JPH07199281A - カメラシステム - Google Patents

カメラシステム

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JPH07199281A
JPH07199281A JP5350360A JP35036093A JPH07199281A JP H07199281 A JPH07199281 A JP H07199281A JP 5350360 A JP5350360 A JP 5350360A JP 35036093 A JP35036093 A JP 35036093A JP H07199281 A JPH07199281 A JP H07199281A
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JP
Japan
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camera
signal
independent
delivery time
field
Prior art date
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Pending
Application number
JP5350360A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Tsuboi
孝之 坪井
Yasuhiro Toyoda
靖宏 豊田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カメラを手にして顔の近くに持っていき、フ
ァイダを覗くといった事から開放し、簡単な構成で、独
立ファインダの視野に捕らえたものと同一の被写体をカ
メラにて撮影することを可能とする。 【構成】 基準の信号受渡時間と独立ファインダ10の
向きが変わった時に得られる信号受渡時間との関係か
ら、カメラ1の向きを独立ファインダ10の向きに追従
させる信号を生成し、この信号によって電動雲台24,
29,30,47を駆動して、あたかも立体的リンク機
構の如く独立ファインダの向きとカメラの向きを常に一
致するようにし、又、基準の被写体距離情報と撮影時に
得られる被写体距離情報とから、独立ファインダの視野
とカメラの撮影視野とのパララックス補正を行う信号を
生成し、この信号によって電動雲台を駆動して、これら
の視野を常に一致するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラと分離された独
立ファインダを有すると共に、前記カメラの向きを可変
する電動雲台を有するカメラシステムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】本発明に関連してカメラ及び該カメラの
制御に用いることが可能と思われる従来技術を以下に列
挙する。
【0003】1)カメラのファインダはカメラ本体に一
体的に備わっているのが一般的である。
【0004】2)特開平3−289893号には、カメ
ラを撮影者の頭の向く方向に向けるように、左右回転す
るカメラ回転駆動部にカメラを支持し、この回転駆動部
をメガネのつるや帽子などによって頭に取付け、一定頭
角検出スイッチからの出力により、カメラが所定角度
(頭の向きと視線の差の角度)回転するように前記カメ
ラ回転駆動部を駆動する技術が開示されている。
【0005】3)特開昭61−24386号には、操作
員がかぶったヘルメットに装着した発振器の上方に、ヘ
ルメットの動きに応じて電波の受信出力が変化する平面
状のアンテナを設け、そして、このアンテナの受信出力
から操作員の頭の動きを検出し、この検知出力に応じて
視覚センサの向きを制御するための制御指令信号を送信
する技術が開示されている。
【0006】4)特開昭62−271691号には、オ
ペレ−タの装着するヘルメット上のジャイロによりヘル
メットが運動する際の角速度を検出し、その検知された
角速度信号を用いてヘルメットの姿勢を計算し、時々刻
々変化するヘルメットの姿勢信号から、TVカメラ制御
装置により、TVカメラの姿勢を制御し、オペレータの
頭部の動きに伴いモニタTVの画面を変化させるといっ
た技術が開示されている。
【0007】5)特開平4−86906号には、眼球運
動検出器の上下,左右方向の眼球運動の出力信号をコン
トロール装置内に導き、TVカメラに対する制御量を演
算してこの演算結果によって無線信号を発生し、これを
無人車両側が受信して、無人車輛に装備されたTVカメ
ラの向きをコントロールするといった技術が開示されて
いる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
1)〜5)には、それぞれ以下のような問題点を有して
いた。
【0009】上記1)の従来例においては、カメラを手
にし、顔の近くに持っていき、カメラと一体的に設けら
れたファインダを覗いて撮影する必要がある為、以下の
ような問題点があった。
【0010】a)ビデオカメラ等の撮影に長時間かかる
ものは、その間ずっと上記撮影姿勢を維持しなければな
らず、疲れる。
【0011】b)撮りたいシーンに出会った時、カメラ
を構えるのに時間を要し、シャッタチャンスを逃してし
まう。
【0012】c)スチルカメラでは、上記撮影姿勢が、
被写体となる人物に「さあ、これから撮りますよ」とい
った緊張感を与え、自然な表情を作りにくくしており、
良い写真が撮れない。
【0013】d)スポーツや荷物を持ったりで手が塞が
っている際には、カメラを構えることができず、撮影で
きない。また、スポーツ等でカメラをヘルメットに固定
する場合、概略顔の向いている方向に撮影レンズ光軸を
合わせることが行われるが、ファインダを覗けないので
正確な撮影範囲を知ることができず、狙った被写体を捕
えられないので、撮影失敗の確率が極めて高い。
【0014】上記の2)の従来例においては、カメラを
撮影者の頭部の向く方向に向くように頭に取り付けなけ
ればならず、次のような問題点があった。
【0015】a)装着場所の自由度が少ない。
【0016】b)システムのかなりの部分を頭に取り付
けるため、重さによる疲労が大きく、長時間の撮影に不
向きである。
【0017】上記の3)の従来例においては、次のよう
な問題点があった。
【0018】a)ヘルメットや頭上に平面状アンテナを
設けなければならず、装置が大型で携帯性が悪く、屋外
での撮影に不向きである。
【0019】上記の4)の従来例において、次のような
問題点があった。
【0020】a)ジャイロを設けたヘルメットを装着し
なければならず、しかもモニタTVでカメラの撮影視野
を確認する必要があり、装置の大型、複雑化と消費電力
の大きさは否めない。特にスチルカメラには適さない。
【0021】上記の4)の従来例において、次のような
問題点があった。
【0022】a)眼球運動検出器を装備しなければなら
ず、装置が大型で複雑になる。
【0023】(発明の目的)本発明の目的は、カメラを
手にして顔の近くに持っていき、ファイダを覗くといっ
た事から開放し、簡単な構成で、独立ファインダの視野
に捕らえたものと同一の被写体をカメラにて撮影するこ
とのできるカメラシステムを提供するものである。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明は、カメラを支持
すると共に、その向きを変化させる電動雲台と、カメ
ラ、或は、独立ファインダに設けられる複数の送信部か
ら発せられた信号が、対応するべく独立ファインダ、或
は、カメラに設けられた複数の受信部へ到達するまでの
信号受渡時間を計測する計測手段と、該計測手段にて計
測された信号受渡時間を記憶する記憶手段と、該記憶手
段に記憶された信号受渡時間を基準とし、この信号受渡
時間と独立ファインダの向きが変わった時に計測手段に
て得られる信号受渡時間との関係から、カメラの向きを
独立ファインダの向きに追従させる信号を生成し、この
信号を前記電動雲台へ出力する信号生成手段とを備え、
また、本発明は、カメラの撮影視野に対応した像をカメ
ラの前方に投影する視野指標用照明によって投影された
像と画面枠を表わす略四角形の視野フレームとが一致さ
せられた状態で、記憶手段へ信号受渡時間を記憶させる
タイミングを決定する操作スイッチがONされることに
より、記憶手段に記憶される信号受渡時間を基準とし、
この信号受渡時間と独立ファインダの向きが変わった時
に計測手段にて得られる信号受渡時間との関係から、カ
メラの向きを独立ファインダの向きに追従させる信号を
生成し、この信号を電動雲台へ出力する信号生成手段を
備え、また、本発明は、視野指標用照明によって投影さ
れた像と視野フレームとが一致させられた状態で、操作
スイッチがONされることにより、第1,第2の記憶手
段にそれぞれ信号受渡時間と被写体距離情報が記憶され
