JPH07201575A - 板状巻き線およびその製造方法 - Google Patents
板状巻き線およびその製造方法Info
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- JPH07201575A JPH07201575A JP90494A JP90494A JPH07201575A JP H07201575 A JPH07201575 A JP H07201575A JP 90494 A JP90494 A JP 90494A JP 90494 A JP90494 A JP 90494A JP H07201575 A JPH07201575 A JP H07201575A
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- plate
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、インダクター,トランス等に使用
される板状巻き線およびその製造方法に関し、薄形で、
かつ、比較的大電流を負荷することができる板状巻き線
を提供することを目的とする。 【構成】 本発明の板状巻き線は、横断面矩形状の導電
部を、同一平面内において渦巻き状に形成してなる巻き
線体を複数重ね、これ等の導電部の隣接する内周端部ま
たは外周端部を相互に接合するとともに、前記導電部の
外周に、絶縁層を形成してなるものである。本発明の板
状巻き線の製造方法は、導電性の金属板に渦巻き状のス
リットを形成して、横断面矩形状の導電部を有する巻き
線体を製造する工程と、前記巻き線体を重ね、これ等の
導電部の隣接する内周端部または外周端部を相互に接合
する工程と、前記導電部の外周に、絶縁層を形成する工
程とを有するものである。
される板状巻き線およびその製造方法に関し、薄形で、
かつ、比較的大電流を負荷することができる板状巻き線
を提供することを目的とする。 【構成】 本発明の板状巻き線は、横断面矩形状の導電
部を、同一平面内において渦巻き状に形成してなる巻き
線体を複数重ね、これ等の導電部の隣接する内周端部ま
たは外周端部を相互に接合するとともに、前記導電部の
外周に、絶縁層を形成してなるものである。本発明の板
状巻き線の製造方法は、導電性の金属板に渦巻き状のス
リットを形成して、横断面矩形状の導電部を有する巻き
線体を製造する工程と、前記巻き線体を重ね、これ等の
導電部の隣接する内周端部または外周端部を相互に接合
する工程と、前記導電部の外周に、絶縁層を形成する工
程とを有するものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インダクター,トラン
ス等に使用される板状巻き線およびその製造方法に関す
る。
ス等に使用される板状巻き線およびその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、インダクター,トランス等で
は、複数のターン数を有する巻き線が使用されている。
は、複数のターン数を有する巻き線が使用されている。
【0003】そして、従来、このような複数のターン数
を有する巻き線を形成する方法として、プリント配線を
使用した方法あるいはエナメル線を使用した方法等が行
われている。
を有する巻き線を形成する方法として、プリント配線を
使用した方法あるいはエナメル線を使用した方法等が行
われている。
【0004】図7は、プリント配線を使用した巻き線を
示すもので、この巻き線では、図示しない基材の両面
に、パターン1とパターン2とが形成されており、パタ
ーン1の穴3と、パターン2の穴4とを連絡することに
より、パターン1とパターン2とが、一連のパターンに
なり、この結果、配線口5と、配線口6との間には、2
ターンの巻き線7が形成される。
示すもので、この巻き線では、図示しない基材の両面
に、パターン1とパターン2とが形成されており、パタ
ーン1の穴3と、パターン2の穴4とを連絡することに
より、パターン1とパターン2とが、一連のパターンに
なり、この結果、配線口5と、配線口6との間には、2
ターンの巻き線7が形成される。
【0005】一方、エナメル線を使用した巻き線として
は、図8に示すように、断面円状のエナメル線11を螺
旋状に巻回した巻き線13、図9に示すように、断面円
状のエナメル線11を同一平面内において渦巻き状に巻
回した巻き線15、さらに、図10に示すように、断面
矩形状のエナメル線17を螺旋状に巻回した巻き線19
が知られている。
は、図8に示すように、断面円状のエナメル線11を螺
旋状に巻回した巻き線13、図9に示すように、断面円
状のエナメル線11を同一平面内において渦巻き状に巻
回した巻き線15、さらに、図10に示すように、断面
矩形状のエナメル線17を螺旋状に巻回した巻き線19
が知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7に
