JPH0719409B2 - 磁気テ−プ装置 - Google Patents

磁気テ−プ装置

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JPH0719409B2
JPH0719409B2 JP61031462A JP3146286A JPH0719409B2 JP H0719409 B2 JPH0719409 B2 JP H0719409B2 JP 61031462 A JP61031462 A JP 61031462A JP 3146286 A JP3146286 A JP 3146286A JP H0719409 B2 JPH0719409 B2 JP H0719409B2
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弘典 本庄
二郎 梶野
薫 松岡
哲 三鍋
哲朗 田中
徳行 清水
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、モータの回転を利用して動作態様を切り換え
る機構を有するビデオテープレコーダなどの磁気テープ
装置に関するものである。
従来例の技術 近年、磁気記録再生装置(以後VTRと略称する)の需要
増加に伴い、VTRの操作性の向上、遠隔制御が可能で、
かつ軽量、低価格化が計られている。一つのモータの回
転で動作態様の切り換えとテープ移送を行うものが開発
されている。以下従来例を図面を参照しながら説明す
る。第9図は停止モードでの平面図であり、第10図は信
号を記録する磁気テープ(図示せず)の早送りモードの
平面図である。第9図において、基板(図示せず)に植
立された軸45,46には磁気テープを巻回するリールハブ
(図示せず)と着脱可能に係合する爪49を有する磁気テ
ープを送り出す供給リール台47および磁気テープを巻取
る巻取りリール台48が各々回転自在に遊嵌してある。1
はテープカセット装着動作、磁気テープ(図示せず)を
シリンダに装架するテープローディング動作と行い、か
つ供給リール台47および巻取りリール台48を駆動してテ
ープ移送を行うモータ(図示せず)と一体となっている
モータプーリである。2はモータプーリ1の回転を大プ
ーリ3に伝達するベルトであり、3aは大プーリ3と一体
となっている回転する駆動者である。4は駆動車3aと圧
接状態であり、駆動車3aの回転方向に駆動車3aを中心に
回転するアイドラ部材である。5は駆動車3aを中心にア
イドラ部材4を回動するためのアイドラ裁置部材であ
る。x−o−x断面を第11図に示す。駆動車3a上にはフ
ェルト10が貼り付けられている。大プーリ3の爪部3bと
歯車9の爪部9aとが噛み合い、歯車9は大プーリ3と一
体となって回転する。また圧縮バネ44により駆動車3a上
のフェルト10と案内体35を介して歯車9間にアイドラ裁
置部材5が狭持されており、アイドラ裁置部材5に回動
力が働き、周知のとおり駆動車3aと圧接状態であるアイ
ドラ部材4が首振り運動をする。首振り部分の詳しい説
明は省略する。第9図において、32,33はアイドラ部材
4の回転を供給リール台41または巻取りリール台42に伝
達するS側中継歯車とT側中継歯車である。B方向から
見た側面図を第12図に示す。第9図、第12図において1
1,12はアイドラ部材4の回動を規制したり、非規制にし
たりする規制部材で、基板36に植立された軸13,14に回
動自在に遊嵌してあり、歯車部11a,12aで噛合してい
る。12bは規制部材12に植立している第1の軸で12cは第
2の軸である。15,16は規制部材11,12を非規制の位置に
移動可能または不可能の状態に規制する第1の移動部材
と、第2の移動部材であり、第1の移動部材15にはバネ
掛け用突出部15aと切欠き部15bと溝15cと溝15dが設けら
れており、第2の移動部材16にはバネ掛け用穴16aと溝1
6bと切欠き部16cと、第1の移動部材15上に植立した軸1
8,19によって第2の移動部材16を案内する長穴16d,16e
と突出部16fとが設けられている。また第1の移動部材1
5は基板(図示せず)の案内部(図示せず)により矢印3
7,38方向のみ移動可能に支持されている。カム付歯車28
の回転で、カム溝28aに沿ってアーム29が軸31を中心に
回動することにより、アーム29に植立された軸30が長穴
15dを案内して第1の移動部材15を矢印37,38方向に移動
させる。第2の移動部材16は、引張りバネ17を介して第