るが、この時の信号受渡時間を基準とし、この信号受渡
時間と独立ファインダの向きが変わった時に計測手段に
て得られる信号受渡時間との関係から、カメラの向きを
独立ファインダの向きに追従させる信号を生成し、又こ
の時の被写体距離情報と撮影時に得られる被写体距離情
報とから、独立ファインダの視野とカメラの撮影視野と
のパララックス補正を行う信号を生成し、電動雲台へ出
力する信号生成手段を備え、基準の信号受渡時間と独立
ファインダの向きが変わった時に得られる信号受渡時間
との関係から、カメラの向きを独立ファインダの向きに
追従させる信号を生成し、あたかも立体的リンク機構の
如く独立ファインダの向きとカメラの向きを常に一致す
るようにし、又、基準の被写体距離情報と撮影時に得ら
れる被写体距離情報とから、独立ファインダの視野とカ
メラの撮影視野とのパララックス補正を行う信号を生成
し、これらの視野を常に一致するようにしている。
【0025】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0026】図1〜図21は本発明の第1の実施例に係
る図であり、図1は独立ファインダを有するカメラシス
テムの斜視図、図2は図1のカメラシステムを人物が装
着した様子を示す図である。また、図3は図1の独立フ
ァインダを右目に装着した人物を上方から見た図であ
り、独立ファインダの内部構造をわかるように図示して
ある。
【0027】図1〜図3において、1はカメラ本体、2
はカメラの撮影レンズ、3はカメラの自動焦点調節装置
の投光系、4はカメラの自動焦点調節装置の受光系、5
はカメラのリモコン受信部である。6は撮影レンズの周
辺に均等に4個配置されたカメラ視野指標用照明で、後
述する様に、撮影レンズ光軸に垂直な面にカメラの撮影
視野に対応した4隅の位置を投射するものである。7,
8,9はそれぞれ後述する独立ファインダ10に設けら
れた送信用発音体17,18,19に対応した受信器で
ある。
【0028】10は独立ファインダで、図2及び図3に
示す様に、右目に装着できるよう眼鏡の右半分の形態を
している。11は視野フレーム13の像を明るく見せる
ためのLED等のファインダ照明、12はファインダ照
明11からの光を均一に拡散するための拡散板、14は
非球面偏心光学系を用いたフィールドレンズである。1
5は目の直前に設けたメニスカスハーフミラーレンズ
で、目に近い内側面にハーフミラーとなる反射材質を蒸
着し、このハーフミラー面を非球面偏心光学系にするこ
とにより、ハーフミラーで発生する偏心収差を抑える。
【0029】上記メニスカスハーフミラーレンズ15は
外と内の曲率半径が同一のレンズであり、透過系として
はパワーが無いので被写体側からの光は50%暗くなる
が、性能劣化はない。視野フレーム13の像を目に導く
ための反射光学系としては、フィールドレンズ14とメ
ニスカスハーフミラーレンズ15のハーフミラー面(内
側面)の合成焦点距離を待つ。更に、メニスカスハーフ
ミラーレンズ15の平行偏心,フィールドレンズ14の
平行偏心,傾き偏心,非球面を組み合わせ、偏心ディス
トーションの補正を視野フレーム13に加えることによ
り、正常な視野フレーム虚像が得られる。
【0030】16は、カメラ本体1と独立ファインダ1
0との間で信号の授受を行ったり、カメラ本体1側の電
源(不図示)を独立ファインダ10への給電するための
信号&電源供給ラインである。17,18,19は独立
ファインダ10を耳に掛ける為のつる10aに沿って一
列に配置された送信用発音体で、各々対応したカメラ本
体1の上面に一列に配置される前述の受信器7,8,9
に向けて音波を送り、後述する様に、これらによりあた
かも立体リンク機構の如く機能させることができる(撮
影者の顔の向きにカメラの向きを追従させることができ
る)。
【0031】117は独立ファインダ10に設けられた
傾斜計で、ポテンショメータの形態をとっている。11
7aは可動接触子で、先端におもり117cを有した振
り子形状となっており、半円形状の抵抗基板117bと
摺動接触し、独立ファインダ10の前後の傾き(撮影者
が上や下を向いた状態)を電圧変化によって検出できる
ようになっている。
【0032】20はリモコンで、カメラ本体1の撮影視
野と独立ファインダ10の視野を一致させ、この状態を
カメラに記憶させる(以後、この動作を視野キャリブレ
ーションと記す)為のセット信号や、カメラ1に測距,
測光を行わせる為のSW1信号や、露光動作を行わせる
SW2信号を、以下の各スイッチがONされることによ
りカメラ本体1に送信する機能を持つ。21はリモコン
20に設けられた第1ストロークスイッチ及び第2スト
ロークスイッチより成るレリーズスイッチであり、その
第1ストロークによりSW1信号が、第2ストロークに
よりSW2信号が、それぞれ発生する。22は同じくリ
モコン20に設けられた視野キャリブレーションスイッ
チであり、ONされることにより、前述の視野キャリブ
レーションのセット信号が発生する。23は同じくリモ
コン20に設けられたiREDであり、上記の各信号を
カメラ本体1へリモコン信号として送信することにな
る。
【0033】24は電動雲台上部ユニットで、上記カメ
ラ本体1の上下左右の首振用の構成部材(モータ,ギヤ
列等)が設けられている。25はカメラ本体1の左右首
振用回転軸であり、26はカメラ本体1の上下首振用支
持部材である。27は上下首振用軸である。28はカメ
ラ固定台支持軸である。29はカメラ固定台であり、不
図示の三脚雄ネジによりカメラ本体1に設けられた不図
示の三脚雌ネジと螺合し、カメラ本体1を固定する。
【0034】上記左右首振用回転軸25は上下首振用支
持部材26を固着し、上下首振用支持部材26と上下首
振用軸27は回動自在に嵌合され、カメラ固定台支持軸
28は上下首振用軸27とカメラ固定台29を固着して
いる。また、左右首振用回転軸25には不図示のギヤ列
により後述の左右首振用モータ76の動力が伝えられ、
左右首振り用回転軸25は電動雲台上部ユニット24に
対して回動可能に構成されている。又、上下首振用軸2
7には不図示のギヤ列により後述の上下首振用モータ7
7の動力が伝えられ、上下首振り用回転軸27は支持部
材26に対して回動可能に構成されている。
【0035】78は左右首振用回転軸25の回動に連動
する左右首振用エンコーダであり、カメラ本体1が正面
を向く中立位置時には、その可動接片78aは左右首振
用回転軸25の基部周囲に設けられたグランドパターン
78bと端子パターン78dを、左を向く位置時には、
グランドパターン78bと端子パターン78cを、右を
向く位置時には、グランドパターン78bと端子パター
ン78eを、それぞれ導通状態とする。79は上下首振
用回転軸27の回動に連動する上下首振用エンコーダで
あり、カメラ本体1が正面を向く中立位置時には、その
可動接片79aは上下首振用指示部材26の側面に設け
られたグランドパターン79bと端子パターン79d
を、上を向く位置時には、グランドパターン79bと端
子パターン79cを、下を向く位置時には、グランドパ
ターン79bと端子パターン79eを、それぞれ導通状
態とする。
【0036】30は電動雲台下部地板である。31は前
記電動雲台下部地板30に固着されたジョイント半球で
あり、電動雲台上部ユニット24に設けられた不図示の
ジョイント半球受け部とカップリングして、該上部ユニ
ット24を球面上に自在に動けるように支持する。
【0037】32は電動雲台下部地板30に固定された
モータであり、電動雲台上部ユニット24の姿勢を変化
させる動力源として用いられる。33は上記モータの回
転軸に固着されたウォームギヤ、34はウォームギヤ3
3と噛み合うはす歯ギヤと平歯ギヤから成る二段ギヤ
で、電動雲台下部地板30に垂直に設けられた軸(不図
示)に回転可能に嵌合支持されている。35は二段ギヤ
34の平歯ギヤと噛み合うジャッキギヤであり、スラス
ト方向の移動を規制され、電動雲台下部地板30に垂直
に設けられた軸(不図示)に回転可能に嵌合支持されて
いる。また、ジャッキギヤ35の上部円筒35a内壁に
は、ギヤ35の回転軸と同軸に後述の送りネジ軸36と
螺合する雌ネジ部が形成されている。36は送りネジ軸
であり、軸方向の回動を規制されつつ上端を電動雲台上
部ユニット24に振り子のように釣り下げ固定され、前
記ジャッキギヤ35の上部円筒35a内壁の雌ネジ部と
螺合する雄ネジ部が形成されている。前記電動雲台上部
ユニット24の水平出しをするために、モータ32によ
り駆動されるジャッキギヤ35により各々独立して送り
出されたり、引き込まれたりする。
【0038】37は電動雲台下部地板30に固定された
モータであり、上記のモータ32と同様、電動雲台上部
ユニット24の姿勢を変化させる動力源として用いられ
る。38は上記モータ4の回転軸に固着されたウォーム
ギヤ、39はウォームギヤ38と噛み合うはす歯ギヤと
平歯ギヤから成る二段ギヤで、電動雲台下部地板30に
