JPH07199373A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH07199373A
JPH07199373A JP5351328A JP35132893A JPH07199373A JP H07199373 A JPH07199373 A JP H07199373A JP 5351328 A JP5351328 A JP 5351328A JP 35132893 A JP35132893 A JP 35132893A JP H07199373 A JPH07199373 A JP H07199373A
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black
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JP5351328A
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English (en)
Inventor
Hiroko Kuriyagawa
裕子 栗谷川
Kazushi Nagato
一志 永戸
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Electronic Switches (AREA)
  • Combination Of More Than One Step In Electrophotography (AREA)
  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子写真記録方式と熱転写記録方式の特徴を
有機的に組み合わせ、高画質の白黒画像の記録ができる
と共に、省電力でかつ低いランニングコストでカラー画
像の記録ができる画像記録装置を提供する。 【構成】 記録紙105上にトナー像を記録する電子写
真記録部100〜116と、サーマルヘッド4によりイ
ンクリボン8を加熱して記録紙上にインク像を記録する
熱転写記録部1とを有し、白黒画像の記録時には熱転写
記録部でインク層を有しない伝熱層からなるリボンを用
い、電子写真記録部で白黒画像信号に応じてトナー像を
記録紙上に形成すると共に、その白黒画像信号に応じて
サーマルヘッドを駆動することによりトナー像を加熱し
て記録紙上に定着し、カラー画像の記録時には熱転写記
録部でカラーインクリボンを用い、カラー画像信号に応
じてサーマルヘッドを駆動することにより記録紙上にカ
ラー画像を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像記録装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子写真記録装置は、文字が綺麗に記録
できること、記録速度が高速であること、ランニングコ
ストが比較的安いこと等の特徴を持っているために、O
A機器の出力端末装置として広く利用されている。
【0003】電子写真記録装置のひとつであるレーザプ
リンタの記録部の模式図を図7に示し、電子写真記録装
置の概要について説明する。通常の電子写真記録装置で
は図7に示すように、感光体ドラム100を使用してい
る。この感光体ドラム100は、まず、コロナチャー記
録紙上にトナー像を記録する電子写真記録部と、加熱手
段によりインクリボンを加熱して記録紙上にインク像を
記録する熱転写記録部を備えた画像記録装置であって、
白黒画像の記録時には前記熱転写記録部でインク層を有
しない伝熱層からなるリボンを用い、前記電子写真記録
部で白黒画像信号に応じてトナー像を記録紙上に形成す
ると共に、該白黒画像信号に応じて前記加熱手段を駆動
することにより該リボンの伝熱層を介して記録紙上のト
ナー像を加熱して該トナー像を記録紙上に定着し、カラ
ー画像の記録時には前記熱転写記録部でカラーインクリ
ボンを用い、カラー画像信号に応じて前記加熱手段を駆
動することにより記録紙上にカラー画像を形成すること
を特徴とするジャから成る帯電器101によって、暗所
で表面が一様に帯電される。次に画像信号に応じてレー
ザ光102が感光体ドラム100に照射される。感光体
は光が照射された部分だけ抵抗が減少するので、感光体
100上にレーザ光102が照射された部分の電荷が消
去された静電潜像が形成される。
【0004】このようにして形成された静電潜像は、次
に現像器103によって現像される。つまり感光体ドラ
ム100上の静電潜像の電荷の消去された部分に、例え
ば反転現像によって感光体ドラムを帯電した電荷と同極
性に帯電した着色微粒子であるトナーが、現像バイアス
を与えられることによりドラムに付着し、静電潜像が可
