JPH07199934A - 電子楽器 - Google Patents
電子楽器Info
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- JPH07199934A JPH07199934A JP5350793A JP35079393A JPH07199934A JP H07199934 A JPH07199934 A JP H07199934A JP 5350793 A JP5350793 A JP 5350793A JP 35079393 A JP35079393 A JP 35079393A JP H07199934 A JPH07199934 A JP H07199934A
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- key
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 手の力に個人差があっても演奏者個々のダイ
ナミックレンジを十分に活かすことができる 【構成】 現時点での押鍵速度の最大値がどの程度の割
り合いで使用されているのかを判定し、高い頻度で使用
されていると判断すると、現時点での押鍵速度の最大値
を大きくするために、変換テーブルのバイアス値を小さ
くする。すなわち、タッチ特性曲線を押鍵速度の速い方
へ並行移動させる。これに対して、現時点での押鍵速度
の最大値が殆ど使用されていないと判断すると、現時点
での押鍵速度の最大値を小さくするために、変換テーブ
ルの現時点でのバイアス値を大きくする。すなわち、タ
ッチ特性曲線を押鍵速度の遅い方へ並行移動させる。こ
れにより、演奏者個々の手の力の強さに応じてた変換テ
ーブルが得られるので、演奏者個々のダイナミックレン
ジを十分に活かすことができる。
ナミックレンジを十分に活かすことができる 【構成】 現時点での押鍵速度の最大値がどの程度の割
り合いで使用されているのかを判定し、高い頻度で使用
されていると判断すると、現時点での押鍵速度の最大値
を大きくするために、変換テーブルのバイアス値を小さ
くする。すなわち、タッチ特性曲線を押鍵速度の速い方
へ並行移動させる。これに対して、現時点での押鍵速度
の最大値が殆ど使用されていないと判断すると、現時点
での押鍵速度の最大値を小さくするために、変換テーブ
ルの現時点でのバイアス値を大きくする。すなわち、タ
ッチ特性曲線を押鍵速度の遅い方へ並行移動させる。こ
れにより、演奏者個々の手の力の強さに応じてた変換テ
ーブルが得られるので、演奏者個々のダイナミックレン
ジを十分に活かすことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子楽器に係わり、特
に鍵盤の押鍵速度を検出してその速度に応じた楽音を発
生する電子楽器に関する。
に鍵盤の押鍵速度を検出してその速度に応じた楽音を発
生する電子楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述した電子楽器は、鍵盤の押鍵
速度に対応した音量を決定するための変換テーブル(タ
ッチ特性曲線)を備えている。この変換テーブルは手の
力の強い人にも弱い人にも対応することができる特性に
している。
速度に対応した音量を決定するための変換テーブル(タ
ッチ特性曲線)を備えている。この変換テーブルは手の
力の強い人にも弱い人にも対応することができる特性に
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の電子楽器にあっては、手の力の強い人にも弱い人に
も対応することができるような変換テーブルを有してい
るが、手の力の比較的弱い人では演奏時の強い打鍵を十
分に活かすことができない等、演奏者個々のダイナミッ
クレンジを十分に活かせないという問題点があった。
来の電子楽器にあっては、手の力の強い人にも弱い人に
も対応することができるような変換テーブルを有してい
るが、手の力の比較的弱い人では演奏時の強い打鍵を十
分に活かすことができない等、演奏者個々のダイナミッ
クレンジを十分に活かせないという問題点があった。
【0004】そこで本発明は、手の力に個人差があって
も演奏者個々のダイナミックレンジを十分に活かすこと
ができる電子楽器を提供することを目的としている。
も演奏者個々のダイナミックレンジを十分に活かすこと
