JPH07202501A - 高周波検波回路 - Google Patents
高周波検波回路Info
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- JPH07202501A JPH07202501A JP33835093A JP33835093A JPH07202501A JP H07202501 A JPH07202501 A JP H07202501A JP 33835093 A JP33835093 A JP 33835093A JP 33835093 A JP33835093 A JP 33835093A JP H07202501 A JPH07202501 A JP H07202501A
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Abstract
結合量を可変できる高周波検波器を得ることを目的とす
る。 【構成】 長さが1/4波長の第一,第二および第三の
伝送線路を順次所定の間隔を設けて配列して結合線路を
形成し、第一の伝送線路を入力端子、他端を出力端子、
第三の伝送線路の入力端子側の一端を結合端子、他端を
アイソレーション端子とし、結合端子に整流素子を接続
するとともに、第二の伝送線路の両端を可変抵抗器で終
端するようにした。 【効果】 整流素子に特性ばらつきがあっても一定の検
波出力電圧を得ることができ、特性ばらつきの少ない高
周波検波回路を得ることができる効果がある。
Description
出力電力を検出する高周波検波回路に関するものであ
る。
電力を検出する高周波検波回路がしばしば要求される。
この検波回路には種々の構成のものがあるが、図10は
例えば特告平4−76523号公報に示された従来の高
周波検波回路の構成図であり、1は伝送線路1a,1b
から構成され、所望の周波数で1/4波長の長さを有す
る結合線路、2,3は伝送線路1aの一端及び他端にそ
れぞれ接続された入力端子、出力端子、4,5は伝送線
路1bの一端及び他端にそれぞれ接続された結合端子、
アイソレーション端子、6は一端が結合端子4に接続さ
れるように設けられた整流素子、7は整流素子6の他端
を高周波的に接地するためのバイパスコンデンサ、8は
整流素子6の他端に接続された検波出力端子、9はアイ
ソレーション端子5を終端するための終端抵抗である。
この高周波検波回路は一般に電力増幅器の出力側に配置
され、この場合、結合線路1の入力端子2には電力増幅
器の出力端子、結合線路1の出力端子3にはアンテナ等
が接続され、また、検波出力端子8には抵抗あるいは直
流増幅器等が接続される。検波出力端子8に現われる検
波出力電圧は結合線路1の入力端子2から結合端子4側
へ結合する結合量に依存するため、所望の結合量が得ら
れるように、例えば結合線路1をマイクロストリップ線
路で構成するような場合は伝送線路1a,1bの線路幅
および両伝送線路1a,1bの間隔が選ばれている。通
常、結合量は20〜30dBに選ばれることが多い。な
お、この高周波検波回路では1/4波長の結合線路1を
用いるため、比帯域で約30%の広帯域な検波出力電圧
が得られる。
の出力端子から出力されたマイクロ波信号は結合線路1
の入力端子2に供給され、伝送線路1aを通って出力端
子3に現われ、この出力端子3からアンテナ等へ供給さ
れる。一方、結合端子4へ結合したマイクロ波信号の一
部は整流素子6に供給され、そこで直流成分である検波
出力電圧に変換された後、検波出力端子8を介して直流
増幅器等へ供給される。検波出力端子8に現われる検波
出力電圧は結合線路1の結合端子4に現われるマイクロ
波信号の大きさに依存し、マイクロ波信号が大きいほど
検波出力電圧は高くなる。従って、結合線路1の結合量
を一定とした場合、電力増幅器の出力が大きいほど結合
端子4に現われるマイクロ波信号が大きくなるため、検
波出力端子8に現われる検波出力電圧が高くなる。この
ように、電力増幅器から出力されるマイクロ波信号の大
きさに応じて、検波出力端子8に現われる検波出力電圧
が変化するため、この電圧をモニタすることによって電
力増幅器の出力を知ることが可能となる。
では入力端子2から結合端子4へのマイクロ波信号の結
合量が所望の値となるように結合線路1の定数が決定さ
れている。このため、入力端子2に出力電力の非常に高
い電力増幅器等が接続されるような場合、整流素子6に
