JPH072000B2 - 内燃機関点火装置用磁石発電機 - Google Patents
内燃機関点火装置用磁石発電機Info
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- JPH072000B2 JPH072000B2 JP59163098A JP16309884A JPH072000B2 JP H072000 B2 JPH072000 B2 JP H072000B2 JP 59163098 A JP59163098 A JP 59163098A JP 16309884 A JP16309884 A JP 16309884A JP H072000 B2 JPH072000 B2 JP H072000B2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P1/00—Installations having electric ignition energy generated by magneto- or dynamo- electric generators without subsequent storage
- F02P1/08—Layout of circuits
- F02P1/086—Layout of circuits for generating sparks by discharging a capacitor into a coil circuit
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P1/00—Installations having electric ignition energy generated by magneto- or dynamo- electric generators without subsequent storage
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K21/00—Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets
- H02K21/48—Generators with two or more outputs
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
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- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は内燃機関用コンデンサ放電式点火装置の点火電
極として用いられる磁石発電機に関する。
極として用いられる磁石発電機に関する。
(従来の技術) 従来この種の磁石発電機としては、コアの巻線部の表面
に0.6〜1.0mmの絶縁層(ボビン)を設け、その上にコン
デンサ充電コイルを巻線するのが一般的であった。(例
えば、日本電装公開技報、整理番号24-020、1981年10月
20日発行)。
に0.6〜1.0mmの絶縁層(ボビン)を設け、その上にコン
デンサ充電コイルを巻線するのが一般的であった。(例
えば、日本電装公開技報、整理番号24-020、1981年10月
20日発行)。
(発明が解決すべき問題点) ところが、上述した従来のものでは、内燃機関の回転数
の上昇に伴って、コンデンサ充電コイルのインピーダン
スが、そのインダクタンスの影響により増大し、中速回
転以上でのコンデンサ充電コイル発生電圧が低下し、コ
ンデンサ充電電圧が低下するという問題があった。
の上昇に伴って、コンデンサ充電コイルのインピーダン
スが、そのインダクタンスの影響により増大し、中速回
転以上でのコンデンサ充電コイル発生電圧が低下し、コ
ンデンサ充電電圧が低下するという問題があった。
そのため従来、磁石の磁力を強くしたり、コアの積厚を
増加したりして磁石発電機の出力を増大させたり、イン
ダクタンスの小さい高速用コンデンサ充電コイルを追加
