JPH07191336A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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- JPH07191336A JPH07191336A JP34846893A JP34846893A JPH07191336A JP H07191336 A JPH07191336 A JP H07191336A JP 34846893 A JP34846893 A JP 34846893A JP 34846893 A JP34846893 A JP 34846893A JP H07191336 A JPH07191336 A JP H07191336A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、視野角が広く、応答速度が速く、表
示特性に優れた横方向電界制御による液晶表示装置を提
供することを目的とする。 【構成】一対の基板と、前記一対の基板の一方の基板上
に互いに絶縁して形成された少なくとも2つの表示電極
と、前記表示電極が内側となるように前記一対の基板を
対向させた状態で前記一対の基板間に挟持された液晶材
料とを具備し、前記表示電極間に電位差を設けて前記液
晶材料中の液晶分子の配列状態を変えることにより旋光
性を制御して表示を行う直視型または投射型液晶表示装
置において、前記表示電極が表示電極が複数の歯を有す
る櫛型電極からなり、前記歯の一部の幅を大きくして配
列状態を一方向に変化させるように制御できる形状を有
することを特徴としている。
示特性に優れた横方向電界制御による液晶表示装置を提
供することを目的とする。 【構成】一対の基板と、前記一対の基板の一方の基板上
に互いに絶縁して形成された少なくとも2つの表示電極
と、前記表示電極が内側となるように前記一対の基板を
対向させた状態で前記一対の基板間に挟持された液晶材
料とを具備し、前記表示電極間に電位差を設けて前記液
晶材料中の液晶分子の配列状態を変えることにより旋光
性を制御して表示を行う直視型または投射型液晶表示装
置において、前記表示電極が表示電極が複数の歯を有す
る櫛型電極からなり、前記歯の一部の幅を大きくして配
列状態を一方向に変化させるように制御できる形状を有
することを特徴としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示装置に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置は、薄く、低電圧駆動が可
能であるので、腕時計、電卓等の表示装置として広く使
用されている。特に、TFT(薄膜トランジスタ)等の
アクティブスイッチ素子を組み込んだTN型液晶表示装
置は、CRT並の表示特性を発揮するので、ワードプロ
セッサー、パーソナルコンピュータのディスプレイやテ
レビ等にも用いられるようになってきている。
能であるので、腕時計、電卓等の表示装置として広く使
用されている。特に、TFT(薄膜トランジスタ)等の
アクティブスイッチ素子を組み込んだTN型液晶表示装
置は、CRT並の表示特性を発揮するので、ワードプロ
セッサー、パーソナルコンピュータのディスプレイやテ
レビ等にも用いられるようになってきている。
【0003】しかしながら、TN型液晶表示装置におい
ては、視野角が中間調表示において狭く、表示画面の周
縁部と中央部では色またはコントラストに大きな差が出
てしまう。この現象は、TN型液晶表示方式がネマチッ
クp型液晶材料に電界を印加して電界方向に沿って液晶
分子を立たせることにより旋光性を制御する表示方式で
あり、液晶分子の立ち上がり方向が決まっているために
起きる。したがって、TN型液晶表示装置においては、
視野角の問題は根本的解決することはできない。
ては、視野角が中間調表示において狭く、表示画面の周
縁部と中央部では色またはコントラストに大きな差が出
てしまう。この現象は、TN型液晶表示方式がネマチッ
クp型液晶材料に電界を印加して電界方向に沿って液晶
分子を立たせることにより旋光性を制御する表示方式で
あり、液晶分子の立ち上がり方向が決まっているために
起きる。したがって、TN型液晶表示装置においては、
視野角の問題は根本的解決することはできない。
【0004】この問題を解決するために、TN型液晶表
示方式のように液晶分子を配向させた状態で電界を横方
向、すなわち基板に平行な方向に印加することにより旋
光性を制御して表示する方法、すなわち横方向電界制御
