JPH07193442A - 演算増幅器およびそれを用いたda変換装置と電圧比較器 - Google Patents
演算増幅器およびそれを用いたda変換装置と電圧比較器Info
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- JPH07193442A JPH07193442A JP5330864A JP33086493A JPH07193442A JP H07193442 A JPH07193442 A JP H07193442A JP 5330864 A JP5330864 A JP 5330864A JP 33086493 A JP33086493 A JP 33086493A JP H07193442 A JPH07193442 A JP H07193442A
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- differential amplifier
- circuit
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 演算増幅器のオフセット補正を、小さな回路
規模で、容易化かつ高精度化すると共に適用したDA変
換器や電圧比較器の小型高性能化を図る。 【構成】 差動増幅回路11と負荷となるトランジスタ
で構成された入力段を持ち、さらにオフセットの調整の
ためのトリミング回路として補正用差動増幅回路12を
有する演算増幅器において、補正の精度、及び容易性を
向上するため、補正用差動増幅回路12にソ−ス抵抗挿
入形(ソ−スディジェネレ−ション)を採用し、かつ、
この抵抗13の値を外部から制御可能とし、オフセット
値に対応した抵抗値を選ぶことにより、制御性を可変
し、例えば、小さいオフセットに対しては容易にかつ高
精度に補正を行い、また、大きなオフセットに対しては
大きな制御電圧を必要とすることなく補正を行う構成と
する。
規模で、容易化かつ高精度化すると共に適用したDA変
換器や電圧比較器の小型高性能化を図る。 【構成】 差動増幅回路11と負荷となるトランジスタ
で構成された入力段を持ち、さらにオフセットの調整の
ためのトリミング回路として補正用差動増幅回路12を
有する演算増幅器において、補正の精度、及び容易性を
向上するため、補正用差動増幅回路12にソ−ス抵抗挿
入形(ソ−スディジェネレ−ション)を採用し、かつ、
この抵抗13の値を外部から制御可能とし、オフセット
値に対応した抵抗値を選ぶことにより、制御性を可変
し、例えば、小さいオフセットに対しては容易にかつ高
精度に補正を行い、また、大きなオフセットに対しては
大きな制御電圧を必要とすることなく補正を行う構成と
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、DA変換装置や電圧比
較器等に用いられる演算増幅器に係わり、特に、低オフ
セットが要求される通信、音響、映像、制御等の用途に
好適な演算増幅器およびそれを用いたDA変換装置と電
圧比較器に関するものである。
較器等に用いられる演算増幅器に係わり、特に、低オフ
セットが要求される通信、音響、映像、制御等の用途に
好適な演算増幅器およびそれを用いたDA変換装置と電
圧比較器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】演算増幅器は、電圧比較器、加減算器、
微積分回路等の線形演算装置や、リミッタ、対数変換回
路等の非線形演算装置、あるいは、アクティブフィル
タ、さらに、AD、DA変換装置など、広範な用途に用
いられている。この演算増幅器は、同種の2個のトラン
ジスタが左右対象にペアで配置され、2つの入力信号の
差電圧を増幅して出力するものであり、ペアのトランジ
スタのアンバランス等によるオフセットが生じる。この
ような演算増幅器のオフセットを補正する技術に関して
は、例えば、特開昭59−161905号公報に記載の
ように、被差動増幅回路に、オフセット調整のための差
動増幅回路を設け、その制御電圧によってアンバランス
とした出力電流を被差動増幅回路に注入したり、また、
例えば、特開昭59−67704号公報に記載のよう
に、差動回路の負荷トランジスタを複数設け、選択的に
動作させることにより負荷電流を調節し、オフセットを
トリミング(補正)する技術が知られている。ここで、
差動増幅回路をオフセットトリミング回路として用いる
ものを第1の補正技術、複数の負荷トランジスタを用い
て補正を行なうものを第2の補正技術とし、第1、第2
の技術の説明を、図7〜図9を用いて行なう。
微積分回路等の線形演算装置や、リミッタ、対数変換回
路等の非線形演算装置、あるいは、アクティブフィル
タ、さらに、AD、DA変換装置など、広範な用途に用
いられている。この演算増幅器は、同種の2個のトラン
ジスタが左右対象にペアで配置され、2つの入力信号の
差電圧を増幅して出力するものであり、ペアのトランジ
スタのアンバランス等によるオフセットが生じる。この
ような演算増幅器のオフセットを補正する技術に関して
は、例えば、特開昭59−161905号公報に記載の
ように、被差動増幅回路に、オフセット調整のための差
動増幅回路を設け、その制御電圧によってアンバランス
とした出力電流を被差動増幅回路に注入したり、また、
例えば、特開昭59−67704号公報に記載のよう
に、差動回路の負荷トランジスタを複数設け、選択的に
動作させることにより負荷電流を調節し、オフセットを
トリミング(補正)する技術が知られている。ここで、
差動増幅回路をオフセットトリミング回路として用いる
ものを第1の補正技術、複数の負荷トランジスタを用い
て補正を行なうものを第2の補正技術とし、第1、第2
の技術の説明を、図7〜図9を用いて行なう。
【0003】図7は、従来の補正用差動増幅回路を有す
る演算増幅器の構成例を示す回路図である。本図7にお
いて、71は被補正差動増幅回路、72は補正用差動増
幅回路、73はオフセットの大きさに対応したトリミン
グ制御電圧である。第1の補正技術では、補正用差動増
幅回路72の入力であるトリミング用の制御電圧73に
より、被補正差動増幅回路71への注入電流にアンバラ
ンスを与え、被補正差動増幅回路71のオフセットを補
正する。すなわち、本図7において、トランジスタMc3
のドレイン電流をテ−ル電流とし、補正用差動増幅回路
72のトランジスタMc1、Mc2の入力電圧(制御電圧7
3)により、このテール電流を振り分け、被補正差動増
幅回路71のトランジスタM1、M2の負荷電流を調整する
ことにより、オフセットを補正する。オフセットのトリ
ミング精度を向上するためには、補正用差動増幅回路7
2のトランジスタMc1、Mc2の相互コンダクタンス値(g
m)を低く設定するが、これにより、後述の図11で示
すように、大きなオフセットを補正するため制御電圧を
広く設定可能としなければならず、トリミング回路の規
模の増大や、トリミング時間の増加を招く。ここで、図
8を用いて、差動増幅回路の入力電圧−出力電流特性を
説明する。
る演算増幅器の構成例を示す回路図である。本図7にお
いて、71は被補正差動増幅回路、72は補正用差動増
幅回路、73はオフセットの大きさに対応したトリミン
グ制御電圧である。第1の補正技術では、補正用差動増
幅回路72の入力であるトリミング用の制御電圧73に
より、被補正差動増幅回路71への注入電流にアンバラ