ができる電子楽器を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明による電子楽器は、鍵盤の押鍵速度を検出する押鍵
速度検出手段と、押鍵速度をベロシティデータに変換す
るための変換テーブルを記憶する変換テーブル記憶手段
と、前記変換テーブルにより設定された押鍵速度の最大
値が使用される割り合を判定し、押鍵速度の最大値が高
い頻度で使用されていると判断すると、現時点での押鍵
速度の最大値を大きくするように前記変換テーブルのバ
イアス値を変更し、また、押鍵速度の最大値が殆ど使用
されていないと判断すると、現時点での押鍵速度の最大
値を小さくするように前記変換テーブルのバイアス値を
変更する制御を行なう第1の制御手段と、前記押鍵速度
検出手段にて検出された押鍵速度から前記変換テーブル
によりベロシティデータを生成し、このベロシティデー
タとともに押鍵されたキーコードを音源に供給する制御
を行なう第2の制御手段とを備えたことを特徴とする。
発明による電子楽器は、鍵盤の押鍵速度を検出する押鍵
速度検出手段と、押鍵速度をベロシティデータに変換す
るための変換テーブルを記憶する変換テーブル記憶手段
と、前記変換テーブルにより設定された押鍵速度の最大
値が使用される割り合を判定し、押鍵速度の最大値が高
い頻度で使用されていると判断すると、現時点での押鍵
速度の最大値を大きくするように前記変換テーブルのバ
イアス値を変更し、また、押鍵速度の最大値が殆ど使用
されていないと判断すると、現時点での押鍵速度の最大
値を小さくするように前記変換テーブルのバイアス値を
変更する制御を行なう第1の制御手段と、前記押鍵速度
検出手段にて検出された押鍵速度から前記変換テーブル
によりベロシティデータを生成し、このベロシティデー
タとともに押鍵されたキーコードを音源に供給する制御
を行なう第2の制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明では、現時点での押鍵速度の最大値がど
の程度の割り合いで使用されているのかを判定し、高い
頻度で使用されていると判断すると、現時点での押鍵速
度の最大値を大きくするために、変換テーブルのバイア
ス値を変更する。また、現時点での押鍵速度の最大値が
殆ど使用されていないと判断すると、現時点での押鍵速
度の最大値を小さくするために、変換テーブルの現時点
でのバイアス値を変更する。具体的には、現時点での押
鍵速度の最大値を高い頻度で使用している場合、手の力
の強い人が弾いているので、現時点で設定されている押
鍵速度の最大値を大きくするように変換テーブルのバイ
アス値を小さくする。すなわち、タッチ特性曲線を押鍵
速度の速い方へ並行移動させる。これに対して、現時点
での押鍵速度の最大値を殆ど使用していない場合、手の
力の弱い人が弾いているので、現時点で設定されている
押鍵速度の最大値を小さくするように変換テーブルのバ
イアス値を大きくする。すなわち、タッチ特性曲線を押
鍵速度の遅い方へ並行移動させる。したがって、手の力
の強い人でも弱い人でもその人に合った変換テーブルの
バイアス値が設定されるので、演奏者個々のダイナミッ
クレンジを十分に活かすことができる。
の程度の割り合いで使用されているのかを判定し、高い
頻度で使用されていると判断すると、現時点での押鍵速
度の最大値を大きくするために、変換テーブルのバイア
ス値を変更する。また、現時点での押鍵速度の最大値が
殆ど使用されていないと判断すると、現時点での押鍵速
度の最大値を小さくするために、変換テーブルの現時点
でのバイアス値を変更する。具体的には、現時点での押
鍵速度の最大値を高い頻度で使用している場合、手の力
の強い人が弾いているので、現時点で設定されている押
鍵速度の最大値を大きくするように変換テーブルのバイ
アス値を小さくする。すなわち、タッチ特性曲線を押鍵
速度の速い方へ並行移動させる。これに対して、現時点
での押鍵速度の最大値を殆ど使用していない場合、手の
力の弱い人が弾いているので、現時点で設定されている
押鍵速度の最大値を小さくするように変換テーブルのバ
イアス値を大きくする。すなわち、タッチ特性曲線を押
鍵速度の遅い方へ並行移動させる。したがって、手の力
の強い人でも弱い人でもその人に合った変換テーブルの
バイアス値が設定されるので、演奏者個々のダイナミッ
