JPH07200810A - 画像取扱装置 - Google Patents

画像取扱装置

Info

Publication number
JPH07200810A
JPH07200810A JP5336417A JP33641793A JPH07200810A JP H07200810 A JPH07200810 A JP H07200810A JP 5336417 A JP5336417 A JP 5336417A JP 33641793 A JP33641793 A JP 33641793A JP H07200810 A JPH07200810 A JP H07200810A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
output
signal
predetermined
level
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5336417A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Watabe
洋之 渡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP5336417A priority Critical patent/JPH07200810A/ja
Publication of JPH07200810A publication Critical patent/JPH07200810A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 擬似中間調処理に基づく灰色の背景に対し
て、白い輪郭部分が表れることなく、すぐに文字部分の
黒が表れる理想的な信号を出力できる装置の提供。 【構成】 画像信号の入力装置側に接続されている入力
側端子部101 に供給される多値の入力画像信号を単純2
値信号に変換する単純2 値化手段102 と、 上記入力画像
信号に対して擬似中間調処理を行う擬似中間調処理手段
103 と、 上記入力画像が、 自然画か文字かを判定する像
域分離手段104 との三者が、 並設され、更に像域分離手
段104 の判定出力と、 単純2 値化手段102 の変換出力の
両方の出力が共にH のときのみH を出力しそれ以外はL
を出力するAND 回路11と、 AND 回路11の出力結果に基づ
いて、 単純2 値化手段102 の出力側105 aと、擬似中間
調処理手段103 の出力側105 bを切替えて出力する切り
替えスイッチ105 等を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高精細画像を形成する
ための業務用カメラ等に用いられる、2値画像処理等を
行う画像取扱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、高精細画像を形成するための業務
用カメラ(以下、これをOAカメラと呼ぶ)等に用いら
れている画像処理の方法として、2値画像処理の方法と
疑似中間調処理の方法が知られている。
【0003】通常、OAカメラ等により取り込まれた画
像の性質あるいは種類によっては、その性質に応じて、
各々異なる画像処理を施した方が、被撮影物の現実の
「絵」に対して比較的忠実な、良質な画像が得られる場
合が多い。
【0004】例えば、取り込まれた画像が、文字等の場
合、文字としては実質的に黒と白の画像情報しか必要と
しないことから、従来の単純2値化という処理が施され
る。すなわち、多値の入力画像信号を2値化し、2値化
画像信号として出力する。一方、取り込まれた画像が、
人物や物といったいわゆる自然画である場合、文字の場
合と同様に単純2値化の処理を行うと、黒と白の画像出
力情報しかないため、出力画像としては、被撮影物の現
実の「絵」に対して、粗い不鮮明な画像となってしま
う。これをさける方法として、擬似的ではあるが、黒と
白以外に中間調を出せるような擬似中間調処理という方
法が用いられる。
【0005】このように、単純2値化の処理を施された
単純2値信号と、擬似中間調処理を施された信号は、像
域分離という処理方法により、取り込まれた画像の性質
等に応じて(像域分離という処理方法は、取り込まれた
画像が、自然画なのか、文字なのかを判定する処理であ
り、この結果に応じて例えば文字ならば単純2値化処理
の単純2値信号を出力させ、自然画ならば擬似中間調処
理の信号を出力させるというような切り換えが行なわれ
る。)、何れか一方が選択されて画像信号として出力さ
れるものである。
【0006】このような単純2値化処理と疑似中間調処
理とを使い分ける処理方法(以下2値画像処理の方法と
いう)を実現するための実際の回路構成としては、図6
に示すような2値画像処理装置が一般的である。
【0007】すなわち、一般的に2値画像処理の装置と
しては、同図に示すように、OAカメラ等により取り込
まれた画像信号の入力装置側に接続されている入力側端
子部101に対して、上記取り込まれた画像信号を単純
2値信号に変換するための単純2値化手段102と、上
記取り込まれた画像信号に対して中間調を出せるような
擬似中間調処理を行う擬似中間調処理手段103と、像
域分離手段104との各々の入力側が、並列的に接続さ
れており、像域分離手段104の制御出力に応じて、単
純2値化手段102の単純2値化出力側105aと、擬
似中間調処理手段103の擬似中間調出力側105bと
の接続を選択的に切り替えることができる切り替えスイ
ッチ105等から構成されている。
【0008】像域分離手段104は、取り込まれた画像
が、自然画なのか、あるいは文字なのかを判定して、文
字ならば単純2値信号を出力させ、自然画ならば擬似中
間調処理の施された信号を出力させるというような、切
り換えを行うための制御を行うためのものである。
【0009】単純2値化手段102は、図7(a)に示
すような回路構成である。すなわち、コンパレータ11
1の、マイナス端子112には、入力信号としての多値
信号が入力され、プラス端子113には、スレッショル
ド信号が入力され、出力端子114からは、入力信号が
スレッショルドレベルより大きければLowが出力さ
れ、スレッショルドレベルより小さければHighが出
力されるというように構成されている。
【0010】以上のような構成において、図7(a)、
(b)等を用いて、まず単純2値化についての回路動作
を説明する。ここで、図7(a)は、単純2値化手段1
02の回路構成を説明するための回路図であり、図7
(b)は、単純2値化手段102の動作を説明するため
の入力信号と出力信号の関係を示す説明図である。
【0011】例えば、図7(b)に示すように、入力信
号(ビデオ信号)115がマイナス端子112側に入力
されてきたとする。この場合の入力信号115は、アナ
ログ信号であり、信号レベルの高いところが「白」を表
し、低いところが「黒」を表す信号であることを意味す
る。実際には、入力信号115の信号レベルの高いとこ
ろが文字の背景部分(「白」)であり、信号レベルの低
いところが文字の部分(「黒」)に対応している。ここ
で、スレッショルドレベル116を同図に示すように、
適切な値に設定することにより、コンパレータ111の
動作としては次のようになる。入力信号115がスレッ
ショルドレベル116よりも高いときには、出力端子1
14からLow信号が出力され、入力信号115がスレ
ッショルドレベル116よりも低いときには、出力端子
114からHigh信号が出力される。このようにし
て、単純2値に変換された出力信号117のHighの
レベルに対しては、文字であるとして画像として、黒く
表現するようにし、それ以外は、白く表現するように制
御すれば、単純2値化が行える。
【0012】次に、擬似中間調処理手段103における
処理方法について、例えば、OAカメラの撮像素子とし
てCCD(図示省略)を例として説明する。図8(a)
(b)を用いて説明する。
【0013】なお、擬似中間調処理には、ディザ法や誤
差拡散法等いくつかの公知の方法があるが、ここではデ
ィザ法を例として説明する。
【0014】このディザ法は、CCDの全ての撮像画素
を、例えば4×4に配列され撮像画素を1単位として、
その1単位内の各々の撮像画素から取り込まれた4ビッ
トの各入力信号(0から15の信号レベルを有する)に
対して、同じように対応した4×4に配列された、全体
で16個の表示画素を用い、この16個の表示画素の中
の「黒」の表示画素の数や分布の仕方によって、単純2
値化のように白か黒かだけではなく、濃い灰色とか明る
い灰色といった具合の中間的な明るさも表現するための
方法である。すなわち、擬似的に白と黒の中間の階調を
表すための方法であり、例えば、4×4の表示画素のま
ん中から徐々に黒の部分が増えて行き、それを核として
周辺部へと広がって、そして最後に外周部分が黒くなる
という、代表例としての16通りのパターン等を有する
ドット集中型というタイプ(図8(a)参照)や、徐々
に黒の部分が増えて行くことに変わりはないが、まん中
を中心に黒い部分が増えて行くのではなく、できるだけ
黒い部分を分散させて徐々に黒くして行くBayer型
(図8(b)参照)等、いろいろなディザパターンが考
案されている。
【0015】次に、像域分離手段104における動作に
ついて図6、図9、図10を用いて説明する。
【0016】図9は、CCD素子131の撮像部分の一
部を模式的に示した図であり、撮像画素132の集合体
として表されている。撮像画素132の内で注目画素x
に対して、この注目画素xを中心に3×3のトータル9
個の撮像画素132(一点鎖線で囲まれた撮像画素の部
分)を一つのブロック133とする。このブロック13
3内の画像情報を基にして、注目画素xが自然画である
のか、あるいは文字であるのかを判断するものである。
判断材料としては、上記9個の画像情報の中の輝度レベ
ルの最大値Lmaxと最小値Lminを求め、これらを
用いる。
【0017】ブロック133内の9個のデータを順次走
査して得られた結果が、図10(a)に示すように、領
域データ141aとして表される際、予め設定された所
定のA(輝度レベルの差)という値に対して、上記9個
の画像データの中の最大値Lmaxと最小値Lminの
差が、Lmax−Lmin>Aという関係式1を満足す
るとする。この場合、所定のブロック133内における
データ相互の輝度の変化が、自然画ではあまり表れない
急峻な変化を示していると判断できるので、像域分離手
段により注目画素xは文字であると判定される。
【0018】従って、擬似中間調処理の必要はなく、像
域分離手段104からの制御信号により切り替えスイッ
チ105が、単純2値化出力側105aに接続され、単
純2値化手段102により変換された出力が得られる。
ここで、図10(a)は、ブロック133内の9個のデ
ータを順次走査して得られた結果が、急峻な変化を示す
場合を示すための図である。
【0019】又、ブロック133内の9個のデータを順
次走査して得られた結果が、図10(b)に示すよう
に、領域データ141bとして表される上記9個の画像
データの中の最小値Lminが、所定のB(比較的白レ
ベルに近い輝度レベル)という値に対して、Lmin>
Bという関係式2を満足するとする。この場合、所定の
ブロック133内における9個のデータは、全て非常に
輝度レベルが高い、すなわち自然画にはあまり含まれな
い高輝度な白い絵であると判断できるので、像域分離手
段104により、注目画素xは文字の書かれている背景
であると判定される。
【0020】従って、これも擬似中間調処理の必要はな
く、単純2値化手段102により変換された出力が得ら
れる。ここで、図10(b)は、ブロック133内の9
個のデータを順次走査して得られた結果が、全て非常に
輝度レベルが高い場合を示すための図である。
【0021】更に又、ブロック133内の9個のデータ
を順次走査して得られた結果が、図10(c)に示すよ
うに、領域データ141cとして表される上記9個の画
像データの中の最大値Lmaxが所定のC(比較的黒レ
ベルに近い輝度レベル)という値に対して、Lmax<
Cという関係式3を満足するならば、所定のブロック1
33内における9個のデータは、全て非常に輝度レベル
が低い、すなわちこの場合もやはり自然画にはあまり含
まれない黒い絵であると判断できるので、像域分離手段
104により、注目画素xは文字であると判定される。
【0022】その結果、この場合も擬似中間調処理の必
要はなく、単純2値化手段102により変換された出力
が得られる。ここで、図10(c)は、ブロック133
内の9個のデータを順次走査して得られた結果が、全て
非常に輝度レベルが低い場合を示すための図である。
【0023】以上のことから、像域分離手段104は、
関係式1、2、又は3の内一つでも満足されれば、単純
2値化手段102により変換された信号を出力させ、一
方、上記関係式のどれも満足されなければ、注目画素x
が自然画であると判定して、擬似中間調処理手段103
により変換された信号を出力させるものである。この像
域分離手段104は、関係式1、2、3の各判定部15
1、152、153の各出力信号(関係式が満足される
場合、各判定部はHを出力し、満足されない場合Lを出
力するものとする)をOR回路154に入力して、その
演算結果を像域分離手段104の出力部155から出力
するように構成される(図11参照)。出力部155か
らの出力信号、すなわち切り替えスイッチ105(図6
参照)への制御信号は、単純2値化による変換を選択す
る場合、H(以下、Hとは、Highレベルの信号を意
味するものとする)の信号を出力し、擬似中間調処理に
よる変換を選択する場合、L(以下、Lとは、Lowレ
ベルの信号を意味するものとする)の信号を出力するも
のである。ここで、図11は、像域分離手段104の概
略回路構成を説明するためのブロック図である。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成では、OAカメラの撮像部に取り込まれた入力
信号161(図12参照)が、実際にはあまり輝度レベ
ルの高くない白っぽい背景(例えば自然画)とあまり輝
度レベルの低くない黒っぽい文字の場合、単純に像域分
離手段104出力信号により、切り替えスイッチ105
の切り替え制御を行っているために次のような不具合が
生じる。ここで、図12(a)〜(d)は、入力信号1
61が、実際にはあまり輝度レベルの高くない白っぽい
背景(例えば自然画)とあまり輝度レベルの低くない黒
っぽい文字等を表している場合、これが2値化処理によ
り変換された結果、2値化出力信号163が得られるプ
ロセスを説明するための説明図である。
【0025】ここで、図12(a)に示すように、入力
信号の輝度レベルを縦方向に表し上端を白レベル、下端
を黒レベルとし、白レベルより少し下がった位置にレベ
ルB(レベルBのレベル値もBとする)が設定され、黒
レベルより少し上がった位置にレベルC(レベルCのレ
ベル値もCとする)設定された。又、白レベルと黒レベ
ルのほぼ中間の位置にスレッショルドレベル162が設
定されている。入力信号161は、レベルBとレベルC
の間に存在する。注目画素xにおける入力信号をSxと
して表し、後述の説明に用いるために入力信号161上
の所定のポイントにSx1 〜Sx5 として表示してあ
る。
【0026】入力信号161の変化に関して、上記の像
域分離手段104の各関係式判定部151、152、1
53での判定結果は、図12(b)に示すようになる。
【0027】すなわち、関係式1判定部151は、例え
ばSx2 〜Sx4 の信号に対してHを出力するのみで、
Sx1 あるいは、Sx5 の信号に対しては、Lを出力す
る(図12(b)の関係式1出力信号151a参照)。
これは、上述のように例えば入力信号Sx2 に対応する
ところの注目画素x2 を中心とする所定ブロック133
内の9個のデータ(図示省略)を順次走査して得られた
結果が、急峻な変化を示すことにより関係式1を満足し
たためである。
【0028】又、関係式2判定部152、及び関係式3
判定部153は、入力信号161の例えばSx1 〜Sx
5 のどのポイントの信号に対しても、所定の関係式を満
足しないことからLを出力する(図12(b)の関係式
2出力信号152a、関係式3出力信号153a参
照)。
【0029】従って、各関係式判定部の出力のOR演算
を行う像域分離手段104の出力結果としての像域分離
出力信号155aは、同図に示すように、この場合関係
式1出力信号151aと同じパターンとなり、Lが出力
されている間は、擬似中間調処理による変換が行われ、
Hが出力されている間は、単純2値化による変換が行わ
れる。
【0030】以上のことから、擬似中間調処理手段10
3の判定結果に従えば、本来ならばこの2値画像処理装
置の出力信号163(図12(d)参照)としては、上
記Sx1 を含む擬似中間調処理による変換で得られる灰
色の部分があり、続いて、Sx2 〜Sx4 を含む単純2
値化による変換で得られる全て黒又は全て白の部分があ
り、Sx5 を含む擬似中間調処理による変換で得られる
灰色の部分が再び来るという出力パターンになるべきも
のである。
【0031】しかしながら、従来の構成であると、図1
2(a)に示すような入力信号161に対する、2値化
出力信号163としては、単純2値化による変換結果、
すなわち単純2値出力信号102aを用いるべき旨が判
定された画素に対応するところの出力が全て黒とならず
に、Sx3 を含む黒の部分を除いてSx2 、及びSx4
を含む部分が白となるといった問題が生じる。
【0032】すなわちこれは、像域分離手段104によ
り単純2値化手段102の変換結果を用いるべき旨が判
定された画素に対応するところの単純2値出力信号10
2aとして、Sx2 及びSx4 に関しては、スレッショ
ルドレベル162よりも白レベルに近いことからL(す
なわち白に対応)が出力され、Sx3 に関しては、スレ
ッショルドレベル162よりも黒レベルに近いことから
H(すなわち黒に対応)が出力されることによるもので
ある(図12(a)、(c)参照)。
【0033】結果として、図12(d)に示すように、
最終的な2値化出力信号163は、擬似中間調処理が行
われる「灰色」、単純2値化による「白」、更に単純2
値化による文字部分の「黒」となり、再び単純2値化に
よる「白」に戻り、また元の擬似中間調処理による「灰
色」に戻るといった出力パターンを示す。
【0034】従って、灰色を背景とした本来の文字の部
分の周りに、白い輪郭部分が表れて2値化画像として
は、非常に見にくいものとなってしまうといった課題が
あった。
【0035】本発明は、従来の画像取扱装置のこのよう
な課題を考慮し、例えば擬似中間調処理に基づく灰色の
背景に対して、白い輪郭部分が表れることなく、すぐに
文字部分の黒が表れるというような理想的な信号を出力
できる画像取扱装置を提供することを目的とする。
【0036】
【課題を解決するための手段】本発明は、アナログ画像
又は多階調画像を2値化画像又は擬似中間調画像に変換
する際に対象となる所定の被検領域について、その領域
に対応する画像信号レベルの変化が所定の程度を基準と
して急峻であること、前記被検領域に対応する画像信号
レベルの最小値が所定の第1の参照レベルよりも高いこ
と、又は、前記被検領域に対応する映像信号レベルの最
大値が、前記所定の第1の参照レベルよりも低く設定さ
れた所定の第2の参照レベルよりも低いことを条件とし
て、これらのうちの一以上の条件が満たされたとき、前
記被検領域は第1の所定パターンである旨の第1の判定
結果を得、上記条件のいずれも満たされないとき、前記
被検領域は第2の所定パターンである旨の第2の判定結
果を得る画像判定手段と、前記アナログ画像又は多階調
画像に対応する映像信号レベルと所定の閾値との比較に
基づいて前記2値化画像を表す単純2値化画像信号を得
る単純2値化手段と、前記アナログ画像又は多階調画像
に対応する前記擬似中間調画像信号を得るための擬似中
間調処理手段と、(a)前記画像判定手段から前記第1
の判定結果が得られ、且つ、前記単純2値化手段から所
定の条件を満たす出力が得られているときには、前記単
純2値化手段による出力を選択し、(b)前記画像判定
手段から前記第1の判定結果が得られ、且つ、前記単純
2値化手段から前記所定の条件を満たさない出力が得ら
れているときには、前記擬似中間調処理手段の出力を選
択し、(c)前記画像判定手段から前記第2の判定結果
が得られているときには、前記単純2値化手段の出力如
何に因らず、前記擬似中間調処理手段の出力を選択する
選択手段と、を備えた画像取扱装置である。
【0037】
【作用】本発明では、画像判定手段は、アナログ画像又
は多階調画像を2値化画像又は擬似中間調画像に変換す
る際に対象となる所定の被検領域について、前記被検領
域に対応する画像信号レベルの変化が所定の程度を基準
として急峻であること、前記被検領域に対応する画像信
号レベルの最小値が所定の第1の参照レベルよりも高い
こと、又は、前記被検領域に対応する映像信号レベルの
最大値が、前記所定の第1の参照レベルよりも低く設定
された所定の第2の参照レベルよりも低いことを条件と
して、これらのうちの一以上の条件が満たされたとき、
その被検領域は第1の所定パターンである旨の第1の判
定結果を得、上記条件のいずれも満たされないとき、そ
の被検領域は第2の所定パターンである旨の第2の判定
結果を得る。
【0038】また、単純2値化手段は、前記アナログ画
像又は多階調画像に対応する映像信号レベルと所定の閾
値との比較に基づいて前記2値化画像を表す単純2値化
画像信号を得、擬似中間調処理手段は、前記アナログ画
像又は多階調画像に対応する前記擬似中間調画像信号を
得る。
【0039】さらに、選択手段は、前記画像判定手段か
ら前記第1の判定結果が得られ、且つ、前記単純2値化
手段から所定の条件を満たす出力が得られているときに
は、前記単純2値化手段による出力を選択し、又は、前
記画像判定手段から前記第1の判定結果が得られ、且
つ、前記単純2値化手段から前記所定の条件を満たさな
い出力が得られているときには、前記擬似中間調処理手
段の出力を選択し、又は、前記画像判定手段から前記第
2の判定結果が得られているときには、前記単純2値化
手段の出力如何に因らず前記擬似中間調処理手段の出力
を選択する。
【0040】
【実施例】以下、本発明にかかる実施例について図面を
参照しながら説明する。
【0041】図1は、本発明の画像取扱装置にかかる一
実施例としての2値画像処理装置の構成を示すためのブ
ロック図であり、同図を用いて本実施例の構成を説明す
る。
【0042】尚、図6と同じものには、同じ符号を付し
た。ここで、従来の構成との主な相違点は、切り替えス
イッチ105の制御を従来のように像域分離手段104
の出力のみによらず、像域分離手段104の出力と単純
2値化手段102の出力の両方の結果に基づいて行える
ようにするために、AND回路11を追加した点であ
る。
【0043】OAカメラ(図示省略)により取り込まれ
た画像信号の入力装置(図示省略)側に接続されている
入力側端子部101に対して、上記取り込まれた画像信
号を単純2値信号に変換するための単純2値化手段10
2と、上記取り込まれた画像信号に対して中間調を出せ
るような擬似中間調処理を行う擬似中間調処理手段10
3と、取り込まれた画像が、自然画なのか、文字なのか
を判定するための、本発明の画像判定手段としての像域
分離手段104との各々の入力側が、並列的に接続され
ている。更に像域分離手段104の制御出力と、単純2
値化手段102の変換出力の両方の出力が共にHのとき
のみHを出力し、それ以外はLを出力するAND回路1
1と、そのAND回路11の出力結果に基づいて、単純
2値化手段102の単純2値化出力側105aと、擬似
中間調処理手段103の擬似中間調出力側105bを切
り替えて、変換出力を選択することができる、本発明の
選択手段としての切り替えスイッチ105等から構成さ
れている。
【0044】単純2値化手段102の回路構成、及び動
作については、上述と同様、図7(a)、(b)に示す
ものであり、その説明を省略する。
【0045】又、像域分離手段104の回路構成、及び
動作についても、上述と同様、図11、図10(a)〜
(c)に示すものであり、その説明を省略する。
【0046】以上のような構成において、主に図2
(a)〜(d)を用いて、像域分離手段104の出力が
Hになる場合を中心に、本実施例の動作を説明する。
【0047】ここで、図2(a)に示すように、入力信
号の輝度レベルを縦方向に表し上端を白レベル、下端を
黒レベルとし、白レベルより少し下がった位置にレベル
B(レベルBのレベル値もBとする)が設定され、黒レ
ベルより少し上がった位置にレベルC(レベルCのレベ
ル値もCとする)設定された。又、白レベルと黒レベル
のほぼ中間の位置にスレッショルドレベル162が設定
されている。入力信号161は、レベルBとレベルCの
間に存在する。注目画素xにおける入力信号をSxとし
て表し、後述の説明に用いるために入力信号161上の
所定のポイントにSx1 〜Sx5 として表示してある。
【0048】又、図2(d)では、AND回路11の出
力信号11a、すなわち切り替えスイッチ105の切り
替え制御をするための制御信号と、本実施例の2値画像
処理装置の2値化出力信号164を示す。尚、図2
(a)〜(c)は、図12(a)〜(c)と同じもので
あり、同じ符号を付した。
【0049】まず、Sx1 及びSx5 については、擬似
中間調処理手段103により変換された信号、すなわち
「灰色」を示す2値化出力信号164が従来の場合と同
様に出力される。
【0050】スレッショルドレベル162より白レベル
側に存在するため、単純2値出力信号102aがL(す
なわち白に対応)となるところのSx2 及びSx4 につ
いては、従来の場合は、「白」を示す2値化出力信号1
63が出力された。
【0051】しかし、本実施例の構成によれば、像域分
離手段104の出力と、単純2値化手段102の出力が
共にHにならないと、AND回路11の出力がHになら
ないため、Sx2 及びSx4 については、図2(d)に
示すように、AND回路11の出力信号11aがLにな
り、切り替えスイッチ105が擬似中間調出力側105
bに接続された状態となる。このため、従来とは異な
り、擬似中間調処理が施された、「灰色」を示す2値化
出力信号163が出力される。
【0052】又、Sx3 については、従来と同様に単純
2値化が行われた、「黒」を示す2値化出力信号163
が出力される。
【0053】以上のことから、本実施例によれば、擬似
中間調処理に基づく灰色の背景に対して、白い輪郭部分
が表れることなく、すぐに文字部分の黒が表れるという
ような理想的な信号が出力されることになる。
【0054】すなわち、像域分離手段の判定結果が、実
際の文字と背景の境界位置からずれた場合でも、文字の
周辺に異質ないわゆるエッジが表れることなく、自然な
2値化文字が得られる。
【0055】尚、上記実施例では、入力信号に対して理
想的な2値化信号が出力される装置について文字に関す
る場合について説明したが、これに限らず、例えば入力
信号が文字、図形もしくは記号又は、これらの組合せ
等、要するに単純2値化変換に適した信号を含む入力信
号でありさえすれば、どのような種類の信号であっても
よい。
【0056】又、上記実施例では、各構成部分は、通常
ハードウェア的に実現されるが、必ずしもこれに限ら
ず、ソフトウェア的に実現してももちろんよい。
【0057】次に、擬似中間調処理の一つの方法として
ディザ法があるが、これをノンインターレース画面、及
びインターレース画面に従来の方法により適用する場合
について、説明する。
【0058】ディザ法によるディザパターンには、Ba
yer型や、ドット集中型等様々なタイプがあり、ここ
では、図13、図14を用いて、入力画に対してBay
er型のディザパターンをどの様に施して、所定の出力
画(2値画)を得るのかということについて述べる。
【0059】ディザ法は、図13(a)〜(c)に示す
ように例えば4×4の入力画部分211(16個の撮像
画素の集まりで、入力画の一部分である)に対して4×
4のディザパターン212を使って1ビットの信号(白
と黒の信号)から4×4のディザパターン212毎に擬
似的に16階調を得ようというものである。図13
(a)は、撮像画素側の入力画の入力信号の値を模式的
に示す図であり、同図(b)は、擬似中間調処理に適用
する4×4のディザパターン212を入力画に対応する
ように模式的に示す図であり、同図(c)は、ディザパ
ターンによる変換処理を施した結果をノンインターレー
ス画面に適用した場合の出力画(2値画)を示す図であ
る。
【0060】このような出力画を得るための具体的な回
路構成を、図14(a)のブロック図で示す。すなわ
ち、4×4の入力画部分211の中の各々の撮像画素に
対応した各入力信号(16階調の多値信号)の値から、
4×4のディザパターン212として用いる、Baye
r型の基本パターンの各値を、各々の対応する位置の値
同士で引き算した結果に対して、所定の閾値として例え
ば「0」を設けることにより(引き算した結果が0以上
であれば「黒」、0未満であれば「白」を出力させる)
白と黒の出力パターン213が得られる。これを遠目で
見ると白と黒の中間調として「灰色」に見える。
【0061】ここで、図14(a)は、入力信号に対し
てディザパターンを施す場合の回路構成を示すためのブ
ロック図であり、同図(b)は、ディザ法で用いる、B
ayer型の基本パターンと、ドット集中型の基本パタ
ーンを示すマトリクスの図である。
【0062】尚、実際の入力画は4×4ではなく、もっ
と大きなものであるため、同じ方法が繰り返し使われる
ことになる(図13(a)〜(c)参照)。
【0063】ところで、このようにして得られた黒と白
の出力パターンをプリンター等を用いて用紙等に出力す
る場合には特に問題はないが、この出力パターンをイン
ターレースのモニター、あるいはカメラ等では電子ビュ
ーファインダーで見ようとした場合に次のような問題が
生じる。
【0064】すなわち、図15(a)〜(d)に示すよ
うに(但し、入力信号が7で、これをBayer型の基
本パターンを用いてディザを施した場合の例である)、
インターレースのモニターで見る場合、第1フィールド
目では、1ライン231(例えば1ライン231の場
合、「黒」「白」「黒」「白」・・・が出力される)、
3ライン233、5ライン235・・・というようにモ
ニタ画面の奇数ラインのみ出力され、次の第2フィール
ド目では、2ライン232(例えば2ライン232の場
合、「白」「黒」「白」「黒」・・・が出力される)、
4ライン234・・・というようにモニタ画面の偶数ラ
インのみ出力され、更に第3フィールド目では、1ライ
ン231(例えば1ライン231の場合、「黒」「白」
「黒」「白」・・・が出力される)、3ライン233、
5ライン235・・・というようにモニタ画面の奇数ラ
インのみ出力されて、これが繰り返される。図15
(a)〜(d)は、入力信号が7で、これをBayer
型の基本パターンを用いてディザを施した場合に、横軸
を時間軸として、モニター画面でのインターレースの表
示方法を説明するための説明図である。又、図15
(e)は、入力信号が7で、これをBayer型の基本
パターンを用いてディザを施した場合のノンインターレ
ースの表示結果を示す図である。
【0065】ここで、図15(a)に示す左隅上部で、
縦に隣合った2個の上側画素221aと下側画素222
aに着目すると、第1フィールド目では上側画素221
aが「黒」、第2フィールド目では下側画素222aが
「白」、第3フィールド目では上側画素221aが
「黒」、第4フィールド目では下側画素222aが
「白」というように、例えば上記着目画素の箇所におい
て、「黒」「白」「黒」「白」・・・・が繰り返し出力
される。
【0066】これをモニターで見ると「黒」「白」
「黒」「白」・・・・の表示が各フィールド毎に切り替
わるように見えるため、非常に激しいフリッカー、すな
わちちらつきが発生し、その結果、非常に見にくい出力
画像になるという欠点があった。
【0067】更に、ディザ法は、例えば4×4のディザ
パターンを使って16通りの階調を得ようとする方法で
あることから、結果的に解像度が水平、垂直共に1/4
になってしまうという問題点もあった。
【0068】本例は、従来の画像取扱装置のこのような
課題を考慮し、アナログ入力信号又は、多値入力信号に
対して、擬似中間調処理を施した出力画像をインターレ
ース画面に表示する際に、激しいフリッカーの発生を抑
制でき、見やすい出力画像が得られると共に、見かけの
解像度を向上させことができる画像取扱装置を提供する
ことを目的とする。
【0069】又、本例は、上記目的に加え、アナログ入
力信号又は、多値入力信号に対して、擬似中間調処理を
施した出力画像をインターレース画面に表示する場合
や、ノンインターレース表示を行う場合を問わず、何れ
の場合にも見やすい出力画像が得られる画像取扱装置を
提供することを目的とする。
【0070】図3(a)、(b)は、画像取扱装置にか
かる一例としての擬似中間調処理装置の構成を示すため
のブロック図であり、同図を用いて本例の構成を説明す
る。
【0071】本例の擬似中間調処理装置では、入力手段
21は、CCD等の撮像素子の出力信号を4ビットの入
力信号に変換して、4×4の入力画部分211(図13
(a)参照)のデータを1ユニットとして、演算手段2
2に入力するための手段であり、ディザ行列格納手段2
3は、XアドレスとYアドレスが指定されれば、所望の
アドレスが特定されて(以下、これをアドレス(X、
Y)と表現する)、4×4のディザパターンの所望の構
成要素を、自由に読みだしできるように4×4の基本デ
ィザパターンを格納するためのものであり、具体的には
16×4のROM等が用いられる。又、ディザ行列変換
手段24は、ディザ行列格納手段23に格納されている
ディザパターンの各構成要素が読みだされる順序を制御
するためのアドレス(X、Y)を、ディザ行列格納手段
23に対して供給するためのものである。ディザ行列格
納手段23に4ビットの信号のアドレス(X、Y)が順
次供給されると、そのアドレス(X、Y)に格納されて
いるディザパターンの要素がROM出力45(後述する
図4参照)として読みだされ、クロック信号41(後述
する図4参照)に同期して、順次、所定のディザパター
ンが演算手段22へ入力されていく。演算手段22は、
入力手段21から順次入力される4×4の入力画部分2
11の入力信号の各値から、これに同期して入力される
上記所定のディザパターンの各要素の値を引算し、その
各演算結果をスレッショルドレベルとして設定した0
(ゼロ)と比較して、0以上であれば「黒」を、0未満
であれば「白」を順次出力させるためのものである。こ
こで、図3(c)は、ディザ行列格納手段23に格納さ
れている基本ディザパターンの内容を示す図である。
更に、ディザ行列変換手段24は、図3(b)に示すよ
うに、ディザ行列格納手段23に供給するためのXアド
レス信号31aを発生させるための2ビットロードカウ
ンタ31と、同じくYアドレス信号33aを発生させる
ための通常の2ビットカウンタ33と、演算手段22に
対して一定のディザパターンを固定して供給するか、あ
るいは巡回的にディザパターンをシフトさせて形成した
変形ディザパターンを供給するかを、モード信号43の
指示により切り替えることができ、上記何れを供給する
のかを示す出力信号32aが2ビットロードカウンタ3
1に入力されるように接続された2ビット切替カウンタ
32(これを出力切替手段とする)等から構成されてい
る。
【0072】以上のような構成において、主に図4を用
いて本例の動作を説明する。
【0073】ここで、図4は、出力画面の1フィールド
毎にディザパターンを巡回的にシフトさせるモードで
の、タイムチャートを示す説明図である。
【0074】2ビットロードカウンタ31は、Hブラン
キング信号42(HBLK)がHになるタイミングで2
ビット切替カウンタ32の出力信号をロードし、そのロ
ードされた値から、クロック信号41(CLK)に同期
してカウントを行いそれをXアドレス信号として順次出
力する。例えば、ロードされた値が0であれば、すなわ
ち、第1フィールドでは2ビットロードカウンタ31
は、0,1,2,3,0,1,2,3,・・・というよ
うに出力し、ロードされた値が1であれば(ただし、モ
ード信号43がLであれば、2ビット切替カウンタ32