1の移動部材に連結されており、軸18,19に長穴16d,16e
が案内され矢印37,38方向のみ引張りバネ17を介して第
1の移動部材15に追従移動する。また第2の移動部材16
は、引張りバネ17によって矢印37方向に付勢されている
が、長穴16dの端面が軸18に当接しているため第9図の
状態を保つ。従って、矢印38方向に力がかからない限い
切欠部15bと16cは重なることはない。39は第2の移動部
材16の移動を規制するロック部材で、基板(図示せず)
に植立した軸23に長穴39aが案内されている。長穴39aは
軸23の径に比べて比較的大きな幅を有しており、矢印4
1,42方向はもちろんであるが矢印37,38方向にも若干移
動可能となっている。
また引張りバネは34はロック部材39を軸24bを中心に矢
印38方向と矢印42方向に付勢する。20はロック部材39に
植立された軸である。24はソレノイドで鉄心24aの上に
植立した軸24bとロック部材39とは回動自在に遊嵌され
ている。21は軸22を中心に回転自在に遊嵌された爪部材
で、クラッチ歯車27の出力をカム付歯車28へ伝達するか
しないかの制御を行なうものである。ロック部材39が矢
印41方向に移動し、爪部材21を時計方向に回動させクラ
ッチ歯車27に当接させる様な押圧力を与えると、クラッ
チ歯車27がカム付歯車28に出力を伝達する。また、引張
りばね34の引張力によって矢印42方向にロック部材39が
戻り、爪部材21への時計方向の押圧力がなくなると、戻
しバネ(図示せず)によって爪部材が現在の状態に戻
り、クラッチ歯車27が一定角度回転すればカム付歯車28
には回転力が伝達されない状態になる。クラッチ歯車2
7,爪部材21の構成も詳細は省略する。
次に従来例の動作について説明する。第9図の停止モー
ドにおいてモータ(図示せず)の回転によりモータプー
リ1が反時計方向に回転するとベルト2を介して大プー
リ3、駆動車3a、歯車も反時計方向に回転する。また歯
車9と噛み合っている歯車25,歯車25と噛み合っている
歯車26、歯車26と噛みっ合っているクラッチ歯車27が、
回転するが爪部材21はクラッチ歯車27と当接していない
のでクラッチ歯車27はカム付歯車28に回転力を伝達しな
い。よって、アーム29、アーム29の回動によって移動す
る第1の移動部材15、第1の移動部材15と引張りバネ17
を介して追従移動する第2の移動部材16と、前記第1の
移動部材15、第2の移動部材16によって規制される規制
部材11,12は現在の状態を保つ。一方駆動車3aと圧接状
態であるアイドラ部材4は駆動車3aの反時計方向の回転
により、アイドラ裁置部材5に植立された軸7を中心に
時計方向に回転する。また圧縮バネ44、フェルト10によ
りアイドラ載置部材5が回動力が働いてアイドラ部材4
と共に駆動車3aを中心に反時計方向に回動しようとす
る。しかし、規制部材12に植立した第1の軸12bが、第
2の移動部材16の溝部16bの端面16gと当接し、規制部材
12は軸14を中心に反時計方向の回動力を加えられても第
9図の状態を保つ。従ってアイドラ載置部材5の先端の
突出部5aが、規制部材12に当接し回動を規制されるため
にアイドラ部材4は、巻取りリール台48に回転を伝達す
るT側中継歯車33の円筒部33aに接触しないので巻取り
リール48は回転しない。次にモータプーリ1が時計方向
に回転しても反時計方向の回転の時と動作はほとんど同
じである。モータプーリ1が時計方向に回転すると、駆
動車3aも時計方向に回転し、アイドラ部材4が反時計方
向に回転と同時に、アイドラ載置部材5が駆動車3aを中
心に時計方向にアイドラ部材4と共に回動するが、突出
部5aが規制部材11と当接し、規制部材11は規制部材12と
歯車11a,12aとで噛合しているので時計方向に回動力を
加えられても現在の状態を保ち、アイドラ部材4はS側
中継歯車32の円筒部32aに接触しないため供給リール台4
7は回転しない。
次に早送りモードに移行する時の動作について説明す
る。第9図、第10図において、スイッチ(図示せず)を
入れてソレノイド24に電流を流すと、ソレノイド24の鉄
心24aが矢印41方向に引かれ、矢印41方向にロック部材3
9と共に移動する。ロック部材39の矢印41方向の移動に
より、ロック部材39が爪部材21を軸22を中心に時計方向
に回動する様に押圧し、クラッチ歯車27と爪部材21が当
接し、クラッチ歯車27がカム付歯車28に回転力を伝達す
る様になりカム対歯車28が回転する。カム付歯車28が回