したりして、中速回転以上でのコンデンサの充電電圧の
低下を補うようにしていたが、コストアップとなるばか
りでなく、体格も大きくなるという問題がある。
増加したりして磁石発電機の出力を増大させたり、イン
ダクタンスの小さい高速用コンデンサ充電コイルを追加
したりして、中速回転以上でのコンデンサの充電電圧の
低下を補うようにしていたが、コストアップとなるばか
りでなく、体格も大きくなるという問題がある。
(問題点を解決するための手段) そのため本発明は、 円周上の所定範囲内に所定間隔毎に設けられ、各々に出
力コイル(5)が巻線された複数の突極(3b〜3k)と、
前記突極と同一円周上の残りの範囲に、前記突極の数極
分の範囲をもって設けられ、コンデンサ充電コイル
(4)が巻線された点火用突極(3a)とを備える固定子
と、 前記突極および前記点火用突極と対向して回転移動する
複数の磁極を形成し、該複数の磁極を、所定間隔毎に交
互に異なる極性(2f〜2l)に表れるように所定範囲にわ
たり配置するとともに、残りの範囲に、前記交互に表れ
る磁極の数個分に相当して連続して同一極性(2a〜2e)
が表れるように配置した回転子とを備え、 前記コンデンサ充電コイルが巻線された前記点火用突極
の巻線部に、磁束方向と直交する断面積が、磁性体部
(3a1、3a2、3a3)より大きい非磁性体部(6a、6b)を設
けてなる内燃機関点火装置用磁石発電機という技術的手
段を採用する。
力コイル(5)が巻線された複数の突極(3b〜3k)と、
前記突極と同一円周上の残りの範囲に、前記突極の数極
分の範囲をもって設けられ、コンデンサ充電コイル
(4)が巻線された点火用突極(3a)とを備える固定子
と、 前記突極および前記点火用突極と対向して回転移動する
複数の磁極を形成し、該複数の磁極を、所定間隔毎に交
互に異なる極性(2f〜2l)に表れるように所定範囲にわ
たり配置するとともに、残りの範囲に、前記交互に表れ
る磁極の数個分に相当して連続して同一極性(2a〜2e)
が表れるように配置した回転子とを備え、 前記コンデンサ充電コイルが巻線された前記点火用突極
の巻線部に、磁束方向と直交する断面積が、磁性体部
(3a1、3a2、3a3)より大きい非磁性体部(6a、6b)を設
けてなる内燃機関点火装置用磁石発電機という技術的手
段を採用する。
なお、括弧内の符号は後述する実施例の対応部分の符号
である。
である。
(作用) 以上に述べた本発明による作用を説明する。
本発明では、円周上の所定範囲内に所定間隔毎に複数の
突極が設けられ、円周上の残りの範囲に、数個の突極に
相当する範囲にわたる点火用突極が設けられるため、多
くの磁束を点火用突極に集めることができる。
突極が設けられ、円周上の残りの範囲に、数個の突極に
相当する範囲にわたる点火用突極が設けられるため、多
くの磁束を点火用突極に集めることができる。
さらに、巻線部に磁束方向と直交する断面積がコアの磁
性体部より大きい非磁性体部を設けているため、コンデ
ンサ充電コイルのインダクタンスによるインピーダンス
(リアクタンス分)を小さくすることができる。
性体部より大きい非磁性体部を設けているため、コンデ
ンサ充電コイルのインダクタンスによるインピーダンス
(リアクタンス分)を小さくすることができる。
(実施例) 以下本発明を図に示す実施例について説明する。
第1図は本発明の第1実施例を示す多極磁石発電機の部
分断面の平面図で、1は磁性体よりなる椀状のロータ、
2は一部分2a〜2eでは同一極性(N極)が2極以上連続
するように変則着磁され、残りの部分2f〜2lがN、S交
互に着磁された12極のリング状磁石でロータ1の内周に
固定してある。これらロータ1とリング状磁石2とによ
り回転子が構成されている。3は磁気回路を形成する星
型コアで外径方向に略等間隔で突出する10個の突極3b〜
3kと1つの点火用突極3aとを有する。4は点火用突極3a
に巻線したコンデンサ充電コイル、5はランプやバッテ
リ充電等に使用する出力コイルで、残りの10個の各突極
3b〜3kに巻線され互いに直接接続されている。