ンスを与え、被補正差動増幅回路71のオフセットを補
正する。すなわち、本図7において、トランジスタMc3
のドレイン電流をテ−ル電流とし、補正用差動増幅回路
72のトランジスタMc1、Mc2の入力電圧(制御電圧7
3)により、このテール電流を振り分け、被補正差動増
幅回路71のトランジスタM1、M2の負荷電流を調整する
ことにより、オフセットを補正する。オフセットのトリ
ミング精度を向上するためには、補正用差動増幅回路7
2のトランジスタMc1、Mc2の相互コンダクタンス値(g
m)を低く設定するが、これにより、後述の図11で示
すように、大きなオフセットを補正するため制御電圧を
広く設定可能としなければならず、トリミング回路の規
模の増大や、トリミング時間の増加を招く。ここで、図
8を用いて、差動増幅回路の入力電圧−出力電流特性を
説明する。
【0004】図8は、差動増幅回路の入力電圧−出力電
流特性を示す説明図である。本図8において、81は差
動増幅回路の差動入力電圧Vinに対する出力電流の特
性、82はオフセット補正のために必要な補正出力電流
(Icomp)、83は補正出力電流(Icomp)82を出力す
るのに必要な入力電圧、すなわち、補正制御電圧(Vcom
p)、84は補正電圧の変動範囲(ΔVcomp)である。い
まオフセットを補正するために、図中Icompと記された
大きさの補正出力電流82が必要であるとすると、この
場合の適当な補正電圧は図中Vcompと記載された補正制
御電圧83となる。補正制御電圧は、通常、基準電圧か
らの出力電圧を分圧するなどして得た電圧を用いるが、
この電圧は環境温度や電源電圧の変動や素子ばらつきに
より、図中ΔVcompで記したような変動範囲84での変
動が生じる。これにより、補正出力電流82(Icomp)
は設定値とは異なり、オフセットの管理値が、すなわ
ち、トリミング精度が劣化する。また、差動増幅回路自
身の上述の要因による特性変動により、補正電流が変動
してしまう問題もある。
流特性を示す説明図である。本図8において、81は差
動増幅回路の差動入力電圧Vinに対する出力電流の特
性、82はオフセット補正のために必要な補正出力電流
(Icomp)、83は補正出力電流(Icomp)82を出力す
るのに必要な入力電圧、すなわち、補正制御電圧(Vcom
p)、84は補正電圧の変動範囲(ΔVcomp)である。い
まオフセットを補正するために、図中Icompと記された
大きさの補正出力電流82が必要であるとすると、この
場合の適当な補正電圧は図中Vcompと記載された補正制
御電圧83となる。補正制御電圧は、通常、基準電圧か
らの出力電圧を分圧するなどして得た電圧を用いるが、
この電圧は環境温度や電源電圧の変動や素子ばらつきに
より、図中ΔVcompで記したような変動範囲84での変
動が生じる。これにより、補正出力電流82(Icomp)
は設定値とは異なり、オフセットの管理値が、すなわ
ち、トリミング精度が劣化する。また、差動増幅回路自
身の上述の要因による特性変動により、補正電流が変動
してしまう問題もある。
【0005】図9は、従来の複数の負荷トランジスタを
用いて補正を行なう演算増幅器の構成例を示す回路図で
ある。本図9において、91は被補正差動増幅回路、9
2はオフセットトリミングのためのMOSトランジス
タ、93は負荷トランジスタ92を選択するための制御
信号である。第2の補正技術では、動作させる負荷トラ
ンジスタ92の数により、調整電流を設定する。この
際、精度良く補正するために、負荷トランジスタ92の
サイズを、少しづつ異なった大きさに設定しておくこと
により、比較的容易に設定可能となる。しかし、実際の
演算増幅器の設計において、負荷トランジスタ92は寄
生容量値を下げ、必要な利得を得るため、そのトランジ
スタゲ−ト幅を小さく設定することが多い。この場合、
小さな調整電流を得るため、調整用に設けるトランジス
タは負荷トランジスタより、さらに小さく設定しなけれ
ばならないが、特性の安定性から、ゲ−ト幅の最小値は
あるレベルで制限される。従って、微小な補正電流を精
度良く生成することは困難となる。
用いて補正を行なう演算増幅器の構成例を示す回路図で
ある。本図9において、91は被補正差動増幅回路、9
2はオフセットトリミングのためのMOSトランジス
タ、93は負荷トランジスタ92を選択するための制御
信号である。第2の補正技術では、動作させる負荷トラ
ンジスタ92の数により、調整電流を設定する。この
際、精度良く補正するために、負荷トランジスタ92の
サイズを、少しづつ異なった大きさに設定しておくこと
により、比較的容易に設定可能となる。しかし、実際の
演算増幅器の設計において、負荷トランジスタ92は寄
生容量値を下げ、必要な利得を得るため、そのトランジ
スタゲ−ト幅を小さく設定することが多い。この場合、
小さな調整電流を得るため、調整用に設けるトランジス
タは負荷トランジスタより、さらに小さく設定しなけれ
ばならないが、特性の安定性から、ゲ−ト幅の最小値は
あるレベルで制限される。従って、微小な補正電流を精
度良く生成することは困難となる。
【0006】図7で示した第1の補正技術では、前述の
補正電流の変動によるトリミング精度劣化が問題とな
る。これを抑えるために、図7における補正用差動増幅
回路72の入力電圧に対する出力電流を決定する相互コ
ンダクタンス値(gm)を低く設定することが望ましい。
この相互コンダクタンス値(gm)を低減することによる
補正電流変動の抑圧状態を図10に示す。
補正電流の変動によるトリミング精度劣化が問題とな
る。これを抑えるために、図7における補正用差動増幅
回路72の入力電圧に対する出力電流を決定する相互コ
ンダクタンス値(gm)を低く設定することが望ましい。
この相互コンダクタンス値(gm)を低減することによる
補正電流変動の抑圧状態を図10に示す。
【0007】図10は、相互コンダクタンス値(gm)を
低減した時の差動増幅回路の入力電圧−出力電流特性を
示す説明図である。本図10は、図8と同様な差動増幅
回路における入力電圧−出力電流特性を示したものであ
るが、通常の相互コンダクタンス値(gm)における特性
と、低減化した場合(以下、低gm化と記載)の特性を示
すものであり、図中101は、低gm化した場合の入出力
特性、102は通常の入出力特性、103は通常特性に
おける補正電流の変動幅、104は低gm化した差動増幅
回路における出力電流変動幅、105は補正電圧の変動
幅である。通常の特性では、補正電圧のばらつき(ΔVc
omp)、すなわち、補正電圧の変動幅105に起因する
補正電流の変動幅103(ΔIcomp1)は、図中に示され
る大きさとなるが、低gm化により、特性は、入出力特性
101の様になり、補正電流の変動は、より小さな補正
電流の変動幅104(ΔIcomp2)へと抑えられる。
低減した時の差動増幅回路の入力電圧−出力電流特性を
示す説明図である。本図10は、図8と同様な差動増幅
回路における入力電圧−出力電流特性を示したものであ
るが、通常の相互コンダクタンス値(gm)における特性
と、低減化した場合(以下、低gm化と記載)の特性を示
すものであり、図中101は、低gm化した場合の入出力
特性、102は通常の入出力特性、103は通常特性に
おける補正電流の変動幅、104は低gm化した差動増幅
回路における出力電流変動幅、105は補正電圧の変動
幅である。通常の特性では、補正電圧のばらつき(ΔVc
