JPH07204363A - カッターナイフ - Google Patents

カッターナイフ

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JPH07204363A
JPH07204363A JP542994A JP542994A JPH07204363A JP H07204363 A JPH07204363 A JP H07204363A JP 542994 A JP542994 A JP 542994A JP 542994 A JP542994 A JP 542994A JP H07204363 A JPH07204363 A JP H07204363A
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JP
Japan
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lock
lock piece
slide
piece
spring piece
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JP542994A
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English (en)
Inventor
Seiji Kanematsu
誠司 兼松
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KANEMATSU KOGYO KK
Original Assignee
KANEMATSU KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機構的に簡略化され、かつしっかりとロック
できるロック機構を有するカッターナイフを提供する。 【構成】 カッターナイフのバネ片17を凹凸係合部5
に対して係合状態でロックさせ、またそのロックを解除
させるロック片21を同バネ片17の側方に独立に配設
し、同ロック片21上部にはスライド係合部25を形成
するとともに、同ロック片21の上方には一定範囲を往
復移動可能としたスペーサ26を配設し、同スペーサ2
6の裏面には前記ロック片21のスライド係合部25と
係合して同スペーサ26の移動に伴って同ロック片21
をロック位置とロック解除位置の間を移動させるロック
片固定部32とロック片解除部33を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、替刃をホルダー内にス
ライド可能に収容し、適宜刃先を送り出して切断作業を
するカッターナイフに関するものである。
【0002】
【従来の技術】カッターナイフには、替刃を所定の進出
位置で保持するため、替刃のホルダーに替刃のスライド
方向に沿って連続した凹凸係合部を形成し、替刃を支持
するスライド本体にはこの凹凸係合部と係合するバネ片
をスライド本体に装着するようになっている。そして、
スライド本体を指で操作して替刃をスライドさせると、
バネ片の係合頭部はその弾性力により凹凸係合部の凸部
を乗り越えていき、所定の凹部と係合して替刃を保持す
るようになっている。
【0003】ところが、このような替刃保持手段では替
刃を所定の進出位置で保持して切断作業をする際に、替
刃先端に必要以上の押圧力がかかると、バネ片はその押
圧力に対して抗し得ず、撓んでしまいバネ片の係合頭部
は進出時とは逆方向に凹凸係合部の凸部を乗り越えて、
替刃が押し戻されてしまうという不具合が生じてしま
う。そのため、バネ片が撓まないようにロックする必要
があった。この様なロック機構を備えたカッターナイフ
として、例えば従来では実願平3−224875号の図
1乃至図8に示すようなものが挙げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この実
願平3−224875号のカッターナイフのロック機構
では、同明細書の図8に示すように内部に復帰バネ10
を配設する等、機構的に複雑化するため、必ずしも組立
てが容易ではなかった。また、同じく図8及び第4頁第
7行〜9行にあるように、係止バネ2を係止部21のみ
によりロック部9で衝止しているため強い押圧がかかる
とロック状態であっても係止バネ2自体がが撓んでロッ
ク解除状態となってしまう場合もあり得た。
【0005】本発明の目的は、機構的に簡略化され、か