過大なマイクロ波信号が入力され、整流素子が破損して
しまう問題点があった。また、整流素子6としてダイオ
ード等が一般に用いられるため、整流素子6に特性ばら
つきがある場合、入力端子2に接続される電力増幅器等
の出力が一定であっても検波出力端子8に現われる検波
出力電圧が異なってしまう問題点もあった。さらに、結
合線路として、長さが1/4波長の伝送線路1a,1b
を用いているためこれらの線路1a,1bをマイクロ波
集積回路で構成するような場合、1GHz帯では約30
mmとなり、高周波検波回路の形状が大きくなり、電力
増幅器等の装置全体がおおきくなってしまう問題点もあ
った。
めになされたもので整流素子へのマイクロ波信号の過大
入力を防ぐとともに、整流素子に特性ばらつきがある場
合でも一定の検波出力電圧が得られ、しかも小形な高周
波検波回路を得ることを目的としている。
波回路の実施例1では結合線路として、長さが1/4波
長の第一,第二および第三の伝送線路を順次所定の間隔
を置いて配列したものを用い、第一の伝送線路の一端を
入力端子、他端を出力端子とし、また、第三の伝送線路
の一端を結合端子、他端をアイソレーション端子とした
ものであり、結合端子にダイオード等の整流素子を接続
するとともに、第二の伝送線路の両端を可変抵抗器で終
端するようにしたものである。
施例2では結合線路として、長さが1/4波長の第一,
第二および第三の伝送線路を順次所定の間隔を置いて配
列したものを用い、第一の伝送線路の一端を入力端子、
他端を出力端子とし、また、第三の伝送線路の一端を整
流素子を接続するための結合端子、他端をアイソレーシ
ョン端子としたものであり、第二の伝送線路の両端を終
端抵抗で終端するとともに、この第二の伝送線路を複数
個に分割し、結合量に応じて分割された第二の伝送線路
を電気的に接続するようにしたものである。
3では結合線路として、第一,第二および第三の伝送線
路を順次所定の間隔を置いて配列したものを用い、第一
の伝送線路の一端を入力端子、他端を出力端子とし、ま
た、第三の伝送線路の一端を結合端子、他端をアイソレ
ーション端子としたものであり、整流素子の一端を結合
端子、他端を検波出力端子に接続するとともに、整流素
子と結合端子間あるいは整流素子と検波出力端子間に可
変抵抗減衰器を設けたものである。
4では一端が入力端子に、他端が出力端子に接続された
伝送線路に、所定の間隔を置いて長さが1/4波長より
短い伝送線路で構成された結合素子を配列し、この結合
素子の一端あるいは中央部に整流素子の一端をまた、整
流素子の他端を検波出力端子に接続したものである。
5では上記、結合素子の周辺に、長さ調整あるいは特性
インピーダンス調整用の金属島を設け、結合量に応じて
結合素子と金属島とを電気的に接続するようにしたもの
である。
例6では上記、結合素子と整流素子との接続部と接地間
に容量性素子を装荷したものである。
の実施例7では、上記、結合素子と整流素子との間、あ
るいは整流素子と検波出力端子との間に可変抵抗減衰器
を設けたものである。
は結合線路を構成する第二の伝送線路の両端を可変抵抗
器で終端しているため、可変抵抗器の抵抗値を変えるこ
とにより、第二の伝送線路の終端条件を変えることがで
き、入力端子から結合端子へのマイクロ波信号の結合量
を可変することができる。
2では結合線路を構成する第二の伝送線路の両端を終端
抵抗で終端するとともに、第二の伝送線路を複数個に分
割し、分割された第二の伝送線路を電気的に接続するこ
とにより、接続する第二の伝送線路に応じて入力端子か
ら結合端子へのマイクロ波信号の結合量を可変すること
ができる。
3では結合線路として、第一,第二、第三の伝送線路を
用い、結合端子と整流素子間あるいは整流素子と検波出
力端子間に可変形抵抗減衰器を設けることにより、整流
素子に入射するマイクロ波信号の大きさ、あるいは検波
出力電圧を可変することができる。
4では伝送線路に所定の間隔を置いて配列し、長さが1
/4波長より短い伝送線路を結合素子として用いたもの
である。
5では伝送線路に所定の間隔を置いて配列した長さが1
/4波長より短い結合素子の周辺に、長さ調整あるいは
特性インピーダンス調整用の金属島を設け、この金属島
と結合素子とを電気的に接続することにより結合量を可
変できるようにしたものである。
例6では結合素子と整流素子との接続部と接地間に容量
