JPH07205105A - 木材加工装置 - Google Patents
木材加工装置Info
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- JPH07205105A JPH07205105A JP2480394A JP2480394A JPH07205105A JP H07205105 A JPH07205105 A JP H07205105A JP 2480394 A JP2480394 A JP 2480394A JP 2480394 A JP2480394 A JP 2480394A JP H07205105 A JPH07205105 A JP H07205105A
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- 239000002023 wood Substances 0.000 title claims abstract description 104
- 238000003754 machining Methods 0.000 title description 4
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims abstract description 53
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract description 26
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 description 12
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 8
- 239000000463 material Substances 0.000 description 6
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 4
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- 238000004080 punching Methods 0.000 description 3
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 3
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- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 240000008669 Hedera helix Species 0.000 description 1
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Landscapes
- Milling, Drilling, And Turning Of Wood (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 曲物の長尺木材に束座等を能率良くかつ高精
度に部分加工する。 【構成】 送材機1に、長尺木材Wを長手方向へ送る自
走台車6と、自走台車6上に長尺木材Wを略水平に保持
するホルダ19とを設ける。製材機2の垂直な帯鋸29
で長尺木材Wを長手方向に切断する。竪型プレーナ3の
竪型ロータ39に垂直な回転刃38を設ける。切込み機
構45で竪型プレーナ3を長尺木材Wの太さ方向へ移動
させ、切削送り機構37で竪型プレーナ3を長尺木材W
の長手方向へ送り、回転刃38で製材機2による長尺木
材Wの切断面を平面切削して束座を加工する。また、ほ
ぞ穴加工機4の水平な角のみ58で束座を穿孔してほぞ
穴を加工する。
度に部分加工する。 【構成】 送材機1に、長尺木材Wを長手方向へ送る自
走台車6と、自走台車6上に長尺木材Wを略水平に保持
するホルダ19とを設ける。製材機2の垂直な帯鋸29
で長尺木材Wを長手方向に切断する。竪型プレーナ3の
竪型ロータ39に垂直な回転刃38を設ける。切込み機
構45で竪型プレーナ3を長尺木材Wの太さ方向へ移動
させ、切削送り機構37で竪型プレーナ3を長尺木材W
の長手方向へ送り、回転刃38で製材機2による長尺木
材Wの切断面を平面切削して束座を加工する。また、ほ
ぞ穴加工機4の水平な角のみ58で束座を穿孔してほぞ
穴を加工する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築用の長尺木材、特
に、棟木や梁等に用いられる曲物の長尺木材をプレーナ
で平面切削加工する木材加工装置に関するものである。
に、棟木や梁等に用いられる曲物の長尺木材をプレーナ
で平面切削加工する木材加工装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、木造家屋の棟木や梁等には図1
0に示すような曲物の長尺木材Wが使用されている。長
尺木材Wの湾曲面には、束柱(図示略)を立てる束座a
が部分的に平面切削され、その束座aには束柱のほぞを
嵌めるほぞ穴bが穴加工される。そして、従来は、これ
らの部分加工を手作業で行っていた。
0に示すような曲物の長尺木材Wが使用されている。長
尺木材Wの湾曲面には、束柱(図示略)を立てる束座a
が部分的に平面切削され、その束座aには束柱のほぞを
嵌めるほぞ穴bが穴加工される。そして、従来は、これ
らの部分加工を手作業で行っていた。
【0003】また、従来、束座aを横型プレーナで機械
的に切削する技術も試行されている。ここで使用される
横型プレーナは、図11に示すように、複数のローラ7
1により長尺木材Wを定盤72に押し付けて送り出し、
水平な回転刃73によって長尺木材Wを部分的に平面切
削するようになっている。
的に切削する技術も試行されている。ここで使用される
横型プレーナは、図11に示すように、複数のローラ7
1により長尺木材Wを定盤72に押し付けて送り出し、
水平な回転刃73によって長尺木材Wを部分的に平面切
削するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、手作業によ
る平面切削及び穴あけ加工は、加工能率が悪いばかりで
なく、長尺木材Wの芯線cに対し束座aを平行に、ほぞ
穴bを直角にそれぞれ加工することが困難で、加工精度
も低下するという問題点があった。また、横型プレーナ
による場合は、ローラ71が長尺木材Wを押し付けて弾
性的に変形させた状態で送るため、長尺木材Wにスプリ
ングバックが発生するとか、束座aが芯線cに対し傾い
た状態で加工されるとかという問題点があった。
る平面切削及び穴あけ加工は、加工能率が悪いばかりで
なく、長尺木材Wの芯線cに対し束座aを平行に、ほぞ
穴bを直角にそれぞれ加工することが困難で、加工精度
も低下するという問題点があった。また、横型プレーナ
による場合は、ローラ71が長尺木材Wを押し付けて弾
性的に変形させた状態で送るため、長尺木材Wにスプリ
ングバックが発生するとか、束座aが芯線cに対し傾い
た状態で加工されるとかという問題点があった。
【0005】そこで、本発明の課題は、曲物の長尺木材
を能率良くかつ高精度に平面切削できる木材加工装置を
提供することにある。
を能率良くかつ高精度に平面切削できる木材加工装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1の木材加工装置は、長尺木材を把持爪に
より把持して略水平に保持するホルダと、垂直な回転刃
により長尺木材を平面切削する竪型プレーナと、ホルダ
と竪型プレーナとを長尺木材の長手方向へ相対移動させ
る送り機構と、ホルダーと竪型プレーナとを長尺木材の
太さ方向へ相対移動させる切込み機構とから構成され
る。
めに、請求項1の木材加工装置は、長尺木材を把持爪に
より把持して略水平に保持するホルダと、垂直な回転刃
により長尺木材を平面切削する竪型プレーナと、ホルダ
と竪型プレーナとを長尺木材の長手方向へ相対移動させ
る送り機構と、ホルダーと竪型プレーナとを長尺木材の
太さ方向へ相対移動させる切込み機構とから構成され
る。
【0007】請求項2の木材加工装置は、長尺木材を長
手方向へ送る自走台車と、自走台車上に長尺木材を把持
爪により把持して略水平に保持するホルダと、垂直な回
転刃により長尺木材を平面切削する竪型プレーナと、竪
型プレーナを長尺木材の太さ方向へ移動させる切込み機
構とから構成される。
手方向へ送る自走台車と、自走台車上に長尺木材を把持
爪により把持して略水平に保持するホルダと、垂直な回
転刃により長尺木材を平面切削する竪型プレーナと、竪
型プレーナを長尺木材の太さ方向へ移動させる切込み機
構とから構成される。
【0008】請求項3の木材加工装置は、更に、垂直な
帯鋸により長尺木材を長手方向に切断する製材機を備
え、竪型プレーナが製材機による長尺木材の切断面を平
面切削するように構成される。
帯鋸により長尺木材を長手方向に切断する製材機を備
え、竪型プレーナが製材機による長尺木材の切断面を平
面切削するように構成される。
【0009】請求項4の木材加工装置は、更に、竪型プ
レーナによる長尺木材の切削面を水平な角のみにより穿
孔するほぞ穴加工機を設けて構成される。
レーナによる長尺木材の切削面を水平な角のみにより穿
孔するほぞ穴加工機を設けて構成される。
【0010】請求項5の木材加工装置は、更に、竪型プ
レーナを長尺木材の長手方向へ送る切削送り機構を設け
て構成される。
レーナを長尺木材の長手方向へ送る切削送り機構を設け
て構成される。
【0011】請求項6の木材加工装置は、竪型プレーナ
に切削屑の衝突壁を形成するチップブレーカを設けて構
成される。
に切削屑の衝突壁を形成するチップブレーカを設けて構
成される。
【0012】
【作用】請求項1の木材加工装置によれば、ホルダ及び
竪型プレーナの相対移動に伴い、長尺木材が回転刃によ
って自動的に能率良く平面切削される。また、ホルダは
長尺木材を把持爪により把持するので、長尺木材に余計
な外力がかからず、長尺木材は弾性変形の無い原形状態
で加工され、スプリンクバックは発生しない。また、長
尺木材に対する回転刃の送り及び切込み方向がそれぞれ
機械的に確定されるので、曲物の長尺木材の場合でも、
その芯線と平行に束座等を精度良く平面切削できる。
竪型プレーナの相対移動に伴い、長尺木材が回転刃によ
って自動的に能率良く平面切削される。また、ホルダは
長尺木材を把持爪により把持するので、長尺木材に余計
な外力がかからず、長尺木材は弾性変形の無い原形状態
で加工され、スプリンクバックは発生しない。また、長
尺木材に対する回転刃の送り及び切込み方向がそれぞれ
機械的に確定されるので、曲物の長尺木材の場合でも、
その芯線と平行に束座等を精度良く平面切削できる。
【0013】上記作用に加え、請求項2の構成によれ
ば、製材機等に常用されている既存の自走台車を利用し
て長尺木材を送ることができる。
ば、製材機等に常用されている既存の自走台車を利用し
て長尺木材を送ることができる。
【0014】また、請求項3の構成によれば、製材機の
帯鋸が長尺木材を長手方向に切断した後に、その切断面
を竪型プレーナが平面切削するので、製材工程と平削工
程とが連続的に実施される。また、製材機等に常用され
ている既存の自走台車及びホルダを、製材機への長尺木
材の送りと竪型プレーナへの長尺木材の送りの両方に共
用するので、送り機構を別々に設ける場合と比べて、装
置が簡略になり、設置スペースも少なくて済む。
帯鋸が長尺木材を長手方向に切断した後に、その切断面
を竪型プレーナが平面切削するので、製材工程と平削工
程とが連続的に実施される。また、製材機等に常用され
ている既存の自走台車及びホルダを、製材機への長尺木
材の送りと竪型プレーナへの長尺木材の送りの両方に共
用するので、送り機構を別々に設ける場合と比べて、装
置が簡略になり、設置スペースも少なくて済む。
【0015】また、請求項4の構成によれば、竪型プレ
ーナが長尺木材を平面切削した後に、その切削面をほぞ
穴加工機の角のみが穿孔するため、平削工程と穿孔工程
とが連続的に実施される。
ーナが長尺木材を平面切削した後に、その切削面をほぞ
穴加工機の角のみが穿孔するため、平削工程と穿孔工程
とが連続的に実施される。
【0016】また、請求項5の構成によれば、切削送り
機構が竪型プレーナを長尺木材の長手方向に送るので、
束座等の切削長さを竪型プレーナ側で正確に設定でき
て、自走台車により長尺木材を送る場合と比較して、加
工精度がより向上する。
機構が竪型プレーナを長尺木材の長手方向に送るので、
束座等の切削長さを竪型プレーナ側で正確に設定でき
て、自走台車により長尺木材を送る場合と比較して、加
工精度がより向上する。
【0017】また、請求項6の構成によれば、切削屑が
チップブレーカに衝突して、回収に有利な細片に破砕さ
れるとともに、竪型プレーナ周辺への切削屑の飛散が防
止される。
チップブレーカに衝突して、回収に有利な細片に破砕さ
れるとともに、竪型プレーナ周辺への切削屑の飛散が防
止される。
【0018】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面に
基づいて説明する。図1に示すように、本実施例の木材
加工装置は、棟木や梁等に用いられる長尺木材Wを送る
送材機1と、長尺木材Wを長手方向に切断する製材機2
と、切断面に束座aを平面切削する竪型プレーナ3と、
束座aにほぞ穴bを穿孔するほぞ穴加工機4とから構成
されている。
基づいて説明する。図1に示すように、本実施例の木材
加工装置は、棟木や梁等に用いられる長尺木材Wを送る
送材機1と、長尺木材Wを長手方向に切断する製材機2
と、切断面に束座aを平面切削する竪型プレーナ3と、
束座aにほぞ穴bを穿孔するほぞ穴加工機4とから構成
されている。
【0019】送材機1は長尺木材Wを長手方向に送る自
走台車6を備え、該台車6にはレール7上で転動する車
輪8と、車輪8を駆動するモータ9と、作業員Mが搭乗
するステップ10と、装置全体を運転する操作盤11と
が設けられている。また、自走台車6の上面には走行方
向と直角に延びる3本のガイド12が配設され、各ガイ
ド12上には長尺木材Wを太さ方向に位置決めするヘッ
ドブロック13が摺動可能に支持されている。ヘッドブ
ロック13は、共通のモータ14により駆動軸15、ギ
ヤ機構16、及び従動軸17を介して駆動され、長尺木
材Wの製材機2側への歩出し量を調整できるように構成
されている。
走台車6を備え、該台車6にはレール7上で転動する車
輪8と、車輪8を駆動するモータ9と、作業員Mが搭乗
するステップ10と、装置全体を運転する操作盤11と
が設けられている。また、自走台車6の上面には走行方
向と直角に延びる3本のガイド12が配設され、各ガイ
ド12上には長尺木材Wを太さ方向に位置決めするヘッ
ドブロック13が摺動可能に支持されている。ヘッドブ
ロック13は、共通のモータ14により駆動軸15、ギ
ヤ機構16、及び従動軸17を介して駆動され、長尺木
材Wの製材機2側への歩出し量を調整できるように構成
されている。
【0020】各ヘッドブロック13には、自走台車6上
に長尺木材Wを水平に保持するホルダ19が設けられて
いる。図2に示すように、ホルダ19はヘッドブロック
13の側面に立設した固定支柱20と可動支柱21とを
備え、各支柱20,21には長尺木材Wを上下から把持
する一対の把持爪22がそれぞれ締付具23により上下
及び前後に位置調整可能に支持されている。また、各支
柱20,21の上端にはレバー24が連結され、これで
可動支柱21を押し下げることによって把持爪22をワ
ンタッチの操作で開閉できるようになっている。
に長尺木材Wを水平に保持するホルダ19が設けられて
いる。図2に示すように、ホルダ19はヘッドブロック
13の側面に立設した固定支柱20と可動支柱21とを
備え、各支柱20,21には長尺木材Wを上下から把持
する一対の把持爪22がそれぞれ締付具23により上下
及び前後に位置調整可能に支持されている。また、各支
柱20,21の上端にはレバー24が連結され、これで
可動支柱21を押し下げることによって把持爪22をワ
ンタッチの操作で開閉できるようになっている。
【0021】図3に示すように、製材機2には長尺木材
Wが通過可能な凹部26と、上下一対のホイール27
と、ホイール27を駆動するモータ28とが設けられて
いる。ホイール27には無端状の帯鋸29が取外し可能
に巻回され、この帯鋸29が凹部26で垂直方向へ駆動
されて、送材機1により送られた長尺木材Wを長手方向
に切断するようになっている。なお、図3において、3
0は帯鋸29の振止め装置である。
Wが通過可能な凹部26と、上下一対のホイール27
と、ホイール27を駆動するモータ28とが設けられて
いる。ホイール27には無端状の帯鋸29が取外し可能
に巻回され、この帯鋸29が凹部26で垂直方向へ駆動
されて、送材機1により送られた長尺木材Wを長手方向
に切断するようになっている。なお、図3において、3
0は帯鋸29の振止め装置である。
【0022】図1に示すように、製材機2の側方には基
台32が設置され、その上面にはレール33が送材機1
の走行方向に延びるように敷設されている。レール33
上には可動台34が支持され、この可動台34上に竪型
プレーナ3及びほぞ穴加工機4が並設されている。可動
台34はモータ35により送り軸36を介して移動さ
れ、これらの部材により竪型プレーナ3を長尺木材Wの
長手方向へ送る切削送り機構37が構成されている。
台32が設置され、その上面にはレール33が送材機1
の走行方向に延びるように敷設されている。レール33
上には可動台34が支持され、この可動台34上に竪型
プレーナ3及びほぞ穴加工機4が並設されている。可動
台34はモータ35により送り軸36を介して移動さ
れ、これらの部材により竪型プレーナ3を長尺木材Wの
長手方向へ送る切削送り機構37が構成されている。
【0023】竪型プレーナ3には、竪型ロータ39が垂
直軸線の周りで回転可能に支持され、竪型ロータ39に
は製材機2による長尺木材Wの切断面を平面切削する垂
直な2枚の回転刃38が調節可能に取付けられている。
竪型ロータ39はベルト伝達機構40を介してモータ4
1に連結されている。竪型プレーナ3は可動台34に敷
設したレール42に沿ってモータ43により送り軸44
を介して移動可能に支持され、これらの部材によって竪
型ロータ39を長尺木材Wの太さ方向へ移動させる切込
み機構45が構成されている。
直軸線の周りで回転可能に支持され、竪型ロータ39に
は製材機2による長尺木材Wの切断面を平面切削する垂
直な2枚の回転刃38が調節可能に取付けられている。
竪型ロータ39はベルト伝達機構40を介してモータ4
1に連結されている。竪型プレーナ3は可動台34に敷
設したレール42に沿ってモータ43により送り軸44
を介して移動可能に支持され、これらの部材によって竪
型ロータ39を長尺木材Wの太さ方向へ移動させる切込
み機構45が構成されている。
【0024】図4及び図5に示すように、竪型プレーナ
3には切削屑の衝突壁を形成するチップブレーカ47が
設けられている。チップブレーカ47は、長尺木材Wの
送り込み側から竪型ロータ39を覆う屈曲板48と、屈
曲板48の内側で竪型ロータ39を側方から覆う側壁板
49と、長尺木材Wの送り出し側から竪型ロータ39を
覆う傾斜板50とから構成され、各板48〜50は竪型
ロータ39の全長にわたり上下に多数枚列設されてい
る。
3には切削屑の衝突壁を形成するチップブレーカ47が
設けられている。チップブレーカ47は、長尺木材Wの
送り込み側から竪型ロータ39を覆う屈曲板48と、屈
曲板48の内側で竪型ロータ39を側方から覆う側壁板
49と、長尺木材Wの送り出し側から竪型ロータ39を
覆う傾斜板50とから構成され、各板48〜50は竪型
ロータ39の全長にわたり上下に多数枚列設されてい
る。
【0025】屈曲板48は軸51により回動可能に支持
され、外側への回動位置がストッパボルト52で調整さ
れている。側壁板49は2枚の案内板53の間に前後に
摺動可能に支持されるとともに、屈曲板48が長尺木材
Wの加工面に圧接するように、バネ54によって突出方
向へ付勢されている。傾斜板50は長尺木材Wの切削面
に圧接するように2枚の案内板55の間にバネ56を介
して出没可能に支持されている。そして、チップブレー
カ47は、回転刃38により削出された切削屑を各板4
8〜50に衝突させて破砕した後、ブロア(図示略)の
吸引空気流に乗せて竪型ロータ39の後方(矢印P方
向)へ回収できるように構成されている。
され、外側への回動位置がストッパボルト52で調整さ
れている。側壁板49は2枚の案内板53の間に前後に
摺動可能に支持されるとともに、屈曲板48が長尺木材
Wの加工面に圧接するように、バネ54によって突出方
向へ付勢されている。傾斜板50は長尺木材Wの切削面
に圧接するように2枚の案内板55の間にバネ56を介
して出没可能に支持されている。そして、チップブレー
カ47は、回転刃38により削出された切削屑を各板4
8〜50に衝突させて破砕した後、ブロア(図示略)の
吸引空気流に乗せて竪型ロータ39の後方(矢印P方
向)へ回収できるように構成されている。
【0026】図1に示すように、ほぞ穴加工機4には、
竪型プレーナ3による長尺木材Wの切削面を穿孔する水
平な角のみ58が設けられている。角のみ58はモータ
59にチャック60を介して取り付けられている。角の
み58に切込みを付与できるように、ほぞ穴加工機4は
可動台34に敷設したレール61に沿ってモータ62に
より送り軸63を介して長尺木材Wの太さ方向へ移動可
能に支持されている。
竪型プレーナ3による長尺木材Wの切削面を穿孔する水
平な角のみ58が設けられている。角のみ58はモータ
59にチャック60を介して取り付けられている。角の
み58に切込みを付与できるように、ほぞ穴加工機4は
可動台34に敷設したレール61に沿ってモータ62に
より送り軸63を介して長尺木材Wの太さ方向へ移動可
能に支持されている。
【0027】次に、上記のように構成された本実施例の
木材加工装置の作用について説明する。図1に示すよう
に、加工を開始するに際し、まず、長尺木材Wが送材機
1の自走台車6上に載置され、ヘッドブロック13によ
って位置決めされ、かつ、ホルダー19の把持爪22に
より把持されて、自走台車6上に水平に保持される。そ
して、作業員Mがステップ10に乗り、操作盤11を操
作し、ヘッドブロック13の位置を調整して、長尺木材
Wの製材機2側への歩出し量を設定する。
木材加工装置の作用について説明する。図1に示すよう
に、加工を開始するに際し、まず、長尺木材Wが送材機
1の自走台車6上に載置され、ヘッドブロック13によ
って位置決めされ、かつ、ホルダー19の把持爪22に
より把持されて、自走台車6上に水平に保持される。そ
して、作業員Mがステップ10に乗り、操作盤11を操
作し、ヘッドブロック13の位置を調整して、長尺木材
Wの製材機2側への歩出し量を設定する。
【0028】次いで、図6に示すように、自走台車6が
運転されるとともに、製材機2が起動され、帯鋸29に
よって長尺木材Wが長手方向に切断され、その片面が図
9の(a)に示すように切除される。次に、自走台車6
上で長尺木材Wが反転され、再度帯鋸29によって長尺
木材Wの反対側面が切断され、図9の(b)に示すよう
に断面太鼓形状に加工される。なお、製材機2による加
工時には、竪型プレーナ3及びほぞ穴加工機4は後退位
置に配置されている。
運転されるとともに、製材機2が起動され、帯鋸29に
よって長尺木材Wが長手方向に切断され、その片面が図
9の(a)に示すように切除される。次に、自走台車6
上で長尺木材Wが反転され、再度帯鋸29によって長尺
木材Wの反対側面が切断され、図9の(b)に示すよう
に断面太鼓形状に加工される。なお、製材機2による加
工時には、竪型プレーナ3及びほぞ穴加工機4は後退位
置に配置されている。
【0029】続いて、製材機2が停止され、帯鋸29が
取り外された後に、竪型プレーナ3が起動されて、竪型
ロータ39が垂直軸線の周りで回転される。そして、図
7に示すように、竪型プレーナ3側へ自走台車6が走行
され、長尺木材Wの加工箇所が竪型ロータ39に位置決
めされる。この状態で、切込み機構45により竪型プレ
ーナ3が長尺木材Wの太さ方向へ前進された後に、切削
送り機構37によって竪型プレーナ3が長尺木材Wの長
手方向へ移動され、垂直な回転刃38により長尺木材W
の切断面が設定深さ及び長さで平面切削され、図9の
(c)に示すように束座aが部分加工される。このと
き、回転刃38で削出された切削屑はチップブレーカ4
7に衝突するため、切削屑を回収に有利な細片に破砕で
きるとともに、竪型プレーナ3周辺への切削屑の飛散も
防止することができる。
取り外された後に、竪型プレーナ3が起動されて、竪型
ロータ39が垂直軸線の周りで回転される。そして、図
7に示すように、竪型プレーナ3側へ自走台車6が走行
され、長尺木材Wの加工箇所が竪型ロータ39に位置決
めされる。この状態で、切込み機構45により竪型プレ
ーナ3が長尺木材Wの太さ方向へ前進された後に、切削
送り機構37によって竪型プレーナ3が長尺木材Wの長
手方向へ移動され、垂直な回転刃38により長尺木材W
の切断面が設定深さ及び長さで平面切削され、図9の
(c)に示すように束座aが部分加工される。このと
き、回転刃38で削出された切削屑はチップブレーカ4
7に衝突するため、切削屑を回収に有利な細片に破砕で
きるとともに、竪型プレーナ3周辺への切削屑の飛散も
防止することができる。
【0030】同様にして、次の加工箇所が自走台車6に
より竪型プレーナ3に位置決めされ、回転刃38によっ
て平面切削され、長尺木材Wに所要数の束座aが順次加
工される。
より竪型プレーナ3に位置決めされ、回転刃38によっ
て平面切削され、長尺木材Wに所要数の束座aが順次加
工される。
【0031】従って、本実施例の木材加工装置によれ
ば、製材工程と平削工程とを連続的に実施することがで
きる。特に平削工程においては、自走台車6及び竪型プ
レーナ3を移動し、長尺木材Wを回転刃38で平面切削
して、そこに束座a等を自動的に能率良く加工できる。
また、製材所で常用されている既存の自走台車6及びホ
ルダ19を、製材機2への長尺木材Wの送りと竪型プレ
ーナ3への長尺木材Wの送りの両方に共用するので、送
り機構を別々に設ける場合と比べて、装置が簡略にな
り、設置スペースも少なくて済む。
ば、製材工程と平削工程とを連続的に実施することがで
きる。特に平削工程においては、自走台車6及び竪型プ
レーナ3を移動し、長尺木材Wを回転刃38で平面切削
して、そこに束座a等を自動的に能率良く加工できる。
また、製材所で常用されている既存の自走台車6及びホ
ルダ19を、製材機2への長尺木材Wの送りと竪型プレ
ーナ3への長尺木材Wの送りの両方に共用するので、送
り機構を別々に設ける場合と比べて、装置が簡略にな
り、設置スペースも少なくて済む。
【0032】また、ホルダ19が長尺木材Wを把持爪2
2により把持するので、長尺木材Wに余計な外力がかか
らず、長尺木材Wは弾性変形の無い原形状態で自走台車
6により送られ、変形による不良加工を未然に防止でき
るという利点もある。また、長尺木材Wに対する回転刃
38の送り及び切込み方向がそれぞれ機械的に確定され
ているので、図10に示すような曲物の長尺木材Wの場
合でも、束座aを芯線cと平行に精度良く平面切削する
ことができる。
2により把持するので、長尺木材Wに余計な外力がかか
らず、長尺木材Wは弾性変形の無い原形状態で自走台車
6により送られ、変形による不良加工を未然に防止でき
るという利点もある。また、長尺木材Wに対する回転刃
38の送り及び切込み方向がそれぞれ機械的に確定され
ているので、図10に示すような曲物の長尺木材Wの場
合でも、束座aを芯線cと平行に精度良く平面切削する
ことができる。
【0033】特に、切削送り機構37が竪型プレーナ3
を長尺木材Wの長手方向に送るため、束座aの切削長さ
を竪型プレーナ3側で正確に設定できて、自走台車6に
より長尺木材Wを切削送りする場合と比較して、加工精
度がより向上する。
を長尺木材Wの長手方向に送るため、束座aの切削長さ
を竪型プレーナ3側で正確に設定できて、自走台車6に
より長尺木材Wを切削送りする場合と比較して、加工精
度がより向上する。
【0034】こうして平削工程が終了すると、竪型プレ
ーナ3が停止され、かつ、後退位置に配置された後、自
走台車6により束座aがほぞ穴加工機4の角のみ58に
位置決めされる。そして、ほぞ穴加工機4が前進し、角
のみ58が駆動され、その角のみ58によって束座aの
切削面が穿孔され、図9の(d)に示すようにほぞ穴b
が加工される。従って、本実施例の木材加工装置によれ
ば、平削工程に引き続いて穿孔工程を連続的に効率良く
実施することができる。
ーナ3が停止され、かつ、後退位置に配置された後、自
走台車6により束座aがほぞ穴加工機4の角のみ58に
位置決めされる。そして、ほぞ穴加工機4が前進し、角
のみ58が駆動され、その角のみ58によって束座aの
切削面が穿孔され、図9の(d)に示すようにほぞ穴b
が加工される。従って、本実施例の木材加工装置によれ
ば、平削工程に引き続いて穿孔工程を連続的に効率良く
実施することができる。
【0035】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、次に例示するように、本発明の趣旨を逸脱
しない範囲で各部の構成並びに工程順序を適宜に変更し
て具体化することも可能である。 (1)長尺木材をホルダで固定位置に配置し、竪型プレ
ーナを長尺木材の長手方向へ移動して、平面切削を実施
すること。 (2)長尺木材Wの切込みを送材機1のヘッドブロック
13によって付与すること。
のではなく、次に例示するように、本発明の趣旨を逸脱
しない範囲で各部の構成並びに工程順序を適宜に変更し
て具体化することも可能である。 (1)長尺木材をホルダで固定位置に配置し、竪型プレ
ーナを長尺木材の長手方向へ移動して、平面切削を実施
すること。 (2)長尺木材Wの切込みを送材機1のヘッドブロック
13によって付与すること。
【0036】(3)長尺木材Wの切削送りを自走台車6
により付与すること。 (4)長尺木材Wの加工箇所を自走台車6で竪型プレー
ナ3に対して概略的に位置決めした後、その位置を切削
送り機構37を利用して正確に補正すること。 (5)束座aの加工に先立ち、製材機2による切断面全
体を竪型プレーナ3で平滑に仕上げ加工すること。
により付与すること。 (4)長尺木材Wの加工箇所を自走台車6で竪型プレー
ナ3に対して概略的に位置決めした後、その位置を切削
送り機構37を利用して正確に補正すること。 (5)束座aの加工に先立ち、製材機2による切断面全
体を竪型プレーナ3で平滑に仕上げ加工すること。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に
よれば、長尺木材を竪型プレーナの回転刃によって自動
的に能率良く平面切削できるとともに、長尺木材のスプ
リングバックを防止でき、曲物の長尺木材の場合でも束
座等を精度良く加工できるという優れた効果を奏する。
よれば、長尺木材を竪型プレーナの回転刃によって自動
的に能率良く平面切削できるとともに、長尺木材のスプ
リングバックを防止でき、曲物の長尺木材の場合でも束
座等を精度良く加工できるという優れた効果を奏する。
【0038】上記効果に加え、請求項2の発明によれ
ば、製材機等に常用されている既存の自走台車を利用し
て上記効果を得ることができる。
ば、製材機等に常用されている既存の自走台車を利用し
て上記効果を得ることができる。
【0039】また、請求項3の発明によれば、製材工程
と平削工程とを連続的に能率良く実施でき、装置の簡略
化と省スペース化とを図ることもできる。
と平削工程とを連続的に能率良く実施でき、装置の簡略
化と省スペース化とを図ることもできる。
【0040】また、請求項4の発明によれば、平削工程
と穿孔工程とを連続的に能率良く実施できる。
と穿孔工程とを連続的に能率良く実施できる。
【0041】また、請求項5の発明によれば、束座等の
切削長さを竪型プレーナ側で正確に設定できて、加工精
度をより向上できる。
切削長さを竪型プレーナ側で正確に設定できて、加工精
度をより向上できる。
【0042】また、請求項6の発明によれば、切削屑を
回収に有利な細片に破砕できるとともに、竪型プレーナ
周辺への切削屑の飛散を防止できる。
回収に有利な細片に破砕できるとともに、竪型プレーナ
周辺への切削屑の飛散を防止できる。
【図1】本発明の一実施例を示す木材加工装置の平面図
である。
である。
【図2】同装置のホルダを示す側面図である。
【図3】同装置の製材機を示す側面図である。
【図4】同装置の竪型プレーナを示す正面図である。
【図5】同装置の竪型プレーナ及びチップブレーカを示
す断面図である。
す断面図である。
【図6】同装置による製材工程を示す平面図である。
【図7】同装置による平削工程を示す平面図である。
【図8】同装置によるほぞ穴穿孔工程を示す平面図であ
る。
る。
【図9】同装置により加工された長尺木材の断面図であ
る。
る。
【図10】長尺木材の一般的な形状を示す正面図であ
る。
る。
【図11】従来の横型プレーナによる平削工程を示す正
面図である。
面図である。
1 送材機 2 製材機 3 竪型プレーナ 4 ほぞ穴加工機 6 自走台車 19 ホルダ 29 帯鋸 37 切削送り機構 38 回転刃 39 竪型ロータ 45 切込み機構 47 チップブレーカ 58 角のみ W 長尺木材 a 束座 b ほぞ穴
Claims (6)
- 【請求項1】 長尺木材を把持爪により把持して略水平
に保持するホルダと、垂直な回転刃により長尺木材を平
面切削する竪型プレーナと、前記ホルダと前記竪型プレ
ーナとを長尺木材の長手方向へ相対移動させる送り機構
と、前記ホルダと前記竪型プレーナとを長尺木材の太さ
方向へ相対移動させる切込み機構とを備えた木材加工装
置。 - 【請求項2】 長尺木材を長手方向へ送る自走台車と、
前記自走台車上に長尺木材を把持爪により把持して略水
平に保持するホルダと、垂直な回転刃により長尺木材を
平面切削する竪型プレーナと、前記竪型プレーナを長尺
木材の太さ方向へ移動させる切込み機構とを備えた木材
加工装置。 - 【請求項3】 長尺木材を長手方向へ送る自走台車と、
前記自走台車上に長尺木材を把持爪により把持して略水
平に保持するホルダと、垂直な帯鋸により長尺木材を長
手方向に切断する製材機と、前記製材機による長尺木材
の切断面を垂直な回転刃により平面切削する竪型プレー
ナと、前記竪型プレーナを長尺木材の太さ方向へ移動さ
せる切込み機構とを備えた木材加工装置。 - 【請求項4】 長尺木材を長手方向へ送る自走台車と、
前記自走台車上に長尺木材を把持爪により把持して略水
平に保持するホルダと、垂直な帯鋸により長尺木材を長
手方向に切断する製材機と、前記製材機による長尺木材
の切断面を垂直な回転刃により平面切削する竪型プレー
ナと、前記竪型プレーナを長尺木材の太さ方向へ移動さ
せる切込み機構と、前記竪型プレーナによる長尺木材の
切削面を水平な角のみにより穿孔するほぞ穴加工機とを
備えた木材加工装置。 - 【請求項5】 前記竪型プレーナを長尺木材の長手方向
へ送る切削送り機構を備えた請求項2,3又は4記載の
木材加工装置。 - 【請求項6】 前記竪型プレーナに、切削屑の衝突壁を
形成するチップブレーカを設けた請求項1,2,3,4
又は5記載の木材加工装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6024803A JP3050744B2 (ja) | 1994-01-26 | 1994-01-26 | プレーナ加工方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6024803A JP3050744B2 (ja) | 1994-01-26 | 1994-01-26 | プレーナ加工方法及び装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07205105A true JPH07205105A (ja) | 1995-08-08 |
| JP3050744B2 JP3050744B2 (ja) | 2000-06-12 |
Family
ID=12148359
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6024803A Expired - Fee Related JP3050744B2 (ja) | 1994-01-26 | 1994-01-26 | プレーナ加工方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3050744B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6192802A (ja) * | 1984-10-12 | 1986-05-10 | 宮川工機株式会社 | 木造建築用横架材のための加工機 |
-
1994
- 1994-01-26 JP JP6024803A patent/JP3050744B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6192802A (ja) * | 1984-10-12 | 1986-05-10 | 宮川工機株式会社 | 木造建築用横架材のための加工機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3050744B2 (ja) | 2000-06-12 |
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