転することにより、カム付歯車28上に形成されたカム溝
28aに沿ってアーム29が軸31を中心にカム付歯車が反時
計方向に回転すれば、時計方向に回動し第1の移動部材
15を矢印38方向に移動させる。また、カム付歯車28が時
計方向に回転すれば、第1の移動部材15を矢印37方向に
移動させる。従来例では早送りモードに移行するにはま
ずカム付歯車28を反時計方向に回転させる。すなわち、
第1の移動部材15を矢印38方向に移動させる。また第2
の移動部材16は、軸18と長穴16dの端面が当接している
ので第1の移動部材と一体となって矢印38方向に移動す
る。この時ソレノイド24は、鉄心24aを引いたままであ
るので軸20と第2の移動部材16の突出部16fは当接しな
い。突出部16fが軸20を通過した所でモータを反転さ
せ、カム付歯車28を時計方向に回転させると同時にソレ
ノイド24のスイッチ(図示せず)を切ると、ロック部材
39は引張ばね34の戻し力によって、瞬時に第9図の状態
に戻されて、突出部16fと軸20とが当接し第10図の状態
となる。第2図の移動部材16は矢印37方向の移動が規制
され、第1の移動部材15のみが矢印37方向に移動し、停
止モードと同じ位置に復帰したところでクラッチ歯車27
の出力がカム付歯車28に伝達されなくなるように設定さ
れている。第1の移動部材15が停止モード位置にあり、
第2の移動部材16が軸20により突出部16fが係止された
位置にあるとき、第1の移動部材の切欠き部15bと第2
の移動部材16の切欠き部16cとが重なり合う。この重な
りで、規制部材12の第1の軸12bと当接する端面がなく
なり、初めてアイドラ載置部材5に働く回動力によりア
イドラ部材4が、アイドラ載置部材5と共に駆動車3aを
中心にさらに回動する。駆動車3aが反時計方向に回転し
ていれば、T側中継歯車33の円筒部33aに当接するまで
回動し巻取りリール台48が回転し磁気テープを巻取る
(ここで、モータを逆転すれば供給リール台47が回転す
る)第10図の状態である早送りモードとなる。次にソレ
ノイド24のスイッチ(図示せず)を入れると、鉄心24a
が引かれ軸20が矢印41方向に移動し、第2の移動部材16
の突出部16fの係止を解除する。第2の移動部材16は第
1の移動部材15との間に装架された切張りバネ27の付勢
力により瞬時に第9図の状態に復帰する。第2の移動部
材の復帰により規制部材12の第1の軸12bが、第2の移
動部材16の端面16gに乗り上がり、規制部材12は軸14を
中心に反時計方向に回動し、(規制部材11が軸13を中心
に時計方向に回動し、)アイドラ部材4をS側(、T
側)中継歯車32(,33)の円筒部32a,33aから離間させ巻
取りリール台48(、または供給リール台47)に回転力を
伝達しない第9図の停止モードに復帰する。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、停止モードから早
巻きモードへの動作態様の移行の際に、早送り、または
早巻き戻しのどちらかのモータの回転が、モード移行時
のモータの回転と反対方向の回転となるため、モード移
行終了後、モータの回転を早送り、または早巻き戻しの
回転に合せる必要がある。このため、モード移行時のモ
ータの回転と指定モードでのモータの回転方向が異なる
時には、必ずテープを指定の方向と逆方向に送ってしま
ってから、指定モードの方向にテープを送る様にモータ
が反転する。モータが反転する間にブレーキをかける事
が出来ないためにリールの慣性によりテープたるみが発
生し、また巻始、巻終りにおいては、テープの終端まで
突入し、テープに異常テンションが加えられテープダメ
ージを引き起していた。
本発明は、上記問題点に鑑み、1つのモータで少なくと
もテープ移送と、動作態様の切り換えを行うものにおい
て、テープたるみ、テープ終端突入によるテープダメー
ジを発生させない磁気テープ装置を提供するものであ
る。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため、本発明の磁気テープ装置
は、磁気テープの移送と少なくとも動作態様切り換えと
を行う駆動源となるモータと、磁気テープを送り出す供
給リール台と、巻取る巻取りリール台と、前記モータの
回転により回転する唯一の駆動車と、前記駆動車と圧接
状態であり駆動車の回転方向に前記駆動車を中心に回動
し、前記モータの回転を前記供給リール台又は巻取りリ
