JPH0719540B2 - 静電偏向形陰極線管 - Google Patents
静電偏向形陰極線管Info
- Publication number
- JPH0719540B2 JPH0719540B2 JP20775886A JP20775886A JPH0719540B2 JP H0719540 B2 JPH0719540 B2 JP H0719540B2 JP 20775886 A JP20775886 A JP 20775886A JP 20775886 A JP20775886 A JP 20775886A JP H0719540 B2 JPH0719540 B2 JP H0719540B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- deflection
- stem
- cathode ray
- ray tube
- electrodes
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は、オシロスコープなどに用いられる静電偏向
形陰極線管に関する。
形陰極線管に関する。
(従来の技術) 従来、20MHz以上の比較的広帯域の電気信号を観測する
オシロスコープ用の静電偏向形陰極線管は、高周波観測
信号の印加される垂直偏向電極の駆動出力増幅器の容量
負荷およびインダクタンス分の軽減と、複雑な補償回路
の付加を削減するため、偏向電極を陰極線管ネック部に
埋設したサイドピンに接続したサイドピン形が主流とな
っている。
オシロスコープ用の静電偏向形陰極線管は、高周波観測
信号の印加される垂直偏向電極の駆動出力増幅器の容量
負荷およびインダクタンス分の軽減と、複雑な補償回路
の付加を削減するため、偏向電極を陰極線管ネック部に
埋設したサイドピンに接続したサイドピン形が主流とな
っている。
第4図は、そのサイドピン形陰極線管の一例であり、こ
の陰極線管の外囲器(1)内に封入された電子銃(2)を構成
する複数の電極の大部分は、ネック部(3)内に適宜配線
されたリード線によりステムピン(4)に接続されてい
る。しかし、水平偏向電極(X偏向電極)(5)および垂
直偏向電極(Y偏向電極)(6)は、それぞれ各偏向電極
(5),(6)に近いネック部(3)に埋設されたサイドピン(7)
に接続されている。このように偏向電極のリード線をス
テムピン側に引出さないことにより、配線途中の浮遊容
量および自己誘導や相互誘導インダクタンスの軽減がは
かられ、偏向出力回路の設計を容易ならしめている。
の陰極線管の外囲器(1)内に封入された電子銃(2)を構成
する複数の電極の大部分は、ネック部(3)内に適宜配線
されたリード線によりステムピン(4)に接続されてい
る。しかし、水平偏向電極(X偏向電極)(5)および垂
直偏向電極(Y偏向電極)(6)は、それぞれ各偏向電極
(5),(6)に近いネック部(3)に埋設されたサイドピン(7)
に接続されている。このように偏向電極のリード線をス
テムピン側に引出さないことにより、配線途中の浮遊容
量および自己誘導や相互誘導インダクタンスの軽減がは
かられ、偏向出力回路の設計を容易ならしめている。
しかし、このようにサイドピン(7)を有する陰極線管
は、その製造が複雑になり、多くの工数を要し結果的に
高価となる。また、その取扱いも、サイドピン(7)部分
に衝撃が加わらないように注意を要し、オシロスコープ
への装着に際しても、ネック部(3)を覆う磁気シールド
にサイドピン(7)の逃げ穴をあける必要があり、セット
価額を上昇させる要因となっている。
は、その製造が複雑になり、多くの工数を要し結果的に
高価となる。また、その取扱いも、サイドピン(7)部分
に衝撃が加わらないように注意を要し、オシロスコープ
への装着に際しても、ネック部(3)を覆う磁気シールド
にサイドピン(7)の逃げ穴をあける必要があり、セット
価額を上昇させる要因となっている。
ところで、サイドピンのない陰極線管の製造は、広帯域
高出力の回路部品や補償回路技術の向上と相俟って、数
十MHzまでは、ほぼ問題のないレベルに達している。し
かし、より広帯域の50〜100MHz程度のものについては、