の出力は常に0である。一方、モード信号43がHであ
れば、2ビット切替カウンタ32は、アクテブ状態とな
り、Vブランキング信号44の入力によりカウントアッ
プされたものが、出力される)、すなわち第2フィール
ドでは、1,2,3,0,1,2,3,0,・・・と巡
回的に出力する。同図において、この様子を示すのが、
Xアドレス信号31aの図である。
【0075】又、Yアドレス信号33aを出力する2ビ
ットカウンタ33は、第1フールドの1ライン目の出力
画面の始まり部分において、Vブランキング信号44に
よるリセット動作で1ライン目の間、0を出力し、1ラ
イン目が終了して、2ライン目が始まる手前でHブラン
キング信号42(HBLK)によるクロック信号の変化
に応じて、0がカウントアップされて1となり2ライン
目の間、1を出力する。以下、同様にして、3ライン目
の間、2を出力し、4ライン目の間、3を出力し、5ラ
イン目すなわち、第2フィールドに入る手前で、再びV
ブランキング信号44によるリセット動作で0にもど
り、各出力が上述のように巡回を繰り返す。同図におい
て、この様子を示すのが、Yアドレス信号33aの図で
ある。
【0076】このようにして、出力されたXアドレス信
号31aと、Yアドレス信号33aが、クロック信号4
1に同期して、アドレス(X、Y)を特定するべくディ
ザ行列変換手段24へ供給される。
【0077】以上の内容から、第1フィールドに対応す
る本例の擬似中間調処理装置の出力画像に関しては、図
4のROM出力45に示すように、Bayer型の基本
パターンそのもの(図5(a1)参照)を用いて、上述
したディザ変換を施したところの結果と同じになる(図
5(b1)参照)。
【0078】次に、第2フィールドに対応する出力画像
に関しては、図4のROM出力45に示すように、Ba
yer型の基本パターンをX方向(行方向)へ一画素分
シフトして形成された変形パターン(図5(a2)参
照)を用い、その変換結果は、図5(b2)に示す出力
パターンとなる。
【0079】更に、第3フィールドに対応する出力画像
に関しては、図5(a2)に示す変形パターンを更にX
方向(行方向)へ一画素分シフトして形成された変形パ
ターン(図5(a3)参照)を用い、その変換結果は、
図5(b3)に示す出力パターンとなる。
【0080】更に又、第4フィールドに対応する出力画
像に関しては、図5(a3)に示す変形パターンを更に
X方向(行方向)へ一画素分シフトして形成された変形
パターン(図5(a4)参照)を用い、その変換結果
は、図5(b4)に示す出力パターンとなる。
【0081】このようにして変換された出力画像は、イ
ンターレース画面に表示されると、既に説明したよう
に、第1フィールド目では、奇数ラインのみ出力され、
第2フィールド目では、偶数ラインのみ出力されること
から、その出力状態は、図5(c1)〜(c4)に示す
ようになる。ここで、例えば同図(c1)〜(c4)
の、上側画素221a、又は下側画素222aに順次着
目すると、「黒」「黒」「黒」「黒」・・・・が繰り返
し出力されることになり、従来のようなフリッカは発生
しない。尚、インターレースの場合、着目画素の上下方
向に隣接する画素との「黒」「白」・・・の繰り返し表
示がフリッカーを発生させる要因であり、着目画素の斜
め方向に存在する画素に対しては、上下方向に隣接する
画素に比べて着目画素との距離が離れていることから実
質的にはあまり問題とならない。
【0082】このようにして、ノンインターレース画面
に対して適用される基本ディザ行列をインターレース画
面表示に際しては、循環的に行方向へ、列方向へ、又は
斜め方向へ順次シフトする態様の変形ディザ行列に変え
て適用するディザ行列変更手段を有している画像取扱装
置を実現することができる。
【0083】従って、本例によれば、アナログ入力信号
又は、多値入力信号に対して、擬似中間調処理を施した
出力画像をインターレース画面に表示する際に、激しい
フリッカーの発生を抑制でき、見やすい出力画像が得ら
れると共に、見かけの解像度を向上させことができると
いうものである。
【0084】次に、上記本例で説明した出力切替手段と
しての、2ビット切替カウンタ32について、更に、そ
の動作を説明する。
【0085】この2ビット切替カウンタ32は、演算手
段22に対して一定のディザパターンを固定して供給す
るか、あるいは巡回的にディザパターンをシフトさせて
形成された変形ディザパターンを供給するかを、モード
信号43の指示により切り替えることができ、上記何れ
を供給するのかを示す出力信号32aを2ビットロード
カウンタ31に入力できるように構成されている(図3
(b)参照)。
【0086】ここで、モード信号43はLの時にはディ
ザパターンをフィールドに関わらず固定するモード、H
の時にはフィールド毎にシフトしていって、巡回的に変
形された変形ディザパターンを与えるモードになる。こ
のモード信号43は、2ビット切替カウンタ32に供給
され、リセットを制御している。更にこのカウンター3
2のクロックはVブランキング信号44で行う。このモ
ード信号がLになっているときにはクロック(Vブラン
キング信号44)が入ってきても、2ビット切替カウン
タ32は、Lで固定されているので、常に0しか出力さ
れない。従って、Xアドレスのスタートは常に0から始
まることになるので、フィールドが変わっても常に0か
ら始まり、ディザパターンは常に固定された状態で、従
来と同様の動作になる。
【0087】これに対して、モード信号43がHになる
と、今度は2ビット切替カウンタ32がアクティブ状態
となる。そのため、最初Lが出力されていたが、次のフ
ィールドに変わると、Vブランキング信号42が入って
き、クロック信号41が入って来るので1カウントアッ
プして、今まで0だった出力が1になる。この1の出力
を2ビットロードカウンタ31が受けると、それまで0
からカウントが始まっていたものが今度は1から始まる
ことになる。
【0088】従って、2ビットロードカウンタ31の出
力としては、1、2、3、0、1、2、3、0・・・と
いうものとなる。
【0089】同じようにして次のフィールド、さらに次
のフィールドになると、更に又カウントアップされるか
ら2が記憶される。そのため2ビットロードカウンタ3
1の出力としては、2、3、0、1、2、3、0、1・
・・という順番に出力する。
【0090】すなわち、フィールドが変わる都度、スタ
ートのXアドレスの値が巡回的に変わるような構成にし
ておけばディザパターンを実質的にシフトさせたのと同
じ様なディザ効果が得られることになる。
【0091】ここで実際に使う場合は通常ではモード信
号43はLにしておけばよいが、特にモニターで見てフ
リッカーが気になるような出力画や、もう少し解像度を
よくしたいという場合には、このモード信号をHにすれ
ば、上述した巡回型のディザパターンによる出力画が得
られる。
【0092】ただし、プリントアウトする場合にはディ
ザパターンを巡回モードにしておくと出力画(絵)とし
てずれたものになる可能性があるので、モード信号はL
に固定するといった使い分けを行う。
【0093】このようにして、ノンインターレース画面
に対して適用される基本ディザ行列をインターレース画
面表示に際しては、循環的に行方向へ、列方向へ、又は
斜め方向へ順次シフトする態様の変形ディザ行列に変え
