JPH0719948Y2 - 幼児用家具類における幌の折り畳み及び展開機構 - Google Patents

幼児用家具類における幌の折り畳み及び展開機構

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JPH0719948Y2
JPH0719948Y2 JP1988104575U JP10457588U JPH0719948Y2 JP H0719948 Y2 JPH0719948 Y2 JP H0719948Y2 JP 1988104575 U JP1988104575 U JP 1988104575U JP 10457588 U JP10457588 U JP 10457588U JP H0719948 Y2 JPH0719948 Y2 JP H0719948Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はベビーラック、ベビーベッド、幼児用椅子或い
はベビーカー等の幼児用家具類に着脱自在に装着使用す
る日除け用の幌に適用する折り畳み及び展開機構に関す
るものである。
〔従来技術とその問題点〕
幼児用の家具類、特に、ベビーカー等等の幼児運搬具に
日除け用幌を装着することは従来より知られている。
従来より公知である日除け用幌を取付けたベビーカー
は、扇状に展開できるよう数本の幌骨の基端部を一個所
に取り纏めて基台に枢着し、必要に応じ前記幌骨を含む
幌面を側面扇状に展開し、若しくは折り畳むことで幌内
部に対する日光の照射両を調節する構造としている。
またこれら公知の日除け用幌は、幌骨を展開した場合
に、展開状態を正確に維持するため幌の側面にストッパ
ーを取付けることが行われている。
上記のストッパーは、前後端部に位置する幌骨に、基端
部を取付けた二本のリンクの先端部を軸着することによ
り「く」字状に折り畳めるよう構成し、前記二本のリン
クを完全に伸展させた場合に幌の展開状態が維持できる
という構造が採られている。
しかしながら前記する展開維持用のストッパーは、幌の
展開時に、二本のリンクが殆ど一本の棒状を呈する直線
状に伸展されるよう組み合わされているため、幌を折り
畳む必要が生じた場合に、直線状に伸展されたストッパ
ーの軸着部に直接手を触れ、前記二本のリンクに対する
折り畳み操作を行わなければ幌の折り畳みが行えないと
いう構造上の不便さが指摘されていた。
また従来構造では、直線的に伸展されたストッパーを折
り畳む必要が生じた際に、ストッパーに直接に手を触れ
て折り畳み操作を行わない限り折り畳みができない構造
となっているため、折り畳み機構を理解できない人が折
り畳み機構以外の部分に触れて無理に折り畳もうとする
場合や、ストッパーが伸展された状態で人の手が誤って
日除けや風防用のフードに触れると、ストッパー機構、
或いはこれらの機構が取付けられている幌骨部分を破損
させてしまう等の欠点も指摘されていた。
〔考案の目的〕
本考案は上記の事情に鑑み、これに対応しようとするも
のであり、基端部をそれぞれ幌骨に取付けた二本のリン
クによって構成されたストッパーを伸展させることによ
り幌の展開を正確に維持できることは勿論のこと、幌を
折り畳みたい時若しくは展開したい時には、幌の適宜個
所に対して展開若しくは折り畳みのための外圧を加えれ
ば、この外圧に応じてストッパーを構成するリンクが簡
単に折り畳まれ若しくは伸展できるよう構成した幼児用
家具類における幌の折り畳み及び展開機構を提供せんと
するものである。
〔考案の要点〕
本考案は基端部をそれぞれ幌骨に枢着し、先端部近くを
互いに枢着する、二股状リンクと棒状リンクとの組合せ
からなり、前記二股状リンクは、先端部を所定長さだけ
二股状に分岐させ、少なくともその一方の分岐板に、棒
状リンクの側面に突設した係止突起を嵌合させる嵌合孔
を形成するとともに全体形状をほぼ「音叉」状に形成
し、前記棒状リンクは、先端近くを前記二股状リンクの
先端に嵌合軸着する扁平な板からなり、先端を枢着した
二股状リンクと棒状リンクを伸長した際に全体形状が直
線とならないようやや湾曲した棒状を呈するよう折り畳
み自在に構成するとともに、前記二本のリンクを伸長さ
せた時に、棒状リンクの先端近くに突出形成した係止用
突起が二股状リンクに穿設した嵌合孔に嵌合係止するよ
う構成してなる幼児用家具類における幌等の折り畳み及
び展開機構を考案の要点としている。
〔実施例〕
以下本考案の実施の一例を図面を参照して説明する。
第1図はベビーカーBに幌1及び風防用フード2を装着
した例を示し、第2図は同上図において風防用フード2
を幌1の内側に収納した例を示している。
また、第3図は幌1に本考案の折り畳み及び展開機構を
適用した例を示し、第4図は風防用フード2に本考案の
折り畳み及び展開機構を適用した例を示している。
図において11は適宜素材を用いて構成した幌シートであ
り、その内側には、数本の幌骨12…12を張設している。
幌骨12…12を組み合わせる構造は公知のものであり、幌
骨12…12の基端部を一個所に取りまとめて枢着し、側面
扇状に展開できるよう構成している。
幌シート11は用途によって使用素材を選択するものであ
り、例えば日除け用幌1として使用する場合は布帛素材
を用い(第3図参照)、また、風防用フード2として使
用する場合は内部に座った幼児の視界を妨げない透明な
合成樹脂フィルム等を用いることがよい。
また風防用フード2として使用する場合は側面部位に通
気用の小孔13…13を多数穿設している。
総括的に記号3で示す本考案の折り畳み及び展開機構
は、基端部を幌骨12,12にそれぞれ枢着するよう構成し
た二本のリンク3a及び3bによって構成されている。
二本のリンクのうち一方のリンク3aは、先端部が所定長
さだけ二股状に分岐した所謂「音叉」状に構成され、且
つ、分岐された二枚の板のうち、少なくとも一方の板に
は、他方のリンク3bに突設した係止用突起32を嵌合させ
るための嵌合溝31が穿設されている。(第7図参照) 他方のリンク3bは、二股状のリンク3aの二股状部分に嵌
挿できる板厚を有し、且つ、適宜の長さを持った扁平な
板を用いて構成しており、先端近くを適宜長さだけ
「く」字状に屈曲させ、屈曲部に穿設した軸孔34を挟む
両側或いは軸孔34の一方側に適宜の間隔をおいて係止用
突起32,32を突設させている。(第7図参照) 係止用突起32,32の突設位置は軸孔34の両側位置に突設
する場合は、図示例示の位置とし、一方側にのみ突設す
る時は、二本のリンク3a及び3bを伸長指せた時に嵌合溝
31と重合する位置を選択する必要がある。
なお係止用突起32,32の突設高さは、二股状のリンク3a
を折り畳み操作する際に前記リンク3aが係止用突起32を
乗り越えることができ、しかも乗り越えた係止用突起32
が二股状に分岐された板に裂設された裂溝31に嵌合し、
濫りに離脱できない高さとしている。(二股状リンク3a
が係止用突起32を乗り越える場合には二股状部は強制的
にその間隔を押し広げられるように作動する。) 二股状のリンク3aは、先端部を棒状リンク3bの「く」字
状屈曲部に軸着して一体化するものであり、具体的に
は、二股状リンク3aの先端部に穿設した軸孔33,33と棒
状リンク3bの屈曲部に穿設りした軸孔34とを合致させ、
この軸孔34に枢軸35を嵌挿することにより折り畳み自在
に構成している。
36は棒状リンク3bの先端に、断面T字状をなすよう形成
したストッパーであり、折り畳み自在に枢着された二股
状リンク3aが逆方向に伸展されることを防止するための
ものである。
図中37,37は二本のリンク3a及び3bをそれぞれ幌骨12,12
に取付けるための軸孔であり固定軸38,38により幌骨12
に固定されるようにしている。
なお、本実施例で例示した構造のうち下記のものは以下
のように変更することができる。
i棒状リンク3bの構造について 二股状リンク3aに組み合わせる棒状リンク3bの形状を、
先端を「く」字状に屈曲させた構造で例示したがこれに
限定される必要はなく、二つのリンクを組み合わせ、両
者を伸長させた際に全体形状が直線状にならないように
した構造であればどのようなものであっても差し支えな
い。この目的を達成する構造としては、例えば 棒状リンク3bの形状を「く」字状に屈曲させた形状
とする。
棒状リンク3bの形状を弧状に湾曲させた形状とす
る。
等の構造が考えられる。
ii二股状リンク3aに形成する裂溝31について 実施例において、裂溝31は一方の分岐板にのみ穿設して
いるが、両方の分岐板にそれぞれ穿設することが可能で
ある。また、裂溝31の形状は細長く形成する必要はな
く、二本のリンク3a及び3bを伸長し、若しくは折り畳ん
だ時に係止用突起32の突設位置に相当する部位に、係止
突起32の形状に相当する大きさの透孔として穿設するこ
ともできる。
また、本実施例において幌1及び風防用フード2を取り
つける相手側機構をベビーカーとして例示したが、適用
する幼児用の家具はこれに限定されるものではなく、例
えば、幼児用椅子、ベビーラック(ハイチェアーを兼用
することができるものを含む)等にも自由に適用できる
ことは勿論である。
〔考案の操作〕
上記のように構成した本考案は以下のように操作する。
(1)幌若しくは風防用フードを広げる場合。
幌1若しくは風防用フード2が折り畳まれた状態にある
場合、本考案の折り畳み及び展開機構は、両端部が幌骨
12,12に枢着された二本のリンク3a及び3b先端の枢着部
を中心としてV字状に二つ折りされており、棒状リンク
3bの下端部側に突設した係止突起32が二股状のリンク3a
の裂溝31内に嵌合して折り畳み状態が維持されている。
(第5図、第6図及び第9図(d)参照) この状態において幌1若しくは風防用フード2の一部を
手によって持ち上げれば幌1等は直ちに展開を開始され
る。
幌1等が展開を開始されると基端部を幌骨12,12に枢着
され、且つ、V字状に折り畳まれた二本のリンク3a、3b
もこれに連動して広げられるように作動する。
二本のリンク3a、3bの展開が開始されるとその動きに従
って係止突起32が裂溝31の周囲にある板部分を乗り越え
るように作動して両者の係合が強制的に解除され、第8
図(d)の状態から(c)→(b)の状態に順に広げら
れ、最終的には(a)の状態(先端部分が少許の長さだ
け「く」字状に屈曲した状態)に伸展させられる。
第8図(a)の状態に伸展されると、棒状リンク3bの先
端部に突設した係止用突起32が二股状のリンク3aに裂設
した裂溝31部分に嵌合し、これにより両者の拡開が規制
される、その結果先端近くを枢着された二本のリンク3a
及び3bは安定して伸展状態(幌の展開状態)を維持され
る。
折り畳み及び展開機構を構成する二本のリンク3a及び3b
の基端部が幌骨12,12に枢着されているので、上記操作
は、幌1若しくは風防用フード2の一部を持ちながら操
作を行うことによって達成できるものであり、折り畳み
及び展開機構部分を逐一操作しながら行う必要はない。
(2)幌若しくは風防用フードを折り畳む場合。
この場合には上記(1)の操作と全く逆の操作を行えば
よい。即ち 第3図若しくは第4図例示の状態にある幌1、若しくは
風防用フード2の一部(例えば幌1の先端部、若しくは
風防用フード2の後端部)を手によって折り畳み方向に
押し込めば第8図(a)例示のように先端部が少許の長
さだけ「く」字状に屈曲させられた状態にあった二本の
リンク3a,3bはその屈曲方向を内側とするようにして二
つ折りされる。
二本のリンク3a及び3bの二つ折り動作が進行すると、棒
状リンク3bの先端に突設した係止用突起32が二股状リン
ク3aに形成した裂溝31部分から強制的に離脱させられ
る、その結果二本のリンク3a及び3bは、同図に(b)→
(c)→(d)で示す順次で折り畳まれ、最終的には同
図に(d)で示す状態となる。
なおこの場合に、棒状リンク3bの下方に突設した係止用