表示が提案されている。しかしながら、この方法におい
ては、応答速度、特に液晶分子の立ち下がりの応答速度
が遅い。また、さらにセグメントタイプの表示パネルに
表示電極を設けた構成とした場合、表示電極の形状によ
り本来印加される電界の方向と異なる方向に電気力線が
生じ、そのため液晶分子にツイストリバースが発生し、
その結果表示品位が落ちる。このように、横方向電界制
御表示では、表示特性に問題が多いことが新たに分かっ
た。
示方式のように液晶分子を配向させた状態で電界を横方
向、すなわち基板に平行な方向に印加することにより旋
光性を制御して表示する方法、すなわち横方向電界制御
表示が提案されている。しかしながら、この方法におい
ては、応答速度、特に液晶分子の立ち下がりの応答速度
が遅い。また、さらにセグメントタイプの表示パネルに
表示電極を設けた構成とした場合、表示電極の形状によ
り本来印加される電界の方向と異なる方向に電気力線が
生じ、そのため液晶分子にツイストリバースが発生し、
その結果表示品位が落ちる。このように、横方向電界制
御表示では、表示特性に問題が多いことが新たに分かっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる点に鑑
みてなされたものであり、視野角が広く、応答速度が速
く、表示特性に優れた横方向電界制御による液晶表示装
置を提供することを目的とする。
みてなされたものであり、視野角が広く、応答速度が速
く、表示特性に優れた横方向電界制御による液晶表示装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、一対の基板
と、前記一対の基板の一方の基板上に互いに絶縁して形
成された少なくとも2つの表示電極と、前記表示電極が
内側となるように前記一対の基板を対向させた状態で前
記一対の基板間に挟持された液晶材料とを具備し、前記
表示電極間に電位差を設けて前記液晶材料中の液晶分子
の配列状態を変えることにより旋光性を制御して表示を
行う直視型または投射型液晶表示装置において、前記表
示電極が複数の歯を有する櫛型電極からなり、前記歯の
一部の幅を大きくして配列状態を一方向に変化させるよ
うに制御できる形状を有することを特徴とする液晶表示
装置を提供する。
と、前記一対の基板の一方の基板上に互いに絶縁して形
成された少なくとも2つの表示電極と、前記表示電極が
内側となるように前記一対の基板を対向させた状態で前
記一対の基板間に挟持された液晶材料とを具備し、前記
表示電極間に電位差を設けて前記液晶材料中の液晶分子
の配列状態を変えることにより旋光性を制御して表示を
行う直視型または投射型液晶表示装置において、前記表
示電極が複数の歯を有する櫛型電極からなり、前記歯の
一部の幅を大きくして配列状態を一方向に変化させるよ
うに制御できる形状を有することを特徴とする液晶表示
装置を提供する。
【0007】ここで、本発明において、液晶材料として
は、ネマチック液晶材料を用いることができる。特に、
捩じれについて弾性定数の高い、LIXON 5034(チッソ社
製、商品名)等を用いることが好ましい。液晶材料のタ
イプとしては、ネマチックp型液晶材料およびn型液晶
材料のいずれの液晶材料を用いることができるが、本発
明の液晶表示装置の特長を生かすために、ネマチックp
型液晶材料を用いることが好ましい。
は、ネマチック液晶材料を用いることができる。特に、
捩じれについて弾性定数の高い、LIXON 5034(チッソ社
製、商品名)等を用いることが好ましい。液晶材料のタ
イプとしては、ネマチックp型液晶材料およびn型液晶
材料のいずれの液晶材料を用いることができるが、本発
明の液晶表示装置の特長を生かすために、ネマチックp
型液晶材料を用いることが好ましい。
【0008】基板材料としては、ガラス、石英、シリコ
ン等を用いることができる。また、表示電極の材料とし
ては、Al,Cr,Ti,Cu,Mo,Ta,In,I
TO等の導電性金属、金属酸化物、導電性高分子等を用
いることができる。なお、表示電極の厚さは表示上厚い
ほうが好ましく、1000オングストローム以上である
ことが望ましい。
ン等を用いることができる。また、表示電極の材料とし
ては、Al,Cr,Ti,Cu,Mo,Ta,In,I
TO等の導電性金属、金属酸化物、導電性高分子等を用
いることができる。なお、表示電極の厚さは表示上厚い
ほうが好ましく、1000オングストローム以上である
ことが望ましい。
【0009】表示電極の形状としては、異なる2つの表