つしっかりとロックできるロック機構を有するカッター
ナイフを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、替刃をスライド可能にホルダ
ー内に収容し、同替刃の基端部には替刃を支持するスラ
イド本体を装着するとともに、同ホルダーには替刃のス
ライド方向に沿って連続した凹凸係合部を形成し、同凹
凸係合部と係合して替刃を所定の進出位置で保持するバ
ネ片を前記スライド本体に装着するようにしたカッター
ナイフにおいて、同バネ片を凹凸係合部に対して係合状
態でロックさせ、またそのロックを解除させるロック部
材を同バネ片の側方に独立に配設し、同ロック部材上部
には係合部を形成するとともに、同ロック部材の上方に
は一定範囲を往復移動可能としたスライド部材を配設
し、同スライド部材の裏面には前記ロック部材の係合部
と係合して同スライド部材の移動に伴って同ロック部材
をロック位置とロック解除位置の間を移動させる移動手
段を形成するように構成した。
【0007】また、請求項2の発明では、請求項1のカ
ッターナイフであって、前記ロック部材の係合部には前
記スライド部材のスライド方向に対して斜状に形成した
2つの面を形成する一方、同スライド部材の移動手段に
は同2つの面に対応する他の2つの面を形成する構成と
した。また、請求項3の発明では、請求項1または2の
カッターナイフであって、前記ロック部材のバネ片との
当接面を、前記バネ片の背面側形状に対応する形状に形
成するように構成した。また、請求項4の発明では、請
求項1乃至3のカッターナイフであって、前記スライド
部材には弾性を有するアーム部と同アーム部先端に突設
した係止突片が形成され、スライド本体に形成された係
止凹部と係合して自らをスライド本体に対して固定する
一方、ロック部材を移動不能に保持する構成とした。
【0008】
【作用】上記の構成によれば、請求項1の発明では、単
独で構成したロック部材を移動手段により移動させてバ
ネ片を凹凸係合部に対して係合状態でロックするように
し、またそのロックを解除するようにしてロック機構を
作動させるようにする。請求項2の発明では、スライド
部材のスライド方向に対して斜状に形成された面を形成
することによりロック部材はスライド方向とはずれた方
向に移動可能となり、そのずれた方向にあるバネ片を凹
凸係合部に対して係合状態でロックさせ、またそのロッ
クを解除させるようになる。
【0009】請求項3の発明では、ロック部材とバネ片
との当接面が前記バネ片の背面形状と隙間なく合致して
ロックするためバネ片が撓むことがない。請求項4の発
明では、スライド部材を操作することによりアーム部が
撓み、スライド本体の係止凹部に対して係止突片は係止
状態と非係止状態とされる。。そして、係止状態におい
て自らスライド本体に対して固定され、同時にスライド
部材の固定に伴いロック部材も移動不能に保持される。
【0010】
【実施例】以下、本発明のカッターナイフの一実施例を
図1〜図6に基づいて説明する。尚、以下前方と言う場
合には図1において替刃1の進出方向である左側を言
い、後方と言う場合は右側を言う。
【0011】図1に示すように、一定間隔に折れ目が刻
設された替刃1はホルダー2内にスライド可能に収容さ
れており、ホルダー2先端より出没するようになってい
る。ホルダー2はチャンネル状に形成された長尺状のケ
ースであって、上部長手方向に開口された開口部に沿っ
てホルダー縁部3が形成されている。ホルダー2先端寄
りであって、ホルダー縁部3は上下方向に押しつぶされ
て替刃1の厚みよりもわずかに大きな出没口2aが形成
されており、替刃1の前方を上下方向から保持してホル
ダー2先端における替刃1のぐらつきを防止するように
なっている。ホルダー2の基端にはクリップ付のキャッ
プ4が装着されている。図1において下側のホルダー縁
部3には凹凸係合部5が形成されている。凹凸係合部5
は前記替刃1の折れ目と同ピッチで連続的に凹凸が形成
されている。
【0012】替刃1の基端部にはスライド本体6が装着
されている。スライド本体6は基板7と基板7上に形成
されたロック片収容部8とより構成されている。スライ
ド本体6先端にはピン6aが形成されており、替刃1基
端寄りに穿設された係止孔1aに挿入されている。スラ
イド本体6は替刃1と共にホルダー2内にスライド可能
に収容されている。基板7上であって、中央部及び後方