示した、プリント配線を使用した巻き線7では、パター
ン1,2を形成するための銅箔の厚さに限界があり、例
えば、厚さ100μm,幅5mmのパターン1,2では、
電流密度を10〔A/mm2 〕とすると、5A程度しか負
荷することができず、大電流には不向きであるという問
題があった。
示した、プリント配線を使用した巻き線7では、パター
ン1,2を形成するための銅箔の厚さに限界があり、例
えば、厚さ100μm,幅5mmのパターン1,2では、
電流密度を10〔A/mm2 〕とすると、5A程度しか負
荷することができず、大電流には不向きであるという問
題があった。
【0007】また、プリント配線を得るためには、特別
な設計が必要とされ、多大な時間および費用が必要にな
るという問題があった。さらに、このような巻き線7を
使用して、例えば、図11に示すようなインダクターを
組み立てるためには、コア21とパターン1,2とを絶
縁するための絶縁板23、パターン1,2の配線口5,
6を電気的に接続するためのピン部材25等が必要にな
り、部品点数が増大し、また、組み立てが複雑になると
いう問題があった。
な設計が必要とされ、多大な時間および費用が必要にな
るという問題があった。さらに、このような巻き線7を
使用して、例えば、図11に示すようなインダクターを
組み立てるためには、コア21とパターン1,2とを絶
縁するための絶縁板23、パターン1,2の配線口5,
6を電気的に接続するためのピン部材25等が必要にな
り、部品点数が増大し、また、組み立てが複雑になると
いう問題があった。
【0008】一方、エナメル線を使用した巻き線では、
例えば、50Aの大電流を負荷しようとし、この時の電
流密度を10〔A/mm2 〕程度におさめるためには、図
8および図9に示した円状のエナメル線13,15の場
合には、5mm2 の断面積および直径2.5mm程度の太い
エナメル線13,15が必要になり、図8に示した巻き
線13では、H1 寸法が15mmとなり、インダクター,
トランス等を薄肉化することが困難になるという問題が
あった。
例えば、50Aの大電流を負荷しようとし、この時の電
流密度を10〔A/mm2 〕程度におさめるためには、図
8および図9に示した円状のエナメル線13,15の場
合には、5mm2 の断面積および直径2.5mm程度の太い
エナメル線13,15が必要になり、図8に示した巻き
線13では、H1 寸法が15mmとなり、インダクター,
トランス等を薄肉化することが困難になるという問題が
あった。
【0009】また、図9に示した巻き線15では、W1
寸法が15mmとなり、インダクター,トランス等を小型
化することが困難になるという問題があった。そして、
図10に示した断面矩形状のエナメル線19を使用する
場合には、1.8mm×2.8mmの断面形状により5mm2
の断面積を得ることができ、この場合には、H1 寸法が
11mmとなり、多少の薄肉化を図ることができるが、不
充分である。
寸法が15mmとなり、インダクター,トランス等を小型
化することが困難になるという問題があった。そして、
図10に示した断面矩形状のエナメル線19を使用する
場合には、1.8mm×2.8mmの断面形状により5mm2
の断面積を得ることができ、この場合には、H1 寸法が
11mmとなり、多少の薄肉化を図ることができるが、不
充分である。
【0010】また、断面矩形状のエナメル線17では、
エナメル線17の巻回時に、図12に示すように、内側
Iが縮み、外側Oが伸びるため、加工上の寸法限界があ
り、さらに、加工時に、絶縁被覆にひび割れ等が生じる
という問題があった。
エナメル線17の巻回時に、図12に示すように、内側
Iが縮み、外側Oが伸びるため、加工上の寸法限界があ
り、さらに、加工時に、絶縁被覆にひび割れ等が生じる
という問題があった。
【0011】そして、一般に、エナメル線からなる巻き
線13,15,19は、図13,図14,図15に示す
ように、一対のコア27の間に形成される窓部29に配
置されて使用されるが、これ等の図から明らかなよう
に、窓部29の面積に対する巻き線13,15,19の
専有断面積が少なく、実装効率が非常に悪いという問題
があった。
線13,15,19は、図13,図14,図15に示す
ように、一対のコア27の間に形成される窓部29に配
置されて使用されるが、これ等の図から明らかなよう
に、窓部29の面積に対する巻き線13,15,19の
専有断面積が少なく、実装効率が非常に悪いという問題
があった。
【0012】本発明は、かかる従来の問題を解決すべく
なされたもので、薄形で、かつ、比較的大電流を負荷す
ることができる板状巻き線およびその製造方法を提供す
ることを目的とする。
なされたもので、薄形で、かつ、比較的大電流を負荷す
ることができる板状巻き線およびその製造方法を提供す
ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の板状巻き線
は、横断面矩形状の導電部を、同一平面内において渦巻
き状に形成してなる巻き線体を複数重ね、これ等の導電
部の隣接する内周端部または外周端部を相互に接合する
とともに、前記導電部の外周に、絶縁層を形成してなる
ものである。
は、横断面矩形状の導電部を、同一平面内において渦巻
き状に形成してなる巻き線体を複数重ね、これ等の導電
部の隣接する内周端部または外周端部を相互に接合する
とともに、前記導電部の外周に、絶縁層を形成してなる
ものである。
【0014】請求項2の板状巻き線の製造方法は、導電
性の金属板に渦巻き状のスリットを形成して横断面矩形
状の導電部を有する巻き線体を製造する工程と、前記巻
き線体を重ね、これ等の導電部の隣接する内周端部また
は外周端部を相互に接合する工程と、前記導電部の外周
に、絶縁層を形成する工程とを有するものである。
性の金属板に渦巻き状のスリットを形成して横断面矩形
状の導電部を有する巻き線体を製造する工程と、前記巻
き線体を重ね、これ等の導電部の隣接する内周端部また
は外周端部を相互に接合する工程と、前記導電部の外周
に、絶縁層を形成する工程とを有するものである。
【0015】
【作用】請求項1の板状巻き線では、横断面矩形状の導
電部を、同一平面内において渦巻き状に形成してなる複
数の巻き線体を重ねてあるため、板状巻き線が薄形にな
り、また、プリント配線による巻き線等に比較して導電
部の断面積を大きくすることができるため、大電流を負
荷することができる。
電部を、同一平面内において渦巻き状に形成してなる複
数の巻き線体を重ねてあるため、板状巻き線が薄形にな
り、また、プリント配線による巻き線等に比較して導電
部の断面積を大きくすることができるため、大電流を負
荷することができる。
【0016】請求項2の板状巻き線の製造方法では、導
電性の金属板を加工することにより、請求項1の板状巻
き線を簡易,確実に製造することができる。
電性の金属板を加工することにより、請求項1の板状巻
き線を簡易,確実に製造することができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の詳細を図面に示す実施例につ
いて説明する。図1ないし図3は、本発明の板状巻き線
の一実施例を示しており、これ等の図において符号31
は、一組の巻き線体を示している。
いて説明する。図1ないし図3は、本発明の板状巻き線
の一実施例を示しており、これ等の図において符号31
は、一組の巻き線体を示している。
【0018】これ等の巻き線体31は、横断面矩形状の
導電部33を、同一平面内において矩形状の渦巻き状に
形成して構成されている。そして、隣接する導電部33
の間には、スリット35が形成され、中央には、矩形状
の穴部37が形成されている。
導電部33を、同一平面内において矩形状の渦巻き状に
形成して構成されている。そして、隣接する導電部33
の間には、スリット35が形成され、中央には、矩形状
の穴部37が形成されている。
【0019】一組の巻き線体31は、重ねられ、これ等
の導電部33の隣接する内周端部39が相互に接合され
ている。そして、導電部33の外周に、絶縁層41が形
成されている。
の導電部33の隣接する内周端部39が相互に接合され
ている。そして、導電部33の外周に、絶縁層41が形
成されている。
【0020】また、導電部33の外周端部には、L字状
の引き出し部43が形成されている。上述した板状巻き
線は、以下述べるようにして製造される。
の引き出し部43が形成されている。上述した板状巻き
線は、以下述べるようにして製造される。
【0021】先ず、例えば、銅からなる導電性の金属板
に、渦巻き状にスリット35が形成され、横断面矩形状
の導電部33を有する巻き線体31が製造される。な
お、スリット35の形成は、エッチング,レーザーカッ
ト,プレス加工等を用いて行われるが、これ等の選択
は、金属板の板厚,スリット35の間隙寸法L,量産性
等を考慮して行われる。
に、渦巻き状にスリット35が形成され、横断面矩形状
の導電部33を有する巻き線体31が製造される。な
お、スリット35の形成は、エッチング,レーザーカッ
ト,プレス加工等を用いて行われるが、これ等の選択
は、金属板の板厚,スリット35の間隙寸法L,量産性
等を考慮して行われる。
【0022】また、この時に同時に、穴部37および引
き出し部43が形成される。この後、一組の巻き線体3
1が重ねられ、これ等の導電部33の隣接する内周端部
39が相互に接合される。
き出し部43が形成される。この後、一組の巻き線体3
1が重ねられ、これ等の導電部33の隣接する内周端部
39が相互に接合される。
【0023】なお、接合は、スポット溶接,ハンダ付け
45,ろう付け、あるいは、螺子,リベット等により行
われる。この後、導電部33の外周の引き出し部43を
除いた部分に絶縁層41が形成される。
45,ろう付け、あるいは、螺子,リベット等により行
われる。この後、導電部33の外周の引き出し部43を
除いた部分に絶縁層41が形成される。
【0024】絶縁層41の形成は、導電部33に、エポ
キシ樹脂,フッ素樹脂,アクリル樹脂、あるいはこれ等
の複合材料を、コーティングすることにより行われる。
なお、コーティングの方法としては、種々の方法が公知
であるが、例えば、電着工法を用いることにより、全体
にわたって均一な厚みの絶縁層41を形成することが容
易に可能になる。
キシ樹脂,フッ素樹脂,アクリル樹脂、あるいはこれ等
の複合材料を、コーティングすることにより行われる。
なお、コーティングの方法としては、種々の方法が公知
であるが、例えば、電着工法を用いることにより、全体
にわたって均一な厚みの絶縁層41を形成することが容
易に可能になる。
【0025】また、コーティング時に、一組の巻き線体
31を、相互に遠ざかる方向に引っ張り、スリット35
の間隙を広げることにより、より均一な厚みの絶縁層4
1を形成することができる。
31を、相互に遠ざかる方向に引っ張り、スリット35
の間隙を広げることにより、より均一な厚みの絶縁層4
1を形成することができる。
【0026】図4および図5は、上述した板状巻き線を
用いたインダクターを示すもので、上述した板状巻き線
47の両側にコア49が配置されている。コア49に
は、所定間隔を置いて断面矩形状の凹部51が形成され
ており、これ等の凹部51内に板状巻き線47が収容さ
れている。
用いたインダクターを示すもので、上述した板状巻き線
47の両側にコア49が配置されている。コア49に
は、所定間隔を置いて断面矩形状の凹部51が形成され
ており、これ等の凹部51内に板状巻き線47が収容さ
れている。
【0027】また、凹部51の間に形成される凸部53
が、板状巻き線47の穴部37に挿入されている。しか
して、上述した板状巻き線47では、横断面矩形状の導
電部33を、同一平面内において渦巻き状に形成してな
る一組の巻き線体31を重ねてあるため、板状巻き線4
7を薄形にすることが容易に可能になり、この結果、上
述した板状巻き線47を用いたインダクター,トランス
等の薄形化を図ることが可能になる。
が、板状巻き線47の穴部37に挿入されている。しか
して、上述した板状巻き線47では、横断面矩形状の導
電部33を、同一平面内において渦巻き状に形成してな
る一組の巻き線体31を重ねてあるため、板状巻き線4
7を薄形にすることが容易に可能になり、この結果、上
述した板状巻き線47を用いたインダクター,トランス
等の薄形化を図ることが可能になる。
【0028】また、上述した板状巻き線47では、図5
に示したように、一対のコア49の間に形成される窓部
55の面積に対する板状巻き線47の専有断面積を非常
に大きくとることが可能になり、実装効率を向上するこ
とができる。
に示したように、一対のコア49の間に形成される窓部
55の面積に対する板状巻き線47の専有断面積を非常
に大きくとることが可能になり、実装効率を向上するこ
とができる。
【0029】さらに、上述した板状巻き線47では、プ
リント配線による巻き線等に比較して導電部33の断面
積を大きくすることが容易に可能になり、この結果、大
電流を負荷することが可能になる。
リント配線による巻き線等に比較して導電部33の断面
積を大きくすることが容易に可能になり、この結果、大
電流を負荷することが可能になる。
【0030】また、上述した板状巻き線47では、導電
部33の外周に絶縁層41を形成したので、プリント配
線を使用したインダクターに必要である絶縁板等が不要
になり、組み立て工数を低減することができる。
部33の外周に絶縁層41を形成したので、プリント配
線を使用したインダクターに必要である絶縁板等が不要
になり、組み立て工数を低減することができる。
【0031】そして、上述した板状巻き線の製造方法で
は、導電性の金属板を加工することにより巻き線体31
を得るようにしたので、板状巻き線47を簡易,確実に
製造することが可能になる。
は、導電性の金属板を加工することにより巻き線体31
を得るようにしたので、板状巻き線47を簡易,確実に
製造することが可能になる。
【0032】例えば、断面矩形状のエナメル線を巻回し
て、巻き線体31を形成する場合には、巻回が非常に困
難になるが、上述した製造方法では、巻き線体31を簡
易,確実に、高い精度で製造することが可能になる。
て、巻き線体31を形成する場合には、巻回が非常に困
難になるが、上述した製造方法では、巻き線体31を簡
易,確実に、高い精度で製造することが可能になる。
【0033】なお、以上述べた実施例では、ターン数3
の一組の巻き線体31を接合してターン数6の板状巻き
線47を形成した例について説明したが、本発明はかか
る実施例に限定されるものではなく、巻き線体31に形
成されるターン数は複数であれば良く、また、接合され