omp)、すなわち、補正電圧の変動幅105に起因する
補正電流の変動幅103(ΔIcomp1)は、図中に示され
る大きさとなるが、低gm化により、特性は、入出力特性
101の様になり、補正電流の変動は、より小さな補正
電流の変動幅104(ΔIcomp2)へと抑えられる。
【0008】差動増幅回路における相互コンダクタンス
値(gm)を低く設定するには、 (A)差動増幅回路のバイアス電流(テ−ル電流)を減
らす。 (B)差動増幅回路MOSトランジスタのW/Lを減ら
す。(Wを減らすか、Lを増す) 等の技術がある。ここで差動増幅回路の入出力特性は下
記の数(1)、(2)の式のように表される。 gm =√(Iss・μ・Cox・W/L) (1) Δvi=√(Iss/(μ・Cox・W/(2L))) (2) ここで、Iss:差動増幅回路テ−ル電流、μ:キャリア
移動度 Cox:ゲ−ト酸化膜容量、W、L:MOSサイズ(ゲ−ト幅、
チャネル長) Δvi:差動増幅回路入力電圧範囲 尚、相互コンダクタンス(gm)とは、あるブラックボッ
クスの入出力伝達特性において、入力電圧(Vin)の変
化分に対する出力電流(Iout)の変化分を意味し、下記
の数(3)の式により表される。 gm=d(Iout)/d(Vin) [S] (3)
値(gm)を低く設定するには、 (A)差動増幅回路のバイアス電流(テ−ル電流)を減
らす。 (B)差動増幅回路MOSトランジスタのW/Lを減ら
す。(Wを減らすか、Lを増す) 等の技術がある。ここで差動増幅回路の入出力特性は下
記の数(1)、(2)の式のように表される。 gm =√(Iss・μ・Cox・W/L) (1) Δvi=√(Iss/(μ・Cox・W/(2L))) (2) ここで、Iss:差動増幅回路テ−ル電流、μ:キャリア
移動度 Cox:ゲ−ト酸化膜容量、W、L:MOSサイズ(ゲ−ト幅、
チャネル長) Δvi:差動増幅回路入力電圧範囲 尚、相互コンダクタンス(gm)とは、あるブラックボッ
クスの入出力伝達特性において、入力電圧(Vin)の変
化分に対する出力電流(Iout)の変化分を意味し、下記
の数(3)の式により表される。 gm=d(Iout)/d(Vin) [S] (3)
【0009】上述の技術(A)は、差動増幅回路テ−ル
電流(Iss)を低減することにより、相互コンダクタン
ス値(gm)を低減するが、一方で、(2)式より分かる
ように、入力電圧範囲を狭めてしまう。この場合の差動
増幅回路の入力電圧−出力電流特性を図11に示す。図
11は、テール電流を低減した時の差動増幅回路の入力
電圧−出力電流特性を示す説明図である。本図11にお
いて、111は差動増幅回路テ−ル電流(Iss)低減時
の入出力特性、112は通常時の入出力特性、113は
補正電圧の変動幅、114は補正電圧変動に起因する通
常特性における出力電流変動、115は差動増幅回路テ
−ル電流(Iss)低減時における同様の出力電流変動、
116は差動増幅回路における入力電圧範囲である。差
動増幅回路テ−ル電流(Iss)の低減により、相互コン
ダクタンス値(gm)は小さくなっているが、差動電圧入
力範囲116が小さくなったことが分かる。これによ
り、トリミングの精度は劣化してしまう。また、差動増
幅回路テ−ル電流(Iss)を低減した場合、最大差動出
力電流も小さくなり、大きなオフセット電圧をトリミン
グできなくなる問題がある。
電流(Iss)を低減することにより、相互コンダクタン
ス値(gm)を低減するが、一方で、(2)式より分かる
ように、入力電圧範囲を狭めてしまう。この場合の差動
増幅回路の入力電圧−出力電流特性を図11に示す。図
11は、テール電流を低減した時の差動増幅回路の入力
電圧−出力電流特性を示す説明図である。本図11にお
いて、111は差動増幅回路テ−ル電流(Iss)低減時
の入出力特性、112は通常時の入出力特性、113は
補正電圧の変動幅、114は補正電圧変動に起因する通
常特性における出力電流変動、115は差動増幅回路テ
−ル電流(Iss)低減時における同様の出力電流変動、
116は差動増幅回路における入力電圧範囲である。差
動増幅回路テ−ル電流(Iss)の低減により、相互コン
ダクタンス値(gm)は小さくなっているが、差動電圧入
力範囲116が小さくなったことが分かる。これによ
り、トリミングの精度は劣化してしまう。また、差動増
幅回路テ−ル電流(Iss)を低減した場合、最大差動出
力電流も小さくなり、大きなオフセット電圧をトリミン
グできなくなる問題がある。
【0010】また、技術(B)は、図12のような構成
で可能となる。図12は、補正用差動増幅回路のサイズ
を可変とした演算増幅器の構成例を示す回路図である。
本図12において、121は被補正差動増幅回路、12
2は補正用差動増幅回路、123は補正用差動増幅回路
においてトランジスタ(Mc1〜Mc6)を選択するための制
御信号である。この構成は、補正用差動増幅回路122
を構成するMOSトランジスタのゲ−ト幅を可変とする
ために、トランジスタ(Mc1〜Mc6)を並列に複数個設
け、これを制御信号123により選択的に切替る技術で
ある。しかし、この技術では、被補正差動増幅回路に対
する寄生容量が付加されてしまう、また、トランジスタ
の選択に伴い負荷容量が変動するため、演算増幅器の周
波数特性が劣化、変動するため実用上は問題が多い。
で可能となる。図12は、補正用差動増幅回路のサイズ
を可変とした演算増幅器の構成例を示す回路図である。
本図12において、121は被補正差動増幅回路、12
2は補正用差動増幅回路、123は補正用差動増幅回路
においてトランジスタ(Mc1〜Mc6)を選択するための制
御信号である。この構成は、補正用差動増幅回路122
を構成するMOSトランジスタのゲ−ト幅を可変とする
ために、トランジスタ(Mc1〜Mc6)を並列に複数個設
け、これを制御信号123により選択的に切替る技術で
ある。しかし、この技術では、被補正差動増幅回路に対
する寄生容量が付加されてしまう、また、トランジスタ
の選択に伴い負荷容量が変動するため、演算増幅器の周
波数特性が劣化、変動するため実用上は問題が多い。
【0011】また、トランジスタMc7のドレイン電流を
テ−ル電流とする補正用差動増幅回路122のトランジ
スタMc1、Mc2の入力電圧(制御電圧)により、この電流
を振り分け、被補正差動増幅回路121のトランジスタ
M1,M2の負荷電流を調整することにより、オフセットを
補正する。しかし、前述したようにオフセットのトリミ
ング精度を向上するためには、補正用差動増幅回路12
2のトランジスタMc1、Mc2の相互コンダクタンス(gm)
を低く設定するが、これにより大きなオフセットを補正
するためには、制御電圧を広く設定可能としなければな
らず、トリミング回路規模増大、および、トリミング時
間の増加を招く。
テ−ル電流とする補正用差動増幅回路122のトランジ
スタMc1、Mc2の入力電圧(制御電圧)により、この電流
を振り分け、被補正差動増幅回路121のトランジスタ
M1,M2の負荷電流を調整することにより、オフセットを
補正する。しかし、前述したようにオフセットのトリミ
ング精度を向上するためには、補正用差動増幅回路12
2のトランジスタMc1、Mc2の相互コンダクタンス(gm)
を低く設定するが、これにより大きなオフセットを補正
するためには、制御電圧を広く設定可能としなければな
らず、トリミング回路規模増大、および、トリミング時
