JPH0719271Y2 - 製茶粗揉機 - Google Patents
製茶粗揉機Info
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- JPH0719271Y2 JPH0719271Y2 JP1988171274U JP17127488U JPH0719271Y2 JP H0719271 Y2 JPH0719271 Y2 JP H0719271Y2 JP 1988171274 U JP1988171274 U JP 1988171274U JP 17127488 U JP17127488 U JP 17127488U JP H0719271 Y2 JPH0719271 Y2 JP H0719271Y2
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Landscapes
- Tea And Coffee (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は製茶粗揉機、例えば揉捻する茶葉の品質を向上
し、製茶粗揉機の各部材の保守を容易にし、耐久性を向
上した製茶粗揉機に関する。
し、製茶粗揉機の各部材の保守を容易にし、耐久性を向
上した製茶粗揉機に関する。
(従来の技術および考案が解決しようとする課題) 従来の製茶粗揉機としては、例えば、第5図に示すよう
なものがある。第5図に示す断面図において、製茶粗揉
機1は機枠1Aに固定された横長の揉乾胴2を有してい
る。揉乾胴2は上部に方形で天井金網を有し下部に断面
半円形の揉底3を有している。4は揉底3の前側(図の
左側)の内面に敷き詰めた竹だくであり、5は揉乾胴2
の中央部に回転自在に横架した主軸である。主軸5には
放射状に鉄製の多数(18〜36本/台)の攪拌手8および
揉手9が設けられている。10は揉底3の前部に設けた取
出扉、11は揉乾胴2内の清掃時などに使用される前扉で
ある。12は熱風を発生する熱風発生炉であり、熱風発生
炉12は揉底3の後方に設けられ、燃焼炉13、屈曲する煙
道14および煙突15を有している。熱風発生炉12は燃焼炉
13および煙道14から熱輻射により揉底3の後底3Aを介し
て揉乾胴2内に輻射熱16Aを出すとともに、図示してい
ないファンからの風と煙道14との熱交換により吹出口18
から揉乾胴2内に高温の熱風16Bを吹出す。揉乾胴2内
に投入された茶葉は、輻射熱16Aにより加熱され、熱風1
6Bを浴びながら攪拌手8によってすくい上げられては落
下し揉底3上に広がることを繰り返す。また、揉手9に
よって主に揉底3の前側の竹だく4上で揉捻される。そ
して、乾燥された茶葉は、取出扉10から取り出され、コ
ンベヤ20上に落下し、次工程に搬送される。
なものがある。第5図に示す断面図において、製茶粗揉
機1は機枠1Aに固定された横長の揉乾胴2を有してい
る。揉乾胴2は上部に方形で天井金網を有し下部に断面
半円形の揉底3を有している。4は揉底3の前側(図の
左側)の内面に敷き詰めた竹だくであり、5は揉乾胴2
の中央部に回転自在に横架した主軸である。主軸5には
放射状に鉄製の多数(18〜36本/台)の攪拌手8および
揉手9が設けられている。10は揉底3の前部に設けた取
出扉、11は揉乾胴2内の清掃時などに使用される前扉で
ある。12は熱風を発生する熱風発生炉であり、熱風発生
炉12は揉底3の後方に設けられ、燃焼炉13、屈曲する煙
道14および煙突15を有している。熱風発生炉12は燃焼炉
13および煙道14から熱輻射により揉底3の後底3Aを介し
て揉乾胴2内に輻射熱16Aを出すとともに、図示してい
ないファンからの風と煙道14との熱交換により吹出口18
から揉乾胴2内に高温の熱風16Bを吹出す。揉乾胴2内
に投入された茶葉は、輻射熱16Aにより加熱され、熱風1
6Bを浴びながら攪拌手8によってすくい上げられては落
下し揉底3上に広がることを繰り返す。また、揉手9に
よって主に揉底3の前側の竹だく4上で揉捻される。そ
して、乾燥された茶葉は、取出扉10から取り出され、コ
ンベヤ20上に落下し、次工程に搬送される。
しかしながら、粗揉する際、茶葉は4〜8段階に分けて