示電極を交互に設けた構造等が考えられる。この場合、
表示電極の厚みは、表示特性上厚いほうが好ましく、5
000オングストローム以上であることが好ましい。ま
た、本発明における表示電極の形状は、電気力線の方向
を液晶分子の配列状態が一方向に変化させるように制御
できるものであればよい。例えば、隣り合う表示電極間
において最小である表示電極間の間隔が狭くまたは広く
なるように表示電極の形状を設定することにより電気力
線の方向を制御することができる。ここでいう最小であ
る表示電極間の間隔とは、表示電極の端面のある一点か
ら隣り合う表示電極の端面のある一点に対する距離のう
ち最も短い距離をいう。具体的には、表示電極13の形
状としては、図1〜図9に示すものが挙げられる。ただ
し、ここで示した形状に限定されるものではない。
示電極を交互に設けた構造等が考えられる。この場合、
表示電極の厚みは、表示特性上厚いほうが好ましく、5
000オングストローム以上であることが好ましい。ま
た、本発明における表示電極の形状は、電気力線の方向
を液晶分子の配列状態が一方向に変化させるように制御
できるものであればよい。例えば、隣り合う表示電極間
において最小である表示電極間の間隔が狭くまたは広く
なるように表示電極の形状を設定することにより電気力
線の方向を制御することができる。ここでいう最小であ
る表示電極間の間隔とは、表示電極の端面のある一点か
ら隣り合う表示電極の端面のある一点に対する距離のう
ち最も短い距離をいう。具体的には、表示電極13の形
状としては、図1〜図9に示すものが挙げられる。ただ
し、ここで示した形状に限定されるものではない。
【0010】本発明において、マトリクス駆動用の配線
を一対の基板の一方の基板上にすべて設けるためには、
配線同士を絶縁する必要がある。このため、少なくとも
2つの表示電極を絶縁して設ける方法としては、SiO
xやSiNx等の無機材料または高分子材料からなる絶
縁層を基板上に設け、その上または側面に表示電極を設
ける方法等を挙げることができる。この場合、絶縁層の
厚さは、電界を有効に利用するために3000オングス
トローム以上であることが好ましい。
を一対の基板の一方の基板上にすべて設けるためには、
配線同士を絶縁する必要がある。このため、少なくとも
2つの表示電極を絶縁して設ける方法としては、SiO
xやSiNx等の無機材料または高分子材料からなる絶
縁層を基板上に設け、その上または側面に表示電極を設
ける方法等を挙げることができる。この場合、絶縁層の
厚さは、電界を有効に利用するために3000オングス
トローム以上であることが好ましい。
【0011】また、このように、一対の基板の一方の基
板上にすべて表示電極を設ける場合、各画素毎の一方の
表示電極をすべて同じ電位にすることにより、効率的に
駆動させることができる。なお、表示電極を一方の基板
上にすべて設けることにより、基板間隔を一定に保つた
めのスペーサとして用いることもできる。
板上にすべて表示電極を設ける場合、各画素毎の一方の
表示電極をすべて同じ電位にすることにより、効率的に
駆動させることができる。なお、表示電極を一方の基板
上にすべて設けることにより、基板間隔を一定に保つた
めのスペーサとして用いることもできる。
【0012】本発明において、TFT等のアクティブス
イッチ素子を各画素毎に設けたアクティブマトリクス駆
動方式を採用することにより、さらに鮮明な表示を実現
できる。
イッチ素子を各画素毎に設けたアクティブマトリクス駆
動方式を採用することにより、さらに鮮明な表示を実現
できる。
【0013】本発明において、色付き防止のため、表示
における最適条件として、電界無印加状態において液晶
分子の配向がパラレル配向であり、ノーマリブラックで
あることが好ましい。
における最適条件として、電界無印加状態において液晶
分子の配向がパラレル配向であり、ノーマリブラックで
あることが好ましい。
【0014】
【作用】本発明の液晶表示装置は、横方向電界制御表示
方式の液晶表示装置において、表示電極が複数の歯を有
する櫛型電極からなり、歯の一部の幅を大きくして配列
状態を一方向に変化させるように制御できる形状を有す
ることを特徴としている。
方式の液晶表示装置において、表示電極が複数の歯を有
する櫛型電極からなり、歯の一部の幅を大きくして配列
状態を一方向に変化させるように制御できる形状を有す
ることを特徴としている。
【0015】図10(A)に示すように、上記表示方
式、すなわち基板11表面に対して平行(横方向)に電
界を印加して表示する方式においては、ツイスト配向ま