間の増加を招く。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の技術では、補正電圧の変動等による条件下
においては、高精度にオフセットを管理し、且つオフセ
ット補正の調整すなわちトリミングも容易に行うという
要求には十分応えることができない点である。本発明の
目的は、これら従来技術の課題を解決し、オフセット補
正の調整の容易性と調整精度の向上を可能とし、また、
このようなオフセット補正の調整の容易性と調整精度の
向上に伴う回路規模の増大を回避することを可能とした
演算増幅器およびそれを用いたDA変換装置と電圧比較
器を提供することである。
点は、従来の技術では、補正電圧の変動等による条件下
においては、高精度にオフセットを管理し、且つオフセ
ット補正の調整すなわちトリミングも容易に行うという
要求には十分応えることができない点である。本発明の
目的は、これら従来技術の課題を解決し、オフセット補
正の調整の容易性と調整精度の向上を可能とし、また、
このようなオフセット補正の調整の容易性と調整精度の
向上に伴う回路規模の増大を回避することを可能とした
演算増幅器およびそれを用いたDA変換装置と電圧比較
器を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の演算増幅器およびそれを用いたDA変換装
置と電圧比較器は、(1)図1に示すように、演算増幅
器を構成する差動増幅回路11の注入電流にアンバラン
スを与えて、この差動増幅回路11のオフセットを補正
する補正用差動増幅回路12に配置された2個のトラン
ジスタMc1、Mc2のソース間に、抵抗13を設けることに
より、この補正用差動増幅回路12の入力電圧に対する
出力電流を決定する相互コンダクタンス(gm)を低減さ
せることを特徴とする。また、(2)上記(1)に記載
の演算増幅器において、図2に示すように、補正用差動
増幅回路のソース間抵抗を可変抵抗23で構成すること
を特徴とする。また、(3)上記(1)、もしくは、
(2)のいずれかに記載の演算増幅器において、図3に
示すように、補正用差動増幅回路のソース間抵抗を、制
御信号により抵抗値を選択する抵抗アレイ33で構成す
ることを特徴とする。また、(4)上記(1)、もしく
は、(2)のいずれかに記載の演算増幅器において、図
4に示すように、補正用差動増幅回路のソ−ス間抵抗
を、ゲート電圧制御により抵抗値を設定するMOSトラ
ンジスタ43のオン抵抗で構成することを特徴とする。
また、(5)図5に示すように、演算増幅器を構成する
差動増幅回路51の注入電流にアンバランスを与えて、
この差動増幅回路51のオフセットを補正する補正用差
動増幅回路を、クロスカップル形差動増幅回路52で構
成し、補正用差動増幅回路の入力電圧に対する出力電流
を決定する相互コンダクタンスを可変とすることを特徴
とする。また、(6)図6に示すように、演算増幅器を
構成する差動増幅回路61の負荷電流を調節する複数の
nMOS形負荷トランジスタ62のそれぞれのソース側
に、pMOS型トランジスタ63を接続し、選択的に動
作させたpMOS型トランジスタ63とnMOS形負荷
トランジスタ62の電流の差を、差動増幅回路61に注
入して、差動増幅回路のオフセットを補正することを特
徴とする。また、(7)上記(1)〜(6)のいずれか
に記載の演算増幅器をDA変換装置に用いることを特徴
とする。また、(8)上記(1)〜(6)のいずれかに
記載の演算増幅器を電圧比較器に用いることを特徴とす
る。
め、本発明の演算増幅器およびそれを用いたDA変換装
置と電圧比較器は、(1)図1に示すように、演算増幅
器を構成する差動増幅回路11の注入電流にアンバラン
スを与えて、この差動増幅回路11のオフセットを補正
する補正用差動増幅回路12に配置された2個のトラン
ジスタMc1、Mc2のソース間に、抵抗13を設けることに
より、この補正用差動増幅回路12の入力電圧に対する
出力電流を決定する相互コンダクタンス(gm)を低減さ
せることを特徴とする。また、(2)上記(1)に記載
の演算増幅器において、図2に示すように、補正用差動
増幅回路のソース間抵抗を可変抵抗23で構成すること
を特徴とする。また、(3)上記(1)、もしくは、
(2)のいずれかに記載の演算増幅器において、図3に
示すように、補正用差動増幅回路のソース間抵抗を、制
御信号により抵抗値を選択する抵抗アレイ33で構成す
ることを特徴とする。また、(4)上記(1)、もしく
は、(2)のいずれかに記載の演算増幅器において、図
4に示すように、補正用差動増幅回路のソ−ス間抵抗
を、ゲート電圧制御により抵抗値を設定するMOSトラ
ンジスタ43のオン抵抗で構成することを特徴とする。
また、(5)図5に示すように、演算増幅器を構成する
差動増幅回路51の注入電流にアンバランスを与えて、
この差動増幅回路51のオフセットを補正する補正用差
動増幅回路を、クロスカップル形差動増幅回路52で構
成し、補正用差動増幅回路の入力電圧に対する出力電流
を決定する相互コンダクタンスを可変とすることを特徴
とする。また、(6)図6に示すように、演算増幅器を
構成する差動増幅回路61の負荷電流を調節する複数の
nMOS形負荷トランジスタ62のそれぞれのソース側
に、pMOS型トランジスタ63を接続し、選択的に動
作させたpMOS型トランジスタ63とnMOS形負荷
トランジスタ62の電流の差を、差動増幅回路61に注
入して、差動増幅回路のオフセットを補正することを特
徴とする。また、(7)上記(1)〜(6)のいずれか
に記載の演算増幅器をDA変換装置に用いることを特徴
とする。また、(8)上記(1)〜(6)のいずれかに
記載の演算増幅器を電圧比較器に用いることを特徴とす
る。
【0014】
【作用】本発明においては、まず、ソースディジェネレ
−ション構成とした差動増幅回路を、補正用差動増幅回
路として用いる。このことにより、制御電圧の変動に対
して感度を低くし、すなわちトリミング後の使用環境変
化等による制御電圧の変動に対して、トリミング精度の
劣化が最低限に押さえられることになる。また、このソ
−スディジェネレ−ション構成の補正用差動増幅回路の
ソース間抵抗に、可変抵抗や抵抗アレイ等を用いて、そ
の値を可変なものとする。あるいは、補正用差動増幅回
路をクロスカップル形差動増幅回路で構成する。このこ
とにより、相互コンダクタンス値(gm)を可変とし、ト
リミングのためのスイッチやそれを駆動するデコ−ド回
路などの回路規模を増加させることなく、補正電圧を広
範な値に設定可能とすることができる。すなわち、通常
のオフセット値に対しては、相互コンダクタンス値(g
m)を低減し、補正精度を向上させるが、大きなオフセ
ットに対しては相互コンダクタンス値(gm)を増大さ
せ、ある程度トリミング精度を犠牲にして、トリミング
回路の規模増大を押さえることが可能となる。また、差
動増幅回路の負荷電流を調節して差動増幅回路のオフセ
ットを補正する場合には、補正用の電流源を一方向のみ
に設けるのでなく、双方向に設け、その差電流を補正電
流とする。このことにより、微小な補正電流の設定を高
精度に、かつ容易に行えることができる。また、このよ
うな演算増幅器を用いることにより、DA変換装置や電
圧比較器の性能を向上させることができる。
−ション構成とした差動増幅回路を、補正用差動増幅回
路として用いる。このことにより、制御電圧の変動に対