処理される。各段階で茶葉は粗揉され、しぶを取り異物
等が取り除かれる。このとき、多量の茶しぶが揉乾胴2
の揉底3、攪拌手8および揉手9の外表面の鉄に付着し
て熱伝導を悪化し、かつ、もみ効率を悪くするという問
題点がある。また、揉乾胴2内の揉底3、攪拌手8およ
び揉手9等に付着した多量の茶しぶが剥離して粗揉中の
茶葉に再付着し茶葉の品質を悪化するという問題点もあ
る。
処理される。各段階で茶葉は粗揉され、しぶを取り異物
等が取り除かれる。このとき、多量の茶しぶが揉乾胴2
の揉底3、攪拌手8および揉手9の外表面の鉄に付着し
て熱伝導を悪化し、かつ、もみ効率を悪くするという問
題点がある。また、揉乾胴2内の揉底3、攪拌手8およ
び揉手9等に付着した多量の茶しぶが剥離して粗揉中の
茶葉に再付着し茶葉の品質を悪化するという問題点もあ
る。
また、これらの茶しぶが機械の回転部分等に付着すると
故障の原因になる。特に、新茶の時期では水あめ状の茶
しぶが付着し、除去に多数の手間がかかるという問題点
がある。また、製茶粗揉機は高温に加熱されているた
め、茶しぶの除去作業が高温で作業環境が非常に悪いと
いう問題点もある。
故障の原因になる。特に、新茶の時期では水あめ状の茶
しぶが付着し、除去に多数の手間がかかるという問題点
がある。また、製茶粗揉機は高温に加熱されているた
め、茶しぶの除去作業が高温で作業環境が非常に悪いと
いう問題点もある。
そこで、攪拌手8および揉手9の外表面に、第6図に示
す揉手9の例のように、塩化ビニール樹脂からなるカバ
ー22により被覆することが提案されている。このカバー
22により被覆した攪拌手8および揉手9は茶しぶの付着
を減少し、それなりの効果はある。しかしながら、カバ
ー22により被覆した攪拌手8および揉手9が揉乾胴2内
で高温の熱風と輻射熱にさらされ、カバー22が部分的に
軟化して22Aのように変形するということがある。ま
た、カバー22により被覆した攪拌手8および揉手9は高
温の熱風および輻射熱の下で長時間使用すると、カバー
22が22Bのように変色、老化して逐には破損し耐久性が
十分でないという問題点がある。
す揉手9の例のように、塩化ビニール樹脂からなるカバ
ー22により被覆することが提案されている。このカバー
22により被覆した攪拌手8および揉手9は茶しぶの付着
を減少し、それなりの効果はある。しかしながら、カバ
ー22により被覆した攪拌手8および揉手9が揉乾胴2内
で高温の熱風と輻射熱にさらされ、カバー22が部分的に
軟化して22Aのように変形するということがある。ま
た、カバー22により被覆した攪拌手8および揉手9は高
温の熱風および輻射熱の下で長時間使用すると、カバー
22が22Bのように変色、老化して逐には破損し耐久性が
十分でないという問題点がある。
そこで本考案は製茶粗揉機の各部材の外側面および部材
表面をフッ素樹脂からなる被覆層により被覆することに
より、各部材への茶しぶの付着がなく、茶しぶを除去す
る手間もかからず、茶しぶの茶葉への再付着もない良好
な茶葉が得られ、また、各部材への取付けが容易で変形
および故障がなく耐久性が優れた製茶粗揉機を提供する
ことを目的とする。
表面をフッ素樹脂からなる被覆層により被覆することに
より、各部材への茶しぶの付着がなく、茶しぶを除去す
る手間もかからず、茶しぶの茶葉への再付着もない良好
な茶葉が得られ、また、各部材への取付けが容易で変形
および故障がなく耐久性が優れた製茶粗揉機を提供する
ことを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案者らは、製茶粗揉機の揉手、攪拌手等の被覆層が
茶葉の粗揉時の高温の熱風および輻射熱に露出された際
の茶しぶの付着状態、離型性、耐久性および被覆層の取
付、保守等につき、種々研究した。
茶葉の粗揉時の高温の熱風および輻射熱に露出された際
の茶しぶの付着状態、離型性、耐久性および被覆層の取
付、保守等につき、種々研究した。
その結果、フッ素樹脂で被覆した被覆層は、茶しぶの離
型性、耐熱性、耐摩耗性、耐久性に優れていることを見
出した。また、被覆層がコーティングで薄いと、使用時