たはパラレル配向されているネマチックp型液晶分子1
2は、図10(B)に示すように電界方向にその配向を
変えようとする。これは、一方の基板11に設けられた
表示電極13に近いほどその傾向が強い。これにより、
初期の捩じれ配向による旋光性はなくなり、偏光板を通
して液晶セルに入射した直線偏光はその偏光面を変える
ことなく液晶セルから出射することになる。
式、すなわち基板11表面に対して平行(横方向)に電
界を印加して表示する方式においては、ツイスト配向ま
たはパラレル配向されているネマチックp型液晶分子1
2は、図10(B)に示すように電界方向にその配向を
変えようとする。これは、一方の基板11に設けられた
表示電極13に近いほどその傾向が強い。これにより、
初期の捩じれ配向による旋光性はなくなり、偏光板を通
して液晶セルに入射した直線偏光はその偏光面を変える
ことなく液晶セルから出射することになる。
【0016】この横方向電界制御表示方式においてマト
リックス表示を行う場合、図11に示すような画素表示
電極配線が考えられる。ところがこの表示電極配線で
は、表示電極13の角部分14に電気力線が集中するの
で、液晶分子12の配向状態が変化する方向が表示電極
13の左右で異なる。これによりディスクリネーション
が発生し、液晶分子の配列の歪が大きくなり、表示が不
安定となる。
リックス表示を行う場合、図11に示すような画素表示
電極配線が考えられる。ところがこの表示電極配線で
は、表示電極13の角部分14に電気力線が集中するの
で、液晶分子12の配向状態が変化する方向が表示電極
13の左右で異なる。これによりディスクリネーション
が発生し、液晶分子の配列の歪が大きくなり、表示が不
安定となる。
【0017】この現象を防止するために、液晶分子の初
期の配向方向を表示電極に対して数°の角度をもたせる
方法が考えられたが、この方法を用いても図11の表示
電極の形状においてはディスクリネーションが発生し、
表示が不安定となる。さらに、液晶分子の初期の配向方
向を表示電極に対して数°の角度をもたせる方法では、
液晶分子の配向方向を90°変化させることができない
ために、コントラストが低くなり弊害となる。
期の配向方向を表示電極に対して数°の角度をもたせる
方法が考えられたが、この方法を用いても図11の表示
電極の形状においてはディスクリネーションが発生し、
表示が不安定となる。さらに、液晶分子の初期の配向方
向を表示電極に対して数°の角度をもたせる方法では、
液晶分子の配向方向を90°変化させることができない
ために、コントラストが低くなり弊害となる。
【0018】上述した問題点は、表示電極の角部分への
電気力線の集中が最小限になるように、または電気力線
の方向が制御できるように表示電極の形状を設定するこ
とにより、解決できた。すなわち、表示電極の形状を規
定することにより、液晶分子の配向状態の変化方向を規
定することができ、それによりディスクリネーションの
発生を防止し、表示が安定となった。
電気力線の集中が最小限になるように、または電気力線
の方向が制御できるように表示電極の形状を設定するこ
とにより、解決できた。すなわち、表示電極の形状を規
定することにより、液晶分子の配向状態の変化方向を規
定することができ、それによりディスクリネーションの
発生を防止し、表示が安定となった。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を具体的に説明する。 (実施例1)1枚のガラス基板上にITOを蒸着して厚
さ500オングストロームのITO膜を形成し、ポジ型
感光性レジストを用いて図1に示す櫛型形状の表示電極
を形成した。この表示電極は、歯の根となる部分を厚く
した。次いで、表示電極上に配向膜を形成した後、表示
電極の長手方向に配向膜にラビング配向処理を行った。
さらに、もう1枚のガラス基板上に配向膜を形成して配
向処理した後、配向方向がパラレル配向になるように2
枚の基板を対向させ、スペーサとして外径5μmのグラ
スファイバーを挟み液晶セルを作製した。次いで、得ら
れた液晶セルにカイラルピッチ20μm、Δn=0.1
0のネマチックp型液晶材料を封入した。このとき、液
晶分子のプレチルト角は3°となった。なお、偏光板方
向はノーマリーブラックとした。このようにして本発明
の液晶表示装置を得た。
さ500オングストロームのITO膜を形成し、ポジ型
感光性レジストを用いて図1に示す櫛型形状の表示電極
を形成した。この表示電極は、歯の根となる部分を厚く
した。次いで、表示電極上に配向膜を形成した後、表示