垂直に設けられた軸(不図示)に回転可能に嵌合支持さ
れている。40は二段ギヤ39の平歯ギヤと噛み合うジ
ャッキギヤであり、スラスト方向の移動を規制され、電
動雲台下部地板30に垂直に設けられた軸(不図示)に
回転可能に嵌合支持されている。また、ジャッキギヤ4
0の上部円筒40a内壁には、該ギヤ40の回転軸と同
軸に後述の送りネジ軸41と螺合する雌ネジ部が形成さ
れている。41は送りネジ軸であり、軸方向の回動を規
制されつつ上端を電動雲台上部ユニット24に振り子の
ように釣り下げ固定され、前記ジャッキギヤ40の上部
円筒40a内壁の雌ネジ部と螺合する雄ネジ部が形成さ
れている。前記電動雲台上部ユニット24の水平出しを
するために、モータ37により駆動されるジャッキギヤ
40により各々独立して送り出されたり、引き込まれた
りする。
【0039】42,43は引張りバネであり、ジョイン
ト半球を挟んで2つのジャッキギヤ部と対向した位置
で、電動雲台上部ユニット24と電動雲台下部地板30
とを引き寄せている。
【0040】44〜46は電動雲台上部ユニット24の
姿勢検知スイッチを構成している。更に詳述すると、4
4は振り子の分銅接片であり、45は分銅接片44と電
気的導通をとりながら該分銅接片44を電動雲台上部ユ
ニット24から釣り下げる支持ラインであり、振動によ
り容易に振れ動かないよう適度に制振性を持った材質か
らできている。46は分銅接片44の周りを囲む姿勢接
片で、電動雲台上部ユニット24が水平状態のとき、分
銅接片44が姿勢接片の中心に位置するように略円形に
配置され、電動雲台上部ユニット24の8ポジションの
姿勢検知が可能になっている。
【0041】47(図1の二点鎖線で図示)は電動雲台
上部ユニット24と電動雲台下部地板30の間を覆うカ
バー部材であり、蛇腹のような伸縮可能な形状となって
いる。48はショルダーベルトであり、電動雲台下部地
板30に取り付けられ、図2に示す様に、電動雲台を肩
の上に装着することができる。
【0042】図4及び図5は上記構成のカメラシステム
の電気的構成を示すブロック図であり、図4はカメラ本
体1,独立ファインダ10,リモコン20を、図5は電
動雲台を、それぞれ示している。
【0043】先ず、カメラ本体1について述べる。
【0044】図4において、51はカメラ本体1内に配
置されるマイクロコンピュータ(以下、カメラマイコン
と記す)で、独立ファインダ10の各回路を制御した
り、後述する電動雲台内のマイクロコンピュータ(以
下、雲台マイコンと記す)と信号の授受を行ったり、リ
モコン20からのリモコン信号を受信し、撮影準備動作
及び撮影動作を進める。52は前述した4つあるカメラ
視野指標用照明6を駆動する視野指標用照明駆動回路
で、カメラマイコンのPb ポートから駆動信号が伝えら
れる。6a〜6d,53は抵抗、Pc はリモコン受信部
5を介してリモコン20からのリモコン信号を入力する
カメラマイコン51のポートである。54は前述のアク
ティブオートフォーカス用投受光系34と焦点検出回路
を含む公知の測距手段であり、カメラマイコン51のP
d ポートを介して信号の授受を行う。55,56,57
は前述した各受信器7,8,9に対応した受信用アンプ
で、各受信器7,8,9で受けた信号を増幅し、これを
カメラマイコンのPh ,Pi ,Pj ポートに伝える。
【0045】次に、独立ファインダ10の回路構成につ
いて述べる。
【0046】58は抵抗11aを介してLED等のファ
インダ照明11を駆動するためのファインダ照明駆動回
路で、駆動信号がカメラマイコン15のPa ポートから
入力される。59,60,61は前述した各送信用発音
体17,18,19に対応した送信用アンプで、カメラ
マイコン51のPe ,Pf ,Pg ポートを介する駆動信
号により各発音体17〜19を駆動する。117は前述
した傾斜計117であり、ここから独立ファインダ10
の前後の傾きに応じた電圧値がカメラマイコン51のP
t ポートへ伝えられる。
【0047】次に、リモコン20の回路構成について述
べる。
【0048】62はリモコン駆動回路であり、各スイッ
チに応じたパターンのiRED駆動信号を発生し、抵抗
23aを介して信号送信用iRED23を発光させる。
22は視野キャリブレーションスイッチ、63は第1ス
トロークスイッチ(SW1)、64は第2ストロークス
イッチ(SW2)、65〜67はプルアップ抵抗、68
〜70は視野キャリブレーションスイッチ22,第1ス
トロークスイッチ63,第2ストロークスイッチ64の
各スイッチがONすることによりハイレベルの信号を出
力するインバータである。
【0049】次に、電動雲台の回路構成について、図5
を用いて説明する。
【0050】図5において、71は電動雲台の各回路を
制御する雲台マイコンである。72〜75は前述の左右
首振用モータ76,上下首振用モータ77,電動雲台上
部ユニット24の姿勢可変用のモータ32,37をそれ
ぞれ駆動する駆動回路であり、雲台マイコン71のPl
〜Po ポートから駆動信号が伝えられる。78,79は
前述した構成より成る左右,上下首振用エンコーダであ
る。80〜85はプルアップ抵抗である。86〜91
は、各々首振用エンコーダ78,79の各端子パターン
が導通状態になることにより、ハイレベルの信号を出力
するインバータであり、ここからの信号は雲台マイコン
71のPg ポート(左右首振用エンコーダ信号),Pr
ポート(上下首振用エンコーダ信号)へ,それぞれ入力
される。
【0051】92〜99は前述した姿勢接片46を構成
する8ポジションの姿勢を検出可能に分割された接片
で、分銅接片44と接触することにより、各接片より姿
勢信号が発生する。100〜107はプルアップ抵抗で
ある。108〜115は、姿勢接片46を構成する接片
が分銅接片44と導通状態(ON)となることによりハ
イレベルの信号を出力するインバータであり、各姿勢信
号は雲台マイコン71のP1 〜P8 ポートへ入力され
る。
【0052】前記雲台マイコン71は、受信器7,8,
9で受けた信号を基に演算処理された結果をカメラマイ
コン51のPk ポートからPs ポートを介して入力し、
ファインダ視野とカメラの撮影視野とを一致させるよう
に、上記の各モータ1〜4を駆動制御する。
【0053】次に、上記構成のカメラシステムの動作に
ついて、図6〜図11,図16〜20のフローチャート
にしたがって、図12〜15及び図21を参照しながら
説明する。
【0054】尚、図6,図7,図16,図19のフロー
チャートに対応するプログラムはカメラマイコン51に
内蔵されたROM内に、図8〜図11,図17,図1
8,図20のフローチャートに対応するプログラムは雲
台マイコン71に内蔵されたROMに、それぞれ格納さ
れている。
【0055】先ず、図6及び図7を用いて、カメラマイ
コン51のメイン動作について説明する。 [ステップ101] 不図示の電源スイッチがONとな
り、カメラマイコン51と雲台マイコン71への電源が
投入され、パワーアップクリアがなされた後、ステップ
102以降の動作が開始される。 [ステップ102] Pa ポートから独立ファインダ1
0のファインダ照明駆動回路58へファインダ照明11
を点滅させる信号を送出し、ファインダ照明11を点滅
させる。これにより、撮影者はファインダ視野の中に視
野フレーム13の点滅が見え、未だ視野キャリブレーシ
ョンが行われていないことを認識する。 [ステップ103] 視野キャリブレーションの準備段
階として、撮影者が肩に装着したカメラ本体1が正面を
向いているかを判別するために、Pk ポートから雲台マ
イコン71のPs ポートへ左右首振用エンコーダ78と
上下首振用エンコーダ79の状態を見に行くよう指令信
号を送出する。
【0056】この指令信号を受ける雲台マイコン71
は、図8に示す様に、各首振用エンコーダ78,79か
らの信号をPg ,Pr ポートを介して入力し、端子パタ
ーン78dと79dが共に可動接片78a,79aと導
通(以下、ONと記す)していれば、カメラ本体1は左
右首振方向,上下首振方向ともに中立位置にあり、正面
を向いていると判別し、これをカメラマイコン51へ通
信する。また、そうでなければカメラ本体1は正面を向
いていない旨の信号をカメラマイコン51へ通信する。 [ステップ103.5] 上記のカメラ本体1の向きの
信号が雲台マイコン71から送られてくると、この信号
よりカメラ本体1が正面を向いているか否かの判別を行
い、もし正面を向いていない場合はステップ104へ移
行し、正面を向いている場合はステップ105へ移行す
る。 [ステップ104] Pk ポートから雲台マイコン71
へカメラ本体1が正面を向くべく指令信号を送出し、ス
テップ103へ戻り、同様の判別を行う。
【0057】この指令信号を受ける雲台マイコン71
は、図9に示す様に、左右首振用エンコーダ78の端子
パターン78cがONしていれば、カメラ本体1は左を