して感度を低くし、すなわちトリミング後の使用環境変
化等による制御電圧の変動に対して、トリミング精度の
劣化が最低限に押さえられることになる。また、このソ
−スディジェネレ−ション構成の補正用差動増幅回路の
ソース間抵抗に、可変抵抗や抵抗アレイ等を用いて、そ
の値を可変なものとする。あるいは、補正用差動増幅回
路をクロスカップル形差動増幅回路で構成する。このこ
とにより、相互コンダクタンス値(gm)を可変とし、ト
リミングのためのスイッチやそれを駆動するデコ−ド回
路などの回路規模を増加させることなく、補正電圧を広
範な値に設定可能とすることができる。すなわち、通常
のオフセット値に対しては、相互コンダクタンス値(g
m)を低減し、補正精度を向上させるが、大きなオフセ
ットに対しては相互コンダクタンス値(gm)を増大さ
せ、ある程度トリミング精度を犠牲にして、トリミング
回路の規模増大を押さえることが可能となる。また、差
動増幅回路の負荷電流を調節して差動増幅回路のオフセ
ットを補正する場合には、補正用の電流源を一方向のみ
に設けるのでなく、双方向に設け、その差電流を補正電
流とする。このことにより、微小な補正電流の設定を高
精度に、かつ容易に行えることができる。また、このよ
うな演算増幅器を用いることにより、DA変換装置や電
圧比較器の性能を向上させることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。図1は、本発明の演算増幅器の本発明に係わ
る構成の第1の実施例を示す回路構成図である。本図に
おいて、11は被補正用差動増幅回路、12はソ−スデ
ィジェネレ−ション構成の補正用差動増幅回路(ソース
抵抗挿入形差動増幅回路)、13は補正用差動増幅回路
12のソ−スに挿入された抵抗、14はオフセット補正
のための制御電圧である。本構成は、従来技術で示した
図7の回路において、補正用差動増幅回路12のトラン
ジスタMc1,Mc2のソ−ス間に抵抗13が挿入された構成
となっている。このような構成とすることにより、補正
用差動増幅回路12のトランジスタMc1、Mc2の入力電圧
(制御電圧14)により、補正用差動増幅回路12に流
れるテール電流を振り分け、被補正用差動増幅回路11
のトランジスタM1、M2の負荷電流を調整することによ
り、オフセットを補正するが、抵抗13により、差動入
力電圧が分圧され、見かけ上、入力電圧が小さくなった
効果が得られる。これにより入力電圧範囲を狭めること
なく、相互コンダクタンス値(gm値)を低減でき、オフ
セットのトリミング精度が向上する。
説明する。図1は、本発明の演算増幅器の本発明に係わ
る構成の第1の実施例を示す回路構成図である。本図に
おいて、11は被補正用差動増幅回路、12はソ−スデ
ィジェネレ−ション構成の補正用差動増幅回路(ソース
抵抗挿入形差動増幅回路)、13は補正用差動増幅回路
12のソ−スに挿入された抵抗、14はオフセット補正
のための制御電圧である。本構成は、従来技術で示した
図7の回路において、補正用差動増幅回路12のトラン
ジスタMc1,Mc2のソ−ス間に抵抗13が挿入された構成
となっている。このような構成とすることにより、補正
用差動増幅回路12のトランジスタMc1、Mc2の入力電圧
(制御電圧14)により、補正用差動増幅回路12に流
れるテール電流を振り分け、被補正用差動増幅回路11
のトランジスタM1、M2の負荷電流を調整することによ
り、オフセットを補正するが、抵抗13により、差動入
力電圧が分圧され、見かけ上、入力電圧が小さくなった
効果が得られる。これにより入力電圧範囲を狭めること
なく、相互コンダクタンス値(gm値)を低減でき、オフ
セットのトリミング精度が向上する。
【0016】このように、オフセットのトリミング精度
を向上するために、補正用差動増幅回路12のトランジ
スタMc1、Mc2のソース間に抵抗13を設け、トランジス
タMc1、Mc2の相互コンダクタンス(gm)を低く設定す
る。しかし、低い相互コンダクタンス(gm)により、大
きなオフセットを補正するためには、制御電圧を広く設
定可能としなければならない。すなわち、本第1の実施
例における構成では、大きなオフセット電圧に対し、従
来技術の図7における通常の構成の補正用差動増幅回路
72を用いた場合より、当然、大きな補正電圧が必要と
なる。従って、補正用差動増幅回路を本第1の実施例の
ようにソ−スディジェネレ−ション構成とした場合、補
正電圧を広範な値に設定可能であるようしておく必要が
ある。これはトリミングのためのスイッチやそれを駆動
するデコ−ド回路などの回路規模を増加させ、トリミン
グ回路の規模の増大、トリミング時間の増加を招くこと
になる。このような問題は、本図1における補正用差動
増幅回路12の構成を前提に、さらに、次の図2で示す
ように、gm値を可変である構成とすることにより解決で
きる。
を向上するために、補正用差動増幅回路12のトランジ
スタMc1、Mc2のソース間に抵抗13を設け、トランジス
タMc1、Mc2の相互コンダクタンス(gm)を低く設定す
る。しかし、低い相互コンダクタンス(gm)により、大
きなオフセットを補正するためには、制御電圧を広く設
定可能としなければならない。すなわち、本第1の実施
例における構成では、大きなオフセット電圧に対し、従
来技術の図7における通常の構成の補正用差動増幅回路
72を用いた場合より、当然、大きな補正電圧が必要と
なる。従って、補正用差動増幅回路を本第1の実施例の
ようにソ−スディジェネレ−ション構成とした場合、補
正電圧を広範な値に設定可能であるようしておく必要が
ある。これはトリミングのためのスイッチやそれを駆動
するデコ−ド回路などの回路規模を増加させ、トリミン
グ回路の規模の増大、トリミング時間の増加を招くこと
になる。このような問題は、本図1における補正用差動
増幅回路12の構成を前提に、さらに、次の図2で示す
ように、gm値を可変である構成とすることにより解決で
きる。
【0017】図2は、本発明の演算増幅器の本発明に係
わる構成の第2の実施例を示す回路構成図である。本例
は、相互コンダクタンス値(gm)を可変とするために、
図1における補正用差動増幅回路12の抵抗13を可変
抵抗23に置き換えたものである。図中21は被補正差
動増幅回路、22は補正用差動増幅回路、23は可変抵
抗、24は補正用の制御電圧である。可変抵抗23は、
外付け抵抗としても良いが、次の図3で述べるような技
術により、オンチップで実現可能である。
わる構成の第2の実施例を示す回路構成図である。本例
は、相互コンダクタンス値(gm)を可変とするために、
図1における補正用差動増幅回路12の抵抗13を可変
抵抗23に置き換えたものである。図中21は被補正差
動増幅回路、22は補正用差動増幅回路、23は可変抵
抗、24は補正用の制御電圧である。可変抵抗23は、
外付け抵抗としても良いが、次の図3で述べるような技
術により、オンチップで実現可能である。
【0018】図3は、本発明の演算増幅器の本発明に係
わる構成の第3の実施例を示す回路構成図である。本例
は、図1におけるソ−ス間の抵抗13を抵抗アレイで構
成したものであり、図中、31は被補正差動増幅回路、
32は補正用差動増幅回路、33はソ−ス抵抗を可変と
するための抵抗アレイ、34はオフセットのための制御
電圧、35は抵抗値を設定する制御信号である。本構成
では、抵抗アレイ33を、これと並列に設けたスイッチ