寄りの4か所には前記ホルダー2のホルダー縁部3と当
接する安定用リブ9が形成されており、スライド本体6
がホルダー2をスライドする際の安定を図るようになっ
ている。
【0013】ロック片収容部8は長壁部10a及び短壁
部10bとにより構成された平面ほぼ長四角形状の壁部
10により包囲されている。同長壁部10aの上端であ
って、短壁部10b寄りの4か所には係止爪11が外方
に向けて形成されている。図2において下方側の長壁部
10であって、その長手方向中央には上下全域に渡る切
欠部12が形成されている。切欠部12の形成位置であ
って、基板7上には切欠部12と交差するように長楕円
形状のスライド凹部13が形成されている。長壁部10
aの上部であって、切欠部12の前方方向には一定間隔
をおいて第1及び第2のV字切欠14,15が形成され
ている。長壁部10aの上端内側には上端に対して段違
いに長壁部10aに沿ったスライド溝16が形成されて
いる。
【0014】前記切欠部12位置にはホルダー2に対し
てスライド本体6の位置決めをするためのバネ片17が
装着されている。バネ片17はアーチ状の押圧突起18
と、同押圧突起18の両側に形成された平面状の一対の
肩部19と、同両肩部19から伸びる一対の脚部20と
より構成されている。バネ片17の両肩部19は長壁部
10aの内面であって、切欠部12縁部に当接させられ
ており、押圧突起18は切欠部12よりロック片収容部
8の側方へ突出させられている。そして押圧突起18は
前記ホルダー縁部3の凹凸係合部5と係合するようにな
っている。
【0015】前記スライド凹部13内にはロック片21
が配置されている。ロック片21の側方には前記バネ片
17の押圧突起18裏面の凹形状に対応した山型の押圧
突起22が形成されている。同押圧突起22の両側には
前記バネ片17の一対の肩部19の裏面に対応する平面
部23が形成されている。ロック片21に形成された押
圧突起22及び平面部23はそれぞれバネ片17の押圧
突起18及び一対の肩部19の裏面形状に対して隙間な
く合致するようになっている。ロック片21はバネ片1
7をロック片収容部8側より外方へ押圧してバネ片17
自身が弾性で撓むのを阻止するようになっている。その
結果、バネ片17は前記ホルダー縁部3の凹凸係合部5
に係合された状態でロックされることとなる。
【0016】ロック片21の下面にはスライドリブ21
aが突設されており、ロック片21が前記スライド凹部
13内をスライドして移動する際の案内をするようにな
っている。ロック片21の上面には段差部24が形成さ
れ、同段差部24の前方にはスライド係合部25が形成
されている。スライド係合部25にはスライド本体6の
スライド方向に対して45度の傾斜を持つ前後一対の斜
面25aが前後に形成されている。
【0017】前記ロック片収容部8の上方には、スライ
ド部材たるスペーサ26が装着されている。スペーサ2
6はロック片固定板27と、同ロック片固定板27後端
の滑り止め28の形成された把手29とより構成されて
いる。ロック片固定板27は前記ロック片収容部8の長
壁部10aに形成されたスライド溝16上に載置されて
前後にスライドするようになっている。ロック片固定板
27は矩形板状体であって、前方に弾性を有するアーム
部30が形成されている。アーム部30先端には前記第
1及び第2のV字切欠14,15と係止状態とされる係
止突片31が形成されている。同係止突片31が第1又
は第2のV字切欠14,15のいずれかに係止されると
スペーサ26は前記ロック片収容部8に対して固定され
るため、本カッターナイフを傾けてもスペーサ26が自
重でスライドしてしまうことはない。
【0018】ロック片固定板27の裏面にはロック片固
定部32及びロック片解除部33とが前後に並んで形成
されている。ロック片固定部32の後端には前記スライ
ド係合部25の前側の斜面25aと平行な当接面32a
が形成されており、同当接面32aと斜面25aとは接
触可能とされている。一方、ロック片解除部33の前端
には前記スライド係合部25の後側の斜面25aと平行
な当接面33aが形成されており、同当接面33aと斜
面25aとは接触可能となっている。
【0019】即ち、図4に示すようにスペーサ26が最
も前方にあって、アーム部30の係止突片31が第1の
V字切欠14と係止状態にある場合には、スライド係合
部25はロック片固定部32とロック片解除部33との
間にそれぞれ前後の斜面25aは接触状態となる。そし
