JPH0720376A - レンズ - Google Patents
レンズInfo
- Publication number
- JPH0720376A JPH0720376A JP18452293A JP18452293A JPH0720376A JP H0720376 A JPH0720376 A JP H0720376A JP 18452293 A JP18452293 A JP 18452293A JP 18452293 A JP18452293 A JP 18452293A JP H0720376 A JPH0720376 A JP H0720376A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- plastic
- glass
- focal length
- optical system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Lenses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】耐熱、耐湿性能の優れたレンズを提供する。
【構成】光束出射側に配されたプラスチックレンズ(第
1レンズ1)と光源側に配されたガラスレンズ(第2レ
ンズ2)からなるレンズであって、ガラスレンズの焦点
距離をfg 、プラスチックレンズとガラスレンズとから
なる全光学系の焦点距離をfとするとき、0.9≦f/
fg ≦1.1を満足する。
1レンズ1)と光源側に配されたガラスレンズ(第2レ
ンズ2)からなるレンズであって、ガラスレンズの焦点
距離をfg 、プラスチックレンズとガラスレンズとから
なる全光学系の焦点距離をfとするとき、0.9≦f/
fg ≦1.1を満足する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光源からの発散光を平
行光に変換するコリメーターレンズに適したレンズに関
する。具体的には、光ディスク用の光学系等に用いられ
る、半導体レーザー等からの発散光を平行光に変換する
コリメーターレンズに適したレンズに関する。
行光に変換するコリメーターレンズに適したレンズに関
する。具体的には、光ディスク用の光学系等に用いられ
る、半導体レーザー等からの発散光を平行光に変換する
コリメーターレンズに適したレンズに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CDプレイヤー用のピックアップ
装置に用いる光学系には、光源からの光束を1枚のレン
ズで結像させるいわゆる有限仕様の光学系が多く用いら
れているが、より高開口数を要求されるレーザーディス
ク用の光学系等では、光源からの光束を一旦コリメータ
ーレンズで平行光に変換し、対物レンズで結像させる無
限仕様光学系が用いられている。
装置に用いる光学系には、光源からの光束を1枚のレン
ズで結像させるいわゆる有限仕様の光学系が多く用いら
れているが、より高開口数を要求されるレーザーディス
ク用の光学系等では、光源からの光束を一旦コリメータ
ーレンズで平行光に変換し、対物レンズで結像させる無
限仕様光学系が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】無限仕様光学系におけ
るコリメーターレンズをプラスチック製にすると、温度
変化に起因する屈折率の変化によって、焦点距離、バッ
クフォーカス距離が大きく変動し、光源の位置がレンズ
の焦点位置から逸脱することになって、レンズからの出
射光が平行でなくなり、光学性能が劣化するいう問題が
あった。
るコリメーターレンズをプラスチック製にすると、温度
変化に起因する屈折率の変化によって、焦点距離、バッ
クフォーカス距離が大きく変動し、光源の位置がレンズ
の焦点位置から逸脱することになって、レンズからの出
射光が平行でなくなり、光学性能が劣化するいう問題が
あった。
【0004】本発明は、このような状況の下になされた
ものであり、その目的はプラスチックの屈折率の変化に
対する焦点距離、バックフォーカス距離の変更の少ない
レンズを提供することである。
ものであり、その目的はプラスチックの屈折率の変化に
対する焦点距離、バックフォーカス距離の変更の少ない
レンズを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明のレンズは、ほとんど屈折力を有しないプラスチック
レンズと、全光学系の焦点距離にほぼ等しい焦点距離を
有するガラスレンズとを構成することによりなされる。
明のレンズは、ほとんど屈折力を有しないプラスチック
レンズと、全光学系の焦点距離にほぼ等しい焦点距離を
有するガラスレンズとを構成することによりなされる。
【0006】本発明は前述の課題を解決すべくなされた
ものであり、光束出射側に配されたプラスチックレンズ
と光源側に配されたガラスレンズからなるレンズであっ
て、ガラスレンズの焦点距離をfg 、プラスチックレン
ズとガラスレンズとからなる全光学系の焦点距離をfと
するとき、 0.9≦f/fg ≦1.1 を満足することを特徴とするレンズを提供する。
ものであり、光束出射側に配されたプラスチックレンズ
と光源側に配されたガラスレンズからなるレンズであっ
て、ガラスレンズの焦点距離をfg 、プラスチックレン
ズとガラスレンズとからなる全光学系の焦点距離をfと
するとき、 0.9≦f/fg ≦1.1 を満足することを特徴とするレンズを提供する。
【0007】また、プラスチックレンズがメニスカスで
あることを特徴とする上記レンズを提供する。
あることを特徴とする上記レンズを提供する。
【0008】また、プラスチックレンズの少なくとも一
方の面形状が、非球面形状であることを特徴とする上記
レンズを提供する。
方の面形状が、非球面形状であることを特徴とする上記
レンズを提供する。
【0009】また、プラスチックレンズの少なくとも一
方の面形状が、数2で表せる非球面形状であることを特
徴とする上記レンズを提供する。
方の面形状が、数2で表せる非球面形状であることを特
徴とする上記レンズを提供する。
【0010】
【数2】
【0011】また、ガラスレンズの少なくとも片面が球
面であることを特徴とする上記レンズを提供する。
面であることを特徴とする上記レンズを提供する。
【0012】また、プラスチックレンズが、プラスチッ
クレンズと一体成形された円筒状の枠を有し、ガラスレ
ンズが枠に取着されたことを特徴とする上記レンズを提
供する。
クレンズと一体成形された円筒状の枠を有し、ガラスレ
ンズが枠に取着されたことを特徴とする上記レンズを提
供する。
【0013】
【作用】ガラスレンズの焦点距離を全光学の焦点距離と
ほぼ等しくすれば、プラスチックレンズの屈折力がほと
んどゼロでよい。具体的には全光学系の焦点距離をf、
ガラスレンズの焦点距離をfg とするとき、0.9≦f
/fg ≦1.1を満足するようにすることで、プラスチ
ックの屈折力(焦点距離の逆数)を小さくできる。屈折
力が小さければ、屈折率の変化に対する屈折力の変化が
極めて少ない。温度変化による屈折率の変化はガラスの
方がプラスチックに較べて2桁程度小さいので、プラス
チックの温度による屈折率変化に対してガラスの温度に
よる屈折率変化は無視でき、プラスチックレンズの屈折
力をほとんどゼロにすることで、全光学系の焦点距離の
変化を非常に低く抑えることができる。
ほぼ等しくすれば、プラスチックレンズの屈折力がほと
んどゼロでよい。具体的には全光学系の焦点距離をf、
ガラスレンズの焦点距離をfg とするとき、0.9≦f
/fg ≦1.1を満足するようにすることで、プラスチ
ックの屈折力(焦点距離の逆数)を小さくできる。屈折
力が小さければ、屈折率の変化に対する屈折力の変化が
極めて少ない。温度変化による屈折率の変化はガラスの
方がプラスチックに較べて2桁程度小さいので、プラス
チックの温度による屈折率変化に対してガラスの温度に
よる屈折率変化は無視でき、プラスチックレンズの屈折
力をほとんどゼロにすることで、全光学系の焦点距離の
変化を非常に低く抑えることができる。
【0014】また収差補正について述べると、ガラスレ
ンズは非球面化が製造上困難であるが、プラスチックレ
ンズは、射出成形により容易に非球面化できることに鑑
み、ガラスレンズは全光学系の焦点距離の決定のみの役
割を果たす球面レンズとし、ガラスレンズで生ずる収差
はプラスチックレンズの両面を非球面化することで補償
することとした。この場合プラスチックレンズの形状を
一方が凸面で他方が凹面であるメニスカス形状にするこ
とで、高次非球面係数を用いることなく良好に全光学系
を収差補正できる。
ンズは非球面化が製造上困難であるが、プラスチックレ
ンズは、射出成形により容易に非球面化できることに鑑
み、ガラスレンズは全光学系の焦点距離の決定のみの役
割を果たす球面レンズとし、ガラスレンズで生ずる収差
はプラスチックレンズの両面を非球面化することで補償
することとした。この場合プラスチックレンズの形状を
一方が凸面で他方が凹面であるメニスカス形状にするこ
とで、高次非球面係数を用いることなく良好に全光学系
を収差補正できる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面と表により詳細
に説明する。図1は実施例1等のレンズの側面図で、1
は第1レンズ、2は第2レンズ、d1 は第1レンズ1の
中心厚、d2 は第2レンズ2の中心厚である。第1レン
ズ1は平行光射出側に位置させる。第2レンズ2は光源
からの発散光束入射側に位置させる。
に説明する。図1は実施例1等のレンズの側面図で、1
は第1レンズ、2は第2レンズ、d1 は第1レンズ1の
中心厚、d2 は第2レンズ2の中心厚である。第1レン
ズ1は平行光射出側に位置させる。第2レンズ2は光源
からの発散光束入射側に位置させる。
【0016】3は第1レンズ1と一体成形された円筒状
の枠で、ガラスレンズの保持に用いる。円筒状の枠は、
第1レンズ1とかならずしも一体成形なされなくともよ
く、第1レンズ1と別個に設けられてもよい。
の枠で、ガラスレンズの保持に用いる。円筒状の枠は、
第1レンズ1とかならずしも一体成形なされなくともよ
く、第1レンズ1と別個に設けられてもよい。
【0017】表1に実施例1、2の諸数値を示す。表1
において、fは全光学系の焦点距離、fb は全光学系の
バックフォーカス距離、f1 は第1レンズ1の焦点距
離、f2 は第2レンズ2の焦点距離、NAは開口数、d
1 は第1レンズ1の中心厚、d2 は第2レンズ2の中心
厚、sは第1レンズ1と第2レンズ2の間隔、n1 は第
1レンズ1の屈折率、n2 は第2レンズ2の屈折率であ
る。
において、fは全光学系の焦点距離、fb は全光学系の
バックフォーカス距離、f1 は第1レンズ1の焦点距
離、f2 は第2レンズ2の焦点距離、NAは開口数、d
1 は第1レンズ1の中心厚、d2 は第2レンズ2の中心
厚、sは第1レンズ1と第2レンズ2の間隔、n1 は第
1レンズ1の屈折率、n2 は第2レンズ2の屈折率であ
る。
【0018】レンズの形状は前記数2で表すこととし、
各係数を表1に示した。レンズ面は平行光出射側に位置
する面から順に1、2、3、4面とした。例えばr1 は
1面についてのものである。
各係数を表1に示した。レンズ面は平行光出射側に位置
する面から順に1、2、3、4面とした。例えばr1 は
1面についてのものである。
【0019】なお、第1レンズ1と第2レンズ2との間
隔については、実施例1、2では密着させた場合に最も
波面収差が良くなるように設計したが、本発明において
は数mm〜十数mm離して最も波面収差が良くなるよう
に設計することもできる。
隔については、実施例1、2では密着させた場合に最も
波面収差が良くなるように設計したが、本発明において
は数mm〜十数mm離して最も波面収差が良くなるよう
に設計することもできる。
【0020】
【表1】
【0021】実施例1、2のレンズの波面収差を、図
2、図3に示す。各図の横軸は画角、縦軸は波面収差R
MS値で、波長λ=780nmとし単位は波長である。
また実施例1、2のプラスチックレンズの屈折率変化に
対する全光学系の焦点距離f、及びバックフォーカス距
離fb の変化を表2に示す。
2、図3に示す。各図の横軸は画角、縦軸は波面収差R
MS値で、波長λ=780nmとし単位は波長である。
また実施例1、2のプラスチックレンズの屈折率変化に
対する全光学系の焦点距離f、及びバックフォーカス距
離fb の変化を表2に示す。
【0022】
【表2】
【0023】
【発明の効果】図2、図3に示すように、画角1度まで
の画角に対して、波面収差RMS値が高々0.01λ以
下の収差が非常に良好であり、かつ表2に示すように、
プラスチックレンズの屈折率変化に対する焦点距離及び
バックフォーカス距離の変化の少ないレンズが得られ
た。したがって、温度変化に対する焦点距離の変動が少
なく耐熱性能を要求される用途等での使用が可能となっ
た。また湿度変化に対しても吸湿により屈折率に変化が
あるが、この屈折率変化に対する焦点距離変化も少なく
耐湿特性も有する。
の画角に対して、波面収差RMS値が高々0.01λ以
下の収差が非常に良好であり、かつ表2に示すように、
プラスチックレンズの屈折率変化に対する焦点距離及び
バックフォーカス距離の変化の少ないレンズが得られ
た。したがって、温度変化に対する焦点距離の変動が少
なく耐熱性能を要求される用途等での使用が可能となっ
た。また湿度変化に対しても吸湿により屈折率に変化が
あるが、この屈折率変化に対する焦点距離変化も少なく
耐湿特性も有する。
【0024】ガラスの球面レンズ1枚と、プラスチック
の非球面レンズ1枚の組み合せであり、ガラスレンズは
プレス成形または研磨のどちらでも製造可能であり、プ
ラスチックレンズは射出成形により成形可能であり、ガ
ラスレンズを複数枚組み合せたレンズに比較して安価、
軽量である。
の非球面レンズ1枚の組み合せであり、ガラスレンズは
プレス成形または研磨のどちらでも製造可能であり、プ
ラスチックレンズは射出成形により成形可能であり、ガ
ラスレンズを複数枚組み合せたレンズに比較して安価、
軽量である。
【0025】また実施例に挙げたように、プラスチック
レンズは4次以上の高次非球面を用いていないため、加
工性に優れる形状である。またプラスチックレンズは、
有効径外に円筒状の保持枠と一体成形ができるため、ガ
ラスレンズをこの円筒状の枠で支持・取着することが可
能であり、この枠を用いてプラスチックレンズとガラス
レンズの偏心を容易に除去できる構造に成すことができ
る。更に光源側にプラスチックレンズが配されていない
ため、光源の熱でプラスチックレンズが経時変化しにく
いという効果も認められる。
レンズは4次以上の高次非球面を用いていないため、加
工性に優れる形状である。またプラスチックレンズは、
有効径外に円筒状の保持枠と一体成形ができるため、ガ
ラスレンズをこの円筒状の枠で支持・取着することが可
能であり、この枠を用いてプラスチックレンズとガラス
レンズの偏心を容易に除去できる構造に成すことができ
る。更に光源側にプラスチックレンズが配されていない
ため、光源の熱でプラスチックレンズが経時変化しにく
いという効果も認められる。
【図1】本発明のレンズの使用状態を示す側面図
【図2】実施例1の波面収差特性図
【図3】実施例2の波面収差特性図
1:第1レンズ 2:第2レンズ 3:枠
Claims (6)
- 【請求項1】光束出射側に配されたプラスチックレンズ
と光源側に配されたガラスレンズからなるレンズであっ
て、ガラスレンズの焦点距離をfg 、プラスチックレン
ズとガラスレンズとからなる全光学系の焦点距離をfと
するとき、 0.9≦f/fg ≦1.1 を満足することを特徴とするレンズ。 - 【請求項2】プラスチックレンズがメニスカスであるこ
とを特徴とする請求項1記載のレンズ。 - 【請求項3】プラスチックレンズの少なくとも一方の面
形状が、非球面形状であることを特徴とする請求項1又
は2記載のレンズ。 - 【請求項4】プラスチックレンズの少なくとも一方の面
形状が、数1で表せる非球面形状であることを特徴とす
る請求項1、2又は3記載のレンズ。 【数1】 - 【請求項5】ガラスレンズの少なくとも片面両面が球面
であることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の
レンズ。 - 【請求項6】プラスチックレンズが、プラスチックレン
ズと一体成形された円筒状の枠を有し、ガラスレンズが
枠に取着されたことを特徴とする請求項1、2、3、4
又は5記載のレンズ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18452293A JPH0720376A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | レンズ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18452293A JPH0720376A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | レンズ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0720376A true JPH0720376A (ja) | 1995-01-24 |
Family
ID=16154679
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18452293A Pending JPH0720376A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | レンズ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0720376A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08334689A (ja) * | 1995-06-07 | 1996-12-17 | Samsung Electron Co Ltd | 光ピックアップ用2位置結像対物レンズ |
| JP2011133606A (ja) * | 2009-12-24 | 2011-07-07 | Seiko Epson Corp | コリメーターレンズユニット、照明装置及びプロジェクター |
-
1993
- 1993-06-29 JP JP18452293A patent/JPH0720376A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08334689A (ja) * | 1995-06-07 | 1996-12-17 | Samsung Electron Co Ltd | 光ピックアップ用2位置結像対物レンズ |
| JP2011133606A (ja) * | 2009-12-24 | 2011-07-07 | Seiko Epson Corp | コリメーターレンズユニット、照明装置及びプロジェクター |
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