にコーティングの一部が剥がれることがあり、コーティ
ングする被覆処理費が高い。また、攪拌手、揉手等のア
ームの径に大小があると、その対応が難しい。また、こ
れを解決するのに、チューブを用いることが取付け、保
守を容易にして効果的であることを見出した。
型性、耐熱性、耐摩耗性、耐久性に優れていることを見
出した。また、被覆層がコーティングで薄いと、使用時
にコーティングの一部が剥がれることがあり、コーティ
ングする被覆処理費が高い。また、攪拌手、揉手等のア
ームの径に大小があると、その対応が難しい。また、こ
れを解決するのに、チューブを用いることが取付け、保
守を容易にして効果的であることを見出した。
本考案者らは、さらに種々検討を進め、本結論に到達し
た。
た。
すなわち、本考案に係る製茶粗揉機は、茶葉を収納する
容器と、容器内で主軸の回りに回動または回転するとと
もに容器の内壁面との間で茶葉を揉捻する揉手および茶
葉を攪拌する攪拌手とを備え、容器の内壁面、主軸の外
側面、揉手の外側面、攪拌手の外側面および茶葉に接す
る部材表面の少なくとも1つがフッ素樹脂からなる被覆
層により被覆されたことを特徴としている。また、この
被覆層はチューブ(特に、収縮性を有する収縮チュー
ブ)によりチューブ形状に形成するのが好ましく、また
袋形状に形成してもよい。
容器と、容器内で主軸の回りに回動または回転するとと
もに容器の内壁面との間で茶葉を揉捻する揉手および茶
葉を攪拌する攪拌手とを備え、容器の内壁面、主軸の外
側面、揉手の外側面、攪拌手の外側面および茶葉に接す
る部材表面の少なくとも1つがフッ素樹脂からなる被覆
層により被覆されたことを特徴としている。また、この
被覆層はチューブ(特に、収縮性を有する収縮チュー
ブ)によりチューブ形状に形成するのが好ましく、また
袋形状に形成してもよい。
ここに、フッ素樹脂としては、テトラフルオロエチレン
−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP樹脂)、テ
トラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエ
ーテル共重合体(PFA樹脂)、エチレン−テトラフルオ
ロエチレン共重合体(ETFE樹脂)、ポリテトラフルオロ
エチレン(PTFE樹脂)、クロロトリフルオロエチレン−
エチレン共重合体(ECTFE樹脂)、ポリクロロトリフル
オロエチレン(PCTFE樹脂)などを挙げることができ、
以降、これらからなるものをフッ素樹脂という。フッ素
樹脂を使用する理由は、フッ素樹脂の耐熱性(連続最高
使用温度)が105°〜260℃で、塩化ビニール樹脂の65°
〜105℃に比較して極めて優れ、さらに、強伸度特性、
耐摩耗性、耐薬品性、特に、茶しぶ、タンニン等への耐
性、耐付着性、耐離型性が格段に優れ、耐久性能が大幅
にまた、このフッ素樹脂は成形性に優れ、容易に所定形
状に形成することができるからである。
−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP樹脂)、テ
トラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエ
ーテル共重合体(PFA樹脂)、エチレン−テトラフルオ
ロエチレン共重合体(ETFE樹脂)、ポリテトラフルオロ
エチレン(PTFE樹脂)、クロロトリフルオロエチレン−
エチレン共重合体(ECTFE樹脂)、ポリクロロトリフル
オロエチレン(PCTFE樹脂)などを挙げることができ、
以降、これらからなるものをフッ素樹脂という。フッ素
樹脂を使用する理由は、フッ素樹脂の耐熱性(連続最高
使用温度)が105°〜260℃で、塩化ビニール樹脂の65°
〜105℃に比較して極めて優れ、さらに、強伸度特性、
耐摩耗性、耐薬品性、特に、茶しぶ、タンニン等への耐
性、耐付着性、耐離型性が格段に優れ、耐久性能が大幅
にまた、このフッ素樹脂は成形性に優れ、容易に所定形
状に形成することができるからである。
また、本考案に係る被覆層を袋形状としたのは、揉手、
攪拌手および主軸等の外径に大小があったり、同じ揉手
の手元部と先端部に径の大小があったり、形状の差異が
