JPH07201701A - 電子ビーム露光装置および露光方法 - Google Patents

電子ビーム露光装置および露光方法

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JPH07201701A
JPH07201701A JP5337223A JP33722393A JPH07201701A JP H07201701 A JPH07201701 A JP H07201701A JP 5337223 A JP5337223 A JP 5337223A JP 33722393 A JP33722393 A JP 33722393A JP H07201701 A JPH07201701 A JP H07201701A
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electron beam
data
deflection
sub
deflector
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JP5337223A
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Takamasa Sato
高雅 佐藤
Hiroshi Yasuda
洋 安田
Akio Yamada
章夫 山田
Junichi Kai
潤一 甲斐
Yoshihisa Daikyo
義久 大饗
Keiji Yamada
慶二 山田
Toru Oshima
徹 大嶋
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Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/02Details
    • H01J37/04Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the discharge, e.g. electron-optical arrangement or ion-optical arrangement
    • H01J37/153Electron-optical or ion-optical arrangements for the correction of image defects, e.g. stigmators
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2237/00Discharge tubes exposing object to beam, e.g. for analysis treatment, etching, imaging
    • H01J2237/15Means for deflecting or directing discharge
    • H01J2237/1504Associated circuits
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01J2237/153Correcting image defects, e.g. stigmators
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    • HELECTRICITY
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    • H01J2237/00Discharge tubes exposing object to beam, e.g. for analysis treatment, etching, imaging
    • H01J2237/30Electron or ion beam tubes for processing objects
    • H01J2237/317Processing objects on a microscale
    • H01J2237/3175Lithography

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Electron Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子ビームを主偏向器により基板上で大きく
偏向した場合に生じる電子ビームの変形を補償すること
を目的とし、 【構成】 副偏向器を構成する一対の対向する電極に印
加する駆動電圧を、主偏向器による偏向量に対応して所
定値だけ増加させ、別の一対の対向する電極に印加する
駆動電圧を、前記所定値だけ減少させ構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般に半導体装置の製造
に関わり、特に半導体基板等の物体上に電子ビーム等の
荷電粒子ビームにより半導体パターンを描画する電子ビ
ーム露光装置に関する。電子ビームリソグラフィは集積
密度の大きな先端的な半導体集積回路を製造する上で必
須の技術である。電子ビームリソグラフィを使うことに
より、0.05μm以下の幅を有するパターンを0.0
2μm以下のアラインメント誤差で露光することが可能