る巻き線体31の数も複数であれば良いことは勿論であ
る。
の一組の巻き線体31を接合してターン数6の板状巻き
線47を形成した例について説明したが、本発明はかか
る実施例に限定されるものではなく、巻き線体31に形
成されるターン数は複数であれば良く、また、接合され
る巻き線体31の数も複数であれば良いことは勿論であ
る。
【0034】すなわち、例えば、図6に示すように、タ
ーン数3の4つの巻き線体31を接合することにより、
ターン数12の板状巻き線を形成することが容易に可能
である。
ーン数3の4つの巻き線体31を接合することにより、
ターン数12の板状巻き線を形成することが容易に可能
である。
【0035】なお、図6の板状巻き線では、2段目と3
段目の巻き線体31の接合が、これ等の巻き線体31の
外周端部57を相互に接合することにより行われてい
る。また、以上述べた実施例では、巻き線体31を矩形
形状に形成した例について説明したが、本発明はかかる
実施例に限定されるものではなく、円形形状等に形成し
ても良いことは勿論である。
段目の巻き線体31の接合が、これ等の巻き線体31の
外周端部57を相互に接合することにより行われてい
る。また、以上述べた実施例では、巻き線体31を矩形
形状に形成した例について説明したが、本発明はかかる
実施例に限定されるものではなく、円形形状等に形成し
ても良いことは勿論である。
【0036】さらに、以上述べた実施例では、巻き線体
31を接合した後に、絶縁層41を形成した例について
説明したが、本発明はかかる実施例に限定されるもので
はなく、巻き線体31を接合する前に、接合部をマスキ
ングした状態で絶縁層41を形成しても良いことは勿論
である。
31を接合した後に、絶縁層41を形成した例について
説明したが、本発明はかかる実施例に限定されるもので
はなく、巻き線体31を接合する前に、接合部をマスキ
ングした状態で絶縁層41を形成しても良いことは勿論
である。
【0037】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1の板状巻き
線では、横断面矩形状の導電部を、同一平面内において
渦巻き状に形成してなる複数の巻き線体を重ねてあるた
め、板状巻き線を薄形にすることが容易に可能になる。
線では、横断面矩形状の導電部を、同一平面内において
渦巻き状に形成してなる複数の巻き線体を重ねてあるた
め、板状巻き線を薄形にすることが容易に可能になる。
【0038】また、プリント配線による巻き線等に比較
して導電部の断面積を大きくすることが容易に可能にな
り、この結果、大電流を負荷することが可能になる。請
求項2の板状巻き線の製造方法では、導電性の金属板を
加工することにより巻き線体を得るようにしたので、、
請求項1の板状巻き線を簡易,確実に製造することがで
きるという利点がある。
して導電部の断面積を大きくすることが容易に可能にな
り、この結果、大電流を負荷することが可能になる。請
求項2の板状巻き線の製造方法では、導電性の金属板を
加工することにより巻き線体を得るようにしたので、、
請求項1の板状巻き線を簡易,確実に製造することがで
きるという利点がある。
【図1】本発明の板状巻き線の一実施例を示す分解斜視
図である。
図である。
【図2】図1の板状巻き線を示す斜視図である。
【図3】図2の断面図である。
【図4】図1の板状巻き線を用いたインダクターを示す
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図5】図4のインダクターの断面図である。
【図6】本発明の板状巻き線の他の実施例を示す分解斜
視図である。
視図である。
【図7】従来のプリント配線による巻き線を示す斜視図
である。
である。
【図8】従来の断面円形のエナメル線による巻き線を示
す断面図である。
す断面図である。
【図9】従来の断面円形のエナメル線による巻き線を示
す断面図である。
す断面図である。
【図10】従来の断面矩形状のエナメル線による巻き線
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図11】図7のプリント配線による巻き線を用いたイ
ンダクターを示す分解斜視図である。
ンダクターを示す分解斜視図である。
【図12】図10の断面矩形状のエナメル線の巻回時に
生じる伸びと縮みを説明するための説明図である。
生じる伸びと縮みを説明するための説明図である。
【図13】図8の巻き線を用いたインダクターの一部を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図14】図9の巻き線を用いたインダクターの一部を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図15】図10の巻き線を用いたインダクターの一部
を示す断面図である。
を示す断面図である。
31 巻き線体 33 導電部 35 スリット 39 内周端部 41 絶縁層 47 板状巻き線 57 外周端部
Claims (2)
- 【請求項1】 横断面矩形状の導電部を、同一平面内に
おいて渦巻き状に形成してなる巻き線体を複数重ね、こ
れ等の導電部の隣接する内周端部または外周端部を相互
に接合するとともに、前記導電部の外周に、絶縁層を形
成してなることを特徴とする板状巻き線。 - 【請求項2】 導電性の金属板に渦巻き状のスリットを
形成して、横断面矩形状の導電部を有する巻き線体を製
造する工程と、 前記巻き線体を重ね、これ等の導電部の隣接する内周端
部または外周端部を相互に接合する工程と、 前記導電部の外周に、絶縁層を形成する工程と、を有す
ることを特徴とする板状巻き線の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP90494A JPH07201575A (ja) | 1994-01-10 | 1994-01-10 | 板状巻き線およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP90494A JPH07201575A (ja) | 1994-01-10 | 1994-01-10 | 板状巻き線およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07201575A true JPH07201575A (ja) | 1995-08-04 |
Family
ID=11486673
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP90494A Pending JPH07201575A (ja) | 1994-01-10 | 1994-01-10 | 板状巻き線およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07201575A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005057309A (ja) * | 2004-11-24 | 2005-03-03 | Mosutetsuku:Kk | コイル構造、アルファ巻コイル |
| JP2011238784A (ja) * | 2010-05-11 | 2011-11-24 | Okayama Giken Co Ltd | 偏平コイル及びそれを用いた電気磁気エネルギ−変換器 |
| JP2015159174A (ja) * | 2014-02-24 | 2015-09-03 | 新電元工業株式会社 | トランスのコイル接続構造、及び、トランス |
| JP2018046117A (ja) * | 2016-09-13 | 2018-03-22 | Tdk株式会社 | コイル部品およびコイル装置 |
| US11527346B2 (en) | 2018-08-09 | 2022-12-13 | Shinko Electric Industries Co., Ltd. | Inductor |
| US11942265B2 (en) | 2019-06-25 | 2024-03-26 | Shinko Electric Industries Co., Ltd. | Inductor |
-
1994
- 1994-01-10 JP JP90494A patent/JPH07201575A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005057309A (ja) * | 2004-11-24 | 2005-03-03 | Mosutetsuku:Kk | コイル構造、アルファ巻コイル |
| JP2011238784A (ja) * | 2010-05-11 | 2011-11-24 | Okayama Giken Co Ltd | 偏平コイル及びそれを用いた電気磁気エネルギ−変換器 |
| JP2015159174A (ja) * | 2014-02-24 | 2015-09-03 | 新電元工業株式会社 | トランスのコイル接続構造、及び、トランス |
| JP2018046117A (ja) * | 2016-09-13 | 2018-03-22 | Tdk株式会社 | コイル部品およびコイル装置 |
| US11527346B2 (en) | 2018-08-09 | 2022-12-13 | Shinko Electric Industries Co., Ltd. | Inductor |
| US11942265B2 (en) | 2019-06-25 | 2024-03-26 | Shinko Electric Industries Co., Ltd. | Inductor |
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