分断面の平面図で、1は磁性体よりなる椀状のロータ、
2は一部分2a〜2eでは同一極性(N極)が2極以上連続
するように変則着磁され、残りの部分2f〜2lがN、S交
互に着磁された12極のリング状磁石でロータ1の内周に
固定してある。これらロータ1とリング状磁石2とによ
り回転子が構成されている。3は磁気回路を形成する星
型コアで外径方向に略等間隔で突出する10個の突極3b〜
3kと1つの点火用突極3aとを有する。4は点火用突極3a
に巻線したコンデンサ充電コイル、5はランプやバッテ
リ充電等に使用する出力コイルで、残りの10個の各突極
3b〜3kに巻線され互いに直接接続されている。
そして点火用突極3aのコンデンサ充電コイル用巻線部
は、間隔を置いて形成された磁性体部としての2つの磁
路部3a1,3a2と、この磁路部3a1,3a2間に設けた合成樹脂
製の非磁性体部6aとを有しており、さらに、点火用突極
3aの巻線部周囲には、他の各突極3b〜3kの巻線部周囲と
一体に絶縁層(ボビン)が形成されている。ここで、非
磁性体部6aと絶縁層6とは形成樹脂や粉体樹脂で一体的
に成形するのが好適である。さらに、本実施例において
は絶縁層6の厚さは0.6〜1.0mmであり、2つの磁路部3a
1,3a2の各幅は、約2mmで合わせて約4mmであり、さら
に、非磁性体部6aの幅Aは約8mmとなしてある。これら
コア3,コイル4,5,非磁性体部6a,絶縁層6により固定子
が構成されている。
は、間隔を置いて形成された磁性体部としての2つの磁
路部3a1,3a2と、この磁路部3a1,3a2間に設けた合成樹脂
製の非磁性体部6aとを有しており、さらに、点火用突極
3aの巻線部周囲には、他の各突極3b〜3kの巻線部周囲と
一体に絶縁層(ボビン)が形成されている。ここで、非
磁性体部6aと絶縁層6とは形成樹脂や粉体樹脂で一体的
に成形するのが好適である。さらに、本実施例において
は絶縁層6の厚さは0.6〜1.0mmであり、2つの磁路部3a
1,3a2の各幅は、約2mmで合わせて約4mmであり、さら
に、非磁性体部6aの幅Aは約8mmとなしてある。これら
コア3,コイル4,5,非磁性体部6a,絶縁層6により固定子
が構成されている。
そして、ロータ1および磁石2は図示されていない内燃
機関のクランクシャフトに連結され回転駆動される。ま
た、コア3は穴31を介して図示されていない内燃機関ク
ランクケースにネジ締め等で固定されている。ここで、
磁石2は半径方向に着磁された円弧状の12個の等間隔
(磁極1極当りの角度θpが30°)の磁石部分2a〜2lを
円周方向につらねてリング状になしたものであり、その
うち5個の磁石部分2a〜2eの内周面が連続してN極に着
磁されており、残りの7個の磁石部分2f〜2lの内周面は
S,N極に交互に着磁されている。この磁石2は1つのリ
ング状の磁石によって形成することもできるが、複数個
に分割された円弧状の磁石をリング状につらねて構成す
るようにしてもよい。
機関のクランクシャフトに連結され回転駆動される。ま
た、コア3は穴31を介して図示されていない内燃機関ク
ランクケースにネジ締め等で固定されている。ここで、
磁石2は半径方向に着磁された円弧状の12個の等間隔
(磁極1極当りの角度θpが30°)の磁石部分2a〜2lを
円周方向につらねてリング状になしたものであり、その
うち5個の磁石部分2a〜2eの内周面が連続してN極に着
磁されており、残りの7個の磁石部分2f〜2lの内周面は
S,N極に交互に着磁されている。この磁石2は1つのリ
ング状の磁石によって形成することもできるが、複数個
に分割された円弧状の磁石をリング状につらねて構成す
るようにしてもよい。
また、コア3の各突極3a〜3kのうち、等間隔で設けられ
た10個の突極3b〜3kは磁石2の磁極角度ピッチと同じ30
°の角度間隔で設けられており、これら各突極3d〜3k先
端の磁石2の磁極と対向する磁極片の角度は、磁石2の
磁極1極当りの角度θp=30°より小さい18°程度の大
きさにしてある。また、点火用突極3aは他の各突極3b〜
3kの2極分で1つとなるようにその両隣りの突極3b,3k
の中間部分に、これら両突極3b,3kに対し45°の角度ピ
ッチで形成されており、この点火用突極3a先端の磁石2
の磁極と対向する磁極片の角度θcは、磁石2の磁極1
極当りの角度θp=30°より大きい53°程度の大きさに
してある。
た10個の突極3b〜3kは磁石2の磁極角度ピッチと同じ30
°の角度間隔で設けられており、これら各突極3d〜3k先
端の磁石2の磁極と対向する磁極片の角度は、磁石2の
磁極1極当りの角度θp=30°より小さい18°程度の大
きさにしてある。また、点火用突極3aは他の各突極3b〜
3kの2極分で1つとなるようにその両隣りの突極3b,3k
の中間部分に、これら両突極3b,3kに対し45°の角度ピ
ッチで形成されており、この点火用突極3a先端の磁石2
の磁極と対向する磁極片の角度θcは、磁石2の磁極1
極当りの角度θp=30°より大きい53°程度の大きさに
してある。
また、第1図中の矢印はロータ1の回転方向を示す。
第2図は上記実施例における各部の波形を示し、(A)
はコンデンサ充電コイル4に鎖交する磁束波形,(B)
はこのコイル4の発生電圧,(C)は後述する点火用コ
ンデンサの充電電圧,(D)は出力コイル5の1ポール
分(突極3kに対応する部分)に鎖交する磁束波形,
(E)はこのコイル5の1ポール部(突極3kに対応する
部分)の発生電圧を各々示す。
はコンデンサ充電コイル4に鎖交する磁束波形,(B)
はこのコイル4の発生電圧,(C)は後述する点火用コ
ンデンサの充電電圧,(D)は出力コイル5の1ポール
分(突極3kに対応する部分)に鎖交する磁束波形,
(E)はこのコイル5の1ポール部(突極3kに対応する
部分)の発生電圧を各々示す。
第3図は電気回路図で、10,13,15は整流用ダイオード,1
1は点火用コンデンサ,12は点火コイルで、12aはその1
次コイル,12bはその2次コイル,14は抵抗,16は点火用サ
イリスタ、17は点火プラグを各々示す。
1は点火用コンデンサ,12は点火コイルで、12aはその1
次コイル,12bはその2次コイル,14は抵抗,16は点火用サ
イリスタ、17は点火プラグを各々示す。
第4図は、ロータの回転数に対するコンデンサ電圧の関
係を示し、(a)は非磁性体部6aが8mm時の特性を示
し、(b)は非磁性体部6aが0mmでコンデンサ充電コイ
ル4の巻回数だけを変更して500rpmのコンデンサ電圧を
(a)特性と同じにした時の特性(従来例),(c)は
巻回数だけを変更して10000rpmのコンデンサ電圧を
(a)を特性と同じにした時の特性を各々示す。また、
第5図は非磁性体部6aの幅Aとコンデンサ電圧との関係
を示し、(a)は10000rpm,(b)は500rpm時のコンデ
ンサ電圧を各々示す。
係を示し、(a)は非磁性体部6aが8mm時の特性を示
し、(b)は非磁性体部6aが0mmでコンデンサ充電コイ
ル4の巻回数だけを変更して500rpmのコンデンサ電圧を
(a)特性と同じにした時の特性(従来例),(c)は
巻回数だけを変更して10000rpmのコンデンサ電圧を
(a)を特性と同じにした時の特性を各々示す。また、
第5図は非磁性体部6aの幅Aとコンデンサ電圧との関係
を示し、(a)は10000rpm,(b)は500rpm時のコンデ
ンサ電圧を各々示す。
なお、本実施例の磁石2の着磁は連続する同一極数が5
極の場合を示してあるが、この極数にすればコイル4に
発生する電圧の第2図(B)図示の正方向電圧B1と負方
向電圧B2との間に適当な休止部ができるため、正方向電
圧B1の電機子反作用によって負方向電圧B2が遅らされる
ことが少なくなり、従って、この負方向電圧B2によって
決定される点火時期パターンが漸進進角になるという優
れた効果がある。
極の場合を示してあるが、この極数にすればコイル4に
発生する電圧の第2図(B)図示の正方向電圧B1と負方
向電圧B2との間に適当な休止部ができるため、正方向電
圧B1の電機子反作用によって負方向電圧B2が遅らされる
ことが少なくなり、従って、この負方向電圧B2によって
決定される点火時期パターンが漸進進角になるという優
れた効果がある。
上記構成において、ロータ1が回転すると、コンデンサ
充電コイル4の突極3aは出力コイル5の各突極3b〜3kの
ほぼ2極分が1極となるように設定してあり、かつその
磁極片が磁石2の磁極1極当りの角度より広くしてある
ため、コイル4には、磁石2の同一極性が2極以上連続
する磁極に対向した時だけ有効磁束が鎖交し、N,S交互
に極性変化がある部分ではこれら隣接磁極同士が幅の広
い磁極片で短絡されるので、有効磁束にはならず、従っ
て、第2図(A)に示す磁束変化が点火用突極3aに起こ
り、第2図(B)に示す電圧がコンデンサ充電コイル4
に発生する。ここで、コイル4に第2図(B)のB1で示
す正方向電圧が発生すると、第3図のダイオード10→コ
ンデンサ11→点火コイル12の1次コイル12a→ダイオー
ド13→アース→コイル4の回路で点火用コンデンサ11は
第2図(C)のように充電される。更に、ロータが回転
してコイル4に第2図(B)のB2で示す負方向電圧が発
生すると、アース→抵抗14→ダイオード15→コイル4の
回路で電流が流れ、抵抗14の端子間電圧、即ち、点火用
サイリスタ16のゲート・カソード間電圧が所定値になる
とサイリスタ16が導通する。このようにしてサイリスタ
16が導通すると、コンデンサ11に充電されている電荷が
サイリスタ16→点火コイル12の1次コイル12a→コンデ
ンサ11の回路で急激に放電され、点火コイル12の2次コ
イル12bに高電圧が発生し、点火プラグ17に点火する。
以上の動作を繰り返してロータ1の1回転つき1発火の
無接点点火装置を得ることができる。
充電コイル4の突極3aは出力コイル5の各突極3b〜3kの
ほぼ2極分が1極となるように設定してあり、かつその
磁極片が磁石2の磁極1極当りの角度より広くしてある
ため、コイル4には、磁石2の同一極性が2極以上連続
する磁極に対向した時だけ有効磁束が鎖交し、N,S交互
に極性変化がある部分ではこれら隣接磁極同士が幅の広
い磁極片で短絡されるので、有効磁束にはならず、従っ
て、第2図(A)に示す磁束変化が点火用突極3aに起こ
り、第2図(B)に示す電圧がコンデンサ充電コイル4
に発生する。ここで、コイル4に第2図(B)のB1で示
す正方向電圧が発生すると、第3図のダイオード10→コ
ンデンサ11→点火コイル12の1次コイル12a→ダイオー
ド13→アース→コイル4の回路で点火用コンデンサ11は
第2図(C)のように充電される。更に、ロータが回転
してコイル4に第2図(B)のB2で示す負方向電圧が発
生すると、アース→抵抗14→ダイオード15→コイル4の
回路で電流が流れ、抵抗14の端子間電圧、即ち、点火用
サイリスタ16のゲート・カソード間電圧が所定値になる
とサイリスタ16が導通する。このようにしてサイリスタ
16が導通すると、コンデンサ11に充電されている電荷が
サイリスタ16→点火コイル12の1次コイル12a→コンデ
ンサ11の回路で急激に放電され、点火コイル12の2次コ
イル12bに高電圧が発生し、点火プラグ17に点火する。
以上の動作を繰り返してロータ1の1回転つき1発火の
無接点点火装置を得ることができる。
ここで、従来の特公昭49-46163号公報に示されるごとき
のものでは、1つ飛びの2つの突起に分割巻きしたコイ
ルに発生する互いに逆極性の電圧でもって相殺して不要
部分における出力電圧を零にするようにしているので、
このコイルをコンデンサ充電コイルに使用する場合、高
速回転域でコイルの両分割部分に数KVの大きな無負荷電
圧が発生してコイルが絶縁破壊する恐れがあるが、本実
施例のごとく隣接する異極性の磁極間を点火用突極3aの
磁極片で短絡して不要な部分における、出力電圧の発生
を阻止することにより、コンデンサ充電コイルが無負荷
電圧により絶縁破壊することはない。
のものでは、1つ飛びの2つの突起に分割巻きしたコイ
ルに発生する互いに逆極性の電圧でもって相殺して不要
部分における出力電圧を零にするようにしているので、
このコイルをコンデンサ充電コイルに使用する場合、高