向いていると判別し、端子パターン78eがONしてい
れば、カメラ本体1は右を向いていると判別し、上下首
振用エンコーダ79の端子パターン79cがONしてい
れば、カメラ本体1は上を向いていると判別し、端子パ
ターン79eがONしていれば、カメラ本体1は下を向
いていると判別し、各首振用エンコーダ78,79の端
子パターン78dと79dが共にONするように、Pl
ポートから駆動回路72へ左右首振用モータ76の駆動
信号を、或は(及び)、Pm ポートから駆動回路73へ
上下首振用モータ77の駆動信号を送出し、各モータ7
6,77を適切に駆動する。
【0058】上記通信の結果、ステップ103.5にお
いて、カメラ本体1が正面を向いたことを判別すると、
ステップ105へ移行する。
【0059】ここで、上記ステップ103及び104に
おける、カメラマイコン51及び雲台マイコン71での
上記の動作を示す詳細なフローチャートは、図面簡略化
の為、省略している。 [ステップ105] ステップ103と同様に、視野キ
ャリブレーションの準備段階として、撮影者が肩に装着
したカメラが傾いておらず、きちんと水平になっている
かを判別するために、カメラマイコン51のPk ポート
から雲台マイコン71のPs ポートへ姿勢検知スイッチ
の状態を見に行くよう指令信号を送出する。
【0060】この指令信号を受ける雲台マイコン71
は、図10に示す様に、接片92〜99の状態信号をP
1 〜P8 ポートより入力し、P1 〜P8 のいずれのポー
トにも接片92〜99がONした信号が入力されなけれ
ば、カメラ本体1は水平になっていると判別し、これを
カメラマイコン51へ通信する。もしそうではなく、接
片92〜99のいずれかがONしていれば、どの接片が
ONしたかによってカメラの傾き方向を判別し、カメラ
本体1は水平になっていない旨の信号をカメラマイコン
51へ通信する。 [ステップ105.5] 上記のカメラ本体1の姿勢信
号が雲台マイコン71から送られてくると、この信号よ
りカメラ本体1が水平状態にあるか否かの判別を行い、
もし水平になっていない場合はステップ106へ移行
し、水平になっている場合はステップ107へ移行す
る。 [ステップ106] Pk ポートから雲台マイコン71
へカメラ本体1が水平を向くべく指令信号を送出し、ス
テップ105.5へ戻り、同様の判別を行う。
【0061】この指令信号を受ける雲台マイコン71
は、図11に示す様に、上記ステップ105での判別結
果を基に、92〜99のいずれの接片もONしないよう
に、Pn ポートから駆動回路74へモータ32の駆動信
号、及び、Po ポートから駆動回路75へモータ37の
駆動信号を、送出し、モータ3,4を適切に駆動する。
例えば、右肩に装着したカメラ本体1が肩の傾きに沿っ
て右下りになっている場合、分銅接片44は接片98と
接触し、雲台マイコンのP7 ポートにON信号が伝えら
れる。従って、モータ3,4を駆動し、各ギヤ列を介し
てそれぞれのジャッキギヤ35,40を回転させ、送り
ネジ36,41を持ち上げ、電動雲台上部ユニット24
を水平に変位させ、カメラの水平出しを行う。
【0062】上記通信の結果、ステップ105.5にお
いて、カメラ本体1が水平状態になったことを判別する
と、ステップ107へ移行する。
【0063】ここで、上記ステップ105及び106に
おける、カメラマイコン51及び雲台マイコン71での
上記の動作を示す詳細なフローチャートは、図面簡略化
の為、省略している。 [ステップ107] Pb ポートから視野指標用照明駆
動回路52へ点灯信号を送出し、4つのカメラ視野指標
用照明6を点灯させる。
【0064】この時、撮影者は、図13(視野キャリブ
レーションの様子を示す図)に示すように、垂直な白壁
116等に所定距離(例えば2m前後)離れて対峙し、
カメラ視野指標用照明6をこの白壁等116に投影する
ことになる。そして、装着した独立ファインダ10のメ
ニスカスハーフミラーレンズ15を通して、投影された
カメラ視野指標用照明像を見て、図13に示すように、
スーパーインポーズとして見える視野フレーム13の像
13aの四隅を、カメラ視野指標用照明像6eに一致さ
せる。もし、照明像6eが視野フレーム13の像13a
の四隅と正確に一致しなければ、白壁116までの距離
が予め決められている所定距離と異なっているので、自
身の立つ位置を変えて照明像6eと像13aの四隅を一
致させる。そして、照明像6eと像13aの四隅が一致
すると、撮影者はリモコン20の視野キャリブレーショ
ンスイッチ22をONすることになる。尚、13bはA
F測距枠である。 [ステップ108] 上記ステップ107でカメラ視野
指標用照明点灯信号を出した時点、つまり視野キャリブ
レーションを開始してから時間をカウントしているカメ
ラマイコン51内の不図示のタイマがカウントアップす
るまでに、リモコン20の視野キャリブレーションスイ
ッチ22がONされてセット信号が送信されたか否かを
判別し、所定時間内にセット信号がリモコン信号として
送信されない場合はステップ114へ移行し、送信され
た場合はステップ109へ移行する。
【0065】ここで、リモコン20での動作を簡単に説
明すると、撮影者により視野キャリブレーションスイッ
チ22がONされると、リモコン駆動回路62は該スイ
ッチのON信号に対応したパターンの信号により送信用
iRED23を駆動する。これにより、送信用iRED
23からカメラのリモコン受信部5へ投光信号(セット
信号)が発せられ、これがカメラマイコンのPc ポート
へ伝えられることになる。
【0066】ここでは、所定時間内に視野キャリブレー
ションのセット信号が入力したものと仮定して、ステッ
プ109へ移行するものとする。 [ステップ109] Pd ポートから測距手段54へ測
距開始信号を送出する。これにより、測距手段54は公
知のアクティブオートフォーカスの測距動作を経て測距
結果をPd ポートよりカメラマイコン51へ出力する。
すると、カメラマイコン51はこの信号よりカメラ本体
1と白壁116との視野キャリブレーション時の距離
(以後、これを基準距離と記す)Do (図13参照)を
算出する。 [ステップ19.5] 傾斜計117からの電圧値をP
t ポートに入力し、この電圧値を独立ファインダ10の
初期傾き角θo とする。 [ステップ110] この時点で必要なくなったカメラ
視野指標用照明6を省電のために消灯する為に、Pb
ートから視野指標用照明駆動回路52へ消灯信号を送出
し、4つのカメラ視野指標用照明6を消灯させる。 [ステップ111] ここではPe ,Pf ,Pg の各ポ
ートから独立ファインダ10の送信用アンプ59,6
0,61へ駆動信号を送出する。これにより、図14に
示す如く、送信用発音体17,18,19からは、各々
A,B,Cに対応して表されるよう、同じ周波数の音波
が、各々時間的に重ならないように時間差をもたせて送
信される(時分割制御)。同時に、カメラマイコン51
はPk ,Pi,Pj ポートから受信用アンプ55,5
6,57へ前記時間差に対応させた駆動信号を送出し、
上記の送信用発音体17,18,19とペアを組む受信
器7,8,9で受けた各々発音信号を増幅して各Ph
i ,Pj ポートを介して入力する。そして、この際、
各ペアの送信用発音体と受信器との間で送信から受信ま
でに要した時間、つまり受信器7と発音体17のペアに
よる信号受渡時間(t7 )受信器8と発音体18のペア
による信号受渡時間(t8 )、受信器9と発音体19の
ペアによる信号受渡時間(t9 )を、それぞれ測定す
る。 [ステップ112] 上記の如くカメラ本体1の撮影視
野と独立ファインダ10の視野を一致させた状態での情
報として、上記ステップ109でのカメラ本体1と白壁
116との距離Do と、傾斜計117の電圧値から求め
た初期傾き角θ0と、上記ステップ111で測定した信
号受渡時間t7c,t8c,t9cを記憶し、比t7c/t9c
記憶する。 [ステップ113] 視野キャリブレーションが終了し
たことを撮影者に知らせるために、Pa ポートから独立
ファインダ10のファインダ照明駆動回路58へ、点滅
していたファインダ照明11を点灯させる信号を送出
し、ファインダ照明11を点灯させる。
【0067】上記ステップ108において、不図示のタ
イマのカウント開始からカウントアップまでの間(所定
時間内)に、リモコン20から視野キャリブレーション
スイッチ22のセット信号が送信されないと判別した場
合は、撮影者に視野キャリブレーションをする意志がな
いものとして、前述した様にステップ114へ移行す
る。 [ステップ114] この時点で必要なくなったカメラ
視野指標用照明6を省電のために消灯する為、Pb ポー
トから視野指標用照明駆動回路52へ消灯信号を送出
し、4つのカメラ視野指標用照明6を消灯させる。その
後、再度ステップ102へ戻り、同様の操作を繰り返
す。
【0068】上記のステップ113において、ファイン
ダ照明11を点灯させると、ステップ115へ進む。 [ステップ115] ステップ105と同様に、撮影者
が肩に装着したカメラが傾いておらず、きちんと水平に
なっているかを判別するために、カメラマイコン51の
k ポートから雲台マイコン71のPs ポートへ姿勢検
知スイッチの状態を見に行くよう指令信号を送出する。
【0069】この指令信号を受ける雲台マイコン71
は、前述した様に、接片92〜99の状態信号をP1
8 ポートより入力し、P1 〜P8 ポートのいずいれか
のポートにも接片92〜99がオンした信号が入力され
なければ、カメラ本体1は水平になっていると判別し、
これをカメラマイコン51へ通信する。もしそうでな
く、接片92〜99のいずれかがONしていれば、どの
接片がONしたかによってカメラの傾き方向を判別し、
カメラ本体1は水平になっていない旨の信号をカメラマ
イコン51へ通信する。 [ステップ115.5] 上記ステップ105.5と同
様、ここで再度カメラ本体1が水平になっているかの判
別を行う。この結果、水平になっていればステップ11
7へ移行し、そうでなければステップ116へ移行す
る。 [ステップ116] 上記ステップ106と同様、雲台
マイコン71へカメラ本体1が水平になるべく指令信号
を出力し、再度ステップ115.5へ戻る。これによ
り、雲台マイコン71によりモータ3,4が適切に駆動
され、カメラ本体1の水平出しが行われることになる。
【0070】その後、雲台マイコン71より水平になっ
たことが通信され、ステップ115.5においてそれが
確認されると、前述した様にステップ117へ移行し、
撮影準備動作に入る。 [ステップ117] 視野キャリブレーションで記憶し
た送受信各ペアの信号受渡時間t7c,t8c,t9cに対し
て、今の状態の各ペアの信号受渡時間が変化しているか
否かを測定し、所定時間内に変化している場合は、視野
移動があると判別してステップ118へ移行し、所定時
間内に変化していない場合は、視野移動がないとしてス
テップ119へ移行する。
【0071】ここでは、視野移動があったものとして、
“立体リンク駆動”のサブルーチンを実行するステップ
118へ移行するものとする。 [ステップ118] 変化した送受信各ペアの信号受渡
時間の比t7 /t9 を常に視野キャリブレーション時に
記憶したt7c/t9cに一致するように、Pk ポートから
雲台マイコン71のPs ポートへ指示し、その後ステッ
プ117へ戻る。
【0072】これにより、雲台マイコン71はPl ,P
m ポートを介して、駆動回路72へ左右首振用モータ7
6の駆動信号を、駆動回路73へ上下首振用モータ77
の駆動信号を、それぞれ送出し、モータ76,77を適
切に駆動する。このようにして、カメラ本体1と独立フ
ァインダ10の間にあたかも立体的なリンク機構が存在
するかのようにして、図15(a)〜(d)に示す様
に、撮影者の装着した独立ファインダ10の視野とカメ
ラ本体1の撮影視野とを常に一致させるように、カメラ
本体1を追従駆動する。
【0073】なお、図15(a)は撮影者が顔(首)を
右方向に、図15(b)は左方向に、図15(c)は上
方向に、図15(d)は下方向に、それぞれ動かし、カ
メラ本体1がこれに追従駆動された際の様子を示してい
る。
【0074】ここで、上記の“立体リンク駆動”のサブ
ルーチンについて、図16のフローチャートにより詳述
すると共に、これに伴う雲台マイコンでの動作を、図1
7及び図18のフローチャートにより説明する。
【0075】先ず、カメラマイコン51での動作につい
て、図16を用いて説明する。 [ステップ118a] 傾斜計117からPt ポートへ
入力された電圧値をチェックし、視野キャリブレーショ
ン時に記憶した電圧値(傾き角θ0 に相当)に対して変
化したか否かを判別し、もし変化していればステップ1
18bへ移行し、変化していなければステップ118g
へ移行する。 [ステップ118b] ここでは傾斜計117からPt
ポートへ入力された電圧値が、視野キャリブレーション
時に記憶した電圧値(傾き角θ0 に相当)よりも小さい
か否か(独立ファインダが上を向いているかどうか)を
判別し、小さければステップ118cへ移行し、そうで
なければステップ118dへ移行する。 [ステップ118c] 傾斜計117の示す値まで上下
首振用モータ77を駆動してカメラ本体1を上に向ける
ように、雲台マイコン71へ送信する。 [ステップ118d] 傾斜計117の示す値まで上下
首振用モータ77を駆動してカメラを下に向けるよう
に、雲台マイコン71へ送信する。
【0076】ここで、上記ステップ118c,118d
において送信される信号を受ける雲台マイコン71での
動作について、図17のフローチャートにより説明す
る。 [ステップ201] 雲台マイコン71はPs ポートよ
りカメラマイコン51からの信号を受信する。 [ステップ202] 上記の通信内容を確認する。ここ
では、傾斜計117の示す値まで上下首振用モータ77
を駆動するべく、駆動方向及び駆動量が入力されてい
る。 [ステップ203] 上下首振用モータ77の駆動方向
及び駆動量の信号をPmポートより駆動回路73へ送出
し、モータ77を駆動する。
【0077】これにより、上下方向の独立ファインダ1
0の視野とカメラ本体1の撮影視野とが一致する。 [ステップ204] 所定量モータ2の駆動を終了した
ことの信号をカメラマイコン51へ送信する。
【0078】上記のステップ118c,118dの動作
を終了後、カメラマイコン51はステップ118eへ進
む。 [ステップ118e] 上記ステップ118c、或は、
ステップ118dで所定量モータ2の駆動を終了したこ
との信号を雲台マイコン71より受信する。そして、ス
テップ118fへ進む。 [ステップ118f] 再度、視野キャリブレーション
で記憶した送受信各ペアの信号受渡時間の比t7c/t9c
に対して、今の状態の各ペアの信号受渡時間の比t7
9 が一致しているかどうかを判別し、一致していれば
このサブルーチンをリターンして再度ステップ117へ
戻り、一致していなければステップ118gへ移行す
る。 [ステップ118g] 今の状態の信号受渡時間の比t
7c/t9cと視野キャリブレーション時の比t7c/t9c
大きさを比較し、「t7 /t9 >t7c/t9c」の関係に
あれば、独立ファインダ10(撮影者)は左を向いてい
ると判別してステップ118hへ移行し、そうでなけれ
ば独立ファインダ10は右を向いていると判別してステ
ップ118iへ移行する。 [ステップ118h] カメラ本体1を左へ向けるよう
に左右首振用モータ76を所定量単位駆動させるべく信
号を雲台マイコンへ送信する。そして、ステップ18e
へ戻る。 [ステップ118i] カメラ本体1を右へ向けるよう
に左右首振用モータ76を所定量単位駆動させるべく信
号を雲台マイコンへ送信する。そして、ステップ18e
へ戻る。
【0079】ここで、上記ステップ118h,118i
において送信される信号を受ける雲台マイコン71での
動作について、図18のフローチャートにより説明す
る。 [ステップ211] 雲台マイコン71はPs ポートよ
りカメラマイコン51からの信号を受信する。 [ステップ212] 上記の通信内容を確認する。ここ
では、カメラ本体1が左か右に向く様に左右首振用モー
タ76を駆動するべく、駆動方向及び所定単位駆動量が
入力されている。 [ステップ213] 左右首振用モータ76の駆動方向
及び所定単位駆動量の信号をPl ポートより駆動回路7
2へ送出し、モータ76を駆動する。
【0080】これにより、左右方向の独立ファインダ1
0の視野とカメラ本体1の撮影視野とが一致する。 [ステップ214] 所定単位量モータ76の駆動を終
了したことの信号をカメラマイコン51へ送信する。
【0081】上記のステップ118h,118iの動作
を終了後、カメラマイコン51はステップ118eへ戻
り、上記ステップ118h、或は、ステップ118iで
所定量モータ1の駆動を終了したことの信号を雲台マイ
コン71より受信する。そして、再度ステップ118f
へ進み、以下同様の動作を行う。
【0082】図7に戻って、ステップ119以降の動作
について説明する。 [ステップ119] カメラマイコン51のPc ポート
にてリモコン20からのSW1,SW2信号の入力状態
検知を所定時間行い、その間にこれらSW1,SW2の
何れかが入力したことを判別すると、ステップ120へ
移行し、何れも入力されない場合は、ステップ117へ
戻り、同様の動作を繰り返す。 [ステップ120] 省電のためにPe ,Pf ,Pg
ートから独立ファインダ10の送信用アンプ59,6
0,61へ駆動停止信号を送出し、送信用発音体17,
18,19による発音を停止する。同時に、Ph ,P
i ,Pj ポートから受信用アンプ55,56,57へ駆
動停止信号を送出し、受信器7,8,9による受信動作
を停止する。 [ステップ121] Pd ポートから測距手段54へ測
距開始信号を出力し、該測距手段54より入力される測
距情報からカメラ本体1と被写体との距離Dを算出す
る。 [ステップ122] 上記ステップ121で得られた距
離Dと上記ステップ109で得られた視野キャリブレー
ション時の基準距離Do とを比較し、「D=Do」の関
係にあるか否かを判別し、もしこの関係にあれば(等し
ければ)、カメラ本体1の撮影視野と独立ファインダ1
0の視野とのパララックスが殆どなく、補正の必要がな
いとして、ステップ124へ移行する。一方、「D≠D
o 」の場合はパララックスが生じているため、視野の補
正が必要であるとして、“パララックス補正”サブルー
チンを実行するためにステップ123へ移行する。
【0083】ここでは、「D≠Do 」の関係にあり、パ
ララックス補正が必要であるとしてステップ123へ移
行するものとする。 [ステップ123] 視野キャリブレーション時の基準
距離Do と一列に並んだ各送受信ペア間の信号受渡時間
7c,t8c,t9cによって得られるカメラ本体1の撮影
レンズ光軸とファインダ光軸との成す角ψ0 、それとカ
メラ本体1とファインダ位置10に於ける撮影レンズ光
軸とファインダ光軸との距離L8cを基にして(図12参
照)、各被写体距離Dに応じた公知のファインダパララ
ックスの補正量を、以下の様にして演算し、この演算結
果をPk ポートから雲台マイコン71のPs ポートへ出
力する。
【0084】この信号を受ける雲台マイコン71は、P
l ,Pm ポートを介して、駆動回路72へ左右首振用モ
ータ76の駆動信号を、駆動回路73へ上下首振用モー
タ77の駆動信号を、それぞれ送出し、モータ76,7
7をファインダパララックスが補正できるように適切に
駆動する。
【0085】ここで、上記のステップ123の“パララ
ックス補正”のサブルーチンについて、図14のフロー
チャートにより詳述すると共に、これに伴う雲台マイコ
ンでの動作を、図15のフローチャートにより説明す
る。先ず、カメラマイコン51での動作について、図1
9を用いて説明する。 [ステップ123a] 上記ステップ121で得られた
距離Dに対し、上記ステップ109で得られた視野キャ
リブレーション時の基準距離Do が大きい値であるか否
かを判別し、大きい値である場合はステップ123bへ
移行し、そうでない場合はステップ123cへ移行す
る。
【0086】ここで、次のステップ123b、或は、ス
テップ123cにおいては、パララックス補正演算を行
うのであるが、簡単の為、次のような条件とする。
【0087】・被写体は視野キャリブレーション時も含
め、撮影者の正面で前後する。
【0088】・図21(a)〜図21(c)の様に、カ
メラ本体1と独立ファインダ10双方の送受信部のペア
の一組(ここでは受信器8と発音体18の組)と測距基
準位置が一致して直角三角形ABCを形成し、カメラ本
体1と独立ファインダ10各々のピボット位置と送受信
部(8と18)の位置を合せ、送受信部のペア(8と1
8)の距離L8cの変化は殆ど無いものとする。
【0089】・送受信部ペア(8と18)の距離L8c
比較し、被写体距離Dは充分に大きい。
【0090】・図21(a)に示す視野キャリブレーシ
ョン時のカメラ本体1と独立ファインダ10の送受信部
(7と9,17と19)の水平距離をaとする。
【0091】最初に、上記ステップ112で記憶された
視野キャリブレーション時のカメラシステムと被写体と
の幾何学的関係を、図21(a)にて説明する。
【0092】図21(a)において、D0 は予め設定さ
れた視野キャリブレーションでの基準距離、ψ0 は一列
に並んだ各送受信ペア間の信号受渡時間t7c,t8c,t
9cによって得られる各送受信ペア間距離L7c,L8c,L
9cから求められるカメラの撮影レンズ光軸とファインダ
光軸との成す角で tanψ0 =(L9c−L7c)/a =L8c/D0 …………(1) の関係がある。
【0093】(パララックス近距離補正)ここで、被写
体が基準距離D0 よりも近距離D1 にある場合は、撮影
者が独立ファインダ10を通して被写体を見ることによ
り、図21(b)の様に、独立ファインダ10の送信用
発音体17〜19の並び方向は、図21(a)の視野キ
ャリブレーション時よりも角度α振られる。
【0094】もし、パララックス補正をしなければ、カ
メラ本体1の各受信器は各送受信ペア間距離L7c
8c,L9cを保って動く為、ほぼ角度α振られ、図21
(b)の破線で示す7´,8´,9´の並びとなり、カ
メラ本体1の撮影範囲はファインダ視野とは少し異なっ
てしまう。
【0095】そこで、以下の関係を満たすように、カメ
ラ本体1の向きを補正する。
【0096】独立ファインダ10側の送信用発音体17
〜19を一辺とする直角三角形と直角三角形ABEで考
えて、∠AEBの角度をψとすれば tanψ=(L9p−L7p)/a =L8c/D1 …………(2) ∴L9p−L7p=a・L8c/D1 …………(3) なお、L9p,L7pはパララックス補正後の送受信ペア
(7と17,9と19)間の距離である。
【0097】また、カメラ本体1の向きを角度α補正す
ると考えると、三角形BCEから α=180°−ψ0 −(180°−ψ) =ψ−ψ0 …………(4) となる。上記の(1)より、ψ0 は ψ0 =tan-1(L8c/D0 ) …………(5) と表せ、上記の(2)より、ψは ψ=tan-1(L8c/D1 ) …………(6) と表せる。よって、上記の(4)式は、上記(5),(6)式より α=tan-1(L8c/D1 )−tan-1(L8c/D0 ) ……(7) となる。
【0098】(パララックス遠距離補正)一方、被写体
が基準距離D0 よりも遠距離D2 にある場合は、図21
(c)の様になり、近距離の場合と同様にして、送受信
ペア(7と17,9と19)間の距離で表すと L9p−L7p=aL8c/D2 …………(8) とまり、カメラ本体1の向きを角度α補正する場合で表
すと、以下の様になる。
【0099】 α=tan-1(L8c/D0 )−tan-1(L8c/D2 ) ……(9) 以上、被写体距離Dの場合でまとめると、送受信ペア
(7と17,9と19)間の距離で表すと L9p−L7p=aL8c/D …………(10) となり、角度αで表すと、次のようになる。
【0100】 α=|tan-1(L8c/D)−tan-1(L8c/D2 )| …(11) [ステップ123b,123c] 上記のパララックス
補正演算結果に基づいてモータ76,77を駆動するよ
うに雲台マイコンへ送信する。 [ステップ123d] 雲台マイコン71へパララック
ス補正演算結果に基づいたモータ76,77の駆動方向
及び駆動量の信号を送信する。 [ステップ123e] 雲台マイコン71よりカメラ側
から指示したパララックス補正演算結果に基づいたモー
タ76,77の所定量駆動が終了したことの信号を待
ち、これを受信すると、図7のステップ124へ進む。
【0101】ここで、上記ステップ123dにおいて送
信される信号を受ける雲台マイコン71での動作につい
て、図19のフローチャートにより説明する。 [ステップ221] 雲台マイコン71はPs ポートよ
りカメラマイコン51からの信号を受信する。 [ステップ222] 上記の通信内容を確認する。ここ
では、パララックス補正演算結果に基づいたモータ7
6,77の駆動方向及び駆動量が入力されている。 [ステップ223] 左右,上下首振り用のモータ7
6,モータ77の駆動方向及び駆動量の信号をPl ,P
m ポートより駆動回路72,73へ送出し、モータ7
6,モータ77を駆動する。
【0102】これにより、カメラ本体1の撮影視野と独
立ファインダ10の視野とのパララックスが殆どなくな
る。 [ステップ224] 所定量モータ76,77の駆動を
終了したことの信号をカメラマイコン51へ送信する。
【0103】上記のステップ123eの動作を終了後、
カメラマイコン51は図6のステップ124へ進む。 [ステップ124] Pc ポートにてリモコン20から
のSW2信号の入力状態検知を所定時間行い、その間に
このSW2信号が入力したか否かを判別し、入力した場
合はステップ125へ移行し、入力しなかった場合はス
テップ126へ移行する。 [ステップ125] 前述の測距演算結果に基づき撮影
レンズのフォーカス駆動を行い、不図示の測光手段によ
り得られた測光結果に基づく絞り値とシャッタ秒時によ
り不図示の絞りとシャッタを駆動し、フィルムに露光す
る。そして、シャッタ走行後は不図示のチャージモータ
によりフィルムを巻上げ、絞りとシャッタを初期セット
状態にする。
【0104】リモコン20から所定時間SW2信号が入
力しなかった場合は、前述した様にステップ126へ移
行する。 [ステップ126] 上記ステップ111と同じ動作を
行い、その後ステップ115へ戻る。 [ステップ127] 上記ステップ125の露光後、撮
影が継続されるか否かを、電源スイッチの状態で判別す
る。もし、電源スイッチがONのままであれば、次の撮
影に備えて上記のステップ126へ移行する。また、電
源スイッチがOFFされた場合はステップ128へ移行
する。 [ステップ128] 一連の動作を終了する。
【0105】(第2の実施例)図22は本発明の第2の
実施例における送信用発音体17,18,19からの送
信信号を示す図である。
【0106】上記の第1の実施例においては、図14に
示す様に「時分割制御」していたものに対し、この実施
例では、送信用発音体17,18,19をA´,B´,
C´に示す様に、異なる周波数の音波を同時に送信し、
対応する受信器7,8,9がそれらを受信する様に構成
しようとするものである「周波数分割制御」。
【0107】それ以外は第1の実施例と同じである。
【0108】以上の各実施例によれば、撮影者の右目に
装着される独立ファインダ10の視野に、カメラ本体1
の撮影視野を追従させ、あたかもこれらが立体的リンク
機構を構成しているようにしている為、以下の様な効果
を得ることができる。
【0109】1)カメラを手にし、顔の近くに持ってい
き、カメラと一体的に設けられたファインダを覗くとい
ったことから動作を、撮影者から開放し、長時間撮影で
も撮影姿勢が楽で疲れないものとすることができる。
【0110】2)カメラを構える時間がなくなり、シャ
ッタチャンスに強い。
【0111】3)カメラを構える動作により、被写体と
なる人物に与えていた緊張感がなくなり、自然な表情の
良い写真を撮ることが可能となる。
【0112】4)スポーツ等で一方の手が塞がっていて
も、正確なフレーミングで被写体を撮影できる。
【0113】5)独立ファインダにより、撮影者に情報
伝達のための表示(警告)が行え、省エネルギーも考慮
されている。
【0114】6)カメラの装着場所の自由度がある。
【0115】7)小型で、携帯性が良いものとなる。
【0116】8)独立ファインダの視野とカメラの撮影
視野の追従機能(立体リンク機能)を、簡単な電気的構
成により実現できる。
【0117】9)独立ファインダが光学式であることか
ら、簡単な構成であり、モニタ(EVF=エレクトリッ
クビューファインダ)のように電力を大きく消費するこ
とがない。
【0118】なお、本実施例のカメラシステムを用いて
撮影する場合、撮影者の首振角度は(撮影者が瞬時に4
0°とかの大きな角度の首振の動作をしなければ)、上
下±20°,左右±20°程度まで充分追従可能であ
る。
【0119】(変形例)以上の実施例では、例えば三組
ある送受信部のペアのうち、両端の二組のペアの信号受
渡時間の比(t7c/t9c)を視野キャリブレーション時
に記憶し、以後これを基準とし、独立ファインダの向き
が変わった時の信号受渡時間の比(t7/t9 )を常に
(t7c/t9c)に一致させる(近づける)ようにカメラ
の向きを追従させているが、視野キャリブレーション時
に記憶した送受信部の各ペア間の信号受渡時間を基準と
して、独立ファインダの向きが変わった時の対応する各
ペア間の信号受渡時間との差がより少なくなるように、
カメラの向きを追従させても良い。
【0120】また、カメラと電動雲台は肩に装着せずに
撮影者から多少離して、三脚やテーブルの上にセットす
るようにしても良い。
【0121】また、独立ファインダ側に送信用発音体
を、カメラ側にそれとペアを成す受信器を設けている
が、勿論これらを逆に設けた構成であっても良い。
【0122】又、ファインダからカメラ本体へ発音体送
信を行っているが、他の送信方法でも良い。
【0123】又、本発明は、銀塩カメラ,ビデオスティ
ルカメラ,ビデオカメラ等種々のカメラに適用可能であ
ることは言うまでも無い。
【0124】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
基準の信号受渡時間と独立ファインダの向きが変わった
時に得られる信号受渡時間との関係から、カメラの向き
を独立ファインダの向きに追従させる信号を生成し、こ
の信号によって電動雲台を駆動して、あたかも立体的リ
ンク機構の如く独立ファインダの向きとカメラの向きを
常に一致するようにし、又、基準の被写体距離情報と撮
影時に得られる被写体距離情報とから、独立ファインダ
の視野とカメラの撮影視野とのパララックス補正を行う
信号を生成し、この信号によって電動雲台を駆動して、
これらの視野を常に一致するようにしている。
【0125】よって、カメラを手にして顔の近くに持っ
ていき、ファイダを覗くといった事から開放し、簡単な
構成で、独立ファインダの視野に捕らえたものと同一の
被写体をカメラにて撮影することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるカメラシステム
を示す斜視図である。
【図2】図1のカメラシステムを撮影者が使用している
際の様子を示す図である。
【図3】図1の独立ファインダ内の構成を、撮影者の頭
方向より明示した図である。
【図4】図1のカメラシステムを構成するうちの、カメ
ラ,独立ファインダ,リモコンそれぞれの電気的構成を
示すブロック図である。
【図5】図1のカメラシステムを構成するうちの、電動
雲台の電気的構成を示すブロック図である。
【図6】図4のカメラマイコンでのメイン動作の一部を
示すフローチャートである。
【図7】図6の動作の続きを示すフローチャートであ
る。
【図8】図6のステップ103において送信される信号
に基づいて行われる雲台マイコンでの動作を示すフロー
チャートである。
【図9】図6のステップ104において送信される信号
に基づいて行われる雲台マイコンでの動作を示すフロー
チャートである。
【図10】図6のステップ105において送信される信
号に基づいて行われる雲台マイコンでの動作を示すフロ
ーチャートである。
【図11】図6のステップ106において送信される信
号に基づいて行われる雲台マイコンでの動作を示すフロ
ーチャートである。
【図12】本発明の第1の実施例における視野キャリブ
レーション時の様子を示す図である。
【図13】同じく視野キャリブレーションでカメラ視野
指標用照明像を視野フレーム像の四隅に一致させた状態
を示す図である。
【図14】本発明の第1の実施例における各送信用発音
体からの送信信号を示す図である。
【図15】本発明の第1の実施例において独立ファイン
ダの視野にカメラの撮影視野を一致させる時の様子を示
す図である。
【図16】図6のステップ118における立体リンク駆
動時の動作の詳細を示すフローチャートである。
【図17】図11のステップ118c,118dにおい
て送信される信号に基づいて行われる雲台マイコンでの
動作を示すフローチャートである。
【図18】図11のステップ118h,118iにおい
て送信される信号に基づいて行われる雲台マイコンでの
動作を示すフローチャートである。
【図19】図7のステップ123におけるパララックス
補正時の動作の詳細を示すフローチャートである。
【図20】図19のステップ123dにおいて送信され
る信号に基づいて行われる雲台マイコンでの動作を示す
フローチャートである。
【図21】図19において行われるパララックス補正演
算時の考え方を説明する為の図である。
【図22】本発明の第2の実施例における各送信用発音
体からの送信信号を示す図である。
【符号の説明】
1 カメラ 6 カメラ視野指標用照明 7,8,9 受信器 10 独立ファインダ 17,18,19 送信用発音体 20 リモコン 24 電動雲台女上部ユニット 29 カメラ固定台 30 電動雲台下部地板 32,37 姿勢可変用モータ 44〜46 視線検知スイッチ 47 カバー部材 51 カメラマイコン 71 雲台マイコン 76,77 左右上下首振用モータ 78 左右首振用エンコーダ 79 上下首振用エンコーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/225 B

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の送信部を有する独立ファインダ
    と、前記複数の送信部に対応した受信部を有するカメラ
    と、該カメラを支持すると共に、その向きを変化させる
    電動雲台と、前記複数の送信部から発せられた信号が、
    対応する複数の受信部へ到達するまでの信号受渡時間を
    計測する計測手段と、該計測手段にて計測された信号受
    渡時間を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶された
    信号受渡時間を基準とし、この信号受渡時間と前記独立
    ファインダの向きが変わった時に前記計測手段にて得ら
    れる信号受渡時間との関係から、前記カメラの向きを前
    記独立ファインダの向きに追従させる信号を生成し、こ
    の信号を前記電動雲台へ出力する信号生成手段とを備え
    たカメラシステム。
  2. 【請求項2】 複数の受信部を有する独立ファインダ
    と、前記複数の受信部に対応した送信部を有するカメラ
    と、該カメラを支持すると共に、その向きを変化させる
    電動雲台と、前記複数の送信部から発せられた信号が、
    対応する複数の受信部へ到達するまでの信号受渡時間を
    計測する計測手段と、該計測手段にて計測された信号受
    渡時間を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶された
    信号受渡時間を基準とし、この信号受渡時間と前記独立
    ファインダの向きが変わった時に前記計測手段にて得ら
    れる信号受渡時間との関係から、前記カメラの向きを前
    記独立ファインダの向きに追従させる信号を生成し、こ
    の信号を前記電動雲台へ出力する信号生成手段とを備え
    たカメラシステム。
  3. 【請求項3】 複数の送信部,画面枠を表わす略四角形
    の視野フレームを有する独立ファインダと、前記複数の
    送信部に対応した受信部,カメラの撮影視野に対応した
    像をカメラの前方に投影する視野指標用照明を有するカ
    メラと、該カメラを支持すると共に、その向きを変化さ
    せる電動雲台と、前記複数の送信部から発せられた信号
    が、対応する複数の受信部へ到達するまでの信号受渡時
    間を計測する計測手段と、該計測手段にて計測された信
    号受渡時間を記憶する記憶手段と、該記憶手段へ前記信
    号受渡時間を記憶させるタイミングを決定する操作スイ
    ッチ手段と、前記視野指標用照明によって投影された像
    と視野フレームとが一致させられた状態で、前記操作ス
    イッチがONされることにより、前記記憶手段に記憶さ
    れる信号受渡時間を基準とし、この信号受渡時間と前記
    独立ファインダの向きが変わった時に前記計測手段にて
    得られる信号受渡時間との関係から、前記カメラの向き
    を前記独立ファインダの向きに追従させる信号を生成
    し、この信号を前記電動雲台へ出力する信号生成手段と
    を備えたカメラシステム。
  4. 【請求項4】 複数の受信部,画面枠を表わす略四角形
    の視野フレームを有する独立ファインダと、前記複数の
    受信部に対応した送信部,カメラの撮影視野に対応した
    像をカメラの前方に投影する視野指標用照明を有するカ
    メラと、該カメラを支持すると共に、その向きを変化さ
    せる電動雲台と、前記複数の送信部から発せられた信号
    が、対応する複数の受信部へ到達するまでの信号受渡時
    間を計測する計測手段と、該計測手段にて計測された信
    号受渡時間を記憶する記憶手段と、該記憶手段へ前記信
    号受渡時間を記憶させるタイミングを決定する操作スイ
    ッチ手段と、前記視野指標用照明によって投影された像
    と視野フレームとが一致させられた状態で、前記操作ス
    イッチがONされることにより、前記記憶手段に記憶さ
    れる信号受渡時間を基準とし、この信号受渡時間と前記
    独立ファインダの向きが変わった時に前記計測手段にて
    得られる信号受渡時間との関係から、前記カメラの向き
    を前記独立ファインダの向きに追従させる信号を生成
    し、この信号を前記電動雲台へ出力する信号生成手段と
    を備えたカメラシステム。
  5. 【請求項5】 複数の送信部,画面枠を表わす略四角形
    の視野フレームを有する独立ファインダと、前記複数の
    送信部に対応した受信部,カメラの撮影視野に対応した
    像をカメラの前方に投影する視野指標用照明,測距手段
    を有するカメラと、該カメラを支持すると共に、その向
    きを変化させる電動雲台と、前記複数の送信部から発せ
    られた信号が、対応する複数の受信部へ到達するまでの
    信号受渡時間を計測する計測手段と、該計測手段にて計
    測された信号受渡時間を記憶する第1の記憶手段と、前
    記測距手段にて得られた被写体距離情報を記憶する第2
    の記憶手段と、前記第1,第2の記憶手段へ前記信号受
    渡時間,被写体距離情報を記憶させるタイミングを決定
    する操作スイッチ手段と、前記視野指標用照明によって
    投影された像と視野フレームとが一致させられた状態
    で、前記操作スイッチがONされることにより、前記第
    1,第2の記憶手段にそれぞれ信号受渡時間と被写体距
    離情報が記憶されるが、この時の信号受渡時間を基準と
    し、この信号受渡時間と前記独立ファインダの向きが変
    わった時に前記計測手段にて得られる信号受渡時間との
    関係から、前記カメラの向きを前記独立ファインダの向
    きに追従させる信号を生成し、又この時の被写体距離情
    報と撮影時に得られる被写体距離情報とから、前記独立
    ファインダの視野と前記カメラの撮影視野とのパララッ
    クス補正を行う信号を生成し、前記電動雲台へ出力する
    信号生成手段とを備えたカメラシステム。
  6. 【請求項6】 複数の受信部,画面枠を表わす略四角形
    の視野フレームを有する独立ファインダと、前記複数の
    受信部に対応した送信部,カメラの撮影視野に対応した
    像をカメラの前方に投影する視野指標用照明,測距手段
    を有するカメラと、該カメラを支持すると共に、その向
    きを変化させる電動雲台と、前記複数の送信部から発せ
    られた信号が、対応する複数の受信部へ到達するまでの
    信号受渡時間を計測する計測手段と、該計測手段にて計
    測された信号受渡時間を記憶する第1の記憶手段と、前
    記測距手段にて得られた被写体距離情報を記憶する第2
    の記憶手段と、前記第1,第2の記憶手段へ前記信号受
    渡時間,被写体距離情報を記憶させるタイミングを決定
    する操作スイッチ手段と、前記視野指標用照明によって
    投影された像と視野フレームとが一致させられた状態
    で、前記操作スイッチがONされることにより、前記第
    1,第2の記憶手段にそれぞれ信号受渡時間と被写体距
    離情報が記憶されるが、この時の信号受渡時間を基準と
    し、この信号受渡時間と前記独立ファインダの向きが変
    わった時に前記計測手段にて得られる信号受渡時間との
    関係から、前記カメラの向きを前記独立ファインダの向
    きに追従させる信号を生成し、又この時の被写体距離情
    報と撮影時に得られる被写体距離情報とから、前記独立
    ファインダの視野と前記カメラの撮影視野とのパララッ
    クス補正を行う信号を生成し、前記電動雲台へ出力する
    信号生成手段とを備えたカメラシステム。
  7. 【請求項7】 信号生成手段は、基準の信号受渡時間と
    独立ファインダの向きが変わった時に前記計測手段にて
    得られる信号受渡時間との差がより小さくなるように、
    前記カメラの向きを前記独立ファインダの向きに追従さ
    せる信号を生成する手段であることを特徴とする請求項
    1,2,3,4,5又は6記載のカメラシステム。
  8. 【請求項8】 信号生成手段は、基準の複数の信号受渡
    時間の比と独立ファインダの向きが変わった時に前記計
    測手段にて得られる複数の信号受渡時間の比が一致する
    ように、前記カメラの向きを前記独立ファインダの向き
    に追従させる信号を生成する手段であることを特徴とす
    る請求項1,2,3,4,5又は6記載のカメラシステ
    ム。
  9. 【請求項9】 複数の送信部は、それぞれ同じ周波数の
    音波を、各々が時間的に重ならないように時間差をもっ
    て送信するものであることを特徴とする請求項1,2,
    3,4,5又は6記載のカメラシステム。
  10. 【請求項10】 複数の送信部は、異なる周波数の音波
    を同時に送信するものであることを特徴とする請求項
    1,2,3,4,5又は6記載のカメラシステム。
  11. 【請求項11】 独立ファインダ内に、信号生成手段か
    らの信号に基づく電動雲台の動作の完了の表示、又は、
    未完の警告を行う表示手段を具備したことを特徴とする
    請求項1,2,3,4,5又は6記載のカメラシステ
    ム。
  12. 【請求項12】 電動雲台に支持されたカメラの姿勢を
    検知する姿勢検知手段を具備し、信号生成手段は、前記
    姿勢検知手段からの出力に基づいて電動雲台の駆動信号
    を生成する手段であることを特徴とする請求項1,2,
    3,4,5又は6記載のカメラシステム。
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