JPH07201083A - 光ディスク及びその作製方法 - Google Patents
光ディスク及びその作製方法Info
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- JPH07201083A JPH07201083A JP5350834A JP35083493A JPH07201083A JP H07201083 A JPH07201083 A JP H07201083A JP 5350834 A JP5350834 A JP 5350834A JP 35083493 A JP35083493 A JP 35083493A JP H07201083 A JPH07201083 A JP H07201083A
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- optical disc
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- curable resin
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- Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 光ディスクの反りを矯正する方法を提供す
る。 【構成】 基板101がレーザ光入射面104に対し凸
状に反っているディスクで、ハブの形状としては、反射
膜等102の上面に形成された保護膜103の側にハブ
106と基板101の取り付け接触面がある場合はハー
ドコート膜105の材料として、保護膜103及びハブ
取り付け用の接着剤107の硬化収縮率のいずれよりも
大きな硬化収縮率を有する紫外線硬化樹脂を使用する。
上記ハードコート膜105の膜厚を厚くするとともに、
保護膜103の膜厚を薄くし、さらにハブ取り付け接着
剤の量を少なくすることによってハードコート面側に大
きな反り矯正方向の応力108を発生させ、反りを矯正
することができる。それぞれの膜及び接着剤のその塗布
量はディスクの反りの量及び硬化収縮率によって調整す
る。
る。 【構成】 基板101がレーザ光入射面104に対し凸
状に反っているディスクで、ハブの形状としては、反射
膜等102の上面に形成された保護膜103の側にハブ
106と基板101の取り付け接触面がある場合はハー
ドコート膜105の材料として、保護膜103及びハブ
取り付け用の接着剤107の硬化収縮率のいずれよりも
大きな硬化収縮率を有する紫外線硬化樹脂を使用する。
上記ハードコート膜105の膜厚を厚くするとともに、
保護膜103の膜厚を薄くし、さらにハブ取り付け接着
剤の量を少なくすることによってハードコート面側に大
きな反り矯正方向の応力108を発生させ、反りを矯正
することができる。それぞれの膜及び接着剤のその塗布
量はディスクの反りの量及び硬化収縮率によって調整す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク及びその作
製方法に関し、特に反りのない単板の光ディスクの構造
及びその作製方法に関する。
製方法に関し、特に反りのない単板の光ディスクの構造
及びその作製方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクの基板には一般にポリカーボ
ネート(PC)やアクリル(PMMA)等の透明合成樹
脂基板が用いられる。これは、合成樹脂基板がガラス基
板と比べて量産性に優れ、しかも低コストであることに
よる。しかしながら合成樹脂基板を用いた光ディスクの
生産工程においては、基板が成形射出されるときの反
り、光記録媒体膜の応力による反り、保護膜等の応力に
よる反り等、生産の各工程において常に反りが発生しや
すい。
ネート(PC)やアクリル(PMMA)等の透明合成樹
脂基板が用いられる。これは、合成樹脂基板がガラス基
板と比べて量産性に優れ、しかも低コストであることに
よる。しかしながら合成樹脂基板を用いた光ディスクの
生産工程においては、基板が成形射出されるときの反
り、光記録媒体膜の応力による反り、保護膜等の応力に
よる反り等、生産の各工程において常に反りが発生しや
すい。
【0003】そして、この反りは、光ディスクのトラッ
キングやフォーカシングを困難にする。上記基板の反り
を解消するためには、生産の各工程における作製条件
(射出成形条件、スパッタレート条件、保護膜の硬化収
縮条件等)を調整して反りを小さくする必要がある。従
来、例えば射出成形時の基板の反りは、基板を張り合わ
せることにより矯正していた。また、光記録媒体膜の応
力による反りの発生防止方法については特開平4−67
332等に述べられている。
キングやフォーカシングを困難にする。上記基板の反り
を解消するためには、生産の各工程における作製条件
(射出成形条件、スパッタレート条件、保護膜の硬化収
縮条件等)を調整して反りを小さくする必要がある。従
来、例えば射出成形時の基板の反りは、基板を張り合わ
せることにより矯正していた。また、光記録媒体膜の応
力による反りの発生防止方法については特開平4−67
332等に述べられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、基板と
して単板を用いる製品(3.5インチ光ディスク、CD
など)の場合、射出成形時の基板の反り及び生産の他の
工程で発生した反りに対して従来のような張り合わせに
よる矯正方法が適用できない。すなわち、従来単板の光
ディスクの作製においては、上述の各生産工程において
極力反りが生じないように条件を調整する以外に方策が
なく、基板の反りを矯正する手段がなかった。
して単板を用いる製品(3.5インチ光ディスク、CD
など)の場合、射出成形時の基板の反り及び生産の他の
工程で発生した反りに対して従来のような張り合わせに
よる矯正方法が適用できない。すなわち、従来単板の光
ディスクの作製においては、上述の各生産工程において
極力反りが生じないように条件を調整する以外に方策が
なく、基板の反りを矯正する手段がなかった。
【0005】本発明は、上記の点を解決しようとするも
ので、その目的は、単板の光ディスクにおいて、射出成
形時その他の作製工程において発生した反りを矯正可能
な光ディスクの構造及び矯正方法を提供することにあ
る。
ので、その目的は、単板の光ディスクにおいて、射出成
形時その他の作製工程において発生した反りを矯正可能
な光ディスクの構造及び矯正方法を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明においては、紫外線硬化樹脂の硬化収縮作用
に注目し、上記硬化樹脂を光ディスクに塗布するととも
にその量を調整することにより光ディスクの反りを矯正
することを見いだした。
に、本発明においては、紫外線硬化樹脂の硬化収縮作用
に注目し、上記硬化樹脂を光ディスクに塗布するととも
にその量を調整することにより光ディスクの反りを矯正
することを見いだした。
【0007】請求項1に記載の光ディスクの作製方法
は、合成樹脂基板の1面(レーザ光入射面と反対側の
面)に記録層及び反射層並びに上記2膜の酸化腐食防止
を目的とする紫外線硬化樹脂膜を設けるとともに、上記
基板の裏面(レーザ光入射面)には基板の硬度強化及び
帯電によるゴミ付着防止を目的とする紫外線硬化樹脂膜
を設け、さらに基板中央部には紫外線硬化樹脂を接着剤
として介在させたハブを設けた光ディスクにおいて、上
記3箇所の紫外線硬化樹脂の硬化収縮作用を利用して、
光ディスクの反りに対して反りを矯正する応力を発生さ
せ、上記光ディスクの反りを矯正することを特徴とす
る。
は、合成樹脂基板の1面(レーザ光入射面と反対側の
面)に記録層及び反射層並びに上記2膜の酸化腐食防止
を目的とする紫外線硬化樹脂膜を設けるとともに、上記
基板の裏面(レーザ光入射面)には基板の硬度強化及び
帯電によるゴミ付着防止を目的とする紫外線硬化樹脂膜
を設け、さらに基板中央部には紫外線硬化樹脂を接着剤
として介在させたハブを設けた光ディスクにおいて、上
記3箇所の紫外線硬化樹脂の硬化収縮作用を利用して、
光ディスクの反りに対して反りを矯正する応力を発生さ
せ、上記光ディスクの反りを矯正することを特徴とす
る。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
光ディスクの作製方法において、紫外線硬化樹脂の量を
調整することにより硬化収縮による発生応力を調整し、
矯正量を制御することを特徴とする。
光ディスクの作製方法において、紫外線硬化樹脂の量を
調整することにより硬化収縮による発生応力を調整し、
矯正量を制御することを特徴とする。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
記載の光ディスクの作製方法において、記録層及び反射
層の酸化腐食防止を目的とする紫外線硬化樹脂膜の硬化
収縮作用を用いて、光ディスク基板のレーザー光入射面
に対して凹状に反っている光ディスクにおいて、凹状の
反りを矯正する応力を発生させることによりディスクの
反りを矯正することを特徴とする。
記載の光ディスクの作製方法において、記録層及び反射
層の酸化腐食防止を目的とする紫外線硬化樹脂膜の硬化
収縮作用を用いて、光ディスク基板のレーザー光入射面
に対して凹状に反っている光ディスクにおいて、凹状の
反りを矯正する応力を発生させることによりディスクの
反りを矯正することを特徴とする。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項1又は2
記載の光ディスクの作製方法において、光ディスク基板
のレーザー光入射面の硬度強化及び帯電によるゴミ付着
防止を目的とする紫外線硬化樹脂の硬化収縮作用を用い
て、光ディスク基板のレーザー入射面に対して凸状に反
っている光ディスクにおいて、凸状の反りを矯正する応
力を発生させることにより反りを矯正することを特徴と
する。
記載の光ディスクの作製方法において、光ディスク基板
のレーザー光入射面の硬度強化及び帯電によるゴミ付着
防止を目的とする紫外線硬化樹脂の硬化収縮作用を用い
て、光ディスク基板のレーザー入射面に対して凸状に反
っている光ディスクにおいて、凸状の反りを矯正する応
力を発生させることにより反りを矯正することを特徴と
する。
【0011】請求項5に記載の発明は、請求項1又は2
記載の光ディスクの作製方法において、特に光ディスク
基板とハブとの接着剤として介在する紫外線硬化樹脂の
硬化収縮作用を用いて、光ディスク基板とハブとの接着
面に対し凸状に反っている光ディスクにおいて、凸状の
反りを矯正する応力を発生させることにより反りを矯正
することを特徴とする。
記載の光ディスクの作製方法において、特に光ディスク
基板とハブとの接着剤として介在する紫外線硬化樹脂の
硬化収縮作用を用いて、光ディスク基板とハブとの接着
面に対し凸状に反っている光ディスクにおいて、凸状の
反りを矯正する応力を発生させることにより反りを矯正
することを特徴とする。
【0012】請求項6に記載の発明は、請求項3、4又
は5記載の光ディスクの作製方法において、上記3箇所
の紫外線硬化樹脂の硬化収縮作用を組み合わせることに
より、光ディスクの反りを矯正することを特徴とする。
は5記載の光ディスクの作製方法において、上記3箇所
の紫外線硬化樹脂の硬化収縮作用を組み合わせることに
より、光ディスクの反りを矯正することを特徴とする。
【0013】請求項7に記載の発明は、請求項6記載の
光ディスクの作製方法において、反りを矯正する応力を
発生させる面に設けた紫外線硬化樹脂の材料として、反
対面の紫外線硬化樹脂の硬化収縮率よりも大きな硬化収
縮率を有するものを用いることを特徴とする。
光ディスクの作製方法において、反りを矯正する応力を
発生させる面に設けた紫外線硬化樹脂の材料として、反
対面の紫外線硬化樹脂の硬化収縮率よりも大きな硬化収
縮率を有するものを用いることを特徴とする。
【0014】請求項8に記載の光ディスクは、合成樹脂
基板の1面(レーザ光入射面と反対側の面)に記録層及
び反射層並びに上記2膜の酸化腐食防止を目的とする紫
外線硬化樹脂膜を設けるとともに、上記基板の裏面(レ
ーザ光入射面)には基板の硬度強化及び帯電によるゴミ
付着防止を目的とする紫外線硬化樹脂膜を設け、さらに
基板中央部には紫外線硬化樹脂を接着剤として介在させ
たハブを設けた光ディスクにおいて、上記3箇所の紫外
線硬化樹脂の硬化収縮作用を利用して、光ディスクの反
りに対して反りを矯正する応力を発生させ、上記光ディ
スクの反りを矯正したことを特徴とする。
基板の1面(レーザ光入射面と反対側の面)に記録層及
び反射層並びに上記2膜の酸化腐食防止を目的とする紫
外線硬化樹脂膜を設けるとともに、上記基板の裏面(レ
ーザ光入射面)には基板の硬度強化及び帯電によるゴミ
付着防止を目的とする紫外線硬化樹脂膜を設け、さらに
基板中央部には紫外線硬化樹脂を接着剤として介在させ
たハブを設けた光ディスクにおいて、上記3箇所の紫外
線硬化樹脂の硬化収縮作用を利用して、光ディスクの反
りに対して反りを矯正する応力を発生させ、上記光ディ
スクの反りを矯正したことを特徴とする。
【0015】光ディスクに使用される保護膜(記録層、
記録層などの酸化、腐食防止のための膜)やハードコー
ト膜(基板、レーザ光入射面の傷つき防止のための膜。
帯電防止効果を有するものもある)及びハブ取り付け用
接着剤の材料として紫外線硬化樹脂が主に使用される。
記録層などの酸化、腐食防止のための膜)やハードコー
ト膜(基板、レーザ光入射面の傷つき防止のための膜。
帯電防止効果を有するものもある)及びハブ取り付け用
接着剤の材料として紫外線硬化樹脂が主に使用される。
【0016】これらの紫外線硬化樹脂は紫外線によって
硬化と同時に収縮作用を有し、例えば反りのない基板に
紫外線硬化樹脂を塗布し、硬化させると基板に反りが発
生する。従って、反った基板を平らにする手段として上
記紫外線硬化樹脂の硬化収縮作用を利用することも可能
である。
硬化と同時に収縮作用を有し、例えば反りのない基板に
紫外線硬化樹脂を塗布し、硬化させると基板に反りが発
生する。従って、反った基板を平らにする手段として上
記紫外線硬化樹脂の硬化収縮作用を利用することも可能
である。
【0017】一般に紫外線硬化樹脂の硬化収縮が大きい
ほど、反りの矯正量は大きくなる。反りの矯正量をコン
トロールする方法としては、硬化収縮率の異なる紫外線
硬化樹脂を何種類か使うことにより、矯正量を変えるこ
とも可能であるが、生産においては現実的でない。
ほど、反りの矯正量は大きくなる。反りの矯正量をコン
トロールする方法としては、硬化収縮率の異なる紫外線
硬化樹脂を何種類か使うことにより、矯正量を変えるこ
とも可能であるが、生産においては現実的でない。
【0018】そこで、本発明においては、より現実的な
方法として紫外線硬化樹脂の量により矯正量をコントロ
ールする方法を考案した。すなわち、一般に紫外線硬化
樹脂の量が多いと、硬化収縮によって基板との間に発生
する応力が大きくなり矯正量が大きくなり、逆に少ない
と矯正量が小さくなることを利用する。〔表1〕に2種
類の紫外線硬化樹脂の膜厚と反りとの関係を示す。2つ
の紫外線硬化樹脂の硬化収縮率が異なるため、反りの量
は異なるがどちらでも膜厚が厚いほど、反りが大きく、
矯正量が大きくなることがわかる。
方法として紫外線硬化樹脂の量により矯正量をコントロ
ールする方法を考案した。すなわち、一般に紫外線硬化
樹脂の量が多いと、硬化収縮によって基板との間に発生
する応力が大きくなり矯正量が大きくなり、逆に少ない
と矯正量が小さくなることを利用する。〔表1〕に2種
類の紫外線硬化樹脂の膜厚と反りとの関係を示す。2つ
の紫外線硬化樹脂の硬化収縮率が異なるため、反りの量
は異なるがどちらでも膜厚が厚いほど、反りが大きく、
矯正量が大きくなることがわかる。
【0019】
【表1】
【0020】次に、保護膜、ハードコート膜及びハブ取
り付け接着剤に使用するそれぞれの紫外線硬化樹脂の硬
化収縮による矯正方法について具体的に説明する。
り付け接着剤に使用するそれぞれの紫外線硬化樹脂の硬
化収縮による矯正方法について具体的に説明する。
【0021】図1は基板101がレーザ光入射面104
に対し凹状に反っている例である。上記例の場合、保護
膜103の硬化収縮作用により基板に図に示すように反
りを矯正する方向の応力108を発生させ、反りを矯正
する。
に対し凹状に反っている例である。上記例の場合、保護
膜103の硬化収縮作用により基板に図に示すように反
りを矯正する方向の応力108を発生させ、反りを矯正
する。
【0022】また、図2は基板101がレーザ光入射面
104に対し凸状に反っている例である。この場合は、
ハードコート膜105の硬化収縮作用により基板に反り
を矯正する方向の応力108を発生させ、反りを矯正す
る。
104に対し凸状に反っている例である。この場合は、
ハードコート膜105の硬化収縮作用により基板に反り
を矯正する方向の応力108を発生させ、反りを矯正す
る。
【0023】さらに、図3及び図4は基板101とハブ
106との接着面に反りがある例である。図3のような
ハブ106の場合、接着剤107の硬化収縮作用によっ
て図のような反りを矯正する応力108を発生させ、レ
ーザ光入射面104に対し凹状に反っている基板の矯正
が可能である。また、図4のようなハブ106の場合は
同様な作用により、レーザ光入射面104に対し凸状に
反っている基板の矯正が可能である。実際のディスクに
おいては、保護膜、ハードコート膜及びハブ取り付け接
着剤の硬化収縮作用を組み合わせることにより、最終的
にディスクの反りがないように、それぞれの矯正量を調
整する。なお、図3及び図4において、102は反射膜
等、109は中心孔、110は金属板である。
106との接着面に反りがある例である。図3のような
ハブ106の場合、接着剤107の硬化収縮作用によっ
て図のような反りを矯正する応力108を発生させ、レ
ーザ光入射面104に対し凹状に反っている基板の矯正
が可能である。また、図4のようなハブ106の場合は
同様な作用により、レーザ光入射面104に対し凸状に
反っている基板の矯正が可能である。実際のディスクに
おいては、保護膜、ハードコート膜及びハブ取り付け接
着剤の硬化収縮作用を組み合わせることにより、最終的
にディスクの反りがないように、それぞれの矯正量を調
整する。なお、図3及び図4において、102は反射膜
等、109は中心孔、110は金属板である。
【0024】
【実施例】次に、実施例を挙げて本発明を更に詳しく説
明する。 実施例1 基板がレーザ光入射面104に対し凸状もしくは凹状に
反っているディスクにおける、保護膜、ハードコート膜
及びハブ取り付け用接着剤による反りの矯正方法につい
て説明する。なお、ハブの形状としては、図3に示すよ
うな保護膜103側にハブ106と基板101の取り付
け接触面がある場合を例にする。ディスクが凸状に反っ
ている場合はハードコート膜105の材料として、保護
膜103及びハブ取り付け用の接着剤107の硬化収縮
率のいずれよりも大きな硬化収縮率を有する紫外線硬化
樹脂を使用する。上記ハードコート膜105の膜厚を厚
くするとともに、保護膜103の膜厚を薄くし、さらに
ハブ取り付け接着剤の量を少なくすることによってハー
ドコート面側に大きな反り矯正方向の応力108を発生
させ、反りを矯正することができる。それぞれの膜及び
接着剤のその塗布量はディスクの反りの量及び硬化収縮
率によって調整する。ディスクが凹状になっている場合
は、上記条件を逆にすることにより反りを矯正できる。
なお、上記方法により反りのない3.5インチ光磁気デ
ィスク等を作製できる。
明する。 実施例1 基板がレーザ光入射面104に対し凸状もしくは凹状に
反っているディスクにおける、保護膜、ハードコート膜
及びハブ取り付け用接着剤による反りの矯正方法につい
て説明する。なお、ハブの形状としては、図3に示すよ
うな保護膜103側にハブ106と基板101の取り付
け接触面がある場合を例にする。ディスクが凸状に反っ
ている場合はハードコート膜105の材料として、保護
膜103及びハブ取り付け用の接着剤107の硬化収縮
率のいずれよりも大きな硬化収縮率を有する紫外線硬化
樹脂を使用する。上記ハードコート膜105の膜厚を厚
くするとともに、保護膜103の膜厚を薄くし、さらに
ハブ取り付け接着剤の量を少なくすることによってハー
ドコート面側に大きな反り矯正方向の応力108を発生
させ、反りを矯正することができる。それぞれの膜及び
接着剤のその塗布量はディスクの反りの量及び硬化収縮
率によって調整する。ディスクが凹状になっている場合
は、上記条件を逆にすることにより反りを矯正できる。
なお、上記方法により反りのない3.5インチ光磁気デ
ィスク等を作製できる。
【0025】実施例2 次に、ディスクがレーザ光入射面104に対し凹状にな
っている場合における、保護膜103による反りの矯正
方法について説明する。この場合も保護膜103の硬化
収縮作用を利用することにより、保護膜103側の基板
に凹状の反りを矯正する応力108を発生させることに
よって反りを矯正することができる。なお、保護膜の膜
厚により矯正量をコントロールすることができる。上記
方法により、反りのないCDを作製できる。
っている場合における、保護膜103による反りの矯正
方法について説明する。この場合も保護膜103の硬化
収縮作用を利用することにより、保護膜103側の基板
に凹状の反りを矯正する応力108を発生させることに
よって反りを矯正することができる。なお、保護膜の膜
厚により矯正量をコントロールすることができる。上記
方法により、反りのないCDを作製できる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、紫外線硬化樹脂の硬化
収縮作用によって光ディスクの反りを矯正する応力を基
板上に発生することによって反りを矯正できる。すなわ
ち、単板の光ディスクおよび張り合わせの光ディスクに
おいて、射出成形時その他の作製工程において発生した
反りを矯正した反りのないディスクを作製できる。
収縮作用によって光ディスクの反りを矯正する応力を基
板上に発生することによって反りを矯正できる。すなわ
ち、単板の光ディスクおよび張り合わせの光ディスクに
おいて、射出成形時その他の作製工程において発生した
反りを矯正した反りのないディスクを作製できる。
【図1】保護膜によって光ディスクの反りを矯正する場
合を説明する概略断面図である。
合を説明する概略断面図である。
【図2】ハードコート膜によって光ディスクの反りを矯
正する場合を説明する概略断面図である。
正する場合を説明する概略断面図である。
【図3】ハブ取り付け剤によって、レーザ光入射面に対
し凹状に反っている光ディスクの反りを矯正する場合を
説明する概略断面図である。
し凹状に反っている光ディスクの反りを矯正する場合を
説明する概略断面図である。
【図4】ハブ取り付け剤によって、レーザ光入射面に対
し凸状に反っている光ディスクの反りを矯正する場合を
説明する概略断面図である。
し凸状に反っている光ディスクの反りを矯正する場合を
説明する概略断面図である。
101 基板 102 反射膜等 103 保護膜 104 レーザ光入射膜 105 ハードコート膜 106 ハブ 107 接着剤 108 応力 109 中心孔 110 金属板
Claims (8)
- 【請求項1】 合成樹脂基板の1面(レーザ光入射面と
反対側の面)に記録層及び反射層並びに上記2膜の酸化
腐食防止を目的とする紫外線硬化樹脂膜を設けるととも
に、上記基板の裏面(レーザ光入射面)には基板の硬度
強化及び帯電によるゴミ付着防止を目的とする紫外線硬
化樹脂膜を設け、さらに基板中央部には紫外線硬化樹脂
を接着剤として介在させたハブを設けた光ディスクにお
いて、上記3箇所の紫外線硬化樹脂の硬化収縮作用を利
用して、光ディスクの反りに対して反りを矯正する応力
を発生させ、上記光ディスクの反りを矯正することを特
徴とする光ディスクの作製方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の光ディスクの作製方法に
おいて、紫外線硬化樹脂の量を調整することにより硬化
収縮による発生応力を調整し、矯正量を制御することを
特徴とする光ディスク及びその作製方法。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の光ディスクの作製
方法において、記録層及び反射層の酸化腐食防止を目的
とする紫外線硬化樹脂膜の硬化収縮作用を用いて、光デ
ィスク基板のレーザー光入射面に対して凹状に反ってい
る光ディスクにおいて、凹状の反りを矯正する応力を発
生させることによりディスクの反りを矯正することを特
徴とする光ディスクの作製方法。 - 【請求項4】 請求項1又は2記載の光ディスク作製方
法において、光ディスク基板のレーザー光入射面の硬度
強化及び帯電によるゴミ付着防止を目的とする紫外線硬
化樹脂の硬化収縮作用を用いて、光ディスク基板のレー
ザー入射面に対して凸状に反っている光ディスクにおい
て、凸状の反りを矯正する応力を発生させることにより
反りを矯正することを特徴とする光ディスクの作製方
法。 - 【請求項5】 請求項1又は2記載の光ディスク作製方
法において、光ディスク基板とハブとの接着剤として介
在する紫外線硬化樹脂の硬化収縮作用を用いて、光ディ
スク基板とハブとの接着面に対し凸状に反っている光デ
ィスクにおいて、凸状の反りを矯正する応力を発生させ
ることにより反りを矯正することを特徴とする光ディス
クの作製方法。 - 【請求項6】 請求項3、4又は5記載の光ディスクの
作製方法において、上記3箇所の紫外線硬化樹脂の硬化
収縮作用を組み合わせることにより、光ディスクの反り
を矯正することを特徴とする光ディスクの作製方法。 - 【請求項7】 請求項6記載の光ディスクの作製方法に
おいて、反りを矯正する応力を発生させる面に設けた紫
外線硬化樹脂の材料として、反対面の紫外線硬化樹脂の
硬化収縮率よりも大きな硬化収縮率を有するものを用い
ることを特徴とする光ディスクの作製方法。 - 【請求項8】 合成樹脂基板の1面(レーザ光入射面と
反対側の面)に記録層及び反射層並びに上記2膜の酸化
腐食防止を目的とする紫外線硬化樹脂膜を設けるととも
に、上記基板の裏面(レーザ光入射面)には基板の硬度
強化及び帯電によるゴミ付着防止を目的とする紫外線硬
化樹脂膜を設け、さらに基板中央部には紫外線硬化樹脂
を接着剤として介在させたハブを設けた光ディスクにお
いて、上記3箇所の紫外線硬化樹脂の硬化収縮作用を利
用して、光ディスクの反りに対して反りを矯正する応力
を発生させ、上記光ディスクの反りを矯正したことを特
徴とする光ディスク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5350834A JPH07201083A (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | 光ディスク及びその作製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5350834A JPH07201083A (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | 光ディスク及びその作製方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07201083A true JPH07201083A (ja) | 1995-08-04 |
Family
ID=18413206
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5350834A Pending JPH07201083A (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | 光ディスク及びその作製方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07201083A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5900098A (en) * | 1996-10-11 | 1999-05-04 | Wea Manufacturing Inc. | Methods for bonding structurally dissimilar optical discs |
| KR19990079994A (ko) * | 1998-04-10 | 1999-11-05 | 구자홍 | 디스크 및 그 제조방법 |
| US6880166B2 (en) * | 2000-03-03 | 2005-04-12 | Tosoh Corporation | Optical recording medium having in a static mode, a flexible region extending to 1/3 of the recording area |
| WO2010151243A1 (en) * | 2009-06-23 | 2010-12-29 | Thomson Licensing | Hybrid disc, method and system of forming the disc |
| US8722168B2 (en) | 2009-06-23 | 2014-05-13 | Thomson Licensing | Data disc, method and system of forming the disc |
-
1993
- 1993-12-29 JP JP5350834A patent/JPH07201083A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5900098A (en) * | 1996-10-11 | 1999-05-04 | Wea Manufacturing Inc. | Methods for bonding structurally dissimilar optical discs |
| KR19990079994A (ko) * | 1998-04-10 | 1999-11-05 | 구자홍 | 디스크 및 그 제조방법 |
| US6880166B2 (en) * | 2000-03-03 | 2005-04-12 | Tosoh Corporation | Optical recording medium having in a static mode, a flexible region extending to 1/3 of the recording area |
| WO2010151243A1 (en) * | 2009-06-23 | 2010-12-29 | Thomson Licensing | Hybrid disc, method and system of forming the disc |
| US8623486B2 (en) | 2009-06-23 | 2014-01-07 | Thomson Licensing | Hybrid disc, method and system of forming the disc |
| US8722168B2 (en) | 2009-06-23 | 2014-05-13 | Thomson Licensing | Data disc, method and system of forming the disc |
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