解決すべき大きな問題の一つに、水平および垂直偏向系
間の干渉障害(クロストーク)がある。
高出力の回路部品や補償回路技術の向上と相俟って、数
十MHzまでは、ほぼ問題のないレベルに達している。し
かし、より広帯域の50〜100MHz程度のものについては、
解決すべき大きな問題の一つに、水平および垂直偏向系
間の干渉障害(クロストーク)がある。
すなわち、蛍光面側に配置される水平偏向電極(5)のリ
ード線をステムピン(4)に接続しようとすると、ステム
ピン(4)側に配置される垂直偏向電極(6)の近くを通過
し、場合によっては、垂直偏向電極(6)のリード線と平
行することもある。また、ステムピン(4)部では、各偏
向電極(5),(6)のリード線が接近しやすい。そのため、
垂直偏向電極(6)への入力信号が数十MHz以上になると、
水平偏向電極(5)側に電気的な漏洩(クロストーク)を
生ずるという問題がある。
ード線をステムピン(4)に接続しようとすると、ステム
ピン(4)側に配置される垂直偏向電極(6)の近くを通過
し、場合によっては、垂直偏向電極(6)のリード線と平
行することもある。また、ステムピン(4)部では、各偏
向電極(5),(6)のリード線が接近しやすい。そのため、
垂直偏向電極(6)への入力信号が数十MHz以上になると、
水平偏向電極(5)側に電気的な漏洩(クロストーク)を
生ずるという問題がある。
この電気的な漏洩は、水平偏向電極(5)への正規の入力
信号をひずませ、ひいては、垂直偏向電極(6)への入力
信号もひずませて、画面上の表示を不正確にする。
信号をひずませ、ひいては、垂直偏向電極(6)への入力
信号もひずませて、画面上の表示を不正確にする。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のように広帯域用の静電偏向形陰極線管において、
サイドピンのないものを製造しようとすると、水平偏向
系と垂直偏向系との電気的な結合から干渉障害を生じ、
画面上の表示が不正確になるという問題がある。
サイドピンのないものを製造しようとすると、水平偏向
系と垂直偏向系との電気的な結合から干渉障害を生じ、
画面上の表示が不正確になるという問題がある。
この発明は、かかる問題点を解決し、サイドピンを使用
することなく、なおかつ水平偏向系と垂直偏向系との電
気的な結合を抑制して、干渉障害を生じない静電偏向形
陰極線管を構成することを目的とする。
することなく、なおかつ水平偏向系と垂直偏向系との電
気的な結合を抑制して、干渉障害を生じない静電偏向形
陰極線管を構成することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 一端部内面に蛍光面が設けられ、他端が複数本のステム
ピンを気密に貫通するステムで封止された外囲器を有
し、この外囲器内に、電子ビームを放出する陰極および
この陰極から放出される電子ビームを制御する複数個の
電極および上記電子ビームを互に直交する方向に偏向す
る2組の偏向電極が順次上記ステム側から上記蛍光面方
向に配列された電子銃を有する静電偏向形陰極線管にお
いて、上記2組の偏向電極をそれぞれリード線によりス
テムピンに接続し、かつ蛍光面側に配列された偏向電極
のリード線をこの偏向電極とステムとの間において、互
に絶縁的に交差する如く配線した。
ピンを気密に貫通するステムで封止された外囲器を有
し、この外囲器内に、電子ビームを放出する陰極および
この陰極から放出される電子ビームを制御する複数個の
電極および上記電子ビームを互に直交する方向に偏向す
る2組の偏向電極が順次上記ステム側から上記蛍光面方
向に配列された電子銃を有する静電偏向形陰極線管にお
いて、上記2組の偏向電極をそれぞれリード線によりス
テムピンに接続し、かつ蛍光面側に配列された偏向電極
のリード線をこの偏向電極とステムとの間において、互
に絶縁的に交差する如く配線した。
(作用) 2組の偏向電極をリード線によりステムピンに接続する
ように配線すると、蛍光面側の偏向電極のリード線とこ
の偏向電極に対してステム側に位置する他の偏向電極お
よびそのリード線との間に、静電結合および電磁結合を
生じ、垂直偏向電極への入力信号が水平偏向電極の1対
のリード線に飛び込み、干渉障害をひきおこす。すなわ
ち、水平偏向電極の1対のリード線に対して、一方のリ
ード線に飛び込む量と他方のリード線に飛び込む量がと
もに零かまたは等しくかつ同一位相であれば問題ない
が、実際は、どちらかが大きいかまたは位相がずれるた
めに干渉障害をおこす。その原因は、電子銃の各電極へ
の配線が対称にできないためである。しかし、水平偏向
電極の1対のリード線を外囲器内の適当な位置で交差さ
せると、各リード線に飛び込む量をバランスさせること
ができ、画面上の表示を広帯域まで歪を少くすることが
できる。
ように配線すると、蛍光面側の偏向電極のリード線とこ
の偏向電極に対してステム側に位置する他の偏向電極お
よびそのリード線との間に、静電結合および電磁結合を
生じ、垂直偏向電極への入力信号が水平偏向電極の1対
のリード線に飛び込み、干渉障害をひきおこす。すなわ
ち、水平偏向電極の1対のリード線に対して、一方のリ
ード線に飛び込む量と他方のリード線に飛び込む量がと
もに零かまたは等しくかつ同一位相であれば問題ない
が、実際は、どちらかが大きいかまたは位相がずれるた
めに干渉障害をおこす。その原因は、電子銃の各電極へ
の配線が対称にできないためである。しかし、水平偏向
電極の1対のリード線を外囲器内の適当な位置で交差さ
せると、各リード線に飛び込む量をバランスさせること
ができ、画面上の表示を広帯域まで歪を少くすることが
できる。
(実施例) 以下、図面を参照してこの発明を実施例に基づいて説明
する。
する。
第1図にこの発明の一実施例静電偏向形陰極線管を示
す。この陰極線管は、外囲器(1)の前面部を構成するフ
ェースプレート(10)の内面に蛍光面(11)が、また、
ネック部(3)内に電子銃(2)が設けられている。
す。この陰極線管は、外囲器(1)の前面部を構成するフ
ェースプレート(10)の内面に蛍光面(11)が、また、
ネック部(3)内に電子銃(2)が設けられている。
この電子銃(2)は、上記ネック部(3)端部を封止している
ステム(12)側から上記蛍光面(11)方向に順次配列さ
れた陰極(13)、第1、第2格子(14),(15)、第
1、第2陽極(16),(17)、相対向する一対の偏向板
からなる垂直偏向電極(6)、偏向電極間シールド(1
8)、同じく相対向する一対の偏向板からなる水平偏向
電極(5)および偏向拡大メッシュ電極(19)で構成さ
れ、各電極は、リード線を介して上記ステム(12)を気
密に貫通する複数本のステムピン(4)に接続されて、こ
のステムピン(4)から所定の電位を付与できるようにな
っている。
ステム(12)側から上記蛍光面(11)方向に順次配列さ
れた陰極(13)、第1、第2格子(14),(15)、第
1、第2陽極(16),(17)、相対向する一対の偏向板
からなる垂直偏向電極(6)、偏向電極間シールド(1
8)、同じく相対向する一対の偏向板からなる水平偏向
電極(5)および偏向拡大メッシュ電極(19)で構成さ
れ、各電極は、リード線を介して上記ステム(12)を気
密に貫通する複数本のステムピン(4)に接続されて、こ
のステムピン(4)から所定の電位を付与できるようにな
っている。
ところで、上記のように各電極をリード線を介してステ
ムピン(4)に接続すると、2組の偏向電極(5),(6)のう
ち、蛍光面(11)側に配設された水平偏向電極(5)の各
偏向板に接続される1対のリード線(21a)(21b)は、
ステム(12)側に配設された垂直偏向電極(6)の中心か
ら約20〜60mm離れた比較的接近した領域を通り、かつこ
の垂直偏向電極(6)の各偏向板に接続された1対のリー
ド線(22a),(22b)にも接近して配線されるようにな
る。そこで、かかる状態において、この1対のリード線
(21a),(21b)を図面に示すようにステムピン(4)に
至る途中で交差するように配線した。
ムピン(4)に接続すると、2組の偏向電極(5),(6)のう
ち、蛍光面(11)側に配設された水平偏向電極(5)の各
偏向板に接続される1対のリード線(21a)(21b)は、
ステム(12)側に配設された垂直偏向電極(6)の中心か
ら約20〜60mm離れた比較的接近した領域を通り、かつこ
の垂直偏向電極(6)の各偏向板に接続された1対のリー
ド線(22a),(22b)にも接近して配線されるようにな
る。そこで、かかる状態において、この1対のリード線
(21a),(21b)を図面に示すようにステムピン(4)に
至る途中で交差するように配線した。
その交差位置、特にその最適交差位置は、実験的に求め
られるが、一般的には、垂直偏向電極(6)とステム(1
2)との間のほぼ中央部となる。また、交差点は、セラ
ミックスなどの絶縁物を介して短絡しないようにしても
よく、また空間的に離間させて実質的に管軸に直交する
平面への投影像が交差するように絶縁してもよい。な
お、この1対のリード線(21a),(21b)は、上記交差
点以外では、負荷となる容量削減のため、できうる限り
離間させるとよい。
られるが、一般的には、垂直偏向電極(6)とステム(1
2)との間のほぼ中央部となる。また、交差点は、セラ
ミックスなどの絶縁物を介して短絡しないようにしても
よく、また空間的に離間させて実質的に管軸に直交する
平面への投影像が交差するように絶縁してもよい。な
お、この1対のリード線(21a),(21b)は、上記交差
点以外では、負荷となる容量削減のため、できうる限り
離間させるとよい。
つぎに、上記のように構成された静電偏向形陰極線管の
作用効果を説明する。第2図および第3図にそれぞれ示
す水平垂直偏向電極(5)、(6)およびそれらに接続された
リード線(21a),(21b),(22a),(22b)の模式図
において、垂直偏向電極(6)には、リード線(22a),
(22b)を介して垂直信号電圧eYが供給され、水平偏
向電極(5)には、同じくリード線(21a),(21b)を介
して水平掃引信号eXが供給される。通常、この水平掃
引信号eXの周波数は、垂直信号電圧eYのそれより十
分に低く、かつ鋸歯状波となっている。
作用効果を説明する。第2図および第3図にそれぞれ示
す水平垂直偏向電極(5)、(6)およびそれらに接続された
リード線(21a),(21b),(22a),(22b)の模式図
において、垂直偏向電極(6)には、リード線(22a),
(22b)を介して垂直信号電圧eYが供給され、水平偏
向電極(5)には、同じくリード線(21a),(21b)を介
して水平掃引信号eXが供給される。通常、この水平掃
引信号eXの周波数は、垂直信号電圧eYのそれより十
分に低く、かつ鋸歯状波となっている。
今、第2図に示すように、水平偏向電極(5)の偏向板(2
5a),(25b)に接続された1対のリード線(21a),
(21b)および垂直偏向電極(6)の偏向板(26a),(26
b)に接続された1対のリード線(22a),(22b)がス
テムピン(4)に至るまで並列的に配線され、かつリード
線(22b)と(21a)とは矢印(27)で示すように電気的
に結合しているが、他のリード線(22a),(21b)は結
合していないとすると、電気的に結合しているリード線
(22b)からリード線(21a)に垂直信号電圧eYに比例
した漏洩電圧、すなわち、漏洩率をKとするとき、keY
で表される漏洩電圧が発生する。そして、この漏洩電圧
が水平掃引信号eXに重量され、水平偏向電極(5)の両
端電圧をeX+KeYにさせて、蛍光面の表示を歪ませ
る。
5a),(25b)に接続された1対のリード線(21a),
(21b)および垂直偏向電極(6)の偏向板(26a),(26
b)に接続された1対のリード線(22a),(22b)がス
テムピン(4)に至るまで並列的に配線され、かつリード
線(22b)と(21a)とは矢印(27)で示すように電気的
に結合しているが、他のリード線(22a),(21b)は結
合していないとすると、電気的に結合しているリード線
(22b)からリード線(21a)に垂直信号電圧eYに比例
した漏洩電圧、すなわち、漏洩率をKとするとき、keY
で表される漏洩電圧が発生する。そして、この漏洩電圧
が水平掃引信号eXに重量され、水平偏向電極(5)の両
端電圧をeX+KeYにさせて、蛍光面の表示を歪ませ
る。
しかし、第3図に示すように、水平偏向電極(5)の1対
のリード線(21a),(21b)を交差させ、かつその交差
部を適当に選んで、漏洩電圧KeYが丁度半分になるよう
に決めれば、1対のリード線(21a),(21b)に等量の
バランスした漏洩電圧KeY/2を分配することができ、結
果的の水平偏向電極(5)の両端電圧を水平掃引信号eX
となしえて、補償することができる。
のリード線(21a),(21b)を交差させ、かつその交差
部を適当に選んで、漏洩電圧KeYが丁度半分になるよう
に決めれば、1対のリード線(21a),(21b)に等量の
バランスした漏洩電圧KeY/2を分配することができ、結
果的の水平偏向電極(5)の両端電圧を水平掃引信号eX
となしえて、補償することができる。
上記漏洩率Kは、垂直信号電圧eYの周波数によっても
変化し、リード線(21a),(21b)を交差させない場合
は、数パーセント程度であるが、上記のようにリード線
(21a),(21b)を交差させると、約1/10に低減させる
ことができる。したがって、実用周波数も、従来の20〜
70MHzから50〜100MHz以上の広帯域にわたって歪を少す
ることができ、使用周波数の拡大のみならず、同一周波
数で使用する場合でも、歪そのものをきわめて小さくす
ることができ、精度のよい静電偏向形陰極線管とするこ
とができる。
変化し、リード線(21a),(21b)を交差させない場合
は、数パーセント程度であるが、上記のようにリード線
(21a),(21b)を交差させると、約1/10に低減させる
ことができる。したがって、実用周波数も、従来の20〜
70MHzから50〜100MHz以上の広帯域にわたって歪を少す
ることができ、使用周波数の拡大のみならず、同一周波
数で使用する場合でも、歪そのものをきわめて小さくす
ることができ、精度のよい静電偏向形陰極線管とするこ
とができる。
さらに、副次的な効果としてこの静電偏向形陰極線管
は、サイドピンが不用となるので、陰極線管の製造、セ
ットの組立調整が容易となり、陰極線管の価額ひいては
セット価額を低減することができる。なお、上記実施例
は、メッシュ電極を内蔵した偏向拡大形の静電偏向形陰
極線管について述べたが、この発明は、かかる偏向拡大
形に限定されるものでなく、単一加速形、メッシュを内
蔵しない偏向拡大形など、他の静電偏向形陰極線管にも
適用できる。
は、サイドピンが不用となるので、陰極線管の製造、セ
ットの組立調整が容易となり、陰極線管の価額ひいては
セット価額を低減することができる。なお、上記実施例
は、メッシュ電極を内蔵した偏向拡大形の静電偏向形陰
極線管について述べたが、この発明は、かかる偏向拡大
形に限定されるものでなく、単一加速形、メッシュを内
蔵しない偏向拡大形など、他の静電偏向形陰極線管にも
適用できる。
電子ビームを放出する陰極、この陰極から放出される電
子ビームを制御する複数の電極および上記電子ビームを
互に直交する方向に偏向する2組の偏向電極が順次ステ
ム側から蛍光面方向に配列された電子銃を有する静電偏
向形陰極線管において、上記2組の偏向電極をそれぞれ
リード線を介してステムを気密に貫通するステムピンに
接続し、かつ2組の偏向電極のうち、蛍光面側に配列さ
れた偏向電極のリード線を、この偏向電極とステムとの
間において互に絶縁的に交差する如く配線して、偏向電
極とそれに接続されたリード線とからなる2組の偏向系
間の電気的な干渉やクロストークを低減するように構成
したので、従来より広帯域まで歪の少い信号を観測する
ことができるようになり、かつかかる陰極線管を容易に
製造することができるようになった。
子ビームを制御する複数の電極および上記電子ビームを
互に直交する方向に偏向する2組の偏向電極が順次ステ
ム側から蛍光面方向に配列された電子銃を有する静電偏
向形陰極線管において、上記2組の偏向電極をそれぞれ
リード線を介してステムを気密に貫通するステムピンに
接続し、かつ2組の偏向電極のうち、蛍光面側に配列さ
れた偏向電極のリード線を、この偏向電極とステムとの
間において互に絶縁的に交差する如く配線して、偏向電
極とそれに接続されたリード線とからなる2組の偏向系
間の電気的な干渉やクロストークを低減するように構成
したので、従来より広帯域まで歪の少い信号を観測する
ことができるようになり、かつかかる陰極線管を容易に