性素子を装荷することにより、周波数に対する結合量を
一定にすることができる。
の実施例7では結合素子と整流素子間あるいは整流素子
と検波出力端子間に可変形抵抗減衰器を装荷することに
より、整流素子に入力されるマイクロ波信号あるいは検
波出力電圧を設定することができるとともに、整流素子
への直流バイアス電圧の印加が容易である。
において、10,11,12はそれぞれ、長さが1/4
波長を有する第一,第二および第三の伝送線路、13は
これらの伝送線路10,11,12により構成された結
合線路、14は可変抵抗器である。この高周波検波回路
は結合線路13として、第一,第二、第三の伝送線路1
0,11,12を所定の間隔を置いて順次平行に配列し
たものを用い、第一の伝送線路10の一端には入力端子
2、他端には出力端子3が、また、第三の伝送線路12
の入力端子2側の一端には結合端子4、他端にはアイソ
レーション端子5がそれぞれ接続され、また、第二の伝
送線路11の両端は可変抵抗器14により終端された構
成となっており、結合端子4と検波出力端子8間には整
流素子6が設けられている。この高周波検波回路は結合
線路13、可変抵抗器14および終端抵抗器9を薄膜等
で形成し、また、バイパスコンデンサ7および整流素子
6としてチップ状のものを用いることにより、マイクロ
波集積回路等で容易に実現できる構成のものである。
の可変抵抗器14をマイクロ波集積回路を用いて構成し
た場合の構成例を示す。この図において、15はマイク
ロストリップ線路、16は抵抗体、17は金属細線であ
る。図2(a)は一端が短絡されたマイクロストリップ
線路15に複数個の抵抗体16を直列に装荷し、所望の
抵抗値が得られるように抵抗体16を金属細線17で短
絡する構成のものである。また、図2(b)は一端開放
のマイクロストリップ線路15を複数個に分割し、分割
された複数個のマイクロストリップ線路15にそれぞれ
一端短絡の抵抗体16を並列に接続し、所望の抵抗値が
得られるように分割されたマイクロストリップ線路15
を金属細線17で接続する構成のものである。さらに、
図2(c)は一端開放のマイクロストリップ線路15の
開放端側に一端短絡の複数個の抵抗体16を設け、所望
の抵抗値が得られるように、マイクロストリップ線路1
5と抵抗体16を金属細線17で接続するようにしたも
のである。このように、抵抗体16を金属細線17で短
絡するか、分割されたマイクロストリップ線路15を金
属細線17で接続するか、あるいは複数個の抵抗体16
を選択することにより、可変抵抗器14を実現できる。
なお、図2(a)〜図2(c)においてマイクロストリ
ップ線路15の左端が第二の伝送線路11の一端に接続
される。以上のように、図2(a)〜図2(c)のよう
な可変抵抗器14を用いることにより、図1に示すこの
発明の高周波検波回路では結合線路13を構成する第二
の結合線路11の終端条件を変えることができる。
周波検波回路では結合線路13として、3個の伝送線路
10,11,12により構成したものを用いている。こ
のため、入力端子2から入射したマイクロ波信号はま
ず、第一の伝送線路10から第二の伝送線路11に結合
し、次に、第二の伝送線路11から第三の伝送線路12
に結合して結合端子4から出力される。第一の伝送線路
10から第二の伝送線路11へのマイクロ波信号の結合
量は第二の伝送線路11の終端条件により変化する。従
って、第二の伝送線路11の終端条件を変えることによ
り、入力端子2から結合端子4へのマイクロ波信号の結
合量を変えることができる。入力端子2から結合端子4
への結合量は第二の伝送線路11の両端を終端する可変
抵抗器14の抵抗値が大きくなるに従い、密結合とな
る。
では結合量を変えることのできる結合線路13を用いて
いるため、入力端子2に入射するマイクロ波信号の大き
さが変化しても整流素子6へ入力するマイクロ波信号を
一定にすることが可能となる。このため、入力端子2に
出力電力の非常に高い電力増幅器が接続された場合でも
結合線路13を疎結合に設定することにより、過大入力
による整流素子6の破損を防ぐことができる利点があ
る。また、整流素子6に特性ばらつきが生じた場合で
も、整流素子6に入射するマイクロ波信号の大きさを設
定できるため、検波出力端子8から出力される検波出力
電圧を一定に設定することができる。なお、結合線路1
3を構成する第二の伝送線路11の終端条件を変化させ