クレンジを十分に活かすことができる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につ
いて説明する。図1は本発明に係る電子楽器の一実施例
の構成を示すブロック図である。この図において、1は
鍵盤、2はタッチ検出回路、3はCPU、4はプログラ
ムROM、5はワーキングRAM、6は操作子、7は音
源、8は波形データROM、9は変換テーブルROM、
10はアンプ、11はスピーカである。鍵盤1は複数の
鍵、例えば88鍵を備えており、演奏操作される。タッ
チ検出回路2は、例えば鍵盤1の各鍵毎に設けられた第
1の接点と第2の接点およびこれら第1の接点と第2の
接点の状態を検出するキーマトリックス回路と各鍵に対
応したキーコードを出力するキーコード回路等で構成さ
れており、各鍵毎に設けられた第1の接点と第2の接点
は、各鍵が押鍵されることにより、まず第1の接点がオ
ンし、次いでその鍵の押鍵速度に対応した時間差をもっ
て第2の接点がオンする。タッチ検出回路2は、鍵のオ
ン操作を検出してキーコードを出力するとともに、第1
の接点と第2の接点の時間差より鍵盤1の押鍵速度(ス
イッチ時間差)を出力する。
いて説明する。図1は本発明に係る電子楽器の一実施例
の構成を示すブロック図である。この図において、1は
鍵盤、2はタッチ検出回路、3はCPU、4はプログラ
ムROM、5はワーキングRAM、6は操作子、7は音
源、8は波形データROM、9は変換テーブルROM、
10はアンプ、11はスピーカである。鍵盤1は複数の
鍵、例えば88鍵を備えており、演奏操作される。タッ
チ検出回路2は、例えば鍵盤1の各鍵毎に設けられた第
1の接点と第2の接点およびこれら第1の接点と第2の
接点の状態を検出するキーマトリックス回路と各鍵に対
応したキーコードを出力するキーコード回路等で構成さ
れており、各鍵毎に設けられた第1の接点と第2の接点
は、各鍵が押鍵されることにより、まず第1の接点がオ
ンし、次いでその鍵の押鍵速度に対応した時間差をもっ
て第2の接点がオンする。タッチ検出回路2は、鍵のオ
ン操作を検出してキーコードを出力するとともに、第1
の接点と第2の接点の時間差より鍵盤1の押鍵速度(ス
イッチ時間差)を出力する。
【0008】プログラムROM4はこの電子楽器の各部
を制御するためのプログラムを記憶する。ワーキングR
AM5はワーキングメモリとして使用される他、ベロシ
ティデータやキーコード等の記憶に使用される。変換テ
ーブルROM9は押鍵速度を音量のベロシティデータに
変換するための変換テーブル(タッチ特性曲線)を記憶
する。CPU3はプログラムROM4に記憶されたプロ
グラムにしたがってワーキングRAM5をワークメモリ
として利用して各種演算処理を行ない、この結果に基づ
いてこの電子楽器の各部を制御する制御信号を出力す
る。また、CPU3はタッチ検出回路2より出力される
押鍵速度を入力し、それを変換テーブルROM9に記憶
されている変換テーブルに基づいてベロシティデータに
変換し、音源7に供給する。また同時にCPU3はタッ
チ検出回路2より出力されるキーコードを入力して音源
7に供給する。
を制御するためのプログラムを記憶する。ワーキングR
AM5はワーキングメモリとして使用される他、ベロシ
ティデータやキーコード等の記憶に使用される。変換テ
ーブルROM9は押鍵速度を音量のベロシティデータに
変換するための変換テーブル(タッチ特性曲線)を記憶
する。CPU3はプログラムROM4に記憶されたプロ
グラムにしたがってワーキングRAM5をワークメモリ
として利用して各種演算処理を行ない、この結果に基づ
いてこの電子楽器の各部を制御する制御信号を出力す
る。また、CPU3はタッチ検出回路2より出力される
押鍵速度を入力し、それを変換テーブルROM9に記憶
されている変換テーブルに基づいてベロシティデータに
変換し、音源7に供給する。また同時にCPU3はタッ
チ検出回路2より出力されるキーコードを入力して音源
7に供給する。
【0009】図2は変換テーブルの一例であり、横軸は
押鍵速度を示し、縦軸はベロシティを示している。この
図において、細実線は現在設定されているバイアス値b
_timeのタッチ特性曲線であり、また、太実線はバ
イアス最小値のタッチ特性曲線である。また、破線はバ
イアス最大値のタッチ特性曲線である。タッチ特性曲線
は、後述する方法により決定されるバイアス値により予