電極の長手方向に配向膜にラビング配向処理を行った。
さらに、もう1枚のガラス基板上に配向膜を形成して配
向処理した後、配向方向がパラレル配向になるように2
枚の基板を対向させ、スペーサとして外径5μmのグラ
スファイバーを挟み液晶セルを作製した。次いで、得ら
れた液晶セルにカイラルピッチ20μm、Δn=0.1
0のネマチックp型液晶材料を封入した。このとき、液
晶分子のプレチルト角は3°となった。なお、偏光板方
向はノーマリーブラックとした。このようにして本発明
の液晶表示装置を得た。
【0020】この液晶表示装置の隣合う表示電極間に±
10Vの電圧を印加したところ、ディスクリネーション
ラインの発生がなく、立ち下がり応答速度100msec、
コントラスト比50:1と良好な表示が得られた。 (実施例2)1枚のガラス基板上にITOを蒸着して厚
さ5000オングストロームのITO膜を形成し、ポジ
型感光性レジストを用いて図2に示す櫛型形状の表示電
極を形成した。この表示電極は、歯の根となる部分を狭
くした。次いで、表示電極上に配向膜を形成した後、表
示電極の長手方向に配向膜にラビング配向処理を行っ
た。さらに、もう1枚のガラス基板上に配向膜を形成し
て配向処理した後、配向方向がパラレル配向になるよう
に2枚の基板を対向させ、スペーサとして外径5μmの
グラスファイバーを挟み液晶セルを作製した。次いで、
得られた液晶セルにカイラルピッチ50μm、Δn=
0.10のネマチックp型液晶材料を封入した。このと
き、液晶分子のプレチルト角は5°となった。なお、偏
光板方向はノーマリーブラックとした。このようにして
本発明の液晶表示装置を得た。
10Vの電圧を印加したところ、ディスクリネーション
ラインの発生がなく、立ち下がり応答速度100msec、
コントラスト比50:1と良好な表示が得られた。 (実施例2)1枚のガラス基板上にITOを蒸着して厚
さ5000オングストロームのITO膜を形成し、ポジ
型感光性レジストを用いて図2に示す櫛型形状の表示電
極を形成した。この表示電極は、歯の根となる部分を狭
くした。次いで、表示電極上に配向膜を形成した後、表
示電極の長手方向に配向膜にラビング配向処理を行っ
た。さらに、もう1枚のガラス基板上に配向膜を形成し
て配向処理した後、配向方向がパラレル配向になるよう
に2枚の基板を対向させ、スペーサとして外径5μmの
グラスファイバーを挟み液晶セルを作製した。次いで、
得られた液晶セルにカイラルピッチ50μm、Δn=
0.10のネマチックp型液晶材料を封入した。このと
き、液晶分子のプレチルト角は5°となった。なお、偏
光板方向はノーマリーブラックとした。このようにして
本発明の液晶表示装置を得た。
【0021】この液晶表示装置の隣合う表示電極間に±
10Vの電圧を印加したところ、ディスクリネーション
ラインの発生がなく、立ち下がり応答速度80msec、コ
ントラスト比100:1と良好な表示が得られた。 (実施例3)1枚のガラス基板上にアルミニウムを蒸着
して厚さ1500オングストロームのアルミニウム膜を
形成し、ポジ型感光性レジストを用いて図3に示す形状
の表示電極を形成した。このとき、アルミニウム膜のパ
ターニング時間を充分長くすることにより、ガラス基板
との界面付近がオーバーエッチングされて、ガラス基板
の接合面が線幅2μmの逆台形状となった。
10Vの電圧を印加したところ、ディスクリネーション
ラインの発生がなく、立ち下がり応答速度80msec、コ
ントラスト比100:1と良好な表示が得られた。 (実施例3)1枚のガラス基板上にアルミニウムを蒸着
して厚さ1500オングストロームのアルミニウム膜を
形成し、ポジ型感光性レジストを用いて図3に示す形状
の表示電極を形成した。このとき、アルミニウム膜のパ
ターニング時間を充分長くすることにより、ガラス基板
との界面付近がオーバーエッチングされて、ガラス基板
の接合面が線幅2μmの逆台形状となった。
【0022】次いで、表示電極上に配向膜を形成した
後、表示電極の長手方向に対して時計回り(右回転)に
1°ずらして配向膜にラビング配向処理を行った。さら
に、もう1枚のガラス基板上に配向膜を形成して配向処
理した後、配向方向が右回りに90°ツイスト配向にな
るように2枚の基板を対向させ、スペーサとして外径6
μmのグラスファイバーを挟み液晶セルを作製した。
後、表示電極の長手方向に対して時計回り(右回転)に
1°ずらして配向膜にラビング配向処理を行った。さら
に、もう1枚のガラス基板上に配向膜を形成して配向処
理した後、配向方向が右回りに90°ツイスト配向にな
るように2枚の基板を対向させ、スペーサとして外径6
μmのグラスファイバーを挟み液晶セルを作製した。
【0023】次いで、得られた液晶セルに左回転のカイ
ラルピッチ100μm、Δn=0.10のネマチックp
型液晶材料を封入した。このとき、液晶分子のプレチル
ト角は8°となった。なお、偏光板方向はノーマリーブ
ラックとした。このようにして本発明の液晶表示装置を
得た。
ラルピッチ100μm、Δn=0.10のネマチックp
型液晶材料を封入した。このとき、液晶分子のプレチル
ト角は8°となった。なお、偏光板方向はノーマリーブ
ラックとした。このようにして本発明の液晶表示装置を
得た。
【0024】この液晶表示装置の隣合う表示電極間に±
6Vの電圧を印加したところ、ディスクリネーションラ
インの発生がなく、立ち下がり応答速度60msec、コン
トラスト比90:1と良好な表示が得られた。 (実施例4)1枚のガラス基板上にITOを蒸着して厚
さ1000オングストロームのITO膜を形成した。そ
の上に、ネガ型感光性ポリイミドを用いて図4に示す形
状の絶縁層を形成した。次いで、この上にITOを蒸着
して厚さ500オングストロームのITO膜を形成する
ことにより、絶縁層を介して2つの表示電極を形成し
た。
6Vの電圧を印加したところ、ディスクリネーションラ
インの発生がなく、立ち下がり応答速度60msec、コン
トラスト比90:1と良好な表示が得られた。 (実施例4)1枚のガラス基板上にITOを蒸着して厚
さ1000オングストロームのITO膜を形成した。そ
の上に、ネガ型感光性ポリイミドを用いて図4に示す形
状の絶縁層を形成した。次いで、この上にITOを蒸着
して厚さ500オングストロームのITO膜を形成する
ことにより、絶縁層を介して2つの表示電極を形成し
た。
【0025】次いで、表示電極上に配向膜を形成した
後、表示電極の長手方向に対して時計回り(右回転)に
0.5°ずらしてSiOの斜め蒸着を基板法線に対して
80°の方向から行った。さらに、もう1枚のガラス基
板上に配向膜を形成して配向処理した後、配向方向がパ
ラレル配向になるように2枚の基板を対向させ、スペー
サとして外径5μmのグラスファイバーを挟み液晶セル
を作製した。
後、表示電極の長手方向に対して時計回り(右回転)に
0.5°ずらしてSiOの斜め蒸着を基板法線に対して
80°の方向から行った。さらに、もう1枚のガラス基
板上に配向膜を形成して配向処理した後、配向方向がパ
ラレル配向になるように2枚の基板を対向させ、スペー
サとして外径5μmのグラスファイバーを挟み液晶セル
を作製した。
【0026】次いで、得られた液晶セルに左回転のカイ
ラルピッチ100μm、Δn=0.10のネマチックp
型液晶材料を封入した。このとき、液晶分子のプレチル
ト角は25°となった。なお、偏光板方向はノーマリー
ブラックとした。このようにして本発明の液晶表示装置
を得た。
ラルピッチ100μm、Δn=0.10のネマチックp
型液晶材料を封入した。このとき、液晶分子のプレチル
ト角は25°となった。なお、偏光板方向はノーマリー
ブラックとした。このようにして本発明の液晶表示装置
を得た。
【0027】この液晶表示装置の隣合う表示電極間に±
8Vの電圧を印加したところ、ディスクリネーションラ
インの発生がなく、立ち下がり応答速度50msec、コン
トラスト比100:1と良好な表示が得られた。 (比較例)1枚のガラス基板上にITOを蒸着して厚さ
500オングストロームのITO膜を形成し、ポジ型感
光性レジストを用いて、図11に示すようなライン幅5
μm、ラインスペース10μmの2つの表示電極を形成
した。表示電極の長手方向に対してに2°ずらして配向
膜にラビング配向処理を行った。さらに、もう1枚のガ
ラス基板上に配向膜を形成して配向処理した後、配向方
向がパラレル配向になるように2枚の基板を対向させ、
スペーサとして外径2μmのグラスファイバーを挟み液
晶セルを作製した。
8Vの電圧を印加したところ、ディスクリネーションラ
インの発生がなく、立ち下がり応答速度50msec、コン
トラスト比100:1と良好な表示が得られた。 (比較例)1枚のガラス基板上にITOを蒸着して厚さ
500オングストロームのITO膜を形成し、ポジ型感
光性レジストを用いて、図11に示すようなライン幅5
μm、ラインスペース10μmの2つの表示電極を形成
した。表示電極の長手方向に対してに2°ずらして配向
膜にラビング配向処理を行った。さらに、もう1枚のガ
ラス基板上に配向膜を形成して配向処理した後、配向方
向がパラレル配向になるように2枚の基板を対向させ、
スペーサとして外径2μmのグラスファイバーを挟み液
晶セルを作製した。
【0028】次いで、得られた液晶セルにカイラルピッ
チ50μm、Δn=0.10のネマチックp型液晶材料
を封入した。このとき、液晶分子のプレチルト角は5°
となった。なお、偏光板方向はノーマリーブラックとし
た。このようにして比較例の液晶表示装置を得た。
チ50μm、Δn=0.10のネマチックp型液晶材料
を封入した。このとき、液晶分子のプレチルト角は5°
となった。なお、偏光板方向はノーマリーブラックとし
た。このようにして比較例の液晶表示装置を得た。
【0029】この液晶表示装置の隣合う表示電極間に±
10Vの電圧を印加したところ、ディスクリネーション
ラインが発生し、良好な表示が得られなかった。
10Vの電圧を印加したところ、ディスクリネーション
ラインが発生し、良好な表示が得られなかった。
【0030】
【発明の効果】以上説明した如く本発明の液晶表示装置
は、いわゆる横方向電界制御表示方式の液晶表示装置に
おいて、表示電極が複数の歯を有する櫛型電極からな
り、この歯の一部の幅を大きくして配列状態を一方向に
変化させるように制御できる形状を有するので、視野角
が広く、応答速度が速く、表示特性が優れたものであ
り、実用上大きな利点がある。
は、いわゆる横方向電界制御表示方式の液晶表示装置に
おいて、表示電極が複数の歯を有する櫛型電極からな
り、この歯の一部の幅を大きくして配列状態を一方向に
変化させるように制御できる形状を有するので、視野角
が広く、応答速度が速く、表示特性が優れたものであ
り、実用上大きな利点がある。
【図1】本発明の液晶表示装置の表示電極形状を示す平
面図。
面図。
【図2】本発明の液晶表示装置の表示電極形状を示す平
面図。
面図。
【図3】本発明の液晶表示装置の表示電極形状を示す平
面図。
面図。
【図4】本発明の液晶表示装置の表示電極形状を示す平
面図。
面図。
【図5】本発明の液晶表示装置の表示電極形状を示す平
面図。
面図。
【図6】本発明の液晶表示装置の表示電極形状を示す平
面図。
面図。
【図7】本発明の液晶表示装置の表示電極形状を示す平
面図。
面図。
【図8】本発明の液晶表示装置の表示電極形状を示す平
面図。
面図。
【図9】本発明の液晶表示装置の表示電極形状を示す平
面図。
面図。
【図10】(A),(B)は本発明の液晶表示装置の動
作原理を説明するための概略図。
作原理を説明するための概略図。
【図11】従来の液晶表示装置の表示電極形状の影響を
説明するための平面図。
説明するための平面図。
11…基板、12…液晶分子、13…表示電極、14…
角部分。
角部分。
Claims (1)
- 【請求項1】 一対の基板と、前記一対の基板の一方の
基板上に互いに絶縁して形成された少なくとも2つの表
示電極と、前記表示電極が内側となるように前記一対の
基板を対向させた状態で前記一対の基板間に挟持された
液晶材料とを具備し、前記表示電極間に電位差を設けて
前記液晶材料中の液晶分子の配列状態を変えることによ
り旋光性を制御して表示を行う直視型または投射型液晶
表示装置において、前記表示電極が複数の歯を有する櫛
型電極からなり、前記歯の一部の幅を大きくして配列状
態を一方向に変化させるように制御できる形状を有する
ことを特徴とする液晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34846893A JPH07191336A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34846893A JPH07191336A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07191336A true JPH07191336A (ja) | 1995-07-28 |
Family
ID=18397217
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34846893A Pending JPH07191336A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
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| JP (1) | JPH07191336A (ja) |
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