ることにより、入力端子2から出力端子3側を見たイン
ピーダンスが多少変化するが、結合量が20〜30dB
程度であれば実用上特に問題がない。
この検波回路では結合線路13として、第一,第二,第
三の伝送線路10,11,12を用い、第二の伝送線路
11の両端を終端抵抗9で終端するとともに第二の伝送
線路11を複数個に分割し、分割された第二の伝送線路
11を金属細線17等で電気的に接続する構成のものを
用いている。この種の結合線路13は第一の伝送線路1
0からの第二の伝送線路11へのマイクロ波信号の結合
量を第二の伝送線路11の長さを変化させることによ
り、変える構成のものであり、分割された第二の伝送線
路11の接続個数を増やすほど結合量を密にすることが
できる。このように、結合量を変える手段として、図1
の実施例では第二の伝送線路11の終端条件を変えるの
に対し、この発明の検波回路では第二の伝送線路11の
長さを変えるようにしたものである。従って、この発明
の高周波検波回路では図1に示すような第二の伝送線路
11を終端するための可変抵抗器14を実現する上で必
要な複数個の抵抗体16が不要となるため、図1の構成
のものに比べ小形で、安価にできる。以上のように、第
二の伝送線路11の長さを変化させることにより、入力
端子2から結合端子4へのマイクロ波信号の結合量を変
えることができるため、この実施例で示す高周波検波回
路においても図1のものと同様の効果がある。
路の構成図である。図において、18は可変抵抗減衰器
である。この高周波検波回路は基本的には図1,図3で
示した構成のものと同じであるが、図4(a)では結合
端子4と整流素子6との間に可変抵抗減衰器18を設け
ている点、図4(b)では整流素子6と検波出力端子8
との間に可変抵抗減衰器18を設けている点が図1,図
3の実施例と異なる。なお、これらの実施例では一定の
結合量を有する結合線路13を用いた場合について示し
ている。
積回路を用いて構成する場合の構成例を示す。図5
(a)はマイクロストリップ線路15に複数個の抵抗体
16を直列に装荷し、マイクロ波の減衰量に応じて抵抗
体16を金属細線17で短絡する構成のものである。ま
た、図5(b)はマイクロストリップ線路15に複数個
の抵抗体16を並列に装荷されるように各抵抗体16の
一端を接続し、減衰量に応じて抵抗体16の他端を金属
細線17で接地する構成のものであり、図5(a)と同
様に簡単に実現できる。さらに、図5(c),図5
(d)は基本的にはそれぞれπ形抵抗減衰器、T形抵抗
減衰器と同じであるが、これらの減衰器を構成する3個
の抵抗をそれぞれ複数個の抵抗体16に分割し、分割さ
れた抵抗体16を金属細線17で接続するようにしたも
のであり、これらの可変抵抗減衰器18は図5(a),
(b)のものに比べやや構造が複雑になるが、減衰量を
変化させても入力インピーダンスを一定に保つことがで
きる。以上のように図5に示すような可変抵抗減衰器1
8を図4(a),(b)に示すように結合端子4と整流
素子6間あるいは整流素子6と検波出力端子8に設ける
ことにより、結合線路13の結合量を変えなくとも整合
素子6へのマイクロ波信号の大きさ、検波出力電圧を設
定できる。このため、図1,図3の実施例で示した結合
量を変えることのできる結合線路13を用いた場合と同
様の効果がある。なお、図1,図3の実施例のように結
合量を変えることのできる結合線路13を用い、かつ、
図4(a),(b)のように結合端子4と整流素子6間
あるいは整流素子6と検波出力端子8間に可変形抵抗減
衰器18を装荷することにより、整流素子6へのマイク
ロ波信号の大きさ、検波出力電圧の微調が可能となる。
1/4波長の第一,第二,第三の伝送線路13を用いる
ため、広帯域化が要求される場合の高周波検波回路とし
て有効である。ところが高周波検波回路としては広帯域
化よりは小形化が要求される場合がある。このような場
合に用いる高周波検波回路の実施例を以下に示す。
の一実施例を示す構成図である。これらの図において、
19は伝送線路、20は長さが1/4波長より短い伝送
線路から構成された結合素子である。図6(a)に示す
高周波検波回路では一端が入力端子2に、他端が出力端
子3に接続された伝送線路19を用い、この伝送線路1
9に所定の間隔を置いて結合素子20を配列した構成の
ものであり、この結合素子20の中央部には整流素子6