により選択的に接続し、抵抗値を変化させることによ
り、制御電圧34に対する出力電流の制御特性を可変と
する。すなわち、通常のオフセットトリミングにおいて
は、抵抗アレイ33の抵抗値を大きくし、相互コンダク
タンス値(gm)を低減して、トリミング精度の向上を図
る。また、オフセットが大きな値である場合は、抵抗ア
レイ33の抵抗値を小さくして、相互コンダクタンス値
(gm)を増大させる。
わる構成の第3の実施例を示す回路構成図である。本例
は、図1におけるソ−ス間の抵抗13を抵抗アレイで構
成したものであり、図中、31は被補正差動増幅回路、
32は補正用差動増幅回路、33はソ−ス抵抗を可変と
するための抵抗アレイ、34はオフセットのための制御
電圧、35は抵抗値を設定する制御信号である。本構成
では、抵抗アレイ33を、これと並列に設けたスイッチ
により選択的に接続し、抵抗値を変化させることによ
り、制御電圧34に対する出力電流の制御特性を可変と
する。すなわち、通常のオフセットトリミングにおいて
は、抵抗アレイ33の抵抗値を大きくし、相互コンダク
タンス値(gm)を低減して、トリミング精度の向上を図
る。また、オフセットが大きな値である場合は、抵抗ア
レイ33の抵抗値を小さくして、相互コンダクタンス値
(gm)を増大させる。
【0019】図4は、本発明の演算増幅器の本発明に係
わる構成の第4の実施例を示す回路構成図である。本例
は、図1におけるソ−ス間の抵抗13を、MOSトラン
ジスタ(Mc3)のオン抵抗により構成したものであり、
図中、41は被補正差動増幅回路、42は補正用差動増
幅回路、43はソ−ス抵抗を構成するためのMOSトラ
ンジスタ、44はこのMOSトランジスタ43のオン抵
抗を設定する制御電圧(2)、45は補正用の制御電圧
(1)である。このMOSトランジスタ43(Mc3)の
ゲ−ト電圧(制御電圧(2)44)により、MOSトラ
ンジスタ43のオン抵抗値を制御し、補正用差動増幅回
路42の相互コンダクタンス値(gm)を可変とする構成
である。オフセット電圧の大小とソ−ス挿入抵抗の大小
設定は、図3における技術と同一であるので、ここでは
割愛する。
わる構成の第4の実施例を示す回路構成図である。本例
は、図1におけるソ−ス間の抵抗13を、MOSトラン
ジスタ(Mc3)のオン抵抗により構成したものであり、
図中、41は被補正差動増幅回路、42は補正用差動増
幅回路、43はソ−ス抵抗を構成するためのMOSトラ
ンジスタ、44はこのMOSトランジスタ43のオン抵
抗を設定する制御電圧(2)、45は補正用の制御電圧
(1)である。このMOSトランジスタ43(Mc3)の
ゲ−ト電圧(制御電圧(2)44)により、MOSトラ
ンジスタ43のオン抵抗値を制御し、補正用差動増幅回
路42の相互コンダクタンス値(gm)を可変とする構成
である。オフセット電圧の大小とソ−ス挿入抵抗の大小
設定は、図3における技術と同一であるので、ここでは
割愛する。
【0020】上記図1〜図4においては、補正用差動増
幅回路にソ−スディジェネレ−ション形の差動増幅回路
を用いることにより、相互コンダクタンス値(gm)を可
変とする構成を説明したが、ソ−スディジェネレ−ショ
ン形の差動増幅回路以外の差動増幅回路を用いても、相
互コンダクタンス値(gm)を可変とする構成も採用可能
である。例えば、相互コンダクタンス値(gm)可変な差
動増幅回路としては、演算増幅器の一種であるOTA(Oper
ational Transconductance Amplifier)を構成するため
種々の技術が提案されている。ここでは、一例として、
Wangらにより提案されたクロスカップル形差動増幅回路
("Novel linearisation technique forimplementing l
arge signal MOS tunable transconductor",Electro
n. Lett.,Vol.26,No.21,p.p.1819-1821,1990)が、素子
数も少なく、小回路規模で構成可能であるので、これを
用いた構成を、次の図5に示す。
幅回路にソ−スディジェネレ−ション形の差動増幅回路
を用いることにより、相互コンダクタンス値(gm)を可
変とする構成を説明したが、ソ−スディジェネレ−ショ
ン形の差動増幅回路以外の差動増幅回路を用いても、相
互コンダクタンス値(gm)を可変とする構成も採用可能
である。例えば、相互コンダクタンス値(gm)可変な差
動増幅回路としては、演算増幅器の一種であるOTA(Oper
ational Transconductance Amplifier)を構成するため
種々の技術が提案されている。ここでは、一例として、
Wangらにより提案されたクロスカップル形差動増幅回路
("Novel linearisation technique forimplementing l
arge signal MOS tunable transconductor",Electro
n. Lett.,Vol.26,No.21,p.p.1819-1821,1990)が、素子
数も少なく、小回路規模で構成可能であるので、これを
用いた構成を、次の図5に示す。
【0021】図5は、本発明の演算増幅器の本発明に係
わる構成の第5の実施例を示す回路構成図である。本図
5において、51は被補正差動増幅回路、52はクロス
カップル差動増幅回路からなる補正用差動増幅回路、5
3はクロスカップル差動増幅回路52における相互コン
ダクタンス値(gm)を設定する制御電圧(2)、54は
補正用の制御電圧(1)である。補正用差動増幅回路5
2は、制御電圧(2)53により、差動段の相互コンダ
クタンス値(gm)が設定可能であるので、補正すべきオ
フセット値の大小に応じ、適当な電圧を設定する。
わる構成の第5の実施例を示す回路構成図である。本図
5において、51は被補正差動増幅回路、52はクロス
カップル差動増幅回路からなる補正用差動増幅回路、5
3はクロスカップル差動増幅回路52における相互コン
ダクタンス値(gm)を設定する制御電圧(2)、54は
補正用の制御電圧(1)である。補正用差動増幅回路5
2は、制御電圧(2)53により、差動段の相互コンダ
クタンス値(gm)が設定可能であるので、補正すべきオ
フセット値の大小に応じ、適当な電圧を設定する。
【0022】次に、図9において示した従来技術であ
る、補正用のトランジスタを複数個設け、選択的に動作
させる構成に関する本発明に係わる実施例を図6に示
す。図6は、本発明の演算増幅器の本発明に係わる構成
の第6の実施例を示す回路構成図である。本図6におい
て、61は被補正差動増幅回路、62はN-MOSトラン
ジスタからなるシンク側の補正用定電流源群、63はP-
MOSトランジスタからなるソ−ス側の補正用定電流源
群、64は補正用定電流源群62、63を制御する制御
信号である。本例において、各補正用定電流源群62、
63の各トランジスタは、すべて同一サイズでも良く、
また、異なったサイズのトランジスタを設け、これらを
選択的に組み合わせることにより、より広範な補正電流
値を設定することが可能である。
る、補正用のトランジスタを複数個設け、選択的に動作
させる構成に関する本発明に係わる実施例を図6に示
す。図6は、本発明の演算増幅器の本発明に係わる構成
の第6の実施例を示す回路構成図である。本図6におい
て、61は被補正差動増幅回路、62はN-MOSトラン
ジスタからなるシンク側の補正用定電流源群、63はP-
MOSトランジスタからなるソ−ス側の補正用定電流源
群、64は補正用定電流源群62、63を制御する制御
信号である。本例において、各補正用定電流源群62、
63の各トランジスタは、すべて同一サイズでも良く、
また、異なったサイズのトランジスタを設け、これらを
選択的に組み合わせることにより、より広範な補正電流
値を設定することが可能である。
【0023】図9に示した従来の技術では、補正電流を
生成する定電流源群の出力を、直接トリミングに用いて
いる。この結果、微小な補正電流を得るために、極めて
小さなサイズのMOSトランジスタを設けなくてはなら
なかった。しかし、本実施例では、微小な補正電流を得
るために、補正用定電流源群62、63をソ−ス側とシ
ンク側を設け、この差電流を補正電流として用いること
により、微小電流を精度良く生成することができる。す
なわち、補正用定電流源群を、図9に示した従来の技術
のように、シンク側、すなわち、電流を吸い込む側だけ
でなく、ソース側、すなわち、電流を吐き出す側にも設
けることにより、被補正差動増幅回路61から引き抜く
(もしくは流し込む)補正電流を、N-MOSトランジス
タ(補正用定電流源群62)とP-MOSトランジスタ
(補正用定電流源群63)との差電流で決定でき、微小
電流を精度良く生成することができる。さらに、補正電
流の方向を可変とすることも容易に可能となる。
生成する定電流源群の出力を、直接トリミングに用いて
いる。この結果、微小な補正電流を得るために、極めて
小さなサイズのMOSトランジスタを設けなくてはなら
なかった。しかし、本実施例では、微小な補正電流を得
るために、補正用定電流源群62、63をソ−ス側とシ
ンク側を設け、この差電流を補正電流として用いること
により、微小電流を精度良く生成することができる。す
なわち、補正用定電流源群を、図9に示した従来の技術
のように、シンク側、すなわち、電流を吸い込む側だけ
でなく、ソース側、すなわち、電流を吐き出す側にも設
けることにより、被補正差動増幅回路61から引き抜く
(もしくは流し込む)補正電流を、N-MOSトランジス
タ(補正用定電流源群62)とP-MOSトランジスタ
(補正用定電流源群63)との差電流で決定でき、微小
電流を精度良く生成することができる。さらに、補正電
流の方向を可変とすることも容易に可能となる。
【0024】演算増幅回路は、加減算器や微積分回路等
の線形演算回路や、リミッタや対数変換回路等の非線形
演算回路、あるいは、アクティブフィルタ、AD変換
器、DA変換器、電圧比較器など、広範囲に応用されて
いる。例えば、DA変換器、電圧比較器に、図1〜図6
に示した各演算増幅器を適用することにより、通信、音
響、映像のそれぞれの処理に係わる装置を、回路規模増
大を招くことなく高性能化することができる。
の線形演算回路や、リミッタや対数変換回路等の非線形
演算回路、あるいは、アクティブフィルタ、AD変換
器、DA変換器、電圧比較器など、広範囲に応用されて
いる。例えば、DA変換器、電圧比較器に、図1〜図6
に示した各演算増幅器を適用することにより、通信、音
響、映像のそれぞれの処理に係わる装置を、回路規模増
大を招くことなく高性能化することができる。
【0025】以上、図1〜図6を用いて説明したよう
に、本実施例の演算増幅器では、ソ−スディジェネレ−
ション構成とした差動増幅回路を、補正用差動増幅回路
として用いる。このことにより、制御電圧の変動に対し
て感度の低い、すなわちトリミング後の使用環境変化等
による制御電圧の変動に対して、トリミング精度の劣化
が最低限に押さえることができる。また、ソース間の抵
抗を可変抵抗で構成して、相互コンダクタンス値(gm)
を可変とする。このことにより、通常のオフセット値に
対しては、相互コンダクタンス値(gm)低減して、補正
精度を向上させ、また、大きなオフセット値に対して
は、相互コンダクタンス値(gm)を増大させて、ある程
度トリミング精度を犠牲にして、トリミング回路の規模
増大を押さえることができる。また、補正用の電流源を
一方向のみ設けるのでなく、双方向に設け、その差電流
を補正電流とすることにより、微小な補正電流の設定
を、高精度に、かつ、容易に行なうことができる。ま
た、このような演算増幅器をDA変換器や電圧比較器な
どに用いることにより、DA変換器や電圧比較器などの
小型化および高性能化を図ることができる。尚、本発明
は、図1〜図6を用いて説明した実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変
更可能である。
に、本実施例の演算増幅器では、ソ−スディジェネレ−
ション構成とした差動増幅回路を、補正用差動増幅回路
として用いる。このことにより、制御電圧の変動に対し
て感度の低い、すなわちトリミング後の使用環境変化等
による制御電圧の変動に対して、トリミング精度の劣化
が最低限に押さえることができる。また、ソース間の抵
抗を可変抵抗で構成して、相互コンダクタンス値(gm)
を可変とする。このことにより、通常のオフセット値に
対しては、相互コンダクタンス値(gm)低減して、補正
精度を向上させ、また、大きなオフセット値に対して
は、相互コンダクタンス値(gm)を増大させて、ある程
度トリミング精度を犠牲にして、トリミング回路の規模
増大を押さえることができる。また、補正用の電流源を
一方向のみ設けるのでなく、双方向に設け、その差電流
を補正電流とすることにより、微小な補正電流の設定
を、高精度に、かつ、容易に行なうことができる。ま
た、このような演算増幅器をDA変換器や電圧比較器な
どに用いることにより、DA変換器や電圧比較器などの
小型化および高性能化を図ることができる。尚、本発明
は、図1〜図6を用いて説明した実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変
更可能である。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、演算増幅器のオフセッ
ト補正を、回路規模増大を招くことなく、容易な調整
で、高精度に行なうことができ、演算増幅器を高性能化
することが可能となり、また、このような演算増幅器を
用いることにより、DA変換装置および電圧比較器の高
性能化と小型化が可能となる。
ト補正を、回路規模増大を招くことなく、容易な調整
で、高精度に行なうことができ、演算増幅器を高性能化
することが可能となり、また、このような演算増幅器を
用いることにより、DA変換装置および電圧比較器の高
性能化と小型化が可能となる。
【図1】本発明の演算増幅器の本発明に係わる構成の第
1の実施例を示す回路構成図である。
1の実施例を示す回路構成図である。
【図2】本発明の演算増幅器の本発明に係わる構成の第
2の実施例を示す回路構成図である。
2の実施例を示す回路構成図である。
【図3】本発明の演算増幅器の本発明に係わる構成の第
3の実施例を示す回路構成図である。
3の実施例を示す回路構成図である。
【図4】本発明の演算増幅器の本発明に係わる構成の第
4の実施例を示す回路構成図である。
4の実施例を示す回路構成図である。
【図5】本発明の演算増幅器の本発明に係わる構成の第
5の実施例を示す回路構成図である。
5の実施例を示す回路構成図である。
【図6】本発明の演算増幅器の本発明に係わる構成の第
6の実施例を示す回路構成図である。
6の実施例を示す回路構成図である。