ール台に回転を伝達するアイドラ手段と、前記アイドラ
手段の回転を前記供給リール台又は巻取りリール台に伝
達しないように規制する規制状態と前記供給リール台又
は巻取りリール台にアイドラ手段の回転を伝達可能なよ
うに前記アイドラ手段を規制しない非規制状態へと切り
換えるアイドラ規制手段と、前記規制状態と非規制状態
とに対応する位置が同一となるカム面を有し、前記モー
タの回転により前記アイドラ規制手段を駆動する駆動カ
ム手段と、早送りモードへの動作態様の移行は、前記モ
ータを磁気テープを早送りする方向とは逆の方向に回転
させ、前記駆動カム手段により前記アイドラ規制手段を
所定量駆動した後、前記モータの回転方向を逆転し、前
記アイドラ規制手段を規制状態から非規制状態へと切り
換え、巻戻しモードへの動作態様の移行は、前記モータ
を磁気テープを巻き戻しする方向とは逆の方向に回転さ
せ、駆動カム手段によりアイドラ規制手段を所定量駆動
した後、前記モータの回転方向を逆転させ前記アイドラ
規制手段を前記規制状態から非規制状態へと切り換える
ことを特徴とするものである。
作用 本発明は上記した構成によって、早送りモードへの動作
態様の移行途中で、アイドラ規制手段を規制しない状態
になっても、モータの回転はテープの早送り方向に回転
している。また早巻戻しモードへの動作態様の移行途中
で、アイドラ規制手段を規制しない状態になっても、モ
ータの回転はテープの早巻戻し方向に回転しているの
で、モード移行後にモータを反転させる必要がなく、テ
ープたるみの発生、またテープの終端突入も終端検出を
行っていれば、おこらず、テープに異常テンションが加
わることはない。
実施例 以下本発明の一実施例の磁気テープ装置について図面を
参照しながら説明する。第1図は停止モードでの平面図
であり、第2図は信号を記録する磁気テープ(図示せ
ず)の早送りモードの平面図である。第1図において基
板(図示せず)に植立された軸45,46には磁気テープを
巻回するリールハブ(図示せず)と着脱可能に係合する
爪49を有する磁気テープを送り出す供給リール台47およ
び磁気テープを巻取る巻取りリール台48が各々回転自在
に遊嵌してある。51はテープカセット装着動作、磁気テ
ープ(図示せず)をシリンダに装架するテープローディ
ング動作を行い、かつ供給リール台47および巻取りリー
ル台48を駆動するテープ移送を行うモータで、1はモー
タ51と一体となっているモータプーリである。2はモー
タプーリ1の回転を大プーリ3に伝達するベルトであ
り、3aは大プーリ3にと一体となって回転する駆動車で
ある。4は駆動車3aと圧接状態であり、駆動車3aの回転
方向に駆動車3aを中心に回転するアイドラ部材である。
5は駆動車3aを中心にアイドラ部材4を回動するための
アイドラ載置部材である。X−O−X断面を第3図に示
す。駆動車3aにはフェルト10が貼り付けられている。大
プーリ3の爪部3bと歯車9の爪部9aとが噛み合い、歯車
9は大プーリ3と一体となって回転する。また圧縮バネ
44により駆動車3a上のフェルト10と案内体35を介して歯
車9にアイドラ載置部材5が挾持されており、アイドラ
載置部材5に回動力が働き、周知のとおり駆動車3aと圧
接状態であるアイドラ部材4が首振り運動をする。首振
り部分の詳しい説明は本発明とは直接関係しないので省
略する。第1図において、32,33はアイドラ部材4の回
転を供給リール台47または巻取りリール台48に伝達する
S側中継歯車とT側中継歯車である。A方向から見た側
面図を第4図に示す。第1図、第4図において、11,12
はアイドラ部材4の回動を既製したり、非規制にしたり
する規制部材で、基板36に植立された軸13,14に回動自
在に遊嵌してあり、歯車部11a,12aで噛合している。12b
は規制部材12に植立している第1の軸で12cは第2の軸
である。15,16は規制部材11,12を非規制の位置に移動可
能または不可能の状態に規制する第1の移動部材と、第
2の移動部材であり、第1の移動部材15にはバネ掛け用
突出部15aと切欠き部15bと溝15cと溝15dが設けられてお
り、第2の移動部材16にはバネ掛け用穴16cと溝16bと切
欠き部16cと、第1の移動部材15上に植立した軸18,19に
よって第2の移動部材16を案内する長穴16d,16eと突出
部16fとが設けられている。また第1の移動部材15は基
板(図示せず)の案内部(図示せず)により矢印37,38
方向のみ移動可能に支持されている。カム付歯車50の詳