が接続されている。また、図6(b)は基本的には図6
(a)に示すものと同じ構成であるが、整流素子6を結
合素子20の一端に接続している点が異なる。これらの
図に示すように、伝送線路19に所定の間隔を置いて結
合素子20を配列することにより、伝送線路19と結合
素子20間で電磁界結合が生じる。従って、等価的には
伝送線路19と結合素子20間にキャパシタが接続され
たものと見なすことができる。このキャパシタの大きさ
は結合素子20の長さ、結合素子20と伝送線路19の
特性インピーダンスおよび伝送線路19と結合素子20
との間隔で決まる。従って、これらの伝送線路19と結
合素子20の長さ、特性インピーダンスおよび間隔を適
当に選ぶことにより、伝送線路19から結合素子20へ
のマイクロ波信号の結合量を設定できる。以上のよう
に、波長に比べ十分短い伝送線路からなる結合素子20
を用いることにより、簡単な構成で、かつ、小形な高周
波検波回路を得ることができる利点がある。
の高周波検波回路の構成図である。この検波回路は図6
(a)に示す結合素子20の周辺に長さ調整あるいは特
性インピーダンス調整用の金属島21を設け、この金属
島21と結合素子20間を金属細線17で接続する構成
のものである。このように金属島21と結合素子20間
を金属細線17で接続することにより、結合素子20の
長さと特性インピーダンスを変えることができ、伝送線
路19から結合素子20へのマイクロ波信号の結合量を
変えることができる。従って、この図で示した高周波検
波回路は小形な構成で、しかも結合量を変えることがで
きるため、図1,図3の実施例で示したような効果があ
る。しかし、実施例4,5で示したような長さが1/4
波長より短い伝送線路からなる結合素子20を用いる高
周波検波回路では実施例4でも述べたように、伝送線路
19と結合素子20間にキャパシタが装荷されているも
のと見なすことができるため、周波数が高くなるほど結
合量が密になる。このため、このような高周波検波回路
では電気性能よりも小形化が要求されるような場合、有
効である。
高周波検波回路の構成図である。この高周波検波回路で
は結合素子20と整流素子6との接続部と接地間に容量
性素子22を設けたものである。この容量性素子22を
装荷することにより、周波数が高くなるに従い、結合素
子20と容量性素子22との接続部のインピーダンスを
低くし、整流素子6へ入力されるマイクロ波信号を抑圧
できる。従って、伝送線路19と結合素子20間では周
波数が高くなるに従い結合量が密になり、整流素子6へ
入力されるマイクロ波信号が増加する方向に働くのに対
して、容量性素子22は抑圧する方向に働くため、入力
端子2から整流素子6へ入力されるマイクロ波信号の大
きさは周波数に対してほぼ一定となる。以上、述べたよ
うに整流素子6と結合素子20との接続部と接地間に容
量性素子22を装荷することにより、簡単な構成で、高
周波検波回路の広帯域化が図れる利点がある。
らに他の実施例を示す構成図である。これらの高周波検
波回路は基本的には図6と同じであるが、図9(a)で
は結合素子20と整流素子6間に可変抵抗減衰器18を
設けている点、図9(b)では整流素子6と検波出力端
子8間に可変抵抗減衰器18を設けている点が異なる。
このように波長に比べ十分短い長さの結合素子20を用
い、かつ、可変抵抗減衰器18を用いることにより、小
形な構成で、図4の実施例3で述べたような利点を有す
る高周波検波回路を得ることができる。特に、図9
(a)の構成において、図5(c),(d)のような可
変抵抗減衰器18を用いることにより、可変抵抗減衰器
18をリターン回路として利用でき、検波出力端子8よ
り整流素子6へ直流バイアスを印加することにより検波
感度を向上できる利点もある。なお、この実施例では図
6の構成の高周波検波回路に可変抵抗減衰器18を用い
た場合について述べたが、図7,図8の高周波検波回路
に用いても良い。
抗器14、可変抵抗減衰器18を構成するマイクロスト
リップ線路15と抵抗体16との接続、分割された第二
の伝送線路11間の接続あるいは結合素子20と金属島
21との接続には金属細線17を用いた場合について示
したが、金属板を用いても良い。また、図4,図9に示
した実施例では可変抵抗減衰器18を結合端子4または
結合素子20と整流素子6間、整流素子6と検波出力端
子8間の一方に設けた場合について示したが、この発明
では両方に設けた場合であっても良い。
第二および第三の伝送線路10,11,12から構成さ
れる結合線路13を用い、第二の伝送線路11の両端を
終端する可変抵抗器14の抵抗値を可変することによ
り、入力端子2から結合端子4へのマイクロ波信号の結
合量を可変できる。従って、結合端子4へ接続される整
流素子6へのマイクロ波信号を調整できるため、例えば
入力端子2へ非常に大きなマイクロ波信号が入射した場
合、結合量を疎結合に設定することにより、過大入力に
よる整流素子6の破損を防ぐことができ、また、整流素
子6に特性ばらつきがあった場合でも一定の検波出力電
圧を得ることができ、特性ばらつきの少ない高周波検波
回路を得ることができる効果がある。
成する3個の伝送線路10,11,12の内、中央部に
配列された第二の伝送線路11を複数個に分割し、この
分割された複数個の第二の伝送線路11を電気的に接続
することにより、結合量を可変できるようにしたもので
ある。このため、比較的簡単な手段で結合量を可変でき
るため、安価で特性ばらつきの少ない高周波検波回路を
得ることができる効果がある。
0,11,12から構成される結合線路13を用い、か
つ、結合端子4と整流素子6間あるいは整流素子6と検
波出力端子8間に可変抵抗減衰器18を設けることによ
り、整流素子6へのマイクロ波信号の調整、検波出力電
圧の調整ができるため、過大入力による整流素子6の破
損を防ぐことができるとともに、特性ばらつきの少ない
高周波検波回路を得ることができる効果がある。
定の間隔を置いて配置した、長さが1/4波長より短い
伝送線路からなる結合素子20を用いることにより、簡
単な構成で非常に小形な高周波検波回路を得ることがで
きる効果がある。
辺に長さ調整用あるいは特性インピーダンス調整用の金
属島21を設け、この金属島21と結合素子20とを電
気的に接続することにより、結合量を可変できるように
したもので、特性ばらつきが小さく、しかも小形な高周
波検波回路を得ることができる効果がある。
整流素子6との接続部と接地間に容量性素子22を設け
ることにより、結合素子20に接続される整流素子6へ
のマイクロ波信号の大きさを周波数に対してほぼ一定に
できるため、小形で広帯域な高周波検波回路を得ること
ができる効果がある。
0と整流素子6間あるいは整流素子6と検波出力素子8
間に可変抵抗減衰器18を設け、特にこの可変抵抗減衰
器18をリターン回路として利用し、検波出力端子8か
ら整流素子6へ直流バイアスを印加することにより、特
性ばらつきが小さく、しかも小形で検波感度の高い高周
波検波回路を得ることができる効果がある。
成図である。
構成図である。
回路の構成図である。
回路の構成図である。
回路の構成図である。
波回路の構成図である。
波検波回路の構成図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 長さが1/4波長の第一,第二および第
三の伝送線路を所定の間隔を置いて順次平行に配置し、
上記、第一の伝送線路の一端および他端にはそれぞれ入
力端子、出力端子を、また、第三の伝送線路の一端およ
び他端にはそれぞれ結合端子、アイソレーション端子を
設け、上記、アイソレーション端子を終端抵抗で終端す
るとともに、上記、結合端子と検波出力端子間に整流素
子を配置し、かつ、上記、第二の伝送線路の両端を可変
抵抗器でそれぞれ終端していることを特徴とする高周波
検波回路。 - 【請求項2】 上記、第二の伝送線路を複数個に分割
し、入力端子から結合端子へのマイクロ波の結合量に応
じて上記、複数個に分割された第二の伝送線路を電気的
に接続したことを特徴とする請求項1記載の高周波検波
回路。 - 【請求項3】 上記、結合端子と整流素子間あるいは整
流素子と検波出力端子間に可変抵抗減衰器を設けたこと
を特徴とする請求項1又は2記載の高周波検波回路。 - 【請求項4】 一端に入力端子、他端に出力端子を設け
た伝送線路に所定の間隔を置いて長さが1/4波長より
短い伝送線路を用いて構成した結合素子を配列し、上
記、結合素子の中央部あるいは一端に、整流素子の一端
を設けるとともに、上記、整流素子の他端には検波出力
端子を接続していることを特徴とする高周波検波回路。 - 【請求項5】 上記、結合素子の周辺に、長さ調整ある
いは特性インピーダンス調整用金属島を設け、結合量に
応じて結合素子と金属島とを電気的に接続したことを特
