JPH07199332A - パノラマ撮影機能付カメラの撮影モード切替操作部の配置構造 - Google Patents

パノラマ撮影機能付カメラの撮影モード切替操作部の配置構造

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JPH07199332A
JPH07199332A JP35172393A JP35172393A JPH07199332A JP H07199332 A JPH07199332 A JP H07199332A JP 35172393 A JP35172393 A JP 35172393A JP 35172393 A JP35172393 A JP 35172393A JP H07199332 A JPH07199332 A JP H07199332A
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plate
camera
panoramic
aperture
light shielding
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JP35172393A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Manabe
充雄 真鍋
Hiroshi Nakamura
浩 中村
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Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アパーチュアの前方に配設した遮光板をアパ
ーチュアの上下部に対して占退させて撮影モード(パノ
ラマモードとノーマルモードなど)の変更を行なうパノ
ラマ撮影機能において、カメラ前面であって遮光板の駆
動機構の投影部に撮影モード切替操作部を配設して、該
駆動機構の構成を簡単にし、部品点数を減じる。 【構成】 アパーチュア44の前方に回動自在に遮光板4
2、43を設け、該遮光板42、43を回動させる駆動力を遮
光板駆動板25、26から入力する。カメラの前面であって
下側遮光板駆動板26の投影部に切替ノブ10を配設する。
この切替ノブ10と遮光板駆動板26とをパノラマ摺動板31
によって連繋し、切替ノブ10の操作によりパノラマ摺動
板31を摺動させて遮光板駆動板26を回動させる。遮光板
駆動板26と上側遮光板駆動板25とを連繋させて、該遮光
板駆動板25を回動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、フィルムをフルサイ
ズにしたノーマルモードでの撮影と、フルサイズのコマ
の上下部を覆った状態で撮影するいわゆるパノラマモー
ドでの撮影とを選択して行なうことができるカメラの、
撮影モードを切り替える切替操作部の配置構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、35mm判のフィルムでは1コマを
フルサイズとして使用する場合には24mm×36mmの大きさ
となる。最近では、このフルサイズの画面の上下部を除
いた、例えば約16mm×36mmのように横長な画面にしてこ
の部分にのみ露光を付与するようにしたパノラマ撮影機
能を備えたカメラが普及している。そして、広角の撮影
レンズを用いてパノラマ撮影することによって横長に被
写体を捕捉することができるから、風景や工事現場など
の記録用に適した写真を作成することができる。
【0003】従来のこの種のパノラマ撮影機能付カメラ
のうちに、アパーチュアの前方に移動自在な遮光板を設
けた構造のものがある。すなわち、ノーマルモードでの
撮影時には、この遮光板をアパーチュアの前方から退避
させてアパーチュアの全体を開放してフィルムに露光を
付与するようにし、パノラマモードでの撮影時には遮光
板をアパーチュアの上下部に占位させてアパーチュアの
上下部を覆った状態で露光を付与するようにする。これ
により、ノーマルモード時にはアパーチュアの全域に亙
ってフィルムに露光が付与されるためフルサイズの写真
を撮影でき、パノラマモード時にはアパーチュアの上下
部を遮光板で覆うことによりフィルムの中央部にのみ露
光を付与し横長な画面のパノラマサイズの写真を撮影で
きる。
【0004】このようなパノラマ撮影機能付カメラで撮
影モードを切り替えるには、カメラの外面に配設された
モード切替ノブなどの切替操作部を操作することによ
る。操作部を操作することによってリンク機構などを介
して遮光板を駆動し、アパーチュアの上下部に占退させ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のパノラマ撮影機能付カメラの撮影モード切替操
作部は、カメラのファインダの接眼窓の側方やカメラの
底面に配設されているため、次のような問題がある。遮
光板はアパーチュアの上下部に対して占退する必要があ
るから、該遮光板はアパーチュアの前方に支持されてい
る。そして、遮光板の駆動機構は、上記切替操作部に入
力された駆動力を遮光板に伝達する経路を構成するか
ら、該駆動機構の出力端即ち遮光板への入力部は、アパ
ーチュアの前方に位置している。このため、ファインダ
接眼窓の側方やカメラの底面に配設された操作部からア
パーチュアの前方に支持された遮光板に至る動力伝達の
経路を構成することになり、この経路が複雑となって構
成部品の点数が多くなり、配置するスペースの自由度が
制限されてしまう。
【0006】そこで、この発明は、切替操作部から遮光
板に至る動力の伝達経路の部品点数を減じるとともに、
複雑な構成とすることなく、遮光板の駆動機構を簡単に
することができるパノラマ撮影機能付カメラの撮影モー
ド切替操作部の配置構造を提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの技術的手段として、この発明に係る撮影モード切替
操作部の配置構造は、通常の画面サイズとなるノーマル
モードでの撮影と、アパーチュアの上下部を遮光板で覆
うことにより該通常の画面サイズの上下部を除いた横長
な画面サイズとなるパノラマモードでの撮影とを切り替
えて行なうことができるパノラマ撮影機能付カメラにお
いて、前記遮光板のアパーチュアの上下部に対する占退
動作を、カメラ内部に配設した遮光板駆動機構を介して
行ない、上記遮光板駆動機構に入力する切替操作部を、
カメラの前面であって該遮光板駆動機構の投影部に配設
したことを特徴としている。
【0008】
【作用】前記切替操作部を操作すると前記遮光板駆動機
構が駆動されて、前記遮光板が駆動される。例えば切替
操作部を摺動自在に設けた場合には、該操作部を一方に
摺動させると、撮影モードがノーマルモードからパノラ
マモードに切り替えられる。すなわち、アパーチュアの
前方から退避していた遮光板が駆動されて、アパーチュ
アの上下部を占位して当該部分を覆うことになる。ま
た、パノラマモードにある状態の切替操作部を上記とは
逆の方向に摺動させると、撮影モードはノーマルモード
に切り替わり、遮光板がアパーチュアの前方から退避し
てアパーチュアの上下部を開放する。
【0009】上記切替操作部はカメラの前面に配設され
ているから、切替操作部から遮光板に至る遮光板駆動機
構は、遮光板に駆動力を入力する部材と、該部材と切替
操作部とを直に連繋させる部材によって構成すればよ
い。
【0010】
【実施例】以下、図示した実施例に基づいて、この発明
に係るパノラマ撮影機能付カメラの撮影モード切替操作
部の配置構造を具体的に説明する。
【0011】図4はこの撮影モード切替操作部を備えた
カメラの正面図であり、ほぼ中央部には鏡筒1aに保持さ
れて撮影レンズ1が配されている。この撮影レンズ1の
左下側に切替操作部としての切替ノブ10が、この撮影レ
ンズ1の光軸を中心とした円弧の一部に沿って摺動自在
に設けられている。この切替ノブ10の摺動範囲の一端部
にはメインスイッチのオフ指標11が対応し、中央部はメ
インスイッチのオンと撮影モードのノーマルモード指標
12が、他端部にはパノラマモード指標13がそれぞれ対応
している。
【0012】また、このカメラには上記撮影レンズ1を
光軸の方向に進退させて焦点距離を変更させるズーム装
置が具備されており、該撮影レンズ1の右側にズーム駆
動のための、テレスイッチ2とワイドスイッチ3とが配
設されている。また、撮影レンズ1の上側にはファイン
ダ窓4が配され、その側方にはストロボ発光窓5が配さ
れている。ファインダ窓4を挟んでストロボ発光窓5の
反対側には測距窓6が配設され、この測距窓6の後方に
自動合焦装置用の測距素子(図示せず)が設けられてい
る。撮影レンズ1の右側であって上記テレスイッチ2な
どの上方にはセルフタイマー撮影時の表示ランプ7が配
されている。また、上記測距窓6の中央部にはストロボ
撮影時の赤目現象を回避するために赤目軽減用ランプ8
などが配されている。
【0013】図1は図4のA−A線に沿って切断したカ
メラの断面図で、遮光板駆動機構を説明する図であり、
図2は該駆動機構の主要部の概略を示す分解斜視図であ
る。カメラ本体20の内部にはパノラマ地板21が止めネジ
21a によって固定されている。このパノラマ地板21は断
面ほぼL字形に折曲された板材の、該L字形の一方の腕
部の一部を途中で折曲してL字形の屈曲部で段差を形成
した形状をしており、上段面21bには適宜間隔を設けて
一対の支持軸部22a、22bが設けられ、下段面21cには上
下方向に延びた一対のレール部23aと該レール部23aの間
位置に一対のガイドブロック23が設けられている。ま
た、上記一対のガイドブロック23の間位置にはネジ穴23
bが形成されている。さらに、下段面21cの上記レール部
23a の側方には後述する駆動バネの一端部を掛止する掛
止部24が設けられている。
【0014】上記パノラマ地板21には、該パノラマ地板
21に対して摺動自在にパノラマ摺動板31が支持される。
このパノラマ摺動板31は断面ほぼT字形に形成されてお
り、該T字形の脚部31a を形成した部分の平板部には上
下方向を長手方向としたガイド孔32が該T字形の頭部31
b の近傍に形成され、該ガイド孔32に隣接した部分には
ガイド孔32と平行に挿通孔33が形成され、さらにこの挿
通孔33に隣接してほぼL字形に制限孔34が形成されてい
る。そして、パノラマ摺動板31のガイド孔32が前記パノ
ラマ地板21のガイドブロック23に嵌装されて、該パノラ
マ摺動板31がパノラマ地板21に対して摺動自在に支持さ
れる。また、パノラマ摺動板31のほぼT字形の頭部31b
の前面にはメインスイッチ接片35が止めネジ35aによっ
て止着されている。さらに、この頭部31b の下部にはほ
ぼ水平な方向を長手方向とした駆動孔36が形成されてい
る。
【0015】そして、前記切替ノブ10の裏面に植設され
た係合ピン10a が、該切替ノブ10の摺動を案内する円弧
に沿ってカメラ本体20に形成された透孔(図示せず)を
貫通して上記駆動孔36に挿通されている。この切替ノブ
10の中央部には透孔10b が形成され、図2および図3に
示すように、この透孔10b にロック部材14のロックピン
14bが挿通している。ロック部材14は板材からなる主体
部14aの一端部に上記ロックピン14bが植設され、他端部
にストッパピン14cが植設されて形成されている。この
ストッパピン14c はカメラ本体20の内側面に形成された
制限溝15に遊挿されており、この制限溝15は切替ノブ10
がメインスイッチのオフ指標11とオン(またはノーマル
モード)指標12との間を摺動することを許容する範囲で
形成されている。したがって、ストッパピン14c がこの
制限溝15に挿入されている状態では、切替ノブ10をパノ
ラマモード指標13に移動させることができない。そし
て、上記ロック部材14には、カメラ本体20の内側面に止
めネジ16a によって止着された板バネからなる押圧バネ
16の復元力が付勢され、上記ストッパピン14c が上記制
限溝15から容易に離脱しないようにしてある。なお、上
記ロックピン14b が切替ノブ10の透孔10bを挿通した状
態では、図3に示すように該ロックピン14bの先端部が
適宜に切替ノブ10の上面から突出した状態となるように
してある。
【0016】前記パノラマ地板21の前記支持軸部22a、2
2bにはそれぞれ上側遮光板駆動板25、下側遮光板駆動板
26が回動自在に遊嵌され、止めネジ22c によってこれら
が脱落しないようにしてある。これら遮光板駆動板25、
26のそれぞれには扇形歯車部25a、26aが形成され、これ
ら歯車部25a、26aが噛合する。上側遮光板駆動板25の回
動軸を挟んで上記歯車部25aの反対側には上側駆動腕25b
が伸長しており、この上側駆動腕25b の先端部にはこの
上側遮光板駆動板25の回動軸と平行な方向に突出して上
側駆動ピン25c が植設されている。
【0017】上記下側遮光板駆動板26の回動軸を挟んで
上記扇形歯車部26a の反対側には下側駆動腕26bが伸長
しており、この下側駆動腕26bの先端部にはこの下側駆
動板26の回動軸と平行な方向に突出して下側駆動ピン26
c が植設されている。この下側遮光板駆動板26の歯車部
26aの側部にはこの歯車部26aの円弧をほぼ延長した方向
に伸長して入力腕27が形成されている。この入力腕27の
先端部には駆動バネの端部を掛止する掛止部27a が形成
されており、また中間部にはパノラマ地板21の側に指向
して入力ピン27b が突設されている。
【0018】そして、カメラ本体20に固定されたパノラ
マ地板21にパノラマ摺動板31を重ねた状態で、パノラマ
地板21のガイドブロック23と掛止部24とが、パノラマ摺
動板31のガイド孔32と挿通孔33とにそれぞれ挿入された
状態となる。この状態で、パノラマ地板21の掛止部24と
下側遮光板駆動板26に形成された掛止部27a との間にト
グルバネからなる駆動バネ28が掛け渡されている。ま
た、パノラマ地板21にパノラマ摺動板31を重ね合わせた
状態で、図1に示すように、止めネジ23c を前記ネジ穴
23b に螺合させて該止めネジ23c の頭部によってパノラ
マ摺動板31がパノラマ地板21から脱落しないようにして
ある。
【0019】他方、カメラ本体20の後部にはアパーチュ
ア枠41が固定され、このアパーチャ枠41の前面の上下部
には、光軸と直交する水平方向と平行な方向の回動軸を
中心として回動自在に上側遮光板42と下側遮光板43とが
支持されている。これら遮光板42、43はアパーチュア枠
41の前面に形成されたフォーク部41a、41bに保持される
軸部42a 、43a が一端部に形成され、他端部には入力翼
部42b、43bが形成され、その外側にアパーチュア枠41に
形成された軸受板46a 、46b に保持される軸部42c、43c
が突出している。そして、これら遮光板42、43の回動に
よって、アパーチュア枠41の中央部に開口しているアパ
ーチュア44の上下部を遮光板42、43が占退するようにし
てある。すなわち、遮光板42、43がアパーチュア44の上
下部に占位して当該部分を覆った状態ではアパーチュア
44は横長な枠となり、アパーチュア44の後方に位置させ
たフィルムの上下部には露光が付与されず、パノラマサ
イズの写真を撮影できる。また、遮光板42、43がアパー
チュア44の上下部から退避した状態ではアパーチュア44
は全体が開口しフィルムの全面に露光を付与してノーマ
ルサイズの写真を撮影できる。なお、それぞれの遮光板
42、43の軸部42c 、43c にはねじりコイルバネからなる
戻しバネ45が嵌装されており、この戻しバネ45の復元力
を受けて遮光板42、43がそれぞれパノラマ位置からノー
マル位置に回動するようにしてある。
【0020】そして、パノラマ地板21やパノラマ摺動板
31、アパーチュア枠41、遮光板42、43をカメラ本体20に
組み込んだ状態で、パノラマ地板21に軸支された遮光板
駆動板25、26のそれぞれの駆動腕25b、26bの駆動ピン25
c、26cが遮光板42、43の入力翼部42b、43bに当接した状
態となる。また、切替ノブ10がカメラの前面に露呈した
状態となる。
【0021】以上により構成したこの発明に係るパノラ
マ撮影機能付カメラの撮影モード切替操作部の配置構造
による遮光板の切替動作を、以下に説明する。
【0022】カメラを撮影に供しようとする場合には、
カメラの前面に配設されている切替ノブ10をメインスイ
ッチのオフ指標11の位置からノーマルモード指標12の位
置まで摺動させる。切替ノブ10の裏面には押圧バネ16に
よってロック部材14が押圧され、該ロック部材14のスト
ッパピン14c がカメラ本体20の内側面に形成された制限
溝15に遊挿されているが、該制限溝15は切替ノブ10のオ
フ指標11位置とノーマルモード指標12位置との間でのみ
上記ストッパピン14c が摺動することを許容している。
このため、切替ノブ10を操作する際に、該切替ノブ10か
ら突出しているロックピン14b を操作することなくノー
マルモード指標12の側に移動させれば、ノーマルモード
指標12の位置を通過してパノラマモード指標13の位置ま
で移動してしまうことがない。切替ノブ10がノーマルモ
ード指標12の位置まで移動した状態で、メインスイッチ
接片35が切り替わってオンされカメラが作動状態とな
り、撮影に供することができるようになる。
【0023】撮影モードをパノラマモードに切り替える
には、ロックピン14b を押し込みながら切替ノブ10をノ
ーマルモード指標12位置からパノラマモード指標13位置
まで移動させる。ロックピン14bを押し込むことにより
ロック部材14の主体部14aが押圧バネ16の復元力に抗し
てカメラ本体20の裏面から離隔するから、ストッパピン
14c が制限溝15から抜けることになる。このため、パノ
ラマモード指標13の位置まで切替ノブ10を移動させるこ
とができるようになり、ストッパピン14c はカメラ本体
20の裏面を擦過することになる。
【0024】切替ノブ10がパノラマモード指標13の位置
まで移動すると、該切替ノブ10に植設された係合ピン10
a がパノラマ摺動板31の駆動孔36に挿入されているか
ら、該パノラマ摺動板31がパノラマ地板21に対して押し
下げられることになる。このパノラマ摺動板31の制限孔
34には下側遮光板駆動板26の入力ピン27b が挿入されて
いるから、該入力ピン27b が制限孔34の上端部によって
押動される。このため、下側遮光板駆動板26が支持軸部
22b を中心として図2において反時計回り方向に回動す
ることになる。また、下側遮光板駆動板26が適宜位置ま
で回動すると、駆動バネ28のトグル機能による復元力を
受けて円滑に回動することになる。
【0025】上記下側遮光板駆動板26の扇型歯車部26a
には上側遮光板駆動板25の扇形歯車部25a が噛合してい
るから、下側遮光板駆動板26の回動によって上側遮光板
駆動板25が図2において支持軸部22b を中心として時計
回り方向に回動することになる。そして、これら遮光板
駆動板25、26の駆動腕25b、26bに植設された駆動ピン25
c、26cは遮光板42、43の入力翼部42b、43bに当接してい
るから、遮光板42、43をそれぞれ押動する。このため、
図2において、戻しバネ45の復元力に抗して、上側遮光
板42は反時計回り方向に回動してアパーチュア44の上部
を占位し、下側遮光板43は時計回り方向に回動してアパ
ーチュア44の下部を占位する。したがって、アパーチュ
ア44の上下部が覆われた状態となり、フィルムの上下部
に露光が付与されない横長なパノラマサイズで撮影され
ることになる。
【0026】撮影モードがパノラマモードにある状態
で、カメラに衝撃が加えられたり、カメラの裏蓋を開放
して遮光板42、43を直接押し込んだりして、遮光板42、
43がノーマル位置まで戻ろうとした場合には、下側遮光
板駆動板26が図2において時計回り方向に回動し、パノ
ラマ摺動板31を押し上げることになる。このパノラマ摺
動板31の動作に連動して切替ノブ10が押し上げられるこ
とになるが、該切替ノブ10のストッパピン14c はカメラ
本体20の裏面を擦過して移動するから、遮光板42、43を
駆動する機構のいずれにも不用意な力が加えられず、駆
動機構の構成部品を破損してしまうことがない。
【0027】撮影モードをパノラマモードからノーマル
モードに切り替えるには、切替ノブ10をパノラマモード
指標13位置からノーマルモード指標12位置まで移動させ
る。この移動によってパノラマ摺動板31が押し上げら
れ、制限孔34が入力ピン27b の拘束を解いて下側遮光板
駆動板26が自由となる。このため、該下側遮光板駆動板
26に押えられていた下側遮光板43が自由となり、戻しバ
ネ45の復元力によって該下側遮光板43が図2において反
時計回り方向に回動することになる。この回動によって
下側遮光板駆動板26が図2において支持軸部22b を中心
として時計回り方向に回動し、扇形歯車25a、26aの噛合
によって上側遮光板駆動板25が図2において支持軸部22
a を中心として反時計回り方向に回動することになる。
この上側遮光板駆動板25の回動によって上側遮光板42も
自由となるから、戻しバネ45の復元力によって上側遮光
板42が図2において時計回り方向に回動する。すなわ
ち、遮光板42、43はアパーチュア44の上下部から退避し
て、アパーチュア44の全体に亙りノーマルサイズでフィ
ルムに露光を付与することができる。
【0028】上記下側遮光板駆動板26が適宜位置まで回
動すると、駆動バネ28のトグル機能による復元力を受け
て、下側遮光板駆動板26を時計回り方向に回動させる力
が与えられる。また、ノーマルモード指標12の位置まで
切替ノブ10が摺動すると、押圧バネ16の復元力によって
ロック部材14のストッパピン14c が制限溝15に挿入され
て、以後ロックピン14b を押し込まない限りパノラマモ
ード指標13位置へ切替ノブ10を移動させることができな
い。
【0029】そして、切替ノブ10をメインスイッチのオ
フ指標11位置まで移動させれば、メインスイッチ接片35
がオフされてカメラが非作動状態となる。
【0030】この実施例で説明したように、切替ノブ10
がカメラの前面であって遮光板駆動板25、26の投影部に
配設されているから、該切替ノブ10と下側遮光板駆動板
26とをパノラマ摺動板31によって連繋するだけである。
すなわち、切替ノブ10の摺動動作をパノラマ摺動板31に
よって直に遮光板駆動板26に伝達するだけであるから、
遮光板駆動機構の構成部品を少なくできる。
【0031】また、この実施例では、撮影モードの切り
替えをアパーチュア44の前方に配設した遮光板42、43の
回動動作によって行なう構造のものを示してあるが、遮
光板42、43の動作は回動動作でなくて、例えば摺動する
ことによってアパーチュア44の前方を占退する構造であ
っても構わない。
【0032】さらに、本実施例では、カメラのメインス
イッチのオン・オフと撮影モードの変更とを1つの切替
ノブ10の操作によって行なう構造について説明したが、
撮影モード切替操作部はメインスイッチと別体であって
も構わない。しかし、本実施例のように一体のものとす
れば、1箇所における操作でメインスイッチのオン・オ
フと撮影モードの切替を行なえるので、操作性が向上
し、スイッチ関連の部品点数を減じることができて好ま
しい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係るパ
ノラマ撮影機能付カメラの撮影モード切替操作部の配置
構造によれば、撮影モードの切替操作部を、カメラの前
面であって遮光板駆動機構の投影部に配設したから、駆
動力の遮光板への入力部と切替操作部とをほぼ直に連繋
させる部材を設ければ、切替操作部の切替動作を遮光板
に伝達して該遮光板を駆動することができる。したがっ
て、複雑な部品構成にすることなく、遮光板駆動機構を
簡単な形状の部品で構成できるとともに、部品点数を減
じることができる。
【0034】また、切替駆動機構を簡単な部品で構成す
ることができるため、切替操作部の動作を確実に遮光板
に伝達できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る撮影モード切替操作部と遮光板
の駆動機構との連繋状態を説明するための図で、図4に
おけるA−A線断面図である。
【図2】遮光板の駆動機構の構造を説明するための概略
の分解斜視図である。
【図3】切替操作部である切替ノブの構造を説明するた
めの概略図で、切替ノブの移動方向にほぼ直交する平面
で切断した断面図である。
【図4】この発明に係る撮影モード切替操作部の配置構
造を備えたパノラマ撮影機能付カメラの概略正面図であ
る。
【符号の説明】
1 撮影レンズ 10 切替ノブ(撮影モード切替操作部) 10a 係合ピン 11 メインスイッチのオフ指標 12 ノーマルモード指標 13 パノラマモード指標 20 カメラ本体 21 パノラマ地板 25 上側遮光板駆動板 25a 扇形歯車部 25b 上側駆動腕 25c 上側駆動ピン 26 下側遮光板駆動板 26a 扇形歯車部 26a 下側駆動腕 26c 下側駆動ピン 27 入力腕 27b 入力ピン 31 パノラマ摺動板 32 ガイド孔 33 挿通孔 34 制限孔 36 駆動孔 41 アパーチュア枠 42 上側遮光板 42b 入力翼部 43 下側遮光板 43b 入力翼部 44 アパーチュア 45 戻しバネ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常の画面サイズとなるノーマルモード
    での撮影と、アパーチュアの上下部を遮光板で覆うこと
    により該通常の画面サイズの上下部を除いた横長な画面
    サイズとなるパノラマモードでの撮影とを切り替えて行
    なうことができるパノラマ撮影機能付カメラにおいて、 前記遮光板のアパーチュアの上下部に対する占退動作
    を、カメラ内部に配設した遮光板駆動機構を介して行な
    い、 上記遮光板駆動機構に入力する切替操作部を、カメラの
    前面であって該遮光板駆動機構の投影部に配設したこと
    を特徴とするパノラマ撮影機能付カメラの撮影モード切
    替操作部の配置構造。
JP35172393A 1993-12-28 1993-12-28 パノラマ撮影機能付カメラの撮影モード切替操作部の配置構造 Pending JPH07199332A (ja)

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