating such an integrated power plant | |
| US5623822A (en) | Method of operating a waste-to-energy plant having a waste boiler and gas turbine cycle | |
| RU2352859C2 (ru) | Парогенератор на отходящем тепле | |
| JP3032005B2 (ja) | ガス・蒸気タービン複合設備 | |
| JP2013545915A (ja) | コジェネレーションを行うコンバインドサイクル発電プラントを運転する方法及び方法を実施するためのコンバインドサイクル発電プラント | |
| US5269130A (en) | Method for operating a gas and steam turbine plant and gas and steam turbine plant operated according to the method | |
| JP3925985B2 (ja) | コンバインドサイクル発電プラント | |
| JP3919883B2 (ja) | コンバインドサイクル発電プラント | |
| EP3219940B1 (en) | Combined cycle power plant and method for operating such a combined cycle power plant | |
| JPH07190324A (ja) | ゴミ焼却装置 | |
| JPH09303113A (ja) | コンバインドサイクル発電プラント | |
| JP2017155613A (ja) | ごみ発電システム | |
| JPS60138213A (ja) | 複合サイクル廃熱回収発電プラント | |
| JP2815296B2 (ja) | ごみ焼却炉の廃熱利用複合プラント運転方法 | |
| JPH07243305A (ja) | ごみ焼却炉の廃熱利用複合プラント | |
| JPH07119414A (ja) | ごみ焼却炉の廃熱利用複合プラントの運転制御方法 | |
| JP3771606B2 (ja) | ガスタービン排気再燃複合プラント | |
| JP2695368B2 (ja) | ゴミ焼却装置 | |
| JP7373801B2 (ja) | ごみ発電システム及びその運転方法 | |
| JP3068972B2 (ja) | コンバインドサイクル発電プラント | |
| JPH0559905A (ja) | ゴミ焼却ガスタービン複合プラント | |
| JP2740095B2 (ja) | ゴミ焼却装置 | |
| Tawney et al. | Economic and performance evaluation of combined cycle repowering options | |
| JPH08158816A (ja) | ゴミ焼却炉 |