徴とする請求項4記載の高周波検波回路。 - 【請求項6】 上記、結合素子と整流素子との接続部と
接地間に容量性素子を装荷したことを特徴とする請求項
4又は5記載の高周波検波回路。 - 【請求項7】 上記、結合素子と整流素子間あるいは整
流素子と検波出力端子間に可変形抵抗減衰器を設けたこ
とを特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載の高周波
検波回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05338350A JP3131342B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 高周波検波回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05338350A JP3131342B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 高周波検波回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07202501A true JPH07202501A (ja) | 1995-08-04 |
| JP3131342B2 JP3131342B2 (ja) | 2001-01-31 |
Family
ID=18317327
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05338350A Expired - Lifetime JP3131342B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 高周波検波回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3131342B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2332101A (en) * | 1997-10-17 | 1999-06-09 | Toshiba Kk | Microwave detector |
| JP2012227683A (ja) * | 2011-04-19 | 2012-11-15 | Ntt Docomo Inc | 多層基板回路および多層基板回路のアイソレーション調整方法 |
| JP2018519755A (ja) * | 2015-06-30 | 2018-07-19 | トゥルンプフ ヒュッティンガー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフトTRUMPF Huettinger GmbH + Co. KG | 方向性結合器 |
| CN114980711A (zh) * | 2022-01-10 | 2022-08-30 | 上海航天电子有限公司 | 一种解决耦合检波电路引起固放功率牵引的装置 |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP05338350A patent/JP3131342B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US6046631A (en) * | 1997-10-17 | 2000-04-04 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Detector coupled to transmission line by microstrip line |
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| JP2012227683A (ja) * | 2011-04-19 | 2012-11-15 | Ntt Docomo Inc | 多層基板回路および多層基板回路のアイソレーション調整方法 |
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3131342B2 (ja) | 2001-01-31 |
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