め設定した範囲において右(押鍵速度が遅い方)または
左(押鍵速度が速い方)に並行移動される。
押鍵速度を示し、縦軸はベロシティを示している。この
図において、細実線は現在設定されているバイアス値b
_timeのタッチ特性曲線であり、また、太実線はバ
イアス最小値のタッチ特性曲線である。また、破線はバ
イアス最大値のタッチ特性曲線である。タッチ特性曲線
は、後述する方法により決定されるバイアス値により予
め設定した範囲において右(押鍵速度が遅い方)または
左(押鍵速度が速い方)に並行移動される。
【0010】ここで、バイアス値は次のようにして決定
される。すなわち、現在設定されている押鍵速度の最大
値を使用しているか否かの判定を行ない、押鍵速度の最
大値を使用していないと判断した場合には、現在設定さ
れているタッチ特性曲線のバイアス値を大きくする。こ
れに対して押鍵速度の最大値を使用している頻度が高い
と判断した場合には、現在設定されているタッチ特性曲
線のバイアス値を小さくする。具体的には、現在設定さ
れている押鍵速度の最大値を使用していない場合、手の
力の弱い人が弾いていると判断して、タッチ特性曲線を
右方向へ並行移動させる。また、現在設定されている押
鍵速度の最大値を使用している頻度が高い場合、手の力
の強い人が弾いていると判断して、タッチ特性曲線を左
方向へ並行移動させる。このバイアス値の設定はCPU
3によって行なわれる。
される。すなわち、現在設定されている押鍵速度の最大
値を使用しているか否かの判定を行ない、押鍵速度の最
大値を使用していないと判断した場合には、現在設定さ
れているタッチ特性曲線のバイアス値を大きくする。こ
れに対して押鍵速度の最大値を使用している頻度が高い
と判断した場合には、現在設定されているタッチ特性曲
線のバイアス値を小さくする。具体的には、現在設定さ
れている押鍵速度の最大値を使用していない場合、手の
力の弱い人が弾いていると判断して、タッチ特性曲線を
右方向へ並行移動させる。また、現在設定されている押
鍵速度の最大値を使用している頻度が高い場合、手の力
の強い人が弾いていると判断して、タッチ特性曲線を左
方向へ並行移動させる。このバイアス値の設定はCPU
3によって行なわれる。
【0011】図1に戻り、操作子6はこの電子楽器を使
用する際の種々の条件を設定する複数のスイッチであ
る。CPU3はこの操作子6の設定状態を走査して設定
状態に対応した処理を行なう。音源7はCPU3より供
給されるベロシティデータおよびキーコード等を入力
し、これらに対応する発音データを波形データROM8
より読み出す。そして、読み出した発音データに基づい
て楽音信号を生成してアンプ10に供給する。アンプ1
0は音源7より供給された楽音信号を増幅してスピーカ
11に供給する。上記タッチ検出回路2は押鍵速度検出
手段に対応し、また、上記変換テーブルROM9は変換
テーブル記憶手段に対応する。また、上記CPU3は第
1、第2の制御手段に対応する。
用する際の種々の条件を設定する複数のスイッチであ
る。CPU3はこの操作子6の設定状態を走査して設定
状態に対応した処理を行なう。音源7はCPU3より供
給されるベロシティデータおよびキーコード等を入力
し、これらに対応する発音データを波形データROM8
より読み出す。そして、読み出した発音データに基づい
て楽音信号を生成してアンプ10に供給する。アンプ1
0は音源7より供給された楽音信号を増幅してスピーカ
11に供給する。上記タッチ検出回路2は押鍵速度検出
手段に対応し、また、上記変換テーブルROM9は変換
テーブル記憶手段に対応する。また、上記CPU3は第
1、第2の制御手段に対応する。
【0012】次に、上記構成による電子楽器の動作につ
いて説明する。まず、ワーキングRAM5に設定される
レジスタ、フラグおよびカウンタは次の通りである。 KC:音高レジスタであり、キーコードがストアされ
る。 sp_data:タッチレジスタであり、押鍵速度がス
トアされる。 VD:ベロシティレジスタであり、ベロシティデータが
ストアされる。 b_time:現在設定されているバイアス値がストア
される。 b_count:b_timeよりも短い時間(速い押
鍵のとき)にカウントするカウンタ。 f:押鍵速度を読み込んだ回数がL回以上になると立つ
フラグ。 I:押鍵速度を読み込んだ回数をカウントするカウン
タ。 L:サンプル数 M:現在のタッチ特性曲線を右に並行移動させるための
条件を決定する係数。 N:現在のタッチ特性曲線を左に並行移動させるための
条件を決定する係数(M<N)。
いて説明する。まず、ワーキングRAM5に設定される
レジスタ、フラグおよびカウンタは次の通りである。 KC:音高レジスタであり、キーコードがストアされ
る。 sp_data:タッチレジスタであり、押鍵速度がス
トアされる。 VD:ベロシティレジスタであり、ベロシティデータが
ストアされる。 b_time:現在設定されているバイアス値がストア
される。 b_count:b_timeよりも短い時間(速い押
鍵のとき)にカウントするカウンタ。 f:押鍵速度を読み込んだ回数がL回以上になると立つ
フラグ。 I:押鍵速度を読み込んだ回数をカウントするカウン
タ。 L:サンプル数 M:現在のタッチ特性曲線を右に並行移動させるための
条件を決定する係数。 N:現在のタッチ特性曲線を左に並行移動させるための
条件を決定する係数(M<N)。
【0013】ここで、L、M、Nの設定の一例を示す。 L=2560、M=5、N=20 押鍵速度の設定段階を256段階としたときに、ある任
意の押鍵速度の値を得る確率が1/256であるとす
る。この場合、誤差を少なくするためにサンプル数を2
560に設定する。このとき、押鍵速度の最大値をとる
頻度が例えば5回未満であった場合には現在のタッチ特
性曲線を右に並行移動し、20回より多かった場合には
現在のタッチ特性曲線を左に並行移動するという条件を
設定する。
意の押鍵速度の値を得る確率が1/256であるとす
る。この場合、誤差を少なくするためにサンプル数を2
560に設定する。このとき、押鍵速度の最大値をとる
頻度が例えば5回未満であった場合には現在のタッチ特
性曲線を右に並行移動し、20回より多かった場合には
現在のタッチ特性曲線を左に並行移動するという条件を
設定する。
【0014】全体処理 図3は全体の処理を示すフローチャートである。まず、
ステップS10でワーキングRAM6等のイニシャライ
ズを行ない、次いでステップS12で鍵盤処理を行な
う。そして、ステップS14でその他の処理を行なう。
以下、鍵盤処理の詳細について説明する。
ステップS10でワーキングRAM6等のイニシャライ
ズを行ない、次いでステップS12で鍵盤処理を行な
う。そして、ステップS14でその他の処理を行なう。
以下、鍵盤処理の詳細について説明する。
【0015】鍵盤処理 図4は鍵盤処理を示すフローチャートである。まず、ス
テップS20で鍵状態がどのようになっているかを判定
する。すなわち、鍵がオンからオフ、オフからオン、変
化なしのいずれかを判定する。この判定において、鍵状
態に変化がないと判断するとそのまま処理を抜ける。こ
れに対して鍵状態がオンからオフになったと判断する
と、ステップS22で消音指示を行なう。鍵状態がオフ
からオンになった、すなわちある鍵が押鍵されたと判断
すると、ステップS24に進む、そのときのキーコード
をKCにストアする。次いで、ステップS26でそのと
きの押鍵速度を検出し、sp_dataにストアする。
そして、ステップS28でsp_dataの読み込み処
理を行なう。この処理の詳細については後述する。sp
_dataの読み込み処理を行なった後、ステップS3
0でsp_dataの内容に基づいて変換テーブルのデ
ータ、すなわちベロシティデータを読み出し、VDにス
トアする。この処理後、ステップS32でKCとVDの
内容を音源8に送出して発音指示する。この後、処理を
抜ける。
テップS20で鍵状態がどのようになっているかを判定
する。すなわち、鍵がオンからオフ、オフからオン、変
化なしのいずれかを判定する。この判定において、鍵状
態に変化がないと判断するとそのまま処理を抜ける。こ
れに対して鍵状態がオンからオフになったと判断する
と、ステップS22で消音指示を行なう。鍵状態がオフ
からオンになった、すなわちある鍵が押鍵されたと判断
すると、ステップS24に進む、そのときのキーコード
をKCにストアする。次いで、ステップS26でそのと
きの押鍵速度を検出し、sp_dataにストアする。
そして、ステップS28でsp_dataの読み込み処
理を行なう。この処理の詳細については後述する。sp
_dataの読み込み処理を行なった後、ステップS3
0でsp_dataの内容に基づいて変換テーブルのデ
ータ、すなわちベロシティデータを読み出し、VDにス
トアする。この処理後、ステップS32でKCとVDの
内容を音源8に送出して発音指示する。この後、処理を
抜ける。
【0016】sp_data読み込み処理 図5はsp_data読み込み処理を示すフローチャー
トである。まず、ステップS40でsp_dataに読
み込まれた回数をカウントするIの値とサンプル数Lと
を比較し、Iの値がL以上であればL回カウントされた
と見なしてステップS42でL回を知らせるフラグfを
立てる。フラグfを立てた後、ステップS44に進む。
これに対して、Iの値の方が小さければフラグfを立て
ることなく、ステップS44に進む。ステップS44で
は、今sp_dataに読み込まれた押鍵速度が現在設
定されているバイアス値b_timeまたはそれ以下で
あるかを判定する。
トである。まず、ステップS40でsp_dataに読
み込まれた回数をカウントするIの値とサンプル数Lと
を比較し、Iの値がL以上であればL回カウントされた
と見なしてステップS42でL回を知らせるフラグfを
立てる。フラグfを立てた後、ステップS44に進む。
これに対して、Iの値の方が小さければフラグfを立て
ることなく、ステップS44に進む。ステップS44で
は、今sp_dataに読み込まれた押鍵速度が現在設
定されているバイアス値b_timeまたはそれ以下で
あるかを判定する。
【0017】この判定において、今読み込まれた押鍵速
度がバイアス値b_time以下であると判断すると、
ステップS46で現在のバイアス値b_time以下の
押鍵速度の数をカウントするb_countに”1”を
加算する。これに対して今読み込まれた押鍵速度がバイ
アス値b_time以下でないと判断すると、ステップ
S48でフラグfが立っているか否かの判定を行なう。
この判定において、フラグfが立っていないと判断す
ると、ステップS50でIの値を”1”インクリメント
した後、処理を抜ける。これに対してフラグfが立って
いると判断すると、サンプル数がL回の条件を満たして
いると見なし、ステップS52に進む。
度がバイアス値b_time以下であると判断すると、
ステップS46で現在のバイアス値b_time以下の
押鍵速度の数をカウントするb_countに”1”を
加算する。これに対して今読み込まれた押鍵速度がバイ
アス値b_time以下でないと判断すると、ステップ
S48でフラグfが立っているか否かの判定を行なう。
この判定において、フラグfが立っていないと判断す
ると、ステップS50でIの値を”1”インクリメント
した後、処理を抜ける。これに対してフラグfが立って
いると判断すると、サンプル数がL回の条件を満たして
いると見なし、ステップS52に進む。
【0018】ステップS52ではb_countと係数
Mとを比較し、b_countが係数Mより小さいと判
断すると、ステップS54で現在のバイアス値b_ti
meをバイアス値可変範囲の最大値であるバイアス最大
値max_timeと比較する。この判定において、現
在のバイアス値b_timeとバイアス最大値max_
timeとが等しくないと判断すると、ステップS56
で現在のバイアス値b_timeを”1”インクリメン
トする。これによりタッチ特性曲線は右に並行移動する
ことになる。ステップS56の処理後、ステップS58
でb_count、I、fをそれぞれ初期化する。ステ
ップS54の判定において、現在のバイアス値b_ti
meとバイアス最大値max_timeとが等しいと判
断すると、上限の制限がかかり、現在のバイアス値b_
timeを”1”インクリメントすることなく、ステッ
プS58に進み、b_count、I、fをそれぞれ初
期化する。
Mとを比較し、b_countが係数Mより小さいと判
断すると、ステップS54で現在のバイアス値b_ti
meをバイアス値可変範囲の最大値であるバイアス最大
値max_timeと比較する。この判定において、現
在のバイアス値b_timeとバイアス最大値max_
timeとが等しくないと判断すると、ステップS56
で現在のバイアス値b_timeを”1”インクリメン
トする。これによりタッチ特性曲線は右に並行移動する
ことになる。ステップS56の処理後、ステップS58
でb_count、I、fをそれぞれ初期化する。ステ
ップS54の判定において、現在のバイアス値b_ti
meとバイアス最大値max_timeとが等しいと判
断すると、上限の制限がかかり、現在のバイアス値b_