製造することができるようになった。
第1図はこの発明の一実施例静偏向形陰極線管の構成を
一部切り欠いて示す断面図。第2図および第3図はそれ
ぞれその2組の偏向系の電気的結合によるクロストーク
を説明するための図。第4図は従来の静電偏向形陰極線
管の構成を一部切り欠いて示す断面図である。 (1)……外囲器、(2)……電子銃 (4)……ステムピン、(5)……水平偏向電極 (6)……垂直偏向電極 (10)……フェースプレート (11)……蛍光面、(12)……ステム (21a),(21b)……リード線 (22a),(22b)……リード線 (25a),(25b)……偏向板、(26a),(26b)……偏
向板
一部切り欠いて示す断面図。第2図および第3図はそれ
ぞれその2組の偏向系の電気的結合によるクロストーク
を説明するための図。第4図は従来の静電偏向形陰極線
管の構成を一部切り欠いて示す断面図である。 (1)……外囲器、(2)……電子銃 (4)……ステムピン、(5)……水平偏向電極 (6)……垂直偏向電極 (10)……フェースプレート (11)……蛍光面、(12)……ステム (21a),(21b)……リード線 (22a),(22b)……リード線 (25a),(25b)……偏向板、(26a),(26b)……偏
向板
Claims (1)
- 【請求項1】一端部内面に蛍光面が設けられ、他端が複
数本のステムピンを気密に貫通するステムで封止された
外囲器と、この外囲器内に配設され、電子ビームを放出
する陰極およびこの陰極から放出される電子ビームを制
御する複数個の電極および上記電子ビームを互に直交す
る方向に偏向する2組の偏向電極が順次上記ステム側か
ら上記蛍光面方向に配列された電子銃と、上記2組の偏
向電極を上記ステムピンに接続するリード線とを具備
し、上記2組の偏向電極のうち上記蛍光面側に配列され
た偏向電極のリード線がこの偏向電極と上記ステムとの
間において互に絶縁的に交差する如く配線されているこ
とを特徴とする静電偏向形陰極線管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20775886A JPH0719540B2 (ja) | 1986-09-05 | 1986-09-05 | 静電偏向形陰極線管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20775886A JPH0719540B2 (ja) | 1986-09-05 | 1986-09-05 | 静電偏向形陰極線管 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6364251A JPS6364251A (ja) | 1988-03-22 |
| JPH0719540B2 true JPH0719540B2 (ja) | 1995-03-06 |
Family
ID=16545058
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20775886A Expired - Lifetime JPH0719540B2 (ja) | 1986-09-05 | 1986-09-05 | 静電偏向形陰極線管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0719540B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0731490Y2 (ja) * | 1989-02-15 | 1995-07-19 | 岩崎通信機株式会社 | 静電偏向型陰極線管 |
-
1986
- 1986-09-05 JP JP20775886A patent/JPH0719540B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6364251A (ja) | 1988-03-22 |
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| EXPY | Cancellation because of completion of term |