である。このため、電子ビームリソグラフィは256M
ビットあるいは1Gビットを超えるような大きな記憶容
量を有するDRAM、あるいは非常に強力な演算機能を
備えた高速マイクロプロセッサを始めとする将来の半導
体装置の製造において中心的な役割を果たすと考えられ
ている。
【0002】
【従来の技術】図8はブランキングアパーチャアレイを
使った従来の電子ビーム露光装置の一例を示す。図8を
参照するに、電子ビーム露光装置は一般に電子ビームを
形成しこれを集束させる電子光学系100と、電子光学
系100を制御する制御系200とよりなる。電子光学
系100は電子ビーム源として電子銃101を含み、電
子銃101は電子ビームを所定の光軸Oに沿って発散電
子ビームとして発射する。
【0003】電子銃101で形成された電子ビームはア
パーチャ板102に形成されたビーム整形用アパーチャ
102aを通されて整形される。アパーチャ102aは
光軸Oに整合して形成されており、入射電子ビームを矩
形断面形状に整形する。 整形された電子ビームは電子
レンズ103により、 ブランキングアパーチャアレイ
(BAA)を形成されたBAAマスク110上に集束さ
れる。その際、レンズ103は前記矩形開口の像をBA
Aマスク110上に投影する。BAAマスク110上に
は半導体基板上に描画される多数の露光ドットに対応し
て多数の微細なアパーチャが形成され、各アパーチャに
は静電偏向器が形成されている。この静電偏向器は駆動
信号Eにより制御され、非励起状態では電子ビームをそ
のまま通過させるが、励起状態では通過電子ビームを偏
向させ、その結果通過電子ビームの方向が光軸Oから外
れる。その結果、前記半導体基板上には、非励起状態の
アパーチャに対応した露光ドットパターンが形成され
る。
【0004】BAAマスク110を通った電子ビームは
縮小光学系を形成する電子レンズ104および105を
通った後光軸O上の焦点f1 において集束され、その際
選択された開口部の像が焦点f1 において結像する。こ
うして集束された電子ビームは、ラウンドアパーチャ板
113に形成されたラウンドアパーチャ113aを通っ
た後、別の縮小光学系を形成する電子レンズ106,1
07により、移動自在なステージ114上に保持された
半導体基板115上に集束され前記BAAマスク110
の像が基板115上に結像する。ここで、電子レンズ1
07は対物レンズとして作用し、焦点補正および収差補
正のための補正コイル108,109や集束電子ビーム
を基板表面上で移動させるための主偏向器111および
副偏向器112等を含んでいる。
【0005】レンズ104とレンズ105の中間には静
電偏向器116が形成されており、偏向器116を駆動
することにより電子ビームの経路が板113のラウンド
アパーチャ113aを通る光軸Oから外される。その結
果、半導体基板上において電子ビームを高速でオン/オ
フすることが可能になる。また、先に説明したBAAマ
スク110上のアパーチャにおいて静電偏向器の励起に
伴い偏向された電子ビームも前記ラウンドアパーチャ1
13aを外れるため、半導体基板上に到達することがな
く、その結果、基板115上において前記露光ドットパ
ターンの制御が可能になる。
【0006】かかる露光動作の制御のために、図8の電
子ビーム露光装置は制御系200を使用する。制御系2
00には描画したい半導体装置の素子パターンに関する
データを記憶する磁気ディスク装置や磁気テープ装置等
の外部記憶装置201が含まれる。記憶装置201に記
憶されたデータはCPU202により読み出され、バッ
ファメモリ203a 、データ展開部203b ,キャンバ
スメモリ203c を含むデータ展開回路203によって
データ圧縮を解除されることにより、BAAマスク11
0上の個々の開口部を所望の露光パターンに従ってオン
オフする露光ドットデータに変換される。図8の電子ビ
ーム露光装置は露光パターンの微妙な修正を可能にする
ために、基板115上の各露光点をN回、独立な露光パ
ターンで重複露光するように構成されており、このため
データ展開回路203はN個の回路2031 〜203N
より構成され、各々の回路2031 〜203N はCPU
202から供給される露光データをもとに、前記N回の
重複露光に使われるN個の独立な露光ドットパターンデ
ータを発生させる。得られたドットパターンはマスク1
10上の各開口部に対応して設けられた駆動回路20
4,205を介してマスク110に供給され、マスク1
10上に各開口部に対応して形成された静電偏向器を駆
動する。その結果、マスク110は通過する電子ビーム
を整形し、所望のドットパターンを形成する電子ビーム
束を形成する。
【0007】このようにして整形された電子ビームは露
光制御装置206を介して制御される主偏向器制御回路
207および副偏向器制御回路208により駆動される
主偏向器111および副偏向器112により偏向され、
基板115上を走査する。主偏向器制御回路207は露
光装置206より主偏向データを供給され、主偏向器1
11を駆動する電流信号を形成する。一方、副偏向器制
御回路208は装置206より副偏向データを供給さ
れ、副偏向器112を駆動する電圧信号を形成する。一
方、主偏向器制御回路207はさらに歪み補正回路20
7aを含み、歪み補正回路207aは非点収差を、ステ
