JPH07198130A - 能力切り換え式燃焼装置 - Google Patents
能力切り換え式燃焼装置Info
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- JPH07198130A JPH07198130A JP5353575A JP35357593A JPH07198130A JP H07198130 A JPH07198130 A JP H07198130A JP 5353575 A JP5353575 A JP 5353575A JP 35357593 A JP35357593 A JP 35357593A JP H07198130 A JPH07198130 A JP H07198130A
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Abstract
L1 と能力ラインL2 間にオーバーラップ代がなくなっ
た場合においても、能力ラインL1 とL2 の切り換えを
円滑に行う。 【構成】 能力ラインL1 がABの直線で与えられ、能
力ラインL2 がCDの直線で与えられていたとき、ガス
供給圧力が予測範囲を外れて低い場合には、給湯器の燃
焼運転中に、燃焼能力ラインの更新が行われて能力ライ
ンL1 はAQ1 の線に、能力ラインL2 はCQ2 の線に
更新されると、能力ラインL1 とL1 にオーバーラップ
代がない空欠部が生じる。能力ラインL1 からL2 への
切り換え時には、能力ラインL1 のQ1 点から能力ライ
ンL2 のC点に飛び移らせ、また、能力ラインL2 で使
用しているときに、C点よりも低い燃焼能力が要求され
たときにはC点から能力ラインL1 のQ1 点に移動して
能力ライン間の切り換えを行う。
Description
え式の燃焼装置に関するものである。
して一般的な給湯器のシステム構成が示されている。同
図において、熱交換器2の入口側には被加熱流体である
水の給水管3が接続されており、この給水管3には入水
温を検出する入温度検出手段としての入水サーミスタ10
と、入水量を検出する流量検出手段の流量センサ9とが
設けられている。熱交換器2の出口側には給湯管4が接
続され、この給湯管4の出口側には給湯栓1が設けられ
ている。さらに、給湯管4にはギヤモータによって開弁
量が制御される流量制御手段としての水量制御弁16と、
出湯温を検出する出温度検出手段としての出湯サーミス
タ11とが設けられている。
の能力切り換え式のバーナ7、バーナ7の点火を行うイ
グナイタ電極18、着火を検知するフレームロッド電極1
9、および給排気を行う空気供給手段としての燃焼ファ
ン5が配設されており、バーナ7のガス導入口にはガス
ノズル6が対向配置され、このガスノズル6に通じるガ
ス管8にはガス供給量を開弁量によって制御する燃料供
給制御手段としてのガス比例弁13と、管路の開閉を行う
ガス電磁弁12とが介設されている。前記ガスノズル6の
ガス室は区画壁46によって二分割されており、能力切り
換え電磁弁45を閉めることにより、バーナ7は小能力の
一面燃焼状態となり、能力切り換え電磁弁45を開けるこ
とにより、大能力の二面燃焼状態となり、電磁弁45を開
閉することにより、燃焼能力の切り換えが可能となって
いる。
ており、この制御装置14にはリモコン15が接続され、こ
のリモコン15には給湯温度を設定するボタン等の温度設
定部や給湯設定温度の表示部が設けられている。制御装
置14は給湯器の給湯動作を制御しており、給湯栓1が開
けられると流量センサ9が入水量を検出して、その入水
量がある一定以上(最低作動流量以上)になったときに
流量センサ9からの信号を受けて、制御装置14は燃焼フ
ァン5を回転させる。そして、燃焼ファン5の回転が所
定の回転領域に入ったときにガス電磁弁12およびガス比
例弁13を開けてバーナ7へガスの供給を行い、イグナイ
タ電極18による点火動作を行う。フレームロッド電極19
がガスの着火を検出すると、制御装置14は出湯温度を設
定温度にするようフィードフォワード制御を行い、ガス
比例弁13の開弁量を可変し、熱交換器2から出る湯温を
設定温度になるように制御を行い、湯温の安定後は、フ
ィードフォワード制御とフィードバック制御の併用制御
により燃焼制御が行われる。
が与えられており、給湯器はこの燃焼能力の範囲内で出
湯温度を設定温度にすべく燃焼制御を行う。給湯器に与
えられる燃焼能力は、号数によって与えられており、1
号とは、1分間に1リットルの水を25℃上昇させるのに
必要な燃焼能力を意味する。
{出湯温度(℃)−入水温度(℃)}÷25の式で表され
る。なお、出湯温度は設定温度に等しくなるので、出湯
温度に代えて設定温度を用いて号数を計算する場合もあ
る。例えば、入水量が24リットル/分、出湯温度が40
℃、入水温度が15℃のときには、給湯器の燃焼能力は前
記式により、24号として与えられる。このように、燃焼
能力の号数が与えられると、その号数に適する適性流量
は次の式で与えられる。適性流量(リットル/分)=号
数×25/(設定温度(℃)−入水温度(℃))。給湯器
の燃焼運転では与えられた最大燃焼能力でもって適性流
量を通水して設定温度の湯を出湯するように燃焼制御が
行われる。なお、適性流量を求める場合も、設定温度の
代わりに出湯温度を用いることもある。
と、制御装置14には図5に示すような、燃焼能力特性デ
ータと、燃焼風量特性データとが設定される。燃焼能力
特性データは、同図の(a)に示すように、横軸を燃料
供給の操作量とし、縦軸を燃焼能力としたグラフ上に小
能力用の燃焼能力特性ラインL1 と、大能力用の燃焼能
力特性ラインL2 とを描いたもので、各能力ライン
L1 ,L2 共に操作量0%から100 %の範囲内で可変す
ることにより、ガス供給量を自在に可変制御するリニア
な特性データとして機能する。
タを示すもので、横軸に燃焼供給の操作量、縦軸に風量
(ファン回転数)を取ったグラフ上に能力ラインL1 に
対応する風量特性ラインM1 と、能力ラインL2 に対応
する風量特性ラインM2 とを描いたものであり、操作量
0%から100 %の範囲内で可変することにより、燃焼量
にマッチングした風量がバーナ7に供給される。
量特性データには、点火動作点E1,E2 がそれぞれ与
えられる。この点火動作点E1 ,E2 は、バーナ7の点
火時に最適なガス供給量と、風量とを与える点火の動作
点である。
例弁13の開弁量に対応しており、能力切り換え電磁弁45
を閉じた小燃焼能力の動作状態においては、操作量100
%の位置でB点の燃焼能力に対応するガス供給量がバー
ナ7に供給されるようにガス比例弁13の開弁駆動電流が
設定され、操作量0%の位置で、燃焼能力A点の燃焼能
力に対応するガス供給量がバーナ7に供給されるように
ガス比例弁13の開弁駆動電流が設定される。
能力の燃焼運転時には、操作量100%で能力ラインL2
のD点の燃焼能力に対応するガス供給量が、操作量0%
でC点の燃焼能力に対応するガス供給量がそれぞれバー
ナ7に供給されるように操作量100 %の位置と操作量0
%の位置における開弁駆動電流がそれぞれ設定される。
なお、ガス比例弁13の開弁量は開弁駆動電流の大きさに
比例し、操作量の大きさに応じて開弁駆動電流の大きさ
が変化し、操作量に応じたガス量がバーナ7に供給され
る。同様に、操作量の大きさによって燃焼ファン5の回
転数が制御され、操作量によって、燃焼量に適した風量
が供給されるようになっている。
力ラインL1 に沿ってB点で燃焼運転を行っていたと
き、このB点の燃焼能力よりも大きな燃焼能力が要求さ
れたときには、能力ラインL2 のSa 点に飛び、能力ラ
インL2 に従って燃焼運転が行われる。その逆に、能力
ラインL2 のC点で燃焼運転を行っていたときに、より
小さな燃焼能力が要求されたときには、能力ラインL1
のSb 点に飛び、能力ラインL1 に従って燃焼運転が行
われる。
ンL2 のSa 点に飛ぶ部分と、能力ラインL2 のC点か
ら能力ラインL1 のSb 点に飛ぶ部分には、オーバーラ
ップ代X1 ,X2 が与えられており、能力ラインL1 ,
L2 間の飛び移りが円滑に行われるようになっている。
このオーバーラップ代X1 ,X2 を設けないと、例え
ば、能力ラインL1 から能力ラインL2 に飛び越したと
きに、水圧変動等により、燃焼能力が微妙に変動して低
下すると、直ちに能力ラインL2 からL1 に飛び移り、
流量がふらつくごとに能力ラインL1 ,L2 間を頻繁に
往復するという、いわゆる、ハンチング現象が生じると
いう問題があるが、図5に示すように、ラインL1 ,L
2 間に飛び移りのオーバーラップ代X1 ,X2 を設ける
ことにより、能力ラインL1 ,L2 の円滑な切り換えが
可能となる。
を仕向先に設置施工して燃焼運転を行おうとしたとき、
その地域のガス供給圧力(一次圧)が、予測した範囲よ
りも低下していた場合には、前もって設定した前記図5
に示す燃焼能力特性データが実状に合わず、図3に示す
ように、本来ABとCDのライン特性であるべきとこ
ろ、実際には、AQ1 B′とCQ2 D′のラインで示す
ように操作量が大きくなる側で特性ラインが寝てしまう
という問題が生じる。
している。この図の横軸は給湯器が設置される地域のガ
ス供給圧力(一次圧)、つまり、ガス比例弁13の入力側
のガス圧P1 を示しており、縦軸は、ガス比例弁13の出
力側の圧力、つまり、バーナ7に供給される圧力(二次
圧)P2 を示している。ガス比例弁13の仕様として、一
次圧P1 が標準一次圧を基準として、その両側に最小一
次圧と最大一次圧とが与えられ、操作量を最小操作量の
0%から最大操作量の100 %の範囲内で操作量を可変さ
せたとき、最小一次圧と最大一次圧との区間において
は、各操作量における二次圧P2 はフラットとなるよう
に設定され、一次圧P1 が最小一次圧と最大一次圧間で
ばらついても、二次圧P2 は各操作量に対応する一定の
圧力が得られるように設計され、これにより、前記図5
の(a)に示すように、一次圧が最小一次圧と最大一次
圧の範囲内に収まる限り、操作量0%から100 %の範囲
内で、燃焼能力特性のラインL1 ,L2 は正常な傾きを
もったリニアな特性となり、好適な燃焼運転が確保され
る。
がガバリング特性の最小一次圧よりも低い圧力であった
場合には、例えば、図8に示すように、操作量100 %で
ガス比例弁13を駆動すると、本来出力されるべきの最大
燃焼能力に対応する最大二次圧力が得られず、ΔPだけ
低い二次圧となってしまい、本来の操作量80%程度の二
次圧力P2 しか得られなくなり、この図の例では、本来
の操作量80%以上の二次圧力が出せなくなる。このよう
に、実際の一次圧がガバリング特性で与えられた最小一
次圧よりも低下すると、実際の一次圧では、各操作量に
おけるガバリング特性線のフラット領域から外れるため
に、実際に給湯器を運転すると、燃焼能力特性は前記の
如く、図3に示すように、操作量が大きくなる領域で、
特性ラインが寝た状になり、その寝た状態の所では操作
量を増加しても、燃焼能力は増加できない状態となる。
転を行っても、本来の操作量80%程度の燃焼能力しか得
られないこととなるが、燃焼ファン5側では、ガス比例
弁13の操作量に合わせて100 %の操作量でファン回転を
行うため、実際には操作量80%の燃料しか供給されてい
ないにも拘わらず、本来の操作量100 %のガス供給量に
見合う風量が供給される結果、空気過剰となり、燃焼性
能が悪化してしまうという問題が生じる。
めに、図3に示すように、燃焼能力特性ラインL1 ,L
2 を更新する方法を提案している。この提案方法によれ
ば、燃焼運転によって、燃焼能力の更新動作を行い、給
湯器の設置地域のガス供給圧力が予測範囲を越えて低下
しているときに、能力ラインABをAQ1 B′のライン
として検出し、また、CDの能力ラインL2 をCQ
2 D′のラインとして検出し、これら能力ラインL1 ,
L2 の傾きが寝る点を飽和点Q1 ,Q2 として検出し、
能力ラインL1 をAQ1 の範囲で、つまり、操作量を0
%からLV1 の範囲で使うように更新設定し、また、能
力ラインL2 をCQ2 の範囲で、つまり、操作量0%か
らLV2 の範囲に限定したラインとして更新設定するも
のである。このようにすることにより、能力ライン
L1 ,L2 は共にリニア性が確保され、この更新設定し
た能力ラインL1 ,L2 を用いることにより、空気過剰
となることなく、燃焼量にマッチングした風量がバーナ
7に供給され、良好な燃焼運転を確保するができるので
ある。
1 ,L2 を更新設定した場合、能力ラインL1 のQ1 点
の燃焼能力が能力ラインL2 のC点の燃焼能力よりも小
さくなって、Q1 とCとの間にオーバーラップ領域がな
くなってしまい、能力ラインL1 のQ1 点で燃焼してい
たときに、それよりも大きな燃焼能力が要求されたとき
に、Q1 から能力ラインL2 に飛ぶ点がなくなってしま
い、同様に、能力ラインL2 のC点から能力ラインL1
側に飛ぶ点がなくなってしまい、能力ラインL1 と能力
ラインL2 との能力切り換えができなくなるという新た
な問題が生じることに直面した。
たものであり、その目的は、燃焼能力ラインの更新設定
等を行うことにより、能力ラインL1 とL2 との間に飛
び移りのオーバーラップの領域がなくなってしまった場
合も、能力ラインL1 とL2間の飛び移り切り換えを円
滑に行うことができる能力切り換え式燃焼装置を提供す
ることにある。
するために、次のように構成されている。すなわち、本
発明は、熱交換器を通る被加熱流体の燃焼加熱手段と、
被加熱流体の流量を制御する流量制御手段と、燃焼加熱
手段に供給する燃料の量を制御する燃料供給制御手段と
を備え、燃焼能力範囲によって複数の燃焼能力特性ライ
ンが設けられ、隣接する能力が小さい側の燃焼能力特性
ラインの上部側と能力が大きい側の燃焼能力特性ライン
の下部側でライン間の飛び移りを行い、要求される燃焼
能力に応じた燃焼能力特性ラインを飛び移りにより選択
し、選択した燃焼能力特性ラインに従って燃焼加熱手段
を燃焼駆動し、被加熱流体の温度を設定温度に高める能
力切り換え式燃焼装置において、燃焼運転中に燃焼能力
の特性ラインの切り換えを判断し要求燃焼能力に応じて
切り換え先の燃焼能力特性ラインを指定する能力ライン
決定部と、現在隣接する一方側の燃焼能力特性ラインの
飛び立ち部分と他方側の燃焼能力特性ラインの飛び移り
到達部との間に燃焼能力のオーバーラップ代があるか否
かを判断する能力ラインラップ判定部と、この能力ライ
ンラップ判定部によりオーバーラップ代がないと判断さ
れた場合に、そのオーバーラップ代がない空欠部の燃焼
能力が要求されたときは、被加熱流体の流量を絞って燃
焼能力を下げ燃焼能力特性ラインの飛び移りを制止した
状態にして被加熱流体を設定温度に加熱して燃焼制御を
行わせ、この燃焼状態で被加熱流体の流量増加要求が検
出されときに使用中の燃焼能力特性ラインから燃焼能力
のより大きい燃焼能力特性ラインに飛び移らせ、燃焼能
力特性ラインの下側の飛び立ち部分よりも小さい燃焼能
力特性が要求されたときには、被加熱流体の流量を絞っ
て燃焼能力を下げてからオーバーラップ代のない空欠部
を飛び越えてより能力の小さい燃焼能力特性ラインへ切
り換える能力ライン切り換え緩衝動作部とを有すること
を特徴として構成されている。
の燃焼能力特性ラインに従って燃焼運転を行っていたと
き、その燃焼能力特性ラインの上部側の燃焼能力よりも
大きな燃焼能力が要求された場合には、飛び越し先の燃
焼能力ラインとの間にオーバーラップ代があるか否かが
能力ラインラップ判定部により判断され、オーバーラッ
プ代があると判断されたときには通常通り能力の大きい
方のラインに飛び移る。オーバーラップ代がないと判断
された場合には、被加熱流体の流量を絞り、燃焼能力を
下げた状態で、被加熱流体を設定温度に加熱燃焼するよ
うにし、能力ラインの飛び移り切り換えを制止した状態
で燃焼運転を行う。
加要求が検出されたときには、オーバーラップ代のない
空欠部を越えた燃焼能力が要求されているものと判断
し、燃焼能力の一段ランクが上の燃焼能力特性ラインの
下部側に飛び越して、この飛び越し先の燃焼能力特性ラ
インに従って燃焼運転を行う。
ているときに、その能力ラインの下端側よりも小さな燃
焼能力が要求されたときには、流量を絞り、前記空欠部
を下側に越えた小燃焼能力状態にしてから一段ランク下
の燃焼能力特性ラインの上端側に飛び越して燃焼能力特
性ラインの切り換えを行う。
する。本実施例の燃焼装置は前記図6に示したシステム
構成を持つ給湯器を対象にしており、図6に示したもの
と同一の名称部分には同一符号を付し、その重複説明は
省略する。図1には本発明の燃焼装置に係る制御回路の
ブロック構成図が示されている。この実施例の制御回路
は、燃焼能力算定部20と、比例弁操作量演算部21と、比
例弁駆動部22と、温度偏差検出部23と、設定流量算定部
24と、流量偏差検出部25と、能力更新判定指令部として
機能する能力更新条件監視部26と、タイマ27,39と、補
正流量積算部28と、補正流量格納部29と、能力更新演算
部30と、水量制御弁操作量演算部31と、水量制御弁駆動
方向判定部32と、水量制御弁駆動部33と、水量制御弁全
開・全閉検出部34と、初期データ格納部35と、更新デー
タ格納部36と、ファン操作量演算部37と、ファン駆動部
38と、能力ライン決定部40と、能力ラインラップ判定部
41と、能力ライン切り換え緩衝動作部42とを有して構成
されている。
って設計段階で定まる給湯燃焼能力の値が例えば24号と
して格納され、さらに、この燃焼能力によって定まる前
記図5に示すような燃焼能力特性データおよび燃焼風量
特性データが記憶されている。
21と、比例弁駆動部22と、温度偏差検出部23と、ファン
操作量演算部37と、ファン駆動部38は、通常の燃焼制御
を行う部分の回路で、これを簡単に説明すると、まず、
燃焼能力算定部20はリモコン15等の温度設定部で設定さ
れた温度情報と、入水サーミスタ10により検出される入
水温度の情報と、流量センサ(フローセンサ)9で検出
される流量検出値との情報を受け、さらに、温度偏差検
出部23で検出される出湯温度と設定温度との偏差の検出
情報を受けて、入水温度を設定温度に高めるのに要する
燃焼熱量(燃焼能力)を演算により求め、その演算結果
を比例弁操作量演算部21に加える。
20で演算された燃焼能力を得るための操作量を演算によ
り求め、この値を比例弁駆動部22へ加える。比例弁駆動
部22は比例弁操作量演算部21で算出された操作量に対応
する開弁駆動電流をガス比例弁13に加え、ガス比例弁13
の開弁量、つまり、ガス供給量を制御する。その一方、
ファン操作量演算部37は、前記燃焼能力算定部20により
算出された燃焼熱量の大きさに対応する燃焼ファン5の
ファン回転の操作量を演算により求め、その求めたファ
ン操作量をファン駆動部38に加える。ファン駆動部38は
ファン操作量演算部37から加えられた操作量によって燃
焼ファン5を回転駆動する。これにより、バーナ7に供
給されるガス量に合った風量が供給され、良好なバーナ
燃焼が行われる。
対応する適性流量を算出する。この適性流量は前述した
ように次の式により求められる。
(設定温度(℃)−入水温度(℃))
℃、燃焼能力が24号のときの適性流量を求めると、約17
リットル/分として求められる。
られる検出流量と、前記設定流量算定部24で求められる
適性流量とを比較し、その流量偏差を検出し、その検出
結果を能力更新条件監視部26と水量制御弁操作量演算部
31へ加える。
を行うか否かを判断する条件が予め設定され、その条件
を満たしたときに能力更新の演算を指令するもので、こ
の能力更新演算の可否の判断材料として、設定温度と出
湯温度の温度偏差範囲、検出流量と適性流量との流量偏
差範囲等が予め与えられている。例えば、偏差温度範囲
として、設定温度に対し、±0.5 ℃の値が、流量偏差範
囲として、適性流量に対し±0.1 リットルの値が与えら
れる。
偏差範囲に入り(さらに必要があれば検出流量が流量偏
差範囲に入り)、その状態が、予め与えられた所定の時
間持続されていることを確認したときに、能力更新演算
の指令を能力更新演算部30に加える。また、流量が流量
偏差範囲に入っていないときには、その旨の情報を補正
流量積算部28に加える。
弁16が全開状態であるときと、全閉状態であるときを検
出し、その検出結果を能力更新条件監視部26と水量制御
弁操作量演算部31へ加える。
部25からの検出結果を受け、検出流量が流量偏差から外
れているときは、検出流量が適性流量に近づく方向に操
作量を演算し、その演算結果を水量制御弁駆動方向判定
部32に加える。
弁操作量演算部31からの情報を受け水量制御弁の開閉の
駆動方向と、前記水量制御弁操作量演算部31で演算され
た操作量の値を水量制御弁駆動部33へ加える。水量制御
弁駆動部33は、水量制御弁駆動方向判定部32から加えら
れる情報に基づき、水量制御弁16の開弁量を開閉制御す
る。補正流量積算部28は、給湯器の燃焼運転中に、時々
刻々推量制御される推量の補正分を積算し、その積算結
果を補正流量格納部29に格納する。
26から能力更新指令を受けたときに、入水温と、出湯温
と、流量(設定流量算定部24で求められる流量を補正流
量で補正した流量)との値を用いて、前述した号数を求
める式を用いて燃焼能力を求め、燃焼能力特性データを
更新し、その更新データを更新データ格納部36へ格納す
る。この更新データが格納されると、次の燃焼運転は更
新データに従って行われる。
で算出される要求燃焼能力の大きさに応じ、燃焼能力特
性データの能力ラインL1 とL2 のいずれを使用するか
を決定し、例えば、能力ラインL1 を使用して燃焼して
いるときに能力ラインL1 を越える能力が要求されたと
きには能力ラインL2 に飛び越しを指令し、能力ライン
L2 を使用して燃焼していたとき、能力ラインL2 より
も小さい能力が要求されたときには、L2 からL1 への
飛び越しを指令する。
算部30の能力更新により、更新された燃焼能力特性デー
タの能力ラインL1 とL2 との間にオーバーラップ代が
あるか否かを判定し、その結果を能力ライン切り換え緩
衝動作部42に加える。
ラインL1 から能力ラインL2 への飛び越し指令を受け
たとき、能力ラインラップ判定部41の判定結果により、
能力ラインL1 とL2 間にオーバーラップ代のない空欠
部が生じていることが判明したときには、能力ラインL
1 からL2 に直ちに飛び移りを行わせることなく、一旦
水量制御弁16を所定量絞って燃焼能力を僅かに落として
能力ラインL1 からL2 への飛び越しを一時的に制止す
る。そして、水量制御弁16の水量制御を停止状態にし
て、水量の増加があるか否かを検出する。この水量増加
の検出は、水量制御弁16が水量制御を停止していても、
給湯栓1がさらに開かれた場合(この場合は負荷抵抗が
小さくなる)や、水圧が上昇した場合には、水量増加が
行われることとなり、これを流量センサ9等により検出
して流量増加要求を検出する。
水量増加要求が認められたときには、燃焼能力のアップ
が確実に要求されているものと判断し、図3に示す能力
ラインL1 のQ1 点から能力ラインL2 のC点に飛び移
って能力ラインL1 をL2 に切り換える。そして、その
切り換え後、所定の時間タイマ39を動作して湯温の安定
状態を判断し、湯温低下が見られないときには、能力ラ
インL2 に従い、徐々に水量制御弁16を開いて要求され
る水量を出していく。Q1 点からC点に飛び移った直後
に湯温の低下があったときには、燃焼能力を増加する状
態でないと判断して再びC点からQ1 点に戻し、能力ラ
インL1 に従い燃焼運転を継続させる。また、能力ライ
ンL2 に従って燃焼運転している状態で、C点よりも小
さい燃焼能力が要求されたときには、水量制御弁16を絞
って燃焼能力を落としてからC点からQ1 点に飛び移ら
せ、能力ラインL1 に従い燃焼運転を行わせる。
次に、本実施例の燃焼装置の動作を図2のフローチャー
トに基づき説明する。まず、リモコン15により給湯運転
が指令され、フローセンサ(流量センサ)9からオン信
号が加えられると燃焼を開始し、給湯器を設置施工した
後、最初に運転を行うときには初期データ格納部35のデ
ータチェックを行い、2回目以降の燃焼運転に際しては
更新データ格納部36の格納データをチェックした後、ス
テップ204 で設定温度TSPと、入水温度TMINと、流量
FWの読み込みが行われ、ステップ205 で要求燃焼能力
が計算される。この燃焼能力の計算は、前述した号数を
求める演算式を用いて行われる。
2 間にオーバーラップ代があるか否かが判断される。オ
ーバーラップ代があると判断されたときには、ステップ
222で設定温度と出湯温度を比較し、出湯温度が設定温
度の温度偏差範囲に入っているか否かを判断する。温度
偏差範囲に入っているときにはそのまま燃焼運転を継続
し、出湯温度が温度偏差範囲に入っていないときにはス
テップ223 での燃焼制御とステップ224 での水量制御を
行い、出湯温度を設定温度に等しくして現在使用してい
る能力ラインの更新を行っていく。
とのオーバーラップ代がないと判断され、能力ラインL
1 からL2 への変更指令が出されたときには、能力ライ
ンL1 のQ1 点の燃焼能力の位置で、水量制御弁16によ
り水量を所定量(α)絞って燃焼能力を僅かに落とし、
能力ラインL1 でそのまま燃焼制御を行う。そして、ス
テップ210 で出湯温度が設定温度の温度偏差範囲に入っ
ているか否かを判断し、温度偏差範囲に入っていないと
きにはステップ208 から210 の動作を繰り返し行い、出
湯温度を温度偏差範囲に入るように制御する。出湯温度
が温度偏差範囲に入って出湯温度と設定温度とがほぼ等
しくなったときには、流量の安定状態を確認した後、ス
テップ212 で水量制御弁16の制御を停止する。
さらに開けられたり、水圧上昇が生じた等により水量増
加が要求されたか否かを流量センサの検出信号により判
断し、図4に示すように、水量の増加が認められたとき
には、さらに、タイマ39を用いてその水量増加状態がt
1 秒、安定していること確認して能力ラインL1 のQ1
点から能力ラインL2 のC点に飛び移らせて、能力ライ
ンをL1 からL2 に切り換える。そして、ステップ216
でタイマ39によりt2 秒の経過を待ち、ステップ217 で
出湯温度の低下がないか否かを判断する。
焼能力の増加要求が妥当ではないものと判断してステッ
プ208 で水量を絞って燃焼能力を落とし、能力ラインL
2 からL1 に戻して燃焼運転を行う。ステップ217 で出
湯温度の低下がなく、出湯温度が設定温度の温度偏差範
囲に入っていることが認められたときには、流量の増加
要求に応えるため、水量制御弁16を駆動し、出湯温度が
設定温度の温度偏差範囲に入っている状態を確認しなが
ら、総水量が適性水量FWSPに達するまで増加してい
き、通水量が適性水量に達っしたとき、あるいは、水量
制御弁16が全開になったときに、ステップ222 以降の動
作により燃焼運転を継続する。
とのオーバーラップ代がなくなり、両能力ラインL1 ,
L2 間に空欠部が生じた場合においても、能力ラインラ
ップ判定部41と能力ライン切り換え緩衝動作部42との動
作により、支障なく能力ラインL1 とL2 の切り換えを
行うことができることとなる。
れて低い圧力となった地域で給湯器の使用が行われ、燃
焼能力特性データの更新が行われた結果、能力ラインL
1 とL2 間に空欠部がたとえ生じたとしても、要求熱量
に応じて能力ラインL1 とL2 の切り換えを行うことが
できることとなり、使い勝手のよい給湯器の提供が可能
となる。
とはなく、様々な実施の態を採りうる。例えば、能力切
り換え式のバーナとして2段切り換えの例で説明した
が、本発明は、3段切り換え方式のバーナを用いる場合
にも適用される。3段以上の能力切り換えの場合は、そ
の段数に応じた能力特性ラインが与えられ、各能力特性
ライン間にオーバーラップ代がないときは上記実施例と
同様な動作によって各能力ライン間の切り換えが行われ
ることとなる。
からL2 に切り換えるとき、一旦流量を絞って能力ライ
ンL1 で、流量の増加を検出する場合、流量センサ9の
信号に基づき、流量の増加を検出したが、圧力センサや
出湯サーミスタ11によりこれを検出してもよい。この流
量増加の検出時には、水量制御弁16は水量制御を停止し
た状態にあり、この状態で、給湯栓1がさらに開けられ
ると、負荷水圧が低下することが確認されており、この
水圧変化を検出することにより流量増加を検知すること
ができる。また、図4に示すように、水量増加が行われ
たときには、出湯温度が低下するので、その出湯温度の
低下を検出して流量増加を検知することができる。
て給湯器を対象に説明したが、本発明は、ガスや石油を
燃料として暖房や冷房を行う空調機や、風呂釜等の他の
燃焼装置にも適用されるものである。
ラインの切り換えが指令されたときには、使用している
燃焼能力特性ラインと切り換え先の燃焼能力特性ライン
との間にオーバーラップ代が有るか無いかを判断し、オ
ーバーラップ代のない空欠部が生じていたときには、能
力ライン切り換え緩衝動作部によって円滑に燃焼能力特
性ラインの切り換えを行うように構成したものであるか
ら、例えば、燃料供給圧力が予測範囲を外れて低い圧力
となっていて、実稼動の実情に合うように燃焼能力ライ
ンが更新されて能力ライン間にオーバーラップ代のない
空欠部が生じたとしても、支障なく燃焼能力ラインの切
り換えを行うことが可能となり、好適な燃焼運転を行う
ことができる。
すブロック図である。
の初期データと更新データとを共に示すグラフである。
換え時の設定温度と水量との関係を示すグラフである。
燃焼能力特性ラインの説明図である。
図である。
グ特性図である。
ときの不具合状態の説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 熱交換器を通る被加熱流体の燃焼加熱手
段と、被加熱流体の流量を制御する流量制御手段と、燃
焼加熱手段に供給する燃料の量を制御する燃料供給制御
手段とを備え、燃焼能力範囲によって複数の燃焼能力特
性ラインが設けられ、隣接する能力が小さい側の燃焼能
力特性ラインの上部側と能力が大きい側の燃焼能力特性
ラインの下部側でライン間の飛び移りを行い、要求され
る燃焼能力に応じた燃焼能力特性ラインを飛び移りによ
り選択し、選択した燃焼能力特性ラインに従って燃焼加
熱手段を燃焼駆動し、被加熱流体の温度を設定温度に高
める能力切り換え式燃焼装置において、燃焼運転中に燃
焼能力の特性ラインの切り換えを判断し要求燃焼能力に
応じて切り換え先の燃焼能力特性ラインを指定する能力
ライン決定部と、現在隣接する一方側の燃焼能力特性ラ
インの飛び立ち部分と他方側の燃焼能力特性ラインの飛
び移り到達部との間に燃焼能力のオーバーラップ代があ
るか否かを判断する能力ラインラップ判定部と、この能
力ラインラップ判定部によりオーバーラップ代がないと
判断された場合に、そのオーバーラップ代がない空欠部
の燃焼能力が要求されたときは、被加熱流体の流量を絞
って燃焼能力を下げ燃焼能力特性ラインの飛び移りを制
止した状態にして被加熱流体を設定温度に加熱して燃焼
制御を行わせ、この燃焼状態で被加熱流体の流量増加要
求が検出されときに使用中の燃焼能力特性ラインから燃
焼能力のより大きい燃焼能力特性ラインに飛び移らせ、
燃焼能力特性ラインの下側の飛び立ち部分よりも小さい
燃焼能力特性が要求されたときには、被加熱流体の流量
を絞って燃焼能力を下げてからオーバーラップ代のない
空欠部を飛び越えてより能力の小さい燃焼能力特性ライ
ンへ切り換える能力ライン切り換え緩衝動作部とを有す
る能力切り換え式燃焼装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35357593A JP3322977B2 (ja) | 1993-12-31 | 1993-12-31 | 能力切り換え式燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35357593A JP3322977B2 (ja) | 1993-12-31 | 1993-12-31 | 能力切り換え式燃焼装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07198130A true JPH07198130A (ja) | 1995-08-01 |
| JP3322977B2 JP3322977B2 (ja) | 2002-09-09 |
Family
ID=18431772
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35357593A Expired - Fee Related JP3322977B2 (ja) | 1993-12-31 | 1993-12-31 | 能力切り換え式燃焼装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3322977B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7494337B2 (en) * | 2004-04-22 | 2009-02-24 | Thomas & Betts International, Inc. | Apparatus and method for providing multiple stages of fuel |
| JP2016173212A (ja) * | 2015-03-17 | 2016-09-29 | 株式会社パロマ | 給湯器 |
| CN115371266A (zh) * | 2022-08-25 | 2022-11-22 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种壁挂炉、壁挂炉的控制方法及装置 |
-
1993
- 1993-12-31 JP JP35357593A patent/JP3322977B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7494337B2 (en) * | 2004-04-22 | 2009-02-24 | Thomas & Betts International, Inc. | Apparatus and method for providing multiple stages of fuel |
| JP2016173212A (ja) * | 2015-03-17 | 2016-09-29 | 株式会社パロマ | 給湯器 |
| CN115371266A (zh) * | 2022-08-25 | 2022-11-22 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种壁挂炉、壁挂炉的控制方法及装置 |
| CN115371266B (zh) * | 2022-08-25 | 2024-05-24 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种壁挂炉、壁挂炉的控制方法及装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3322977B2 (ja) | 2002-09-09 |
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