【図7】従来の補正用差動増幅回路を有する演算増幅器
の構成例を示す回路図である。
の構成例を示す回路図である。
【図8】差動増幅回路の入力電圧−出力電流特性を示す
説明図である。
説明図である。
【図9】従来の複数の負荷トランジスタを用いて補正を
行なう演算増幅器の構成例を示す回路図である。
行なう演算増幅器の構成例を示す回路図である。
【図10】相互コンダクタンス値(gm)を低減した時の
差動増幅回路の入力電圧−出力電流特性を示す説明図で
ある。
差動増幅回路の入力電圧−出力電流特性を示す説明図で
ある。
【図11】テール電流を低減した時の差動増幅回路の入
力電圧−出力電流特性を示す説明図である。
力電圧−出力電流特性を示す説明図である。
【図12】補正用差動増幅回路のサイズを可変とした演
算増幅器の構成例を示す回路図である。
算増幅器の構成例を示す回路図である。
11、21、31、41、51、61、71、91、1
21 被補正差動増幅回路 12、22、32、42、52、72、122 補正用
差動増幅回路 13 抵抗 14、24、34、73 制御電圧 23 可変抵抗 32 抵抗アレイ 35、64、93、123 制御信号 43 MOSトランジスタ 44、53 制御電圧(2) 45、54 制御電圧(1) 62、63、92 補正用定電流源群 81 差動入力電圧Vinに対する出力電流特性 82 補正出力電流 83 補正制御電圧 84 補正電圧の変動範囲 101 低gm化した場合の入出力特性 102 通常の入出力特性 103 通常特性における補正電流の変動幅 104 低gm化した出力電流変動幅 105 補正電圧の変動幅 111 差動増幅回路テール電流(Iss)低減時の入出
力特性 112 通常時の入出力特性 113 補正電圧の変動幅 114 補正電圧変動に起因する通常特性における出力
電流変動 115 差動増幅回路テール電流(Iss)低減時におけ
る出力電流変動 116 差動回路における入力電圧範囲
21 被補正差動増幅回路 12、22、32、42、52、72、122 補正用
差動増幅回路 13 抵抗 14、24、34、73 制御電圧 23 可変抵抗 32 抵抗アレイ 35、64、93、123 制御信号 43 MOSトランジスタ 44、53 制御電圧(2) 45、54 制御電圧(1) 62、63、92 補正用定電流源群 81 差動入力電圧Vinに対する出力電流特性 82 補正出力電流 83 補正制御電圧 84 補正電圧の変動範囲 101 低gm化した場合の入出力特性 102 通常の入出力特性 103 通常特性における補正電流の変動幅 104 低gm化した出力電流変動幅 105 補正電圧の変動幅 111 差動増幅回路テール電流(Iss)低減時の入出
力特性 112 通常時の入出力特性 113 補正電圧の変動幅 114 補正電圧変動に起因する通常特性における出力
電流変動 115 差動増幅回路テール電流(Iss)低減時におけ
る出力電流変動 116 差動回路における入力電圧範囲
Claims (8)
- 【請求項1】 2個のトランジスタが配置され、2つの
入力信号の差電圧を出力する差動増幅回路と、該差動増
幅回路の注入電流にアンバランスを与えて、該差動増幅
回路のオフセットを補正する補正用差動増幅回路とから
なる演算増幅器において、上記補正用差動増幅回路に配
置された2個のトランジスタのソース間に抵抗を設け、
該補正用差動増幅回路の入力電圧に対する出力電流を決
定する相互コンダクタンスを低減させることを特徴とす
る演算増幅器。 - 【請求項2】 請求項1に記載の演算増幅器において、
上記補正用差動増幅回路のソース間抵抗を、可変抵抗で
構成することを特徴とする演算増幅器。 - 【請求項3】 請求項1、もしくは、請求項2のいずれ
かに記載の演算増幅器において、上記補正用差動増幅回
路のソース間抵抗を、制御信号により抵抗値を選択する
抵抗アレイで構成することを特徴とする演算増幅器。 - 【請求項4】 請求項1、もしくは、請求項2のいずれ
かに記載の演算増幅器において、上記補正用差動増幅回
路のソ−ス間抵抗を、ゲート電圧制御により抵抗値を設
定するMOSトランジスタのオン抵抗で構成することを
特徴とする演算増幅器。 - 【請求項5】 2つの入力信号の差電圧を出力する差動
増幅回路と、該差動増幅回路の注入電流にアンバランス
を与えて、該差動増幅回路のオフセットを補正する補正
用差動増幅回路とからなる演算増幅器において、上記補
正用差動増幅回路を、クロスカップル形差動増幅回路で
構成し、上記補正用差動増幅回路の入力電圧に対する出
力電流を決定する相互コンダクタンスを可変とすること
を特徴とする演算増幅器。 - 【請求項6】 2つの入力信号の差電圧を出力する差動
増幅回路と、該差動増幅回路の負荷電流を調節する複数
のnMOS形の負荷トランジスタからなり、上記複数の
負荷トランジスタを選択的に動作させて上記差動増幅回
路の負荷電流を調節し、上記差動増幅回路のオフセット
を補正する演算増幅器において、上記複数のnMOS形
の負荷トランジスタのそれぞれのソース側に、pMOS
型のトランジスタを接続し、選択的に動作させた上記p
MOS型のトランジスタとnMOS形の負荷トランジス
タの電流の差を、上記差動増幅回路に注入して、上記差
動増幅回路のオフセットを補正することを特徴とする演
算増幅器。 - 【請求項7】 請求項1〜請求項6のいずれかに記載の
演算増幅器を用いることを特徴とするDA変換装置。 - 【請求項8】 請求項1〜請求項6のいずれかに記載
の演算増幅器を用いることを特徴とする電圧比較器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5330864A JPH07193442A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 演算増幅器およびそれを用いたda変換装置と電圧比較器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5330864A JPH07193442A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 演算増幅器およびそれを用いたda変換装置と電圧比較器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07193442A true JPH07193442A (ja) | 1995-07-28 |
Family
ID=18237380
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5330864A Pending JPH07193442A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 演算増幅器およびそれを用いたda変換装置と電圧比較器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07193442A (ja) |
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1993
- 1993-12-27 JP JP5330864A patent/JPH07193442A/ja active Pending
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