て適用するディザ行列変更手段を有し、上記基本のディ
ザ行列を適用して生々される第1の態様の擬似中間調画
像信号と上記変形ディザ行列を適用して生成される第2
の態様の擬似中間調画像信号とを動作モードに応じて切
り替え出力するための出力切替手段を備えた画像取扱装
置を実現することができる。
【0094】従って、本例によれば、アナログ入力信号
又は、多値入力信号に対して、擬似中間調処理を施した
出力画像をインターレース画面に表示する際に、激しい
フリッカーの発生を抑制でき、見やすい出力画像が得ら
れると共に、見かけの解像度を向上させことができ、し
かもこれに加えて、アナログ入力信号又は、多値入力信
号に対して、擬似中間調処理を施した出力画像をインタ
ーレース画面に表示する場合や、ノンインターレース表
示を行う場合を問わず、何れの場合にも見やすい出力画
像が得られるというものである。
【0095】尚、上記実施例では、Bayer型の基本
パターンを用い、これを行方向(横方向)へ一列づつ循
環的にシフトさせる場合について説明したが、これに限
らず、例えばドット集中型のパターンを用いて、これに
列方向(縦方向)へ循環的にシフトさせるようにしても
よいし、あるいは斜め方向へシフトさせるようにする
等、要するに用いるディザパターンや、シフト方向や、
1回のシフト量は問わない。ドット集中型のパターンを
用いて、これに列方向(縦方向)へ循環的にシフトさせ
るようにした場合は、同パターンを行方向(横方向)へ
循環的にシフトさせた場合と、フリッカー防止に関して
同程度の効果が得られる。
【0096】又、通常フリッカーは、入力信号のレベル
が白レベルと黒レベルのほぼ中間辺りにあるときに著し
く発生し、入力信号のレベルが白レベル、あるいは黒レ
ベルのどちらかに偏っている場合は、出力画像として黒
と白のコントラストが激しくないために、通常はあまり
問題とならない。しかし、更に画質の向上が要求される
場合等の対応として、例えば出力画像データの出力信号
のレベルに基づいて、循環的に行う一回のシフト量を個
別に変える構成としてもよい。このことから、上記実施
例では、全ての出力画像データに対して、同一の方法で
Bayer型の基本パターンを用い、これを行方向(横
方向)へ一列づつ循環的にシフトさせる場合について説
明したが、これに限らず、例えば出力画像データの出力
信号のレベルに基づいて、出力信号レベルの低い(白レ
ベルに近い)ものに対しては循環的に行う一回のシフト
量を、出力信号レベルがほぼ白レベルと黒レベルの中間
程度のものに比べて多くする等、要するに出力画像デー
タを全て同一の方法で画一的に処理するか、否かは、問
わない。
【0097】又、本発明は、上記実施例で説明したOA
カメラに限らず、デジタル複写機等、他の画像取扱装置
にも適用可能である。
【0098】また、本発明は、ハードウェア的に、各構
成部を用いて実現してもよいし、これに限らず、ソフト
ウェア的に実現するようにしてもよい。
【0099】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
本発明は、像域分離手段による判定結果が例えば実際の
文字位置からずれても、実際には存在しない異質なエッ
ジ等が文字の周辺に表れることない2値化画像がえられ
るという長所を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像取扱装置にかかる一実施例として
の2値画像処理装置の構成を示すためのブロック図
【図2】図2(a)〜(d);図1に示す、本実施例の
2値画像処理装置で、入力信号が、実際にはあまり輝度
レベルの高くない白っぽい背景とあまり輝度レベルの低
くない黒っぽい文字等を表している場合、これが2値化
処理により変換された結果、2値化出力信号が得られる
プロセスを説明するための説明図
【図3】図3(a);本例の画像取扱装置にかかる一例
としての擬似中間調処理装置の構成を示すためのブロッ
ク図 図3(b);図3(a)に示す、ディザ行列変換手段の
回路構成を示すためのブロック図 図3(c);図3(a)に示す、ディザ行列格納手段に
格納されている基本ディザパターンの内容を示す図
【図4】図3に示す、本例の画像取扱装置にかかる一例
としての擬似中間調処理装置の出力画面の1フィールド
毎にディザパターンを巡回的にシフトさせるモードで
の、タイムチャートを示す説明図
【図5】図5(a1)〜(a4);図3に示す、本例の
擬似中間調処理装置で用いる、Bayer型の基本パタ
ーン及び、その変形パターンを示す説明図 図5(b1)〜(b4);図5(a1)〜(a4)に示
す、Bayer型の基本パターン及び、その変形パター
ンを用いて、入力信号が7の場合に、これを変換した結
果の出力パターン図 図5(c1)〜(c4);図5(b1)〜(b4)で示
す出力パターン(変換された出力画像)をインターレー
ス画面に表示した場合の出力状態を説明するための説明
【図6】従来の2値画像処理装置の構成を説明するため
のブロック図
【図7】図7(a);従来の単純2値化手段の回路構成
を説明するための回路図 図7(b);従来の単純2値化手段の動作を説明するた
めの入力信号と出力信号の関係を示す説明図
【図8】図8(a);ディザ法で利用するドット集中型
のドット配列の代表パターンを示す図 図8(b);ディザ法で利用するBayer型のドット
配列の代表パターンを示す図
【図9】CCD素子の撮像部分の一部を模式的に示した
【図10】図10(a);ブロック内の9個のデータを
順次走査して得られた結果が、急峻な変化を示す場合を
示すための図 図10(b);ブロック内の9個のデータを順次走査し
て得られた結果が、全て非常に輝度レベルが高い場合を
示すための図 図10(c);ブロック内の9個のデータを順次走査し
て得られた結果が、全て非常に輝度レベルが低い場合を
示すための図
【図11】像域分離手段の概略回路構成を説明するため
のブロック図
【図12】図12(a)〜(d);図6に示す、従来の
2値画像処理装置で、入力信号が、実際にはあまり輝度
レベルの高くない白っぽい背景とあまり輝度レベルの低
くない黒っぽい文字等を表している場合、これが2値化
処理により変換された結果、2値化出力信号が得られる
プロセスを説明するための説明図
【図13】図13(a);撮像画素側の入力画の入力信
号の値を模式的に示す図 図13(b);擬似中間調処理に適用する4×4のディ
ザパターンを入力画に対応するように模式的に示す図 図13(c);ディザパターンによる変換処理を施した
結果をノンインターレース画面に適用した場合の出力画
(2値画)を示す図
【図14】図14(a);入力信号に対してディザパタ
ーンを施す場合の回路構成を示すためのブロック図 図14(b);ディザ法で用いる、Bayer型の基本
パターンと、ドット集中型の基本パターンを示すマトリ
クスの図
【図15】図15(a)〜(d);入力信号が7で、こ
れをBayer型の基本パターンを用いてディザを施し
た場合に、横軸を時間軸として、モニター画面でのイン
ターレースの表示方法を説明するための説明図 図15(e);入力信号が7で、これをBayer型の
基本パターンを用いてディザを施した場合のノンインタ
ーレースの表示結果を示す図
【符号の説明】