突起32が二股状リンク3aに形成した裂溝31に嵌合するの
で、この状態で強固に折り畳み状態を維持できるように
なる。
折り畳み及び展開機構を構成する二本のリンク3a及び3b
の先端は幌骨12,12にそれぞれ枢着されているので、
(1)の展開操作の項で説明したのと同様に、折り畳み
のための操作は幌1若しくは風防用フード2の一部を持
ち、これを押し込むよう操作をするだけでその目的を達
成できるものであり、折り畳み及び展開機構部分を逐一
操作する必要はない。
〔考案の効果〕
上記のように構成した本考案の効果は以下の通りであ
る。
(1)折り畳み及び展開機構を構成する二本のリンク3a
及び3bは、展開状態においても完全な直線状となること
がないよう「く」字状に枢着構成したので操作を行う際
にわざわざ二本のリンク3a及び3b部分(特に枢着部分)
に直接手を触れてその折り畳み操作を行う必要がなく、
幌1或いは風防用フード2等の一部を持ちながら折り畳
み等の操作を行えば、幌或いは風防用フードに対する外
圧によって折り畳み及び展開機構は簡単に作動を開始で
きる簡便性がある。
(2)従来の折り畳み及び展開機構では、二つ折りでき
るリンク部分に直接手や指等を触れる必要があったた
め、折り畳み操作時に誤って指先等が挟まれる危険があ
ったが本考案はそのような危険を完全に回避できる安全
性を有している。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の幾つかの実施例を示すものであって、第1
図はベビーカーに適用した例を示す斜視図、第2図は同
上図における風防用フードを幌の内側に収納した状態を
示す斜視図、第3図は幌を広げた状態を示す斜視図、第
4図は風防用フードを広げた状態を示す斜視図、第5図
は幌を折り畳んだ状態を示す斜視図、第6図は風防用フ
ードを折り畳んだ状態を示す斜視図、第7図は要部を示
す分解斜視図、第8図は折り畳みの順序を示す正面図で
あり、(a)が展開時を示し、(b)から(c)がその
工程の途中を示し、(d)が折り畳み終了時を示してい
る。 B……ベビーカー、1……幌、2……風防用フード、11
……幌シート、12……幌骨、13……小孔、3……折り畳
み機構、3a……二股状リンク、3b……棒状リンク、31…
…裂溝、32……係止突起、33……軸孔、34……軸孔、35
……枢軸、36……ストッパー、37……軸孔、38……固定

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基端部をそれぞれ幌骨に枢着し、先端部近
    くを互いに枢着する、二股状リンクと棒状リンクとの組
    合せからなり、前記二股状リンクは、先端部を所定長さ
    だけ二股状に分岐させ、少なくともその一方の分岐板
    に、棒状リンクの側面に突設した係止突起を嵌合させる
    嵌合孔を形成するとともに全体形状をほぼ「音叉」状に
    形成し、前記棒状リンクは、先端近くを前記二股状リン
    クの先端に嵌合軸着する扁平な板からなり、先端を枢着
    した二股状リンクと棒状リンクを伸長した際に全体形状
    が直線とならないようやや湾曲した棒状を呈するよう折
    り畳み自在に構成するとともに、前記二本のリンクを伸
    長させた時に、棒状リンクの先端近くに突出形成した係
    止用突起が二股状リンクに穿設した嵌合孔に嵌合係止す
    るよう構成してなる幼児用家具類における幌等の折り畳
    み及び展開機構。
  2. 【請求項2】棒状リンクの先端上面に、「音叉」状に形
    成した二股状リンクの上縁部に当接して過剰な折り曲げ
    を規制するストッパーを取付けている実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の幼児用家具類における幌等の折り畳
    み及び展開機構。
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