ィグ補正回路207bを介して補正コイル109を駆動
することにより補正する。また、補正回路207aは焦
点補正を、フォーカス補正回路207cを介してフォー
カス補正コイル108を駆動することにより行なう。さ
らに、図8の装置は電子ビームを集束する際に生じるク
ーロン反発力によるビームの広がりを補正するために、
リフォーカス制御回路203eを設けられ、リフォーカ
ス制御回路203eは露光ドットパターンに対応して電
子レンズ106の強度を適宜調整する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図9は図8の電子ビー
ム露光装置における主偏向器111および副偏向器11
2の作用を示す図である。ただし図9中、対物レンズ1
07よりも上流側の電子光学系は図示を省略した。図9
を参照するに、対物レンズ107に入射した電子ビーム
は主偏向器111および112の作用によって偏向さ
れ、基板115上を動く。このうち主偏向器111は電
磁偏向器よりなり、5mm×5mm程度の広い主偏向領
域Aをカバーする。一方、副偏向器112は静電偏向器
よりなり、100μm×100μm程度の限られた大き
さの副偏向領域をカバーする。実際の露光では、まず電
磁偏向器を駆動して電子ビームを基板115上で偏向
し、主偏向領域中に含まれる所望の副偏向領域を選択す
る。ついで副偏向器112を駆動して電子ビームを選択
された副偏向領域中において高速に偏向し、露光パター
ンを形成する。電磁偏向器は大きなインダクタンスを有
するため動作が遅いが、静電偏向器は非常に高速に動作
する。図9に示した主偏向器および副偏向器の構成およ
び動作は他の一般的な電子ビーム露光装置においても共
通である。
【0009】図10(A),10(B)は図8の副偏向
器112を駆動する従来の駆動回路の構成を示す。ただ
し、図10(A)の回路は図8の電子ビーム露光装置の
副偏向器制御回路208に対応する。図10(A)を参
照するに、副偏向器112は電子ビームをX軸方向に偏
向するX偏向系と、電子ビームをY軸方向に偏向するY
偏向系より構成され、X偏向系は電子ビームのX軸方向
への偏向量をあらわす副偏向データDXを供給されこれ
をアナログ信号Ix に変換するD/A変換器208X1
と、ステージの震動や渦電流によるビームのずれ、ある
いはECC補正の効果をあらわす副偏向補正データDΔ
Xを供給されこれをアナログ信号ΔIx に変換するD/
A変換器208X2 と、アナログ信号Ix およびΔIx
を供給され和信号Vx +ΔVx を出力する増幅器208
3 と、前記和信号をゲインGで増幅して偏向器の一方
の電極板に印加される駆動電圧信号G( Vx +ΔVx )
を形成する出力増幅器208X4と、前記和信号をゲイ
ン−Gで増幅して偏向器の他方の電極板に印加される駆
動電圧信号−G(Vx +ΔVx )を形成する出力増幅器
208X5 とを含み、前記電圧信号G( Vx +ΔVx )
および−G( Vx +ΔVx )はX方向に対向する一対の
電極板に印加される。また、Y軸方向にも同様な構成が
設けられる。また、図10(B)は増幅器208X4
208X5 あるいは208Y4 ,208X5の具体的な
構成を示す。図10(B)に示すように、増幅器はフィ
ードバックループを有する演算増幅器より構成され、抵
抗Rs,Rfにより決定される安定したゲインを有す
る。
【0010】ところで、図9の電子光学系で電子ビーム
を主偏向器により偏向すると、電子ビームは光軸Oから
外れるため非点収差が生じ、電子ビームスポットは基板
115上において歪んでしまう。また、かかる歪みに伴
って、電子ビームの大きさが変化してしまうこともあ
る。かかる非点収差は図9に示した補正コイル109に
より補正することが出来るが、主偏向器111により偏
向された電子ビームを副偏向器112によりさらに偏向
した場合には、静電偏向器内部における電場の不均一に
起因する電子ビームの歪みが生じてしまう。これは、主
偏向器111で大きく偏向された電子ビームが副偏向器
112を構成する静電偏向器の電極板近傍を通過するた
めである。
【0011】図11(A),11(B)はかかる静電偏
向器により生じる副偏向領域115A中における電子ビ
ームの歪みを説明する図である。ただし、図11(A)
は主偏向器111により選択された副偏向領域が、光軸
0上あるいはその近傍に位置している場合をあらわし、
一方図11(B)は選択された副偏向領域が、主偏向領
域の端に位置する場合を示す。
【0012】図11(A)を参照するに、副偏向領域の
中心は電子ビームの光軸Oに一致しており、電子ビーム
が光軸上を通過する場合には電子ビームの歪みは生じな
い。また、図11(A)の副偏向領域内においては主偏
向器による電子ビームの偏向量が小さいため、電子ビー
ムの歪みは一般に小さいが、しかし領域の端部ではビー
ムスポットが細長く変形しているのがわかる。一方、図
11(B)では電子ビームは主偏向器により大きく偏向
されており、このような場合、副偏向領域の中心では電
子ビームの収差は収差補正コイル109等により補正さ
れているため歪みは生じていないが、領域の端部では大
きな歪みが生じていることがわかる。
【0013】図12はかかる副偏向領域における電位の
分布を示す。図12よりわかるように、本来均一な間隔
で一様に分布するはずの電位が、特に静電偏向器の端部
付近で大きく歪んでいるのがわかる。かかる電位分布の
歪みは静電偏向器を構成する電極板が電子ビームに対し
て無限遠点ではなく有限の距離に位置していることと、
静電偏向器を構成する電極板が有限の個数しかないこと
に起因すると考えられる。電子ビームは、光軸Oから離
れるにつれ静電偏向器の電極板近傍を通過するようにな
り、かかる電場の歪みの影響を大きく受けると考えられ
る。
【0014】図11(A),11(B)に示した電子ビ
ームの歪みは、電子ビームの偏向位置に応じて非点収差
補正コイル109を駆動することにより、原理的には解
消出来る。しかし、補正コイル109によりかかる歪み
の解消を行おうとすると、コイル109を駆動する駆動
電流を副偏向領域115A中の各々の位置に応じて変化
させる必要があるが、先にも説明したように、コイルは
インダクタンスを有するため応答が遅く、静電偏向器に
よる高速な電子ビームの偏向に追従することが出来な
い。さらに、補正コイル109をこのような副偏向領域
内における電子ビームの歪みの解消に使おうとすると、
駆動電流データを主偏向領域内における各副偏向領域に
対してのみならず、副偏向領域内の各露光点についてマ
ッピングする必要があるが、かかるマッピングは膨大な
メモリが必要になる。
【0015】そこで、本発明は上記の課題を解決した新
規で有用な電子ビーム露光装置を提供することを概括的
目的とする。本発明のより具体的な目的は、静電偏向器
による電子ビームの形状あるいは大きさの歪みを、各々
の偏向点について最小化した電子ビーム露光装置を提供
することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を、
被露光物体を保持する保持手段と;電子ビームを形成
し、これを光軸に沿って前記被露光物体に向かって出射
する電子ビーム源と;前記電子ビームを前記被露光物体
上に縮小して集束する電子光学系と;前記電子ビームを
偏向させ、前記被露光物体上で動かす偏向手段とよりな
り、前記被露光物体上に前記電子ビームによりパターン
を描画する電子ビーム露光装置において:前記偏向手段
は前記電子ビームを前記被露光物体上の主偏向領域にお
いて偏向させる主偏向器と、前記電子ビームの前記主偏
向領域上における位置を示す主偏向データを供給されて
前記主偏向器を駆動する第1の駆動回路と、前記電子ビ
ームを前記主偏向領域に含まれ前記主偏向領域よりも小
さい副偏向領域において偏向させる、静電偏向器よりな
る副偏向器と、前記電子ビームの前記副偏向領域におけ
る位置を示す副偏向データを供給されて前記副偏向器を
駆動する第2の駆動回路とよりなり;前記第2の駆動回
路は前記主偏向データに応じて決まる非点収差補正デー
タを供給されて、前記静電偏向器を構成する相互に対向
した一対の電極板に印加される第1の電圧信号を前記主
偏向データに応じて決まる第1の補正量だけ増加させ、
前記静電偏向器を構成する相互に対向した別の一対の電
極板に印加される第2の電圧信号を前記第1の補正量に
等しい第2の補正量だけ減少させる非点収差補正手段を
有することを特徴とする電子ビーム露光装置により、ま
たは被露光物体上に電子ビームを偏向させてパターンを
描画する電子ビーム露光方法において:前記被露光物体
の表面を複数の領域に分割し、各々の領域について電子
ビームの大きさを求める工程と;求められた電子ビーム
の大きさを表すデータを、各々の前記領域毎に、記憶装
置中にマップとして格納する工程と;前記格納されたデ
ータを読出し、電子ビームの大きさを前記読み出された
データに従って補正する工程と;補正された電子ビーム
をつかって前記被露光物体上に露光を行う工程とよりな
ることを特徴とする電子ビーム露光方法により解決す
る。
【0017】
【作用】本発明によれば、静電偏向器に印加される駆動
電圧を、主偏向データに応じて変化させることにより、
電子ビーム露光装置において電子ビームが主偏向器によ
る偏向の結果光軸から大きく外れた場合に生じる電子ビ
ームの変形、すなわち非点収差を、電子ビームの偏向量
に応じて補正することができる。その際、前記第1の補
正量と前記第2の補正量は大きさが同じで符号だけが反
転しているため、補正の結果電子ビームの位置が被露光
物体上でずれてしまうことはない。かかる補正は、偏向
器に印加される駆動電圧を発生する出力増幅器のゲイン
を、主偏向データに応じて変化させることで達成でき
る。このため、各々の副偏向領域中の各々の偏向点に対
応した補正データを用意する必要はなく、メモリの使用
量が少なくてすむ。
【0018】図1は、本発明による電子ビーム形状の補
正を示す図である。図1を参照するに、第1象限では、
電子ビームは対角線方向に圧縮され対角線に直交する方
向に伸長される。一方、第3象限では、電子ビームは対
角線方向に伸長され対角線に直交する方向に圧縮され
る。図2はかかる電子ビームの形状の補正のために本発
明において使われる補正場を概略的に示す図である。た
だし、図2は電子ビームを矢印の方向に偏向した場合に
ついてのものである。図2中XおよびY軸は通常の光軸
Oに直交する座標軸を、またZ軸は補正場の強さをあら
わす。
【0019】図2を参照するに、補正場は鞍状の形状を
有し、電子ビームはビーム偏向方向に圧縮されビーム偏
向方向に直交する方向に伸長される。すなわち、図2は
図1の第1象限におけるビームの補正に対応する。一
方、図1の第3象限の補正を行うには、図2の補正場の
符号を反転させればよい。
【0020】
【実施例】図3(A),3(B)はそれぞれ本発明の第
1実施例による静電偏向器のX偏向系およびY偏向系の
駆動回路を示す。図3(A),3(B)の回路は図10
(A),10(B)の回路と同様、図7の電子ビーム露
光装置の副偏向器112を駆動する副偏向器制御回路2
08に使われる。図3(A),3(B)中、図10
(A),10(B)で説明した部分には共通の参照符号
を付し、その説明を省略する。 図3(A)を参照する
に、X偏向系駆動回路は図10(A)の演算増幅器20
8X4 、208X5 のかわりに演算増幅器208X6
208X8 を含み、演算増幅器208X6 および208
8 には、主偏向データXの関数として決まる非点収差
補正データASTを供給されてフィードバック量を制御
するフィードバック制御回路208X7 および208X
9 が、それぞれ設けられる。同様な構成は、図3(B)
のY偏向系にも設けられる。X偏向系では、フィードバ
ック制御回路208X7 は増幅器208X6 と共働して
そのゲインを変化させ、演算増幅器208X6 は出力電
圧信号G(Vx +ΔVx )・(1±α)を出力する。た
だし、項(1±α)が前記制御回路208X7 によるゲ
インの変化の効果をあらわす。同様に、Y偏向系では、
図3(B)に示すようにフィードバック制御回路208
7 が増幅器208Y6 と共働してそのゲインを変化さ
せ、演算増幅器208Y6 は出力電圧信号G(Vy +Δ
y )・(1−/+α)を出力する。ただし、項(1−
/+α)が前記制御回路208X7 によるゲインの変化
の効果をあらわす。すなわち、X偏向系において前記制
御回路208X7 が一方の電極に印加される電圧信号を
正方向に増加させる場合(G(Vx +ΔVx )・(1+
α))、対向する他方の電極に印加される電圧信号も正
方向に同じ量だけ増加される(G(Vx +ΔVx )・
(−1+α))。一方、X偏向系と直交するY偏向系に
おいては、制御回路208Y7 は一方の電極に印加され
る電圧信号を負方向に増加させ(G(Vx +ΔVx )・
(1−α))、対向する他方の電極に印加される電圧信
号も負方向に同じ量だけ増加させる(G(Vx −Δ
x )・(−1+α))。 このように、静電偏向器を
構成する電極に印加される駆動電圧を変化させることに
より、補正コイル109により補正がなされている副偏
向領域中心部の電場を変化させることなく、図2に概略
的に示した補正場を副偏向器内に形成することができ、
電子ビームが副偏向領域の周辺部に偏向された場合の電
子ビームの歪みを補正することが可能になる。以上の補
正において、補正係数αの値は、主偏向データXに応じ
て決まる非点収差補正データAST(X)により決定さ
れ、従って主偏向データXの関数となる。以上はX偏向
系の駆動電圧を増加させ、Y偏向系の駆動電圧を減少さ
せる場合についてのものであるが、同様な補正は、X偏
向系の駆動電圧を減少させY偏向系の駆動電圧を増加さ
せる場合についてもなされる。かかる場合は上記の説明
から明らかであり、説明を省略する。
【0021】図4は図3(A)のフィードバック制御回
路208X7 あるいは208X9 およびこれと共働する
演算増幅器208X6 あるいは208X8 の構成を示
す。図4を参照するに、演算増幅器208X6 は帰還抵
抗Rf および主入力抵抗Rs’を含むフィードバックル
ープを有し、制御回路は208X7 は、かかるフィード
バックループ中に挿入されデータAST(X)により制
御されて抵抗値を値R v の回りで±ΔRv の範囲で変化
させる可変抵抗より構成される。かかる構成の演算増幅
器は、入力電圧Vinに対して出力電圧Vout を、式 −{Rs ’+(Rv ±ΔRv )}Rf ・Vin/Rs
(Rv ±ΔRv )に従って出力する。ここで、ΔRv
前記係数αに対応する。
【0022】図4の構成において最適な係数αおよび対
応する抵抗値ΔRを決定するには、各々の非点収差デー
タAST(X)について図10(A)あるいは10
(B)に示すように電子ビームを偏向し、歪みが最小に
なる、すなわちビームシャープネスが均一で最大となる
ΔRv の値を求めればよい。かかるΔRv の値は、原理
的には電子ビームを副偏向領域中の任意の一点に偏向
し、その点においてビームの歪みが最小になる値を探索
することで求めることが出来る。しかし、実際には、電
子ビームを副偏向領域上においてその中心部および四隅
の合計5点あるいはそれ以上の偏向点に偏向することに
より、より正確な補正量を求めることが好ましい。かか
る測定は、電子ビームにより基板エッジを走査して反射
電子をもとめることにより実効される。
【0023】図5は図6に示すような4対の対向電極対
(1)から(8)を有する静電偏向器に対して本発明を
適用した本発明の第2実施例を示す。まず図6を参照す
るに、電極(1)は電極(2)と対向して対を形成し、
電極(3)は電極(4)と対向して対を形成する。同様
に電極(5)は電極(6)と対向して対を形成し、さら
に電極(7)は電極(8)と対向して対を形成する。こ
こで、電極対(1),(2)と電極対(7),(8)と
は相互に直交し、電極対(3),(4)と電極対
(5),(6)とが相互に直交する。一方、電極対
(1),(2)と電極対(3),(4)とは相互に45
度の角度をなす。 図5の回路図を参照するに、偏向デ
ータXおよびYは図示を省略したD/A変換器を通って
アナログ信号Ix およびIy に変換された後、それぞれ
図4(A),4(B)の増幅器208X3 および208
3 に供給され、さらに増幅器2081 〜2084 に供
給される。より具体的には、増幅器208X3 の出力信
号Vx は増幅器2081 〜増幅器2083 に供給され、
一方増幅器208Y3 の出力信号Vyは増幅器2082
〜2084 に供給される。増幅器2081 は帰還制御回
路2085 と共働する演算増幅器よりなり、出力信号G
1 x (1±a)を増幅器20811を介して電極(1)
に供給するとともに、出力信号G1 x (1−/+a)
を、増幅器20812で符号を反転させた後電極(2)に
供給する。ただし、G1は演算増幅器2081 のゲイン
を、aは帰還制御回路2085 による、非点収差補正の
ためのゲインの変化をあらわす。同様に、増幅器208
7 は帰還制御回路2084 と共働するゲインがG4 の演
算増幅器よりなり、出力信号G4 y (1−/+a)を
増幅器20813を介して電極(7)に供給するととも
に、出力信号G4 y (1±a)を、符号を増幅器20
14で反転させた後電極(8)に供給する。ここでaは
帰還制御回路20810による、非点収差補正のためのゲ
インの変化をあらわす。
【0024】さらに、増幅器2082 〜増幅器2083
は供給された信号Vx およびVy を混合する。より具体
的には、増幅器2082 は帰還制御回路2086 および
2087 と共働し、入力電圧Vx およびVy に応じて出
力信号G2 x (1±b)+G3 y (1±c)を増幅
器20813を介して電極(3)に供給するとともに、出
力信号G2 x (1−/+b)+G3 y (1−/+
c)を、増幅器20814で符号を反転させた後電極
(4)に供給する。ここで、G2 およびG3 はそれぞれ
演算増幅器2082 の信号Vx およびVy に対するゲイ
ンを、またbおよびcはそれぞれ帰還制御回路2086
および2087 による演算増幅器2082 の、非点収差
補正のためのゲインの変化をあらわす。同様に、増幅器
2083 は帰還制御回路2088 および2089 と共働
し、入力電圧Vx およびVy に応じて出力信号G2 x
(1±b)+G3 y (1±c)を増幅器20815を介
して電極(3)に供給するとともに、出力信号G2 x
(1−/+b)+G3 y (1−/+c)を、増幅器2
0816 で符号を反転させた後電極(4)に供給する。
ここで、G2 およびG3 はそれぞれ演算増幅器2083
の信号Vx およびVy に対するゲインを、またbおよび
cはそれぞれ帰還制御回路2088 および2089によ
る、非点収差補正のための演算増幅器2083 のゲイン
の変化をあらわす。帰還制御回路2085 〜20810
主偏向データX,Yの関数である非点収差補正データA
ST(X,Y)を供給されて帰還量a〜cを変化させ
る。図5,6の構成においても、先の実施例と同様に、
対向する電極対、例えば電極(1)および(2)に印加
される電圧には、帰還制御回路2085 の作用により例
えば正方向のオフセットが加わる。これに対し、前記電
極対(1),(2)と直交する電極対(7)および
(8)に印加される電圧には、帰還制御回路20810
作用により負方向のオフセットが加わる。この例では、
増幅器20811は増幅器208 1 の第1の出力信号G1
x (1±a)に正係数αを乗算するのに対し、増幅器
20812は増幅器2081 の第2の出力信号G1
x (1−/+a)に負の係数−αを乗算するため、対向
電極(1)および(2)には同符号のオフセット±G 1
x aが生じる。同様に、増幅器20817は増幅器20
4 の第1の出力信号G4 y (1−/+a)に正の係
数αを乗算するのに対し、増幅器20818は増幅器20
4 の第2の出力信号G4 y (1±a)に負の係数−
αを乗算するため、対向電極(7)および(8)には前
記オフセットと逆符号のオフセット−/+G4 y aが
生じる。
【0025】また、かかる構成では、電極対(1),
(2)あるいは電極対(7),(8)に対して45度の
角度をなす別の電極対(3),(4)あるいは(5),
(6)が形成されており、このため例えば互いに45度
の角度をなす電極(6)と(7)の間には逆位相の電圧
オフセットが生じる。かかる構成により、4極を超える
多極構成の静電偏向器においても本発明の構成は有効に
使用される。
【0026】以上、本発明を、図7に示したBAA露光
装置を例に説明してきたが、本発明はかかる特定の電子
ビーム露光装置に限定されるものではなく、他の一般の
電子ビーム露光装置、例えばいわゆるブロック露光装置
等にも適用出来る。 また、図5に示した第2実施例の
説明では、非点収差補正を、偏向データX,Yをアナロ
グデータに変換した後で増幅器の利得を変化させること
により行っていたが、かかる補正を偏向データX,Yに
対して直接に行い、かかる補正がなされたデータをアナ
ログ信号に変換した後図5に示す増幅器20811から2
0818を通すことにより極性を各電極に応じて設定して
もよい。
【0027】次に、特に主偏向位置に伴う電子ビームの
大きさの変動を補償する本発明の第3実施例を図7を参
照しながら説明する。図7を参照するに、本実施例では
基板115上の主偏向領域Aを100μm×100μm
程度の複数の領域に分割し、各々の領域について電子ビ
ームの大きさを測定する。例えば基板の100μm×1
00μmの大きさの領域毎に電子ビームの反射率の異な
るパターンを形成しておき、電子ビームを走査しながら
反射電子を検出することで電子ビームの大きさと形状を
同時に測定することができる。かかる領域としては、同
程度の大きさを有する副偏向領域を使うのが特に便利で
あり好ましい。このようにして測定された電子ビームの
大きさを表すデータを、各副偏向領域毎に記憶装置中に
マップの形で格納し、露光時には格納されたデータを読
み出して、前記電子ビームの大きさを、例えば第1ある
いは第2実施例で説明した副偏向器駆動回路の増幅率を
変化させることにより、電子ビームの大きさの変動を補
償することが可能になる。このような補正の際にも、副
偏向器を構成する対向電極に印加される電圧を一様に正
方向に増加させ、別の対向電極に印加される電圧を一様
に負方向に増加させることにより、電子ビームが所定の
位置からオフセットすることを回避できる。
【0028】以上、アナログ回路にて非点収差補正の構
成を達成可能であるが、同様の補正演算をデジタル回路
で行い、その出力をアナログ信号に変換して静電偏向器
に印加しても同様の効果を得ることができる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、電子ビームを主偏向器
により大きく偏向させた場合でも、静電偏向器により生
じる電子ビームの非点収差を、ビーム位置を狂わせるこ
となく最小化することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電子ビームの補正を示す図であ
る。
【図2】図17の補正を達成するために形成される補正
場を示す概略図である。
【図3】(A),(B)は本発明の第1実施例の構成を
示す図である。
【図4】図3の構成の一部を示す図である。
【図5】本発明の第2実施例の構成を示す図である。
【図6】図4の構成で使われる静電偏向器を示す図であ
る。
【図7】本発明の第3実施例を説明する図である。
【図8】従来の電子ビーム露光装置の構成を示す図であ
る。
【図9】従来の電子ビーム露光装置における副偏向器の
動作を説明する図である。
【図10】(A),(B)従来の電子ビーム露光装置の
構成の一部を示す図である。
【図11】(A),(B)は従来の電子ビーム露光装置
の問題点を説明する図である。
【図12】従来の電子ビーム露光装置で使われている静
電偏向器において生じる電界の歪みを説明する図であ
る。
【符号の説明】
101 電子ビーム源 102 ビーム整形板 103〜107 電子レンズ 109 非点収差補正コイル 111 主偏向器 112 副偏向器 115 基板 208 副偏向器制御回路 208X1 ,208X2 D/A変換器 208Y1 ,208Y2 D/A変換器 208X3 〜208X6 ,208X8 増幅器 208Y3 〜208Y6 ,208Y8 増幅器 2081 〜2084 ,20811〜20818 増幅器 2085 〜20810 帰還制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 章夫 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 甲斐 潤一 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 大饗 義久 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 山田 慶二 愛知県春日井市高蔵寺町二丁目1844番2 富士通ヴィエルエスアイ株式会社内 (72)発明者 大嶋 徹 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被露光物体(115)を保持する保持手
    段(114)と;電子ビームを形成し、これを光軸
    (O)に沿って前記被露光物体に向かって出射する電子
    ビーム源(101)と;前記電子ビームを前記被露光物
    体上に縮小して集束する電子光学系(106,107)
    と;前記電子ビームを偏向させ、前記被露光物体上で動
    かす偏向手段(111,112)とよりなり、前記被露
    光物体上に前記電子ビームによりパターンを描画する電
    子ビーム露光装置において:前記偏向手段は前記電子ビ
    ームを前記被露光物体上の主偏向領域(A)において偏
    向させる主偏向器(111)と、前記電子ビームの前記
    主偏向領域上における位置を示す主偏向データ(X,
    Y)を供給されて前記主偏向器を駆動する第1の駆動回
    路(207)と、前記電子ビームを前記主偏向領域に含
    まれ前記主偏向領域よりも小さい副偏向領域(115
    A)において偏向させる副偏向器(112)と、前記電
    子ビームの前記副偏向領域における位置を示す副偏向デ
    ータ(DX,DΔX,DY,DΔY)を供給されて前記
    副偏向器を駆動する第2の駆動回路(208)とよりな
    り;前記第2の駆動回路は前記主偏向データ(X,Y)
    に応じて決まる非点収差補正データ(AST)を供給さ
    れて、前記静電偏向器を構成する相互に対向した一対の
    電極板に印加される第1の電圧信号(G(Vx
    Δx ))を前記主偏向データに応じて決まる第1の補正
    量(α)だけ増加させ、前記静電偏向器を構成する相互
    に対向した別の一対の電極板に印加される第2の電圧信
    号(G(Vy +Δy))を前記第1の補正量に等しい第
    2の補正量だけ減少させる非点収差補正手段(208X
    7 ,208X9 )を有することを特徴とする電子ビーム
    露光装置。
  2. 【請求項2】 前記非点収差補正手段は、前記副偏向デ
    ータ(DX,DΔX)を供給されてこれを前記第1の電
    圧信号に変換する第1の変換手段(208X 1 〜208
    3 ,208X6 ,208X8 )と、前記副偏向データ
    (DY,DΔY)を供給されてこれを前記第2の電圧信
    号に変換する第2の変換手段(208Y1 〜208
    3 ,208Y6 ,208Y8 )と、前記非点収差補正
    データを供給されて前記第1の変換手段の利得を第1の
    方向に変化させる第1の利得制御手段(208X7 ,2
    08X9 )と、前記非点収差補正データを供給されて前
    記第2の変換手段の利得を前記第1の方向と逆の第2の
    方向に変化させる第2の利得制御手段(208Y7 ,2
    08Y9 )とよりなることを特徴とする請求項1記載の
    電子ビーム露光装置。
  3. 【請求項3】 前記第1および第2の利得制御手段は、
    いずれも帰還路(R f )を有する演算増幅器と、前記帰
    還路中に挿入された、前記非点収差補正データ(AS
    T)を供給されて抵抗値を変化させる可変抵抗手段(2
    08X7 )よりなることを特徴とする請求項2記載の電
    子ビーム露光装置。
  4. 【請求項4】 前記非点収差補正手段は、前記副偏向デ
    ータを供給されてこれを前記第1の電圧信号に変換する
    第1の変換手段(2081 ,208X2 )と、前記副偏
    向データを供給されてこれを前記第2の電圧信号に変換
    する第2の変換手段(2083 ,2084 )と、前記非
    点収差補正データを供給されて前記第1の変換手段の利
    得を変化させる第1の利得制御手段(2085 〜208
    7 )と、前記非点収差補正データを供給されて前記第2
    の変換手段の利得を前記第1の方向と逆の第2の方向に
    変化させる第2の利得制御手段(2088 〜20810
    と、前記第1の利得制御手段の出力信号の極性を、一対
    の対向する電極板対に印加される、極性が相互に反転し
    た第1の電圧信号対を形成する電圧信号の値が、第1の
    極性に、同じ量だけ変化するように制御する第1の極性
    制御手段(208 11〜20814)と、前記一対の対向す
    る電極板対と直交する別の電極対に印加される、極性が
    相互に反転した第2の電圧信号対を形成する電圧信号の
    値が、前記第1の極性とは逆の第2の極性に、同じ量だ
    け変化するように制御する第2の極性制御手段(208
    15〜20818)とよりなることを特徴とする請求項1記
    載の電子ビーム露光装置。
  5. 【請求項5】 前記非点収差補正手段は、補正演算を実
    行するデジタル演算装置と、前記デジタル演算装置より
    出力された出力データをアナログ信号に変換するデジタ
    ル−アナログ変換器と、前記デジタル−アナログ変換器
    の出力信号を増幅する増幅器とよりなることを特徴とす
    る請求項1記載の電子ビーム露光装置。
  6. 【請求項6】 被露光物体上に電子ビームを偏向させて
    パターンを描画する電子ビーム露光方法において:前記
    被露光物体の表面を複数の領域に分割し、各々の領域に
    ついて電子ビームの大きさを求める工程と;求められた
    電子ビームの大きさを表すデータを、各々の前記領域毎
    に、記憶装置中にマップとして格納する工程と;前記格
    納されたデータを読出し、電子ビームの大きさを前記読
    み出されたデータに従って補正する工程と;補正された
    電子ビームをつかって前記被露光物体上に露光を行う工
    程とよりなることを特徴とする電子ビーム露光方法。
  7. 【請求項7】 前記複数の領域は、約100μm×10
    0μmの大きさを有することを特徴とする請求項6記載
    の電子ビーム露光方法。
  8. 【請求項8】 前記電子ビームを補正する工程は、前記
    複数の副偏向領域毎になされることを特徴をする請求項
    6記載の電子ビーム露光方法。
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