細図を第5図〜第7図に示す。第5図はカム付歯車50と
アーム29の停止モードと早巻きモードの平面図、第6図
は早送りモードに移行途中のモータの反転位置の平面
図、第7図は早巻戻しモードに移行途中のモータの反転
位置の平面図、第8図はカム付歯車50の回転角とアーム
29の回転量の関係を示す。第1図〜第8図において、カ
ム付歯車50の回転で、カム溝50aに沿ってアーム29が軸3
1を中心に回動することにより、アーム29に植立された
軸30が長穴15dを案内して第1の移動部材15を矢印37,38
方向に移動させる。第2の移動部材16は、引張りバネ17
を介して第1の移動部材に連結されており軸18,19に長
穴16d,16eが案内され矢印37,38方向のみ引張りバネ17を
介して第1の移動部材15に追従移動する。また第2の移
動部材16は、引張りバネ17によって矢印37方向に付勢さ
れているが、長穴16dの端面が軸18に当接しているため
第1図の状態を保つ。従って、矢印38方向に力がかから
ない限り切欠部15bと16cは重なることはない。39は第2
の移動部材16の移動を規制するロック部材で、基板(図
示せず)に植立した軸23に長穴39aが案内されている。
長穴39aは軸23の径に比べて比較的大きな幅を有してお
り、矢印41,42方向はもちろんであるが矢印37,38方向に
も若干移動可能となっている。
また引張りバネ34はロック部材39を軸24bを中心に矢印3
8方向と矢印42方向に付勢する。20はロック部材39に植
立された軸である。24はソレノイドで鉄心24aの上に植
立した軸24bとロック部材39とは回動自在に遊嵌されて
いる。21は軸22を中心に回動自在に遊嵌された爪部材
で、クラッチ歯車27の出力をカム付歯車50へ伝達するか
しないかの制御を行なうものである。ロック部材39が矢
印41方向に移動し、爪部材21を時計方向に回動させクラ
ッチ歯車27に当接させる様な押圧力を与えると、クラッ
チ歯車27がカム付歯車50に出力を伝達する。また引張り
ばね34の引張力によって矢印42方向にロック部材39が戻
り、爪部材21への時計方向の押圧力がなくなると、戻し
バネ(図示せず)によって爪部材か現在の状態に戻り、
クラッチ歯車27が一定角度回転すればカム付歯車50には
回転力が伝達されない状態になる。クラッチ歯車27、爪
部材21の構成も詳細は省略する。
次に本発明の実施例の動作について説明する。第1図の
停止モードにおいて、モータ51の回転によりモータプー
リ1が反時計方向に回転するとベルト2を介して大プー
リ3、駆動車3a、歯車9も反時計方向に回転する。また
歯車9と噛み合っている歯車25、歯車25と噛み合ってい
る歯車26、歯車26と噛み合っているクラッチ歯車27が、
回転するが爪部材21はクラッチ歯車27と当接していない
のでクラッチ歯車27はカム付歯車50に回転力を伝達しな
い。よって、アーム29、アーム29の回動によって移動す
る第1の移動部材15、第1の移動部材15と引張りバネ17
を介して追従移動する第2の移動部材16と、前記第1の
移動部材15、第2の移動部材16によって規制される規制
部材11,12は現在の状態を保つ。一方駆動車3aと圧接状
態であるアイドラ部材4は駆動車3aの反時計方向の回転
により、アイドラ載置部材5に植立された軸7を中心に
時計方向に回転する。また圧縮バネ44、フェルト10によ
りアイドラ載置部材5に回動力が働いてアイドラ部材4
と共に駆動車3aを中心に反時計方向に回動しようとす
る。しかし、規制部材12に植立した第1の軸12bが、第
2の移動部材16の溝部16bの端面16gと当接し、規制部材
12は軸14を中心に反時計方向の回動力を加えられても第
1図の状態を保つ。従ってアイドラ載置部材5の先端の
突出部5aが、規制部材12に当接し回動を規制されるため
にアイドラ部材4は、巻取りリール台48に回転を伝達す
るT側中継歯車33の円筒部33aに接触しないので巻取り
リール48は回転しない。次にモータ51が時計方向に回転
しても反時計方向の回転の時と動作はほとんど同じであ
る。モータ51が時計方向に回転すると、駆動車3aも時計
方向に回転し、アイドラ部材4が反時計方向に回転と同
時にアイドラ載置部材5が駆動車3aを中心に時計方向に
アイドラ部材4と共に回動するが、突出部5aが規制部材
11と当接し、規制部材11は規制部材12と歯車部11a,12a
とで噛合しているので時計方向に回動力を加えられても
現在の状態を保ち、アイドラ部材4はS側中継歯車32の