て、図5に示すようにアーム部30の係止突片31が第
1のV字切欠14と第2のV字切欠15との間に位置す
る場合には、ロック片21がバネ片17に当接してロッ
ク状態となり、スライド係合部25は丁度ロック片固定
部32とロック片解除部33とはずれた位置に移動す
る。この状態において、図6に示すようにロック片21
の側方(図6において上方)にはロック片21がバネ片
17方向に移動した分だけ隙間ができるため、この隙間
からロック片固定部32の後方への通過が可能となる。
【0020】ロック片固定板27の裏面であって、ロッ
ク片解除部33の後方にはスペーサ26の抜け落ち防止
用のストッパ34が突設されている。前記スペーサ26
の上方には天板35が装着されている。天板35は指掛
け部36と取付けリブ37とにより構成されており、全
体として断面チャンネル状の板体に形成されている。指
掛け部36はカッターナイフの使用時に指を掛けて替刃
1及びスライド本体6をホルダー2内でスライドさせる
ようになっている。指掛け部36表面には滑り止めの凹
凸部38が形成されている。指掛け部36裏面には前記
切欠部12に対応するとともに、同切欠部12に装着さ
れたバネ片18を上方より押さえる位置決め片39が形
成されている。前記取付けリブ37は断面L字状に形成
され、指掛け部36の長手方向両縁部に立設されてい
る。取付けリブ37は前記ロック片収容部8の長壁部1
0a上端に形成された係止爪11に係止されており、天
板35はロック片収容部8に対して固定されている。
【0021】次にこのように構成された本実施例のカッ
ターナイフについてその作用を説明する。図1、図2及
び図4は非ロック状態にあるカッターナイフであって、
天板35を操作することにより替刃1の進出又は後退が
可能な状態である。この状態からスペーサ26の把手2
9を把持して後方へ引くようにする。すると、ロック片
固定板27のアーム部30の係止突片31がアーム部3
0を撓ませてロック片収容部8の第1のV字切欠14か
ら外れ、係止突片31と第1のV字切欠14とは非係合
状態となる。そして、スペーサ26の後退に伴って、同
ロック片固定部32の当接面32aがスライド係合部2
5の前部側の斜面25aと接触するようになる。
【0022】すると、ロック片21はロック片固定部3
2に押動されて両面32a,25aの傾斜の作用によ
り、スライド本体6のスライド方向に対して直交方向で
あって、バネ片17方向に移動していく。図5に示すよ
うに、ロック固定板27のアーム部30の係止突片31
が丁度第1のV字切欠14と第2のV字切欠15の中間
位置にくるとロック片21の押圧突起22及び平面部2
3はそれぞれバネ片18の当接部19及び一対の肩部2
0の裏面形状に隙間なく合致してロック状態となる。従
って、天板35を操作しても替刃1を進退させることは
できなくなる。勿論、替刃1先端に押圧力がかかって
も、替刃が押し戻されてしまうことはない。
【0023】図5の状態から更に把手29を把持して後
方へ引くと、アーム部30の係止突片31はロック片収
容部8の第2のV字切欠15に係止状態となる。する
と、スペーサ26の把手29もその位置で固定され、本
カッターナイフを傾けてもロック片収容部8のスライド
溝16上をスライドして移動してしまうことはない。従
って、ロック片21のロック状態が解除されることもな
くなる。
【0024】次いで再び、スペーサ26の把手29を把
持して前方へ押動する。すると、ロック片固定板27の
アーム部30の係止突片31がアーム部30を撓ませな
がらロック片収容部8の第2のV字切欠15から外れ、
スペーサ26は再び非固定状態となる。更に把手29を
把持して前方へ押動すると再びロック片解除部33が前
進し、同ロック片解除部33の当接面33aがスライド
係合部25の後部側の斜面25aと接触するようにな
る。すると、ロック片21はロック片解除部33に押動
されて両面33a,25aの傾斜の作用により、スライ
ド本体6のスライド方向に対して直交方向であって、バ
ネ片17から離間する方向に移動していきロックは解除
される。そして、アーム部30の係止突片31が再び第
1のV字切欠14と係止して図4の状態にもどる。
【0025】図4の状態ではロック片固定板27のアー
ム部30の係止突片31は再び第1のV字切欠14と係
合しスペーサ26はロック解除状態で固定されることと
なる。
【0026】以上本実施例のように構成することで、次
のような効果が奏される。 (1)基本的効果としてスペーサ26の把手29を後方
へ引くことにより、ロック片21をバネ片17に対して
簡単にロックすることができる。ロック状態にあって
は、把手29がロック片収容部8後端より後方側へ突出
し、逆に非ロック状態では把手29は図1に示すように
ロック片収容部8後端に接触状態となる。従って、一見
してロック状態であることが視認できるため非ロック状
態で替刃1先端に大きな負荷をかけるようなことがなく
なる。
【0027】(2)ロック片21はロック片収容部8の
スライド凹部13に配置するだけでよいため組立て作業
が簡単となる。また、もしロック片21がロック片収容
部8やスペーサ26と一体的に形成された場合では、ロ
ック状態と非ロック状態の繰り返しによる応力の集中に
より連結部においてロック片21が劣化して折れてしま
う場合もある。しかし、本実施例ではロック片21はロ
ック片収容部8やスペーサ26とは別体で単独に構成さ
れているため、そのような不具合の生じることはない。
【0028】(3)ロック片21は押圧突起22及び平
面部23によりバネ片17の当接部19及び一対の肩部
20の裏面形状に対して隙間なく合致してロックする。
従って、替刃1先端にホルダー2内へ押し戻されるよう
な大きな負荷がかかっても、バネ片17が撓むことが全
くなくなり、バネ片17の押圧突起18が凹凸係合部5
から外れてしまうことがない。
【0029】(4)ロック片21の上部に形成されたス
ライド係合部25の前後の斜面25aはロック片固定部
32の当接面32aとロック片解除部33の当接面33
aと傾斜した面で接触するようになっている。そしてこ
れら各面の傾斜の作用によりロック片21をバネ片17
に当接し、またバネ片17から離間するように作動させ
るようになっている。このように、傾斜面の作用により
ロック片21を移動させる方式であるため、ロック片2
1が移動途中で引っ掛かって止まってしまう等の不具合
はなく極めてスムーズにロック片21は移動することが
できる。また、互いに対応する傾斜面により面接触する
ため、両当接面32a,33aの斜面25aに対する押
圧力が平均的にかつ無駄なく伝達されるため、よりスム
ーズなロック片21の移動に貢献する。
【0030】(5)ロック片固定板27前部のアーム部
30の係止突片31を第2のV字切欠15に係止するこ
とでロック片21を移動不能に固定できるとともにスペ
ーサ26も固定することができる。更に、同じ係止突片
31を第1のV字切欠14に係止することでロック片2
1のロックを解除した状態でスペーサ26を固定するこ
とができる。このように、一つの部材によりロック片2
1の固定とロックの解除を行うことができ、更にスペー
サ26の固定も可能となっているため部材点数が減り、
組立ても簡略化される。
【0031】(6)ロック片固定板27裏面にはストッ
パ34が形成されているため、スペーサ26の後方への
スライド時にスペーサ26がロック片収容部8より抜け
てしまうことがない。また、天板35の裏面の位置決め
片39は天板35装着位置の指標となるとともに、バネ
片17を上部より押えてバネ片17のがたつきや抜け落
ちを防止することができる。
【0032】以上本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、発
明の主旨を逸脱しない範囲で例えば次のように構成する
こともできる。
【0033】(1)上記両実施例においては、ロック片
21にはスライド係合部25を形成したが、これを図7
に示すようにロック片21上部にピン40を突設するよ
うにしてもよい。このように構成しても、ロック片固定
部32の当接面32aとロック片解除部33の当接面3
3aとが傾斜しているためロック片21はバネ片17に
当接し、またバネ片17から離間するように作動させら
れることとなる。
【0034】(2)バネ片17の押圧突起18の形状は
上記実施例に限定されるものではない。また、肩部19
の形状も同様である。バネ片17の押圧突起18及び肩
部19の形状の変更に伴い、ロック片21の押圧突起1
8及び平面部23の形状も適宜変更可能である。
【0035】その他、スペーサ26の把手29の形状
や、天板35表面の指掛け部36の形状、更に滑り止め
としての凹凸部38の形状等は通常の設計変更可能な範
囲で変更して実施することは自由である等本発明は、そ
の趣旨を逸脱しない範囲で変更して実施することは自由
である。
【0036】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜4の発
明によれば、ロック部材をスライド本体に配置するだけ
でよいため組立て作業が簡単となるとともに、ロック部
材がスライド本体やスライド部材とは別体で単独に構成
されているため不具合の生じるおそれも少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるカッターナイフの実施例の平面
図である。
【図2】同じ実施例におけるカッターナイフの側面図で
ある。
【図3】同じ実施例におけるカッターナイフの分解斜視
図である。
【図4】同じ実施例におけるカッターナイフの要部であ
って、非ロック状態を説明する平断面図である。
【図5】同じ実施例におけるカッターナイフの要部であ
って、ロック状態を説明する平断面図である。
【図6】同じ実施例におけるカッターナイフの要部であ
って、ロック状態から更にスペーサを固定した状態を説
明する平断面図である。
【図7】他の実施例の要部を説明する斜視図である。
【符号の説明】 1…替刃、2…ホルダー、5…凹凸係合部、6…スライ
ド本体、17…バネ片、21…ロック部材たるロック
片、25a…面たる斜面、32…移動手段たるロック片
固定部、32a,33a…面たる当接面、33…移動手
段たるロック片解除部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 替刃をスライド可能にホルダー内に収容
    し、同替刃の基端部には替刃を支持するスライド本体を
    装着するとともに、同ホルダーには替刃のスライド方向
    に沿って連続した凹凸係合部を形成し、同凹凸係合部と
    係合して替刃を所定の進出位置で保持するバネ片を前記
    スライド本体に装着するようにしたカッターナイフにお
    いて、 同バネ片を凹凸係合部に対して係合状態でロックさせ、
    またそのロックを解除させるロック部材を同バネ片の側
    方に独立に配設し、同ロック部材上部には係合部を形成
    するとともに、同ロック部材の上方には一定範囲を往復
    移動可能としたスライド部材を配設し、同スライド部材
    の裏面には前記ロック部材の係合部と係合して同スライ
    ド部材の移動に伴って同ロック部材をロック位置とロッ
    ク解除位置の間を移動させる移動手段を形成したことを
    特徴とするカッターナイフ。
  2. 【請求項2】 前記ロック部材の係合部には前記スライ
    ド部材のスライド方向に対して斜状に形成した2つの面
    を形成する一方、同スライド部材の移動手段には同2つ
    の面に対応する他の2つの面を形成したことを特徴とす
    る請求項1に記載のカッターナイフ。
  3. 【請求項3】 前記ロック部材とバネ片との当接面は、
    前記バネ片の背面側形状に対応する形状に形成されたこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載のカッターナイ
    フ。
  4. 【請求項4】 前記スライド部材には弾性を有するアー
    ム部と同アーム部先端に突設した係止突片が形成され、
    スライド本体に形成された係止凹部と係合して自らをス
    ライド本体に対して固定する一方、ロック部材を移動不
    能に保持するようにしたことを特徴とする請求項1乃至
    3に記載のカッターナイフ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007073630A1 (en) * 2005-12-28 2007-07-05 Ning Xu A paper cutter with changeable cutter holder
JP2013005858A (ja) * 2011-06-23 2013-01-10 Star-M Corp 板材端面化粧テープ用カッター
CN115625674A (zh) * 2022-10-09 2023-01-20 广东天章信息纸品有限公司 一种可拆分出裁纸刀的多功能订书机
CN117245698A (zh) * 2023-10-13 2023-12-19 河南江华工量具有限公司 一种无级调节美工刀

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