JPH0720263U - フックスパナ - Google Patents
フックスパナInfo
- Publication number
- JPH0720263U JPH0720263U JP5008193U JP5008193U JPH0720263U JP H0720263 U JPH0720263 U JP H0720263U JP 5008193 U JP5008193 U JP 5008193U JP 5008193 U JP5008193 U JP 5008193U JP H0720263 U JPH0720263 U JP H0720263U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hook
- spanner
- spring
- tightening torque
- handle portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Gripping On Spindles (AREA)
- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 被締付物に対する締付けトルクが過剰になら
ないよう適切な締付けトルクで締付けることができるよ
うにすること。 【構成】 フック部11aとフック柄部11bとからな
るフック11と、フック11のフック柄部11bが挿入
されるスパナ本体12とを有し、フック柄部11bがス
パナ本体12に枢支されて、フック11はスパナ本体1
2との略同軸線A上から枢支軸20を中心に下方に揺動
可能となっており、フック柄部11bの後端部に円弧カ
ム面13aを設け、これに対応してスパナ本体12の内
部には、ばね15に付勢されて円弧カム面13aに係合
し、常時はフック11とスパナ本体12とを略同軸線A
上に維持する係合ローラ23を設けている。
ないよう適切な締付けトルクで締付けることができるよ
うにすること。 【構成】 フック部11aとフック柄部11bとからな
るフック11と、フック11のフック柄部11bが挿入
されるスパナ本体12とを有し、フック柄部11bがス
パナ本体12に枢支されて、フック11はスパナ本体1
2との略同軸線A上から枢支軸20を中心に下方に揺動
可能となっており、フック柄部11bの後端部に円弧カ
ム面13aを設け、これに対応してスパナ本体12の内
部には、ばね15に付勢されて円弧カム面13aに係合
し、常時はフック11とスパナ本体12とを略同軸線A
上に維持する係合ローラ23を設けている。
Description
【0001】
本考案は、被締付物に対する締付けトルクが過剰にならないように適切な締付 けトルクで締付けることができるフックスパナに関する。
【0002】
例えば図5に示すような小径小型のコレットチャックでは、チャック本体1の テーパー孔2に嵌挿されたコレット3の貫通孔4に工具5のシャンク部を挿通し た後、チャック本体1の先端雄ねじ部6に螺合する締付けナット7の引っ掛け用 溝7aにスパナ8のフック部8aを係合させ、該スパナ8を回動操作して締付け ナット7を締付けることにより、転動ローラ9及び締付けリング10を介してコ レット3の傾斜端面3aを押圧し、これによって、コレット3を前記テーパー孔 2に圧接させて縮径させ、工具をチャッキングするようになっている。
【0003】 そして、従来のスパナ8によって締付けナット7を締付ける場合に、その締付 けトルクは作業員の勘に頼っていた。
【0004】
上記従来のスパナ8では、締付けトルクの調整を作業員の勘に頼っているため 、その締付けトルクが小さ過ぎて、工具5のチャッキングが不充分になったり、 その逆に、締付けトルクが大き過ぎて、コレット3がテーパー孔2に強固に密着 され、締付けナット7の締付けを緩めてコレット3をテーパー孔2から引き抜く ときに、過大な引き抜き力がコレット3または締付けナット7の薄肉部分に集中 的にかかり、その結果、一般にミニチャックと称される小径小型コレットチャッ クでは、図5に示すように、コレット3や締付けナット7の薄肉部分にひび割れ A,Bが生じることがあった。
【0005】 本考案は、上記従来の問題点に鑑みて、コレットチャック等の被締付物に対し て締付けトルクが過剰にならないよう適切な締付けトルクで締付けることができ るフックスパナを提供することを目的としている。
【0006】
上記目的を達成するための本考案の構成を実施例に対応する図面に基づいて説 明すると、本考案は、フック部11aとその後端からストレートに延びるフック 柄部11bとからなるフック11と、フック11のフック柄部11bが挿入され るスパナ本体12とを有し、フック柄部11bがスパナ本体12に枢支されて、 フック11はスパナ本体12との略同軸線A上から枢支点20を中心に下方に揺 動可能となっており、フック柄部11bの後端部に被係合部13を設け、これに 対応してスパナ本体12の内部には、ばね15に付勢されて前記被係合部13に 係合し、常時はフック11とスパナ本体12とを略同軸線A上に維持する係合部 材14を設けてなる構成を採用するものである。なお、上記略同軸線Aとは、フ ック11とスパナ本体12とが正常時に係合された状態の仮想線上を意味し、製 作上、フック11がスパナ本体12に対して上向きまたは下向きになっていても 、正常な係合状態であれば、両者は同軸線A上に維持されていることになる。
【0007】
上記構成において、例えばコレットチャックに工具を取り付ける場合には、図 5に示すように、チャック本体1のテーパー孔2に嵌挿されたコレット3の貫通 孔4に工具5のシャンク部を挿通した後、図1に示すように、被係合部13と係 合部材14とが互いに係合し、フック11とスパナ本体12とが略同軸線A上に 維持されたフックスパナのフック11の先端部を締付けナット7の引っ掛け用溝 7aに係合させ、スパナ本体12を把持して回動操作するだけでよい。これによ って、締付けナット7が締付けられ、その締付けトルクが設定値に達してばね1 5のばね圧より大きくなると、図4に示すように、ばね15に抗して被係合部1 3と係合部材14との係合状態が解除され、フック11が枢支点20を中心に下 方に一気に揺動し、そのときのショックと解除音とで締付けトルクが設定値に達 したことを検知することができる。従って、この時点で締付けを停止することに より、工具5を適正な締付けトルクで確実にチャッキングすることができる。
【0008】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0009】 図1及び図2は本考案の一実施例であるフックスパナを示すものであって、フ ック部11aとその後端からストレートに延びるフック柄部11bとからなるフ ック11と、フック11のフック柄部11bが挿入されるスパナ本体12とを有 し、スパナ本体12には、フック柄部11bの後端部に設けた被係合部13に係 合する係合部材14と、該係合部材14を被係合部13に向けて付勢するばね1 5と、該ばね15のばね圧を調整するためのばね圧調整部材16とが設けられて いる。
【0010】 スパナ本体12は、図2に示すように、その前部に偏平角筒状のフック支持部 12aが形成され、その後部に円筒状の把持部12bが形成されており、図1に 示すように、上記フック支持部12aの矩形空間18には、前記フック柄部11 bが上下に揺動できるように余裕をもって挿入され、これに対応して係合部材1 4が配設され、把持部12bの円形空間19には、ばね15とばね圧調整部材1 6とが配設されている。
【0011】 フック11は、図1及び図2に示すように、そのフック柄部11bがフック支 持部12aの前端部に枢支軸20を介して枢支されることにより、上下方向に揺 動可能に形成されている。
【0012】 被係合部13は、図3に示すように、フック柄部11bの後端面の中央部に凹 設した円弧カム面13aと、該円弧カム面13aに連続して上記後端面の上部及 び下部に形成した傾斜カム面13b及び垂直カム面13cとから形成されている 。
【0013】 係合部材14は、図3に示すように、矩形空間18の底面に摺動自在に配置さ れた摺動ブロック21と、該摺動ブロック21の傾斜状前面21aに形成した凹 部22内に嵌め込まれると共に、その両端面に突設した軸部23a,23aが傾 斜前面21aに形成した円弧凹状軸受面24に嵌合し、且つ、前記被係合部13 の円弧カム面13aに係合する係合ローラ23と、摺動ブロック21の上面21 bに形成した凹部25内に嵌め込まれると共に、その両端面に突設した軸部26 a,26aが上面21bに形成した円弧凹状軸受面27に嵌合し、且つ、矩形空 間18の天井面に当接する浮き上がり防止ローラ26とから構成されており、係 合ローラ23がフック11の円弧カム面13aに係合することにより、フック1 1とスパナ本体12とが略同軸線A上に維持されている(図1状態)。勿論、こ の正常な両者の係合時にあって、製作上、フック11の軸線とスパナ本体12の 軸線とがその係合点を境に折れるように形成されていても、本考案にいう略同軸 線A上のあるといえる。
【0014】 ばね15は、図1に示すように、摺動ブロック21の後端面に突設され、スパ ナ本体12の矩形空間18と円形空間19とを仕切る仕切壁29を移動自在に貫 通する支持ロッド30の先端小径部30aに嵌合するばね受座31と、ばね圧調 整部材16との間に配置されており、係合ローラ23を円弧カム面13aに圧接 させて、フック11とスパナ本体12とを一体的に係合させるものである。
【0015】 ばね圧調整部材16は、図1に示すように、円形空間19の内周面に形成した 雌ねじ部32に螺合する雄ねじ部33と、該雄ねじ部33とばね15との間に介 装されたばね受座34と、雄ねじ部33の後端部にボルト35及び回り止めピン 36により一体連結され、その外周部37aがスパナ本体12の後端部に遊嵌合 するトルクアジャストリング37とからなり、該トルクアジャストリング37を 正転または逆転させることにより、ばね15のばね圧を強弱自在に調整して、締 付けトルクを所望の値に設定できるようになっている。
【0016】 上記構成において、例えばコレットチャックに工具を取り付ける場合には、図 5に示すように、チャック本体1のテーパー孔2に嵌挿されたコレット3の貫通 孔4に工具5のシャンク部を挿通した後、図1に示すように、円弧カム面13a と係合ローラ23とが互いに係合し、フック11とスパナ本体12とが略同軸線 A上に維持されたフックスパナのフック11の先端部を締付けナット7の引っ掛 け用溝7aに係合させ、スパナ本体12の把持部12bを把持して回動操作する だけでよい。これによって、締付けナット7が締付けられ、その締付けトルクが 設定値に達してばね15のばね圧より大きくなると、図4に示すように、ばね1 5に抗して係合ローラ23が円弧カム面13aから離脱し、その両者の係合状態 が解除され、フック11が枢支軸20を中心に下方に一気に揺動し、そのときの ショックと解除音とで締付けトルクが設定値に達したことを検知することができ る。従って、この時点で締付けを停止することにより、工具5を適正な締付けト ルクで確実にチャッキングすることができる。
【0017】 また、図4に示す状態から、スパナ本体12を把持し、フック11をばね15 に抗して引き上げるだけで、図1に示すように、係合ローラ23が円弧カム面1 3aに再び係合され、フック11とスパナ本体12とを略同軸線A上に維持する 元の状態に戻すことができる。本実施例において、係合ローラ23及び浮き上が り防止ローラ26はいずれも作動時に転動可能に形成されており、作動時の摩耗 の発生を軽減するようになっている。
【0018】
本考案によれば、例えばコレットチャックの締付けナットなどの被締付物にフ ックを係合させ、スパナ本体を把持して回動操作するだけで、上記被締付物を簡 単に締付けることができるものであり、その締付けトルクが設定値に達すると、 フックが下方に一気に揺動して、そのときのショックと解除音とで締付けトルク が設定値に達したことを検知することができるから、その時点で締付けを停止す ることにより、コレットチャックに工具を適正な締付けトルクで確実に取り付け ることができる。また、構造が簡単で小型軽量であるから、極めて操作がし易い 。
【図1】本考案の一実施例であるフックスパナの縦断面
図である。
図である。
【図2】同一部切り欠き平面図である。
【図3】同要部の分解斜視図である。
【図4】同フックスパナの締付け完了状態を示す縦断面
図である。
図である。
【図5】本考案の従来技術とその使用状態を示す。
11 フック 11a フック部 11b フック柄部 12 スパナ本体 13 被係合部 13a 被係合部の円弧カム面 14 係合部材 15 ばね 20 枢支軸(枢支点) 23 係合部材の係合ローラ
Claims (1)
- 【請求項1】 フック部とその後端からストレートに延
びるフック柄部とからなるフックと、フックのフック柄
部が挿入されるスパナ本体とを有し、フック柄部がスパ
ナ本体に枢支されて、フックはスパナ本体との略同軸線
上から枢支点を中心に下方に揺動可能となっており、フ
ック柄部の後端部に被係合部を設け、これに対応してス
パナ本体の内部には、ばねに付勢されて前記被係合部に
係合し、常時はフックとスパナ本体とを略同軸線上に維
持する係合部材を設けてなるフックスパナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5008193U JPH0742614Y2 (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | フックスパナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5008193U JPH0742614Y2 (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | フックスパナ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0720263U true JPH0720263U (ja) | 1995-04-11 |
| JPH0742614Y2 JPH0742614Y2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=12849072
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5008193U Expired - Lifetime JPH0742614Y2 (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | フックスパナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0742614Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113119013A (zh) * | 2019-12-31 | 2021-07-16 | 盛美半导体设备(上海)股份有限公司 | 拆装工具 |
| CN114630692A (zh) * | 2019-08-28 | 2022-06-14 | 亚克安娜医疗有限公司 | 流体递送系统 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7752212B2 (ja) * | 2023-12-28 | 2025-10-09 | 株式会社永木精機 | 締結用回動体 |
-
1993
- 1993-09-14 JP JP5008193U patent/JPH0742614Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114630692A (zh) * | 2019-08-28 | 2022-06-14 | 亚克安娜医疗有限公司 | 流体递送系统 |
| CN113119013A (zh) * | 2019-12-31 | 2021-07-16 | 盛美半导体设备(上海)股份有限公司 | 拆装工具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0742614Y2 (ja) | 1995-10-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960402 |