timeを”1”インクリメントすることなく、ステッ
プS58に進み、b_count、I、fをそれぞれ初
期化する。
【0019】一方、上記ステップS52の判定におい
て、b_countが係数M以上と判断すると、ステッ
プS60でb_countが係数Nよりも大きいか否か
の判定を行なう。この判定において、b_countが
係数Nよりも大きいと判断すると、ステップS62で現
在のバイアス値b_timeをバイアス値可変範囲の最
小値であるバイアス最小値min_timeと比較す
る。この判定において、現在のバイアス値b_time
とバイアス最小値min_timeとが等しくないと判
断すると、ステップS64で現在のバイアス値b_ti
meを”1”デクリメントする。これによりタッチ特性
曲線は左に並行移動することになる。ステップS64の
処理後、ステップS58でb_count、I、fをそ
れぞれ初期化する。
て、b_countが係数M以上と判断すると、ステッ
プS60でb_countが係数Nよりも大きいか否か
の判定を行なう。この判定において、b_countが
係数Nよりも大きいと判断すると、ステップS62で現
在のバイアス値b_timeをバイアス値可変範囲の最
小値であるバイアス最小値min_timeと比較す
る。この判定において、現在のバイアス値b_time
とバイアス最小値min_timeとが等しくないと判
断すると、ステップS64で現在のバイアス値b_ti
meを”1”デクリメントする。これによりタッチ特性
曲線は左に並行移動することになる。ステップS64の
処理後、ステップS58でb_count、I、fをそ
れぞれ初期化する。
【0020】ステップS62の判定において、現在のバ
イアス値b_timeとバイアス最小値min_tim
eとが等しいと判断すると、下限の制限がかかり、現在
のバイアス値b_timeを”1”デクリメントするこ
となくステップS58に進み、b_count、I、f
をそれぞれ初期化する。このように、L回押鍵された時
点で、現時点で検出できる押鍵速度の最大値がどの程度
の割り合いで使用されているのかを判断し、高い頻度で
使用されていると判断すると、タッチ特性曲線を左へ
(押鍵速度が速い方へ)並行移動させるようなバイアス
値を設定する。これに対して、現時点で検出できる押鍵
速度の最大値が殆ど使用されていないと判断すると、タ
ッチ特性曲線を右へ(押鍵速度が遅い方へ)並行移動さ
せるようなバイアス値を設定する。
イアス値b_timeとバイアス最小値min_tim
eとが等しいと判断すると、下限の制限がかかり、現在
のバイアス値b_timeを”1”デクリメントするこ
となくステップS58に進み、b_count、I、f
をそれぞれ初期化する。このように、L回押鍵された時
点で、現時点で検出できる押鍵速度の最大値がどの程度
の割り合いで使用されているのかを判断し、高い頻度で
使用されていると判断すると、タッチ特性曲線を左へ
(押鍵速度が速い方へ)並行移動させるようなバイアス
値を設定する。これに対して、現時点で検出できる押鍵
速度の最大値が殆ど使用されていないと判断すると、タ
ッチ特性曲線を右へ(押鍵速度が遅い方へ)並行移動さ
せるようなバイアス値を設定する。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、手の力の強弱における
個人差を検出し、この検出結果に応じて変換テーブルの
バイアス値を再設定するようにしたので、演奏者個々の
ダイナミックレンジを十分に活かすことができる。
個人差を検出し、この検出結果に応じて変換テーブルの
バイアス値を再設定するようにしたので、演奏者個々の
ダイナミックレンジを十分に活かすことができる。
【図1】本発明に係る電子楽器の一実施例のブロック図
である。
である。
【図2】同実施例の電子楽器のベロシティデータの特性
を示す図である。
を示す図である。
【図3】同実施例の電子楽器のメイン処理を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図4】同実施例の電子楽器の鍵盤処理を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図5】同実施例の電子楽器のsp_data読み込み
処理を示すフローチャートである。
処理を示すフローチャートである。
2 鍵盤 3 タッチ検出回路(押鍵速度検出手段) 4 CPU(第1、第2の制御手段) 5 プログラムROM 6 ワーキングRAM 7 操作子 8 音源 9 波形データROM 10 変換テーブルROM(変換テーブル記憶手段)
Claims (1)
- 【請求項1】 鍵盤の押鍵速度を検出する押鍵速度検出
手段と、 押鍵速度をベロシティデータに変換するための変換テー
ブルを記憶する変換テーブル記憶手段と、 前記変換テーブルにより設定された押鍵速度の最大値が
使用される割り合を判定し、該押鍵速度の最大値が高い
頻度で使用されていると判断すると、現時点での押鍵速
度の最大値を大きくするように前記変換テーブルのバイ
アス値を変更し、また、押鍵速度の最大値が殆ど使用さ
れていないと判断すると、現時点での押鍵速度の最大値
を小さくするように前記変換テーブルのバイアス値を変
更する制御を行なう第1の制御手段と、 前記押鍵速度検出手段にて検出された押鍵速度から前記
変換テーブルによりベロシティデータを生成し、このベ
ロシティデータとともに押鍵されたキーコードを音源に
供給する制御を行なう第2の制御手段と、を備えたこと
を特徴とする電子楽器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35079393A JP3367183B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 電子楽器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35079393A JP3367183B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 電子楽器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07199934A true JPH07199934A (ja) | 1995-08-04 |
| JP3367183B2 JP3367183B2 (ja) | 2003-01-14 |
Family
ID=18412914
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35079393A Expired - Fee Related JP3367183B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 電子楽器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3367183B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007065199A (ja) * | 2005-08-30 | 2007-03-15 | Yamaha Corp | 演奏アシスト装置 |
| US8309837B2 (en) | 2010-07-23 | 2012-11-13 | Yamaha Corporation | Tone generation control apparatus |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP35079393A patent/JP3367183B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007065199A (ja) * | 2005-08-30 | 2007-03-15 | Yamaha Corp | 演奏アシスト装置 |
| US8148623B2 (en) | 2005-08-30 | 2012-04-03 | Yamaha Corporation | Apparatus for assisting in playing musical instrument |
| US8309837B2 (en) | 2010-07-23 | 2012-11-13 | Yamaha Corporation | Tone generation control apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3367183B2 (ja) | 2003-01-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |