JPH07201652A - セラミックグリーンシート用組成物 - Google Patents
セラミックグリーンシート用組成物Info
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- JPH07201652A JPH07201652A JP5336399A JP33639993A JPH07201652A JP H07201652 A JPH07201652 A JP H07201652A JP 5336399 A JP5336399 A JP 5336399A JP 33639993 A JP33639993 A JP 33639993A JP H07201652 A JPH07201652 A JP H07201652A
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- Japan
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- ceramic
- ceramic green
- green sheet
- composition
- polyvinyl butyral
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- Pending
Links
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Landscapes
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Ceramic Capacitors (AREA)
- Thermistors And Varistors (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 圧着成形した積層体を焼成して得られたセラ
ミック焼結体の内部欠陥であるポアを少なくするセラミ
ックグリーンシート用組成物を提供する。 【構成】 本発明は、少なくともセラミック原料粉末と
結合剤を含有するセラミックグリーンシート組成物にお
いて、前記結合剤としてポリビニルブチラール樹脂を用
い、かつポリビニルブチラール樹脂の重合度と、セラミ
ック原料粉末100gに対するポリビニルブチラール樹
脂の使用量(g)との積が2000以上5500未満で
あることを特徴とするセラミックグリーンシート組成物
である。
ミック焼結体の内部欠陥であるポアを少なくするセラミ
ックグリーンシート用組成物を提供する。 【構成】 本発明は、少なくともセラミック原料粉末と
結合剤を含有するセラミックグリーンシート組成物にお
いて、前記結合剤としてポリビニルブチラール樹脂を用
い、かつポリビニルブチラール樹脂の重合度と、セラミ
ック原料粉末100gに対するポリビニルブチラール樹
脂の使用量(g)との積が2000以上5500未満で
あることを特徴とするセラミックグリーンシート組成物
である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セラミック積層構造を
有する、積層セラミックコンデンサ、積層インダクタ、
積層複合電子部品等に用いられるセラミックグリーンシ
ート用組成物に関する。
有する、積層セラミックコンデンサ、積層インダクタ、
積層複合電子部品等に用いられるセラミックグリーンシ
ート用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば積層セラミックコンデンサは、次
のように製造される。まず、セラミックグリーンシート
を成形し、このセラミックグリーンシート上に内部電極
となる導電ペーストをスクリーン印刷等の手段により塗
布形成する。次いで、導電ペーストが塗布形成されたセ
ラミックグリーンシートを、任意の枚数積み重ねて圧着
し積層体を得る。この時、積層体の上下には保護層とな
るダミーのセラミックグリーンシートが配置されていて
も良い。そして、得られた積層体を焼成し、セラミツク
焼結体を得た後、この焼結体の端面に外部電極となる導
電ペーストを塗布、焼成して外部電極を形成する。こう
して得られた積層セラミックコンデンサの断面図を図1
に示す。図1において、1は積層セラミックコンデン
サ、2はセラミック焼結体、3は内部電極層、4は外部
電極層、5はセラミック焼結体の中のポアを示す。
のように製造される。まず、セラミックグリーンシート
を成形し、このセラミックグリーンシート上に内部電極
となる導電ペーストをスクリーン印刷等の手段により塗
布形成する。次いで、導電ペーストが塗布形成されたセ
ラミックグリーンシートを、任意の枚数積み重ねて圧着
し積層体を得る。この時、積層体の上下には保護層とな
るダミーのセラミックグリーンシートが配置されていて
も良い。そして、得られた積層体を焼成し、セラミツク
焼結体を得た後、この焼結体の端面に外部電極となる導
電ペーストを塗布、焼成して外部電極を形成する。こう
して得られた積層セラミックコンデンサの断面図を図1
に示す。図1において、1は積層セラミックコンデン
サ、2はセラミック焼結体、3は内部電極層、4は外部
電極層、5はセラミック焼結体の中のポアを示す。
【0003】ところで、前記セラミックグリーンシート
は、適当なセラミック原料粉末と結合剤と可塑剤と有機
溶剤等を混合し、一定粘度のスラリーとした後、ドクタ
ーブレード法、3本ロールリバースコーター法または他
の方法によってシート化することによって作られる。特
に、20μm以下の薄いセラミックグリーンシートを形
成する場合、3本ロールリバースコーターがよく使用さ
れている。
は、適当なセラミック原料粉末と結合剤と可塑剤と有機
溶剤等を混合し、一定粘度のスラリーとした後、ドクタ
ーブレード法、3本ロールリバースコーター法または他
の方法によってシート化することによって作られる。特
に、20μm以下の薄いセラミックグリーンシートを形
成する場合、3本ロールリバースコーターがよく使用さ
れている。
【0004】この3本ロールリバースコーターにかかる
セラミックグリーンシート用組成物が、その1例とし
て、既に特開平3ー170361号公報にて開示されて
いる。この発明では、表面加工PET(ポリエチレンテ
レフタレート)フイルム等の担体へのずり応力の伝達が
十分に行われ、リバースコータでの転写性の良い組成物
を提供する目的で、少なくともセラミック原料粉末と結
合剤を含有するセラミックグリーンシート用組成物にお
いて、前記結合剤としてポリビニルブチラール樹脂を用
い、かつポリビニルブチラール樹脂の重合度と、セラミ
ック原料粉末100gに対するポリビニルブチラール樹
脂の使用量(g)との積が5500以上としたことを特
徴とするセラミックグリーンシート用組成物を提供して
いる。
セラミックグリーンシート用組成物が、その1例とし
て、既に特開平3ー170361号公報にて開示されて
いる。この発明では、表面加工PET(ポリエチレンテ
レフタレート)フイルム等の担体へのずり応力の伝達が
十分に行われ、リバースコータでの転写性の良い組成物
を提供する目的で、少なくともセラミック原料粉末と結
合剤を含有するセラミックグリーンシート用組成物にお
いて、前記結合剤としてポリビニルブチラール樹脂を用
い、かつポリビニルブチラール樹脂の重合度と、セラミ
ック原料粉末100gに対するポリビニルブチラール樹
脂の使用量(g)との積が5500以上としたことを特
徴とするセラミックグリーンシート用組成物を提供して
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来のセ
ラミックグリーンシート用組成物よって製造された積層
セラミックコンデンサを製造した場合、焼結性が悪く、
セラミック粒子の粒成長が抑えられ、焼結体の中にポア
が多く残存し、セラミック焼結体の中のポア面積率が1
〜3%となるため、直流電圧を印加すると、ポアに電界
が集中して絶縁抵抗が劣化し、破壊電圧が低下する。さ
らには、誘電率が落ちたり、誘電体層のさらなる薄層化
が困難になる問題がある。図1に示すように、セラミッ
ク焼結体の中にできたポアが誇張されて示されている。
ラミックグリーンシート用組成物よって製造された積層
セラミックコンデンサを製造した場合、焼結性が悪く、
セラミック粒子の粒成長が抑えられ、焼結体の中にポア
が多く残存し、セラミック焼結体の中のポア面積率が1
〜3%となるため、直流電圧を印加すると、ポアに電界
が集中して絶縁抵抗が劣化し、破壊電圧が低下する。さ
らには、誘電率が落ちたり、誘電体層のさらなる薄層化
が困難になる問題がある。図1に示すように、セラミッ
ク焼結体の中にできたポアが誇張されて示されている。
【0006】
【課題を解決するため手段】本発明は、上記課題を解決
するために、少なくともセラミック原料粉末と結合剤を
含有するセラミックグリーンシート用組成物において、
前記結合剤としてポリビニルブチラール樹脂を用い、か
つポリビニルブチラール樹脂の重合度と、セラミック原
料粉末100gに対するポリビニルブチラール樹脂の使
用量(g)との積が2000以上5500未満であるこ
とを特徴とするセラミックグリーンシート用組成物を提
供するものである。
するために、少なくともセラミック原料粉末と結合剤を
含有するセラミックグリーンシート用組成物において、
前記結合剤としてポリビニルブチラール樹脂を用い、か
つポリビニルブチラール樹脂の重合度と、セラミック原
料粉末100gに対するポリビニルブチラール樹脂の使
用量(g)との積が2000以上5500未満であるこ
とを特徴とするセラミックグリーンシート用組成物を提
供するものである。
【0007】前記積の下限値2000はその値を下回る
とセラミックグリーンシート同士の圧着においてセラミ
ックグリーンシート間の密着性を損ない、ハガレ不良が
発生することから、そうならないための限定であり、前
記積の上限値5500はこれ以上になると、セラミック
焼結体の内部欠陥であるところのポアが多くなりすぎな
いための限定である。
とセラミックグリーンシート同士の圧着においてセラミ
ックグリーンシート間の密着性を損ない、ハガレ不良が
発生することから、そうならないための限定であり、前
記積の上限値5500はこれ以上になると、セラミック
焼結体の内部欠陥であるところのポアが多くなりすぎな
いための限定である。
【0008】ここで、前記積が2000以上5500未
満を達成する手段として、本発明において使用されるポ
リビニルブチラール樹脂の重合度は、200から900
のものを使用するのが好ましく、その下限値200はそ
の値を下回ると樹脂の物性を示さなくなり、そうならな
いための限定であり、その上限値900は樹脂溶液とし
た場合に粘度が高くなりすぎないようにするための限定
であり、より好ましくは、700から900が望まし
い。また、セラミック原料粉末100gに対するポリビ
ニルブチラール樹脂の使用量(g)は6gから15gの
間で使用するのが好ましく、その下限値6gはその値を
下回るとセラミックグリーンシートの後加工等における
取扱い上で形状を保持することができなくなり、そうな
らないための機械的強度面からの限定であり、その上限
値15gはセラミックグリーンシートを焼成して得たセ
ラミック焼結体の内部欠陥であるポアが多くならないた
めの限定である。
満を達成する手段として、本発明において使用されるポ
リビニルブチラール樹脂の重合度は、200から900
のものを使用するのが好ましく、その下限値200はそ
の値を下回ると樹脂の物性を示さなくなり、そうならな
いための限定であり、その上限値900は樹脂溶液とし
た場合に粘度が高くなりすぎないようにするための限定
であり、より好ましくは、700から900が望まし
い。また、セラミック原料粉末100gに対するポリビ
ニルブチラール樹脂の使用量(g)は6gから15gの
間で使用するのが好ましく、その下限値6gはその値を
下回るとセラミックグリーンシートの後加工等における
取扱い上で形状を保持することができなくなり、そうな
らないための機械的強度面からの限定であり、その上限
値15gはセラミックグリーンシートを焼成して得たセ
ラミック焼結体の内部欠陥であるポアが多くならないた
めの限定である。
【0009】なお、本発明において使用されるポリビニ
ルブチラール樹脂は、樹脂溶液の粘度調整を行う必要が
ある場合に、重合度の異なる2種以上のポリビニルブチ
ラール樹脂を使用しても良い。但し、その場合のセラミ
ックグリーンシート用組成物においても、それぞれのポ
リビニルブチラール樹脂の重合度と、セラミック原料粉
末100gに対するそれぞれのポリビニルブチラール樹
脂の使用量(g)との積の合計が2000以上5500
未満となるようにすることは言うまでもない。
ルブチラール樹脂は、樹脂溶液の粘度調整を行う必要が
ある場合に、重合度の異なる2種以上のポリビニルブチ
ラール樹脂を使用しても良い。但し、その場合のセラミ
ックグリーンシート用組成物においても、それぞれのポ
リビニルブチラール樹脂の重合度と、セラミック原料粉
末100gに対するそれぞれのポリビニルブチラール樹
脂の使用量(g)との積の合計が2000以上5500
未満となるようにすることは言うまでもない。
【0010】
【作用】セラミックグリーンシート用組成物にポリビニ
ルブチラール樹脂を用い、その重合度と、セラミック原
料粉末100gに対するポリビニルブチラール樹脂の使
用量(g)との積を2000以上5500未満にしたこ
とで、焼成時に、セラミック粒子の粒成長が進み、セラ
ミック焼結体の中のポア面積率が0.5%以下とポアの
少ない緻密な構造のセラミック焼結体を得ることができ
る。しかも、圧着成形して得られた積層体の各セラミッ
クグリーンシート間の密着性には問題はない。
ルブチラール樹脂を用い、その重合度と、セラミック原
料粉末100gに対するポリビニルブチラール樹脂の使
用量(g)との積を2000以上5500未満にしたこ
とで、焼成時に、セラミック粒子の粒成長が進み、セラ
ミック焼結体の中のポア面積率が0.5%以下とポアの
少ない緻密な構造のセラミック焼結体を得ることができ
る。しかも、圧着成形して得られた積層体の各セラミッ
クグリーンシート間の密着性には問題はない。
【0011】
【発明の効果】本発明のセラミックグリーンシート用組
成物を用いることによって圧着成形して得られた積層体
の焼成後のセラミック焼結体は内部のポア面積率が0.
5%以下と少ないため、従来のようなポアによる絶縁抵
抗の劣化、破壊電圧の低下が小さく、高い信頼度を得る
ことができる。また、誘電率の低下が小さく、さらに、
誘電体層の層厚を従来より薄くできるので、小型、薄型
化を図りつつ取得容量をより一層増大させることが可能
となる。さらには、デラミネーション等の層間剥離の発
生も認められない。
成物を用いることによって圧着成形して得られた積層体
の焼成後のセラミック焼結体は内部のポア面積率が0.
5%以下と少ないため、従来のようなポアによる絶縁抵
抗の劣化、破壊電圧の低下が小さく、高い信頼度を得る
ことができる。また、誘電率の低下が小さく、さらに、
誘電体層の層厚を従来より薄くできるので、小型、薄型
化を図りつつ取得容量をより一層増大させることが可能
となる。さらには、デラミネーション等の層間剥離の発
生も認められない。
【0012】
【実施例】次に本発明の実施例を説明する。まず、セラ
ミック原料粉末としてチタン酸バリウム系の微粉末10
0gに、結合剤としてポリビニールブチラール樹脂の重
合度と使用量(g)を下記表1の実施例1〜11に従っ
て使用し、溶剤としてトルエン、エタノールと、可塑剤
としてエステル系可塑剤を適量加え、ボールミルにて混
合し、一定粘度のスラリーとした。その後、三本ロール
リバースコーターに供給し、セラミックグリーンシート
を作成した。ここで使用したポリビニールブチラール樹
脂のブチラール化度は63±3である。なお、ブチラー
ル化度とは、ポリビニールブチラールを形成するポリビ
ニールアルコール、ポリ酢酸ビニル、ポリアセタール単
分子のうち全体に占めるポリアセタールをmol%で表
わしたものである。
ミック原料粉末としてチタン酸バリウム系の微粉末10
0gに、結合剤としてポリビニールブチラール樹脂の重
合度と使用量(g)を下記表1の実施例1〜11に従っ
て使用し、溶剤としてトルエン、エタノールと、可塑剤
としてエステル系可塑剤を適量加え、ボールミルにて混
合し、一定粘度のスラリーとした。その後、三本ロール
リバースコーターに供給し、セラミックグリーンシート
を作成した。ここで使用したポリビニールブチラール樹
脂のブチラール化度は63±3である。なお、ブチラー
ル化度とは、ポリビニールブチラールを形成するポリビ
ニールアルコール、ポリ酢酸ビニル、ポリアセタール単
分子のうち全体に占めるポリアセタールをmol%で表
わしたものである。
【0013】上述の方法により得られたセラミツクグリ
ーンシートを複数枚積み重ね、圧着成形して得られた積
層体のセラミツクグリーンシート間の密着性の確認、そ
の積層体の焼成後のセラミック焼結体のポア面積率を測
定した結果を下記表1に示す。なお、前記積層体のセラ
ミックグリーンシート間の密着性は、積層体をカットし
て、その断面を拡大鏡で目視観察し、層ハガレが全く無
いか確認して行った。また、前記セラミック焼結体のポ
ア面積率はセラミック研磨面面積に対するポア面積の比
率で、その測定方法はセラミック焼結体を研磨して、そ
のセラミック研磨面のポア面積を画像処理で測定し、ポ
ア面積率を出して行った。
ーンシートを複数枚積み重ね、圧着成形して得られた積
層体のセラミツクグリーンシート間の密着性の確認、そ
の積層体の焼成後のセラミック焼結体のポア面積率を測
定した結果を下記表1に示す。なお、前記積層体のセラ
ミックグリーンシート間の密着性は、積層体をカットし
て、その断面を拡大鏡で目視観察し、層ハガレが全く無
いか確認して行った。また、前記セラミック焼結体のポ
ア面積率はセラミック研磨面面積に対するポア面積の比
率で、その測定方法はセラミック焼結体を研磨して、そ
のセラミック研磨面のポア面積を画像処理で測定し、ポ
ア面積率を出して行った。
【0014】
【表1】
【0015】上記表1の結果より、ポリビニルブチラー
ル樹脂の重合度(a)と、セラミック原料粉末100g
に対するポリビニルブチラール樹脂の使用量(b)との
積(a)×(b)が2000以上5500未満である実
施例3と実施例5〜10は、セラミックグリーンシート
間の密着性には問題がなく、セラミック焼結体のポア面
積率が0.5%以下と小さいことを示す。しかし、前記
の積が2000未満の実施例1、2、4は、セラミック
グリーンシート間に層ハガレが見られた。また、前記の
積が5500以上の実施例11は、セラミック焼結体の
ポア面積率が約2.0%と高いことが分かる。
ル樹脂の重合度(a)と、セラミック原料粉末100g
に対するポリビニルブチラール樹脂の使用量(b)との
積(a)×(b)が2000以上5500未満である実
施例3と実施例5〜10は、セラミックグリーンシート
間の密着性には問題がなく、セラミック焼結体のポア面
積率が0.5%以下と小さいことを示す。しかし、前記
の積が2000未満の実施例1、2、4は、セラミック
グリーンシート間に層ハガレが見られた。また、前記の
積が5500以上の実施例11は、セラミック焼結体の
ポア面積率が約2.0%と高いことが分かる。
【図1】 従来の積層セラミックコンデンサの断面図で
ある。
ある。
1 積層セラミックコンデンサ 2 セラミック焼結体 3 内部電極層 4 外部電極層 5 ポア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01G 4/12 358
Claims (1)
- 【請求項1】 少なくともセラミック原料粉末と結合剤
を含有するセラミックグリーンシート用組成物におい
て、前記結合剤としてポリビニルブチラール樹脂を用
い、かつポリビニルブチラール樹脂の重合度と、セラミ
ック原料粉末100gに対するポリビニルブチラール樹
脂の使用量(g)との積が2000以上5500未満で
あることを特徴とするセラミックグリーンシート用組成
物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5336399A JPH07201652A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | セラミックグリーンシート用組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5336399A JPH07201652A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | セラミックグリーンシート用組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07201652A true JPH07201652A (ja) | 1995-08-04 |
Family
ID=18298737
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5336399A Pending JPH07201652A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | セラミックグリーンシート用組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07201652A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001316176A (ja) * | 2000-04-28 | 2001-11-13 | Murata Mfg Co Ltd | 誘電体セラミック、積層セラミックコンデンサ、および誘電体セラミックの製造方法 |
| JP2008277765A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-11-13 | Tdk Corp | 積層セラミック電子部品の製造方法 |
| CN117447639A (zh) * | 2023-10-26 | 2024-01-26 | 潮州三环(集团)股份有限公司 | 一种陶瓷生坯用粘结剂、陶瓷浆料及其制备方法和应用 |
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1993
- 1993-12-28 JP JP5336399A patent/JPH07201652A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001316176A (ja) * | 2000-04-28 | 2001-11-13 | Murata Mfg Co Ltd | 誘電体セラミック、積層セラミックコンデンサ、および誘電体セラミックの製造方法 |
| JP2008277765A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-11-13 | Tdk Corp | 積層セラミック電子部品の製造方法 |
| CN117447639A (zh) * | 2023-10-26 | 2024-01-26 | 潮州三环(集团)股份有限公司 | 一种陶瓷生坯用粘结剂、陶瓷浆料及其制备方法和应用 |
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