JPH07201249A - ラバーコンタクトスイッチ - Google Patents
ラバーコンタクトスイッチInfo
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- JPH07201249A JPH07201249A JP35287093A JP35287093A JPH07201249A JP H07201249 A JPH07201249 A JP H07201249A JP 35287093 A JP35287093 A JP 35287093A JP 35287093 A JP35287093 A JP 35287093A JP H07201249 A JPH07201249 A JP H07201249A
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- rubber contact
- rubber
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Landscapes
- Push-Button Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱可塑性エラストマー樹脂を素材としたもの
でありながら、クリック感の強い良好な操作感触が得ら
れるラバーコンタクトスイッチを提供し、これに加えて
高温の使用条件下でも押しボタン部と共に可動接点部が
確実に初期状態に復帰できる耐熱復帰性の高いラバーコ
ンタクトスイッチを提供する。 【構成】 本発明のラバーコンタクトスイッチ5は、厚
肉のベース部から薄肉のドーム部2を介して突出する厚
肉の押しボタン部3およびその背面側の可動接点部4
を、熱可塑性エラストマー樹脂組成物の射出成形により
一体形成したもので、上記ドーム部2の肉厚を0.10
〜0.30mmの範囲に、立上がり角度を35〜60度
の範囲にそれぞれ設定してクリック率を20〜80%の
範囲とし、特には80〜120℃の熱処理が5〜120
分間施されていることを特徴とする。
でありながら、クリック感の強い良好な操作感触が得ら
れるラバーコンタクトスイッチを提供し、これに加えて
高温の使用条件下でも押しボタン部と共に可動接点部が
確実に初期状態に復帰できる耐熱復帰性の高いラバーコ
ンタクトスイッチを提供する。 【構成】 本発明のラバーコンタクトスイッチ5は、厚
肉のベース部から薄肉のドーム部2を介して突出する厚
肉の押しボタン部3およびその背面側の可動接点部4
を、熱可塑性エラストマー樹脂組成物の射出成形により
一体形成したもので、上記ドーム部2の肉厚を0.10
〜0.30mmの範囲に、立上がり角度を35〜60度
の範囲にそれぞれ設定してクリック率を20〜80%の
範囲とし、特には80〜120℃の熱処理が5〜120
分間施されていることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小型の各種電子機器等
に押しボタン機構として多用されているラバーコンタク
トスイッチに関し、詳しくは、熱可塑性エラストマー樹
脂を素材としたクリック感の強いラバーコンタクトスイ
ッチに関する。
に押しボタン機構として多用されているラバーコンタク
トスイッチに関し、詳しくは、熱可塑性エラストマー樹
脂を素材としたクリック感の強いラバーコンタクトスイ
ッチに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電卓に始まり電子手帳や携帯電話
機など、小型の電子機器の普及には目ざましいものがあ
る。これらの小型電子機器には一般に小さな押しボタン
スイッチが多数設けられており、その押しボタンスイッ
チとしてはタクティクルなクリック感が得られるラバー
コンタクトスイッチが多用されている。
機など、小型の電子機器の普及には目ざましいものがあ
る。これらの小型電子機器には一般に小さな押しボタン
スイッチが多数設けられており、その押しボタンスイッ
チとしてはタクティクルなクリック感が得られるラバー
コンタクトスイッチが多用されている。
【0003】前記ラバーコンタクトスイッチは、特公平
1−37819号公報,特開昭63−92428号公
報,特開平2−121815号公報などにも見られるよ
うに、厚肉のベース部から薄肉のドーム部を介して突出
する厚肉の押しボタン部およびその背面側の可動接点部
を、シリコーンゴム等により一体形成した構造のもので
ある。このラバーコンタクトスイッチは、上記ドーム部
が押しボタン部の押圧時にクリック動作して撓み、押し
ボタン部の押圧力を解除するとその弾性復元力で押しボ
タン部を押し戻すものであり、従来のような戻しバネが
一切不要であって構造が極めて簡単である。しかも、タ
クティクルなクリック感のあるエラストマー感触が得ら
れることから、前述した小型の各種電子機器用の押しボ
タンとして好適なものである。
1−37819号公報,特開昭63−92428号公
報,特開平2−121815号公報などにも見られるよ
うに、厚肉のベース部から薄肉のドーム部を介して突出
する厚肉の押しボタン部およびその背面側の可動接点部
を、シリコーンゴム等により一体形成した構造のもので
ある。このラバーコンタクトスイッチは、上記ドーム部
が押しボタン部の押圧時にクリック動作して撓み、押し
ボタン部の押圧力を解除するとその弾性復元力で押しボ
タン部を押し戻すものであり、従来のような戻しバネが
一切不要であって構造が極めて簡単である。しかも、タ
クティクルなクリック感のあるエラストマー感触が得ら
れることから、前述した小型の各種電子機器用の押しボ
タンとして好適なものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したシ
リコーンゴム製のラバーコンタクトスイッチは、耐熱性
に優れ温度依存性が少ないものの、シリコーンゴムを素
材としているために、(i)長時間の加硫工程が必要と
なり生産性が悪い、(ii)熱硬化性であるためリサイ
クル使用ができない、(iii)接着,印刷などの二次
加工性に劣る、(iv)高荷重のスイッチとして不向き
である、などの種々の問題がある。また、クリック感が
弱く、操作感触があまり良くないことも問題となってい
る。
リコーンゴム製のラバーコンタクトスイッチは、耐熱性
に優れ温度依存性が少ないものの、シリコーンゴムを素
材としているために、(i)長時間の加硫工程が必要と
なり生産性が悪い、(ii)熱硬化性であるためリサイ
クル使用ができない、(iii)接着,印刷などの二次
加工性に劣る、(iv)高荷重のスイッチとして不向き
である、などの種々の問題がある。また、クリック感が
弱く、操作感触があまり良くないことも問題となってい
る。
【0005】このような事情から、加硫工程が不要であ
り、射出成形が可能であって生産性がよく、しかもリサ
イクル使用が可能な熱可塑性エラストマー樹脂をラバー
コンタクトスイッチの素材とすることが行われつつあ
る。
り、射出成形が可能であって生産性がよく、しかもリサ
イクル使用が可能な熱可塑性エラストマー樹脂をラバー
コンタクトスイッチの素材とすることが行われつつあ
る。
【0006】しかし、熱可塑性エラストマー樹脂を素材
としただけではクリック感の強い良好な操作感触のラバ
ーコンタクトスイッチは得られない。また、熱可塑性エ
ラストマー樹脂は温度上昇によって物性が低下し、塑性
変形の増大、永久歪の増大を来すなど、高温下での実用
性に難点がある。このため、たとえば炎天下の自動車室
内などに放置されることのある各種電子機器のラバーコ
ンタクトスイッチの素材として熱可塑性エラストマー樹
脂を使用した場合、高温の使用条件下で押しボタンを押
したままにした際に、ドーム部が塑性変形して押しボタ
ン部と共に可動接点部の復帰性が悪化し、可動接点部が
基板に粘着する虞れもある。
としただけではクリック感の強い良好な操作感触のラバ
ーコンタクトスイッチは得られない。また、熱可塑性エ
ラストマー樹脂は温度上昇によって物性が低下し、塑性
変形の増大、永久歪の増大を来すなど、高温下での実用
性に難点がある。このため、たとえば炎天下の自動車室
内などに放置されることのある各種電子機器のラバーコ
ンタクトスイッチの素材として熱可塑性エラストマー樹
脂を使用した場合、高温の使用条件下で押しボタンを押
したままにした際に、ドーム部が塑性変形して押しボタ
ン部と共に可動接点部の復帰性が悪化し、可動接点部が
基板に粘着する虞れもある。
【0007】本発明は、上記のような問題を解決するた
めに提案されたものであって、熱可塑性エラストマー樹
脂を素材としたものでありながら、クリック感が強く、
良好な操作感触が得られるラバーコンタクトスイッチを
提供することを主目的とし、これに加えて高温の使用条
件下でも押しボタン部と共に可動接点部が確実に初期状
態に復帰できる耐熱復帰性の高いラバーコンタクトスイ
ッチを提供することをも目的とする。
めに提案されたものであって、熱可塑性エラストマー樹
脂を素材としたものでありながら、クリック感が強く、
良好な操作感触が得られるラバーコンタクトスイッチを
提供することを主目的とし、これに加えて高温の使用条
件下でも押しボタン部と共に可動接点部が確実に初期状
態に復帰できる耐熱復帰性の高いラバーコンタクトスイ
ッチを提供することをも目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記課題
を達成するため鋭意研究した結果、熱可塑性エラストマ
ー樹脂を素材としたラバーコンタクトスイッチであって
も、ドーム部の肉厚、ドーム部の立ち上がり角度次第、
および熱処理次第でクリック感の強い良好な操作感触と
共に高い耐熱復帰性が得られることを見出した。
を達成するため鋭意研究した結果、熱可塑性エラストマ
ー樹脂を素材としたラバーコンタクトスイッチであって
も、ドーム部の肉厚、ドーム部の立ち上がり角度次第、
および熱処理次第でクリック感の強い良好な操作感触と
共に高い耐熱復帰性が得られることを見出した。
【0009】すなわち、熱可塑性エラストマー樹脂を素
材とした射出成形により厚肉のベース部から薄肉のドー
ム部を介して突出する厚肉の押しボタン部およびその背
面側の可動接点部を一体形成したラバーコンタクトスイ
ッチにおいて、上記ドーム部の肉厚を0.10〜0.3
0mm(好ましくは0.15〜0.25mm)の範囲
に、ドーム部の立上がり角度を35〜60度(好ましく
は35〜50度)の範囲にそれぞれ設定してクリック率
を20〜80%(好ましくは35〜65%、より好まし
くは40〜60%)の範囲とする。また、80〜120
℃(好ましくは85〜100℃)の熱処理を5〜120
分間(好ましくは30〜60分間)にわたって施した場
合には、特に操作性の高いラバーコンタクトスイッチを
得ることができる。
材とした射出成形により厚肉のベース部から薄肉のドー
ム部を介して突出する厚肉の押しボタン部およびその背
面側の可動接点部を一体形成したラバーコンタクトスイ
ッチにおいて、上記ドーム部の肉厚を0.10〜0.3
0mm(好ましくは0.15〜0.25mm)の範囲
に、ドーム部の立上がり角度を35〜60度(好ましく
は35〜50度)の範囲にそれぞれ設定してクリック率
を20〜80%(好ましくは35〜65%、より好まし
くは40〜60%)の範囲とする。また、80〜120
℃(好ましくは85〜100℃)の熱処理を5〜120
分間(好ましくは30〜60分間)にわたって施した場
合には、特に操作性の高いラバーコンタクトスイッチを
得ることができる。
【0010】ここでクリック率とは、押しボタン部の押
圧操作に伴いドーム部がクリック動作して撓む際の最大
荷重(ピーク荷重)をP1、座屈最低荷重(クリック荷
重)をP2としたとき、〔数1〕のように表示されるク
リック感の指数であり、これが大きければ強いクリック
感が得られる。
圧操作に伴いドーム部がクリック動作して撓む際の最大
荷重(ピーク荷重)をP1、座屈最低荷重(クリック荷
重)をP2としたとき、〔数1〕のように表示されるク
リック感の指数であり、これが大きければ強いクリック
感が得られる。
【0011】
【数1】
【0012】なお、素材とする熱可塑性エラストマー樹
脂は、ショア硬度がD25〜D60(好ましくはD28
〜D35)で、反発弾性が50%以上(最大80%程
度)のものがよく、ポリアミド系,ポリウレタン系,ポ
リオレフィン系,ポリエステル系,フッソ系,ニトリル
系の適宜の素材が使用できる。このうち、ポリエステル
系エラストマー樹脂は、射出成形に適した物性を有する
ので、ラバーコンタクトスイッチの素材として最も好ま
しい。
脂は、ショア硬度がD25〜D60(好ましくはD28
〜D35)で、反発弾性が50%以上(最大80%程
度)のものがよく、ポリアミド系,ポリウレタン系,ポ
リオレフィン系,ポリエステル系,フッソ系,ニトリル
系の適宜の素材が使用できる。このうち、ポリエステル
系エラストマー樹脂は、射出成形に適した物性を有する
ので、ラバーコンタクトスイッチの素材として最も好ま
しい。
【0013】
【作用】ここで熱可塑性エラストマー樹脂を素材とした
射出成形により厚肉のベース部から薄肉のドーム部を介
して突出する厚肉の押しボタン部およびその背面側の可
動接点部を一体形成したラバーコンタクトスイッチにお
いて、ドーム部の肉厚が0.10mmより小さいと射出
成形時の素材の流動性が悪くなり、また0.30mmよ
り大きいとクリック率が20%以下となってクリック感
が弱く、良好な操作感触が得られない。また、ドーム部
の立上がり角度が35度より小さい場合にも、クリック
率が20%より小さくなってクリック感が弱く、良好な
操作感触が得られない。そして、クリック率が20%以
下では、前述のようにクリック感が弱く、良好な操作感
触が得られず、70%以上では耐熱復帰性が得られな
い。
射出成形により厚肉のベース部から薄肉のドーム部を介
して突出する厚肉の押しボタン部およびその背面側の可
動接点部を一体形成したラバーコンタクトスイッチにお
いて、ドーム部の肉厚が0.10mmより小さいと射出
成形時の素材の流動性が悪くなり、また0.30mmよ
り大きいとクリック率が20%以下となってクリック感
が弱く、良好な操作感触が得られない。また、ドーム部
の立上がり角度が35度より小さい場合にも、クリック
率が20%より小さくなってクリック感が弱く、良好な
操作感触が得られない。そして、クリック率が20%以
下では、前述のようにクリック感が弱く、良好な操作感
触が得られず、70%以上では耐熱復帰性が得られな
い。
【0014】また本発明では、ドーム部の肉厚を0.1
0〜0.30mmの範囲に、ドーム部の立上がり角度を
35〜60度の範囲にそれぞれ設定してクリック率を2
0〜80%の範囲とし、80〜120℃の熱処理を5〜
120分間施すようにしたので、クリック感の強い良好
な操作感触が得られると共に熱復帰性に優れたものとな
る。その熱処理温度が80℃より小さいと、素材の物性
変化が見られず、120℃より大きいと素材の耐熱性に
問題が生じる。
0〜0.30mmの範囲に、ドーム部の立上がり角度を
35〜60度の範囲にそれぞれ設定してクリック率を2
0〜80%の範囲とし、80〜120℃の熱処理を5〜
120分間施すようにしたので、クリック感の強い良好
な操作感触が得られると共に熱復帰性に優れたものとな
る。その熱処理温度が80℃より小さいと、素材の物性
変化が見られず、120℃より大きいと素材の耐熱性に
問題が生じる。
【0015】なお、ドーム部の自由状態での直線距離を
L1、クリック動作後の撓み状態での直線距離をL2と
したとき、(L2/L1)×100で表されるドーム部
の圧縮前後の直線距離比率が90%以上の場合には、押
しボタン部の押圧操作に伴いドーム部に引張り応力が発
生し、ドーム部の寸法が伸びて永久歪となり、ドーム部
の自由状態への復帰性が悪くなるので、上記比率は60
%以上、90%以下とすることが好ましい。
L1、クリック動作後の撓み状態での直線距離をL2と
したとき、(L2/L1)×100で表されるドーム部
の圧縮前後の直線距離比率が90%以上の場合には、押
しボタン部の押圧操作に伴いドーム部に引張り応力が発
生し、ドーム部の寸法が伸びて永久歪となり、ドーム部
の自由状態への復帰性が悪くなるので、上記比率は60
%以上、90%以下とすることが好ましい。
【0016】
実施例1〜6 図1に示すように、厚肉のベース部1から薄肉のドーム
部2を介して突出する厚肉の押しボタン部3およびその
背面側の可動接点部4を一体に有するラバーコンタクト
スイッチ5を、押しボタン部3の直径dを5mm、押し
込みストロークを0.8mmとし、ドーム部2の肉厚t
および立上がり角度αを異ならせた〔表1〕に示す複数
種類を熱可塑性エラストマー樹脂で射出成形した。
部2を介して突出する厚肉の押しボタン部3およびその
背面側の可動接点部4を一体に有するラバーコンタクト
スイッチ5を、押しボタン部3の直径dを5mm、押し
込みストロークを0.8mmとし、ドーム部2の肉厚t
および立上がり角度αを異ならせた〔表1〕に示す複数
種類を熱可塑性エラストマー樹脂で射出成形した。
【0017】使用した熱可塑性エラストマー樹脂は、ハ
ードセグメントをポリブチレンテレフタレート、ソフト
セグメントをポリエーテルとしたブロック共重合体であ
るポリエステル系エラストマー(グリラックスE200
LV;大日本インキ化学工業製)であり、ショア硬度は
30度、反発弾性率は74%である。
ードセグメントをポリブチレンテレフタレート、ソフト
セグメントをポリエーテルとしたブロック共重合体であ
るポリエステル系エラストマー(グリラックスE200
LV;大日本インキ化学工業製)であり、ショア硬度は
30度、反発弾性率は74%である。
【0018】そして得られた各ラバーコンタクトスイッ
チ5につき、押しボタン部3の押圧操作に伴いドーム部
2がクリック動作して撓む際のピーク荷重P1およびク
リック荷重P2(図2参照)を、圧縮試験機にて30m
m/minの速度で押して測定し、前記〔数1〕式によ
りクリック率CLを求めた。その結果を〔表1〕に示
す。これらは、クリック感の強い良好な操作感覚が得ら
れるラバーコンタクトスイッチであった。
チ5につき、押しボタン部3の押圧操作に伴いドーム部
2がクリック動作して撓む際のピーク荷重P1およびク
リック荷重P2(図2参照)を、圧縮試験機にて30m
m/minの速度で押して測定し、前記〔数1〕式によ
りクリック率CLを求めた。その結果を〔表1〕に示
す。これらは、クリック感の強い良好な操作感覚が得ら
れるラバーコンタクトスイッチであった。
【0019】比較例1 ドーム部2の肉厚tを0.18mm、ドーム部2の立上
がり角度αを38度、ドーム部2の直線距離比率を12
4%、押しボタン部の直径dを3mm、押し込みストロ
ークを0.8mmとしたラバーコンタクトスイッチを、
実施例1と同じ樹脂で射出成形した。このラバーコンタ
クトスイッチの、実施例1と同様に測定した結果を〔表
1〕に示す。このラバーコンタクトスイッチは、ピーク
荷重P1が220g、クリック荷重P2が178gで、
クリック率CLが19%であり、良好な操作感触が得ら
れなかった。
がり角度αを38度、ドーム部2の直線距離比率を12
4%、押しボタン部の直径dを3mm、押し込みストロ
ークを0.8mmとしたラバーコンタクトスイッチを、
実施例1と同じ樹脂で射出成形した。このラバーコンタ
クトスイッチの、実施例1と同様に測定した結果を〔表
1〕に示す。このラバーコンタクトスイッチは、ピーク
荷重P1が220g、クリック荷重P2が178gで、
クリック率CLが19%であり、良好な操作感触が得ら
れなかった。
【0020】実施例7〜18 押しボタン部3の直径dを5mm、押し込みストローク
を0.8とし、〔表2〕に示すドーム部2の肉厚tおよ
び立上がり角度αを異ならせた複数種のラバーコンタク
トスイッチを実施例1と同じ樹脂で射出成形し、各スイ
ッチを100℃で30分間熱処理し、実施例1と同様に
測定した。その結果を〔表2〕に示す。これらも、クリ
ック感の強い良好な操作感触が得られるラバーコンタク
トスイッチであった。
を0.8とし、〔表2〕に示すドーム部2の肉厚tおよ
び立上がり角度αを異ならせた複数種のラバーコンタク
トスイッチを実施例1と同じ樹脂で射出成形し、各スイ
ッチを100℃で30分間熱処理し、実施例1と同様に
測定した。その結果を〔表2〕に示す。これらも、クリ
ック感の強い良好な操作感触が得られるラバーコンタク
トスイッチであった。
【0021】また、各ラバーコンタクトスイッチを、押
しボタン部3を押圧してドーム部2が圧縮された状態
(図3参照)にして80℃で96時間維持した後、室温
(23℃)に冷却して押しボタン部3の押圧状態を解除
し、ドーム部2の自由状態への復帰性の良否を押しボタ
ン部3の復帰高さで判定した。いずれのラバーコンタク
トスイッチも自由状態に弾性復帰した耐熱復帰性に優れ
たものであった。
しボタン部3を押圧してドーム部2が圧縮された状態
(図3参照)にして80℃で96時間維持した後、室温
(23℃)に冷却して押しボタン部3の押圧状態を解除
し、ドーム部2の自由状態への復帰性の良否を押しボタ
ン部3の復帰高さで判定した。いずれのラバーコンタク
トスイッチも自由状態に弾性復帰した耐熱復帰性に優れ
たものであった。
【0022】比較例2 ドーム部2の肉厚tを0.12mm、ドーム部2の立上
がり角度αを52度、ドーム部2の直線距離比率を62
%、押しボタン部3の直径dを5mm、押し込みストロ
ークを0.8mmとしたラバーコンタクトスイッチを、
実施例1と同じ樹脂で射出成形し、実施例7と同じ条件
で熱処理した。このラバーコンタクトスイッチを実施例
1と同様にして測定し、その結果を〔表2〕に示す。こ
のラバーコンタクトスイッチの耐熱復帰性を、実施例7
と同様に試験したがドーム部2が屈曲変形して、押しボ
タン部3の高さが自由状態にまで復帰しなかった。
がり角度αを52度、ドーム部2の直線距離比率を62
%、押しボタン部3の直径dを5mm、押し込みストロ
ークを0.8mmとしたラバーコンタクトスイッチを、
実施例1と同じ樹脂で射出成形し、実施例7と同じ条件
で熱処理した。このラバーコンタクトスイッチを実施例
1と同様にして測定し、その結果を〔表2〕に示す。こ
のラバーコンタクトスイッチの耐熱復帰性を、実施例7
と同様に試験したがドーム部2が屈曲変形して、押しボ
タン部3の高さが自由状態にまで復帰しなかった。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】なお、〔表1〕および〔表2〕の記号は以
下の通りである。 t:ドーム部の肉厚(mm) α:ドーム部の立上がり角度(度) γ:ドーム部の直線距離比率(%) P1:ピーク荷重(grf) P2:クリック荷重(grf) CL:クリック率(%)
下の通りである。 t:ドーム部の肉厚(mm) α:ドーム部の立上がり角度(度) γ:ドーム部の直線距離比率(%) P1:ピーク荷重(grf) P2:クリック荷重(grf) CL:クリック率(%)
【0026】
【発明の効果】以上説明したとおり本発明によれば、以
下の効果を奏することができる。 (1)長時間の加硫工程を要しないため生産性が高く、
また熱可塑性であるためリサイクルが可能であり、しか
も接着,印刷などの二次加工性に優れたラバーコンタク
トスイッチを提供できる。
下の効果を奏することができる。 (1)長時間の加硫工程を要しないため生産性が高く、
また熱可塑性であるためリサイクルが可能であり、しか
も接着,印刷などの二次加工性に優れたラバーコンタク
トスイッチを提供できる。
【0027】(2)薄肉のドーム部も良好に射出成形さ
れ、押しボタン部の押圧操作時には強いクリック感が得
られるので、良好な操作感触のラバーコンタクトスイッ
チを提供できる。
れ、押しボタン部の押圧操作時には強いクリック感が得
られるので、良好な操作感触のラバーコンタクトスイッ
チを提供できる。
【0028】(3)高い耐熱復帰性、すなわち高温使用
条件下で一定時間、押しボタン部を押圧状態に保持した
後にも、押しボタン部およびその背面側の可動接点部が
完全に初期状態に復帰できるラバーコンタクトスイッチ
を提供できる。
条件下で一定時間、押しボタン部を押圧状態に保持した
後にも、押しボタン部およびその背面側の可動接点部が
完全に初期状態に復帰できるラバーコンタクトスイッチ
を提供できる。
【図1】本発明の各実施例によるラバーコンタクトスイ
ッチの自由状態での断面図である。
ッチの自由状態での断面図である。
【図2】本発明の各実施例によるラバーコンタクトスイ
ッチの荷重特性を示す線図である。
ッチの荷重特性を示す線図である。
【図3】本発明の各実施例によるラバーコンタクトスイ
ッチの押しボタン部の押圧操作状態での断面図である。
ッチの押しボタン部の押圧操作状態での断面図である。
【符号の説明】 1 厚肉のベース部 2 ドーム部 3 押しボタン部 4 可動接点部 5 ラバーコンタクトスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 冬室 昌彦 栃木県足利市今福町560−1 (72)発明者 大平 浩 東京都渋谷区渋谷1丁目2番5号 株式会 社ケンウッド内 (72)発明者 水島 大介 神奈川県川崎市高津区下作延378−3 コ スモ梶ケ谷プレステージュ304
Claims (2)
- 【請求項1】 厚肉のベース部から薄肉のドーム部を介
して突出する厚肉の押しボタン部およびその背面側の可
動接点部を、熱可塑性エラストマー樹脂組成物の射出成
形により一体形成したラバーコンタクトスイッチであっ
て、 上記ドーム部の肉厚を0.10〜0.30mmの範囲
に、ドーム部の立上がり角度を35〜60度の範囲にそ
れぞれ設定してクリック率を20〜80%の範囲とした
ことを特徴とするラバーコンタクトスイッチ。 - 【請求項2】 80〜120℃の熱処理が5〜120分
間施されていることを特徴とする請求項1に記載のラバ
ーコンタクトスイッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35287093A JPH07201249A (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | ラバーコンタクトスイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35287093A JPH07201249A (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | ラバーコンタクトスイッチ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07201249A true JPH07201249A (ja) | 1995-08-04 |
Family
ID=18427014
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35287093A Pending JPH07201249A (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | ラバーコンタクトスイッチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07201249A (ja) |
Cited By (20)
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| US7312785B2 (en) | 2001-10-22 | 2007-12-25 | Apple Inc. | Method and apparatus for accelerated scrolling |
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| US10866718B2 (en) | 2007-09-04 | 2020-12-15 | Apple Inc. | Scrolling techniques for user interfaces |
-
1993
- 1993-12-29 JP JP35287093A patent/JPH07201249A/ja active Pending
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