速回転域でコイルの両分割部分に数KVの大きな無負荷電
圧が発生してコイルが絶縁破壊する恐れがあるが、本実
施例のごとく隣接する異極性の磁極間を点火用突極3aの
磁極片で短絡して不要な部分における、出力電圧の発生
を阻止することにより、コンデンサ充電コイルが無負荷
電圧により絶縁破壊することはない。
また、点火用突極3a以外の他の突極3b〜3kの各1つの磁
極片は磁石2の磁極角度θpより小さくしてあるため、
ロータ1の回転に伴なって、磁石の異極性の磁極と対向
するごとに磁束の流れる方向が切換わる第2図(D)に
示すごとき磁束が30°の位相差でもって順次流れ、これ
ら各突極3b〜3jに巻線された出力コイル5の各コイル部
分に第2図(E)に示すごとき不連続の出力電圧が30°
の位相差でもって順次発生し、従って出力コイル5の端
子間にはこれらの電圧が加算された波高値の高い連続的
な出力電圧が発生し、ランプやバッテリ充電等に充分な
出力を供給することができる。
極片は磁石2の磁極角度θpより小さくしてあるため、
ロータ1の回転に伴なって、磁石の異極性の磁極と対向
するごとに磁束の流れる方向が切換わる第2図(D)に
示すごとき磁束が30°の位相差でもって順次流れ、これ
ら各突極3b〜3jに巻線された出力コイル5の各コイル部
分に第2図(E)に示すごとき不連続の出力電圧が30°
の位相差でもって順次発生し、従って出力コイル5の端
子間にはこれらの電圧が加算された波高値の高い連続的
な出力電圧が発生し、ランプやバッテリ充電等に充分な
出力を供給することができる。
また、本実施例のコンデンサ電圧は、コンデンサ充電コ
イル4の巻線部に比較的大きな非磁性体部6aが設けてあ
るため、コンデンサ充電コイル4のインダクタンスによ
るインピーダンス(リアタンス分)が小さく出来るた
め、従来の様にコアの表面に0.6〜1mmの絶縁層(非磁性
体)のみ設け、その上に巻線を行ったコンデンサ充電コ
イルとコンデンサ電圧を比較すると、巻回数だけを変更
して低速回転の500rpmの時のコンデンサ電圧を同じにし
た時は、第4図(a)と(b)の様に、本実施例は中速
回転数以上で約10V高く出来、また、高速回転の10000rp
mのときのコンデンサ電圧を同じにした時は、第4図
(a)と(b)の様に本実施例は低速回転以下で7〜18
V高く出来る。
イル4の巻線部に比較的大きな非磁性体部6aが設けてあ
るため、コンデンサ充電コイル4のインダクタンスによ
るインピーダンス(リアタンス分)が小さく出来るた
め、従来の様にコアの表面に0.6〜1mmの絶縁層(非磁性
体)のみ設け、その上に巻線を行ったコンデンサ充電コ
イルとコンデンサ電圧を比較すると、巻回数だけを変更
して低速回転の500rpmの時のコンデンサ電圧を同じにし
た時は、第4図(a)と(b)の様に、本実施例は中速
回転数以上で約10V高く出来、また、高速回転の10000rp
mのときのコンデンサ電圧を同じにした時は、第4図
(a)と(b)の様に本実施例は低速回転以下で7〜18
V高く出来る。
以上の様に従来コンデンサ電圧の改善には磁石のパワー
アップやコア積厚増加やインダクタンスの小さいコイル
を追加する必要があるが、本実施例では、コイル巻線部
に非磁性体部6aを設け、コイルのインダクタンスによる
インピーダンス(リアクタンス分)を小さくすることに
より、中速回転数以上でのコンデンサ電圧の低下を小さ
くして磁石のパワーアップやコア積厚アップ等を行わな
くともコンデンサ電圧の改善が可能である。
アップやコア積厚増加やインダクタンスの小さいコイル
を追加する必要があるが、本実施例では、コイル巻線部
に非磁性体部6aを設け、コイルのインダクタンスによる
インピーダンス(リアクタンス分)を小さくすることに
より、中速回転数以上でのコンデンサ電圧の低下を小さ
くして磁石のパワーアップやコア積厚アップ等を行わな
くともコンデンサ電圧の改善が可能である。
さらに、本実施例の様に非磁性体部6aをコア3の取付面
と略平行な方向だけに設ければ、コンデンサ充電コイル