円筒部32aに接触しないため供給リール台47は回転しな
い。
次に早送りモードに移行する時の動作について説明す
る。第1図、第2図において、FF(早送り)スイッチ
(図示せず)を入れると、ソレノイド24に電流が流れ、
ソレノイド24の鉄心24aが矢印41方向に引かれ、矢印41
方向にロック部材39と共に移動する。また、モータ51は
時計方向に回転する。ロック部材39の矢印41方向の移動
により、ロック部材が爪部材21を軸22を中心に時計方向
に回転する様に押圧し、クラッチ歯車27と爪部材21が当
接し、クラッチ歯車27がカム付歯車50に回転力を伝達す
る様になり、カム付歯車50が時計方向に回転する。カム
付歯車50が回転することにより、カム付歯車50上に形成
されたカム溝50aに沿ってアーム29が軸31を中心にカム
付歯車50が時計方向に回転すれば、第1の移動部材15を
矢印37方向に移動させる。また第2の移動部材16は、軸
18と長穴16dの端面が当接しているので第1の移動部材
と一体となって矢印38方向に移動する。(カム付歯車50
は第5図の状態から時計方向に回転する。)この時ソレ
ノイド24は、鉄心24aを引いたままであるので軸20と第
2の移動部材16の突出部16fは当接しない。突出部16fが
軸20が通過した所(カム付歯車50とアーム29の関係が第
6図の状態で、第8図ではカム付歯車50の回転角が90゜
60゜となりアーム29がABに回転した状態)で、モ
ータを反転(反時計方向に回転)させる。カム付歯車50
を反時計方向に回転させると同時にソレノイド24をOFF
にすると、ロック部材39は引張りばね34の戻し力によっ
て、瞬時に第1図の状態に戻されて、突出部16fと軸20
とが当接し第2図の状態となる。第2の移動部材16は矢
印37方向の移動が規制され、第1の移動部材の15のみが
矢印37方向に移動し、停止モードと同じ位置に復帰した
ところ(カム付歯車50とアーム29の関係は第5図の状態
で、第8図ではカム付歯車50の回転角は60゜90゜とな
りアーム29がBAに回転した状態)で、クラッチ歯車
27の出力がカム付歯車50に伝達されなくなるように設定
されている。第1の移動部材15が停止モード位置にあ
り、第2の移動部材16が軸20により突出部16fが係止さ
れた位置にあるとき、第1の移動部材の切欠き部15bと
第2の移動部材16の切欠き部16cとが重なり合う。この
重なりで、規制部材12の第1の軸12bと当接する端面が
なくなり、初めてアイドラ載置部材5に働く回動力によ
りアイドラ部材4が、アイドラ載置部材5と共に駆動車
3aを中心にさらに回動する。今アイドラ部材4は、モー
タ51が反時計方向に回転しているので、T側中継歯車33
の円筒部33aに当接するまで回動し、巻取りリール台48
が回転し磁気テープを巻取る第2図の状態である早送り
モードとなる。次にソレノイド24のスイッチ(図示せ
ず)を入れると、鉄心24aが引かれ軸20が矢印41方向に
移動し、第2の移動部材16の突出部16fの係止を解除す
る。第2の移動部材16は第1の移動部材15との間に装架
された引張りバネ17の付勢力により瞬時に第1図の状態
に復帰する。第2の移動部材の復帰により規制部材12の
第1の軸12bが、第2の移動部材16の端面16gに乗り上が
り、規制部材12は軸14を中心に反時計方向に回動し、
(規制部材11が軸13を中心に時計方向に回動し)アイド
ラ部材4をT側中継歯車33の円筒部33aから離間させ巻
取りリール台に回転力を伝達しない第1図の停止モード
に復帰する。
次に早巻戻しモードに移行する時の動作について説明す
る。第1図、第2図において、REW(早巻き戻し)スイ
ッチ(図示せず)を入れると、ソレノイド24に電流が流
れ、ソレノイド24の鉄心24aが矢印41方向に引かれ、矢
印41方向にロック部材39と共に移動する。また、モータ
51は反時計方向に回転する。ロック部材39の矢印41方向
の移動により、ロック部材39が爪部材21を軸22を中心に
時計方向に回動する様に押圧し、クラッチ歯車27と爪部
材21が当接し、クラッチ歯車27がカム付歯車50に回転力
を伝達する様になりカム付歯車50が反時計方向に回転す
る。カム付歯車50が反時計方向に回転することにより、
カム付歯車50上に形成されたカム溝50aに沿ってアーム2
9ガ軸31を中心にカム付歯車50が時計方向に回転すれ
ば、第1の移動部材15を矢印37方向に移動させる。また
第2の移動部材16は、軸18と長穴16dの端面が当接して
いるので第1の移動部材と一体となって矢印38方向に移
動する。カム付歯車50は第5図は第5図の状態から反時
計方向に回転する。この時ソレノイド24は、鉄心24aを
引いたままであるので軸20と第2の移動部材16の突出部
16fは当接しない。突出部16fが軸20を通過した所(カム
付歯車50とアーム29の関係が第7図の状態で、第8図で
はカム付歯車50は90゜120゜に回転し、アーム29はA
Bに回動した状態)でモータ51を反転(時計方向に回
転)させる。カム付歯車50を時計方向に回転させると同
時にソレノイド24をOFFにすると、ロック部材39は引張
りばね34戻し力によって、瞬時に第1図の状態に戻され
て、突出部16fと軸20とが当接する。第2の移動部材16
は矢印37方向の移動が規制され、第1の移動部材の15の
みが矢印37方向に移動し、停止モードと同じ位置に復帰
したところ(カム付歯車50とアーム29の関係は第5図の
状態で、第8図ではカム付歯車50は120゜90゜に回転
し、アーム29はBAに回転した状態)で、クラッチ歯
車27の出力がカム付歯車50に伝達されなくなるように設
定されている。第1の移動部材15が停止モード位置にあ
り、第2の移動部材16が軸20により突出部16fが係止さ
れた位置にあるとき、第1の移動部材の切欠き部15bと
第2の移動部材16の切欠き部16cとが重なり合う。この
重なりで、規制部材12の第1の軸12bと当接する端面が
なくなり、アイドラ載置部材5に働く回動力によりアイ
ドラ部材4が、アイドラ載置部材5と共に駆動車3aを中
心にさらに回動する。今アイドラ部材4は、モータ51が
時計方向に回転しているので、S側中継歯車33の円筒部
32aに当接するまで回動し供給リール台47が回転し磁気
テープを巻取る早巻戻し状態となる。次にソレノイド24
のスイッチ(図示せず)を入れると、鉄心24aが引かれ
軸20が矢印41方向に移動し、第2の移動部材16の突出部
16fの係止を解除する。第2の移動部材16は第1の移動
部材15との間に装架された引張りバネ17の付勢力により
瞬時に第1図の状態に復帰する。第2の移動部材の復帰
により規制部材12の第1の軸12bが、第2の移動部材16
の端面16gに乗り上がり、規制部材12は軸14を中心に反
時計方向に回動し、(規制部材11が軸13を中心に時計方
向に回動し、)アイドラ部材4をS側中継歯車33の円筒
部32aから離間させ巻取りリール台47に回転力を伝達し
ない第1図の停止モードに復帰する。
すなわち第8図において、停止モードから早巻戻シモー
ドへの移行によって説明すれば、モータ51を時計方向に
回転させ、カム付歯車50の回転角を90゜60゜の位置に
回転させる(矢印52方向)。次にモータ1を反転(反時
計方向)させて、カム付歯車50の回転角を90゜60゜の
位置に回転させる(矢印52方向)。この時、規制部材1
1,12の規制を行う精度より85゜〜90゜の間で、アイドラ
部材4が巻取りリール台48にモータ1の回転を伝達す
る。また停止モードから早巻戻しモードへの移行は、モ
ータ51を反時計方向に回転させ、カム対歯車50を90゜
120゜の位置に回転させる。(矢印54方向)。次にモー
タ51を反転(時計方向)させ、カム付歯車50を120゜9
0゜の位置に回転させる。この時早送りモードと同様
に、95゜〜90゜の間に供給リール台47が回転する。この
ようにアイドラ部材4が供給リール台47、または巻取り
リール台48に接触するときは必ず、早送り時は巻取りリ
ール台48に、早巻戻し時には供給リール台47にモータの
回転を伝達するために、テープたるみが発生することは
ない。またテープの巻始、巻終りで、早送り、早巻戻し
を行ったときにも、終端検出を行ない、巻始なら早巻戻
しモードに、巻終りなら早送りモードへの規制を行なう
ことでテープの終端まで突入することはない。
発明の効果 磁気テープの移送と少なくとも動作態様切り換えとを行
う駆動源となるモータと、磁気テープを送り出す供給リ
ール台と、巻取る巻取りリール台と、前記モータの回転
により回転する唯一の駆動車と、前記駆動車と圧接状態
であり駆動車の回転方向に前記駆動車を中心に回動し、
前記モータの回転を前記供給リール台又は巻取りリール
台に回転を伝達するアイドラ手段と、前記アイドラ手段
の回転を前記供給リール台又は巻取りリール台に伝達し
ないように規制する規制状態と前記供給リール台又は巻
取りリール台にアイドラ手段の回転を伝達可能なように
