JPH0720137A - 回転検出器 - Google Patents

回転検出器

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JPH0720137A
JPH0720137A JP18745593A JP18745593A JPH0720137A JP H0720137 A JPH0720137 A JP H0720137A JP 18745593 A JP18745593 A JP 18745593A JP 18745593 A JP18745593 A JP 18745593A JP H0720137 A JPH0720137 A JP H0720137A
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JP
Japan
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circuit
signal
magnetic sensor
slip
rotating body
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JP18745593A
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Inventor
Takatoshi Ito
貴俊 伊藤
Jun Inoue
純 井上
Kota Otoshi
浩太 大年
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高感度で高速であると共にコンパクトな,ス
リップ検出機能付き回転検出器の提供。 【構成】 回転体81は,クラッチ装置82によって回
転駆動源と連結されている。磁束発生源11の磁気信号
を検出する磁気センサ20は磁気抵抗素子を用いてい
る。回転検出器10の演算部30は,回転駆動源の回転
検出信号を計数する第1カウンタ回路31と,磁気セン
サ20の波数を計数する第2カウンタ回路32と,第1
カウンタ回路31と第2カウンタ回路32の差を計数
し,スリップ値を検出する第1比較回路33と,スリッ
プ設定回路34からの限界スリップ値とスリップ値とを
比較する第2比較回路35と,出力回路36とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,回転体の回転検出器に
関するものであり,特に回転駆動源と回転体との間のス
リップ値を検出することのできる回転検出器に関する。
【0002】
【従来技術】別置の回転駆動源から動力の伝達を受けて
回転する回転体は,回転体の故障や過負荷時に回転駆動
源を保護するため両者の間に動力の伝達をオンオフする
クラッチ装置を設けることが多い。例えば,カーエアコ
ンのコンプレッサと回転駆動源であるエンジンとの間に
は,クラッチが設けられており,コンプレッサが故障し
たときには,両者間のスリップ値を検出し,エンジンと
コンプレッサとの間は切り離される。
【0003】即ち,図6に示すように,空調用ECU
(電子制御装置)91に対して,コンプレッサの回転検
出器92からの検出信号と,エンジンの回転検出器93
からの検出信号とが送出される。そして,空調用ECU
91は,エンジンの回転数Neとコンプレッサの回転数
NcからスリップS(=(Ne−Nc)Ne-1)を算出
する。そして,スリップSが所定値以上となった場合に
は,電磁クラッチ94を操作し,エンジンとコンプレッ
サの間の動力伝達を遮断する。
【0004】上記回転検出器92,93はそれぞれの回
転体に装着された磁束発生源から発せられた磁束の変化
を,磁気センサとしてのコイルによって電圧信号に変換
するものである。空調用ECU91は,上記回転検出器
92,93の電圧信号の信号変化周波数からそれぞれの
回転体の回転数を検出し,スリップSを算出する。
【0005】
【解決しようとする課題】しかしながら,回転数とスリ
ップとを検出する従来装置には,次のような問題があ
る。第1の問題点は,低速回転時における磁気センサの
感度が悪いことである。コイルを用いた磁気センサは,
コイルの鎖交磁束の変化(微分値)を電圧変換するか
ら,磁束の変化が緩慢である低速回転時は,検出信号が
微弱となり検出不能となる。
【0006】第2の問題点は,回転検出以外に各種の処
理を行っている空調用ECUにおいて回転数及びスリッ
プの検出を行うから,検出スピードが低下する傾向があ
ることである。そして,回転及びスリップ検出の優先度
を空調用ECUにおいて高めれば他の処理が遅れるとい
う問題がある。
【0007】第3の問題は,磁気センサの検出信号を空
調用ECUに引き渡すため信号線を引きまわす必要があ
るから,ノイズの影響を受け易く,また信号が減衰する
ということである。特に,検出信号が微弱となる低速回
転時においては,その影響が大きくなる。
【0008】第4の問題点は,第1の問題点と関連し,
磁気センサのコイル感度を上げるためには,コイルの巻
線をふやす必要があり,コイルの小型化,即ち磁気セン
サの小型化には限界があることである。本発明は,かか
る従来の問題に鑑みて,高感度で高速であると共に,コ
ンパクトなスリップ検出機能付き回転検出器を提供しよ
うとするものである。
【0009】
【課題の解決手段】本発明は,回転軸上に配置した磁束
発生源と,該磁束発生源に対向配置した磁気センサと,
該磁気センサの検出信号を演算処理する演算部とを有す
る回転体の回転検出器であって,上記回転体は,伝達動
力をオンオフすることのできるクラッチ装置を経て回転
駆動源と連結されており,上記磁気センサは,磁気抵抗
素子の抵抗変化を電気信号に変換する変換回路を有して
おり,上記演算部は,回転駆動源の回転数に比例した電
気信号を受信し,その波数N 1 を計数する第1カウンタ
回路と,上記回転体の磁気センサの電気信号を2値信号
化した後その波数N2 を計数する第2カウンタ回路と,
上記第1カウンタ回路と第2カウンタ回路の出力信号差
を計数し,上記回転駆動源に対する回転体のスリップ値
を検出する第1比較回路と,限界スリップ値信号を出力
するスリップ設定回路と,上記検出スリップ値と限界ス
リップ値とを比較する第2比較回路と,該第2比較回路
の判定信号に基づいて上記クラッチ装置を操作する出力
回路とを有することを特徴とする回転体のスリップ検出
機能付き回転検出器にある。
【0010】本発明において,注目すべきことの第1点
は,磁気センサの感磁部に磁気抵抗素子を用いたことで
ある。そして,磁気センサは磁束変化に伴う磁気抵抗素
子の抵抗変化を電気信号に変換する変換回路を有してい
る。上記変換回路には,上記磁気抵抗素子をブリッジ回
路の辺に挿入して電圧信号に変換するものや,磁気抵抗
素子をポテンショ回路(抵抗分圧回路)により電圧信号
に変換するものなどがある。
【0011】本発明において注目すべきことの第2点
は,回転検出器自体が演算部を有しており,上記電気信
号を2値信号(ディジタル)化して,回転数とスリップ
の検出を行うことである。そして,上記演算部は,回転
駆動源の回転検出器の電気信号を計数する第1カウンタ
回路と,回転体の磁気センサの電気信号を2値信号化し
て計数する第2カウンタ回路と,第1カウンタ回路と第
2カウンタ回路との出力差から回転駆動源と回転体との
スリップ値を検出する第1比較回路と,検出スリップ値
と所与の限界スリップ値とを比較する第2比較回路とを
有する。
【0012】第2カウンタ回路においてアナログ信号を
2値信号化する手段には,各種の波形整形回路があり,
2値信号化されたディジタル信号を計数するカウンタに
は,各種のものがありその出力はシリーズパルスで出力
するものやコード符号化した数値で出力するものなどが
ある。
【0013】また,比較回路には,2つの入力端子から
入力された連続パルスの差を計数し,差値を出力する2
入力減算カウンタや,コード符号化された2つの数値入
力を減算するディジタル減算回路など各種のものがあ
る。いずれの場合にも上記カウンタ回路の出力と比較回
路の入力とはインターフェースを合わせてその入出力信
号を決定する。
【0014】本発明において注目すべきことの第3点
は,演算部がクラッチ装置を操作する出力回路を有する
ことである。上記出力回路は,第2比較回路の判定信
号,即ち検出スリップ値と限界スリップ値との比較結果
に基づいて,クラッチ装置を動作させるクラッチ操作信
号を出力するものである。なお,上記においてスリップ
値とは,単に回転駆動源の回転数N1 と回転体の回転数
2 とのスリップ(=(N1 −N2 )N1 -1)のみを意
味するのではなく,回転差ΔN(=N1 −N2 )の概念
をも含むものである。
【0015】なお,回転体が前記カーエアコンのコンプ
レッサである場合には,演算部の出力回路は,第2比較
回路の判定信号を空調用ECUに出力することが好まし
い。これによって,空調用ECUは,カーエアコンの運
転を停止したり,故障表示などを指令することができる
からである。
【0016】また,磁気センサと演算部とは,単一のユ
ニット上に形成することが好ましい。磁気抵抗素子を用
いた磁気センサは,従来のコイル式の磁気センサに比べ
て大幅に小型化することができると共に,演算部の各回
路は電子回路によって構成することができる。従って,
磁気センサと演算部とは,プリント基板などに搭載して
単一ユニット化することが容易である。
【0017】そして単一ユニットに一体化することによ
り,信号ラインが短くなりノイズの影響などを受けにく
くなり,また,信号レベルを低くして省電力化すること
が可能となるからである。
【0018】
【作用及び効果】回転駆動源の回転検出器の電気信号
は,第1カウンタ回路において連続パルス又はコード信
号として第1比較回路に送られる。また,回転体の磁気
センサの電気信号も第2カウンタ回路において2値信号
化されて,同様に連続パルス又はコード信号として第1
比較回路に送られる。
【0019】第1比較回路は,両カウンタ回路の信号差
を算定し,回転差ΔN=(N1 −N2 )又はスリップS
(=(N1 −N2 )N-1)を算出する。一方,第2比較
回路は,上記第1比較回路からの出力とスリップ設定回
路からの出力を比較し,両者の大小を比較し,第1比較
回路からの出力すなわち検出スリップ値が,限界スリッ
プ値以上になったか否かを判定する。
【0020】そして,第2比較回路の判定結果が,検出
スリップ値が限界スリップ値以上であるときには,出力
回路はクラッチ装置を切る操作指令を発し,検出スリッ
プ値が限界スリップ値より小さければ,クラッチ装置に
対するオン信号を発する。
【0021】次に,本発明の回転検出器の効果について
述べる。本発明の回転検出器の効果の第1点は,磁気セ
ンサの感磁部には,磁気抵抗素子を用いたことによるも
のである。磁気抵抗素子は,磁束密度の大きさによりそ
の抵抗値を変化させるものであり,コイルのように磁束
変化(微分値)に感応するものではない。従って,回転
数が小さい場合においても,その出力が低下することが
ない。
【0022】回転数が低下すれば,出力の変化波数(周
波数)が変化するだけであり,出力の振幅は変化しな
い。そして,出力の波数が変化してもこれを2値信号化
して計数する精度は格別に低下することはないから,回
転検出器の検出精度は,すべての回転数領域において均
一であり,従来のように低速回転時の検出精度が低下す
ることはない。
【0023】また,磁気抵抗素子は,ペースト状にして
プリント基板上にプリント配線することができるから,
薄形かつ小型化することができる。そして,磁束発生源
とのギャップも小さくすることができるから検出感度を
上げることが容易である。上記のように,磁気抵抗素子
は基板上に形成することが容易であるから,演算部と共
に単一基板上に形成することが容易であり(図4参
照),演算部のプリント基板と共に1つのユニットに纏
めること(図2,3参照)が容易である。従って大幅な
小型化が可能である。
【0024】効果の第2点は,回転数やスリップの算出
などの演算処理を空調用ECUで行うのではなく,回転
検出器自体において行うことから生ずる。即ち,回転数
やスリップの演算処理は,専用の演算部によって行われ
るから各種の処理を行うECUと異なり単機能化するこ
とにより高速化が可能である。その結果,故障時には,
速やかにクラッチ装置を作動させ回転駆動源から切り離
すことができる。
【0025】また,磁気センサの信号線を空調用ECU
まで引き伸ばす必要がなくなるから,ノイズ等の影響を
受けにくくなり精度が向上する。また,信号ラインが短
いから,信号レベルを低く取ることができ,省電力化す
ることができると共に発熱も小さくすることができるか
ら小型化することができる。
【0026】効果の第3点は,磁気センサの検出信号を
ディジタル処理(2値信号化)することから生ずるもの
である。本発明においては,磁気センサの電気信号は,
直ちに2値信号化される。従って,その後の演算処理に
おいてアナログ演算処理のような誤差が生じにくい。ま
た,ECUとの信号受け渡しのインターフェースが容易
となる。そして空調用ECUとの間の信号線が多少長く
なってもノイズ等による誤差は生じない。上記のよう
に,本発明によれば,高感度で高速であると共に,コン
パクトなスリップ検出機能付き回転検出器を提供するこ
とができる。
【0027】
【実施例】
実施例1 本発明の実施例にかかる回転検出器につき,図1〜図4
を用いて説明する。本例は,図1に示すように,磁束発
生源11と,磁束発生源11に対向配置した磁気センサ
20と,磁気センサ20の検出信号を演算処理する演算
部30とを有する回転体81の回転検出器10である。
【0028】回転体81は,伝達動力をオンオフするこ
とのできるクラッチ装置82を経て図示しない回転駆動
源と連結されている。磁気センサ20は,磁気抵抗素子
の抵抗変化を電気信号に変換するアナログ変換回路を有
している。
【0029】一方,演算部30は,回転駆動源の回転検
出器の磁気センサ83から回転駆動源の回転数N1 に比
例した波数N1 のアナログ電気信号を受信し,これを2
値信号化した後その波数N1 を計数する第1カウンタ回
路31と,上記回転体81の磁気センサ20の電気信号
を2値信号化した後その波数N2 を計数する第2カウン
タ回路32を有している。また,演算部30は上記第1
カウンタ回路31と第2カウンタ回路32の出力信号差
(N1 −N2 )を計数し,上記回転駆動源に対する回転
体81のスリップ値Sを検出する第1比較回路33と,
限界スリップ値SL を出力するスリップ設定開路34
と,上記検出スリップ値Sと限界スリップ値SL とを比
較する第2比較回路35と,該第2比較回路35の判定
信号に基づいて,上記クラッチ装置82を操作する出力
回路36とを有する。
【0030】なお,上記回転体81は,カーエアコンの
コンプレッサで,回転駆動源はエンジンであり,上記出
力回路36は,更に第2比較回路35の出力信号を空調
用ECU84に出力する。また,図4に示すように,磁
気センサ20と演算部30とは,同一基板15上に形成
されており,図2,図3に示すように単一のケース13
又は14に封入されている。ケース13,14の大きさ
は,約H60mm×W24mm×D11mmである。
【0031】以下それぞれについて詳説する。回転体8
1としてのコンプレッサは,図示しないベルトを介して
エンジンのクランク軸に連結されてしいる。そして,エ
ンジンの回転駆動力の伝達をオンオフするクラッチ装置
82は,図1に示すように電磁クラッチである。回転体
81には,磁束発生源11としての1個の永久磁石が取
付けてある。
【0032】磁気センサ20は,磁束発生源11に対向
配置されており,磁束発生源11から発する磁束80
は,回転体81の回転に伴って周期的に変化し,磁気抵
抗素子の抵抗値を変化させる。磁気抵抗素子は,アナロ
グ変換回路であるブリッジ回路の一辺に挿入されてお
り,ブリッジ回路の出力電圧V2 は,磁束80の変化に
伴い周期的に変化する。そして,その変化の周波数は,
回転体81の回転数N2 と同一である。
【0033】磁気センサ20の上記アナログ出力信号V
2 は,演算部30の第1カウンタ回路31のシュミット
回路において2値信号化された後,パルスカウンタ回路
において1定期間におけるパルス数を測定し,回転体8
1の回転数N2 (r.p.m)をコード化して出力す
る。
【0034】同様にエンジンの回転検出器の磁気センサ
83のアナログの出力信号は,第1カウンタ回路31の
シュミット回路311に入力されて2値信号化され,パ
ルスカウンタ回路312において一定期間におけるパル
ス数を測定し,エンジンの回転数N1 (r.p.m)を
コード信号化して出力する。
【0035】第1カウンタ回路31の出力と,上記パル
スカウンタ回路312の出力はそれぞれ第1比較回路3
3に入力され,両者の回転数N1 ,N2 信号からコンプ
レッサのスリップ値S(=(N1 −N2 )N1 -1)を演
算しコード化した信号を出力する。一方,スリップ設定
回路34には,予め限界スリップ値SL が与えられ記憶
されており,コード化した限界スリップ値SL を出力す
る。
【0036】スリップ設定回路34のコード化出力SL
と上記第1比較回路33の出力Sとは,第2比較回路3
5に入力され,第1カウンタ回路35は,上記スリップ
値Sと限界スリップ値SL を比較し,スリップ値Sが限
界スリップ値SL 以上(S≧SL )となったときには,
1信号を出力し,それ以外のとき(S<SL )は0信号
を出力する。
【0037】上記第2比較回路35の出力は,出力回路
36に送出され,出力回路36は信号をパワー増幅して
クラッチ装置82を操作すると共に,空調用ECUに対
して(0,1)信号を送出する。なお,出力回路36に
おけるクラッチ装置82の操作は,第2比較回路35の
出力が1のとき動力伝達遮断の操作がなされ,0信号の
ときは動力伝達のオン操作がなされる。
【0038】また,磁気センサ20と演算部30とは,
図4に示すように,単一の基板15上に形成されてい
る。図4において,符号301は,上記第1,第2カウ
ンタ回路31,32,第1,第2比較回路33,35及
びスリップ設定回路34を搭載した信号処理ICであ
り,符号302は出力回路36を搭載したプリント基板
である。
【0039】また,符号151はプラス電源パターン,
符号152はグランドパターン,符号153はエンジン
の磁気センサ83に接続される信号パターン,符号15
4は空調用EUCに接続されるECU信号ライン,符号
155は,クラッチ装置82に接続されるドライブパタ
ーンである。
【0040】上記基板15は,図2又は図3に示すよう
なケース13,又は14に封入されている。図2に示す
ケース13は,リード線131引出し形であり,図3に
示すケース14はコネクタ141接続タイプである。
【0041】次に,本例の回転検出器の作用効果につい
て述べる。本例における磁気センサ20の感磁部には磁
気抵抗素子を用いている。従って,低速回転時において
も検出信号の信号レベルが低下することがなく,検出感
度が低下しない。また,磁気抵抗素子はペースト状にし
て基板に印刷することができるので,図4に示すように
電圧に変換するブリッジ回路と共にプリント基板化して
あり,極めて小型である。
【0042】また,回転数及びスリップを算出する回
路,並びにスリップを比較する回路は,図4に示すよう
に集積回路301化して1チップ化してあり,極めて小
型である。同様にクラッチ装置82を駆動する出力回路
36も図4に示すようにプリント基板302にコンパク
トにまとめられている。これによって,磁気センサ20
と演算部30とは,単一の基板15に搭載され,図2,
図3に示すように,コンパクトなケース13,14にま
とめられている。
【0043】また,本例の回転検出器10は,磁気セン
サ20の出力信号を空調用ECUに送出することなく,
磁気センサ20と一体の基板15において各種の演算処
理を行っている。従って,ノイズ等の影響を受けること
なく,精度の高い処理が可能である。また,専用の演算
部30において,信号処理を行うから,専用装置として
高速な処理が可能である。
【0044】そして,磁気センサ20のアナログ出力信
号は,直ちに2値信号化されて,以後の演算処理はディ
ジタル信号処理として行われる。従って,アナログ処理
のような誤差が生じにくいと共に,信号レベルを低くし
て小型化と省電力化することができる。また,回転検出
器10と空調用ECU84とのインターフェースも容易
となる。
【0045】上記のように,本例によれば,高感度で高
速であると共にコンパクトなスリップ検出機能付き回転
検出器10を提供することができる。なお,本例におい
ては,磁束発生源11を回転体81に1個だけ装着する
例を示したが,磁束発生源11の個数mを増加して,回
転数の検出単位を1/m回転とすることができる。
【0046】また,磁束発生源11は回転体81にN極
とS極の磁極を交互に配置する構成とすることもでき
る。また,本例は,エンジン回転数N1 を直接計測した
が,エンジンコントロール用ECUからエンジン回転数
1 信号を受信する方法もある。
【0047】実施例2 本例は,図5に示すように,別個のパッケージに封入し
た磁気センサ21を用いる,もう1つの実施例である。
即ち,図5に示すように,演算部300を一枚の基板1
6上に形成し,磁気センサ21のリード端子211を基
板16の電源パターン151,グランドパターン15
2,信号入力パターン156に接続する。その他につい
ては,実施例1と同様である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の回転検出器の説明図。
【図2】実施例1の回転検出器のケースの斜視図。
【図3】実施例1の回転検出器の他のケースの斜視図。
【図4】実施例1の回転検出器の基板の配置図。
【図5】実施例2の回転検出器の基板と磁気センサの配
置図。
【図6】従来のカーエアコンのコンプレッサの回転検出
装置。
【符号の説明】
10...回転検出器, 11...磁束発生源, 20...磁気センサ, 30...演算部, 31...第1カウンタ回路, 32...第2カウンタ回路, 33...第1比較回路, 34...スリップ設定回路, 35...第2比較回路, 36...出力回路, 81...回転体, 82...クラッチ装置,

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転体に配置した磁束発生源と,該磁束
    発生源に対向配置した磁気センサと,該磁気センサの検
    出信号を演算処理する演算部とを有する回転体の回転検
    出器であって,上記回転体は,伝達動力をオンオフする
    ことのできるクラッチ装置を経て回転駆動源と連結され
    ており,上記磁気センサは,磁気抵抗素子の抵抗変化を
    電気信号に変換する変換回路を有しており,上記演算部
    は,回転駆動源の回転数に比例した電気信号を受信し,
    その波数N1 を計数する第1カウンタ回路と,上記回転
    体の磁気センサの電気信号を2値信号化した後その波数
    2 を計数する第2カウンタ回路と,上記第1カウンタ
    回路と第2カウンタ回路の出力信号差を計数し,上記回
    転駆動源に対する回転体のスリップ値を検出する第1比
    較回路と,限界スリップ値信号を出力するスリップ設定
    回路と,上記検出スリップ値と限界スリップ値とを比較
    する第2比較回路と,該第2比較回路の判定信号に基づ
    いて上記クラッチ装置を操作する出力回路とを有するこ
    とを特徴とする回転体のスリップ検出機能付き回転検出
    器。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記回転体は,カー
    エアコンのコンプレッサであると共に,上記回転駆動源
    はエンジンであり,上記出力回路は,更に第2比較回路
    の判定信号を空調用ECU(電子制御装置)に出力する
    ことを特徴とする回転検出器。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2において,上記磁
    気センサと演算部とは,単一のユニット上に形成されて
    いることを特徴とする回転検出器。
JP18745593A 1993-06-29 1993-06-29 回転検出器 Pending JPH0720137A (ja)

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