あったりしても、各種の径を有する袋形状のものを共用
し、かつ先端を覆うように使用できるからである。ま
た、袋形状の開口端部をインシュロックあるいは収縮チ
ューブ等で固定すると、取付けが容易に簡単にでき、か
つ密着性が良好であり、さらに、取り換え時も容易に迅
速にできる。
攪拌手および主軸等の外径に大小があったり、同じ揉手
の手元部と先端部に径の大小があったり、形状の差異が
あったりしても、各種の径を有する袋形状のものを共用
し、かつ先端を覆うように使用できるからである。ま
た、袋形状の開口端部をインシュロックあるいは収縮チ
ューブ等で固定すると、取付けが容易に簡単にでき、か
つ密着性が良好であり、さらに、取り換え時も容易に迅
速にできる。
また、本考案に係る被覆層はチューブ形状のものでもよ
く、好ましくはチューブ形状で収縮可能な収縮チューブ
である。揉手および攪拌手は先端部を袋形状の被覆層で
被覆し、先端部と回転する主軸との間のパイプ状の取付
部または主軸等パイプ状の部分をチューブ形状の被覆層
で被覆するのが好ましい。また、収縮チューブを用いる
ことにより密着性をさらに大幅に向上させることができ
る。
く、好ましくはチューブ形状で収縮可能な収縮チューブ
である。揉手および攪拌手は先端部を袋形状の被覆層で
被覆し、先端部と回転する主軸との間のパイプ状の取付
部または主軸等パイプ状の部分をチューブ形状の被覆層
で被覆するのが好ましい。また、収縮チューブを用いる
ことにより密着性をさらに大幅に向上させることができ
る。
(作用) 本考案に係る製茶粗揉機は、容器の内壁面、主軸の外側
面、揉手の外側面、攪拌手の外側面および茶葉に接する
部材表面の少なくとも1つがフッ素樹脂からなる被覆層
により被覆されているので、被覆層のフッ素樹脂は茶し
ぶ等の有機物質との付着性は殆どなく、被覆層の取り換
え、保守、茶しぶの除去等の手間がかからない。また、
フッ素樹脂は耐熱性等に優れ、耐久性能が大幅に向上す
る。さらにまた、フッ素樹脂は成形性に優れ、所定形状
に容易に形成することができ、袋形状およびチューブ形
状のものにすることにより、外径差、形状差があって
も、各種の径を有する袋形状およびチューブ形状の被覆
層を共用して取付け、取り換えができ、さらに収縮チュ
ーブにすることにより密着性を向上させることができ
る。
面、揉手の外側面、攪拌手の外側面および茶葉に接する
部材表面の少なくとも1つがフッ素樹脂からなる被覆層
により被覆されているので、被覆層のフッ素樹脂は茶し
ぶ等の有機物質との付着性は殆どなく、被覆層の取り換
え、保守、茶しぶの除去等の手間がかからない。また、
フッ素樹脂は耐熱性等に優れ、耐久性能が大幅に向上す
る。さらにまた、フッ素樹脂は成形性に優れ、所定形状
に容易に形成することができ、袋形状およびチューブ形
状のものにすることにより、外径差、形状差があって
も、各種の径を有する袋形状およびチューブ形状の被覆
層を共用して取付け、取り換えができ、さらに収縮チュ
ーブにすることにより密着性を向上させることができ
る。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1〜4図は本考案に係る製茶粗揉機の一実施例を示す
図である。
図である。
まず、構成を説明する。第1、2図において、31は製茶
粗揉機であり、製茶粗揉機31は前述の第5図に示すもの
と同じ構成には同じ符号をつけ必要なことのみ説明す
る。製茶粗揉機31は茶葉を収納する横長の容器である揉
乾胴2を有している。揉乾胴2は上部が方形で上方に熱
風を排出する天井金網6を有し、下部が断面半円形で機
枠1Aに固定された揉底3を有している。揉底3の中央部
には回転自在に横架した主軸5が設けられ、主軸5は端
部に取付けられたプーリを介してモーターに連結され所
定の速度で回転可能である。主軸5には放射方向に多数
の攪拌手8および揉手9が取付けられ、主軸5の回転に
伴い主軸5の回りを回転可能である。攪拌手8は揉乾胴
2内の茶葉をすくい上げては落下して攪拌可能であり、
揉手9は揉底3の前側の内壁面の竹だく4との間で茶葉
を揉捻可能である。
粗揉機であり、製茶粗揉機31は前述の第5図に示すもの
と同じ構成には同じ符号をつけ必要なことのみ説明す
る。製茶粗揉機31は茶葉を収納する横長の容器である揉
乾胴2を有している。揉乾胴2は上部が方形で上方に熱
風を排出する天井金網6を有し、下部が断面半円形で機
枠1Aに固定された揉底3を有している。揉底3の中央部
には回転自在に横架した主軸5が設けられ、主軸5は端
部に取付けられたプーリを介してモーターに連結され所
定の速度で回転可能である。主軸5には放射方向に多数
の攪拌手8および揉手9が取付けられ、主軸5の回転に
伴い主軸5の回りを回転可能である。攪拌手8は揉乾胴
2内の茶葉をすくい上げては落下して攪拌可能であり、
揉手9は揉底3の前側の内壁面の竹だく4との間で茶葉
を揉捻可能である。
揉手9は、第3図(a)、(b)に示すように、ヘラ部
9aの外側面9sおよび支持棒部9bの外側面9sをそれぞれフ
ッ素樹脂からなる被覆層33である袋形状のチューブ33A
および33B(以下、33で代表する)により被覆されてい
る。また、攪拌手8および主軸5は揉手9と同様に、そ
れらの外側面を袋形状のチューブ33により被覆されてい
る。この他必要に応じて、揉乾胴2の内壁面および茶葉
に接する部材表面をチューブ33または被覆層33により被
覆してもよい。なお、本実施例のフッ素樹脂は、FEP樹
脂、PFA樹脂、ETFE樹脂、PTFE樹脂、ECTFE樹脂、また
は、PCTFE樹脂の何れかである。
9aの外側面9sおよび支持棒部9bの外側面9sをそれぞれフ
ッ素樹脂からなる被覆層33である袋形状のチューブ33A
および33B(以下、33で代表する)により被覆されてい
る。また、攪拌手8および主軸5は揉手9と同様に、そ
れらの外側面を袋形状のチューブ33により被覆されてい
る。この他必要に応じて、揉乾胴2の内壁面および茶葉
に接する部材表面をチューブ33または被覆層33により被
覆してもよい。なお、本実施例のフッ素樹脂は、FEP樹
脂、PFA樹脂、ETFE樹脂、PTFE樹脂、ECTFE樹脂、また
は、PCTFE樹脂の何れかである。
製茶粗揉機31により茶葉を粗揉する際、揉乾胴2内に投
入された茶葉は、揉底3の後側の後底3aからの輻射熱16
Aおよび吹出口18から吹出される熱風16Bにより加熱され
ながら攪拌手8によってすくい上げられては落下し揉底
3上に広がることを繰返し、また揉手9によって竹だく
4上で揉捻され、ウワ乾きをすることなく次第に乾燥し
ていく。乾燥が進み適度の焙焼香を呈するようになった
茶葉は取出扉10から取り出され、コンベヤ20により次工
程に搬送される。
入された茶葉は、揉底3の後側の後底3aからの輻射熱16
Aおよび吹出口18から吹出される熱風16Bにより加熱され
ながら攪拌手8によってすくい上げられては落下し揉底
3上に広がることを繰返し、また揉手9によって竹だく
4上で揉捻され、ウワ乾きをすることなく次第に乾燥し
ていく。乾燥が進み適度の焙焼香を呈するようになった
茶葉は取出扉10から取り出され、コンベヤ20により次工
程に搬送される。
次に、作用について説明する。
本考案の製茶粗揉機は、揉手9のヘラ部9aおよび支持棒
部9bの外側面9s、攪拌手8の外側面および主軸5の外側
面が被覆層33により被覆されているので、茶葉が均一に
練られず粘りが不均一となり茶しぶがでても、揉手9、
攪拌手8、主軸5等の部材表面に付着することはない
し、茶しぶがこれらの部材表面から剥離して粗揉中の茶
葉に再付着して茶葉の品質を低下することもない。ま
た、これらの被覆層33は前記フッ素樹脂からなり、耐熱
性、強伸度特性、耐摩耗、耐薬品性等に優れているの
で、被覆層33の耐久性は大幅に向上する。また、被覆層
33は加熱時には高効率で遠赤外線を発生し、この遠赤外
線が焙焼中の茶葉に作用し、色、香りおよび手ざわりを
向上させる。さらに、前記フッ素樹脂は成形性に優れて
いるので、所定形状の被覆層33を容易に成形することが
できる。そして、揉手9、攪拌手8および主軸5の被覆
層33は袋形状のチューブであるので、揉手9、攪拌手8
および主軸5等の形状差、径差があってもこれらの外側
面に一種類の好適の袋形状のチューブをかぶせて、開口
端部をインシュロックあるいは収縮チューブ等で固定し
て取付けられる。また、収縮チューブを用いて、適度に
加熱すればチューブは収縮して被覆体または、主軸への
全体の密着性は大幅に向上する。さらに取り換えも極め
て容易である。
部9bの外側面9s、攪拌手8の外側面および主軸5の外側
面が被覆層33により被覆されているので、茶葉が均一に
練られず粘りが不均一となり茶しぶがでても、揉手9、
攪拌手8、主軸5等の部材表面に付着することはない
し、茶しぶがこれらの部材表面から剥離して粗揉中の茶
葉に再付着して茶葉の品質を低下することもない。ま
た、これらの被覆層33は前記フッ素樹脂からなり、耐熱
性、強伸度特性、耐摩耗、耐薬品性等に優れているの
で、被覆層33の耐久性は大幅に向上する。また、被覆層
33は加熱時には高効率で遠赤外線を発生し、この遠赤外
線が焙焼中の茶葉に作用し、色、香りおよび手ざわりを
向上させる。さらに、前記フッ素樹脂は成形性に優れて
いるので、所定形状の被覆層33を容易に成形することが
できる。そして、揉手9、攪拌手8および主軸5の被覆
層33は袋形状のチューブであるので、揉手9、攪拌手8
および主軸5等の形状差、径差があってもこれらの外側
面に一種類の好適の袋形状のチューブをかぶせて、開口
端部をインシュロックあるいは収縮チューブ等で固定し
て取付けられる。また、収縮チューブを用いて、適度に
加熱すればチューブは収縮して被覆体または、主軸への
全体の密着性は大幅に向上する。さらに取り換えも極め
て容易である。
(効果) 以上説明したように、本考案によれば、製茶粗揉機の各
部材への茶しぶの付着がなく、茶しぶを除去する手間も
かからず、茶しぶの茶葉への再付着もない良好な茶葉が
得られる。また、フッ素樹脂被覆層からは高効率で遠赤
外線が発生するので、色、香りおよび手ざわりの良好な
茶葉が得られる。また、被覆層の成形および各部材への
開口端の固定、取付け、取り換え等が容易となり、各部
材への密着性もよく、耐久性能が大幅に向上する。
部材への茶しぶの付着がなく、茶しぶを除去する手間も
かからず、茶しぶの茶葉への再付着もない良好な茶葉が
得られる。また、フッ素樹脂被覆層からは高効率で遠赤
外線が発生するので、色、香りおよび手ざわりの良好な
茶葉が得られる。また、被覆層の成形および各部材への
開口端の固定、取付け、取り換え等が容易となり、各部
材への密着性もよく、耐久性能が大幅に向上する。
第1〜4図は本考案に係る製茶粗揉機の一実施例を示す
図であり、第1図はその一部断面正面図、第2図はその
概略断面図、第3図(a)はその要部正面図、第3図
(b)はその袋形状の被覆層の正面図、第4図(a)は
第3図のIVa−IVaの矢視断面図、第4図(b)は第3図
のIVb−IVb矢視断面図である。第5図は従来の製茶粗揉
機の概略断面図、第6図は従来の製茶粗揉機の要部正面
図である。 2……揉乾胴(容器)、3……揉底(内壁面)、4……
竹だく(内壁面)、5……主軸、8……攪拌手、9……
揉手、31……製茶粗揉機、33A、33……フッ素樹脂の袋
形状のチューブ(被覆層)、33B、33……フッ素樹脂の
チューブ形状のもの(被覆層)。
図であり、第1図はその一部断面正面図、第2図はその
概略断面図、第3図(a)はその要部正面図、第3図
(b)はその袋形状の被覆層の正面図、第4図(a)は
第3図のIVa−IVaの矢視断面図、第4図(b)は第3図
のIVb−IVb矢視断面図である。第5図は従来の製茶粗揉
機の概略断面図、第6図は従来の製茶粗揉機の要部正面
図である。 2……揉乾胴(容器)、3……揉底(内壁面)、4……
竹だく(内壁面)、5……主軸、8……攪拌手、9……
揉手、31……製茶粗揉機、33A、33……フッ素樹脂の袋
形状のチューブ(被覆層)、33B、33……フッ素樹脂の
チューブ形状のもの(被覆層)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 松井 理行 静岡県浜名郡雄踏町字布見4251 日星電気 株式会社内 (72)考案者 横山 拓史 静岡県榛原郡金谷町金谷河原327の6番地 (56)参考文献 特開 昭57−43641(JP,A) 実開 昭63−26290(JP,U)
Claims (2)
