JPH07201651A - 積層コンデンサ - Google Patents

積層コンデンサ

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Publication number
JPH07201651A
JPH07201651A JP33437893A JP33437893A JPH07201651A JP H07201651 A JPH07201651 A JP H07201651A JP 33437893 A JP33437893 A JP 33437893A JP 33437893 A JP33437893 A JP 33437893A JP H07201651 A JPH07201651 A JP H07201651A
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JP
Japan
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internal electrodes
capacitor
multilayer capacitor
electrodes
multilayer
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JP33437893A
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English (en)
Inventor
Toshishige Yamamoto
利重 山本
Masaya Hashimoto
昌也 橋本
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 誘電体板11〜51及び内部電極12〜42
からなる積層体15の表裏両主面の少なくとも一部分ず
つに外部電極16、56が形成され、同極性となる内部
電極12、32及び外部電極16が複数個の柱状端子1
3で、同極性となる内部電極22、42及び外部電極5
6が複数個の柱状端子14でそれぞれ互いに接続され、
かつ内部電極12〜42を流れる電流による電磁界が互
いに相殺する箇所に柱状端子13、14が配設されてい
る積層コンデンサ10。 【効果】 内部電極12〜42を流れる電流の方向を分
散させると共に多数の柱状端子13、14により電流の
流れる距離を短くし、積層コンデンサ10自体のESL
を小さくできる。また実装する際、多数の電流路の集約
が不要となって相互インダクタンスを小さくできると共
にLSIチップ57との接続経路を短縮でき、LSIチ
ップ57と積層コンデンサ10との間におけるインダク
タンスを小さくできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は積層コンデンサに関し、
より詳細には特に高周波領域における論理回路のスイッ
チングノイズ等を効果的に除去することができる低イン
ダクタンスの積層コンデンサに関する。
【0002】
【従来の技術】近年の電子回路の大容量化、高速化、高
密度化に伴い、コンデンサの大容量化、高周波化が要求
されている。このような要求に対応できるコンデンサの
ひとつとして、積層セラミックコンデンサが挙げられ
る。中でも、図7に示したタイプのチップ型積層セラミ
ックコンデンサは大容量化の実現が可能であり、しかも
パッケージ等への実装が容易であるため盛用されてい
る。
【0003】図中71は誘電体を示しており、積層され
た誘電体71間には、左端を除く略全面に形成された内
部電極72と、右端を除く略全面に形成された内部電極
73とが一層おきに形成されており、これら誘電体7
1、内部電極72及び内部電極73により積層体74が
構成されている。また、この積層体74の両端部には内
部電極72の一端が接続された外部電極75と、内部電
極73の一端が接続された外部電極76とが形成され、
これら積層体74及び外部電極75、76を含んで積層
チップコンデンサ70は構成されている。
【0004】このように構成されたチップ型積層セラミ
ックコンデンサ70では、内部電極72と内部電極73
との対向する積層面で容量が形成され、各容量値の総和
がチップ型積層セラミックコンデンサ70の総容量値と
なり、小型であっても大容量が得られる。
【0005】ところで一般に、コンデンサは理想的には
容量素子であるが、現実的には誘電体材料の誘電損失や
電極の持つ抵抗及びインダクタンスを有しており、図8
に示したような等価回路で表され、使用する周波数によ
りその振るまいが大きく変化する。図9は一例として、
容量C=1nF、等価直列抵抗ESR(Equivalent Ser
ies Resistance) =0.1Ω、等価直列インダクタンス
ESL=1nHであるコンデンサのインピーダンス|Z
|の周波数特性を示したものである。ここで実線は現実
の周波数特性を、点線は誘電損失や電極抵抗を有さない
コンデンサの理想的な周波数特性すなわちコンデンサの
インダクタンス(ωL )成分及び容量成分(1/ωc)
の周波数特性をそれぞれ示している。図9から明らかな
ように、現実のコンデンサでは40MHz付近からイン
ピーダンスがずれ始めており、これは見かけの容量が変
化していることを示している。また、160MHzで共
振を生じており、それ以上の周波数ではインダクタとし
て振るまう。コンデンサの代表的な用途として、回路の
ノイズカットを行うバイパスコンデンサが挙げられる
が、上記したようなコンデンサでは、ノイズの周波数が
300MHz以上になるとインピーダンスが高くなるた
め、高周波領域におけるノイズを効果的に除去すること
が困難になるという問題があった。
【0006】このような問題を解決するには、コンデン
サの自己共振周波数fO を高める必要がある。一般に、
コンデンサのfO は以下の式、
【0007】
【数1】
【0008】で表される。従ってfO を高めるには、E
SLあるいはCを小さくしなければならない。しかし、
上記したように近年の回路の大容量化に伴ってCは増大
する傾向にあり、Cを小さくすることはできず、ESL
を小さくすることが重要となる。
【0009】チップ型積層セラミックコンデンサ70で
は、図10に示したように誘電体71をはさむ全ての内
部電極72、73で、外部電極76の一端から電流が同
一方向に流れており、電流による電磁界が相殺されるこ
とはなく、ESLの値は略以下の式、
【0010】
【数2】
【0011】で表される。その結果相互インダクタンス
が正で大きな値となり、ESLの値を小さくすることが
できない。例えば、外部電極76幅a=0.5mm、コ
ンデンサ70高さc=0.5mm、コンデンサ70長さ
d=1mm、μ0 :透磁率とすると、ESLは約1.3
nHと大きな値となる。
【0012】スイッチングノイズは論理回路のスイッチ
ングによってシステムの電源ラインに流れる電流(充放
電電流)により発生するノイズであり、電流路のインダ
クタンスと比例関係にある。この時、コンデンサは充放
電電流の供給源として働く。現在、電子回路の高速化に
伴い、この論理回路におけるスイッチングノイズが大き
な問題となってきており、前記スイッチングノイズを抑
制するためには、コンデンサにおける大容量化、低イン
ダクタンス化が望まれている。
【0013】既に大容量化が図られたチップ型積層セラ
ミックコンデンサ70において、スイッチングノイズを
より抑制するには、コンデンサ自体のESLを小さくす
ること、及び実装した際のLSIチップ等とコンデンサ
との間のインダクタンスを最小にすることが重要とな
る。そこで、LSIチップとチップ型積層セラミックコ
ンデンサ70との間のインダクタンスを小さくする方法
として、これらの間に多数の短い電流路を設ける方法が
考えられている。
【0014】一般に、高速かつ大容量のLSIでは50
〜100本の電源ラインが設けられており、このような
LSIが搭載されたパッケージにチップ型積層セラミッ
クコンデンサ70を実装する場合(図11参照)、LS
Iチップ57はパッケージ81の接地層83に導電性材
料で密着して接続され、LSIチップ57の接地層パッ
ド(図示せず)はワイヤ82、接地パッド84、ビアホ
ール85、接地層83、ビアホール86、コンデンサ接
続パッド75aを介して外部電極75からチップ型積層
セラミックコンデンサ70に接続される。従って、LS
Iチップ57から接地層83までは多数の電流路が存在
しており、インダクタンスは小さい。しかし、チップ型
積層セラミックコンデンサ70の外部電極75が小さ
く、多数の前記電流路を一本に集約した後接続しなけれ
ばならないため、ビアホール86の数は通常1本となっ
ており、結果的にはLSIチップ57とチップ型積層セ
ラミックコンデンサ70間におけるインダクタンスを小
さくすることはできないという課題があった。また電源
線においても、ワイヤ87、電源パッド88、ビアホー
ル89、電源層90までは多数の電流路が確保されてい
るものの、ビアホール91が1本となり、接地線の場合
における課題と同様の課題があった。
【0015】他方、コンデンサ自体のESLを小さくす
るために、上下に隣接する内部電極を流れる電流の向き
がほぼ逆方向となるように前記内部電極が構成されたチ
ップ型積層コンデンサが提案されている(特公平4−7
0764号公報)。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記した特公平4−7
0764号公報記載のチップ型積層コンデンサにおいて
は、前記内部電極を流れる電流の向きがほぼ逆方向とな
るように前記内部電極が構成されていることにより、前
記電流による電磁界が相殺され、コンデンサ自体のES
Lは低減されるものの、その構造上、外部電極の面積が
小さくなっており、パッケージ等に実装する際、LSI
チップ側で多数の電流路を用意しても、やはり一旦これ
を集約して前記チップ型積層コンデンサに接続しなけれ
ばならず、LSIチップとコンデンサとの間におけるイ
ンダクタンスを低減することは困難であるという課題が
あった。
【0017】本考案はこのような課題に鑑みなされたも
のであって、大容量かつ低ESLを有しながら、しかも
パッケージ等への実装が容易で、さらにLSIチップ等
との間におけるインダクタンスが小さい積層コンデンサ
を提供することを目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記問題を達成するため
に本発明に係る積層コンデンサは、誘電体と内部電極と
が交互に複数層積み重ねられた積層コンデンサにおい
て、前記誘電体及び前記内部電極からなる積層体の表裏
両主面の少なくとも一部分ずつに外部電極が形成され、
同極性となる前記内部電極及び前記外部電極が複数個の
柱状接続部材で互いに接続され、かつ前記内部電極を流
れる電流による電磁界が互いに相殺する箇所に前記柱状
接続部材が配設されていることを特徴としている。
【0019】
【作用】通常、積層コンデンサにおいては、内部電極が
電源線、接地線、電源線、接地線、・・と交互に接続さ
れるように、外部電極が一層おきの前記内部電極と接続
されており、隣接する前記内部電極間で容量を形成する
ように構成されている。
【0020】上記した構成の積層コンデンサによれば、
前記誘電体及び前記内部電極からなる前記積層体の表裏
両主面の少なくとも一部分ずつに前記外部電極が形成さ
れ、同極性となる前記内部電極及び前記外部電極が複数
個の前記柱状接続部材で互いに接続され、かつ前記内部
電極を流れる電流による電磁界が互いに相殺する箇所に
前記柱状接続部材が配設されているので、前記内部電極
を流れる電流の向きが一定方向に偏らないように分散さ
れると共に、多数の前記柱状接続部材により電流の流れ
る距離が短くなり、その結果ESLが小さくなる。
【0021】また、積層された前記内部電極の対向面で
容量が形成されるため、大容量が得られる。
【0022】さらに、実装する際、前記外部電極上に前
記LSIチップを例えばワイヤボンディング等で接続す
ることにより、多数の電流路を集約する必要がなくなっ
て相互インダクタンスが小さくなると共に、接続経路を
短縮することが可能となり、その結果前記LSIチップ
等と積層コンデンサとの間におけるインダクタンスが小
さくなる。
【0023】
【実施例】以下、本発明に係る積層コンデンサの実施例
を図面に基づいて説明する。ここでは4層の内部電極が
形成されている場合について説明する。図1、図2及び
図3は実施例に係る積層コンデンサを示した斜視図、底
面図及び分解斜視図である。図中11、21、31、4
1、51はチタン酸バリウム等の高誘電率材料を用いて
形成された誘電体板を示しており、誘電体板11〜51
の所定箇所には複数個の貫通孔11a、21a、31
a、41a、51aが形成されている。誘電体板11〜
41の各上面の周囲一定幅を除く部分に、誘電体との同
時焼成が可能なPb、Pt、Ag、Pd−Ag等からな
る金属ペーストを用いて内部電極12、22、32、4
2が形成されている。これら誘電体板11〜51及び内
部電極12〜42が順次交互に積層されることにより積
層体15が形成されている。積層体15の表裏両主面に
は誘電体との同時焼成が可能なPb、Pt、Ag、Pd
−Ag等からなる金属ペーストを用いて外部電極56及
び外部電極16が形成されている。そして、同極性を有
する外部電極16及び一層おきの内部電極12、32が
貫通孔11a〜31aに充填された柱状端子13により
接続され、他の同極性を有する外部電極56及び一層お
きの内部電極22、42が貫通孔21a〜51aに充填
された柱状端子14により接続されている。これら柱状
端子13、14は導電性を有し、かつ誘電体との同時焼
成が可能なPb、Pt、Ag、Pd−Ag等からなる金
属ペーストを用いて形成されており、内部電極12〜4
2を流れる電流による電磁界が相殺する箇所に配設され
ている。また、内部電極22、42には柱状端子14が
接続されないためのくり抜き部22a、42aが形成さ
れ、内部電極12、32には柱状端子13が接続されな
いためのくり抜き部12a、32aが形成されており、
これら積層体15及び外部電極16、56を含んで積層
コンデンサ10は構成されている。
【0024】このような構成の積層コンデンサ10を作
製するには、まずガラス系焼結助剤を添加したチタン酸
バリウムの粉末に分散剤、有機バインダ、可塑剤を添加
して混練した後、(ドクターブレード)法により厚さが
約50μmのシート状に成形し、誘電体シートを得る。
【0025】次に、焼き上がり寸法が例えば縦が15m
m、横が15mmとなるような大きさに誘電体シートを
切断した後、誘電体シート3枚に、図3に示した貫通孔
21aと同様の配置となるように複数個の貫通孔をそれ
ぞれ形成し、さらに誘電体シート3枚の一主面の、図3
に示した内部電極22の形成部分と同様の部分、つまり
周囲一定幅及び異極性の柱状端子13、14が接続され
ないためのくり抜き部22aを除く部分にメタルマスク
を用いたスクリーン印刷法により内部電極パターンをそ
れぞれ形成すると同時に、全ての貫通孔内に金属ペース
トとして例えばPd−Agペーストを充填する。
【0026】この後、内部電極パターンを上面にした3
枚の誘電体シートを1枚ずつ180°回転させながら順
次積層する。
【0027】次に、別の誘電体シート2枚に、図3に示
した貫通孔51aの配置と同様の配置となるように複数
個の貫通孔をそれぞれ形成し、さらに誘電体シート2枚
の一主面の全面にメタルマスクを用いたスクリーン印刷
法により外部電極パターンをそれぞれ形成すると同時
に、全ての貫通孔内に前記金属ペーストを充填し、さら
にこの誘電体シート1枚の他の主面の周囲一定幅を除く
部分にメタルマスクを用いたスクリーン印刷法により内
部電極パターンを形成する。この後、積層された誘電体
シートの上に、外部電極パターンのみが形成された誘電
体シートを、外部電極パターンを上面にすると共に貫通
孔の位置が積層された誘電体シート上面の周囲にくり抜
き部が形成されていない貫通孔の位置と一致するように
積層し、さらにこの積層された誘電体シートの下に、外
部電極パターン及び内部電極パターンが形成された誘電
体シートを、内部電極パターンを上面にすると共に貫通
孔が最上層の誘電体シートにおける貫通孔の位置を18
0°回転させた位置にくるように積層し、積層誘電体シ
ートを形成する。この時、貫通孔及び内部電極パターン
は、内部電極12〜42を流れる電流による電磁界が互
いに相殺する箇所に柱状端子13、14が配設されるよ
うに形成されている。
【0028】次に、積層誘電体シートを1250℃の大
気中で焼成して積層コンデンサ10を作製する。
【0029】図4は実施例に係る積層コンデンサ10に
おいて、内部電極12の極性が+である場合の内部電極
12を流れる電流の方向を示した模式図であり、図5は
内部電極22の極性が−である場合の内部電極22を流
れる電流の方向を示した模式図である。
【0030】図4及び図5から明らかなように実施例に
係る積層コンデンサ10では、内部電極12、22を流
れる電流は全体として+から−に流れており、この向き
をベクトル的に表すとそれぞれが全方位に広がり、ある
いは全方位から流れ込む。また、電流が流れる距離は同
種の柱状端子14間距離の1/2と短い。このように、
柱状端子13、14の配置を幾何学的に考慮することに
より電流の向きを分散させて電流の電磁界を相殺すると
共に、電流の流れる距離を短縮し、ESLを小さくする
ことができる。
【0031】実際に、実施例に係る積層コンデンサ10
のESLを調べたところ、0.05nHと小さな値とな
っていることが確認された。
【0032】図6は実施例に係る積層コンデンサ10の
1使用例を示した模式的断面図である。ここでは、LS
Iチップ57よりもひとまわり大きい寸法を有する積層
コンデンサ10を用いた。図中55はパッケージを示し
ており、パッケージ55に搭載された積層コンデンサ1
0はパッケージ55の電源層69上に導電性材料で密着
して接続されており、積層コンデンサ10下面の外部電
極16が電源ラインの外部電極端子、上面の外部電極5
6が接地ラインの外部電極端子となっている。外部電極
56上には導電性材料でLSIチップ57が密着して接
続されている。LSIチップ57の接地端子(図示せ
ず)はワイヤ59により直接外部電極56に接続され、
さらにワイヤ60からパッケージの接地パッド61、ビ
アホール62、接地層63、ビアホール64、ピン65
を通じて外部電源(図示せず)と接続されて短い多数の
電流路が確保されている。一方、LSIチップ57の電
源端子(図示せず)はワイヤ66からパッケージのパッ
ド67、ビアホール68、電源層69を通じて積層コン
デンサ10の外部電極16に接続されると共に、ビアホ
ール53及びピン54を通じて外部電源(図示せず)と
接続されている。
【0033】図6から明らかなように実施例に係る積層
コンデンサ10では、積層体15の表裏両主面に広い面
積の外部電極16、56が形成されていることにより、
LSIチップ57からの電流路が直接積層コンデンサ1
0の外部電極56に接続され、あるいは多数の電流路を
介して外部電極16に接続され、短い多数の電流路が確
保され、これら電流路を接続経路途中で集約する必要も
なく、LSIチップ57と積層コンデンサ10との間に
おけるインダクタンスを小さくすることができる。
【0034】なお本実施例では、外部電極16、56が
積層体15の表裏両主面の全面に形成されている場合に
ついて説明したが、外部電極16、56が形成される部
分は積層体15の表裏両主面の全面でなくても柱状端子
13あるいは柱状端子14を全て含んでいればよい。
【0035】以上説明したように実施例に係る積層コン
デンサ10にあっては、内部電極12〜42を流れる電
流の方向を全方位に分散させることができると共に、多
数の柱状端子13、14により電流の流れる距離を短く
し、積層コンデンサ10自体のESLを小さくすること
ができる。しかも、内部電極12〜42の対向面で容量
を形成するため、大容量を得ることができる。
【0036】また、面積の広い外部電極16、56から
外部への接続を行うことにより、パッケージ55等に搭
載されるLSIチップ57の直下に実装することができ
る。また実装する際、多数の電流路を集約する必要がな
くなってインダクタンスを小さくできると共に、LSI
チップ57との接続経路を短縮し、LSIチップ57と
積層コンデンサ10との間におけるインダクタンスを小
さくできる。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る積層コ
ンデンサにおいては、誘電体板と内部電極とが交互に複
数層積み重ねられた積層コンデンサにおいて、前記誘電
体板及び前記内部電極からなる積層体の表裏両主面の少
なくとも一部分ずつに外部電極が形成され、同極性とな
る前記内部電極及び前記外部電極が複数個の柱状接続部
材で互いに接続され、かつ前記内部電極を流れる電流に
よる電磁界が互いに相殺する箇所に前記柱状接続部材が
配設されているので、前記内部電極を流れる電流の方向
を全方位に分散させることができると共に、多数の前記
柱状接続部材により電流の流れる距離を短くし、前記積
層コンデンサ自体のESLを小さくでき、しかも前記内
部電極の対向面で容量を形成するため大容量を得ること
ができる。また実装する際、多数の電流路を集約する必
要がなくなってインダクタンスを小さくできると共に、
前記LSIチップとの接続経路を短縮し、前記LSIチ
ップと前記積層コンデンサとの間におけるインダクタン
スを小さくできる。したがって、特に高周波領域におけ
る論理回路のスイッチングノイズ等を効果的に除去する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るチップ型積層セラミックコンデン
サの実施例を模式的に示した斜視図である。
【図2】実施例に係るチップ型積層セラミックコンデン
サを示した底面図である。
【図3】実施例に係るチップ型積層セラミックコンデン
サの積層体部分を分解して示した斜視図である。
【図4】実施例に係る積層コンデンサにおける内部電極
を流れる電流の方向を示した模式図である。
【図5】実施例に係る積層コンデンサにおける図4に示
した内部電極と隣接する内部電極を流れる電流の方向を
示した模式図である。
【図6】実施例に係る積層コンデンサをLSIが搭載さ
れたパッケージに実装した場合を示した模式的断面図で
ある。
【図7】従来のチップ型積層セラミックコンデンサを示
した部分断面斜視図である。
【図8】チップ型積層セラミックコンデンサの回路構成
を示した等価回路図である。
【図9】従来のチップ型積層セラミックコンデンサにお
けるインピーダンス|Z|の周波数特性を示したグラフ
である。
【図10】従来の積層コンデンサにおける電流の流れる
方向を示すための模式的断面図面である。
【図11】従来のチップ型積層セラミックコンデンサを
LSIが搭載されたパッケージに実装した場合を示した
模式的断面図である。
【符号の説明】
10 積層コンデンサ 11、21、31、41、51 誘電体板 12、22、32、42 内部電極 13、14 柱状端子 15 積層体 16、56 外部電極

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電体と内部電極とが交互に複数層積み
    重ねられた積層コンデンサにおいて、前記誘電体及び前
    記内部電極からなる積層体の表裏両主面の少なくとも一
    部分ずつに外部電極が形成され、同極性となる前記内部
    電極及び前記外部電極が複数個の柱状接続部材で互いに
    接続され、かつ前記内部電極を流れる電流による磁界が
    互いに相殺する箇所に前記柱状接続部材が配設されてい
    ることを特徴とする積層コンデンサ。
JP33437893A 1993-12-28 1993-12-28 積層コンデンサ Pending JPH07201651A (ja)

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Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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