JPH07193335A - オーミック電極構造およびそれを用いた発光素子 - Google Patents

オーミック電極構造およびそれを用いた発光素子

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JPH07193335A
JPH07193335A JP34875893A JP34875893A JPH07193335A JP H07193335 A JPH07193335 A JP H07193335A JP 34875893 A JP34875893 A JP 34875893A JP 34875893 A JP34875893 A JP 34875893A JP H07193335 A JPH07193335 A JP H07193335A
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znse
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JP34875893A
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Paaburutsuku Piitaa
パーブルック ピーター
Renii Jiyon
レニ− ジョン
Genichi Hatagoshi
玄一 波多腰
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】p型 II-VI族化合物半導体層と金属電極との間
で(準)オーミックコンタクトが取れる発光素子を提供
すること。 【構成】 II-VI族化合物半導体系のLEDにおいて、p
側Ti/Au合金電極17が、Zny Hg1-y x Se
1-x コンタクト層16を介して、p型ZnSeクラッド
層15にコンタクトしていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、p型 II-VI族化合物半
導体と金属電極との間のオーミック特性を改善する技術
に係り、特に II-VI族化合物半導体系の発光素子におけ
るp型 II-VI族化合物半導体層と金属電極との間のオー
ミック特性の改善技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より種々の化合物半導体が半導体レ
ーザに用いられているが、近年、ZnSeなどの II-VI
族化合物半導体が注目されている。これは II-VI族化合
物半導体が可視波長領域の光の波長に相当するエネルギ
ーと同等以上の広いバンドギャップ(ワイドバンドギャ
ップ)を有し、可視発光素子材料としての利用が可能だ
からである。
【0003】特に、GaAlAs、InGaAlPなど
の III-V族化合物半導体による半導体レーザや発光ダイ
オードの動作波長域が緑色より長い波長域であるのに対
し、ワイドバンドギャップの II-VI族化合物半導体では
より波長の短い青色や紫外光までの動作の可能性があ
る。このため、小型,軽量,低動作電圧,高信頼性など
従来の半導体発光装置の有する利点を短波長領域に適用
できるようになり、光ディスクの高密度化が実現でき
る。更に、屋外メッセージボードなどのフルカラー化も
実現できる。
【0004】しかしながら、p型Cdx Zny Mg
1-x-y z Se1-z 層などのp型 II-VI族化合物半導体
層と金属電極との界面におけるショットキーバリアハイ
トが大きいためにオーミックコンタクトが取れず、実用
的な半導体レーザやLED等の発光素子の実現が困難で
あるという問題があった。
【0005】すなわち、p型 II-VI族化合物半導体層に
対し、金属電極を介して電流注入を行なう場合、大きな
電圧降下を強いられ、発熱により素子特性が劣化した
り、ライフタイムが短いという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、 II-VI族
化合物半導体を用いれば短波長の発光素子が得られる可
能性があるが、p型 II-VI族化合物半導体層と金属電極
との界面におけるショットキーバリアハイトが大きいた
めにオーミックコンタクトが取れず、発熱により素子特
性が劣化したり、ライフタイムが短くなるという問題が
あった。
【0007】本発明は上記事情を考慮したもので、その
目的とするところは、p型 II-VI族化合物半導体層と金
属電極との間のオーミック特性を改善できるオーミック
電極構造およびそれを用いた発光素子を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のオーミック電極構造(請求項1)は、p
型 II-VI族化合物半導体層と、このp型 II-VI族化合物
半導体層表面に設けられ、Cdz Zny Hg1-y-z x
Se1-x (0≦x,y,z≦1,0≦y+z≦1)、C
v Al1-v w Se1-w (0≦v,w≦1)、または
Cu2-u Z(Zは、S、Se、Te、またはこれら元素
の組み合わせ,0≦u≦0.2)からなるコンタクト層
と、このコンタクト層上に設けられた金属電極とを備え
ている。また、本発明の発光素子(請求項2)は、n側
金属電極とp側金属電極とを有する発光素子において、
このp側金属電極が、Cdz Zny Hg1-y-z x Se
1-x (0≦x,y,z≦1,0≦y+z≦1)、Cuv
Al1-v w Se1-w (0≦v,w≦1)、またはCu
2-u Z(Zは、S、Se、Te、またはこれら元素の組
み合わせ,0≦u≦0.2)からなるコンタクト層を介
して、p型 II-VI族化合物半導体層にコンタクトするこ
とを特徴とする。
【0009】また、本発明のオーミック電極構造(請求
項3)は、p型 II-VI族化合物半導体層と、このp型 I
I-VI族化合物半導体層表面に設けられ、横軸にイオン化
度、縦軸にショットキーバリアハイト(φB )を電気陰
性度(χN )で微分したもの(dφB /dχN )を選ん
だ場合に、前記イオン化度の増加に対して前記dφB
dχN の増加が飽和する材料からなるコンタクト層と、
このコンタクト層表面に設けられた金属電極とを備えて
いることを特徴とする。
【0010】また、本発明の発光素子(請求項4)は、
n側金属電極とp側金属電極とを有する発光素子におい
て、このp側金属電極が、横軸にイオン化度、縦軸にシ
ョットキーバリアハイト(φB )を電気陰性度(χN
で微分したもの(dφB /dχN )を選んだ場合に、前
記イオン化度の増加に対して前記dφB /dχN の増加
が飽和する材料からなるコンタクト層を介して、p型 I
I-VI族化合物半導体層にコンタクトすることを特徴とす
る。
【0011】
【作用】本発明(請求項1,請求項2)によれば、コン
タクト層の材料として、CdzZny Hg1-y-z x
1-x 、Cuv Al1-v w Se1-w 、またはCu2-u
Z(Zは、S、Se、Te、またはこれら元素の組み合
わせ,0≦u≦0.2)を用いているので、p型 II-VI
族化合物半導体層と金属電極との間のオーミック特性が
改善される。
【0012】これはコンタクト層の材料としてCdz
y Hg1-y-z x Se1-x を用いた場合、これら材料
は半金属の性質を持っているので、コンタクト層とp型
II-VI族化合物半導体層との価電子帯の差、並びにコン
タクト層と金属電極との価電子帯の差がともに小さくな
るからである。
【0013】また、コンタクト層の材料としてCu2-x
Z,Cuv Al1-v w Se1-w を用いた場合、これら
の材料はもともとアクセプタレベルが高く、コンタクト
層中の正孔が容易にp型 II-VI族化合物半導体層に注入
されるからである。
【0014】本発明(請求項3,請求項4)によれば、
コンタクト層の材料として、横軸にイオン化度、縦軸に
ショットキーバリアハイト(φB )を電気陰性度
(χN )で微分したもの(dφB /dχN )を選んだ場
合に、前記イオン化度の増加に対して前記dφB /dχ
N の増加が飽和する材料を用いている。換言すれば、コ
ンタクト層の材料として、イオン化度の極めて高い材料
を用いている。イオン化度の高い材料はショットキーバ
リアハイトの低下が大きいので、オーミック特性が改
【0015】善される。
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例を説明す
る。
【0016】図1は、本発明の第1の実施例に係るワイ
ドバンドギャップ II-VI族化合物半導体レーザの構造を
示す断面図である。
【0017】図中、8はn型GaAs基板を示してお
り、このn型GaAs基板8の(100)面あるいは該
面からミラー指数[011]の方向に傾いた面には、n
型ZnSX SeX-1 クラッド層7が形成されている。
【0018】n型ZnSX SeX-1 クラッド層7上に
は、n型ZnSe光ガイド層6,ZnCdSe活性層
5,p型ZnSe光ガイド層4,p型ZnSX SeX-1
クラッド層3が順次形成されている。n型ZnSX Se
X-1 クラッド層7およびp型ZnSX SeX-1 クラッド
層3の厚さは、例えば、1μmとする。また、ここで
は、ダブルヘテロ構造の活性領域が構成されているが、
多重量子井戸構造の活性領域であっても良い。
【0019】p型ZnSX SeX-1 クラッド層3上に
は、高濃度にドープされたp型Cu2- X Zコンタクト層
2が設けられている。ここで、Zは、S,SeまたはT
e、あるいはこれら元素の組み合わせを示している。ま
た、組成比xは0.2未満であることが好ましい。
【0020】p型Cu2-X Zコンタクト層2にはp型I
n/Ag合金電極1が設けられ、また、n型GaAs基
板8にはn型Au/Ge合金電極9が設けられている。
【0021】図2は、Cu2-X Z層とZnSe層とのバ
ンド構造を示すエネルギーバンド図である。Cu2-X
層のバンドギャップ(0.6eV)は、ZnSe層のそ
れ(2.7eV)に比べて比較的小さい。しかし、価電
子帯のオフセットは十分に小さいので、低い温度(例え
ば、77K)でも、2V未満の低い印加電圧で、Cu
2-X Z層からZnSe層への正孔hの注入が起こる。
【0022】この理由は、Cu2-X Z層のアクセプタレ
ベルは1×1020cm-3程度というもともと高い値であ
って、強いp型極性を示し、Cu2-X Z層が無い従来構
造に比べて、正孔の状態密度分布ρが高エネルギー側に
広がっているからである。この状態密度分布ρの広がり
は、低エネルギーの正孔はCu2-X Z層とZnSe層と
の界面のヘテロ障壁を越えることはできないが、高い割
合で高エネルギーの正孔hが該ヘテロ障壁を越えられる
ことを意味している。
【0023】このような現象は、Cu2-X Z層とZnS
e層との間だけでなく、Cu2-X Z層とZnCdSSe
Te化合物半導体等の他の II-VI族化合物半導体との間
でも成立することが本発明者等の研究によって分かっ
た。
【0024】したがって、p型ZnSX SeX-1 クラッ
ド層3に対するコンタクト層として、p型Cu2-X Zコ
ンタクト層2を用いている本実施例によれば、低い印加
電圧でオーミックコンタクトを実現できる。このため、
発熱を小さくでき、熱発生によるデバイス特性の劣化を
防止できる。
【0025】更に、Cu2-X Z層は、比較的低い温度
(<300℃)で形成できるという利点を有している。
これは II-VI族化合物半導体系の発光素子の作成におい
て重要なことである。何故なら、 II-VI族化合物半導体
中のドーパントは大きな拡散係数を持ち、比較的低い温
度(例えば400℃)でドーパントの拡散が生じ、デバ
イス特性の劣化が生じ易いからである。なお、p型Cu
2-X Zコンタクト層2となるCu2-X Zを堆積した後、
アニールを行なうことが好ましい。このアニールの好ま
しい温度範囲は60〜300℃であり、より好ましくは
100〜300℃である。
【0026】かくして本実施例によれば、p型In/A
g合金電極1とp型ZnSX SeX- 1 クラッド層3との
間にp型Cu2-X Zコンタクト層2を挿設することによ
り、低い印加電圧の範囲でp型ZnSX SeX-1 クラッ
ド層3に対してオーミックコンタクトを取れるようにな
り、デバイス内部の発熱に起因するデバイス特性の劣化
を防止できる。したがって、信頼性を改善でき、発振波
長が緑色から青色の短波長のワイドギャップ II-VI族化
合物半導体レーザを実現できるようになる。
【0027】なお、本実施例では、コンタクト層の材料
としてCu2-X Zを用いた場合について説明したが、C
v Al1-v w Se1-w でも1019cm-3程度の高ア
クセプタレベルが得られるので、この材料をコンタクト
層に用いても同様な効果が得られる。また、本実施例で
は、半導体レーザの場合について説明したが、本発明は
LED等の他の発光素子にも適用できる。
【0028】図3は、本発明の第2の実施例に係るワイ
ドバンドギャップ II-VI族化合物LEDの構造を示す断
面図である。
【0029】図中、11はn型GaAs基板を示してお
り、このn型GaAs基板11上には、厚いn型InG
aAsバッファ層12を介して、n型ZnSeクラッド
層13が設けられている。このn型InGaAsバッフ
ァ層12によって、n型GaAs基板11とn型ZnS
eクラッド層13との間の歪みが緩和されるようになっ
ている。
【0030】n型ZnSeクラッド層13上には、Zn
CdSe(井戸)/ZnSe多重量子井戸層14、p型
ZnSeクラッド層15が順次設けられている。このp
型ZnSeクラッド層15は、Zny Hg1-y x Se
1-x コンタクト層16を介して、p側Ti/Au合金電
極17にコンタクトしている。また、n型GaAs基板
11には、n側Ti/Au合金電極18が設けられてい
る。ここで、電極材料は合金でなくともAuやPt等の
単一単金属であっても良い。
【0031】Zny Hg1-y x Se1-x コンタクト層
16の組成比x,yの好ましい範囲は、0<x≦1,0
≦y≦0.07である。更に、コンタクト層の材料とし
て、Zny Hg1-y x Se1-x の代わりに、Cdy
1-y x Se1-x 、あるいはCdz Zny Hg1-y-z
x Se1-x を用いても良い。また、n型不純物として
は例えばClを用い、p型不純物として例えばNを用い
ると良い。更に、ワイドバンドギャップ II-VI族化合物
半導体のp型不純物としてはN以外のV族元素,I族元
素または酸素を用いても良い。
【0032】以上の各層は例えばMBEやMOVPEを
用いて形成すると良い。また、Zny Hg1-y x Se
1-x コンタクト層16は低い温度(<300℃)で成長
させ、n型層中のn型不純物濃度が悪影響を受けないよ
うにすることが好ましい。
【0033】図4は、本実施例の効果を示すI(電流)
−V(電圧)特性図である。図中、特性曲線aは本実施
例のLEDを示し、特性曲線bは本実施例のLEDから
Zny Hg1-y x Se1-x コンタクト層16を取り除
いた構造のLED(比較例)を示している。
【0034】この図2から本実施例のLEDは、比較例
に比べて、ターンオン電圧が十分に低く(2V弱)、ま
た、立上がりの傾きが十分に大きいことが分かる。
【0035】このような効果が得られたのはコンタクト
層の材料として半金属の性質を有するZny Hg1-y
x Se1-x を用いたからである。このような材料を用い
ると、p型ZnSeクラッド層15とZny Hg1-y
x Se1-x コンタクト層16との価電子帯の差、並びに
Zny Hg1-y x Se1-x コンタクト層16とp側T
i/Au合金電極17との価電子帯の差がともに小さく
なるからである。
【0036】また、Zny Hg1-y x Se1-x コンタ
クト層16は、p型ZnSeクラッド層5上にエピタキ
シャル成長しているのを確認した。更に、Zny Hg
1-y x Se1-x コンタクト層16の厚さは、p型Zn
Seクラッド層5の転位( misfit location)を防止す
るのに十分薄いものであることを確認した。
【0037】なお、本実施例ではクラッド層の材料とし
てZnSeを用いたが、その代わりに、ZnSSeや、
ZnMgSSeを用いても良い。この場合、ZnCdS
e/ZnSe多重量子井戸層は、それぞれ、ZnCdS
e/ZnSSe多重量子井戸層、ZnCdSe/ZnM
gSSe多重量子井戸層という変更を受ける。
【0038】また、この場合、良好な格子整合が取れる
ように、図5に示すように、n型ZnSSe(またはZ
nMgSSe)クラッド層13aはn型GaAs基板1
1に直接形成される。
【0039】更に、本実施例の素子構造において、Zn
y Hg1-y x Se1-x コンタクト層16をドライエッ
チングを用いてストライプ状に加工し,このストライプ
状のZny Hg1-y x Se1-x コンタクト層16上に
p側Au電極をストライプ状に堆積して、半導体レーザ
を作成したところ、室温で強力なパルス動作し、そし
て、液体窒素温度ではCW動作した。
【0040】図7に、このようなZny Hg1-y x
1-x コンタクト層が有る半導体レーザ、並びにZny
Hg1-y x Se1-x コンタクト層が無い半導体レーザ
の電流密度と印加電圧との関係を示す。これはレーザの
面積が500μm×20μmの場合の結果である。図
中、特性曲線aはZny Hg1-y x Se1-x コンタク
ト層が有る半導体レーザを示し、特性曲線bはZny
1-y x Se1-x コンタクト層が無い半導体レーザを
示している。
【0041】Zny Hg1-y x Se1-x コンタクト層
が無い半導体レーザの電圧降下は9Vで、この場合のレ
ーザの発熱は900mWであった。一方、Zny Hg
1-y x Se1-x コンタクト層が有る半導体レーザの電
圧降下は0.2Vで、この場合のレーザの発熱は20m
Wであった。
【0042】このようにZny Hg1-y x Se1-x
ンタクト層がある場合には、上記LEDと同様にターン
オン電圧の立ち上がりの傾きは大きく、発熱は少なく、
そして、Zny Hg1-y x Se1-x コンタクト層が無
いものに比べて、ライフタイムが十分長かった。
【0043】以下に本発明に至る動機となった考察や実
験について述べる。
【0044】図8は、 II-VI族化合物半導体のバンドギ
ャップとHgSSeのゼロバンドギャップとの関係を示
す図である。なお、この図8にはバンドギャップボウイ
ング(bandgap bowing)の効果は反映されていないが、
ここでの説明には何等影響はない。
【0045】この図8からHgSSeのバンドギャップ
の最大の深さは、ZnSeの伝導帯端の下で約3Vで、
また、ZnSeの価電子帯端の下で約0.3eVである
ことが分かる。
【0046】また、本発明者等は以下のような実験を行
なってみた。
【0047】低濃度(約1×1016cm-3)Nドープの
ZnSe層を第1のチェンバ内でMBE法により成長さ
せた後、このZnSe層を真空状態で第2のチェンバ内
に搬送した。この第2のチェンバ内では色々の組成比の
薄いHgSSeをMBE法により成長させた。Hgおよ
びSの蒸着源としては液体窒素で囲まれたクヌードセン
セルを用いた。S源として電気化学的セルを用いても良
い。
【0048】以上の実験の結果、成長温度があまり高く
なければ、閃亜鉛鉱構造のHgSSeが得られた。ま
た、多結晶となるような最低成長(堆積)温度におい
て、HgSSeがHgSとなる程度にHgSSe中のS
e濃度が低い場合には、辰朱構造(cinnabar structur
e)のHgSSeが得られた。このような低成長温度に
おいて、半金属性の性質が保たれる程度に少量のZn
(最高7%)を添加したところこの効果を低減するのに
役立ったが、ゼロバンドギャップの深さは変わらなかっ
た。
【0049】閃亜鉛鉱構造のHgSSe層をp型ZnS
e層に対するコンタクト層として用いた場合のショット
キー障壁高をCV法により評価したみた。この結果、S
の割合が50〜60%の場合には、オーミック特性が得
られた。
【0050】一方、HgS層をコンタクト層として用い
た場合には、図8から期待できる結果である400〜5
00mV程度のショットキー障壁高の増加が見られ、辰
朱構造(cinnabar structure)のHgSSe層はコンタ
クト層として不適当であることが明らかになった。
【0051】図6は、本発明の第3の実施例に係るワイ
ドバンドギャップ II-VI族化合物半導体レーザの構造を
示す断面図である。
【0052】図中、21はn型InP基板を示してお
り、このn型InP基板21上には、InPnに対して
格子整合が良い材料であるZnMgSeからなるn型Z
nMgSeクラッド層22が設けられている。このn型
ZnMgSeクラッド層22上には、CdZnSe/Z
nMgSe多重量子井戸層24、p型ZnMgSeクラ
ッド層25が順次設けられている。
【0053】p型ZnMgSeクラッド層25は、極薄
のZny Hg1-y x Se1-x コンタクト層26を介し
て、p側Ti/Au合金電極27にコンタクトしてい
る。良好なコンタクトが取れるように、Zny Hg1-y
x Se1-x コンタクト層26中のSeの割合は約7%
としてある。また、n側Ti/Au合金電極28がn型
InP基板21に設けられている。
【0054】このような半導体レーザを調べたところ、
室温で良好なパルス動作を示し、また、ターンオン電圧
は約2Vで、その立ち上がりの傾きは非常に大きかっ
た。
【0055】上記第2,第3の実施例等では II-VI族化
合物半導体としてZnSe,ZnSSe,ZnMgSS
eを例にあげたが、他の II-VI族化合物半導体を用いて
も良い。具体的には、ZnSe,ZnSSe,ZnMg
SSeを含めて一般的には表すと、Cdx Zny El
1-x-y SSe1-z (0≦x≦1,0≦y≦1,0≦x+
y≦1,0≦z≦1)となる。ここで、ElはBe,M
gまたはCaである。
【0056】図9は、本発明の第4の実施例に係るLE
Dの構造を示す断面図である。これを製造工程に従って
説明すると、まず、n型GaAs基板31上に、Clド
ープのn型ZnSe層32をMBE法により成長させ
る。
【0057】次にn型ZnSe層32上に、ZnSeを
成長させるとともに、プラズマドーピングによりNをド
ープし、p型ZnSe層33を形成する。この後、成長
温度を下げ、p型ZnSe層33上に、Nドープのp型
Zn0.7 Mg0.3 Seコンタクト層34をプラズマドー
ピングを用いて形成する。このとき、成長温度を約25
0℃より低くすることにより、p型Zn0.7 Mg0.3
eコンタクト層34中のp型不純物濃度を高くできる。
【0058】次にMBEチェンバ内のn型GaAs基板
31を蒸着チェンバ内に真空状態で移した後、n型Ga
As基板31の裏面にTi,Auを蒸着し、n側Ti/
Au合金電極37を形成する。
【0059】次に蒸着チェンバ内のn型GaAs基板3
1を昇華チェンバ内に真空状態で搬入して冷却し、Zn
0.7 Mg0.3 Seコンタクト層34上にポリサルファナ
イトライド層((SN)n 層)35を堆積する。
【0060】最後に、昇華チェンバ内のn型GaAs基
板31を蒸着チェンバ内に再び移して(SN)n 層35
上にTi,Auを蒸着し、p側Ti/Au合金電極36
を形成する。このp側Ti/Au合金電極36、並びに
上記(SN)n 層35は、マスクを用いて表面発光が観
察される形に形成する。なお、各層や電極の形成方法
や、形成順序は上記のものに限定されない。
【0061】図10は、本実施例の効果を示すI−V特
性図である。
【0062】図中、特性曲線aは本実施例のLEDを示
し、特性曲線bは本実施例のLEDから(SN)n 層3
5を取り除いた構造のLED(比較例1)を示し、そし
て、特性曲線cは本実施例のLEDから(SN)n 層3
5およびZn0.7 Mg0.3 Seコンタクト層34を取り
除いた構造のLED(比較例2)を示している。
【0063】この図9から本実施例のLEDは、(S
N)n 層が無い比較例1,2に比べて、ターンオン電圧
が十分に低いことが分かる。
【0064】更に、比較例1は、Zn0.7 Mg0.3 Se
コンタクト層が無い比較例2よりもターンオン電圧が低
いことが分かる。
【0065】また、上記三つのLEDは全て青色発光を
示したが、ターンオン電圧が低いほど明るく、そして発
光効率がより高いことが分かった。すなわち、本実施例
のLEDが最も優れていた。
【0066】上記の如きの効果が得られたのは、コンタ
クト層の材料として、イオン化度の高いZn0.7 Mg
0.3 Seを用いているからである。イオン化度の高い材
料はショットキーバリアハイトの低下が大きいので、オ
ーミック特性が改善される。
【0067】図11はそのことを示す特性図であり、Z
0.7 Mg0.3 Se(イオン化度=0.95),ZnS
e(イオン化度〜0.8),GaAs(イオン化度=
0.4)についてのショットキーバリアハイトφB の電
気陰性度χN ,イオン化度の依存性を示す特性図であ
る。この図11から電気陰性度χN 、イオン化度が大き
いほど、ショットキーバリアハイトφB が小さいことが
分かる。
【0068】なお、本実施例ではコンタクト層の材料と
してZn0.7 Mg0.3 Seを用いたがイオン化度の高い
他の材料を用いても良い。具体的には図12に示すよう
に、イオン化度の増加に対してdφB /dχN の増加が
飽和する材料、例えば、AlN,SiO2 ,ZnO,A
2 3 ,SrTiO3 ,KTaO3 等を用いることが
できる。
【0069】以下に本発明に至る動機となった考察や実
験について述べる。
【0070】図13は、本発明の実験に用いた第1の試
料の構造を示す斜視図である。図中、41はGaAs基
板を示しており、このGaAs基板41上には、MBE
法により形成され、p型不純物の濃度が約5×1016
-3のp型ZnMgSe層42が設けられている。この
p型ZnMgSe層42にはAu電極43が設けられて
いる。Au電極43は例えば真空蒸着により形成する。
【0071】また、図14は、第2の試料の構造を示す
斜視図であり、この第2の試料が第1の試料と異なる点
は、p型ZnMgSe層42とAu電極43との間に
(SN)n 層44が設けられていることにある。
【0072】図15は、上記試料をC−V法により評価
した結果を示すイオン化度とショットキーバリアハイト
との関係を示す特性図である。図中、特性曲線aが第1
の試料を示し、特性曲線bが第2の試料を示している。
【0073】第1の試料の場合、p型ZnMgSe層4
2として、ZnMgSeがZn0.5Mg0.5 Seの組成
のものを用いれば、ZnSeの場合に比べて約600m
eV程ショットキーバリアハイトが低下(0.7eVか
ら1.3eV)することが分かる。
【0074】一方、(SN)n 層を有する第2の試料の
ショットキーバリアハイトの低下は第1の試料のそれよ
りも大きいことが分かる。(SN)n 層を用いた実施例
は後述する。また、Mgの割合が20%以上であればオ
ーミック特性が得られることをI−V分析により確認し
た。
【0075】図16は、本発明の第5の実施例に係る半
導体レーザの構造を示す断面図である。
【0076】これを製造工程に従い説明すると、まず、
n型GaAs基板51上に、キャリア濃度が約3×10
18cm-3のClドープのn型ZnSeクラッド層52を
成長させ、続いて、このn型ZnSeクラッド層52上
に、アンドープのZnSe/CdZnSe多重量子井戸
層53を形成する。
【0077】次にZnSe/CdZnSe多重量子井戸
層53上に、キャリア濃度が約2×1018cm-3のNド
ープのp型ZnSeクラッド層54を成長させ、続い
て、このp型ZnSeクラッド層54上に、Zn0.7
0.3 Seコンタクト層55を成長させる。ここで、成
長温度を250℃まで下げることにより、Zn0.7 Mg
0.3 Seコンタクト層55の正味のアクセプタ濃度を約
2×1018cm-3にすることができる。
【0078】次にn型GaAs基板51の裏面にn側T
i/Au合金電極59を形成した後、Zn0.7 Mg0.3
Seコンタクト層55上に、ストライプ状の開口部(ス
トライプ幅20μ)を有するポリアミド層56を形成す
る。
【0079】次にポリアミド層56のストライプ状の開
口部を介してZn0.7 Mg0.3 Seコンタクト層55に
コンタクトする(SN)n 層57を形成した後、この
(SN)n 層57上に、Ti,Auを蒸着し、p側Ti
/Au合金電極58を形成する。最後に、キャビティと
しての500μmの劈開面を形成して完成する。なお、
各層や電極の形成方法や、形成順序は上記のものに限定
されない。
【0080】このようにして得られた半導体レーザを7
7Kまで冷却し、電圧を印加したところ、約2Vを越え
たところでCW発振が得られることを確認した。
【0081】図17,図18は、それぞれ、本実施例の
効果を示すI−V特性図、L(光強度)−I(電流)特
性図である。図中、特性曲線aは本実施例の半導体レー
ザを示し、特性曲線bは本実施例の半導体レーザから
(SN)n 層57を取り除いた構造の半導体レーザ(比
較例1)を示し、そして、特性曲線cは本実施例の半導
体レーザから(SN)n 層57およびZn0.7 Mg0.3
Seコンタクト層55を取り除いた構造の半導体レーザ
(比較例2)を示している。
【0082】図17から本実施例の半導体レーザは、
(SN)n 層が無い比較例1,2に比べて、ターンオン
電圧が十分に低いことが分かる。更に、比較例1は、Z
0.7Mg0.3 Seコンタクト層が無い比較例2よりも
ターンオン電圧が低いことが分かる。
【0083】また、図18から本実施例の半導体レーザ
は、比較例1,2に比べて、発光に必要な電流が十分に
小さいことが分かる。更に、比較例2の場合、エッジエ
レクトロルミネセンスは見られたが、レーザ発振は観察
されなかった。また、本実施例の場合、発振波長は約4
90nmであったが、ZnSe/CdZnSe多重量子
井戸層53の井戸幅,Cd組成比を制御することで、4
70〜550μmの発振波長が得られた。
【0084】図19は、本発明の第6の実施例に係る半
導体レーザの構造を示す断面図である。
【0085】図中、61はn型GaAs基板を示してお
り、このn型GaAs基板61上には、先の実施例と同
様に、n型ZnSeクラッド層62,ZnSe/CdZ
nSe多重量子井戸層63,p型ZnSeクラッド層6
4が順次形成されている。
【0086】このp型ZnSeクラッド層64上には、
窒素ドープ(1×1018cm-3程度)のp型ZnTe/
ZnSe超格子層65がMBE法により形成されてい
る。このp型ZnTe/ZnSe超格子層65の詳細な
構造を図20に示す。
【0087】図中、65a5は5層のp型ZnSe層、6
b1は1層のp型ZnTe層を示しており、65a4は4
層のp型ZnSe層、65b2は2層のp型ZnTe層を
示している。以下、p型ZnSe層は、p型ZnSe層
65a3,65a2,65a1の順で一層づつ薄くなり、p型
ZnSe層65a1で単層になる。一方、p型ZnTe層
は、p型ZnTe層65b3,65b4,65b5の順で一層
づつ厚くなるとともに、p型ZnTe層65b5は効果的
にp型ZnSeクラッド層64の一部となる。
【0088】p型ZnTe/ZnSe超格子層65上に
は、厚さ約4nmのZn0.55Mg0. 45Seコンタクト層
66が形成されている。このZn0.55Mg0.45Seコン
タクト層66の厚さは、p型ZnTe/ZnSe超格子
層65に対して半金属特性を示すのに十分な大きさであ
る。
【0089】Zn0.55Mg0.45Seコンタクト層66上
には、ストライプ状の開口部を有するポリアミド層67
が設けられ、この開口部を介してp側Au/Ti合金電
極68がZn0.55Mg0.45Seコンタクト層66にコン
タクトしている。また、n型GaAs基板32の裏面に
はn側Au/Ti合金電極69が設けられている。
【0090】このようにして得られた半導体レーザを7
7Kまで冷却し、電圧を印加したところ、約2.5Vを
越えたところでCW発振が得られることを確認した。ま
た、劈開によるキャビティが無いので、緑色から青色に
かけて極めて明るい表面発光が室温でも得られた。
【0091】図21は、本実施例、並びに比較例1
((SN)n 層有り),比較例2(Zn0.55Mg0.45
eコンタクト層無し)についてのI−V特性図である。
【0092】この図21から本実施例の発振電圧は、
(SN)n 層がある比較例1に比べて高いが、Zn0.55
Mg0.45Seコンタクト層が無い比較例2よりも低いこ
とが分かる。また、図22に示すように、L−I特性に
ついても同様な傾向が見られた。 なお、以上の実施例
では発光素子の場合について説明したが、本発明のオー
ミック電極構造は他の種類の半導体素子にも適用でき
る。更に、上記実施例を適宜組み合わせても良い。
【0093】その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で、種々変形して実施できる。
【0094】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、p
型 II-VI族化合物半導体層と金属電極との間のオーミッ
ク特性が改善され、緑色や青色を発光できるLED,半
導体レーザ等の発光素子が得られるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るワイドバンドギャ
ップ II-VI族化合物半導体レーザの構造を示す断面図
【図2】Cu2-X Z層とZnSe層とのバンド構造を示
すエネルギーバンド図
【図3】本発明の第2の実施例に係るワイドバンドギャ
ップ II-VI族化合物半導体LEDの構造を示す断面図
【図4】図3のLEDの効果を示すI−V特性図
【図5】図のLEDの変形例を示す断面図
【図6】本発明の第3の実施例に係るワイドバンドギャ
ップ II-VI族化合物半導体レーザの構造を示す断面図
【図7】Zny Hg1-y x Se1-x コンタクト層の効
果を説明するための電圧と電流密度との関係を示す特性
【図8】II-VI族化合物半導体のバンドギャップとHg
SSeのゼロバンドギャップとの関係を示す図
【図9】本発明の第4の実施例に係るLEDの構造を示
す断面図
【図10】図9のLEDの効果を示すI−V特性図
【図11】イオン化度の高い材料ほどショットキーバリ
アハイトの低下が大きいことを示す特性図
【図12】コンタクト層の材料として用いることができ
るイオン化度の高い他の材料を説明するための図
【図13】第1の試料の構造を示す斜視図
【図14】第2の試料の構造を示す斜視図
【図15】図13,図14の試料をC−V法により評価
した結果を示すイオン化度とショットキーバリアハイト
との関係を示す特性図
【図16】本発明の第5の実施例に係る半導体レーザの
構造を示す断面図
【図17】図16の半導体レーザの効果を示すI−V特
性図
【図18】図16の半導体レーザの効果を示すL−I特
性図
【図19】本発明の第6の実施例に係る半導体レーザの
構造を示す断面図
【図20】図19の半導体レーザのp型ZnTe/Zn
Se超格子層の詳細な構造を示す図
【図21】図19の半導体レーザの効果を示すI−V特
性図
【図22】図19の半導体レーザの効果を示すL−I特
性図
【符号の説明】
1…p型In/Ag合金電極、2…p型Cu2-X Zコン
タクト層、3…p型ZnSX SeX-1 クラッド層、4…
p型ZnSe光ガイド層、5…ZnCdSe活性層、6
…n型ZnSe光ガイド層、7…n型ZnSX SeX-1
クラッド層、8…n型GaAs基板、9…n型Au/G
e合金電極 11…GaAs基板、12…n型InGaAsバッファ
層、13…n型ZnSeクラッド層、14…ZnCdS
e/ZnSe多重量子井戸層、15…p型ZnSeクラ
ッド層、16…Zny Hg1-y x Se1-x コンタクト
層、17…p側Ti/Au合金電極、18…n側Ti/
Au合金電極、19…p型ZnSe層、21…n型In
P基板、22…n型ZnMgSeクラッド層、24…C
dZnSe/ZnMgSe多重量子井戸層、25…p型
ZnMgSeクラッド層、26…Zny Hg1-y x
1-x コンタクト層、27…p側Ti/Au合金電極、
28…n側Ti/Au合金電極 31…n型GaAs基板、32…n型ZnSe層、33
…p型ZnSe層、34…p型Zn0.7 Mg0.3 Seコ
ンタクト層、35…(SN)n 層、36…p側Ti/A
u合金電極、37…n側Ti/Au合金電極、41…G
aAs基板、42…p型ZnMgSe層、43…Au電
極、44…(SN)n 層、51…n型GaAs基板、5
2…n型ZnSeクラッド層、53…ZnSe/CdZ
nSe多重量子井戸層、54…p型ZnSeクラッド
層、55…Zn0.7 Mg0.3 Seコンタクト層、56…
ポリアミド層、57…(SN)n 層、58…p側Ti/
Au合金電極、59…n側Ti/Au合金電極、61…
n型GaAs基板、62…n型ZnSeクラッド層、6
3…ZnSe/CdZnSe多重量子井戸層、64…p
型ZnSeクラッド層、65…p型ZnTe/ZnSe
超格子層、66…Zn0.55Mg0.45Seコンタクト層、
67…ポリアミド層、68…p側Au/Ti合金電極、
69…n側Au/Ti合金電極

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】p型 II-VI族化合物半導体層と、 このp型 II-VI族化合物半導体層表面に設けられ、Cd
    z Zny Hg1-y-z x Se1-x (0≦x,y,z≦
    1,0≦y+z≦1)、Cuv Al1-v w Se
    1-w (0≦v,w≦1)、またはCu2-u Z(Zは、
    S、Se、Te、またはこれら元素の組み合わせ,0≦
    u≦0.2)からなるコンタクト層と、 このコンタクト層上に設けられた金属電極とを具備して
    なることを特徴とするオーミック電極構造。
  2. 【請求項2】n側金属電極とp側金属電極とを有する発
    光素子において、このp側金属電極が、Cdz Zny
    1-y-z x Se1-x (0≦x,y,z≦1,0≦y+
    z≦1)、Cuv Al1-v w Se1-w (0≦v,w≦
    1)、またはCu2-u Z(Zは、S、Se、Te、また
    はこれら元素の組み合わせ,0≦u≦0.2)からなる
    コンタクト層を介して、p型 II-VI族化合物半導体層に
    コンタクトすることを特徴とする発光素子。
  3. 【請求項3】p型 II-VI族化合物半導体層と、 このp型 II-VI族化合物半導体層表面に設けられ、横軸
    にイオン化度、縦軸にショットキーバリアハイト
    (φB )を電気陰性度(χN )で微分したもの(dφB
    /dχN )を選んだ場合に、前記イオン化度の増加に対
    して前記dφB /dχN の増加が飽和する材料からなる
    コンタクト層と、 このコンタクト層表面に設けられた金属電極とを具備し
    てなることを特徴とするオーミック電極構造。
  4. 【請求項4】n側金属電極とp側金属電極とを有する発
    光素子において、このp側金属電極が、横軸にイオン化
    度、縦軸にショットキーバリアハイト(φB )を電気陰
    性度(χN )で微分したもの(dφB /dχN )を選ん
    だ場合に、前記イオン化度の増加に対して前記dφB
    dχN の増加が飽和する材料からなるコンタクト層を介
    して、p型 II-VI族化合物半導体層にコンタクトするこ
    とを特徴とする発光素子。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5917243A (en) * 1994-12-22 1999-06-29 Sony Corporation Semiconductor device having ohmic electrode and method of manufacturing the same

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