11 AND回路 11a AND回路の出力信号 101 入力側端子部 102 単純2値化手段 103 擬似中間調処理手段 104 像域分離手段 105 切り替えスイッチ 105a 単純2値化出力側 105b 擬似中間調出力側 161 入力信号 164 2値化出力信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/335 P

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ画像又は多階調画像を2値化画
    像又は擬似中間調画像に変換する際に対象となる所定の
    被検領域について、その領域に対応する画像信号レベル
    の変化が所定の程度を基準として急峻であること、前記
    被検領域に対応する画像信号レベルの最小値が所定の第
    1の参照レベルよりも高いこと、又は、前記被検領域に
    対応する映像信号レベルの最大値が、前記所定の第1の
    参照レベルよりも低く設定された所定の第2の参照レベ
    ルよりも低いことを条件として、これらのうちの一以上
    の条件が満たされたとき、前記被検領域は第1の所定パ
    ターンである旨の第1の判定結果を得、上記条件のいず
    れも満たされないとき、前記被検領域は第2の所定パタ
    ーンである旨の第2の判定結果を得る画像判定手段と、 前記アナログ画像又は多階調画像に対応する映像信号レ
    ベルと所定の閾値との比較に基づいて前記2値化画像を
    表す単純2値化画像信号を得る単純2値化手段と、 前記アナログ画像又は多階調画像に対応する前記擬似中
    間調画像信号を得るための擬似中間調処理手段と、 (a)前記画像判定手段から前記第1の判定結果が得ら
    れ、且つ、前記単純2値化手段から所定の条件を満たす
    出力が得られているときには、前記単純2値化手段によ
    る出力を選択し、 (b)前記画像判定手段から前記第1の判定結果が得ら
    れ、且つ、前記単純2値化手段から前記所定の条件を満
    たさない出力が得られているときには、前記擬似中間調
    処理手段の出力を選択し、 (c)前記画像判定手段から前記第2の判定結果が得ら
    れているときには、前記単純2値化手段の出力如何に因
    らず、前記擬似中間調処理手段の出力を選択する選択手
    段と、 を備えたことを特徴とする画像取扱装置。
JP5336417A 1993-12-28 1993-12-28 画像取扱装置 Withdrawn JPH07200810A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5336417A JPH07200810A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 画像取扱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5336417A JPH07200810A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 画像取扱装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7050266A Division JPH07273993A (ja) 1995-03-10 1995-03-10 画像取扱装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07200810A true JPH07200810A (ja) 1995-08-04

Family

ID=18298915

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5336417A Withdrawn JPH07200810A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 画像取扱装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07200810A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007116883A1 (ja) * 2006-04-07 2007-10-18 Sharp Kabushiki Kaisha 投射型表示装置
WO2012098902A1 (ja) * 2011-01-20 2012-07-26 パナソニック株式会社 画像表示装置および画像表示装置の駆動方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007116883A1 (ja) * 2006-04-07 2007-10-18 Sharp Kabushiki Kaisha 投射型表示装置
WO2012098902A1 (ja) * 2011-01-20 2012-07-26 パナソニック株式会社 画像表示装置および画像表示装置の駆動方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100423542C (zh) 对比度校正电路
US5663772A (en) Gray-level image processing with weighting factors to reduce flicker
EP0781034B1 (en) Image processing apparatus and method
US8270750B2 (en) Image processor, display device, image processing method, and program
JP3492083B2 (ja) 画像表示装置
JP2543267B2 (ja) 画像縮小装置と画像表示装置
JPH06325170A (ja) 画像処理装置
US5134668A (en) Masked combinations of video slices for computer display
JP3562707B2 (ja) 画像表示装置
JPH07200810A (ja) 画像取扱装置
US20030020935A1 (en) Image processing method and apparatus
JP4910254B2 (ja) 画像処理装置及び方法
JPH07273993A (ja) 画像取扱装置
JP4312944B2 (ja) 画像処理装置
JP2004029639A (ja) ビット数削減方法
CN1578425A (zh) 电视接收机及其中的控制方法
JP3277818B2 (ja) 多値画像2値化装置
JPH09311669A (ja) 画像処理装置及びその画像処理方法
JPH01114159A (ja) 中間調画像処理方法
KR940010475B1 (ko) 해상도 변환 방법
JPH06311351A (ja) 画像処理方法
JPH1063223A (ja) 擬似中間調処理制御装置
JP3855313B2 (ja) ビデオプリンタ装置
JP2004128839A (ja) 画像処理装置
JP2005142951A (ja) 画像読取装置、および画像評価プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010306