4の軸方向寸法の増加はなく、磁石発電機の体格をアッ
プする必要もない。
と略平行な方向だけに設ければ、コンデンサ充電コイル
4の軸方向寸法の増加はなく、磁石発電機の体格をアッ
プする必要もない。
また、本実施例の様に2つの磁路部3a1,3a2間に非磁性
体部6aを設けるようにすれば、点火用突極3aの機械的強
度として充分大きなものが得られる。
体部6aを設けるようにすれば、点火用突極3aの機械的強
度として充分大きなものが得られる。
なお、上述した第1実施例においては、点火用突極3aの
2つの磁路部3a1,3a2の間を合成樹脂製の非磁性体部6a
により埋めたが、空気(空間)により非磁性体部6aを構
成するようにしてもよく、2つの磁路部3a1,3a2の内側
の非磁性体部6aと外側の絶縁層6との量の組せは、適宜
変えてもよい(例えば、非磁性体部6aの幅6mm,絶縁層6
の厚さ2mm等)。
2つの磁路部3a1,3a2の間を合成樹脂製の非磁性体部6a
により埋めたが、空気(空間)により非磁性体部6aを構
成するようにしてもよく、2つの磁路部3a1,3a2の内側
の非磁性体部6aと外側の絶縁層6との量の組せは、適宜
変えてもよい(例えば、非磁性体部6aの幅6mm,絶縁層6
の厚さ2mm等)。
第6図は本発明の第2実施例を示すもので、点火用突極
3aの1つの磁路部3a3の両側に、絶縁層6と一体の非磁
性体部6bを設けたものである。
3aの1つの磁路部3a3の両側に、絶縁層6と一体の非磁
性体部6bを設けたものである。
なお、上述した各実施例においては、コア3の取付面と
ほぼ平行な方向(水平方向)だけに主に非磁性体部6a,6
bを設けたが、コア3の取付面とほぼ直角方向(垂直方
向)だけ、あるいは、水平方向と直角方向との双方に、
非磁性体部6a,6bを設けるようにしてもよい。
ほぼ平行な方向(水平方向)だけに主に非磁性体部6a,6
bを設けたが、コア3の取付面とほぼ直角方向(垂直方
向)だけ、あるいは、水平方向と直角方向との双方に、
非磁性体部6a,6bを設けるようにしてもよい。
(発明の効果) 以上述べたように本発明においては、円周上の一部分に
出力コイル用の突極の数個分に相当するコンデンサ充電
コイル用の点火用突極を設け、多くの磁束を点火用突極
に集めることができ、さらに、巻線部に設けられたコア
の磁性体部より断面積が大きい非磁性体部によって、コ
ンデンサ充電コイルのインダクタンスによるインピーダ
ンス(リアクタンス分)を小さくすることができるた
め、これら2つの作用効果が相まって、磁石発電機の出
力を増大させたり、インダクタンスの小さい高速用コン
デンサ充電コイルを追加することなく、中高速以上での
コンデンサの充電電圧の低下を防止することができると
いう優れた効果がある。
出力コイル用の突極の数個分に相当するコンデンサ充電
コイル用の点火用突極を設け、多くの磁束を点火用突極
に集めることができ、さらに、巻線部に設けられたコア
の磁性体部より断面積が大きい非磁性体部によって、コ
ンデンサ充電コイルのインダクタンスによるインピーダ
ンス(リアクタンス分)を小さくすることができるた
め、これら2つの作用効果が相まって、磁石発電機の出
力を増大させたり、インダクタンスの小さい高速用コン
デンサ充電コイルを追加することなく、中高速以上での
コンデンサの充電電圧の低下を防止することができると
いう優れた効果がある。
第1図は本発明発電機の第1実施例を示す一部断面平面
図、第2図は上記実施例の作動説明に供する各部波形
図、第3図は上記発電機を適用した点火装置の一実施例
を示す電気回路図、第4図および第5図は上記第1実施
例におけるコンデンサ電圧特性図、第6図は本発明発電
機の第2実施例を示す一部断面平面図である。 1……ロータ、2……磁石、3……コア、3a1〜3a3……
磁路部、4……コンデンサ充電コイル、6a,6b……非磁
性体部。
図、第2図は上記実施例の作動説明に供する各部波形
図、第3図は上記発電機を適用した点火装置の一実施例
を示す電気回路図、第4図および第5図は上記第1実施
例におけるコンデンサ電圧特性図、第6図は本発明発電
