JPH0719346A - シール部材 - Google Patents
シール部材Info
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- JPH0719346A JPH0719346A JP5159590A JP15959093A JPH0719346A JP H0719346 A JPH0719346 A JP H0719346A JP 5159590 A JP5159590 A JP 5159590A JP 15959093 A JP15959093 A JP 15959093A JP H0719346 A JPH0719346 A JP H0719346A
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- seal ring
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Landscapes
- Sealing Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シリンダとピストンとの隙間を潤滑油を使用
せずにシールするシール部材の、シール性と装着性の改
良を図る。 【構成】 非連続部42gを有するC字状のバックアッ
プリング42と、相欠き継ぎ手状の非連続部41gおよ
びこの非連続部と離れた内周面に非連続部42gに嵌入
可能な突起41bを備えて、非装着時の状態で内径がバ
ックアップリング42の外径より小さく形成したシール
リング41とからなるので、ピストンの環状溝(図示せ
ず)に突起41bを非連続部42gに嵌入して装着する
と、シールリング41はバックアップリング42から膨
径応力を受け、シールリング41の外周面41aがピス
トンの内周面に押圧され、ピストンとシリンダ(図示せ
ず)との隙間がシールされる。突起41bを非連続部4
2gに嵌入して位置決めしているので、運転中に非連続
部41gと非連続部42gとが重なって、ガス漏れ通路
が形成され、シール性が損なわれると云った懸念がな
い。
せずにシールするシール部材の、シール性と装着性の改
良を図る。 【構成】 非連続部42gを有するC字状のバックアッ
プリング42と、相欠き継ぎ手状の非連続部41gおよ
びこの非連続部と離れた内周面に非連続部42gに嵌入
可能な突起41bを備えて、非装着時の状態で内径がバ
ックアップリング42の外径より小さく形成したシール
リング41とからなるので、ピストンの環状溝(図示せ
ず)に突起41bを非連続部42gに嵌入して装着する
と、シールリング41はバックアップリング42から膨
径応力を受け、シールリング41の外周面41aがピス
トンの内周面に押圧され、ピストンとシリンダ(図示せ
ず)との隙間がシールされる。突起41bを非連続部4
2gに嵌入して位置決めしているので、運転中に非連続
部41gと非連続部42gとが重なって、ガス漏れ通路
が形成され、シール性が損なわれると云った懸念がな
い。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリンダとピストンと
の間に生じる隙間を潤滑油を使用せずにシールするシー
ル部材に関するものである。
の間に生じる隙間を潤滑油を使用せずにシールするシー
ル部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ヘリウムガスなどを冷媒として使用する
極低温用の冷凍機、例えばギホード・マクマホン形冷凍
機、スターリング冷凍機、ビルミャ冷凍機などにおいて
は、潤滑油の融点より遥かに低い温度、例えば10K以
下にまで冷却されるので、シール部に潤滑油を用いると
潤滑油が冷却動作中に凝固し、平滑なピストン運動が損
なわれる。このため、この種の装置では潤滑油を使用す
ることができないので、通常、シリンダとピストンとの
間にできる隙間を無潤滑タイプのシール部材によってシ
ールするようになっている。
極低温用の冷凍機、例えばギホード・マクマホン形冷凍
機、スターリング冷凍機、ビルミャ冷凍機などにおいて
は、潤滑油の融点より遥かに低い温度、例えば10K以
下にまで冷却されるので、シール部に潤滑油を用いると
潤滑油が冷却動作中に凝固し、平滑なピストン運動が損
なわれる。このため、この種の装置では潤滑油を使用す
ることができないので、通常、シリンダとピストンとの
間にできる隙間を無潤滑タイプのシール部材によってシ
ールするようになっている。
【0003】図6に例示したシール部材7は、例えばギ
ホード・マクマホン形極低温冷凍機におけるシール手段
の一例を示すものである。このシール部材7は、相欠き
継ぎ手状の非連続部71gを備えてリング状に形成され
た樹脂製のシールリング71と、このシールリング71
の内側に装着される、非連続部72gを備えてC字状に
形成された例えばステンレス鋼などからなるバックアッ