前記アイドラ手段を規制しない非規制状態へと切り換え
るアイドラ規制手段と、前記規制状態と非規制状態とに
対応する位置が同一となるカム面を有し、前記モータの
回転により前記アイドラ規制手段を駆動する駆動カム手
段と、早送りモードへの動作態様の移行は、前記モータ
を磁気テープを早送りする方向とは逆の方向に回転さ
せ、前記駆動カム手段により前記アイドラ規制手段を所
定量駆動した後、前記モータの回転方向を逆転し、前記
アイドラ規制手段を規制状態から非規制状態へと切り換
え、巻戻しモードへの動作態様の移行は、前記モータを
磁気テープを巻き戻しする方向とは逆の方向に回転さ
せ、駆動カム手段によりアイドラ規制手段を所定量駆動
した後、前記モータの回転方向を逆転させ前記アイドラ
規制手段を前記規制状態から非規制状態へと切り換える
ことにより早送りモードへの移行時、または早巻戻しモ
ードへの移行時のどちらにおいても、指定のモード(早
送り、早巻戻しモード)と逆方向に、リール台が回転さ
れることがないため、テープたるみが発生することな
く、またテープの巻始、巻終りにおいてもテープの終端
まで突入することはないという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における磁気テープ装置の停
止モードの平面図、第2図は早巻モードの平面図、第3
図は第1図のX−O−X断面図、第4図は第1図のA方
向矢視図、第5図〜第7図は第1図のカム付歯車部分の
平面図、第8図はカム付歯車とアームの回転量の関係
図、第9図は従来例の停止モードの平面図、第10図は従
来例の早巻モードの平面図、第11図は第9図のx−o−
x断面図、第12図は第9図のB方向矢視図である。 3a……駆動車、4……アイドラ部材、11,12……規制部
材、27……クラッチ歯車、47……供給リール、48……巻
取りリール、50……カム付歯車、51……モータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三鍋 哲 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 田中 哲朗 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 清水 徳行 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープの移送と少なくとも動作態様切
    り換えとを行う駆動源となるモータと、 磁気テープを送り出す供給リール台と、 巻取る取りリール台と、 前記モータの回転により回転する唯一の駆動車と、 前記駆動車と圧接状態であり駆動車の回転方向に前記駆
    動車を中心に回動し、前記モータの回転を前記供給リー
    ル台又は巻取りリール台に回転を伝達するアイドラ手段
    と、 前記アイドラ手段の回転を前記供給リール台又は巻取り
    リール台に伝達しないように規制する規制状態と前記供
    給リール台又は巻取りリール台にアイドラ手段の回転を
    伝達可能なように前記アイドラ手段を規制しない非規制
    状態へと切り換えるアイドラ規制手段と、 前記規制状態と非規制状態とに対応する位置が同一とな
    るカム面を有し、前記モータの回転により前記アイドラ
    規制手段を駆動する駆動カム手段と、 早送りモードへの動作態様の移行は、 前記モータを磁気テープを早送りする方向とは逆の方向
    に回転させ、前記駆動カム手段により前記アイドラ規制
    手段を所定量駆動した後、前記モータの回転方向を逆転
    し、前記アイドラ規制手段を規制状態から非規制状態へ
    と切り換え、前記アイドラ手段を所定量前記巻き取りリ
    ール台方向に回動させ、 巻戻しモードへの動作態様の移行は、 前記モータを磁気テープを巻き戻しする方向とは逆の方
    向に回転させ、駆動カム手段によりアイドラ規制手段を
    所定量駆動した後、前記モータの回転方向を逆転させ前
    記アイドラ規制手段を前記規制状態から非規制状態へと
    切り換え、前記アイドラ手段を所定量前記供給リール台
    方向に回動させることを特徴とする磁気テープ装置。
JP61031462A 1986-02-14 1986-02-14 磁気テ−プ装置 Expired - Fee Related JPH0719409B2 (ja)

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