- 【請求項1】茶葉を収容する容器と、容器内で主軸の回
りに回動または回転するとともに容器の内壁面との間で
茶葉を揉捻する揉手および茶葉を攪拌する攪拌手とを備
え、容器の内壁面、主軸の外側面、揉手の外側面、攪拌
手の外側面および茶葉に接する部材表面の少なくとも1
つが、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピ
レン共重合体、テトラフルオロエチレン−パーフルオロ
アルキルビニルエーテル共重合体、エチレン−テトラフ
ルオロエチレン共重合体、ポリテトラフルオロエチレ
ン、クロロトリフルオロエチレン−エチレン共重合体、
ポリクロロトリフルオロエチレンの何れかのフッ素樹脂
からなる被覆層により被覆されたことを特徴とする製茶
粗揉機。 - 【請求項2】前記被覆層が、収縮チューブにより形成さ
れたことを特徴とする請求項1記載の製茶粗揉機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988171274U JPH0719271Y2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | 製茶粗揉機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988171274U JPH0719271Y2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | 製茶粗揉機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0290982U JPH0290982U (ja) | 1990-07-19 |
| JPH0719271Y2 true JPH0719271Y2 (ja) | 1995-05-10 |
Family
ID=31462963
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988171274U Expired - Lifetime JPH0719271Y2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | 製茶粗揉機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0719271Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0810288Y2 (ja) * | 1990-11-28 | 1996-03-29 | 日星電気株式会社 | 製茶機用底板 |
| JPH0810289Y2 (ja) * | 1990-11-28 | 1996-03-29 | 日星電気株式会社 | 製茶機用底板 |
| JP2532592Y2 (ja) * | 1990-11-29 | 1997-04-16 | 日星電気 株式会社 | 製茶機用底板 |
| CN115968952B (zh) * | 2023-02-09 | 2024-11-08 | 恩施硒草堂生物工程有限公司 | 一种基于长条状布袋包裹的茶叶揉捻生产装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4929276U (ja) * | 1972-06-06 | 1974-03-13 | ||
| JPS5743641A (en) * | 1980-08-25 | 1982-03-11 | Katsuya Kk | Tea leaf rolling machine |
| JPH0135677Y2 (ja) * | 1987-04-24 | 1989-10-31 |
-
1988
- 1988-12-28 JP JP1988171274U patent/JPH0719271Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0290982U (ja) | 1990-07-19 |
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