JPH0719670U - ガスコック - Google Patents

ガスコック

Info

Publication number
JPH0719670U
JPH0719670U JP009231U JP923194U JPH0719670U JP H0719670 U JPH0719670 U JP H0719670U JP 009231 U JP009231 U JP 009231U JP 923194 U JP923194 U JP 923194U JP H0719670 U JPH0719670 U JP H0719670U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plug
vertical hole
operating member
engaging
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP009231U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2560352Y2 (ja
Inventor
俊夫 斎藤
真理夫 岩片
孝 寒河江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koyo Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Koyo Sangyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koyo Sangyo Co Ltd filed Critical Koyo Sangyo Co Ltd
Priority to JP1994009231U priority Critical patent/JP2560352Y2/ja
Publication of JPH0719670U publication Critical patent/JPH0719670U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2560352Y2 publication Critical patent/JP2560352Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Taps Or Cocks (AREA)
  • Safety Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 栓体3の縦孔32の底面に係合凹部32aを
形成する。操作部材7の上端部には、係合凹部32aに
回動不能にかつ移動可能に係合する係合部78を設け
る。 【効果】 栓体3の大径化を防止し、これによってガス
コック全体が大型化するのを防止することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ほぼ開状態になっている時のみ開くガス漏れ防止弁が組み込まれ たガスコックに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ガスコックは、流入口と流出口とを有するコック本体と、このコック 本体の内部に回動可能に設けられ、流入口側の一端面から軸線に沿って延びる縦 孔と、縦孔から外周面まで延びる横孔とを有する栓体とを備えており、栓体を開 位置に回動させると、流入口と流出口とが縦孔および横孔とを介して連通し、閉 位置に回動させると、流入口と流入口とが栓体によって遮断されるようになって いる。
【0003】 ところで、不慮の事故によって例えばガス管がガスコックからはずれたような 場合には、ガスコックから多量のガスが漏れて火災等の重大事故を発生させるお それがある。そこで、従来のガスコックにおいては、ガスコック内を流れるガス の流量が過剰になった場合に閉弁する過流出防止弁を設けている。 ところが、過流出防止弁は、ガスの流量が過剰にならないと作動しない。この ため、ガスコックが半開状態で使用されているときにガス管が外れたような場合 には、ガスが流出し続けてしまう。
【0004】 そこで、最近のガスコックにおいては、ガス漏れ防止弁を併設するようにして いる。このようなガス漏れ防止弁を設けたガスコックとしては、例えば、実開昭 63ー18683号公報に記載のものがある。このガスコックのガス漏れ防止弁 は、先端部が栓体の縦孔に挿入された状態でコック本体の内部に設けられ、流入 口と縦孔とを連通する筒体と、この筒体の先端開口部を開閉する弁体と、栓体が ほぼ開位置にあるときにのみ弁体を開弁させる操作部材とを備えており、弁体は 、栓体がほぼ開位置にあるとき以外は筒体の先端開口部を閉じている。したがっ て、栓体が半開位置にあるときにガス管が外れるような事故が発生したとしても 、ガスが漏れるのを防止することができる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記公報に記載のガスコックにおいては、部品点数が増加したり、あるいは栓 体が大径化するという問題があった。 すなわち、ガス漏れ防止弁の構造上、栓体を開位置から閉位置へ回動させる場 合には操作部材が栓体と一体に回動し、栓体を逆方向に回動させる場合には操作 部材を停止させておく必要がある。そこで、上記のガスコックにおいて、栓体の 一端部にこれと別体の係止リングを設けるとともに、この係止リングの内周面に 軸線方向に延びる係合溝を形成する一方、操作部材の外周面に係合溝が係脱可能 に係合する係合突部を形成している。ところが、このような係止リングを設ける とその分だけ部品点数が増加して構造が複雑になるという問題がある。 そこで、栓体の縦孔の内周面に係合溝を直接形成することが考えられるが、こ のようにすると係合溝を形成した分だけ栓体の肉厚を厚くする必要があり、この 結果栓体が大径化してしまうという問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の問題を解決するために、請求項1に係る考案は、流入口と流出口とを有 するコック本体と、一端面から軸線に沿って延びる縦孔およびこの縦孔から外周 面まで延びる横孔を有し、上記コック本体の内部に開位置と閉位置との間を回動 可能に設けられた栓体と、上記コック本体の内部に先端部が上記縦孔内に挿入さ れた状態で固定され、内部を通して上記流入口と上記縦孔とを連通させる筒体、 上記縦孔内にその軸線方向へ移動可能に設けられ、上記筒体の先端面に突き当た ることにより筒体の先端開口部を遮蔽する弁体、および上記栓体の縦孔の内部に 回動可能にかつ栓体の軸線方向へ移動可能に設けられ、上記栓体がほぼ開位置に 位置しているときのみ上記弁体を上記筒体の先端面から離す操作部材を有するガ ス漏れ防止弁とを備え、上記栓体と上記操作部材との間には、操作部材を栓体の 回動に伴って回動させる係合機構が係脱可能に設けられ、上記操作部材と上記筒 体との間には、上記栓体をほぼ閉位置まで回動させたときに上記係合機構の係合 が解除するように上記操作部材を栓体の一端面側へ向かって移動させるカム機構 が設けられたガスコックにおいて、上記係合機構を、上記筒体の縦孔の底面に形 成された係合凹部と、上記操作部材の上端部に形成され、上記係合凹部に回動不 能にかつ挿脱可能に係合する係合部とから構成した特徴とするものである。 この場合、上記操作部材を弾性部材によって縦孔の底部側に付勢し、上記係合 部が上記係合凹部から脱出した際には係合部が上記縦孔の底面に突き当たるよう に構成するのが望ましい。
【0007】
【作用】
係合凹部が栓体の縦孔の底面に形成されているので、栓体を大径化する必要が ない。また、係合部を縦孔の底面に突き当てるようにした場合には、栓体の長さ を必要最小限に抑えることができる。
【0008】
【実施例】
以下、この考案の一実施例について図1ないし図13を参照して説明する。 まず、このガスコック全体の概略構成について簡単に説明しておくと、図1〜 図3に示すように、コック本体1の内部には、栓体3が回動自在に配置されてい る。この栓体3は、ハンドル101(図4参照)により、図1に示す開位置から図 図3に示す閉位置までほぼ90°回動操作せしめられるようになっている。開状 態においては、ガス漏れ防止弁10の弁体6が、第1ばね8(弾性部材)によっ て操作部材7と共に筒体4から上方へ離間せしめられおり、筒体4の上端開口部 を開放している。したがって、流入口12から流入したガスは、筒体4の内部を 通り流出口13から流出する。この開状態において、ガスの流量が過流量状態に なると、球弁5がガスによって浮上せしめられて弁座44に着座する。これによ って、過流量状態が瞬時に解消される。
【0009】 栓体3を開位置から閉位置側へ向かって矢印方向へ若干回動させると、図2に 示すように、弁体6が第2ばね9の付勢力によって下方へ移動せしめられて筒体 4に当接し、その上端開口部を遮蔽する。したがって、半開時に球弁5が作動せ ずにガスが漏れ続けるという事故が未然に防止される。
【0010】 次に、ガスコックの各部の具体構成について、図1〜図3および他の図を併せ て参照することにより、詳細に説明する。 コック本体1は、図5に示すように、逆Z字状をなすものであり、その内部に は上端面から下方へ向かって延びるテーパ孔状の栓収納孔11が形成されている 。この栓収納孔11の底面には流入口12が開口せしめられている。この流入口 12の外側の開口部には、元栓に接続されたガス管(いずれも図示せず)が接続さ れるようになっている。また、栓収納孔11の中間部内周面には、流出孔13が 開口せしめられている。この流出口13の外側の開口部には、第2図に示すよう に、ホースエンド100が回動自在に設けられている。なお、ホースエンド10 0には、ガス器具に接続されたガス管(いずれも図示せず)が接続されるようにな っている。
【0011】 また、栓収納孔11の内周面には、内周面に沿って上下方向に延びるキー溝1 4が形成され、さらに栓収納孔11の底面には、環状の凹部15が形成されてい る。この凹部15の内周面には、平面部16が2箇所周方向に180°離間して 形成されている。
【0012】 上記栓収納孔11には、ゴムパッキン2が挿入されている。このゴムパッキン 2は、図6に示すように、筒状をなすものであり、栓収納孔11に対応してテー パ状に形成されている。そして、ゴムパッキン2は、その外周面に形成されたキ ー部21をキー溝14に嵌合させた状態で栓収納孔11に挿入されている。この 場合、ゴムパッキン2を栓収納孔11の底面に突き当たるまで挿入すると、ゴム パッキン2がそれ自体の弾性によって栓収納孔11の内周面に押圧接触し、これ によって栓収納孔11の内周面とゴムパッキン2の外周面との間の気密性が確保 されている。さらに、ゴムパッキン2には、栓収納孔11に挿入された状態にお いて流出口13と対向する部分に貫通孔22が形成され、下端部内周面には突出 部23が環状に形成されている。
【0013】 ゴムパッキン2の内周面には、栓体3が回動自在に、かつ気密に嵌合せしめら れている。この栓体3は、図7に示すように、ゴムパッキン2の内周面に対応し たテーパ状をなす本体部31を備えており、この本体部31の内部には、流入口 12に臨む下端面から上方へ向かって延びる縦孔32が形成されるとともに、縦 孔32から横方向に延びて外周面に開口する横孔33が形成されている。縦孔3 2の上底面には、係合凹部32aが形成されている。横孔33は、栓体3をゴム パッキン2の突出部23に突き当たるまで挿入した状態においては、貫通孔22 と上下方向において同一位置に位置している。したがって、横孔33は、栓体3 の回動位置により、貫通孔22を介して流出口13と対向した連通状態と、貫通 孔22に対して離間した遮断状態とに切り替えられることになる。
【0014】 なお、栓体3は、ハンドル101により、横孔33と貫通孔22との対向面積 が最大となる位置(以下、開位置という。)と、この開位置から90°回動して 横孔33と貫通孔22とが遮断状態となる位置(以下、閉位置という。)との間 を回動可能になっている。
【0015】 上記栓収納孔11の底部には、ガス漏れ防止弁10の筒体4が挿入固定されて いる。筒体4は、ポリアセタール等の適度の剛性および柔軟性を併せもつ樹脂か らなるものであり、図8に示すように、下端側の大径部41と上端側の小径部4 2とを備えている。これらの大径部41と小径部42との間には環状突出部43 が形成されている。この環状突出部43の外周面には平取り面43aが周方向に 180°離間して形成されている。
【0016】 そして、筒体4は、その平取り面43aをコック本体1の平面部16と対向さ せた状態で環状突出部43が凹部15に嵌合され、これによって栓収納孔11に 回動不能に挿入されている。しかも、環状突出部43は、凹部15の深さと同等 もしくはそれより若干厚くなされている。したがって、環状突出部43の上面に は、栓体3をゴムパッキン2の突出部23に突き当たるまで挿入すると、ゴムパ ッキン2の下端面が突き当たることになり、これによって筒体4は栓収納孔11 に気密に固定されている。この結果、流入口12から流入したガスは筒体4の内 部を通って流出口13側へ流れるようになっている。
【0017】 筒体4の大径部41の内部には、過流出防止弁が設けられている。すなわち、 大径部41の内部には、球弁5が上下方向移動自在に設けられている。この球弁 5は、通常は筒体4に設けられたピン102によって支持されている。また、筒 体4の内周面の中間部には、下方を向く弁座44が形成されている。そして、筒 体4内を流れるガスの流量が過流量状態になると、球弁5がガスによって浮上せ しめられて弁座44に着座し、これによって過流量状態が瞬時に解消されるよう になっている。
【0018】 さらに、筒体4の上端部内周面には、上下方向に延びる一対の突条45,45 が二対周方向に180°離間して形成されており、一対の突条45,45と筒体 4の内周面とによって嵌合溝47が形成されている。また、小径部42の上端部 外周面には、2つの突起46が周方向に互いに180°離間し、かつ嵌合溝47 から周方向にほぼ45°離間して形成されている。突起46の下端部は半円状を なしており、上端部はその幅が漸次狭くなるとともに、その高さが漸次低くなり 、筒体4の上端面においては高さが零になっている。
【0019】 筒体4の小径部42の内周面には、弁体6が上下方向移動自在にかつ回動不能 に連結されている。弁体6はポリアセタール等の樹脂からなるものであり、図9 に示すように、その中央部に円板状をなす弁部61を備えている。この弁部61 は、筒体4の上端面に当接することによって筒体4の上端開口部を遮蔽するもの であり、その下面には下方へ延びる一対の脚部62,62が形成されている。こ れらの脚部62,62の下端部には、それら両者を連結して補強する連結部63 が形成されている。この連結部63の中央部には、そこから下方へ延びる突き部 64が形成されている。
【0020】 一方、弁部61の上面には、その中心を挟んで対向する2つの突起65,65 が形成されるとともに、それら2つの突起65を包囲する筒部66が形成されて いる。この筒部66の外周面の中間部には、2つの係合突起67,67が周方向 へ互いに180°離間し、かつ脚部62に対して周方向へほぼ45°離間して形 成されている。なお、2つの係合突起67,67の差し渡し径は、図9(C)から 明らかなように、弁部61の外径と同一寸法になされている。
【0021】 上記構成の弁体6は、脚部62,62が嵌合溝47,47にそれぞれ摺動自在 に挿入されており、これによって筒体4に上下方向移動自在に、かつ回動不能に 連結されている。
【0022】 筒体4の小径部42の外周面には、操作部材7が上下方向へ所定範囲移動可能 に、かつ周方向へ所定範囲回動可能に嵌合されている。 操作部材7は、ポリアセタール等の樹脂からなるものであり、図10に示すよ うに、筒部71を備えている。筒部71は、筒体4の小径部42の外周面に摺動 自在に、かつ回動自在に嵌合するよう、その内径が小径部42の外径より若干大 径に形成されている。この筒部71の周壁部には、2つの窓孔72,72が周方 向へ互いに180°離間して形成されている。窓孔72は、略四角形状をなすも のであり、下辺72a、上辺72b、栓体3の閉回動方向(以下、閉方向という 。)を向く右辺72c、および栓体3の開回動方向(以下、開方向という。)を 向く左辺72dを備えている。下辺72aと右辺72cとの間には、左辺72d 側から右辺72c側へ向かうにしたがって上方へ向かうカム面72eが形成され ている。
【0023】 筒部71を筒体4の小径部42の外周面に嵌合させた状態においては、窓孔7 2内に筒体4の突起46が入り込んでいる。この場合、図1〜図3および図11 に示すように、筒部71の下端面と筒体4の環状突出部43との間には、第1ば ね8が装着されており、この第1ばね8によって操作部材7が上方へ付勢されて いる。したがって、通常は、第1ばね8の付勢力により、窓孔72の下辺72a に突起46が当接せしめられている(図12(A)参照)。下辺72aに突起4 6が当接した状態から操作部材7を閉方向(図12において矢印と反対方向)に 回動させると、図12(C)に示すように、突起46がカム面72eに当接する 。この結果、操作部材7が第1ばね8の付勢力に抗して下方へ移動するようにな る。この点から明らかなように、突起46とカム面72eとによってカム機構が 構成されている。
【0024】 なお、突起46を窓孔72内に入り込ませるには、筒部71を小径部42の外 周に挿入すればよい。筒部71を小径部42の外周に挿入すると、筒部71が弾 性変形することによってその内周面が突起46を乗り越え、窓孔72内に突起4 6が入り込むことになる。この場合、筒部71の内周面が突起46を乗り越え易 くするために、筒部71の内周面の窓孔72と下端面との間の部分には傾斜面7 3が形成されている。勿論、突起46の上側の半分の高さを上方へ向かうにした がって漸次低くしたのも同様な理由によるものである。
【0025】 また、上記2つの窓孔72,72の間には副窓孔74が形成されており、開弁 時には筒体4の上端開口部から流出したガスが窓孔72および副窓孔74を通っ て流出口13へ至るようになっている。
【0026】 さらに、筒部71の上端部には、その開口部を遮蔽する上壁部75が形成され ている。この上壁部75の中央部には、貫通孔76が形成されている。この貫通 孔76は、弁体6の筒部66より若干大径に形成されており、貫通孔76内に筒 部66が挿通せしめられている。また、貫通孔76の内周面には、扇状をなす2 つの切欠き77,77が周方向に180°離間して形成されている。これら2つ の切欠き77,77の差し渡し内径は、弁体6の2つの係合突起67,67の差 し渡し外径より若干大径になされている。したがって、操作部材7がカム機構の 作用によって下方へ移動すると、係合突起67,67が切欠き77,77を通っ て相対的に上方へ移動し、上壁部75より上側に位置することになる(図13( C)参照)。
【0027】 なお、係合突起67,67が上壁部75の上方に位置した状態において、係合 突起67が後述する係合部78に当接するまで操作部材7を開方向(図13の矢 印方向)へ回動させると、上壁部75のうちの切欠き77と脚部78aとの間に 位置する部分75aが係合突起67と対向する(図13(D)参照)。この状態 で、操作部材7が上方へ移動すると、部分75aが係合突起67に当接して係合 する結果、弁体6が操作部材7と共に上方へ移動することになる。
【0028】 また、上壁部75の上面で2つの切欠き77,77の間の部分には、係合部7 8が形成されている。この係合部78は、上壁部75の上面から上方へ向かって 延びる2つの脚部78a,78aと、2つの脚部78a,78aの上端部を連結 する連結部78bとからなるものであって、脚部78a,78aは2つの切欠き 77,77の間に配置されている。しかも、脚部78a,78aは、貫通孔76 を貫通する弁体6の筒部66がそれらの間に入り込むことができるよう、互いの 対向面が貫通孔76と同一の中心および直径を有する円弧面とされている。
【0029】 また、係合部78は、栓体3の係合凹部32aに対して挿入離脱可能で、かつ 回動不能に係合するものであり、係合部78と係合凹部32aとが係合した状態 においては、操作部材7が栓体3と一体に回動する。その一方、係合部78と係 合凹部32aとの係合深さ(上下方向における深さ)は、栓体3を開位置から閉 位置もしくはその直前まで回動させた際に、突起46とカム面72eとのカム作 用により操作部材7が下方へ移動せしめられる移動量と同一になっている。した がって、栓体3を閉位置に位置させると、係合部78と係合凹部32aとの係合 が解除され、操作部材7が栓体3に対して回動可能になる。これから明らかなよ うに、係合凹部32aと係合部78とによって係合機構が構成されている。なお 、操作部材78が栓体3に対して回動する場合には、連結部78bが第1ばね8 の付勢力により縦孔32の底面に当接した状態で回動する。
【0030】 また、上記弁体6と操作部材7との間には、第2ばね9が装着されている。こ の第2ばね9の下端部は、弁体6の筒部66内に挿入されるとともに、弁部61 の上面に当接せしめられており、その線材の端部が2つの突起65,65間に挿 入されることにより弁体6に回動不能に連結されている。一方、第2ばね9の上 端部は、2つの脚部78a,78aの内周面に沿って延び、連結部78bの下面 に当接せしめられている。しかも、第2ばね9の線材の上端部は、連結部78b の下面に形成された2つの突起79,79の間に挿入されており、これによって 操作部材7に回動不能に連結されている。このようにして弁体6と操作部材7と に連結された第2ばね9は、圧縮され、かつ捩った状態で両者の間に装着されて いる。この結果、第2ばね9は、弁体6を下方へ付勢する一方、操作部材7を上 方へ付勢し、さらに、操作部材7を開方向へ付勢するようになっている。 なお、第2ばね9は弁体6を閉方向へ付勢することになるが、弁体6は筒体4 に回動不能に係合しているので、第2ばね9によって回動せしめられることはな い。
【0031】 次に、上記構成のガスコックの作用について説明する。 図1に示す開状態においては、栓体3の横孔33がゴムパッキン2の貫通孔2 2を介して流出口13に連通するよう、栓体3が開位置に位置せしめられている 。このとき、操作部材7は、その係合部78が栓体3の係合凹部32aに係合せ しめられるとともに、図12(A)に示すように、第1ばね8により窓孔72の 下辺72aが筒体4の突起46に当接するまで上方へ移動せしめられ、さらに、 図13(A)に示すように、第2ばね9によって開方向(図13の矢印方向)へ 付勢され、係合部78の脚部78aが弁体6の係合突起67に当接せしめられて いる。しかも、この状態においては、操作部材7の上壁部75の部分75aが係 合突起67に係合することにより、弁体6が操作部材7とともに上方へ移動せし められており、弁体6の弁部61が筒体4から上方へ離間し、筒体4の上端開口 部を開放している。
【0032】 上記の開状態においては、流入口12から流入したガスが、筒体4の内部を通 り抜け、操作部材7の窓孔72および副窓孔74を通って栓体3の縦孔32に流 入し、そこから横孔33および貫通孔22を通って流出口13へ至る。このとき 、ガスの流量が過流量状態になると、球弁5がガスによって支持ピン102から 浮上せしめられ、弁座44に着座する。したがって、過流量状態が瞬時に解消さ れる。
【0033】 上記開状態から栓体3を閉方向(図12および図13において矢印と逆方向) へ若干回動させると、つまり係合突起67と部分65aとの周方向における係合 長さの分だけ栓体3を閉方向へ回動させると、係合部78と係合凹部32aとの 係合により操作部材7が栓体3と同方向へ同一量だけ回動せしめられる。すると 、図13(B)に示すように、係合突起67と部分65aとの係合が解除される 。係合突起67と部分65aとの係合が解除すると、弁体6が第2ばね9によっ て下方へ移動せしめられ、図2に示すように、その弁部61が筒体4の上端面に 当接して筒体4の上端開口部を遮蔽する。よって、栓体3が半開位置に位置して いるにも拘わらず、流入口12から流出口13へのガスの流通が阻止される。
【0034】 また、弁体6が筒体4に当接した状態においては、仮に球弁5が弁座44に着 座しているものとすると、突き部64の下端が球弁5に上方から突き当たり、球 弁5を突き落とす。これによって、球弁5のリセットが行われる。
【0035】 栓体3を閉方向へさらに回動させると、図12(C)に示すように、操作部材 7のカム面72eが突起46に当接する結果、操作部材7が第1ばね8の付勢力 に抗して下方へ移動せしめられる。操作部材7が下方へ移動せしめられる結果、 係合部78と係合凹部32aとの係合深さが浅くなるとともに、弁体6の突起6 7が切欠き77を通って相対的に上方へ移動する。
【0036】 そして、栓体3を閉位置までほぼ90°回動させると、操作部材7がさらに下 方へ移動する結果、弁体6の係合突起67が切欠き77を通り抜け、上壁部75 より若干上側に位置するまで相対的に上動する。しかもこのとき、係合部78が 係合凹部32aから脱出し、両者の係合が解除される。すると、第2ばね9の付 勢力により、係合部78の脚部78aが弁体6の係合突起67に突き当たるまで 操作部材7が開方向へ回動せしめられる。この結果、図13(D)に示すように 、係合部78と係合凹部32aとの位相が90°ずれる。
【0037】 このとき、係合部78の上面が第2ばね9の付勢力によって縦孔32の底面に 当接せしめられているので、回動前後において操作部材7の上下方向における位 置は一定である。したがって、操作部材7の回動後においては、上壁部75の部 分75aが弁体6の係合突起67の下方に位置して対向することになる。この場 合、部分75aと係合突起67とが上下方向に離間しているので、弁体6は操作 部材7の回動によって何等影響を受けることがなく、筒体4の上端開口部を遮蔽 した状態を維持し続ける。 なお、栓体3を閉位置に回動させた場合、図3に示すように、流入口12と流 出口13とが栓体3によって遮断されるのは勿論である。
【0038】 次に、閉状態にあるガスコックを開状態にするには、栓体3を閉位置から開位 置まで回動させる。このとき、係合部78が係合凹部32aから脱出しているの で、栓体3の回動に伴って操作部材7が回動することはない。したがって、栓体 3を閉位置から開位置までほぼ90°回動させると、係合凹部32aの位相が係 合部78の位相と合致する。よって、係合部78が係合凹部32a内に嵌入可能 になり、操作部材7は第1ばね8および第2ばね9の付勢力により、上方へ移動 せしめられる。操作部材7が上方へ若干移動すると、上壁部75の部分75aが 弁体6の係合突起67に当接し、両者は第2ばね9によって一体化される。した がって、その後は弁体6および操作部材7が第1ばね8の付勢力によって一体に 移動せしめられる。そして、窓孔72の下辺72aが突起46に突き当たること によって両者が停止する。停止状態においては、係合部78が係合凹部32aに 嵌まり込むとともに、弁体6が筒体4から上方へ離間してその上端開口部を開放 している。勿論、栓体3の横孔33がゴムパッキン2の貫通孔22を介して流出 孔13と連通している。つまり、図1に示す開状態に復帰する。
【0039】 ここで、上記のガスコックにおいては、係合凹部32aが栓体3の縦孔32の 底面に形成されているから、栓体3の本体部31の肉厚を厚くする必要がない。 したがって、栓体3が大径化するのを防止することができ、これによってガスコ ック全体が大型化するのを防止することができる。勿論、従来のガスコックにお ける係止リングが必要ではないので、部品点数が増えることもない。
【0040】 また、この実施例においては、係合凹部32aを形成したことに伴って栓体3 の長さが長くなるのを最小限に抑えることができる。すなわち、ガス漏れ防止弁 を有する通常のガスコック(例えば、上記公報に記載のガスコック)においては 、縦孔の底面と操作部材の上端面との間に隙間を形成しているが、この実施例の ガスコックにおいては係合部の上端面を縦孔32aの底面に突き当てるようにし ているので、その分だけ栓体3の長さを短くすることができる。そして、これに より、ガスコック全体をより一層小型化することができる。
【0041】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案のガスコックによれば、操作部材を栓体ととも に回動させるための係合凹部を栓体の縦孔の底面に形成しているので、部品点数 が増えることなく、栓体の大径化およびこれに基づく全体の大型化を防止するこ とができるという効果が得られる。 また、操作部材の係合部の先端面を縦孔の底面に突き当てるようにした場合に は、栓体の長さを必要最小限に抑えることができ、これによってガスコック全体 をより一層小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の開時における要部の縦断
面図である。
【図2】同実施例の半開時における要部の縦断面図であ
る。
【図3】同実施例の閉時における要部の縦断面図であ
る。
【図4】同実施例の全体を示す側面図である。
【図5】同実施例のコック本体を示すもので、図5
(A)はその縦断面図、図5(B)は図5(A)のB矢
視拡大図である。
【図6】同実施例のゴムパッキンを示すもので、図6
(A)はその正面図、図6(B)は図6(A)のB−B
断面図、図6(C)は図6(A)の矢視図である。
【図7】同実施例の栓体を示すもので、図7(A)はそ
の正面図、図7(B),(C)はそれぞれ図7(A)の
B矢視、C矢視図、図7(D),(E)はそれぞれ図7
(B)のD−D、E−E断面図である。
【図8】同実施例の筒体を示すもので、図8(A)はそ
の正面図、図8(B)は図8(A)のB矢視図、図8
(C),(D)はそれぞれ図8(B)のC−C、D−D
断面図、図8(E)は図8(B)のE矢視拡大図、図8
(F)は図8(E)の側面図である。
【図9】同実施例の弁体を示すもので、図9(A)はそ
の正面図、図9(B)はその側面図、図9(C),
(D)はそれぞれ図9(A)のC矢視、D矢視図、図9
(E)は図9(A)のE−E断面図である。
【図10】同実施例の操作部材を示すもので、図10
(A)はその正面図、図10(B)はその側面図、図1
0(C)は図10(B)のC−C断面図、図10
(D),(E)はそれぞれ図10(A)のD矢視、E矢
視図である。
【図11】同実施例のガス漏れ防止弁を示す分解斜視図
である。
【図12】同実施例の窓孔と突起との関係を示す図であ
って、図12(A)は開時における関係を示し、図12
(B)は栓体を開位置から閉位置側へ若干回動させた状
態における関係を示し、図12(C)は閉直前の状態に
おける関係を示し、図12(D)は閉時における関係を
示している。
【図13】同実施例の弁体の係合突起と操作部材の上壁
部および切欠きとの関係を示すもので、図13(A)は
開時における関係を示し、図13(B)は栓体を開位置
から閉位置側へ若干回動させた状態における関係を示
し、図13(C)は閉直前の状態における関係を示し、
図13(D)は閉時における関係を示している。
【符号の説明】
1 コック本体、 3 栓体 4 筒体 6 弁体 7 操作部材 8 第1ばね(弾性部材) 10 ガス漏れ防止弁 11 栓挿入孔 12 流入口 13 流出口 32 縦孔 32a 係合凹部 33 横孔 46 突起 72 窓孔 72e カム面 78 係合部品

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流入口と流出口とを有するコック本体
    と、一端面から軸線に沿って延びる縦孔およびこの縦孔
    から外周面まで延びる横孔を有し、上記コック本体の内
    部に開位置と閉位置との間を回動可能に設けられた栓体
    と、上記コック本体の内部に先端部が上記縦孔内に挿入
    された状態で固定され、内部を通して上記流入口と上記
    縦孔とを連通させる筒体、上記縦孔内にその軸線方向へ
    移動可能に設けられ、上記筒体の先端面に突き当たるこ
    とにより筒体の先端開口部を遮蔽する弁体、および上記
    栓体の縦孔の内部に回動可能にかつ栓体の軸線方向へ移
    動可能に設けられ、上記栓体がほぼ開位置に位置してい
    るときのみ上記弁体を上記筒体の先端面から離す操作部
    材を有するガス漏れ防止弁とを備え、上記栓体と上記操
    作部材との間には、操作部材を栓体の回動に伴って回動
    させる係合機構が係脱可能に設けられ、上記操作部材と
    上記筒体との間には、上記栓体をほぼ閉位置まで回動さ
    せたときに上記係合機構の係合が解除するように上記操
    作部材を栓体の一端面側へ向かって移動させるカム機構
    が設けられたガスコックにおいて、上記係合機構を、上
    記筒体の縦孔の底面に形成された係合凹部と、上記操作
    部材の上端部に形成され、上記係合凹部に回動不能にか
    つ挿脱可能に係合する係合部とから構成したことを特徴
    とするガスコック。
  2. 【請求項2】 上記操作部材が弾性部材によって縦孔の
    底部側に付勢されており、上記係合部が上記係合凹部か
    ら脱出した際には係合部が上記縦孔の底面に突き当たる
    ように構成されていることを特徴とする請求項1に記載
    のガスコック。
JP1994009231U 1994-07-06 1994-07-06 ガスコック Expired - Lifetime JP2560352Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994009231U JP2560352Y2 (ja) 1994-07-06 1994-07-06 ガスコック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994009231U JP2560352Y2 (ja) 1994-07-06 1994-07-06 ガスコック

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0719670U true JPH0719670U (ja) 1995-04-07
JP2560352Y2 JP2560352Y2 (ja) 1998-01-21

Family

ID=18528988

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1994009231U Expired - Lifetime JP2560352Y2 (ja) 1994-07-06 1994-07-06 ガスコック

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2560352Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5341742B2 (ja) * 1974-12-05 1978-11-06
JPS6318683B2 (ja) * 1980-08-29 1988-04-19 Sumitomo Metal Ind

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5341742B2 (ja) * 1974-12-05 1978-11-06
JPS6318683B2 (ja) * 1980-08-29 1988-04-19 Sumitomo Metal Ind

Also Published As

Publication number Publication date
JP2560352Y2 (ja) 1998-01-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6978801B2 (en) Backflow prevention valve
US4846221A (en) Ball valve with built-in check valve
TWI675979B (zh) 具鎖定機構的閥與集成閥
US4250921A (en) Reserve metering valve
JPH0719670U (ja) ガスコック
JP2807855B2 (ja) ガスコック
JP4768765B2 (ja) ガス栓用過流出防止弁装置
JP2531627Y2 (ja) ガスコック
JPH0719671U (ja) ガスコック
JP2024091675A (ja) バルブ
CA2449372C (en) Cylindrical plug valve
JP2560833Y2 (ja) 過流出防止弁付ガスコック用キャップ
JP3031826B2 (ja) ガス栓
JPS634861Y2 (ja)
JPH0443650Y2 (ja)
JP3010970U (ja) ガスコック
JPS628703Y2 (ja)
JPH056463Y2 (ja)
JP3047218B2 (ja) ガスコック
JP3472392B2 (ja) ガス栓の操作ハンドル
JPH0849778A (ja) 逆止弁
JPS6215572Y2 (ja)
JPH0744561U (ja) ガスコック
JP2501114Y2 (ja) ガス用安全弁
JPH0535255Y2 (ja)