機の第2実施例を示す一部断面平面図である。 1……ロータ、2……磁石、3……コア、3a1〜3a3……
磁路部、4……コンデンサ充電コイル、6a,6b……非磁
性体部。
Claims (4)
- 【請求項1】円周上の所定範囲内に所定間隔毎に設けら
れ、各々に出力コイル(5)が巻線された複数の突極
(3b〜3k)と、前記突極と同一円周上の残りの範囲に、
前記突極の数極分の範囲をもって設けられ、コンデンサ
充電コイル(4)が巻線された点火用突極(3a)とを備
える固定子と、 前記突極および前記点火用突極と対向して回転移動する
複数の磁極を形成し、該複数の磁極を、所定間隔毎に交
互に異なる極性(2f〜2l)が表れるように所定範囲にわ
たり配置するとともに、残りの範囲に、前記交互に表れ
る磁極の数個分に相当して連続して同一極性(2a〜2e)
が表れるように配置した回転子とを備え、 前記コンデンサ充電コイルが巻線された前記点火用突極
の巻線部に、磁束方向と直交する断面積が、磁性体部
(3a1、3a2、3a3)より大きい非磁性体部(6a、6b)を設
けてなる内燃機関点火装置用磁石発電機。 - 【請求項2】前記非磁性体部は前記コアの取付面と平行
な方向だけに設けてなる特許請求の範囲第1項記載の内
燃機関点火装置用磁石発電機。 - 【請求項3】前記非磁性体部は、磁束方向に延びる2つ
の磁路部(3a1、3a2)の内側に、これらに挟まれて設け
られてなる特許請求の範囲第1項または第2項記載の内
燃機関点火装置用磁石発電機。 - 【請求項4】前記非磁性体部は、磁束方向に延びる磁路
部(3a3)の外側に、これを挟んで設けられてなる特許
請求の範囲第1項または第2項記載の内燃機関点火装置
用磁石発電機。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59163098A JPH072000B2 (ja) | 1984-08-01 | 1984-08-01 | 内燃機関点火装置用磁石発電機 |
| US06/680,512 US4636671A (en) | 1983-12-23 | 1984-12-11 | Magneto generator for internal combustion engine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59163098A JPH072000B2 (ja) | 1984-08-01 | 1984-08-01 | 内燃機関点火装置用磁石発電機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6142253A JPS6142253A (ja) | 1986-02-28 |
| JPH072000B2 true JPH072000B2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=15767138
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59163098A Expired - Lifetime JPH072000B2 (ja) | 1983-12-23 | 1984-08-01 | 内燃機関点火装置用磁石発電機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH072000B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6210470Y2 (ja) * | 1980-12-16 | 1987-03-11 |
-
1984
- 1984-08-01 JP JP59163098A patent/JPH072000B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6142253A (ja) | 1986-02-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |