JPH07195564A - フッ素樹脂製内面処理チューブの製造方法 - Google Patents
フッ素樹脂製内面処理チューブの製造方法Info
- Publication number
- JPH07195564A JPH07195564A JP35378993A JP35378993A JPH07195564A JP H07195564 A JPH07195564 A JP H07195564A JP 35378993 A JP35378993 A JP 35378993A JP 35378993 A JP35378993 A JP 35378993A JP H07195564 A JPH07195564 A JP H07195564A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- fluororesin
- treated
- surface treatment
- manufacturing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 フッ素樹脂製内面処理チューブの製造方法
は、フッ素樹脂製チューブの外側表面を表面処理する工
程;前記チューブの内側に拡張具を挿入して拡張させる
ことにより前記チューブを拡張させる工程;拡張された
前記チューブの一方の円周端部に握持具を取り付ける工
程;及び前記握持具を拡張状態で前記チューブ外側を通
って他方の前記チューブの端部へ移動させて前記チュー
ブを裏返す工程;の一連の工程から構成される。 【効果】このような構成により、内面が表面処理された
チューブが得たい場合、チューブ外側の表面を表面処理
するため、従来のチューブ等の内面処理に不適な表面処
理方法のみならず、表面に付与したい特性、性質などに
応じていずれの表面処理方法も採用されることができ
る。
は、フッ素樹脂製チューブの外側表面を表面処理する工
程;前記チューブの内側に拡張具を挿入して拡張させる
ことにより前記チューブを拡張させる工程;拡張された
前記チューブの一方の円周端部に握持具を取り付ける工
程;及び前記握持具を拡張状態で前記チューブ外側を通
って他方の前記チューブの端部へ移動させて前記チュー
ブを裏返す工程;の一連の工程から構成される。 【効果】このような構成により、内面が表面処理された
チューブが得たい場合、チューブ外側の表面を表面処理
するため、従来のチューブ等の内面処理に不適な表面処
理方法のみならず、表面に付与したい特性、性質などに
応じていずれの表面処理方法も採用されることができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フッ素樹脂製内面処理
チューブに関し、更に詳しくはコピー機の定着ロール、
バックアップロールの被覆に用いられる内面が接着性の
向上のために表面処理されたフッ素樹脂製チューブの製
造方法に関するものである。
チューブに関し、更に詳しくはコピー機の定着ロール、
バックアップロールの被覆に用いられる内面が接着性の
向上のために表面処理されたフッ素樹脂製チューブの製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的に使用されているコピー機
などで用いられるトナーはコピー用紙に転写された後に
定着ロールにより加熱圧着されている。
などで用いられるトナーはコピー用紙に転写された後に
定着ロールにより加熱圧着されている。
【0003】トナーは加熱圧着によりトナー自身が凝固
すると共にコピー用紙に強固に接着されるが、定着ロー
ルにも接着し易い。この為トナーが接着剤の役目をし、
コピー用紙が定着ロールに張り付く不良が発生し易い。
これを防ぐために定着ロールはトナーが接着しない非粘
着性、離型性が必要であるため、その表面を耐熱性、非
粘着性、離型性に優れるフッ素樹脂で被覆されている。
すると共にコピー用紙に強固に接着されるが、定着ロー
ルにも接着し易い。この為トナーが接着剤の役目をし、
コピー用紙が定着ロールに張り付く不良が発生し易い。
これを防ぐために定着ロールはトナーが接着しない非粘
着性、離型性が必要であるため、その表面を耐熱性、非
粘着性、離型性に優れるフッ素樹脂で被覆されている。
【0004】定着ロール、バックアップロールなどはア
ルミ、セラミック、エンジニアリングプラスチックなど
で造られており、その表面へのフッ素樹脂の被覆方法は
フッ素樹脂粉体原料又は水性ディスパージョンの吹き付
け、浸漬などによりコーティング方法か行なわれてき
た。しかし、コーティング方法は塗布されたフッ素樹脂
皮膜を平滑かつ膜厚を均一にすることが困難であった。
ルミ、セラミック、エンジニアリングプラスチックなど
で造られており、その表面へのフッ素樹脂の被覆方法は
フッ素樹脂粉体原料又は水性ディスパージョンの吹き付
け、浸漬などによりコーティング方法か行なわれてき
た。しかし、コーティング方法は塗布されたフッ素樹脂
皮膜を平滑かつ膜厚を均一にすることが困難であった。
【0005】コーティング法に変わり、フッ素樹脂製チ
ューブ又はフッ素樹脂製熱収縮チューブを接着剤などに
よる接着及び/又は収縮による抱きつきで定着ロールな
どを被覆する方法が行なわれている。
ューブ又はフッ素樹脂製熱収縮チューブを接着剤などに
よる接着及び/又は収縮による抱きつきで定着ロールな
どを被覆する方法が行なわれている。
【0006】しかし、フッ素樹脂は接着性を持たない為
にそのままでは接着を行なうことができない。フッ素樹
脂の接着ではフッ素樹脂表面を表面処理する事によりフ
ッ素樹脂表面に接着性を付与することが必要である。
にそのままでは接着を行なうことができない。フッ素樹
脂の接着ではフッ素樹脂表面を表面処理する事によりフ
ッ素樹脂表面に接着性を付与することが必要である。
【0007】フッ素樹脂製熱収縮チューブを熱収縮させ
る事により被覆する方法もあるが、定着ロールなどへの
抱き付き力が弱くチューブとロールの間で空回りが生じ
易い。これを防ぐためフッ素樹脂製熱収縮チューブの内
面を表面処理し接着剤により接着補強されている。
る事により被覆する方法もあるが、定着ロールなどへの
抱き付き力が弱くチューブとロールの間で空回りが生じ
易い。これを防ぐためフッ素樹脂製熱収縮チューブの内