プリング72とから構成されるものであり、このバック
アップリング72は非装着時の状態で外径がシールリン
グ71の内径より大きくなるように形成されている。
ホード・マクマホン形極低温冷凍機におけるシール手段
の一例を示すものである。このシール部材7は、相欠き
継ぎ手状の非連続部71gを備えてリング状に形成され
た樹脂製のシールリング71と、このシールリング71
の内側に装着される、非連続部72gを備えてC字状に
形成された例えばステンレス鋼などからなるバックアッ
プリング72とから構成されるものであり、このバック
アップリング72は非装着時の状態で外径がシールリン
グ71の内径より大きくなるように形成されている。
【0004】前記構成のシール部材7は、図7・図8に
示したように、ピストンとして機能するディスプレーサ
1の外周面に形成された環状溝2に、シールリング71
の非連続部71gとバックアップリング72の非連続部
72gの位置が一致しないように、例えば180度ずれ
た状態に装着されると、非装着時の状態でバックアップ
リング72の外径がシールリング71の内径より大きい
ため、シールリング71はバックアップリング72から
膨径する応力が付与され、シールリング71の外周面7
1aがシリンダ3の内周面3aと密着し、ディスプレー
サ1とシリンダ3との間の隙間Gを流れるヘリウムガス
の量が減少する。
示したように、ピストンとして機能するディスプレーサ
1の外周面に形成された環状溝2に、シールリング71
の非連続部71gとバックアップリング72の非連続部
72gの位置が一致しないように、例えば180度ずれ
た状態に装着されると、非装着時の状態でバックアップ
リング72の外径がシールリング71の内径より大きい
ため、シールリング71はバックアップリング72から
膨径する応力が付与され、シールリング71の外周面7
1aがシリンダ3の内周面3aと密着し、ディスプレー
サ1とシリンダ3との間の隙間Gを流れるヘリウムガス
の量が減少する。
【0005】しかし、上記構成のシール部材7において
は、冷凍機の運転中にシールリング71などが徐々に回
転してシールリング71の非連続部71gとバックアッ
プリング72の非連続部72gとが一致し、ガスリーク
のルートが生じ、シール性が低下すると云った問題点が
あった。
は、冷凍機の運転中にシールリング71などが徐々に回
転してシールリング71の非連続部71gとバックアッ
プリング72の非連続部72gとが一致し、ガスリーク
のルートが生じ、シール性が低下すると云った問題点が
あった。
【0006】また、特開平4−36370号公報には図
9のように、ディスプレーサ1の外周面に形成された環
状溝2に、前記相欠き継ぎ手状の非連続部71gと同様
の非連続部(図示せず)を備えた樹脂製のシールリング
81と、このシールリング81の内側に装着されてシー
ルリング81をシリンダ3の内周面3aに押し付ける、
例えばステンレス鋼製で、かつ前記非連続部72gと同
様の非連続部(図示せず)を備えたばねリング82と、
環状溝2の軸方向幅を規定する対向側壁の一方の側壁2
1とシールリング81との間に装着されて、シールリン
グ81を他方の側壁22に押し付ける、例えばステンレ
ス鋼製で、非連続部(図示せず)を備えたばねリング8
3と、で構成されたシール部材8が開示されている。
9のように、ディスプレーサ1の外周面に形成された環
状溝2に、前記相欠き継ぎ手状の非連続部71gと同様
の非連続部(図示せず)を備えた樹脂製のシールリング
81と、このシールリング81の内側に装着されてシー
ルリング81をシリンダ3の内周面3aに押し付ける、
例えばステンレス鋼製で、かつ前記非連続部72gと同
様の非連続部(図示せず)を備えたばねリング82と、
環状溝2の軸方向幅を規定する対向側壁の一方の側壁2
1とシールリング81との間に装着されて、シールリン
グ81を他方の側壁22に押し付ける、例えばステンレ
ス鋼製で、非連続部(図示せず)を備えたばねリング8
3と、で構成されたシール部材8が開示されている。
【0007】ばねリング83は、ディスプレーサ1の動
きには左右されることなく、シールリング81を常に側
壁22へ押し付ける力を有するものが用いられる。
きには左右されることなく、シールリング81を常に側
壁22へ押し付ける力を有するものが用いられる。
【0008】このような構成とすることで、ばねリング
83によってシールリング81が付勢され、側壁22と
シールリング81との間にも隙間を生じることがなくな
り、ガス漏れ通路が形成されない。この結果、シール部
材8でのガス漏れを大幅に減少させることができ、冷凍
能力を顕著に向上させる利点があるとされている。
83によってシールリング81が付勢され、側壁22と
シールリング81との間にも隙間を生じることがなくな
り、ガス漏れ通路が形成されない。この結果、シール部
材8でのガス漏れを大幅に減少させることができ、冷凍
能力を顕著に向上させる利点があるとされている。
【0009】しかし、上記シール部材8は、シールリン
グ81を2個のばねリング82・83を用いて、二方向
に押し付ける構成となっているので、装着するのに手間
が掛かると云った問題点があった。
グ81を2個のばねリング82・83を用いて、二方向
に押し付ける構成となっているので、装着するのに手間
が掛かると云った問題点があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、上記したよ
うに従来のシール部材は何れも満足のいくものではなか
ったので、シール性と装着性に優れたシール部材の開発
が課題となっていた。
うに従来のシール部材は何れも満足のいくものではなか
ったので、シール性と装着性に優れたシール部材の開発
が課題となっていた。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来技術の
課題を解決するための具体的手段として、ピストンの外
周面に形成された環状溝に相欠き継ぎ手状の一非連続部
を備えて装着されるシールリングと、このシールリング
の内側に装着されてシールリングに膨径応力を付与する
バックアップリングとから構成されるシール部材におい
て、前記シールリングが前記相欠き継ぎ手状非連続部と
離間した部位の内周面に突起を備えて形成されると共
に、前記バックアップリングが前記シールリングの前記
突起の嵌入を可能とする一非連続部によってC字状に形
成されたことを特徴とするシール部材と、
課題を解決するための具体的手段として、ピストンの外
周面に形成された環状溝に相欠き継ぎ手状の一非連続部
を備えて装着されるシールリングと、このシールリング
の内側に装着されてシールリングに膨径応力を付与する
バックアップリングとから構成されるシール部材におい
て、前記シールリングが前記相欠き継ぎ手状非連続部と
離間した部位の内周面に突起を備えて形成されると共
に、前記バックアップリングが前記シールリングの前記
突起の嵌入を可能とする一非連続部によってC字状に形
成されたことを特徴とするシール部材と、
【0012】ピストンの外周面に形成された環状溝に一
端面同士を接して並設される一対のシールリングと、こ
の一対のシールリングの内側に装着されてシールリング
に膨径応力を付与するバックアップリングとから構成さ
れるシール部材において、前記一対のシールリングの接
触側端面同士が摺動可能な傾斜面に形成されたことを特
徴とするシール部材と、
端面同士を接して並設される一対のシールリングと、こ
の一対のシールリングの内側に装着されてシールリング
に膨径応力を付与するバックアップリングとから構成さ
れるシール部材において、前記一対のシールリングの接
触側端面同士が摺動可能な傾斜面に形成されたことを特
徴とするシール部材と、
【0013】ピストンの外周面に形成された環状溝に非
接触状態に並設される一対のシールリングと、この一対
のシールリングと接触して内側に装着される第3のシー
ルリングと、この第3のシールリングの内側に装着され
てシールリングに膨径応力を付与するバックアップリン
グとから構成されるシール部材において、前記一対のシ
ールリングそれぞれが、前記シリンダの内周面に接する
外周面と、前記環状溝の軸方向幅を規定する対向側壁に
接する端面と、傾斜した内面と、を備えて形成され、前
記第3のシールリングが前記一対のシールリングの傾斜
面それぞれと摺動可能に接する山形の傾斜面を備えて形
成されたことを特徴とするシール部材と、を提供する、
前記した従来技術の課題を解決するものである。
接触状態に並設される一対のシールリングと、この一対
のシールリングと接触して内側に装着される第3のシー
ルリングと、この第3のシールリングの内側に装着され
てシールリングに膨径応力を付与するバックアップリン
グとから構成されるシール部材において、前記一対のシ
ールリングそれぞれが、前記シリンダの内周面に接する
外周面と、前記環状溝の軸方向幅を規定する対向側壁に
接する端面と、傾斜した内面と、を備えて形成され、前
記第3のシールリングが前記一対のシールリングの傾斜
面それぞれと摺動可能に接する山形の傾斜面を備えて形
成されたことを特徴とするシール部材と、を提供する、
前記した従来技術の課題を解決するものである。
【0014】
【作用】請求項1の場合:ピストンの外周面に形成され
た環状溝に装着されると、シールリングは内側に装着さ
れたバックアップリングから膨径応力を受け、シールリ
ングの外周面がシリンダの内周面に押圧され、ピストン
とシリンダとの隙間がシールされる。しかも、シールリ
ングとバックアップリングとは、シールリングの突起
が、バックアップリングの非連続部に嵌入して位置決め
されているので、運転中にシールリングの相欠き継ぎ手
状非連続部とバックアップリングの非連続部とが重なっ
てガス漏れ通路が形成されると云った懸念がない。
た環状溝に装着されると、シールリングは内側に装着さ
れたバックアップリングから膨径応力を受け、シールリ
ングの外周面がシリンダの内周面に押圧され、ピストン
とシリンダとの隙間がシールされる。しかも、シールリ
ングとバックアップリングとは、シールリングの突起
が、バックアップリングの非連続部に嵌入して位置決め
されているので、運転中にシールリングの相欠き継ぎ手
状非連続部とバックアップリングの非連続部とが重なっ
てガス漏れ通路が形成されると云った懸念がない。
【0015】請求項2の場合:ピストンの外周面に形成
された環状溝に装着されると、一対のシールリングの一
方が膨径応力を付与するバックアップリングと接触し
て、他方がシリンダの内周面に押圧され、且つ一対のシ
ールリングそれぞれの非接触側端面が、前記環状溝の軸
方向幅を規定する対向側壁に押圧されて、ピストンとシ
リンダとの隙間がシールされる。
された環状溝に装着されると、一対のシールリングの一
方が膨径応力を付与するバックアップリングと接触し
て、他方がシリンダの内周面に押圧され、且つ一対のシ
ールリングそれぞれの非接触側端面が、前記環状溝の軸
方向幅を規定する対向側壁に押圧されて、ピストンとシ
リンダとの隙間がシールされる。
【0016】請求項3の場合:ピストンの外周面に形成
された環状溝に装着されると、第3のシールリングはバ
ックアップリングの付与する応力によって膨径し、一対
のシールリングは前記膨径した第3のシールリングの傾
斜面に沿って互いに離間する方向に摺動して、それぞれ
の外周面がシリンダの内周面に押圧されると共に、それ
ぞれの端面が前記環状溝の軸方向幅を規定する対向側壁
に押圧されて、ピストンとシリンダとの隙間がシールさ
れる。
された環状溝に装着されると、第3のシールリングはバ
ックアップリングの付与する応力によって膨径し、一対
のシールリングは前記膨径した第3のシールリングの傾
斜面に沿って互いに離間する方向に摺動して、それぞれ
の外周面がシリンダの内周面に押圧されると共に、それ
ぞれの端面が前記環状溝の軸方向幅を規定する対向側壁
に押圧されて、ピストンとシリンダとの隙間がシールさ
れる。
【0017】
【実施例】以下、図1〜図3に基づいて本発明の実施例
を詳細に説明する。なお、これらの図において、図6〜
図9における符号と同一の符号で示した部分は、図6〜
図9により説明した部分と同一の機能を持つ部分であ
り、本発明の理解を妨げない範囲で説明は省略した。ま
た、本発明のシール部材を装着する冷凍機自体の構造と
機能についても、本発明とは直接の関係がないので説明
は省略した。
を詳細に説明する。なお、これらの図において、図6〜
図9における符号と同一の符号で示した部分は、図6〜
図9により説明した部分と同一の機能を持つ部分であ
り、本発明の理解を妨げない範囲で説明は省略した。ま
た、本発明のシール部材を装着する冷凍機自体の構造と
機能についても、本発明とは直接の関係がないので説明
は省略した。
【0018】(実施例1)図1に示した第1の実施例で
あるシール部材4は、例えばシリコーン樹脂などの低温
強度と潤滑特性に優れた樹脂により形成されるシールリ
ング41と、この内側に装着される、例えばステンレス
鋼製のバックアップリング42とから構成されるもの
で、バックアップリング42は前記シール部材7におけ
るバックアップリング72の非連続部72gと同様の非
連続部42gを備えて、且つ非装着時の状態でシールリ
ング41の内径より大きい外径を有してC字状に形成さ
れ、他方のシールリング41は前記シール部材7におけ
るシールリング71の非連続部71gと同様の相欠き継
ぎ手状非連続部41gと、この非連続部41gと離間し
た部位、例えば丁度180度ずれた部位の内周面に、バ
ックアップリング42の非連続部42gに嵌入可能な突
起41bを備えて形成されている。
あるシール部材4は、例えばシリコーン樹脂などの低温
強度と潤滑特性に優れた樹脂により形成されるシールリ
ング41と、この内側に装着される、例えばステンレス
鋼製のバックアップリング42とから構成されるもの
で、バックアップリング42は前記シール部材7におけ
るバックアップリング72の非連続部72gと同様の非
連続部42gを備えて、且つ非装着時の状態でシールリ
ング41の内径より大きい外径を有してC字状に形成さ
れ、他方のシールリング41は前記シール部材7におけ
るシールリング71の非連続部71gと同様の相欠き継
ぎ手状非連続部41gと、この非連続部41gと離間し
た部位、例えば丁度180度ずれた部位の内周面に、バ
ックアップリング42の非連続部42gに嵌入可能な突
起41bを備えて形成されている。
【0019】このため、本発明のシール部材4を前記図
7・図8に示したディスプレーサ1などの環状溝2に、
シールリング41の突起41bをバックアップリング4
2の非連続部42gに嵌入した状態で装着すると、シー
ルリング41は内側に装着された大径のバックアップリ
ング42から径を大きくする応力、すなわち膨径応力を
受け、シールリング41の外周面41aがシリンダ3の
内周面3aに押圧され、ディスプレーサ1とシリンダ3
との隙間Gがシールされる。
7・図8に示したディスプレーサ1などの環状溝2に、
シールリング41の突起41bをバックアップリング4
2の非連続部42gに嵌入した状態で装着すると、シー
ルリング41は内側に装着された大径のバックアップリ
ング42から径を大きくする応力、すなわち膨径応力を
受け、シールリング41の外周面41aがシリンダ3の
内周面3aに押圧され、ディスプレーサ1とシリンダ3
との隙間Gがシールされる。
【0020】しかも、シールリング41とバックアップ
リング42とは、シールリング41の突起41bがバッ
クアップリング42の非連続部42gに嵌入されて位置
決めされているので、運転中にシールリング41の相欠
き継ぎ手状非連続部41gと、バックアップリング42
の非連続部42gとが重なって、ガス漏れ通路が形成さ
れ、シール性が損なわれると云った懸念がない。
リング42とは、シールリング41の突起41bがバッ
クアップリング42の非連続部42gに嵌入されて位置
決めされているので、運転中にシールリング41の相欠
き継ぎ手状非連続部41gと、バックアップリング42
の非連続部42gとが重なって、ガス漏れ通路が形成さ
れ、シール性が損なわれると云った懸念がない。
【0021】(実施例2)図2に示した第2の実施例で
あるシール部材5は、並設される一対のシールリング5
1・52と、この内側に装着されるバックアップリング
53とから構成されている。
あるシール部材5は、並設される一対のシールリング5
1・52と、この内側に装着されるバックアップリング
53とから構成されている。
【0022】一対のシールリング51・52は、前記相
欠き継ぎ手状の非連続部41gと同様の非連続部(図示
せず)を備えて、例えばシリコーン樹脂などの低温強度
と潤滑特性に優れた樹脂によって、互いに接触する側の
端面51aと52aとが摺動可能に傾斜し、且つ、装着
される環状溝2の幅より幾分広幅になるように形成され
る。したがって、ディスプレーサ1などの環状溝2に端
面51a・52aを接して一対のシールリング51・5
2を並設すると、シールリング52が環状溝2の奥に入
り込み、シールリング51が手前になるような配置とな
る。
欠き継ぎ手状の非連続部41gと同様の非連続部(図示
せず)を備えて、例えばシリコーン樹脂などの低温強度
と潤滑特性に優れた樹脂によって、互いに接触する側の
端面51aと52aとが摺動可能に傾斜し、且つ、装着
される環状溝2の幅より幾分広幅になるように形成され
る。したがって、ディスプレーサ1などの環状溝2に端
面51a・52aを接して一対のシールリング51・5
2を並設すると、シールリング52が環状溝2の奥に入
り込み、シールリング51が手前になるような配置とな
る。
【0023】一方、バックアップリング53は、前記バ
ックアップリング42と同様に、ステンレス鋼などによ
り非連続部(図示せず)を有してC字状に形成されてい
る。そして、このバックアップリング53の外径は、非
装着時の状態で前記一対のシールリング51・52の内
径より大きい。
ックアップリング42と同様に、ステンレス鋼などによ
り非連続部(図示せず)を有してC字状に形成されてい
る。そして、このバックアップリング53の外径は、非
装着時の状態で前記一対のシールリング51・52の内
径より大きい。
【0024】このため、バックアップリング53を環状
溝2に装着し、この上に一対のシールリング51・52
を並設すると、シールリング52の内周面52bがバッ
クアップリング53の外周面53aと接して、膨径応力
Fを受ける。
溝2に装着し、この上に一対のシールリング51・52
を並設すると、シールリング52の内周面52bがバッ
クアップリング53の外周面53aと接して、膨径応力
Fを受ける。
【0025】そして、一対のシールリング51・52
は、傾斜した端面51a・52aを介して摺動可能に接
触しているので、前記膨径応力Fをバックアップリング
53から受けることによって、一対のシールリング51
・52は単に膨径するだけでなく、シールリング51は
方向D1の側に移動させようとする応力を受けることに
なり、シールリング52は同様の応力を方向D2の向き
に受けることになる。
は、傾斜した端面51a・52aを介して摺動可能に接
触しているので、前記膨径応力Fをバックアップリング
53から受けることによって、一対のシールリング51
・52は単に膨径するだけでなく、シールリング51は
方向D1の側に移動させようとする応力を受けることに
なり、シールリング52は同様の応力を方向D2の向き
に受けることになる。
【0026】これにより、シールリング51の外周面5
1bがシリンダ3の内周面3aに、残余の端面51cが
環状溝2の側壁21に押圧され、シールリング52の残
余の端面52cが環状溝2の他の側壁22に押圧され、
ディスプレーサ1とシリンダ3との間に形成された隙間
Gの上下は、一対のシールリング51・52とバックア
ップリング53とからなるシール部材5によって完全に
シールされる。
1bがシリンダ3の内周面3aに、残余の端面51cが
環状溝2の側壁21に押圧され、シールリング52の残
余の端面52cが環状溝2の他の側壁22に押圧され、
ディスプレーサ1とシリンダ3との間に形成された隙間
Gの上下は、一対のシールリング51・52とバックア
ップリング53とからなるシール部材5によって完全に
シールされる。
【0027】(実施例3)図3に示した第3の実施例で
あるシール部材6は、非接触状態に並設される一対のシ
ールリング61・62と、この内側に装着される第3の
シールリング63と、この内側に装着されるバックアッ
プリング64とから構成されている。
あるシール部材6は、非接触状態に並設される一対のシ
ールリング61・62と、この内側に装着される第3の
シールリング63と、この内側に装着されるバックアッ
プリング64とから構成されている。
【0028】一対のシールリング61・62と第3のシ
ールリング63とは、前記相欠き継ぎ手状の非連続部4
1gと同様の非連続部(図示せず)を備えて、前記シー
ルリング41などと同様、シリコーン樹脂などの低温強
度と潤滑特性に優れた樹脂によって形成されるものであ
り、一対のシールリング61・62それぞれは、シリン
ダ3の内周面3aに接する外周面61a・62aと、環
状溝2の軸方向幅を規定する対向側壁21・22に接す
る端面61b・62bと、傾斜面61c・62cと、を
備えて形成されており、第3のシールリング63は、外
周面側に一対のシールリング61・62の傾斜面61c
・62cそれぞれと摺動可能に接する山形の傾斜面63
aを備えて形成されている。
ールリング63とは、前記相欠き継ぎ手状の非連続部4
1gと同様の非連続部(図示せず)を備えて、前記シー
ルリング41などと同様、シリコーン樹脂などの低温強
度と潤滑特性に優れた樹脂によって形成されるものであ
り、一対のシールリング61・62それぞれは、シリン
ダ3の内周面3aに接する外周面61a・62aと、環
状溝2の軸方向幅を規定する対向側壁21・22に接す
る端面61b・62bと、傾斜面61c・62cと、を
備えて形成されており、第3のシールリング63は、外
周面側に一対のシールリング61・62の傾斜面61c
・62cそれぞれと摺動可能に接する山形の傾斜面63
aを備えて形成されている。
【0029】一方、バックアップリング64は、前記バ
ックアップリング42と同様に、ステンレス鋼などによ
り非連続部(図示せず)を有してC字状に形成されてい
る。また、このバックアップリング64の外径は、非装
着時の状態で前記第3のシールリング63の内径より大
きくなっている。
ックアップリング42と同様に、ステンレス鋼などによ
り非連続部(図示せず)を有してC字状に形成されてい
る。また、このバックアップリング64の外径は、非装
着時の状態で前記第3のシールリング63の内径より大
きくなっている。
【0030】このため、バックアップリング64を環状
溝2に装着し、この上に第3のシールリング63を装着
し、さらにこの上に一対のシールリング61・62を並
設すると、第3のシールリング63の内周面63bがバ
ックアップリング64の外周面64aと接して、膨径応
力Fを受ける。
溝2に装着し、この上に第3のシールリング63を装着
し、さらにこの上に一対のシールリング61・62を並
設すると、第3のシールリング63の内周面63bがバ
ックアップリング64の外周面64aと接して、膨径応
力Fを受ける。
【0031】そして、一対のシールリング61・62
は、第3のシールリング63の山形の傾斜面63aと傾
斜面61c・62cを介して摺動可能に接触しているの
で、前記膨径応力Fをバックアップリング64から受け
ることによって、一対のシールリング61・62は単に
膨径するだけでなく、シールリング61は方向D1の側
に移動させようとする応力を受けることになり、シール
リング62は同様の応力を方向D2の向きに受けること
になる。
は、第3のシールリング63の山形の傾斜面63aと傾
斜面61c・62cを介して摺動可能に接触しているの
で、前記膨径応力Fをバックアップリング64から受け
ることによって、一対のシールリング61・62は単に
膨径するだけでなく、シールリング61は方向D1の側
に移動させようとする応力を受けることになり、シール
リング62は同様の応力を方向D2の向きに受けること
になる。
【0032】これにより、シールリング61の外周面6
1aがシリンダ3の内周面3aに、端面61bが環状溝
2の側壁21にそれぞれ押圧され、シールリング62の
外周面62aがシリンダ3の内周面3aに、端面62b
が環状溝2の側壁22にそれぞれ押圧され、ディスプレ
ーサ1とシリンダ3との間に形成された隙間Gの上下
は、一対のシールリング61・62と第3のシールリン
グ63とバックアップリング64とからなるシール部材
6によって完全にシールされる。
1aがシリンダ3の内周面3aに、端面61bが環状溝
2の側壁21にそれぞれ押圧され、シールリング62の
外周面62aがシリンダ3の内周面3aに、端面62b
が環状溝2の側壁22にそれぞれ押圧され、ディスプレ
ーサ1とシリンダ3との間に形成された隙間Gの上下
は、一対のシールリング61・62と第3のシールリン
グ63とバックアップリング64とからなるシール部材
6によって完全にシールされる。
【0033】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではないので、特許請求の範囲に記載の趣旨を逸脱し
ない範囲で、各種の変形実施が可能である。例えば、図
4に示したようにシールリング51の外周面の全体若し
くは一部を円弧状などに形成したり、図5に示したよう
にシールリング61の端面61b、シールリング62の
端面62bの全体若しくは一部を円弧状などに形成する
ことも可能である。
のではないので、特許請求の範囲に記載の趣旨を逸脱し
ない範囲で、各種の変形実施が可能である。例えば、図
4に示したようにシールリング51の外周面の全体若し
くは一部を円弧状などに形成したり、図5に示したよう
にシールリング61の端面61b、シールリング62の
端面62bの全体若しくは一部を円弧状などに形成する
ことも可能である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のシール部
材は何れも構成が簡単で装着が容易となったにも拘ら
ず、シール性能が良好となっている。
材は何れも構成が簡単で装着が容易となったにも拘ら
ず、シール性能が良好となっている。
【図1】第1の実施例の説明図。
【図2】第2の実施例の説明図。
【図3】第3の実施例の説明図。
【図4】実施例2の変形実施の説明図。
【図5】実施例3の変形実施の説明図。
【図6】従来のシール部材の説明図。
【図7】従来のシール部材を使用したギホード・マクマ
ホン形冷凍機の要部説明図。
ホン形冷凍機の要部説明図。
【図8】図5におけるA−A線に沿って切断し矢印方向
から見た説明図。
から見た説明図。
【図9】従来の他のシール部材の説明図。
1 ディスプレーサ 2 環状溝 21・22 側壁 3 シリンダ 3a 内周面 4 シール部材 41 シールリング 41a 外周面 41b 突起 41g 非連続部 42 バックアップリング 42g 非連続部 5 シール部材 51・52 シールリング 51a・51c・52a・52c 端面 51b 外周面 52b 内周面 53 バックアップリング 53a 外周面 6 シール部材 61・62 シールリング 61a・62a 外周面 61b・62b 端面 61c・62c 傾斜面 63 (第3の)シールリング 63a 傾斜面 63b 内周面 64 バックアップリング 64a 外周面 7 シール部材 71 シールリング 71a 外周面 71g 非連続部 72 バックアップリング 72g 非連続部 8 シール部材 81 シールリング 82・83 ばねリング D1・D2 方向 F 膨径応力 G 隙間
Claims (3)
- 【請求項1】 ピストンの外周面に形成された環状溝に
相欠き継ぎ手状の一非連続部を備えて装着されるシール
リングと、このシールリングの内側に装着されてシール
リングに膨径応力を付与するバックアップリングとから
構成されるシール部材であって、前記シールリングが前
記相欠き継ぎ手状非連続部と離間した部位の内周面に突
起を備えて形成されると共に、前記バックアップリング
が前記シールリングの前記突起の嵌入を可能とする一非
連続部によってC字状に形成されたことを特徴とするシ
ール部材。 - 【請求項2】 ピストンの外周面に形成された環状溝に
一端面同士を接して並設される一対のシールリングと、
この一対のシールリングの内側に装着されてシールリン
グに膨径応力を付与するバックアップリングとから構成
されるシール部材であって、前記一対のシールリングの
接触側端面同士が摺動可能な傾斜面に形成されたことを
特徴とするシール部材。 - 【請求項3】 ピストンの外周面に形成された環状溝に
非接触状態に並設される一対のシールリングと、この一
対のシールリングと接触して内側に装着される第3のシ
ールリングと、この第3のシールリングの内側に装着さ
れてシールリングに膨径応力を付与するバックアップリ
ングとから構成されるシール部材であって、前記一対の
シールリングそれぞれが、前記シリンダの内周面に接す
る外周面と、前記環状溝の軸方向幅を規定する対向側壁
に接する端面と、傾斜した内面と、を備えて形成され、
前記第3のシールリングが前記一対のシールリングの傾
斜面それぞれと摺動可能に接する山形の傾斜面を備えて
形成されたことを特徴とするシール部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5159590A JPH0719346A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | シール部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5159590A JPH0719346A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | シール部材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0719346A true JPH0719346A (ja) | 1995-01-20 |
Family
ID=15697034
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5159590A Pending JPH0719346A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | シール部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0719346A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6652929B2 (en) | 2000-10-27 | 2003-11-25 | Canon Kabushiki Kaisha | Recording medium |
| JP2008115908A (ja) * | 2006-11-01 | 2008-05-22 | Toyota Motor Corp | バックアップリング及びこれを備えたタンク |
| WO2010116932A1 (ja) * | 2009-04-07 | 2010-10-14 | Nok株式会社 | 密封装置 |
| ITMO20100060A1 (it) * | 2010-03-10 | 2011-09-11 | Giovanni Morselli | Macchina per modificare la pressione di aria o aeriformi. |
| CN111734548A (zh) * | 2020-07-21 | 2020-10-02 | 杭州英洛威能源技术有限公司 | 一种斯特林发动机用活塞组件 |
| WO2023149130A1 (ja) * | 2022-02-04 | 2023-08-10 | 住友重機械工業株式会社 | ギフォード・マクマホン(gm)冷凍機の第1段ディスプレーサ、第1段ディスプレーサ組立体、およびギフォード・マクマホン冷凍機 |
-
1993
- 1993-06-29 JP JP5159590A patent/JPH0719346A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6652929B2 (en) | 2000-10-27 | 2003-11-25 | Canon Kabushiki Kaisha | Recording medium |
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| WO2010116932A1 (ja) * | 2009-04-07 | 2010-10-14 | Nok株式会社 | 密封装置 |
| JP5273243B2 (ja) * | 2009-04-07 | 2013-08-28 | Nok株式会社 | 密封装置 |
| ITMO20100060A1 (it) * | 2010-03-10 | 2011-09-11 | Giovanni Morselli | Macchina per modificare la pressione di aria o aeriformi. |
| EP2369181A1 (en) * | 2010-03-10 | 2011-09-28 | Giovanni Morselli | Machine for changing the pressure of air or gaseous substances |
| CN111734548A (zh) * | 2020-07-21 | 2020-10-02 | 杭州英洛威能源技术有限公司 | 一种斯特林发动机用活塞组件 |
| CN111734548B (zh) * | 2020-07-21 | 2024-05-10 | 杭州英洛威能源技术有限公司 | 一种斯特林发动机用活塞组件 |
| WO2023149130A1 (ja) * | 2022-02-04 | 2023-08-10 | 住友重機械工業株式会社 | ギフォード・マクマホン(gm)冷凍機の第1段ディスプレーサ、第1段ディスプレーサ組立体、およびギフォード・マクマホン冷凍機 |
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