JPH07198894A - 放射性廃液の処理法 - Google Patents
放射性廃液の処理法Info
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- JPH07198894A JPH07198894A JP39094A JP39094A JPH07198894A JP H07198894 A JPH07198894 A JP H07198894A JP 39094 A JP39094 A JP 39094A JP 39094 A JP39094 A JP 39094A JP H07198894 A JPH07198894 A JP H07198894A
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-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21F—PROTECTION AGAINST X-RADIATION, GAMMA RADIATION, CORPUSCULAR RADIATION OR PARTICLE BOMBARDMENT; TREATING RADIOACTIVELY CONTAMINATED MATERIAL; DECONTAMINATION ARRANGEMENTS THEREFOR
- G21F9/00—Treating radioactively contaminated material; Decontamination arrangements therefor
- G21F9/04—Treating liquids
- G21F9/06—Processing
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- High Energy & Nuclear Physics (AREA)
- Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
- Removal Of Specific Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 放射性廃液からウラン、UD、FP、TRU
等のα及び/又はβ崩壊核種、並びにフッ素を除去し
て、廃液中に含有する各元素を排水管理基準値以下の濃
度に低減する。 【構成】 ウラン、UD、FP及びTRU、並びにフッ
素を含有するアルカリ性放射性廃液にカルシウム化合物
及び塩化鉄を添加して撹拌し、撹拌により凝集した沈殿
物をこの撹拌液からろ別することにより除去する。この
ろ液に硝酸を添加してpHを3以下に調整し、pH調整
液にランタノイド化合物、チタン化合物、ジルコニウム
化合物及びハフニウム化合物からなる群より選ばれた1
種又は2種以上の化合物を添加して前記化合物を溶解又
は混合する。この溶液又は混合液にアルカリ溶液を添加
してpHを9以上に調整した後、pH調整により凝集し
た沈殿物をこのpH調整液からろ別することにより除去
する。
等のα及び/又はβ崩壊核種、並びにフッ素を除去し
て、廃液中に含有する各元素を排水管理基準値以下の濃
度に低減する。 【構成】 ウラン、UD、FP及びTRU、並びにフッ
素を含有するアルカリ性放射性廃液にカルシウム化合物
及び塩化鉄を添加して撹拌し、撹拌により凝集した沈殿
物をこの撹拌液からろ別することにより除去する。この
ろ液に硝酸を添加してpHを3以下に調整し、pH調整
液にランタノイド化合物、チタン化合物、ジルコニウム
化合物及びハフニウム化合物からなる群より選ばれた1
種又は2種以上の化合物を添加して前記化合物を溶解又
は混合する。この溶液又は混合液にアルカリ溶液を添加
してpHを9以上に調整した後、pH調整により凝集し
た沈殿物をこのpH調整液からろ別することにより除去
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、それぞれα及び/又は