面を表面処理し接着剤により接着補強されている。
【0008】フッ素樹脂表面の表面処理方法としては金
属ナトリウムを溶解した表面処理液などによる化学的処
理方法、サンドブラストなどにより物理的処理方法及び
/又はスパッタリング、コロナ放電などによる電気的処
理方法などが単独又は複合して用いられる。
属ナトリウムを溶解した表面処理液などによる化学的処
理方法、サンドブラストなどにより物理的処理方法及び
/又はスパッタリング、コロナ放電などによる電気的処
理方法などが単独又は複合して用いられる。
【0009】フッ素樹脂製チューブ、フッ素樹脂製熱収
縮チューブの表面処理には表面処理液による化学的処理
方法が処理液が安価でありその使用方法が簡便な事から
よく用いられている。
縮チューブの表面処理には表面処理液による化学的処理
方法が処理液が安価でありその使用方法が簡便な事から
よく用いられている。
【0010】物理的、電気的処理方法は処理装置が高価
であり、また、露出している外表面を表面処理すること
は出来るがチューブ内表面を均一に表面処理する事が出
来ず用いることができなかった。
であり、また、露出している外表面を表面処理すること
は出来るがチューブ内表面を均一に表面処理する事が出
来ず用いることができなかった。
【0011】表面処理液による処理方法はフッ素樹脂製
チューブ内に表面処理液を入れてチューブ両端を封止し
てチューブを揺り動かす方法が従来より行なわれてい
る。この方法は簡便な方法であるがチューブ内全体に表
面処理液を行き渡らせるためには処理に必要な量以上の
表面処理液を封入しなければならないため経済的な方法
ではなかった。
チューブ内に表面処理液を入れてチューブ両端を封止し
てチューブを揺り動かす方法が従来より行なわれてい
る。この方法は簡便な方法であるがチューブ内全体に表
面処理液を行き渡らせるためには処理に必要な量以上の
表面処理液を封入しなければならないため経済的な方法
ではなかった。
【0012】また、フッ素樹脂製チューブを一対のピン
チロールで挾んで閉塞させ閉塞部より上のチューブ内に
表面処理液を入れピンチロールを下げることにより順次
表面処理液を移動させてチューブ内面を表面処理する方
法などが提案されている(特開平5−59195号公
報)。
チロールで挾んで閉塞させ閉塞部より上のチューブ内に
表面処理液を入れピンチロールを下げることにより順次
表面処理液を移動させてチューブ内面を表面処理する方
法などが提案されている(特開平5−59195号公
報)。
【0013】しかし、表面処理が進むにしたがい表面処
理液が劣化するため表面処理の開始部分と終了部分の表
面処理状態が異なり易く、また、終了部付近では表面処
理液の劣化が進んでいるために表面処理のムラ、未表面
処理部などが発生し易い。
理液が劣化するため表面処理の開始部分と終了部分の表
面処理状態が異なり易く、また、終了部付近では表面処
理液の劣化が進んでいるために表面処理のムラ、未表面
処理部などが発生し易い。
【0014】また、これらの化学的処理方法でチューブ
の内周面をそのまま表面処理するため、表面処理表面を
チューブを破壊する事なく検査、観察することが出来な
かった。
の内周面をそのまま表面処理するため、表面処理表面を
チューブを破壊する事なく検査、観察することが出来な
かった。
【0015】表面処理液による表面処理では有機溶剤及
び/又は水などにより表面処理表面を洗浄し、表面処理
液残滓などの除去を行い清浄な表面処理表面を得ること
が重要である。
び/又は水などにより表面処理表面を洗浄し、表面処理
液残滓などの除去を行い清浄な表面処理表面を得ること
が重要である。
【0016】接着剤などによる接着加工において表面処
理液残滓などは処理表面と接着剤などの接着を妨げ接着
不良などの不良原因と成るため、その残留は好ましくな
い。しかし、チューブ内の表面処理面の洗浄は困難であ
り、表面処理液残滓などを取り除きにくく、清浄な表面
処理表面が得られにくい。
理液残滓などは処理表面と接着剤などの接着を妨げ接着
不良などの不良原因と成るため、その残留は好ましくな
い。しかし、チューブ内の表面処理面の洗浄は困難であ
り、表面処理液残滓などを取り除きにくく、清浄な表面
処理表面が得られにくい。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】従来、内面が表面処理
されたフッ素樹脂製チューブ、フッ素樹脂製熱収縮チュ
ーブを得るためにはチューブ内に表面処理液を流入させ
チューブ内面を直接表面処理していた。
されたフッ素樹脂製チューブ、フッ素樹脂製熱収縮チュ
ーブを得るためにはチューブ内に表面処理液を流入させ
チューブ内面を直接表面処理していた。
【0018】しかし、内面の均一な表面処理、洗浄、乾
燥などが困難であり、不良の発生も多く必ずしも満足で
きるものではなかった。また、サンドブラストなどの物
理的処理方法、スパッタリング、コロナ放電などの電気
的処理方法では内面を表面処理する事が出来なかった。
燥などが困難であり、不良の発生も多く必ずしも満足で
きるものではなかった。また、サンドブラストなどの物
理的処理方法、スパッタリング、コロナ放電などの電気
的処理方法では内面を表面処理する事が出来なかった。
【0019】フッ素樹脂製チューブ、フッ素樹脂製熱収
縮チューブをキズ、シワ、裂けなどなく平滑かつ均一に
反転、裏返す事が出来なかった。
縮チューブをキズ、シワ、裂けなどなく平滑かつ均一に
反転、裏返す事が出来なかった。
【0020】本発明の目的は、上記した不都合の解消に
あり、キズ、シワ、裂け等が無く平滑かつ均一に表面処
理された内面を有するととも、化学的、物理的又は電気
的な表面処理方法で処理された内面を有するフッ素樹脂
製内面処理チューブの簡易な製造方法を提供することで
ある。
あり、キズ、シワ、裂け等が無く平滑かつ均一に表面処
理された内面を有するととも、化学的、物理的又は電気
的な表面処理方法で処理された内面を有するフッ素樹脂
製内面処理チューブの簡易な製造方法を提供することで
ある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明のフッ素樹脂製内
面処理チューブの製造方法は、(a)フッ素樹脂製チュ
ーブの外側表面を表面処理する工程;(b)前記チュー
ブの内側に拡張具を挿入して拡張具を拡張させることに
より前記チューブを拡張させる工程;(c)拡張された
前記チューブの一方の円周端部に握持具を取り付ける工
程;及び(d)前記握持具を拡張状態で前記チューブ外
側を通って他方の前記チューブの端部へ移動させて前記
チューブを裏返す工程;の一連の工程からなることを特
徴とするものである。
面処理チューブの製造方法は、(a)フッ素樹脂製チュ
ーブの外側表面を表面処理する工程;(b)前記チュー
ブの内側に拡張具を挿入して拡張具を拡張させることに
より前記チューブを拡張させる工程;(c)拡張された
前記チューブの一方の円周端部に握持具を取り付ける工
程;及び(d)前記握持具を拡張状態で前記チューブ外
側を通って他方の前記チューブの端部へ移動させて前記
チューブを裏返す工程;の一連の工程からなることを特
徴とするものである。
【0022】本発明のもう一つのフッ素樹脂製内面処理
チューブの製造方法は、(p)フッ素樹脂製チューブの
外側表面を表面処理する工程;(q)前記チューブの外
側に拡張具を載置して吸着させることにより前記チュー
ブを円断面形状に拡張させる工程;(r)拡張された前
記チューブの一方の円周端部に握持具を取り付ける工
程;及び(s)前記握持具を拡張状態で前記チューブ内
側を通って他方の前記チューブの端部へ移動させて前記
チューブを裏返す工程;の一連の工程からなることを特
徴とするものである。
チューブの製造方法は、(p)フッ素樹脂製チューブの
外側表面を表面処理する工程;(q)前記チューブの外
側に拡張具を載置して吸着させることにより前記チュー
ブを円断面形状に拡張させる工程;(r)拡張された前
記チューブの一方の円周端部に握持具を取り付ける工
程;及び(s)前記握持具を拡張状態で前記チューブ内
側を通って他方の前記チューブの端部へ移動させて前記
チューブを裏返す工程;の一連の工程からなることを特
徴とするものである。
【0023】本発明のフッ素樹脂製内面処理チューブの
製造方法を各工程順に説明すると共に、必要に応じて図
面に基づいて説明する。
製造方法を各工程順に説明すると共に、必要に応じて図
面に基づいて説明する。
【0024】本発明の製造方法における(a)工程は、
フッ素樹脂製チューブの外側表面を表面処理する工程で
ある。
フッ素樹脂製チューブの外側表面を表面処理する工程で
ある。
【0025】本発明に使用されるフッ素樹脂製チューブ
は、例えば、ポリテトラフロロエチレン樹脂、パーフル
オロアルコキシ樹脂、パーフルオロエチレンプロピレン
樹脂、エチレン−四フッ化エチレン樹脂、軟質フッ素樹
脂などのフッ素樹脂及びビニリデンフルオライド系、プ
ロピレン/テトラフルオロエチレン系、含フッ素ビニル
エーテル系、熱可塑性フッ素ゴムなどのフッ素ゴムが挙
げられる。なお、本発明に使用されるチューブはチュー
ブのままでも熱収縮チューブであってもよい。
は、例えば、ポリテトラフロロエチレン樹脂、パーフル
オロアルコキシ樹脂、パーフルオロエチレンプロピレン
樹脂、エチレン−四フッ化エチレン樹脂、軟質フッ素樹
脂などのフッ素樹脂及びビニリデンフルオライド系、プ
ロピレン/テトラフルオロエチレン系、含フッ素ビニル
エーテル系、熱可塑性フッ素ゴムなどのフッ素ゴムが挙
げられる。なお、本発明に使用されるチューブはチュー
ブのままでも熱収縮チューブであってもよい。
【0026】チューブはフッ素樹脂及び/又はフッ素ゴ
ムなどの内の1種類のみでも、また、2種類以上を混合
して形成された物がよい。充填剤は1種類でも2種類以
上を混合して用いてもよい。さらに、チューブはフッ素
樹脂及び/又はフッ素ゴムに加えて充填剤の種類及び/
又は充填量の異なる樹脂、ゴム層を2層以上有する多層
チューブであるものがよい。
ムなどの内の1種類のみでも、また、2種類以上を混合
して形成された物がよい。充填剤は1種類でも2種類以
上を混合して用いてもよい。さらに、チューブはフッ素
樹脂及び/又はフッ素ゴムに加えて充填剤の種類及び/
又は充填量の異なる樹脂、ゴム層を2層以上有する多層
チューブであるものがよい。
【0027】本発明に使用されるフッ素樹脂製チューブ
には、物理、化学、電気特性などの改良、耐熱性、耐薬
品性の向上、透光性、遮光性、反射性、着色性の付与な
どの為に有機物、無機物、金属のような充填剤が配合さ
れているものの使用が好ましい。更に、必要に応じて顔
料、染料などが配合されていてもよい。
には、物理、化学、電気特性などの改良、耐熱性、耐薬
品性の向上、透光性、遮光性、反射性、着色性の付与な
どの為に有機物、無機物、金属のような充填剤が配合さ
れているものの使用が好ましい。更に、必要に応じて顔
料、染料などが配合されていてもよい。
【0028】有機物の充填剤としては、芳香族ポリアミ
ド、芳香族ポリイミド、芳香族ポリアミドイミド、芳香
族ポリエステル、ポリフェニレンサルファイド、ポリエ
ーテルケトン、ポリエーテルサルフォン、ポリエーテル
エーテルケトン、サーモトロピック液晶ポリマー、リオ
トロピック液晶ポリマーなどが用いられる。
ド、芳香族ポリイミド、芳香族ポリアミドイミド、芳香
族ポリエステル、ポリフェニレンサルファイド、ポリエ
ーテルケトン、ポリエーテルサルフォン、ポリエーテル
エーテルケトン、サーモトロピック液晶ポリマー、リオ
トロピック液晶ポリマーなどが用いられる。
【0029】無機物、金属の充填剤としては、二硫化モ
リブデン、炭酸カルシウム、ケイ酸カルシウム、リン酸
カルシウム、ピロリン酸カルシウム、水酸化カルシウ
ム、チタン酸カリウム、フッ化黒鉛、ブロンズ、タル
ク、マイカ、クレー、セリサイト、シリカ、アルミナ、
グラファイト、チタン酸カリウムウィスカー、炭化ケイ
素ウィスカー、窒化ケイ素ウィスカー、アルミナウィス
カー、炭素繊維、ガラス繊維、ガラスビーズ、中空ガラ
スビーズ、アルミニウムパウダー、ニッケルパウダー、
プラチナパウダー、金パウダー、銀パウダー、銅パウダ
ー、アルミニウム箔、ニッケル箔、プラチナ箔、ステン
レス鋼箔、金箔、銀箔、銅箔、ステンレスフレーク及び
黄銅などの合金などが用いられる。
リブデン、炭酸カルシウム、ケイ酸カルシウム、リン酸
カルシウム、ピロリン酸カルシウム、水酸化カルシウ
ム、チタン酸カリウム、フッ化黒鉛、ブロンズ、タル
ク、マイカ、クレー、セリサイト、シリカ、アルミナ、
グラファイト、チタン酸カリウムウィスカー、炭化ケイ
素ウィスカー、窒化ケイ素ウィスカー、アルミナウィス
カー、炭素繊維、ガラス繊維、ガラスビーズ、中空ガラ
スビーズ、アルミニウムパウダー、ニッケルパウダー、
プラチナパウダー、金パウダー、銀パウダー、銅パウダ
ー、アルミニウム箔、ニッケル箔、プラチナ箔、ステン
レス鋼箔、金箔、銀箔、銅箔、ステンレスフレーク及び
黄銅などの合金などが用いられる。
【0030】充填材として顔料、染料も使用でき、酸化
第二鉄、酸化亜鉛、酸化アンチモン、酸化ケイ素、酸化
ニッケル、酸化チタン、酸化クロム、酸化コバルト、酸
化ジルコニウム、硫化カドミウム、硫化セレン、硫酸バ
リウム、クロム酸鉛、リン酸コバルト、ホウ酸コバル
ト、炭酸鉛、カーボンブラック、フタロシアニン系有機
顔料、キナクリドン系有機顔料、ベンジジン系有機顔
料、レーキ顔料、アゾ系染料、アントラキノン系染料、
チオインジゴ系染料、キノリン系染料、インダンスレン
系染料などが用いられる。
第二鉄、酸化亜鉛、酸化アンチモン、酸化ケイ素、酸化
ニッケル、酸化チタン、酸化クロム、酸化コバルト、酸
化ジルコニウム、硫化カドミウム、硫化セレン、硫酸バ
リウム、クロム酸鉛、リン酸コバルト、ホウ酸コバル
ト、炭酸鉛、カーボンブラック、フタロシアニン系有機
顔料、キナクリドン系有機顔料、ベンジジン系有機顔
料、レーキ顔料、アゾ系染料、アントラキノン系染料、
チオインジゴ系染料、キノリン系染料、インダンスレン
系染料などが用いられる。
【0031】このチューブへの充填剤の充填量は30重
量%以下が好ましく、更に好ましくは15%以下であ
る。充填剤の充填量が30重量%を越えるとチューブが
裂け易くなり反転、裏返しを行なうことが困難である。
量%以下が好ましく、更に好ましくは15%以下であ
る。充填剤の充填量が30重量%を越えるとチューブが
裂け易くなり反転、裏返しを行なうことが困難である。
【0032】本発明の(a)工程に使用される表面処理
方法としては、チューブ外側の表面を表面処理する事に
よりチューブ内側の表面処理が出来なかった表面処理方
法も含めて、物理的、化学的及び電気的処理方法など何
れの表面処理方法を用いることができ、また、複数の処
理方法を組み合わせて用いることもできる。表面処理面
が外側に出ているために表面処理面の洗浄、乾燥などが
行ない易く、また、表面処理状態を直接観察する事もで
きる。
方法としては、チューブ外側の表面を表面処理する事に
よりチューブ内側の表面処理が出来なかった表面処理方
法も含めて、物理的、化学的及び電気的処理方法など何
れの表面処理方法を用いることができ、また、複数の処
理方法を組み合わせて用いることもできる。表面処理面
が外側に出ているために表面処理面の洗浄、乾燥などが
行ない易く、また、表面処理状態を直接観察する事もで
きる。
【0033】本発明の製造方法における(b)工程は、
前記チューブの内側に拡張具を挿入して拡張させること
により前記チューブを拡張させる工程である。
前記チューブの内側に拡張具を挿入して拡張させること
により前記チューブを拡張させる工程である。
【0034】本発明に使用される拡張具は、チューブを
均一かつ平滑に拡張保持するものであればいかなるもの
であってもよく、例えば、膨張・拡張する拡張部を有す
る構造でも、また、拡張具自体が膨張・拡張する構造を
有するものがある。
均一かつ平滑に拡張保持するものであればいかなるもの
であってもよく、例えば、膨張・拡張する拡張部を有す
る構造でも、また、拡張具自体が膨張・拡張する構造を
有するものがある。
【0035】拡張具又は拡張部の拡張方法には、随時拡
張、収縮できるならばコンプレッサーエアーによる加
圧、油圧、水圧、加熱による熱膨張などの物理的、機械
的、熱的、電気的方法などいずれの方法も用いることが
できる。
張、収縮できるならばコンプレッサーエアーによる加
圧、油圧、水圧、加熱による熱膨張などの物理的、機械
的、熱的、電気的方法などいずれの方法も用いることが
できる。
【0036】これらの具体例としては、図1及び図2に
示すようなチューブ内に天然ゴム、合成ゴムなどで作ら
れたバルーン、チューブなどを用いた拡張具2を挿入し
フッ素樹脂製チューブ1が拡張するまで加圧膨張させる
方法;フッ素樹脂製チューブを拡張するのに必要な外径
を持つ棒、パイプなどをチューブ内に挿入し、さらに
棒、パイプなどを加熱膨張する事によりフッ素樹脂製チ
ューブを拡張する方法;図3に示すようになシリンダー
4の伸縮により押し板が拡張、収縮を行なう拡張具をフ
ッ素樹脂製チューブ内に挿入する方法;などが挙げられ
る。
示すようなチューブ内に天然ゴム、合成ゴムなどで作ら
れたバルーン、チューブなどを用いた拡張具2を挿入し
フッ素樹脂製チューブ1が拡張するまで加圧膨張させる
方法;フッ素樹脂製チューブを拡張するのに必要な外径
を持つ棒、パイプなどをチューブ内に挿入し、さらに
棒、パイプなどを加熱膨張する事によりフッ素樹脂製チ
ューブを拡張する方法;図3に示すようになシリンダー
4の伸縮により押し板が拡張、収縮を行なう拡張具をフ
ッ素樹脂製チューブ内に挿入する方法;などが挙げられ
る。
【0037】フッ素樹脂、フッ素ゴムなどはその特性か
ら滑り易いものてあるため、裏返し中に拡張具表面とチ
ューブ内面との間に滑りを生じ、拡張具からのチューブ
の脱落、チューブの折れ、シワなどが発生し易い。この
ため、フッ素樹脂製チューブ内にチューブ径と同一のパ
イプ、棒などを挿入して拡張保持しただけでは裏返しが
困難である。これを防ぐために拡張具の表面に粘着層の
形成、表面の粗面化及び滑りにくい材料の選択などの滑
り止め加工を行なってもよい。
ら滑り易いものてあるため、裏返し中に拡張具表面とチ
ューブ内面との間に滑りを生じ、拡張具からのチューブ
の脱落、チューブの折れ、シワなどが発生し易い。この
ため、フッ素樹脂製チューブ内にチューブ径と同一のパ
イプ、棒などを挿入して拡張保持しただけでは裏返しが
困難である。これを防ぐために拡張具の表面に粘着層の
形成、表面の粗面化及び滑りにくい材料の選択などの滑
り止め加工を行なってもよい。
【0038】これらの点から、天然ゴム及び/又は合成
ゴムなどで作られたバルーン、チューブなどは簡便であ
り、フッ素樹脂などのチューブが滑りにくく均一かつ平
滑に拡張しやすく拡張具として望ましいものである。
ゴムなどで作られたバルーン、チューブなどは簡便であ
り、フッ素樹脂などのチューブが滑りにくく均一かつ平
滑に拡張しやすく拡張具として望ましいものである。
【0039】本発明の製造方法における(b)工程は、
図4に模式的に示され、フッ素樹脂製チューブ1の内側
に挿入された拡張具2を圧力弁10を介して接続された
コンプレッサー11により拡張し、チューブを均一かつ
平滑に拡張する。この時、圧力計9が設けられ、フッ素
樹脂製チューブ1の拡張はフッ素樹脂製チューブの有す
る引張弾性率以内に留められる。
図4に模式的に示され、フッ素樹脂製チューブ1の内側
に挿入された拡張具2を圧力弁10を介して接続された
コンプレッサー11により拡張し、チューブを均一かつ
平滑に拡張する。この時、圧力計9が設けられ、フッ素
樹脂製チューブ1の拡張はフッ素樹脂製チューブの有す
る引張弾性率以内に留められる。
【0040】なお、フッ素樹脂製チューブは拡張保持さ
れなければ、折れ、シワ、キズなどを発生させずに裏返
すことは困難である。
れなければ、折れ、シワ、キズなどを発生させずに裏返
すことは困難である。
【0041】本発明の製造方法においては、前記(a)
工程と(b)工程との間に、前記(a)工程を経た、即
ち表面処理された前記チューブを外側表面に更に接着剤
を塗布する工程を設けることが好ましい。接着剤を塗布
することによりチューブに挿入された金属棒などの被接
着物とフッ素樹脂製チューブを強固に接着、固定するこ
とができる。この接着剤としては熱可塑性樹脂接着剤、
熱硬化性樹脂接着剤、光硬化性樹脂接着剤などいずれも
使用できる。
工程と(b)工程との間に、前記(a)工程を経た、即
ち表面処理された前記チューブを外側表面に更に接着剤
を塗布する工程を設けることが好ましい。接着剤を塗布
することによりチューブに挿入された金属棒などの被接
着物とフッ素樹脂製チューブを強固に接着、固定するこ
とができる。この接着剤としては熱可塑性樹脂接着剤、
熱硬化性樹脂接着剤、光硬化性樹脂接着剤などいずれも
使用できる。
【0042】本発明の製造方法における(c)工程は、
拡張された前記チューブの一方の円周端部に握持具を取
り付ける工程である。
拡張された前記チューブの一方の円周端部に握持具を取
り付ける工程である。
【0043】本発明に使用される握持具は、チャックな
どのようなつかみ冶具として一般に知られているもので
あればいかなるものであってもよい。この握持具の取り
付け状態の具体例としては、図6及び図7より示せば、
フッ素樹脂製チューブ1の一方の円周端部に握持具8が
設けられている。
どのようなつかみ冶具として一般に知られているもので
あればいかなるものであってもよい。この握持具の取り
付け状態の具体例としては、図6及び図7より示せば、
フッ素樹脂製チューブ1の一方の円周端部に握持具8が
設けられている。
【0044】本発明の製造方法における(d)工程は、
前記握持具を拡張状態で前記チューブ外側を通って他方
の前記チューブの端部へ移動させて前記チューブを裏返
す工程である。即ち、図6に示すように、フッ素樹脂製
チューブ1の円周端部を握持具でつかんだ後、握持具を
一定の速度で前記チューブ外側を通って長手方向に移動
させ、前記チューブ端部より順次チューブを裏返して内
面を表面処理されたフッ素樹脂製チューブが製造され
る。
前記握持具を拡張状態で前記チューブ外側を通って他方
の前記チューブの端部へ移動させて前記チューブを裏返
す工程である。即ち、図6に示すように、フッ素樹脂製
チューブ1の円周端部を握持具でつかんだ後、握持具を
一定の速度で前記チューブ外側を通って長手方向に移動
させ、前記チューブ端部より順次チューブを裏返して内
面を表面処理されたフッ素樹脂製チューブが製造され
る。
【0045】握持具の移動速度は60m/分以下であ
り、好ましくは30m/分以下である。握持具の移動は
一定速度で行なわれるのがよい。握持具の移動速度を変
化させる場合は緩やかに行なうことが必要である。握持
具の移動速度の急激な変動はチューブの円周方向でのキ
ズ、シワなどを発生し易いため好ましくなく、特に脈動
は避けなければならない。
り、好ましくは30m/分以下である。握持具の移動は
一定速度で行なわれるのがよい。握持具の移動速度を変
化させる場合は緩やかに行なうことが必要である。握持
具の移動速度の急激な変動はチューブの円周方向でのキ
ズ、シワなどを発生し易いため好ましくなく、特に脈動
は避けなければならない。
【0046】フッ素樹脂製チューブは加熱により軟化し
裏返しを行い易くなるため、チューブを裏返しする前、
あるいは裏返し中にチューブの融点または収縮温度以下
の温度に加熱してもよい。加熱方法は電気ヒーター、遠
赤外線、温風など何れでも良く、拡張具を加熱してチュ
ーブを加熱してもよい。
裏返しを行い易くなるため、チューブを裏返しする前、
あるいは裏返し中にチューブの融点または収縮温度以下
の温度に加熱してもよい。加熱方法は電気ヒーター、遠
赤外線、温風など何れでも良く、拡張具を加熱してチュ
ーブを加熱してもよい。
【0047】なお、本発明は表面処理を行なう前にチュ
ーブ本来の内面を裏返しすることにより外側に出し、こ
の表面を表面処理した後に再度裏返すことにより内面の
表面処理されたフッ素樹脂製チューブを得ることもでき
る。
ーブ本来の内面を裏返しすることにより外側に出し、こ
の表面を表面処理した後に再度裏返すことにより内面の
表面処理されたフッ素樹脂製チューブを得ることもでき
る。
【0048】本発明のもう一つの発明であるフッ素樹脂
製内面処理チューブの製造方法は、上述した本発明と比
較して、前記チューブ外側を拡張具で吸着して前記チュ
ーブを拡張させることと、前記握持具を前記チューブの
内側を移動させる点で異なるのみである。このため、本
発明の製造方法においては、(q)工程及び(r)工程
について主として説明する。
製内面処理チューブの製造方法は、上述した本発明と比
較して、前記チューブ外側を拡張具で吸着して前記チュ
ーブを拡張させることと、前記握持具を前記チューブの
内側を移動させる点で異なるのみである。このため、本
発明の製造方法においては、(q)工程及び(r)工程
について主として説明する。
【0049】本発明の製造方法における(q)工程は、
前記チューブの外側に拡張具を載置して吸着させること
により前記チューブを円断面形状に拡張させる工程であ
る。
前記チューブの外側に拡張具を載置して吸着させること
により前記チューブを円断面形状に拡張させる工程であ
る。
【0050】拡張具6は、図5に示す通り、チューブ1
外側表面を吸着する吸着部7を有するものである。吸着
部7は吸着部を形成する材料に穴、スリットなどの吸着
口を多数形成してあって良く、また、通気性金型材料、
通気性セラミックなどで作られていても良い。拡張具6
を吸引するものとしては真空ポンプ、吸引ポンプなどを
用いることができる。
外側表面を吸着する吸着部7を有するものである。吸着
部7は吸着部を形成する材料に穴、スリットなどの吸着
口を多数形成してあって良く、また、通気性金型材料、
通気性セラミックなどで作られていても良い。拡張具6
を吸引するものとしては真空ポンプ、吸引ポンプなどを
用いることができる。
【0051】本発明の製造方法における(r)工程は、
図7に示す通り、チューブ1の円周端部を握持具8でつ
かんだ後、握持具8を一定の速度でチューブ内側を通っ
て長手方向へ移動させ、チューブ端部より順次チューブ
を裏返し内面が表面処理されたフッ素樹脂製チューブが
製造される。
図7に示す通り、チューブ1の円周端部を握持具8でつ
かんだ後、握持具8を一定の速度でチューブ内側を通っ
て長手方向へ移動させ、チューブ端部より順次チューブ
を裏返し内面が表面処理されたフッ素樹脂製チューブが
製造される。
【0052】以下に実施例を示し、本発明を更に詳しく
説明する。
説明する。
【0053】
【実施例】実施例1 肉厚0.05mm、内径40mm、長さ100mのパー
フルオロアルコキシ樹脂製チューブの外側表面をアンモ
ニア−ナトリウム表面処理液で表面処理を行なった後に
長さ1mに裁断した。
フルオロアルコキシ樹脂製チューブの外側表面をアンモ
ニア−ナトリウム表面処理液で表面処理を行なった後に
長さ1mに裁断した。
【0054】図4の様にパーフルオロアルコキシ樹脂製
チューブ内に一端を封止し、もう一端を圧力弁を介して
コンプレッサーに繋いだ肉厚1mm、外径37mm、長
さ1.1mのシリコンゴムチューブを挿入しパーフルオ
ロアルコキシ樹脂製チューブを均一かつ平滑に拡張保持
するまでコンプレッサーエアーによりシリコンチューブ
を拡張させた。
チューブ内に一端を封止し、もう一端を圧力弁を介して
コンプレッサーに繋いだ肉厚1mm、外径37mm、長
さ1.1mのシリコンゴムチューブを挿入しパーフルオ
ロアルコキシ樹脂製チューブを均一かつ平滑に拡張保持
するまでコンプレッサーエアーによりシリコンチューブ
を拡張させた。
【0055】パーフルオロアルコキシ樹脂製チューブ末
端円周をチャックで掴み、速度10m/分でチャックを
移動させてチューブを順次裏返し、本発明に係るパーフ
ルオロアルコキシ樹脂製内面処理チューブを得た。得ら
れたパーフルオロアルコキシ樹脂製内面処理チューブは
内面が均一に表面処理されており、チューブ内外表面と
もにキズ、シワ、スジ、折れなどのない平滑な表面を有
していた。
端円周をチャックで掴み、速度10m/分でチャックを
移動させてチューブを順次裏返し、本発明に係るパーフ
ルオロアルコキシ樹脂製内面処理チューブを得た。得ら
れたパーフルオロアルコキシ樹脂製内面処理チューブは
内面が均一に表面処理されており、チューブ内外表面と
もにキズ、シワ、スジ、折れなどのない平滑な表面を有
していた。
【0056】実施例2 導電性付与のためカーボン粉を3重量%充填した肉厚
0.15mm、外径30mm、長さ100mのポリテト
ラフロロエチレン樹脂製チューブの外側表面をサンドブ
ラスト処理をした後にアンモニア−ナトリウム表面処理
液で表面処理を行ない長さ0.5mに裁断した。
0.15mm、外径30mm、長さ100mのポリテト
ラフロロエチレン樹脂製チューブの外側表面をサンドブ
ラスト処理をした後にアンモニア−ナトリウム表面処理
液で表面処理を行ない長さ0.5mに裁断した。
【0057】図5の様にポリテトラフロロエチレン樹脂
製チューブ内に肉厚1mm、外径28mmのシリコンゴ
ムチューブより成る図7の拡張具を挿入し、拡張具をポ
リテトラフロロエチレン樹脂製チューブを均一かつ平滑
に拡張保持するまで拡張した。
製チューブ内に肉厚1mm、外径28mmのシリコンゴ
ムチューブより成る図7の拡張具を挿入し、拡張具をポ
リテトラフロロエチレン樹脂製チューブを均一かつ平滑
に拡張保持するまで拡張した。
【0058】ポリテトラフロロエチレン樹脂製チューブ
末端円周をチャックで掴み、速度1m/分でチャックを
移動させ順次裏返し、本発明に係るポリテトラフロロエ
チレン樹脂製内面処理チューブを得た。裏返しの開始か
ら終了までの間、温風ヒーターで約260℃の温風をポ
リテトラフロロエチレン樹脂製チューブの外側表面に当
ててチューブを加熱した。
末端円周をチャックで掴み、速度1m/分でチャックを
移動させ順次裏返し、本発明に係るポリテトラフロロエ
チレン樹脂製内面処理チューブを得た。裏返しの開始か
ら終了までの間、温風ヒーターで約260℃の温風をポ
リテトラフロロエチレン樹脂製チューブの外側表面に当
ててチューブを加熱した。
【0059】得られたポリテトラフロロエチレン樹脂製
内面処理チューブは充填剤が充填された内面が均一に表
面処理されており、チューブ内外表面ともにキズ、シ
ワ、スジ、折れなどのない平滑な表面を有していた。
内面処理チューブは充填剤が充填された内面が均一に表
面処理されており、チューブ内外表面ともにキズ、シ
ワ、スジ、折れなどのない平滑な表面を有していた。
【0060】実施例3 肉厚0.1mm、外径50mm、長さ100mのパーフ
ルオロアルコキシ樹脂製チューブの外側表面をアンモニ
ア−ナトリウム表面処理液で表面処理を行なった後に、
チューブ外側の表面処理面にポリイミド樹脂ワニスを約
0.005mmの膜厚で塗布した。ポリイミド樹脂ワニ
スは流動性、付着性を示さない程度に乾燥した。
ルオロアルコキシ樹脂製チューブの外側表面をアンモニ
ア−ナトリウム表面処理液で表面処理を行なった後に、
チューブ外側の表面処理面にポリイミド樹脂ワニスを約
0.005mmの膜厚で塗布した。ポリイミド樹脂ワニ
スは流動性、付着性を示さない程度に乾燥した。
【0061】チューブを長さ300mmで裁断した後に
実施例1と同様に裏返した。表面処理された内面がポリ
イミド樹脂で塗布された本発明に係るパーフルオロアル
コキシ樹脂熱内面処理チューブを得ることが出来た。
実施例1と同様に裏返した。表面処理された内面がポリ
イミド樹脂で塗布された本発明に係るパーフルオロアル
コキシ樹脂熱内面処理チューブを得ることが出来た。
【0062】
【発明の効果】以上に詳述した通り、本発明のフッ素樹
脂製内面処理チューブの製造方法によれば、内面が表面
処理されたチューブを得たい場合、チューブ外側の表面
を表面処理するため、従来のチューブ等の内面処理に不
適な表面処理方法に限らず、表面に付与したい特性、性
質などに応じていずれの表面処理方法も採用されること
ができる。また、チューブ内側に直接処理するのではな
し外側を処理するため、表面処理加工が簡易である。
脂製内面処理チューブの製造方法によれば、内面が表面
処理されたチューブを得たい場合、チューブ外側の表面
を表面処理するため、従来のチューブ等の内面処理に不
適な表面処理方法に限らず、表面に付与したい特性、性
質などに応じていずれの表面処理方法も採用されること
ができる。また、チューブ内側に直接処理するのではな
し外側を処理するため、表面処理加工が簡易である。
【0063】さらに、拡張具によりチューブを拡張保持
したことによりキズ、シワ、スジ、折れなどを発生させ
ずにチューブを裏返すことができる。このため、内面が
均一に表面処理された内外面とも平滑なフッ素樹脂製内
面処理チューブを得ることができる。
したことによりキズ、シワ、スジ、折れなどを発生させ
ずにチューブを裏返すことができる。このため、内面が
均一に表面処理された内外面とも平滑なフッ素樹脂製内
面処理チューブを得ることができる。
【図1】本発明に使用される拡張具を示す断面図
【図2】本発明に使用される拡張具を示す断面図
【図3】本発明に使用される拡張具を示す斜視図
【図4】本発明に使用される拡張具を示す模式図
【図5】本発明に使用される拡張具を示す断面図
【図6】本発明における裏返し工程を示す工程断面図
【図7】本発明における裏返し工程を示す工程断面図
1 フッ素樹脂製チューブ 2 拡張具 3 シャフト 4 シリンダー 5 押し板 6 拡張具 7 吸着部 8 チャック 9 圧力計 10 圧力弁 11 コンプレッサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 105:02 503:00
Claims (14)
- 【請求項1】 (a)フッ素樹脂製チューブの外側表面
を表面処理する工程; (b)前記チューブの内側に拡張具を挿入して拡張具を
拡張させることにより前記チューブを拡張させる工程; (c)拡張された前記チューブの一方の円周端部に握持
具を取り付ける工程;及び (d)前記握持具を拡張状態で前記チューブ外側を通っ
て他方の前記チューブの端部へ移動させて前記チューブ
を裏返す工程; の一連の工程からなることを特徴とするフッ素樹脂製内
面処理チューブの製造方法。 - 【請求項2】 前記(a)工程と前記(b)工程との間
に、表面処理された前記チューブの外側表面に更に接着
剤を塗布する工程を挿入する請求項1の製造方法。 - 【請求項3】 前記チューブが有機物、無機物及び金属
からなる群より選択された少なくとも1種の充填剤を3
0重量%以下含有する請求項1又は2の製造方法。 - 【請求項4】 前記(a)工程に先立ち、前記チューブ
の内外表面が予め裏返されている請求項1〜3のいずれ
か1項の製造方法。 - 【請求項5】 前記チューブがフッ素ゴムチューブであ
る請求項1〜4のいずれか1項の製造方法。 - 【請求項6】 前記チューブがフッ素樹脂製熱収縮チュ
ーブである請求項1〜4のいずれか1項の製造方法。 - 【請求項7】 前記チューブが2種類以上のフッ素樹脂
及び/又はフッ素ゴムから成る多層チューブである請求
項1〜6のいずれか1項の製造方法。 - 【請求項8】 (p)フッ素樹脂製チューブの外側表面
を表面処理する工程; (q)前記チューブの外側に拡張具を載置して吸着させ
ることにより前記チューブを円断面形状に拡張させる工
程; (r)拡張された前記チューブの一方の円周端部に握持
具を取り付ける工程;及び (s)前記握持具を拡張状態で前記チューブ内側を通っ
て他方の前記チューブの端部へ移動させて前記チューブ
を裏返す工程; の一連の工程からなることを特徴とするフッ素樹脂製内
面処理チューブの製造方法。 - 【請求項9】 前記(p)工程と前記(q)工程との間
に、表面処理された前記チューブの外側表面に更に接着
剤を塗布する工程を挿入する請求項8の製造方法。 - 【請求項10】 前記チューブが有機物、無機物及び金
属からなる群より選択された少なくとも1種々の充填剤
を30重量%以下含有する請求項8又は9の製造方法。 - 【請求項11】 前記(p)工程に先立ち、前記チュー
ブの内外表面が予め裏返されている請求項8〜10のい
ずれか1項の製造方法。 - 【請求項12】 前記チューブがフッ素ゴムチューブで
ある請求項8〜11のいずれか1項の製造方法。 - 【請求項13】 前記チューブがフッ素樹脂製熱収縮チ
ューブである請求項8〜11のいずれか1項の製造方
法。 - 【請求項14】 前記チューブが2種類以上のフッ素樹
脂及び/又はフッ素ゴムから成る多層チューブである請
求項8〜13のいずれか1項の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35378993A JPH07121563B2 (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | フッ素樹脂製内面処理チューブの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35378993A JPH07121563B2 (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | フッ素樹脂製内面処理チューブの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07195564A true JPH07195564A (ja) | 1995-08-01 |
| JPH07121563B2 JPH07121563B2 (ja) | 1995-12-25 |
Family
ID=18433235
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35378993A Expired - Fee Related JPH07121563B2 (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | フッ素樹脂製内面処理チューブの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07121563B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012171306A (ja) * | 2011-02-24 | 2012-09-10 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | チューブ被覆管体の製造方法 |
| JP2019040077A (ja) * | 2017-08-25 | 2019-03-14 | キヤノン株式会社 | 定着用部材の製造方法及び製造装置 |
| JP2020159420A (ja) * | 2019-03-26 | 2020-10-01 | 持田商工株式会社 | シリコーンゴムロール及びその製造方法 |
-
1993
- 1993-12-29 JP JP35378993A patent/JPH07121563B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012171306A (ja) * | 2011-02-24 | 2012-09-10 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | チューブ被覆管体の製造方法 |
| JP2019040077A (ja) * | 2017-08-25 | 2019-03-14 | キヤノン株式会社 | 定着用部材の製造方法及び製造装置 |
| JP2020159420A (ja) * | 2019-03-26 | 2020-10-01 | 持田商工株式会社 | シリコーンゴムロール及びその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07121563B2 (ja) | 1995-12-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4992136B2 (ja) | 定着ユニット用部材の製造方法及び定着ユニット用部材 | |
| US4258089A (en) | Production of fused thermoplastic fluorocarbon polymer coverings on cylinders | |
| US5798181A (en) | Fluoropolymer coated elastomeric rollers and structures | |
| WO2011058961A1 (ja) | フッ素樹脂被覆ローラまたはベルトの製造方法 | |
| JP4094457B2 (ja) | フッ素樹脂被覆ローラの製造方法及びフッ素樹脂被覆ローラ | |
| JP4398059B2 (ja) | ゴム被覆ローラ及びその製造方法 | |
| JP3817972B2 (ja) | ゴム被覆ローラ及びその製造方法 | |
| JP2002213432A (ja) | 被覆ローラまたはベルト及びその製造方法 | |
| JPH07121563B2 (ja) | フッ素樹脂製内面処理チューブの製造方法 | |
| US6141873A (en) | Method of manufacture of multi-layer roll having compliant PTFE top layer from a fibrillated PTFE membrane | |
| JP2008200954A (ja) | Pfa被覆ポリイミドチューブ、その製造方法、及び該pfa被覆ポリイミドチューブからなる加圧ベルト | |
| CN101702081B (zh) | 包覆特氟伦膜硅橡胶定影加热辊的制造方法 | |
| TWI378118B (en) | A roll cover and a method of making a roll including the same | |
| JP3361611B2 (ja) | 弾性回転体の製造方法 | |
| JP3793869B2 (ja) | 表面平滑性フッ素系樹脂チューブ及び加圧ローラ | |
| JP2000246813A (ja) | ゴム被覆ローラ及びその製造方法 | |
| JPH0381135A (ja) | 弾性ローラの製造方法 | |
| JP2002031979A (ja) | 加熱定着ロール被覆用熱収縮性チューブ | |
| JP2002202675A (ja) | 定着用ベルトの製造方法 | |
| JP3697049B2 (ja) | フッ素樹脂被覆弾性ローラの表面平滑化法 | |
| JP2991340B2 (ja) | 多層構造ローラの製造方法 | |
| JP3103168B2 (ja) | ローラの製造方法 | |
| JP3833401B2 (ja) | フッ素樹脂被覆ローラの製造方法 | |
| JPS61248731A (ja) | フツ素樹脂被覆定着ロ−ラ−の生産方法 | |
| CA1096763A (en) | Metallic substrates with fluorocarbon coverings; and method of manufacture |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960618 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |