JPH0720126Y2 - むしり機 - Google Patents
むしり機Info
- Publication number
- JPH0720126Y2 JPH0720126Y2 JP65893U JP65893U JPH0720126Y2 JP H0720126 Y2 JPH0720126 Y2 JP H0720126Y2 JP 65893 U JP65893 U JP 65893U JP 65893 U JP65893 U JP 65893U JP H0720126 Y2 JPH0720126 Y2 JP H0720126Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- moving
- pattern
- plate
- paper
- rod
- Prior art date
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、図形、模様、文字等の
型部が、切れ目から成る輪郭によって紙面上に切離しが
可能に画成されている型紙の多数枚を、一括して型部と
その周囲の繋ぎ部とに分離することが可能なむしり機に
関する。
型部が、切れ目から成る輪郭によって紙面上に切離しが
可能に画成されている型紙の多数枚を、一括して型部と
その周囲の繋ぎ部とに分離することが可能なむしり機に
関する。
【0002】
【従来の技術】厚紙などの台紙から所望の図形、模様、
文字等の型部を打抜くことによって、型部を量産するこ
とは従来から汎く行われているが、この場合には、型打
抜き装置が当然必要であり、打抜き操作を反復する作業
が複雑なものであり、また、打抜かれた型部の整頓、管
理が相当面倒である。これに代わる方法として、前記型
紙をトムソンなどと呼ばれる形成装置で量産した後、こ
の型紙をたとえば100枚単位で重合わせて保管し、所
要ロッド数について一括して型部とその周囲の繋ぎ部と
に分離することが行われている。
文字等の型部を打抜くことによって、型部を量産するこ
とは従来から汎く行われているが、この場合には、型打
抜き装置が当然必要であり、打抜き操作を反復する作業
が複雑なものであり、また、打抜かれた型部の整頓、管
理が相当面倒である。これに代わる方法として、前記型
紙をトムソンなどと呼ばれる形成装置で量産した後、こ
の型紙をたとえば100枚単位で重合わせて保管し、所
要ロッド数について一括して型部とその周囲の繋ぎ部と
に分離することが行われている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上述するように、一括
して型部と繋ぎ部とを分離させる場合、最も一般的な方
法は、100枚単位で重合わせた型紙重層体を台上に置
いて、不要部分である繋ぎ部を木槌などのハンマの頭で
叩くことによって除去し、型部を分離するようにしてい
た。しかしこの方法は、ハンマで叩く作業が重労働であ
り、しかも、最下段に近い下部側の型紙が完全に分離で
きないこともあって、作業能率が低い問題を有してい
た。
して型部と繋ぎ部とを分離させる場合、最も一般的な方
法は、100枚単位で重合わせた型紙重層体を台上に置
いて、不要部分である繋ぎ部を木槌などのハンマの頭で
叩くことによって除去し、型部を分離するようにしてい
た。しかしこの方法は、ハンマで叩く作業が重労働であ
り、しかも、最下段に近い下部側の型紙が完全に分離で
きないこともあって、作業能率が低い問題を有してい
た。
【0004】この方法とは別に、段差面を有する型を用
いてプレス処理することによって一括分離する処理方法
も行われており、これは製品の品質保持、作業能率の向
上の点で優れているが、図形や模様毎に専用の型を必要
として装置コストが高くつくのが難点である。
いてプレス処理することによって一括分離する処理方法
も行われており、これは製品の品質保持、作業能率の向
上の点で優れているが、図形や模様毎に専用の型を必要
として装置コストが高くつくのが難点である。
【0005】本考案の目的は、油圧力などの機械力を利
用して多数枚の型紙から型部を一括して確実かつ効率的
に分離することができ、型部の形態如何に関係なく、分
離のための型を省略することが可能で、一つの装置で対
応し得ることによって設備コストおよび製品コストの低
減を図らせるむしり機を提供することにある。
用して多数枚の型紙から型部を一括して確実かつ効率的
に分離することができ、型部の形態如何に関係なく、分
離のための型を省略することが可能で、一つの装置で対
応し得ることによって設備コストおよび製品コストの低
減を図らせるむしり機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、図形、模様、
文字等の型部が、粗破線状の間欠的、かつエンドレスに
延在する切れ目から成る輪郭によって、紙面上に切離し
可能に画成されている型紙の多数枚を重合わせて、この
型紙重層体を、両側から挟んで前記型部とその周囲の繋
ぎ部とに一括して分離するむしり機であって、多行多列
に並ぶ多数の孔が設けられ、型紙重層体に対し両面側に
間隔を存して平行にそれぞれ配設される第一多孔板およ
び第二多孔板と、それらの両多孔板の前記型紙重層体と
は反対側の外方に、平行を保持し接離し得る移動可能に
それぞれ設けられる第一移動板および第二移動板と、第
一移動板を第一多孔板側に移動させる第一移動手段と、
第二移動板を第二多孔板側に移動させる第二移動手段
と、棒体であって、第一多孔板における所定個所の孔に
挿通され、かつ、基部が第一移動板に固定されて、型紙
重層体の片面側における前記輪郭寄りの繋ぎ部を、先部
に設けられる押し部で押圧する複数の押圧棒と、棒体で
あって、第二多孔板における所定個所の孔に挿通され、
かつ、基部が第二移動板に固定されて、型紙重層体の他
側面における前記輪郭寄りの型部を、先部に設けられる
当て面部で支承する複数の支承棒とを含むことを特徴と
するむしり機である。
文字等の型部が、粗破線状の間欠的、かつエンドレスに
延在する切れ目から成る輪郭によって、紙面上に切離し
可能に画成されている型紙の多数枚を重合わせて、この
型紙重層体を、両側から挟んで前記型部とその周囲の繋
ぎ部とに一括して分離するむしり機であって、多行多列
に並ぶ多数の孔が設けられ、型紙重層体に対し両面側に
間隔を存して平行にそれぞれ配設される第一多孔板およ
び第二多孔板と、それらの両多孔板の前記型紙重層体と
は反対側の外方に、平行を保持し接離し得る移動可能に
それぞれ設けられる第一移動板および第二移動板と、第
一移動板を第一多孔板側に移動させる第一移動手段と、
第二移動板を第二多孔板側に移動させる第二移動手段
と、棒体であって、第一多孔板における所定個所の孔に
挿通され、かつ、基部が第一移動板に固定されて、型紙
重層体の片面側における前記輪郭寄りの繋ぎ部を、先部
に設けられる押し部で押圧する複数の押圧棒と、棒体で
あって、第二多孔板における所定個所の孔に挿通され、
かつ、基部が第二移動板に固定されて、型紙重層体の他
側面における前記輪郭寄りの型部を、先部に設けられる
当て面部で支承する複数の支承棒とを含むことを特徴と
するむしり機である。
【0007】本考案ほまた、支承棒の前記当て面部が、
棒部に対して偏心して取付けられるむしり機である。
棒部に対して偏心して取付けられるむしり機である。
【0008】本考案はまた、押圧棒の前記押し部が、型
紙に喰込み得る刃先部に形成されて滑止め機能を有する
むしり機である。
紙に喰込み得る刃先部に形成されて滑止め機能を有する
むしり機である。
【0009】
【作用】本考案に従えば、第一多孔板,第二多孔板は、
多行多列に並ぶ多数の行が設けられ、この孔に複数の押
圧棒,支承棒が挿通される。その場合、挿通する孔を選
定するには、両多孔板に対して、型部を分離する対象で
ある型紙を合わせることによって、輪郭に接するかある
いは最接近する孔がそれぞれ確認できるので、この孔の
近傍の孔のうちの適当なものを選んで、輪郭寄りの型部
側の所定位置と繋ぎ部側の所定位置とをそれぞれ決定す
ることが可能である。したがって、この選定した孔に押
圧棒と支承棒とを挿通することによって、それら両棒
は、繋ぎ部の輪郭寄り所定位置と型部の輪郭寄り所定位
置とに、正確に位置決めしてセットさせることができ
る。
多行多列に並ぶ多数の行が設けられ、この孔に複数の押
圧棒,支承棒が挿通される。その場合、挿通する孔を選
定するには、両多孔板に対して、型部を分離する対象で
ある型紙を合わせることによって、輪郭に接するかある
いは最接近する孔がそれぞれ確認できるので、この孔の
近傍の孔のうちの適当なものを選んで、輪郭寄りの型部
側の所定位置と繋ぎ部側の所定位置とをそれぞれ決定す
ることが可能である。したがって、この選定した孔に押
圧棒と支承棒とを挿通することによって、それら両棒
は、繋ぎ部の輪郭寄り所定位置と型部の輪郭寄り所定位
置とに、正確に位置決めしてセットさせることができ
る。
【0010】このようにして、所定位置にセットされる
押圧棒および支承棒は、第一移動板および第二移動板に
基部が固定された状態で、第一移動手段および第二移動
手段によって、型紙重層体に向け移動される。その結
果、押圧棒は、繋ぎ部の輪郭寄りを押下げるなど一方向
に押し、支承棒は、型部の輪郭寄りを押圧棒に対応する
方向の反力で支承することが可能であり、これによって
型紙重層体の型部と繋ぎ部との重層部分が一括して切離
されて、確実に分離される。
押圧棒および支承棒は、第一移動板および第二移動板に
基部が固定された状態で、第一移動手段および第二移動
手段によって、型紙重層体に向け移動される。その結
果、押圧棒は、繋ぎ部の輪郭寄りを押下げるなど一方向
に押し、支承棒は、型部の輪郭寄りを押圧棒に対応する
方向の反力で支承することが可能であり、これによって
型紙重層体の型部と繋ぎ部との重層部分が一括して切離
されて、確実に分離される。
【0011】本考案によれば、型紙の型部の状態に応じ
て、両多孔板における所望の孔を選定して、この孔に押
圧棒と支承棒とを挿通するとともに、両移動板にそれぞ
れ固定する組付け作業を行うことによって、特別な型を
必要としないで任意の形態の型紙の分離処理に対応させ
ることが可能である。
て、両多孔板における所望の孔を選定して、この孔に押
圧棒と支承棒とを挿通するとともに、両移動板にそれぞ
れ固定する組付け作業を行うことによって、特別な型を
必要としないで任意の形態の型紙の分離処理に対応させ
ることが可能である。
【0012】また、本考案は、支承棒の当て面を棒部に
対して偏心して取付けることによって、当て面を輪郭に
できるだけ近い個所に位置決めすることが可能であり、
型部と繋ぎ部との切離しの際に、型部側の反り、湾曲な
ど変形現象を防止して整形された型部を得ることができ
る。
対して偏心して取付けることによって、当て面を輪郭に
できるだけ近い個所に位置決めすることが可能であり、
型部と繋ぎ部との切離しの際に、型部側の反り、湾曲な
ど変形現象を防止して整形された型部を得ることができ
る。
【0013】本考案はさらに、押圧棒の押し部が滑止め
機能を有することによって、型紙重層体に対し、「むし
り」を行わせた際に、型紙が位置ずれして重層状態が乱
れるなどの不都合が生じる問題は解消され、確実なかつ
整然とした一括分離作業を安定的に行わせ得る。
機能を有することによって、型紙重層体に対し、「むし
り」を行わせた際に、型紙が位置ずれして重層状態が乱
れるなどの不都合が生じる問題は解消され、確実なかつ
整然とした一括分離作業を安定的に行わせ得る。
【0014】
【実施例】図1は本考案の一実施例に係るむしり機の概
略示正面図である。このむしり機は、アングル綱,チャ
ネル綱などの型綱を用いて、床面から直立して設けられ
る4本の枠体1と、この枠体1に支持されて上方側から
順にそれぞれ水平に配設される第一移動板4と、第一多
孔板2と、第二多孔板3と、第二移動板5と、第一移動
板4に固定されて垂下している複数の押圧棒6と、第二
移動板5に固定されて直立している複数の支承棒7と、
第一移動板4を直下の第一多孔板2側に移動・降下させ
る油圧シリンダで実現される第一移動手段8と、第二移
動板5を直上の第二多孔板3側に移動・上昇させる油圧
シリンダで実現される第二移動手段9とを含む。
略示正面図である。このむしり機は、アングル綱,チャ
ネル綱などの型綱を用いて、床面から直立して設けられ
る4本の枠体1と、この枠体1に支持されて上方側から
順にそれぞれ水平に配設される第一移動板4と、第一多
孔板2と、第二多孔板3と、第二移動板5と、第一移動
板4に固定されて垂下している複数の押圧棒6と、第二
移動板5に固定されて直立している複数の支承棒7と、
第一移動板4を直下の第一多孔板2側に移動・降下させ
る油圧シリンダで実現される第一移動手段8と、第二移
動板5を直上の第二多孔板3側に移動・上昇させる油圧
シリンダで実現される第二移動手段9とを含む。
【0015】第一多孔板2および第二多孔板3は、同一
形状の金属製板体であり、たとえばジュラルミンの軽合
金によって型成型される。両多孔板2,3は、多数の孔
10が多行多列に並んで穿孔されて、複数の孔10に
は、後述する如く複数本の押圧棒6がそれぞれ挿通され
る。それら各孔10は、たとえば直径6mmの小孔であ
って、10mmピッチの千鳥配列で多数設けられる。そ
れら両多孔板2,3は、枠体1の任意のレベル位置にお
いて固定することができる。
形状の金属製板体であり、たとえばジュラルミンの軽合
金によって型成型される。両多孔板2,3は、多数の孔
10が多行多列に並んで穿孔されて、複数の孔10に
は、後述する如く複数本の押圧棒6がそれぞれ挿通され
る。それら各孔10は、たとえば直径6mmの小孔であ
って、10mmピッチの千鳥配列で多数設けられる。そ
れら両多孔板2,3は、枠体1の任意のレベル位置にお
いて固定することができる。
【0016】一方、第一移動板4および第二移動板5
は、ほぼ同一形状の金属製板体であって、いずれも、前
記各孔10に対応させた多行多列の配置になる棒取付用
凹部11が、第一移動板4は下面側に、第二移動板5は
上面側にそれぞれ凹設される。たとえば、第一移動板4
の凹部11は、直径5mmの円形を成し、第二移動板5
の凹部11は、直径5mmの円に内接する正八角又は正
十角の多角形を成している。両移動板4,5は、枠体1
に対して上下方向の平行移動可能に水平に取付けられ
る。
は、ほぼ同一形状の金属製板体であって、いずれも、前
記各孔10に対応させた多行多列の配置になる棒取付用
凹部11が、第一移動板4は下面側に、第二移動板5は
上面側にそれぞれ凹設される。たとえば、第一移動板4
の凹部11は、直径5mmの円形を成し、第二移動板5
の凹部11は、直径5mmの円に内接する正八角又は正
十角の多角形を成している。両移動板4,5は、枠体1
に対して上下方向の平行移動可能に水平に取付けられ
る。
【0017】押圧棒6は、金属製の棒体であって、たと
えば直径5mmの円柱形棒綱から成る。この押圧棒6
は、基部側の端部が第一移動板4の前記凹部11に圧嵌
合されることによって、第一移動板4に固定されて垂下
した状態となるが、この固定に際しては、第一多孔板2
の所定の孔10に挿通した後、対応する前記凹部11に
圧嵌合して固定する。
えば直径5mmの円柱形棒綱から成る。この押圧棒6
は、基部側の端部が第一移動板4の前記凹部11に圧嵌
合されることによって、第一移動板4に固定されて垂下
した状態となるが、この固定に際しては、第一多孔板2
の所定の孔10に挿通した後、対応する前記凹部11に
圧嵌合して固定する。
【0018】図2に押圧棒6の押し部12が拡大示され
る。押圧棒6は、基部とは反対側の先部が押し部12に
形成される。この押し部12は、後述するように型紙1
4の不要部分となる繋ぎ部18に押当てるためのもので
あって、紙面を滑ることがないように、たとえば穴空け
パンチのように、先端部が輪状の刃先部に形成される。
る。押圧棒6は、基部とは反対側の先部が押し部12に
形成される。この押し部12は、後述するように型紙1
4の不要部分となる繋ぎ部18に押当てるためのもので
あって、紙面を滑ることがないように、たとえば穴空け
パンチのように、先端部が輪状の刃先部に形成される。
【0019】支承棒7は、金属製の棒体であって、たと
えば直径5mmの円に内接する正八角形棒綱から成る。
この支承棒7は、基部側の端部が第二移動板5の前記凹
部11に圧嵌合されることによって、第二移動板5に固
定されて直立した形態となる。この固定に際しては、第
二多孔板3の所定の孔10に挿通した後、対応する前記
凹部11に圧嵌合して固定する。
えば直径5mmの円に内接する正八角形棒綱から成る。
この支承棒7は、基部側の端部が第二移動板5の前記凹
部11に圧嵌合されることによって、第二移動板5に固
定されて直立した形態となる。この固定に際しては、第
二多孔板3の所定の孔10に挿通した後、対応する前記
凹部11に圧嵌合して固定する。
【0020】図3に支承棒7の当て面部13が拡大示さ
れる。支承棒7は、基部とは反対側の先部が当て面部1
3に形成される。この当て面部13は、後述するように
型紙14の型部17に当てて支承するためのものであっ
て、棒体部分の径の約2倍程度の径を持つ薄肉円板から
成り、板面が支承棒7の軸に直交差するように棒体の先
端に取付けられ、しかも偏心させて取付けられる。
れる。支承棒7は、基部とは反対側の先部が当て面部1
3に形成される。この当て面部13は、後述するように
型紙14の型部17に当てて支承するためのものであっ
て、棒体部分の径の約2倍程度の径を持つ薄肉円板から
成り、板面が支承棒7の軸に直交差するように棒体の先
端に取付けられ、しかも偏心させて取付けられる。
【0021】当て面部13は、さらに型紙14の型部1
7に当接する面側に合成ゴムなどの弾力性をもつパッド
19が貼付けられる。
7に当接する面側に合成ゴムなどの弾力性をもつパッド
19が貼付けられる。
【0022】第一移動手段8及び第二移動手段9は、油
圧シリンダを要素部材に備えて、枠体1にシリンダ本体
が取付けられ、第一移動手段8におけるシリンダロッド
は、第一移動板4に連結され、第二移動手段9における
シリンダロッドは第二移動板5に連結される。第一移動
手段8の油圧シリンダを作動してシリンダロッドを加圧
前進させることによって、第一移動板4は押下げられ、
第二移動手段9の油圧シリンダを作動してシリンダロッ
ドを加圧前進させることによって第二移動板5は押上げ
られる。
圧シリンダを要素部材に備えて、枠体1にシリンダ本体
が取付けられ、第一移動手段8におけるシリンダロッド
は、第一移動板4に連結され、第二移動手段9における
シリンダロッドは第二移動板5に連結される。第一移動
手段8の油圧シリンダを作動してシリンダロッドを加圧
前進させることによって、第一移動板4は押下げられ、
第二移動手段9の油圧シリンダを作動してシリンダロッ
ドを加圧前進させることによって第二移動板5は押上げ
られる。
【0023】次にこの実施例におけるむしり作業の態様
を説明する。第二多孔板3は、型紙重層体15を置易い
適宜高さに水平固定し、第二移動手段5は、第二多孔板
3の下方の適宜型高さに位置して固定する。一方、第一
多孔板2は、型紙重層体15を介在するに十分な間隔を
第二多孔板3との間に保持して枠体1に固定し、第一移
動板4は、第一多孔板2の上方の適宜高さに水平固定す
る。
を説明する。第二多孔板3は、型紙重層体15を置易い
適宜高さに水平固定し、第二移動手段5は、第二多孔板
3の下方の適宜型高さに位置して固定する。一方、第一
多孔板2は、型紙重層体15を介在するに十分な間隔を
第二多孔板3との間に保持して枠体1に固定し、第一移
動板4は、第一多孔板2の上方の適宜高さに水平固定す
る。
【0024】図4は、図1における型紙重層体15の斜
視図である。この図4に示されるように、型紙重層体1
5は、型紙14の多数枚、たとえば100枚を重合わせ
て周縁部をそれぞれ仮糊付けすることによって重層する
一体構造体に形成される。型紙14は、四方形の厚紙を
材料としていて、図形、模様、文字等の型部17が、粗
い破線状で間欠的に、かつエンドレスに延在する切れ目
から成る輪郭16によって、厚紙上に分散して画成さ
れ、型部17の周りは不要部分である繋ぎ部18になっ
ている。この型紙14を重合わせてなる型紙重層体15
は、同形の型部17が最上部から最下部まで重なった状
態となることは言うまでもない。
視図である。この図4に示されるように、型紙重層体1
5は、型紙14の多数枚、たとえば100枚を重合わせ
て周縁部をそれぞれ仮糊付けすることによって重層する
一体構造体に形成される。型紙14は、四方形の厚紙を
材料としていて、図形、模様、文字等の型部17が、粗
い破線状で間欠的に、かつエンドレスに延在する切れ目
から成る輪郭16によって、厚紙上に分散して画成さ
れ、型部17の周りは不要部分である繋ぎ部18になっ
ている。この型紙14を重合わせてなる型紙重層体15
は、同形の型部17が最上部から最下部まで重なった状
態となることは言うまでもない。
【0025】上記型紙重層体15は第二多孔板3上に搭
載されるが、これに先行して、第一多孔板2の下面側お
よび第二多孔板3の上面側に、同種の型紙14を両面テ
ープなどで貼付けて、たとえば、第一多孔板2は型部1
7を残して繋ぎ部17を剥取り、第二多孔板3は繋ぎ部
18を残して型部17を剥取る。この状態で両多孔板
2,3において、輪郭16に近い個所の孔10が容易に
確認できる。したがって、それぞれの多孔板2,3に必
要な数と個所の孔10を選定して、この孔10に、押圧
棒6、支承棒7を挿通するとともに、第一移動板4、第
二移動板5の対応する各凹部11に、押圧棒6、支承棒
7の基部をそれぞれ固定する。
載されるが、これに先行して、第一多孔板2の下面側お
よび第二多孔板3の上面側に、同種の型紙14を両面テ
ープなどで貼付けて、たとえば、第一多孔板2は型部1
7を残して繋ぎ部17を剥取り、第二多孔板3は繋ぎ部
18を残して型部17を剥取る。この状態で両多孔板
2,3において、輪郭16に近い個所の孔10が容易に
確認できる。したがって、それぞれの多孔板2,3に必
要な数と個所の孔10を選定して、この孔10に、押圧
棒6、支承棒7を挿通するとともに、第一移動板4、第
二移動板5の対応する各凹部11に、押圧棒6、支承棒
7の基部をそれぞれ固定する。
【0026】このようにして、型紙重層体15に適応し
た個所、数に関して、押圧棒6、支承棒7の組付けが行
われる。なお、第一多孔板2と第一移動板4とについて
は、押圧棒6の組付け作業可能な反転取付け構造と成し
得るようにするのが好ましい手段である。
た個所、数に関して、押圧棒6、支承棒7の組付けが行
われる。なお、第一多孔板2と第一移動板4とについて
は、押圧棒6の組付け作業可能な反転取付け構造と成し
得るようにするのが好ましい手段である。
【0027】上記両棒6,7の組付けが終わると、第二
移動板5の高さを調整して、支承棒7の当て面部13が
第二多孔板3の上面に接するように位置決めを行って、
型紙重層体15を第二多孔板3上に搭載し、つづいて、
第一多孔板2,第一移動板4を共に少し下げて、第一多
孔板2が型紙重層体15の上面に殆ど接するように、ま
た、押圧棒6の押し部12が型紙重層体15の上面に軽
く接触するように位置決めする。
移動板5の高さを調整して、支承棒7の当て面部13が
第二多孔板3の上面に接するように位置決めを行って、
型紙重層体15を第二多孔板3上に搭載し、つづいて、
第一多孔板2,第一移動板4を共に少し下げて、第一多
孔板2が型紙重層体15の上面に殆ど接するように、ま
た、押圧棒6の押し部12が型紙重層体15の上面に軽
く接触するように位置決めする。
【0028】その後、第一移動手段8、第二移動手段9
を加圧作動させて押圧棒6を押下げ、支承棒7を押圧棒
6よりは短いストロークで押上げさせる。この両手段
8,9の作動に伴って、型紙重層体15の型部17全て
には、押し上げ力が当て面部13を介して付与され、一
方、繋ぎ部18全てには、押し下げ力が押し部12を介
して付与されるので、型部17のむしり取りが確実、か
つ一括して行われる。
を加圧作動させて押圧棒6を押下げ、支承棒7を押圧棒
6よりは短いストロークで押上げさせる。この両手段
8,9の作動に伴って、型紙重層体15の型部17全て
には、押し上げ力が当て面部13を介して付与され、一
方、繋ぎ部18全てには、押し下げ力が押し部12を介
して付与されるので、型部17のむしり取りが確実、か
つ一括して行われる。
【0029】むしり取り動作をさらに詳しく述べると次
のようになる。第二移動板5を少しだけ押上げて、型
紙重層体15を浮かせる。第一多孔板2を降して、型
紙重層体15の上から押える。第一移動板4を降して
繋ぎ部18を分離させる。第二移動板5をさらに押上
げる。
のようになる。第二移動板5を少しだけ押上げて、型
紙重層体15を浮かせる。第一多孔板2を降して、型
紙重層体15の上から押える。第一移動板4を降して
繋ぎ部18を分離させる。第二移動板5をさらに押上
げる。
【0030】なお、当て面部13は型部17に面接触し
て、パッドの緩衝作用と相俟って、型部17に対し変
形、傷を与えることが全くなく、一方、押し部12は刃
先部が繋ぎ部18に喰込んで滑ることがないため、繋ぎ
部18の分離は確実に行われる。
て、パッドの緩衝作用と相俟って、型部17に対し変
形、傷を与えることが全くなく、一方、押し部12は刃
先部が繋ぎ部18に喰込んで滑ることがないため、繋ぎ
部18の分離は確実に行われる。
【0031】このようにして、むしり取りが終わると、
第一多孔板2および第一移動板4を上方に引上げて、分
離された型部17と繋ぎ部18とを取出し、両多孔板
2,3に貼られた型紙14を剥がして一連のむしり作業
は終了する。上述ので第二移動板5をさらに押上げる
ようにしているので、商品である型部17の取出しが容
易となる。
第一多孔板2および第一移動板4を上方に引上げて、分
離された型部17と繋ぎ部18とを取出し、両多孔板
2,3に貼られた型紙14を剥がして一連のむしり作業
は終了する。上述ので第二移動板5をさらに押上げる
ようにしているので、商品である型部17の取出しが容
易となる。
【0032】次の型紙重層体15のむしり作業を行うに
は、初めから同じ動作要領で行えば良く、型部17の形
態が変わる場合には、押圧棒6と支承棒7の組替えを追
加することによって容易に対応することができる。
は、初めから同じ動作要領で行えば良く、型部17の形
態が変わる場合には、押圧棒6と支承棒7の組替えを追
加することによって容易に対応することができる。
【0033】
【考案の効果】以上述べたように本考案によれば、枠体
1、両多孔板2,3、両移動板4,5、押圧棒6、支承
棒7の位置替えを行うだけで形態の異なる型紙の「むし
り」に対応することが可能であって、コストの高い型が
一切不要であり装置をあらゆる型紙に兼用できるため、
設備費および加工コストの低減が図れる。また、本考案
によれば、上記両棒の6,7の位置替えに際しては、両
多孔板2,3の各孔10に対する挿通替えおよび両移動
板4,5に対して嵌合するなどの固定を行うだけで良い
ので操作は至って簡便であり、したがって、取扱者に対
する労力負担の軽減と併せて本考案の実用的効果は甚大
である。
1、両多孔板2,3、両移動板4,5、押圧棒6、支承
棒7の位置替えを行うだけで形態の異なる型紙の「むし
り」に対応することが可能であって、コストの高い型が
一切不要であり装置をあらゆる型紙に兼用できるため、
設備費および加工コストの低減が図れる。また、本考案
によれば、上記両棒の6,7の位置替えに際しては、両
多孔板2,3の各孔10に対する挿通替えおよび両移動
板4,5に対して嵌合するなどの固定を行うだけで良い
ので操作は至って簡便であり、したがって、取扱者に対
する労力負担の軽減と併せて本考案の実用的効果は甚大
である。
【図1】本考案の一実施例に係るむしり機の概略示正面
図である。
図である。
【図2】図1に示される押圧棒6の押し部12の拡大図
である。
である。
【図3】図1に示される支承棒7の当て面部13の拡大
図である。
図である。
【図4】図1に示される型紙重層体の斜視図である。
1 枠体 2 第一多孔板 3 第二多孔板 4 第一移動板 5 第二移動板 6 押圧棒 7 支承棒 8 第一移動手段 9 第二移動手段 10 孔 11 棒取付用凹部 12 押し部 13 当て面部 14 型紙 15 型紙重層体 16 輪郭 17 型部 18 繋ぎ部
Claims (3)
- 【請求項1】 図形、模様、文字等の型部が、粗破線状
の間欠的、かつエンドレスに延在する切れ目から成る輪
郭によって、紙面上に切離し可能に画成されている型紙
の多数枚を重合わせて、この型紙重層体を、両側から挟
んで前記型部とその周囲の繋ぎ部とに一括して分離する
むしり機であって、 多行多列に並ぶ多数の孔が設けられ、型紙重層体に対し
両面側に間隔を存して平行にそれぞれ配設される第一多
孔板および第二多孔板と、 それらの両多孔板の前記型紙重層体とは反対側の外方
に、平行を保持し接離し得る移動可能にそれぞれ設けら
れる第一移動板および第二移動板と、 第一移動板を第一多孔板側に移動させる第一移動手段
と、 第二移動板を第二多孔板側に移動させる第二移動手段
と、 棒体であって、第一多孔板における所定個所の孔に挿通
され、かつ、基部が第一移動板に固定されて、型紙重層
体の片面側における前記輪郭寄りの繋ぎ部を、先部に設
けられる押し部で押圧する複数の押圧棒と、 棒体であって、第二多孔板における所定個所の孔に挿通
され、かつ、基部が第二移動板に固定されて、型紙重層
体の他側面における前記輪郭寄りの型部を、先部に設け
られる当て面部で支承する複数の支承棒とを含むことを
特徴とするむしり機。 - 【請求項2】 支承棒の前記当て面部が、棒部に対して
偏心して取付けられる請求項1記載のむしり機。 - 【請求項3】 押圧棒の前記押し部が、型紙に喰込み得
る刃先部に形成されて滑止め機能を有する請求項1また
は請求項2に記載のむしり機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP65893U JPH0720126Y2 (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | むしり機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP65893U JPH0720126Y2 (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | むしり機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0659359U JPH0659359U (ja) | 1994-08-19 |
| JPH0720126Y2 true JPH0720126Y2 (ja) | 1995-05-10 |
Family
ID=11479828
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP65893U Expired - Lifetime JPH0720126Y2 (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | むしり機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0720126Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-01-13 JP JP65893U patent/JPH0720126Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0659359U (ja) | 1994-08-19 |
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