β崩壊核種であるウラン、ウランの放射性崩壊核種(以
下、UDという)、核分裂生成物(以下、FPという)
及び超ウラン元素(以下、TRUという)とフッ素とを
含有するアルカリ性放射性廃液からウラン、UD、FP
及びTRUとフッ素とを除去して、廃液中のウラン、U
D、FP、TRU及びフッ素の含有量をそれぞれ低減す
る処理法に関するものである。
β崩壊核種であるウラン、ウランの放射性崩壊核種(以
下、UDという)、核分裂生成物(以下、FPという)
及び超ウラン元素(以下、TRUという)とフッ素とを
含有するアルカリ性放射性廃液からウラン、UD、FP
及びTRUとフッ素とを除去して、廃液中のウラン、U
D、FP、TRU及びフッ素の含有量をそれぞれ低減す
る処理法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】UO2ペレットを製造するために用いら
れた六フッ化ウランの入ったシリンダは用済み後、新た
に六フッ化ウランを充填する前に洗浄される。この洗浄
液にはフッ素及びウラン以外に、ウランの娘核種である
トリウムなどのβ崩壊核種を含んでいる。この洗浄液を
プラントから廃液としてそのまま排出することは環境保
全上問題がある。このため含有する元素毎に排水管理基
準を設け、洗浄液である放射性廃液を処理して、各排水
管理基準を下回るようにした上でプラントから排出して
いる。従来、図3に示すように、シリンダ洗浄液である
ウラン含有溶液にはNaOH等のアルカリ性化合物水溶
液が添加されて撹拌され、この撹拌液をろ過して撹拌に
より凝集したウラン沈殿物を除去する処理がなされる。
この撹拌工程1と予備的ろ過工程2により得られた放射
性廃液は次の方法により処理されていた。即ち、この処
理法は、ろ過工程2のろ液である放射性廃液に消石灰及
び塩化鉄を添加して撹拌する工程3と、この撹拌液をろ
過して撹拌により凝集したカルシウムと鉄のフッ化物を
除去するろ過工程4と、このろ液をイオン交換カラムに
通してイオン交換し、残余のウラン及びウランの娘核種
であるトリウムなどのβ崩壊核種を除去するイオン交換
工程5とからなっていた。
れた六フッ化ウランの入ったシリンダは用済み後、新た
に六フッ化ウランを充填する前に洗浄される。この洗浄
液にはフッ素及びウラン以外に、ウランの娘核種である
トリウムなどのβ崩壊核種を含んでいる。この洗浄液を
プラントから廃液としてそのまま排出することは環境保
全上問題がある。このため含有する元素毎に排水管理基
準を設け、洗浄液である放射性廃液を処理して、各排水
管理基準を下回るようにした上でプラントから排出して
いる。従来、図3に示すように、シリンダ洗浄液である
ウラン含有溶液にはNaOH等のアルカリ性化合物水溶
液が添加されて撹拌され、この撹拌液をろ過して撹拌に
より凝集したウラン沈殿物を除去する処理がなされる。
この撹拌工程1と予備的ろ過工程2により得られた放射
性廃液は次の方法により処理されていた。即ち、この処
理法は、ろ過工程2のろ液である放射性廃液に消石灰及
び塩化鉄を添加して撹拌する工程3と、この撹拌液をろ
過して撹拌により凝集したカルシウムと鉄のフッ化物を
除去するろ過工程4と、このろ液をイオン交換カラムに
通してイオン交換し、残余のウラン及びウランの娘核種
であるトリウムなどのβ崩壊核種を除去するイオン交換
工程5とからなっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のこの凝集沈殿処
理法は高価なイオン交換樹脂を必要とするばかりでな
く、処理が容易でない使用済みのイオン交換樹脂を含む
固体廃棄物が新たに発生するなどの問題があった。また
この処理法は天然系濃縮ウランの洗浄液についての廃液
処理法としては有効であったが、微量のFP及びTRU
が混入している回収ウラン系濃縮ウランの場合には適用
できない欠点があった。即ち、フッ素に関してはその排
水管理基準値15ppmより低い濃度に処理できるもの
の、α崩壊核種に関してはα廃液の排水管理基準値:1
×10-2Bq/cm3を、またβ崩壊核種に関してはβ
廃液の排水管理基準値:3×10-1Bq/cm3をとも
に下回る放射能濃度に処理することができない欠点があ
った。
理法は高価なイオン交換樹脂を必要とするばかりでな
く、処理が容易でない使用済みのイオン交換樹脂を含む
固体廃棄物が新たに発生するなどの問題があった。また
この処理法は天然系濃縮ウランの洗浄液についての廃液
処理法としては有効であったが、微量のFP及びTRU
が混入している回収ウラン系濃縮ウランの場合には適用
できない欠点があった。即ち、フッ素に関してはその排
水管理基準値15ppmより低い濃度に処理できるもの
の、α崩壊核種に関してはα廃液の排水管理基準値:1
×10-2Bq/cm3を、またβ崩壊核種に関してはβ
廃液の排水管理基準値:3×10-1Bq/cm3をとも
に下回る放射能濃度に処理することができない欠点があ
った。
【0004】本発明の目的は、ウラン、UD、FP及び
TRU、並びにフッ素を含有する放射性廃液からウラ
ン、UD、FP、TRU及びフッ素を除去して、廃液中
に含有する各元素を排水管理基準値以下の放射能濃度に
それぞれ低減する放射性廃液の処理法を提供することに
ある。
TRU、並びにフッ素を含有する放射性廃液からウラ
ン、UD、FP、TRU及びフッ素を除去して、廃液中
に含有する各元素を排水管理基準値以下の放射能濃度に
それぞれ低減する放射性廃液の処理法を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、図1に示すように本発明の処理法は、それぞれα及
び/又はβ崩壊核種であるウラン、ウランの放射性崩壊
核種、核分裂生成物及び超ウラン元素とフッ素とを含有
するアルカリ性放射性廃液にCa(OH)2,CaO,C
aCO3等のカルシウム化合物及び塩化鉄を添加して撹
拌する工程13と、前記工程13の撹拌により凝集した
沈殿物を前記工程13の撹拌液からろ別することにより
除去する第1ろ過工程14と、前記工程14のろ液に硝
酸又は必要により硝酸と塩化鉄を添加してpHを3以下
に調整する第1pH調整工程15と、前記pH調整液に
ランタノイド化合物、チタン化合物、ジルコニウム化合
物及びハフニウム化合物からなる群より選ばれた1種又
は2種以上の化合物を添加して前記化合物を溶解又は混
合する工程16と、前記工程16の溶液又は混合液にN
H4OH溶液、NaOH溶液等のアルカリ溶液を添加し
てpHを9以上に調整する第2pH調整工程17と、前
記工程17のpH調整により凝集した沈殿物を前記工程
17のpH調整液からろ別することにより除去する第2
ろ過工程19とを含む方法である。
に、図1に示すように本発明の処理法は、それぞれα及
び/又はβ崩壊核種であるウラン、ウランの放射性崩壊
核種、核分裂生成物及び超ウラン元素とフッ素とを含有
するアルカリ性放射性廃液にCa(OH)2,CaO,C
aCO3等のカルシウム化合物及び塩化鉄を添加して撹
拌する工程13と、前記工程13の撹拌により凝集した
沈殿物を前記工程13の撹拌液からろ別することにより
除去する第1ろ過工程14と、前記工程14のろ液に硝
酸又は必要により硝酸と塩化鉄を添加してpHを3以下
に調整する第1pH調整工程15と、前記pH調整液に
ランタノイド化合物、チタン化合物、ジルコニウム化合
物及びハフニウム化合物からなる群より選ばれた1種又
は2種以上の化合物を添加して前記化合物を溶解又は混
合する工程16と、前記工程16の溶液又は混合液にN
H4OH溶液、NaOH溶液等のアルカリ溶液を添加し
てpHを9以上に調整する第2pH調整工程17と、前
記工程17のpH調整により凝集した沈殿物を前記工程
17のpH調整液からろ別することにより除去する第2
ろ過工程19とを含む方法である。
【0006】なお、撹拌工程13で撹拌される放射性廃
液は、例えば図1に示すように、シリンダ洗浄液である
ウラン含有溶液にアルカリ溶液を添加し撹拌してpH1
0以上にする撹拌工程11を経た後、この撹拌により凝
集したウラン沈殿物を撹拌液から予備的にろ別して除去
する予備的ろ過工程12により得られる。
液は、例えば図1に示すように、シリンダ洗浄液である
ウラン含有溶液にアルカリ溶液を添加し撹拌してpH1
0以上にする撹拌工程11を経た後、この撹拌により凝
集したウラン沈殿物を撹拌液から予備的にろ別して除去
する予備的ろ過工程12により得られる。
【0007】
【作用】本発明の放射性廃液に撹拌工程13でカルシウ
ム化合物及び塩化鉄を添加した後、第1ろ過工程14で
主としてフッ素をフッ化物として除去する。更に工程1
5でろ液をpH3以下の酸性側にした後、工程16でラ
ンタノイド化合物、チタン化合物、ジルコニウム化合物
又はハフニウム化合物を溶解又は混合させ、工程17で
再びpHを9以上のアルカリ側にすることにより、第2
ろ過工程19でα及び/又はβ崩壊核種をランタノイド
化合物、チタン化合物、ジルコニウム化合物又はハフニ
ウム化合物の凝集沈殿物として除去する。特に本発明の
特徴ある点は、工程16におけるランタノイド化合物、
チタン化合物、ジルコニウム化合物又はハフニウム化合
物の添加と、工程19でこれらの化合物を凝集沈殿させ
て同時にα及び/又はβ崩壊核種を除去することにあ
る。ランタノイド化合物としてはLaCl3,CeCl3
等が例示され、チタン化合物としてはTiCl4が例示
される。またジルコニウム化合物としてはZrCl4が
例示され、ハフニウム化合物としてはHfCl4が例示
される。
ム化合物及び塩化鉄を添加した後、第1ろ過工程14で
主としてフッ素をフッ化物として除去する。更に工程1
5でろ液をpH3以下の酸性側にした後、工程16でラ
ンタノイド化合物、チタン化合物、ジルコニウム化合物
又はハフニウム化合物を溶解又は混合させ、工程17で
再びpHを9以上のアルカリ側にすることにより、第2
ろ過工程19でα及び/又はβ崩壊核種をランタノイド
化合物、チタン化合物、ジルコニウム化合物又はハフニ
ウム化合物の凝集沈殿物として除去する。特に本発明の
特徴ある点は、工程16におけるランタノイド化合物、
チタン化合物、ジルコニウム化合物又はハフニウム化合
物の添加と、工程19でこれらの化合物を凝集沈殿させ
て同時にα及び/又はβ崩壊核種を除去することにあ
る。ランタノイド化合物としてはLaCl3,CeCl3
等が例示され、チタン化合物としてはTiCl4が例示
される。またジルコニウム化合物としてはZrCl4が
例示され、ハフニウム化合物としてはHfCl4が例示
される。
【0008】
【実施例】次に本発明の具体的態様を示すために、本発
明の実施例を説明する。以下に述べる実施例は本発明の
技術的範囲を限定するものではない。
明の実施例を説明する。以下に述べる実施例は本発明の
技術的範囲を限定するものではない。
【0009】<実施例1>フッ素濃度340ppm、α
(ウラン)濃度=6.96×103Bq/cm3及びβ濃
度=5.72×103Bq/cm3を含むシリンダ洗浄液
0.5リットルに濃度15NのNH4OH溶液を20c
m3添加し、30分間撹拌した。この撹拌により凝集し
た沈殿物をろ別し、得られたろ液にCa(OH)2を0.
95gと濃度37%のFeCl3を1cm3添加し、30
分間撹拌した。この撹拌により凝集した沈殿物をろ別
し、得られたろ液に濃度6Nの硝酸を15cm3と濃度
37%のFeCl3を1cm3添加してpHを2〜3に調
整した。このpH調整液に市販のCeCl3・7H2Oを
50mg添加し溶解した。この溶液に濃度25%のNa
OH溶液を10cm3添加してpHを9〜10に調整し
た。このpH調整により凝集した沈殿物をろ別し、得ら
れたろ液に含まれるフッ素、α濃度及びβ濃度を測定し
た。その結果を表1及び図2に示す。
(ウラン)濃度=6.96×103Bq/cm3及びβ濃
度=5.72×103Bq/cm3を含むシリンダ洗浄液
0.5リットルに濃度15NのNH4OH溶液を20c
m3添加し、30分間撹拌した。この撹拌により凝集し
た沈殿物をろ別し、得られたろ液にCa(OH)2を0.
95gと濃度37%のFeCl3を1cm3添加し、30
分間撹拌した。この撹拌により凝集した沈殿物をろ別
し、得られたろ液に濃度6Nの硝酸を15cm3と濃度
37%のFeCl3を1cm3添加してpHを2〜3に調
整した。このpH調整液に市販のCeCl3・7H2Oを
50mg添加し溶解した。この溶液に濃度25%のNa
OH溶液を10cm3添加してpHを9〜10に調整し
た。このpH調整により凝集した沈殿物をろ別し、得ら
れたろ液に含まれるフッ素、α濃度及びβ濃度を測定し
た。その結果を表1及び図2に示す。
【0010】<実施例2>CeCl3・7H2Oの代わり
に市販のLaCl3・7H2Oを50mg添加した以外は
実施例1と同様にしてシリンダ洗浄液を処理した。最終
的に得られたろ液に含まれるフッ素、α濃度及びβ濃度
を測定した。その結果を表1及び図2に示す。
に市販のLaCl3・7H2Oを50mg添加した以外は
実施例1と同様にしてシリンダ洗浄液を処理した。最終
的に得られたろ液に含まれるフッ素、α濃度及びβ濃度
を測定した。その結果を表1及び図2に示す。
【0011】<実施例3>CeCl3・7H2Oの代わり
に市販のTiCl4を50mg添加した以外は実施例1
と同様にしてシリンダ洗浄液を処理した。最終的に得ら
れたろ液に含まれるフッ素、α濃度及びβ濃度を測定し
た。その結果を表1及び図2に示す。
に市販のTiCl4を50mg添加した以外は実施例1
と同様にしてシリンダ洗浄液を処理した。最終的に得ら
れたろ液に含まれるフッ素、α濃度及びβ濃度を測定し
た。その結果を表1及び図2に示す。
【0012】<実施例4>CeCl3・7H2Oの代わり
に市販のZrCl4を50mg添加した以外は実施例1
と同様にしてシリンダ洗浄液を処理した。最終的に得ら
れたろ液に含まれるフッ素、α濃度及びβ濃度を測定し
た。その結果を表1及び図2に示す。
に市販のZrCl4を50mg添加した以外は実施例1
と同様にしてシリンダ洗浄液を処理した。最終的に得ら
れたろ液に含まれるフッ素、α濃度及びβ濃度を測定し
た。その結果を表1及び図2に示す。
【0013】
【表1】
【0014】表1から明らかなように、実施例1〜4の
処理後の濃度は、フッ素に関してはその排水管理基準値
15ppmより低い濃度に処理することができ、ウラン
などのα崩壊核種に関してはα廃液の排水管理基準値:
1×10-2Bq/cm3以下の濃度に、またウランの放
射性崩壊核種などのβ崩壊核種に関してはβ廃液の排水
管理基準値:3×10-1Bq/cm3以下の濃度にそれ
ぞれ処理することができた。
処理後の濃度は、フッ素に関してはその排水管理基準値
15ppmより低い濃度に処理することができ、ウラン
などのα崩壊核種に関してはα廃液の排水管理基準値:
1×10-2Bq/cm3以下の濃度に、またウランの放
射性崩壊核種などのβ崩壊核種に関してはβ廃液の排水
管理基準値:3×10-1Bq/cm3以下の濃度にそれ
ぞれ処理することができた。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、従来の処理法と比べ
て、本発明の処理法では廃液の除染係数がα放射能で2
桁、β放射能で1桁程度上がり、フッ素を初めとしてウ
ラン及びウラン以外のα及び/又はβ崩壊核種につい
て、いずれも排水管理基準値以下の濃度に処理にするこ
とができる。また高価なイオン交換樹脂を用いる代わり
に入手が容易で使用量が少なくて済むランタノイド化合
物、チタン化合物、ジルコニウム化合物及びハフニウム
化合物を用いるため、固体廃棄物の発生が少ない上に、
処理が容易でない使用済みイオン交換樹脂等の発生がな
いため、結果として従来よりも処理コストが安価になる
利点がある。
て、本発明の処理法では廃液の除染係数がα放射能で2
桁、β放射能で1桁程度上がり、フッ素を初めとしてウ
ラン及びウラン以外のα及び/又はβ崩壊核種につい
て、いずれも排水管理基準値以下の濃度に処理にするこ
とができる。また高価なイオン交換樹脂を用いる代わり
に入手が容易で使用量が少なくて済むランタノイド化合
物、チタン化合物、ジルコニウム化合物及びハフニウム
化合物を用いるため、固体廃棄物の発生が少ない上に、
処理が容易でない使用済みイオン交換樹脂等の発生がな
いため、結果として従来よりも処理コストが安価になる
利点がある。
【図1】本発明の放射性廃液の処理法の工程図。
【図2】本発明実施例の添加剤毎にα放射能及びβ放射
能の除染係数を示す図。
能の除染係数を示す図。
【図3】従来の放射性廃液の処理法の工程図。
Claims (4)
- 【請求項1】 それぞれα及び/又はβ崩壊核種である
ウラン、ウランの放射性崩壊核種、核分裂生成物及び超
ウラン元素のいずれか1種又は2種以上と、フッ素とを
含有するアルカリ性放射性廃液にカルシウム化合物及び
塩化鉄を添加して撹拌する工程(13)と、 前記工程(13)の撹拌により凝集した沈殿物を前記工程(1
3)の撹拌液からろ別することにより除去する第1ろ過工
程(14)と、 前記工程(14)のろ液に硝酸を添加してpHを3以下に調
整する第1pH調整工程(15)と、 前記pH調整液にランタノイド化合物、チタン化合物、
ジルコニウム化合物及びハフニウム化合物からなる群よ
り選ばれた1種又は2種以上の化合物を添加して前記化
合物を溶解又は混合する工程(16)と、 前記工程(16)の溶液又は混合液にアルカリ溶液を添加し
てpHを9以上に調整する第2pH調整工程(17)と、 前記工程(17)のpH調整により凝集した沈殿物を前記工
程(17)のpH調整液からろ別することにより除去する第
2ろ過工程(19)とを含む放射性廃液の処理法。 - 【請求項2】 工程(17)で添加するアルカリ溶液はNH
4OH溶液又はNaOH溶液である請求項1記載の放射
性廃液の処理法。 - 【請求項3】 工程(13)で添加するカルシウム化合物は
Ca(OH)2,CaO又はCaCO3である請求項1記載
の放射性廃液の処理法。 - 【請求項4】 第1pH調整工程(15)でろ液に硝酸とと
もに塩化鉄を添加する請求項1記載の放射性廃液の処理
法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP39094A JPH07198894A (ja) | 1994-01-07 | 1994-01-07 | 放射性廃液の処理法 |
| FR9415972A FR2714995B1 (fr) | 1994-01-07 | 1994-12-27 | Procédé de traitement de solutions de déchets radioactifs. |
| GB9500279A GB2285534B (en) | 1994-01-07 | 1995-01-06 | Method for treating radioactive waste solution |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP39094A JPH07198894A (ja) | 1994-01-07 | 1994-01-07 | 放射性廃液の処理法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07198894A true JPH07198894A (ja) | 1995-08-01 |
Family
ID=11472486
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP39094A Pending JPH07198894A (ja) | 1994-01-07 | 1994-01-07 | 放射性廃液の処理法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07198894A (ja) |
| FR (1) | FR2714995B1 (ja) |
| GB (1) | GB2285534B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114988600A (zh) * | 2022-04-22 | 2022-09-02 | 中南大学 | 一种基于化学成矿的砷铀协同固定处理方法 |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| RU2205461C2 (ru) * | 2001-01-09 | 2003-05-27 | ООО Научно-производственная экологическая фирма "ЭКО-технология" | Способ переработки и обезвреживания радиоактивных промпродуктов и/или отходов производства |
| RU2200354C2 (ru) * | 2001-05-07 | 2003-03-10 | Лебедев Валерий Николаевич | Способ очистки жидких радиоактивных отходов |
| RU2276415C1 (ru) * | 2004-09-13 | 2006-05-10 | Федеральное государственное унитарное предприятие "Сибирский химический комбинат" | Способ очистки жидких радиоактивных отходов |
| RU2400846C1 (ru) * | 2009-07-02 | 2010-09-27 | Учреждение Российской академии наук Ордена Ленина и Ордена Октябрьской Революции Институт геохимии и аналитической химии им. В.И. Вернадского РАН (ГЕОХИ РАН) | Способ растворения некондиционного и/или отработавшего ядерного топлива |
| US9382129B2 (en) * | 2013-02-26 | 2016-07-05 | Transport Logistics International, Inc. | Uranium recovery from UF6 cylinders |
| CN105355250B (zh) * | 2015-10-16 | 2018-07-10 | 华东理工大学 | 基于原位生成水钠锰矿处理核电厂放射性废液的方法 |
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