視化される。給紙ローラ104によって図示しない紙カ
セットから取り出された記録紙105が、画像信号とタ
イミングを合わせて搬送され、感光体ドラム100に接
触される。ここでは可視化されたトナー像の記録紙10
5への転写が行われる。転写は、転写チャージャ106
により記録紙105の裏側からトナーと逆極性の電荷が
与えられ、これによって感光体ドラム100上の帯電し
たトナー像が、記録紙105上に引き付けられることに
より行われる。画像が転写された記録紙105は、次に
剥離チャージャ107によって感光体ドラム100と剥
離される。
【0005】最後にトナーはヒートローラ110を有す
る定着器111で加熱・加圧され、記録紙105上に定
着されることにより記録が終了する。なお、感光体ドラ
ム100上には記録紙105に転写されずに残ったトナ
ーが存在する。ドラム100上の残留トナーは、クリー
ニングブレード108を有するクリーナー114で擦り
落として清掃され、その後LEDなどから構成される消
去ランプ109で全面露光することによって感光体ドラ
ム100上の電荷が消去される。
【0006】また、電子写真方式のカラー化は、イエロ
ー、マゼンタ、シアンの3色あるいは黒を含む4色の各
トナーごとに帯電→露光→現像の記録サイクルを繰り返
し、各色ごとにトナー像を形成する方式が一般的に用い
られている。電子写真方式のカラー記録装置の一例の模
式図を図8に示す。まず、白黒記録と同様に感光体ドラ
ム100をコロナチャージャから成る帯電器101によ
り一様帯電する。次に、画像信号に応じてレーザ光10
2が感光体ドラム100に照射され、この部分の電荷が
消去された静電潜像が形成される。カラー記録装置で
は、現像ユニット117〜120は各色毎に分かれてい
る。ここで、イエロー、マゼンタ、シアン、黒の順に潜
像を形成し、現像を行う。この時、各色のトナー像を感
光体100に形成しそのまま感光体に定着する直接方式
と、転写紙に転写する転写方式がある。また、転写方式
では、各色のトナー像を順次転写紙に転写し、転写紙上
で3色のトナー像を重ね合わせる3回転写法と、各色の
トナー像を感光体上で重ね合わせた後、転写紙に一括し
て転写する1回転写法がある。電子写真記録方式のカラ
ー化については、現像ユニットが各色毎に必要なために
装置が大型化してしまう。
【0007】この様に電子写真記録装置では、帯電・潜
像形成・現像・転写・定着の工程を経て画像が形成され
る。また、ドラムはクリーニング工程で綺麗に清掃さ
れ、繰り返し使用される。各工程は装置の種類によって
多少構成が異なる場合もあるが、基本的にはこのような
構成になっている。
【0008】一方、電子写真プリンタと同様のノンイン
パクト記録方式の一つに、熱転写記録方式がある。熱転
写方式は、記録メカニズムが簡単なために保守が容易で
あること、階調性が良いこと、装置の小型化が可能なこ
と、カラー記録が比較的容易なこと等の理由から、最近
注目されている方式である。
【0009】熱転写方式の1つである熱溶融転写記録の
模式図を図9に示し、熱転写方式の概要について説明す
る。通常の熱転写方式は図9に示すようにサーマルヘッ
ド4を使用している。サーマルヘッド4に対向してプラ
テン11を配置する。この間を、厚さ数μmのベース6
上に厚さ数μmの熱溶融性の固体インク7を塗布したイ
ンクリボン8と記録紙(普通紙)105を重ねた状態で
通す。サーマルヘッド4上の発熱素子に電気信号により
適当なタイミングで電力を加えて発熱させる。インク層
7の部分的な加熱により、インク層7の粘度が不連続的
に変化し、プラテン11とサーマルヘッド4との間にか
かる静圧を利用して固体インク7を記録紙105に転写
記録する。インクリボン8はインクリボンカセット2か
ら繰り出され、記録後のリボンはリボン巻き取りカセッ
ト3に収納される。
【0010】また、カラー記録を行う場合は、黒のイン
クリボンをカラーインクリボンに変えれば良い。印字の
方式からシリアル方式とライン方式に分けられる。シリ
アル方式のカラーインクリボンは、図12に示すよう
に、イエローインク21、マゼンタインク22、シアン
インク23の3色をリボンの長さ方向に並べたダンダラ
塗りリボンと幅方向に並べたスジ塗りリボンと、3原色
別々の単色リボンとがある。ダンダラ式のリボンを使用
する場合は、1行毎に1色を記録し3色の記録が終了し
てから次の行の記録を始める。一方、スジ式のリボンを
使用する場合は、リボンの幅の1/3ずつ紙を移動させ
て色を重ねていく。また、ライン方式は一画面毎に色を
重ねる方法である。
【0011】カラー熱転写方法のライン方式の模式図を
図13〜図15に示す。図13はドラム式と呼ばれてい
る方法である。イエロー、マゼンタ、シアン、黒の順に
一色毎に記録を行うが、一色の記録が終わった紙はサー
マルヘッド4に対向しているドラム5を一回転して、再
びサーマルヘッドとドラムの間を通り、次の色が記録さ
れる。図14はスイング式と呼ばれている方法である。
各色がイエロー、マゼンタ、シアンの順番に記録される
のはドラム方式と同様である。異なる点は、一色の記録
が終わった記録紙105が紙の待避場所(記録後)12
に収納されることである。待避場所12に記録紙105
が収納されるとプラテン11が逆に回転して、記録紙は
待避場所(記録前)13に搬送される。そして次の色の
記録を行う。図15はマルチヘッド式と呼ばれている方
法である。各色毎に分かれている単色のリボンを4本用
いて画像形成を行う。記録紙105はプラテン11の周
囲を搬送される。この間に、イエロー15、マゼンタ1
6、シアン17、黒18の順に記録紙105上に像が重
ねられカラー画像が形成される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、電
子写真記録方式は白黒画像形成においては低コストで解
像度が高い画像記録ができるという利点がある反面、カ
ラー画像を形成する場合、現在では各色毎に現像ユニッ
トを分けて像形成を行う方法が主流であるため、プロセ
スが多く煩雑になってしまう問題がある。しかも、現像
ユニットが各色毎に必要であるために装置全体が大型化
してしまう。また、電子写真記録方式では潜像形成工程
では1画点当たり約10-6〜10-5J/cm2 程度の小
さいエネルギーで充分であるが、定着工程では数10J
/cm2 という非常に大きなエネルギーを必要とする。
省エネルギーが求められている現在の環境では、この様
に大きなエネルギーを消費する記録方式は問題である。
【0013】一方、熱転写記録方式はカラー画像形成に
おいては、記録パターンのコントラストが高いため階調
性が良く、またプロセスが比較的簡易なために装置の小
型化が可能であるが、白黒画像記録では印字面積が紙全
体の面積の10数%を占めるに過ぎず、しかもインクリ
ボンが使い捨てのため、ランニングコストが高くつくと
いう大きな欠点があった。
【0014】本発明は、電子写真記録方式と熱転写記録
方式の特徴を有機的に組み合わせ、高画質の白黒画像を
記録できると共に、省電力でかつ低いランニングコスト
でカラー画像の記録ができる画像記録装置を提供するこ
とを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の画像記録装置は記録紙上にトナー像を記録
する電子写真記録部と、加熱手段によりインクリボンを
加熱して記録紙上にインク像を記録する熱転写記録部を
備えた画像記録装置であって、白黒画像の記録時には熱
転写記録部でインク層を有しない伝熱層からなるリボン
を用い、電子写真記録部で白黒画像信号に応じてトナー
像を記録紙上に形成すると共に、該白黒画像信号に応じ
て加熱手段を駆動することにより該リボンの伝熱層を介
して記録紙上のトナー像を加熱して該トナー像を記録紙
上に定着し、カラー画像の記録時には熱転写記録部でカ
ラーインクリボンを用い、カラー画像信号に応じて加熱
手段を駆動することにより記録紙上にカラー画像を形成
することを特徴とする。
【0016】本発明の一つの態様においては、定着部を
兼ねる熱転写記録部は多数の発熱素子から構成される加
熱手段に対向してドラムを設け、白黒画像の記録時は伝
熱層からなるリボン、カラー画像の記録時にはイエロ
ー、マゼンタ、シアンの3色あるいは黒を加えた4色と
伝熱層からなるカラーインクリボンをそれぞれ用い、電
子写真記録部で形成された白黒トナー画像の部分は伝熱
層からなるリボンの伝熱層を介して記録紙を加熱手段に
圧接し、選択的に発熱された発熱素子からの熱を伝熱層
を介して記録紙上のトナー画像に伝達することによりト
ナー画像を記録紙に定着させる。
【0017】また、カラー画像の記録時はカラー画像を
形成すべき部分をカラーインクリボンを介して記録紙を
加熱手段に圧接し、選択的に発熱された発熱素子からの
熱でカラーインクリボン上のインク層を溶融してまず1
色のインク画像を形成し、次いでドラムの周囲で記録紙
を回転させた後、別の色のインク画像を形成するという
動作を繰り返してカラー画像を形成する。
【0018】本発明の他の態様においては、定着部を兼
ねる熱転写記録部は多数の発熱素子から構成される加熱
手段に対向してプラテンを設けると共に、記録紙を一時
的に待避させておく場所を設けておき、白黒画像の記録
時は伝熱層からなるリボン、カラー画像の記録時にはイ
エロー、マゼンタ、シアンの3色あるいは黒を加えた4
色と伝熱層からなるカラーインクリボンをそれぞれ用
い、電子写真記録部で形成された白黒トナー画像の部分
は伝熱層からなるリボンの伝熱層を介して記録紙を加熱
手段に圧接し、選択的に発熱された発熱素子からの熱を
伝熱層を介して記録紙上のトナー画像に伝達することに
よりトナー画像を記録紙に定着させる。
【0019】また、カラー画像の記録時はカラー画像を
形成すべき部分をカラーインクリボンを介して記録紙を
加熱手段に圧接し、選択的に発熱された発熱素子からの
熱でカラーインクリボン上のインク層を溶融してまず1
色のインク画像を形成し、次いで記録紙を一次退避場所
に退避させ、プラテンを逆回転させることにより記録紙
を始めの状態に戻し、再度プラテンを逆回転させて、色
のインク画像を形成するという動作を繰り返してカラー
画像を形成する。
【0020】本発明のさらに別の態様においては、白黒
画像の記録時は伝熱層からなるリボン、カラー画像の記
録時にはイエロー、マゼンタ、シアンの3色あるいは黒
を加えた4色と伝熱層からなるカラーインクリボンをそ
れぞれ用い、これらのリボンを記録紙の搬送されるルー
トに配置し、電子写真記録部で形成された白黒トナー画
像の部分は伝熱層からなるリボンの伝熱層を介して記録
紙を加熱手段に圧接し、選択的に発熱された発熱素子か
らの熱を伝熱層を介して記録紙上のトナー画像に伝達す
ることによりトナー画像を記録紙に定着させる。
【0021】また、カラー画像の記録時はカラー画像を
形成すべき部分をカラーインクリボンを介して記録紙を
加熱手段に圧接し、選択的に発熱された発熱素子からの
熱でカラーインクリボン上のインク層を溶融してカラー
画像を順次一色ずつ形成する動作を繰り返してカラー画
像を形成する。
【0022】
【作用】本発明の画像記録装置においては、白黒画像に
ついては電子写真記録方式により高い解像度でかつ低コ
ストで比較的高速に記録することが可能である。
【0023】一方、カラー画像については熱転写記録方
式により簡単に階調性の高い高品質のカラー記録が可能
となる。この場合、記録速度が遅いため記録に要する時
間が長くなるが、カラー記録の用途は比較的少ないため
に実用上あまり問題とならない。
【0024】また、本発明では電子写真記録時に必要な
定着には熱転写記録部のサーマルヘッドを兼用させてい
ることにより、ヒートローラを必要とせず、装置の小型
化が図られる。しかも、定着時に電子写真記録部でトナ
ー像を記録する際に用いた画像信号に基づいてサーマル
ヘッドを駆動することにより、トナー画像が記録されて
いる部分およびその周辺だけに熱を加えてトナー像を定
着するため、定着エネルギーを低減でき、省電力化に大
きく寄与することができる。
【0025】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を具体的に説明
する。
【0026】(実施例1)図1に、本発明の画像記録装
置の一実施例を示す。この画像記録装置は、感光ドラム
100、プリチャージャ101、図示しないレーザ光
源、現像器ユニット103、転写チャージャ106、剥
離チャージャ107、クリーニングブレード108、除
電ランプ109、回収ブレード115およびトナー回収
オーガー116を備えた白黒画像形成のための電子写真
記録部と、カラー画像形成部兼定着ユニット1を有す
る。
【0027】カラー画像形成部兼定着ユニット1は、イ
ンクリボンカセット2、リボン巻き取りカセット3、サ
ーマルヘッド4およびサーマルヘッド4に対向して設け
られたドラム5からなり、カラー画像形成時にはカラー
インクリボン8によってカラー画像の形成を行い、また
白黒画像形成時には電子写真記録部により記録紙105
上に形成されたトナー画像の定着を行う。
【0028】図2に、本実施例における画像信号処理系
のブロック図を示す。入力された画像信号200は、最
終的にレーザ光駆動部203とサーマルヘッド駆動部2
09に供給される。画像信号200のうち電子写真記録
部で形成される白黒画像に関する画像信号(白黒画像信
号)は、スイッチ201およびレーザ光駆動用メモリ2
02を介してレーザ駆動部203に供給されると共に、
サーマルヘッド定着用メモリ204を介してサーマルヘ
ッド駆動部209に供給される。ここで、サーマルヘッ
ド定着用メモリ204に記憶された画像信号は、図1に
おいて記録紙105が露光部(レーザ光102の照射
部)からカラー画像形成部兼定着ユニット1まで搬送さ
れる間の時間分だけレーザ光駆動メモリ202よりも遅
れたタイミングで読み出され、サーマルヘッド駆動部2
09に供給される。
【0029】一方、画像信号200のうちカラー画像形
成部兼定着ユニット1で熱転写方式により形成されるカ
ラー画像に関する信号(カラー画像信号)は、イエロー
画像形成用メモリ205、マゼンタ画像形成用メモリ2
06、シアン画像形成用メモリ207および黒画像形成
用メモリ208に適宜記憶され、これらの各色の画像形
成用メモリ204〜208よりサーマルヘッド駆動部2
09へ供給される。
【0030】本実施例の画像記録装置の動作は、次の通
りである。
【0031】まず、白黒画像形成時の動作を説明する。
記録紙105は図示しないカセットにストックされてお
り、記録開始タイミングに応じて給紙ローラ104によ
って記録紙105は一枚づつ繰り出される。給紙ローラ
によって繰り出された記録紙105は、感光ドラム10
0に達する。
【0032】感光ドラム100は記録開始タイミングに
よって回転を開始し、記録画像に応じた画像がドラム1
00上に形成されることになる。感光ドラム100とし
ては有機感光体もしくは無機感光体が使用されており、
これらの感光体は光が当たることによって抵抗が小さく
なる、いわゆる光導電性を示す物質によって構成されて
いる。この感光ドラム100は、まずプリチャージャ1
01によって一様帯電される。帯電されたドラム100
は、1つのレーザ光源から発せられた各記録ドット毎に
制御されたレーザ光102によって、例えば回転多面体
鏡であるポリゴンミラー(図示しない)を用いて主走査
方向に走査されることにより、感光体上に静電潜像が順
次形成される。ここで、上記レーザ光源は図2における
レーザ光駆動部203により駆動される。
【0033】レーザ光102によって静電潜像が形成さ
れたドラム100は、さらに現像器ユニット103で現
像される。現像器ユニット103は、一般に用いられて
いるように、マグネットローラ112、シャフト11
3、及び図示しないトナーセンサを有し、二成分負極性
のトナーがシャフト113により攪拌されている。マグ
ネットローラ112には、バイアス電圧が印加されてお
り、レーザ光102が当たってプリチャージャ101の
電荷が消去された部分が反転現像され、帯電したトナー
によって可視像が形成される。
【0034】こうしてトナー像が形成されたドラム10
0は、転写チャージャ106上で記録紙105に接触
し、トナー像は記録紙上に転写される。次に、剥離チャ
ージャ107で記録紙がドラム100より剥離されて、
後述するカラー画像形成部兼定着部1へ搬送される。記
録紙へのトナー転写が完了したドラム100は、クリー
ナーユニット114において残留トナーが除去されクリ
ーニングされる。クリーナーユニット114は、トナー
を掻き取るためのクリーニングブレード108と、掻き
落とされたトナーを受け取る回収ブレード115及びト
ナー回収オーガー116とから成る。そしてクリーニン
グされたドラム100は、LED等から構成される除電
ランプ109によって残留電荷が消去される。この様
に、感光ドラム100が一回転する間に帯電、静電潜像
形成、現像、クリーニング及び除電工程という一連の工
程を繰り返すことになる。
【0035】一方、トナー像が転写された記録紙105
は、ガイド及び搬送ローラによってカラー画像形成部兼
定着ユニット1へと搬送される。白黒画像の形成時に
は、カラーインクリボンに代えて、インクのついていな
い伝熱層から構成されるリボン(図示しない)を用い
る。カラー画像形成部兼定着ユニット1においては、感
光体ドラム100上に潜像を形成するために照射したレ
ーザ光102を制御するための画像信号、すなわち図2
においてレーザ光駆動用メモリ202からレーザ光駆動
部203に読み出された画像信号よりも、記録紙105
がサーマルヘッド4に到達するまでの時間分だけ遅れて
サーマルヘッド定着用メモリ204からサーマルヘッド
駆動部209に読み出された画像信号に基づいて駆動サ
ーマルヘッド4の発熱素子が通電駆動される。これによ
る発熱素子の熱がリボンの伝熱層を介して記録紙105
に伝えられることにより、記録紙105上のトナーが熱
によって定着される。トナーが定着された記録紙105
は、次に出口方向に搬送され、出口ローラ10によって
図示していないトレーへ排紙される。この様にして白黒
画像の記録が完了する。
【0036】次に、カラー画像形成時の動作を説明す
る。カラー画像形成時は、図3(a)に示した伝熱層1
4、イエローリボン15、マゼンタリボン16およびシ
アンリボン17が順次シリアルに並んでいるカラーイン
クリボン8を用いる。カラー画像の黒色部分は上記の白
黒画像形成時と同様に形成される。そして、電子写真記
録部で黒色トナーによる可視像が形成された記録紙10
5は、サーマルヘッド4とドラム5の間を搬送される。
このとき、先の白黒画像形成時と同様に、図2において
レーザ光駆動用メモリ202からレーザ光駆動部203
に読み出された画像信号よりも、記録紙105がサーマ
ルヘッド4に到達するまでの時間分だけ遅れてサーマル
ヘッド定着用メモリ204からサーマルヘッド駆動部2
09に読み出された画像信号に基づいて駆動サーマルヘ
ッド4の発熱素子が通電駆動されることにより、発熱素
子の熱がカラーインクリボン8の伝熱層14を介して記
録紙105に伝えられ、記録紙105上の黒色トナーが
熱によって定着される。
【0037】こうして黒色トナーが定着された記録紙1
05はドラム5の周りを一回転し、再びサーマルヘッド
4とドラム5の間を通過する。このときはカラーインク
リボン8のイエローリボン15が記録紙105と接触
し、図2のイエロー画像形成用メモリ205を介して入
力された画像信号に基づいてサーマルヘッド駆動部20
9により駆動されたサーマルヘッド4により与えられた
熱がベース6を介してインク層7のイエローインクを溶
融し、イエロー画像が記録紙105上に形成される。イ
エロー像と同様にマゼンタ、シアン像も記録紙105に
重ねられてカラー画像が形成される。
【0038】(実施例2)図1の実施例1では、まずカ
ラー画像の黒色部分が形成され、続いてカラー画像が形
成される方式を示したが、図4に示す実施例はカラー画
像を記録する場合に、まずカラー部分を形成してから黒
色部分を記録する方式を示している。
【0039】すなわち、記録紙105は搬送ローラによ
り電子写真記録部を通過して、カラー画像形成部1へと
搬送される。カラー画像形成部1においては、サーマル
ヘッド4で発生した熱がインクリボン8のベース6を介
してインク層7のインクを溶融する。イエロー、マゼン
タ、シアンの順にカラー画像が上記と同様に形成され
る。次に、記録紙105はローラ等により黒色画像形成
部である電子写真記録部に搬送され、黒色トナーの可視
像が記録紙105上に形成される。トナー像の形成され
た記録紙105は定着ユニット1に搬送され、インクリ
ボン8上の伝熱層を介して画像信号に基づき制御された
サーマルヘッド4の熱によりトナー像は定着される。定
着された記録紙は図示しないカセットへと搬出され、記
録は終了する。
【0040】(実施例3)実施例1、2では、カラー画
像形成部にドラム式の熱転写方式を用いる例について説
明した。他に、より装置サイズを小型にすることができ
るスイング式を用い、カラー画像形成を行う方法があ
る。本実施例3では、カラー画像形成部兼定着ユニット
1にスイング式熱転写を利用する例について説明する。
図5に、本実施例の画像記録装置を示す。
【0041】白黒画像形成については実施例1、2と全
く同様なので、カラー画像形成について説明する。電子
写真部で形成されたトナー像は定着ユニット1に搬送さ
れ、インクリボンの伝熱層部分を介して画像信号に基づ
き制御されたサーマルヘッド4で発生した熱により記録
紙105上に定着される。この定着された記録紙105
は、記録紙の待避場所(記録後)12に搬送される。次
に、プラテン11が今までとは逆方向に回転を始め、記
録紙105は紙の待避場所(記録前)13に送られる。
プラテン11はまた逆回転をし、再度記録紙105がサ
ーマルヘッド4とプラテン11の間を通るときに、イン
クリボン8のイエロー部分を用いてイエロー画像が記録
紙105上に形成される。この作業を繰り返し、記録紙
105上にマゼンタ、シアンの像を重ねてカラー画像を
形成する。
【0042】(実施例4)図6は、実施例3と同様にカ
ラー画像形成部兼定着ユニット1にスイング式熱転写を
利用する実施例であり、図4に示した実施例2と同様、
カラー画像のカラー部の記録を行った後に黒色部の記録
を行う装置について示している。記録紙105は始めは
電子写真部を通過して、カラー画像形成部1に搬送され
る。ここでサーマルヘッド4で発生した熱によりイエロ
ー、マゼンタ、シアンの順にカラー画像が形成される。
次に搬送ローラにより電子写真部に送られ、黒色トナー
によりトナー像を形成し再度定着ユニット1に送られ、
インクリボンの伝熱層部分を用いて画像信号に基づき制
御されたサーマルヘッドからの熱によりトナー像が紙に
定着され、カラー画像が完成する。
【0043】(実施例5)図7は、熱転写部分にマルチ
ヘッド式を用いた実施例を示す図である。本実施例は、
白黒画像形成については実施例1と同様であり、カラー
画像形成において黒色部をカラー部より先に形成する場
合の例について示している。まず、電子写真記録部で実
施例1と同様に黒色部が形成される。トナー像の形成さ
れた記録紙105は、伝熱層リボンユニット14により
画像信号に基づき定着される。その後、イエロー15、
マゼンタ16、シアン17の順にインクリボンカセット
が配置されていて、各々サーマルヘッドで発生した熱に
よりインクリボンのインク層が溶融され、カラー画像が
順に形成される。
【0044】(実施例6)図8は、実施例5と同様に熱
転写部分にマルチヘッド式を用いた実施例を示す図であ
り、カラー画像のカラー部を黒色部より先に形成する場
合について示している。記録紙105は電子写真部を通
過し、イエロー15、マゼンタ16、シアン17の順に
並んでいる単色のインクリボンユニット間を通る。サー
マルヘッドの熱によりインクリボンのインク層が溶かさ
れ、各々の色の画像が記録紙105上に形成され、この
後、記録紙105は電子写真記録部に搬送される。電子
写真記録部で、黒色部のトナー像を形成し、伝熱層のリ
ボンユニット14において画像信号に基づき制御された
サーマルヘッドの熱によりトナー像は記録紙105に定
着される。
【0045】上述した各実施例では、カラー画像形成の
ためのサーマルヘッドを電子写真記録部で形成されたト
ナー画像の定着にも利用している。このサーマルヘッド
を定着に利用する方式は、ヒートローラと比較して熱効
率が良いために、従来のヒートローラの半分以下のエネ
ルギーで定着することが可能になる。
【0046】しかもこの場合、本発明では定着時に電子
写真記録部でトナー像を記録する際に用いた画像信号に
基づいてサーマルヘッドを駆動することにより、トナー
画像が記録されている部分およびその周辺だけに熱を加
えてトナーを定着するため、さらに定着エネルギーを低
減でき、省電力化に寄与するところ極めて大きい。すな
わち、例えば通常の文書画像では文字は記録紙全体の1
0%以下であり、本発明によれば文字部付近だけについ
てサーマルヘッドで定着を行うことができるので、ヒー
トローラを用いた場合の1/10以下というエネルギー
で定着することが可能となる。
【0047】なお、本発明は上述した実施例に限定され
るものではない。例えば、定着で使用される伝熱層だけ
のリボンとしては、通常の熱転写記録方式のインクリボ
ンに用いられているPETからなるベースフィルムその
ものでも良い。白黒記録の場合には、例えばベースフィ
ルムだけから成る定着用のリボンが巻かれているカセッ
トを使用する。また、カラー画像の記録時には図3に示
したイエロー、マゼンタ、シアンのインクとインクの塗
ってないベースフィルムだけから成る定着用リボンの部
分とがこの順番で繰り返し塗られているインクリボンカ
セットを使用する。白黒用のカセットとカラー用のカセ
ットは、使用者がマニュアル操作で変更しても良いし、
自動で変更してもかまわない。また、白黒記録に使用す
る定着用リボンだけのカセットは、何度も繰り返し使用
する必要がある。何度も使用する方法としては、全部使
用し終わったら、再び巻きとる方法がある。或いは、一
枚の定着が終了した場合に、再び定着用リボンを巻き戻
すようにして何度も使用する。何度も使用して、耐用定
着回数を越えた場合に、新しい定着リボンの部分を使用
するようにすることが望ましい。別の方法としては、一
回定着したら巻き戻すのであるが、1ページより少ない
量を巻き戻して、同じ部分を何回も使用する方法もあ
る。例えばリボンの耐用回数が100回の場合には、9
9/100だけ巻き戻せば、同じリボンをほぼ100回
使ったのと等価となる。また最も簡単な方法としては、
定着用リボンの入ったカセットをリバーシブルに使用可
能にしておく方法もある。全部使い終わった場合に、カ
セットを逆に差し替えることで、何度も定着用リボンを
使用することができる。
【0048】また、実施例では熱転写記録方式としてサ
ーマルヘッドにラインヘッドを使用した方式を示した
が、シリアル方式でも差し支えない。
【0049】さらに、カラー画像部などに入っている黒
に関しては、電子写真で記録すると画質に変化を生ずる
ことがあるため、黒の熱転写インクで記録する場合もあ
る。その場合には、イエロー、マゼンタ、シアンのイン
クリボンに、更に黒のインクリボンも使用すれば良い。
この場合には、文字の部分も熱転写の黒インクで記録し
ても差し支えない。この際に使用されるカラーインクリ
ボンを図3(b)、(c−1)、(c−2)、(d−
1)、(d−2)に示した。図3(b)は、(a)に示
した伝熱層14、イエローリボン15、マゼンタリボン
16およびシアンリボン17からなるダンダラ式リボン
に黒リボン18を追加したリボンを示す。図3(c−
1)、(c−2)および(d−1)、(d−2)はスジ
式リボンを示しているが、電子写真方式の黒色部の印刷
順によりこれらの種類を使い分ければよい。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればO
A機器などで頻繁に行われる白黒画像の形成は、低コス
トで記録速度の速い電子写真方式により行い、また頻繁
には用いられないが高画質が求められているカラー画像
の形成は、熱転写方式で行うことにより、白黒、カラー
それぞれに適した画像記録が可能である。
【0051】また、本発明では特に熱転写記録部の加熱
手段であるサーマルヘッドを電子写真記録部で形成され
たトナー像の定着にも使用することにより、消費電力を
抑えることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る画像記録装置の構成図
【図2】本発明における画像信号処理系のブロック図
【図3】本発明において使用するインクリボンの例を示
す図
【図4】本発明の実施例2に係る画像記録装置の構成図
【図5】本発明の実施例3に係る画像記録装置の構成図
【図6】本発明の実施例4に係る画像記録装置の構成図
【図7】本発明の実施例5に係る画像記録装置の構成図
【図8】本発明の実施例6に係る画像記録装置の構成図
【図9】従来の白黒電子写真記録装置の構成図
【図10】従来のカラー電子写真記録装置の構成図
【図11】従来の白黒熱転写記録装置の構成図
【図12】熱転写方式に使用するカラーインクリボンの
インク層の概略図
【図13】従来のカラー熱転写方式(ドラム式)の一例
を示す図
【図14】従来のカラー熱転写方式(スイング式)の一
例を示す図
【図15】従来のカラー熱転写方式(マルチヘッド式)
の一例を示す図
【符号の説明】
1…カラー画像形成部兼定着ユニット 4…サーマル
ヘッド 5…ドラム 8…カラーイ
ンクリボン 11…プラテン 12,13
…紙の待避場所 14…伝熱層からなるリボン 15…イエ
ローリボン 16…マゼンタリボン 17…シア
ンリボン 18…黒リボン 100…感光
体ドラム 103…現像器ユニット 105…記
録紙 200…画像信号 201…ス
イッチ 202…レーザ光駆動用メモリ 203…レ
ーザ光駆動部 204…サーマルヘッド定着用メモリ 209…サ
ーマルヘッド駆動部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録紙上にトナー像を記録する電子写真記
    録部と、加熱手段によりインクリボンを加熱して記録紙
    上にインク像を記録する熱転写記録部を備えた画像記録
    装置であって、 白黒画像の記録時には前記熱転写記録部でインク層を有
    しない伝熱層からなるリボンを用い、前記電子写真記録
    部で白黒画像信号に応じてトナー像を記録紙上に形成す
    ると共に、該白黒画像信号に応じて前記加熱手段を駆動
    することにより該リボンの伝熱層を介して記録紙上のト
    ナー像を加熱して該トナー像を記録紙上に定着し、 カラー画像の記録時には前記熱転写記録部でカラーイン
    クリボンを用い、カラー画像信号に応じて前記加熱手段
    を駆動することにより記録紙上にカラー画像を形成する
    ことを特徴とする画像記録装置。
JP5351328A 1993-12-29 1993-12-29 画像記録装置 Pending JPH07199373A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5351328A JPH07199373A (ja) 1993-12-29 1993-12-29 画像記録装置

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JP5351328A JPH07199373A (ja) 1993-12-29 1993-12-29 画像記録装置

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ID=18416559

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JP5351328A Pending JPH07199373A (ja) 1993-12-29 1993-12-29 画像記録装置

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JP (1) JPH07199373A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7483046B2 (en) 2003-11-17 2009-01-27 Samsung Electronics, Co., Ltd. Complex image forming apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7483046B2 (en) 2003-11-17 2009-01-27 Samsung Electronics, Co., Ltd. Complex image forming apparatus

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