JPH0720549U - 表面張力計 - Google Patents

表面張力計

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JPH0720549U
JPH0720549U JP5208993U JP5208993U JPH0720549U JP H0720549 U JPH0720549 U JP H0720549U JP 5208993 U JP5208993 U JP 5208993U JP 5208993 U JP5208993 U JP 5208993U JP H0720549 U JPH0720549 U JP H0720549U
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liquid
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leaf spring
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Application number
JP5208993U
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English (en)
Inventor
誠 内海
淑雄 鈴木
Original Assignee
協和界面科学株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】高精度の測定ができ、信頼性の高い表面張力計
を提供することにある。 【構成】ベース19に対して支点を中心に回動自在に枢
支された支持部材21に上端部が固定され鉛直方向に設
けられた板ばね28を設け、この板ばね28の下端部に
板ばね28の撓みによって回動する天秤30を連結す
る。この天秤30の一端部に液体16に浸漬される検出
体14を、前記天秤30の他端部に前記検出体14が液
体に浸漬されたときの天秤30の変位量を検出する差動
トランス32を設ける。さらに、前記支持部材21を回
動調整し前記天秤30を平衡に保つ零点調整機構として
の調整軸26を設けたことにある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、液体に吊持した検出体を浸漬したとき、液体の表面張力によっ て検出体が液中方向に引かれる力を検出し、その液体の表面張力を測定する表面 張力計に関する。
【0002】
【従来の技術】
液体の表面張力は、液体の性質や特徴を示す重要な物性値の1つであり、印 刷インキ、洗剤、化粧品、消化液、塗料、メッキ液、コーティング液、医薬品等 を取り扱う技術分野においては重要な測定対象となっている。
【0003】 液体の表面張力を測定する方法としては、付着法が一般的であり、液体に濡れ やすい検出体としてのガラスまたは白金等の薄肉プレート、リングを鉛直に吊持 し、その検出体を液体中に一部を浸漬し、液体を付着させると、検出体の周囲に 働く表面張力のために検出体は液中方向に引かれる。したがって、この検出体が 引かれる力を検出することにより、その液体の持つ表面張力を測定することがで きる。
【0004】 図5は従来の表面張力計を示すもので、(a)はピアノ線方式、(b)は板ば ね方式である。ピアノ線方式から説明すると、所定の長さのピアノ線1は両端部 がクランプされて所定のテンションを保った状態に支持されており、このピアノ 線1の中間部には天秤2が直交する方向に設けられ、ピアノ線1と天秤2とは交 差部で連結されている。天秤2の一端部には検出体3が吊持され、他端部には変 位量検出器としての差動トランス4が設けられている。
【0005】 液体5を収容した容器6を上昇させ、液面が検出体3に接触した後、さらに容 器6を上昇させると、液体5の表面張力によって検出体3が液中方向に引かれ、 天秤2が矢印方向に回動する。このため、ピアノ線1にねじれが生じ、その力を 差動トランス4が検出することにより表面張力を測定する。
【0006】 板ばね方式は、板ばね7の一端部が固定台8に固定され、この板ばね7の自由 端部に鉛直方向にロッド9が固定されている。ロッド9の下端部には前述と同様 の検出体3が設けられ、上端部には差動トランス4が設けられている。
【0007】 液体5を収容した容器6を上昇させ、液面が検出体3に接触した後、さらに容 器6を上昇させると、液体5の表面張力によって検出体3が液中方向に引かれ、 ロッド9が矢印方向に引かれる。このため、板ばね7が実線で示すように撓み、 その撓みを利用し、その力を差動トランス4が検出することにより表面張力を測 定する。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前述のように構成された表面張力計は、ピアノ線方式では、ピア ノ線1の性質上、ねじれに対する復帰が一定しないという問題があり、板ばね方 式では、板ばね7が撓むと、ロッド9が傾くため、差動トランス4の検出コア4 aが傾いてしまい、直線方向に変位しないという問題がある。さらに、検出体3 を交換し、その検出体3の重量が変った場合には零点調整する必要があるが、差 動トランス4の全体を上下方向に移動しなければならず、構造的に複雑となると いう事情がある。
【0009】 この考案は、前記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、 液体の表面張力の測定が高精度に行えると共に、零点調整が容易に行え、しかも 構造の簡素化を図ることができる表面張力計を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この考案は、前記目的を達成するために、ベースに対して支点を中心に回動 自在に枢支された支持部材と、この支持部材に上端部が固定され鉛直方向に配置 した板ばねと、この板ばねの下端部に中間部が固定され板ばねの撓みによって回 動する天秤と、この天秤の一端部に吊持され被測定液体に浸漬される検出体と、 前記天秤の他端部に設けられ前記検出体が被測定液体に浸漬されたときの天秤の 変位量を検出する変位量検出器と、前記支持部材を支点を中心として回動調整し 前記天秤を平衡に保つ零点調整機構とを具備したことにある。
【0011】
【作用】
検出体の下方に被測定液体を収容した容器をセットし、容器を上昇させると 、液面が検出体に接触する。さらに容器を上昇させると、液体の表面張力によっ て検出体が液中方向に引かれ、板ばねが撓んで天秤が傾くため、その天秤の変位 量を変位量検出器によって検出することにより表面張力を測定できる。検出体を 交換し、その重量が変った場合には零点調整機構によって支持部材を回動調整す ると、板ばねが撓んで天秤を平行に戻すことができ、変位量検出器を固定状態で 零点調整できる。
【0012】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 図1は表面張力計の要部の正面図、図2は同側面図、図3は全体の側面図であ る。図3に示すように、表面張力計の本体11の前部には測定部12が設けられ 、この測定部12の下部には試料台13が設けられ、上部には検出体14が吊持 されている。この検出体14はガラスプレートまたは白金プレートを使用してい るが、リングでもよい。
【0013】 試料台13は本体11の内部に設けられた昇降機構15によって昇降可能に構 成されており、この試料台13には被測定液体としての液体16を収容した容器 17が載置される。また、検出体14は本体11の内部に設けられた表面張力測 定機構18によって吊持されており、この表面張力測定機構18は、図1および 図2に示すように構成されている。
【0014】 すなわち、19は本体11の内部に水平状態に固定されたベースであり、この ベース19には上方へ突出する2本の支点用ねじ20が固定され、この先端部は 鋭角の尖端部20aに形成されている。そして、この支点用ねじ20にはL字状 の支持部材21の水平部21aが支持され、垂直部21bはベース19に対して 垂直に上方へ突出している。
【0015】 支持部材21の水平部21aにおける略中央部には2つの通孔22が穿設され ており、この通孔22には水平部21aの上方から固定軸23が挿通され、この 固定軸23はベース19に対してねじ込み固定されている。したがって、2本の 固定軸23によって支持部材21がベース19に対して支持されており、支持部 材21は支点用ねじ20を支点として回動自在に支持されている。
【0016】 さらに、固定軸23の頭部と水平部21aとの間には固定軸23に嵌合された スプリング24が介在され、水平部21aを半時計回り方向に付勢している。ま た、この固定軸23の隣側で、前記支点用ねじ20と反対側に位置するベース1 9にはナット25が固定され、このナット25にはベース19の下側から零点調 整機構を構成する調整軸26がねじ込まれ、この先端部は水平部21aの下面に 当接している。すなわち、支持部材21の水平部21aをスプリング24によっ て半時計回り方向に付勢し、調整軸26によって同方向の回動を規制して水平部 21aを水平状態に保持している。
【0017】 支持部材21の垂直部21bには取付け台27が設けられ、この取付け台27 には鉛直方向に設けられた板ばね28がボルト29によって固定されている。こ の板ばね28は撓みやすい薄肉帯状体で形成されており、この下端部には連結部 材によって天秤30が固定されている。この天秤30は棒状体で、その中間部が 板ばね28に連結されており、ベース19の前後方向に延長している。
【0018】 天秤30の一端部には極細のワイヤからなる吊持ワイヤ31が吊持されており 、この吊持ワイヤ31は本体11の測定部12に吊り下げられ、この吊持ワイヤ 31には前記検出体14のフック14aが係止されている。
【0019】 天秤30の他端部には変量検出器としての差動トランス32に連結されている 。すなわち、差動トランス32はコイル部33と検出コア部34とからなり、コ イル部33はブラケット35を介してベース19に固定され、検出コア部34は 連結索36を介して天秤30に連結されている。
【0020】 したがって、図4の(a)に示すように、通常は、調整軸26によって支持部 材21の垂直部21bはベース19に対して垂直で、板ばね28に支持された天 秤30は平衡に保たれているが、検出体14を交換し、その重量が重い場合には 、同図(b)に示すように、天秤30が左下がりに傾く。そこで、調整軸26を ねじ込み調整して支持部材21を傾斜させると、同図(c)に示すように、板ば ね28が撓み、天秤30を平衡状態に戻すことができる。逆に検出体14の重量 が軽い場合には調整軸26を緩めることにより、天秤30を平衡状態に保つこと ができる。なお、天秤30が平衡であるか否かは、差動トランス32によって検 出され、その検出結果が本体11の前面に設けた表示部11aに指示されるので 、指示値を見ながら調整軸26を調整することにより、簡単に零点調整できる。
【0021】 次に、容器17に収容された液体16の表面張力を測定する方法について説明 すると、液体16を収容した容器17を試料台13に載置すると共に、吊持ワイ ヤ31に検出体14のフック14aを係止する。次に、昇降機構15を作動させ て試料台13を上昇させると、液面が検出体14に接触する。さらに、試料台1 3を上昇させると、液体16の表面張力によって検出体14が液中方向に引かれ 、図4の(d)に示すように、板ばね28が撓んで天秤30が傾く。
【0022】 天秤30が左下がりに傾くと、その変位量を差動トランス32の検出コア部3 4の上方への移動によって検出され、液体16の表面張力が表示部11aに指示 される。表面張力の測定が終了すると、昇降機構15によって試料台13が下降 し、検出体14は液体16から脱出する。
【0023】 このように支持部材21に対して板ばね28を鉛直方向に設け、この板ばね2 8に天秤30を設けることにより、検出体14や検出コア部33の重量が板ばね 28の撓み方向に加わらないため、板ばね28の撓み方向には表面張力の力のみ が加わることになる。しかも、表面張力の測定時に天秤30が傾いても検出コア 部33は垂直方向に変位するため、高精度の測定ができ、また差動トランス32 を固定したまま零点調整が可能となる。
【0024】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、板ばねを鉛直方向に配置し、この 板ばねに天秤を設けることにより、検出体等の重量が板ばねの撓み方向に作用し ないため、板ばねの撓み方向には液体の表面張力の力のみが加わることになる。 したがって、高精度の測定ができ、信頼性の高い表面張力計を提供できる。
【0025】 しかも、板ばねを支持する支持部材を回動して零点調整することにより、差動 トランス等の変位量検出器を固定した状態で、零点調整が可能となり、構造が簡 素化でき、廉価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す表面張力計の要部の
正面図。
【図2】同実施例の要部の側面図。
【図3】同実施例の本体の側面図。
【図4】同実施例の作用説明図。
【図5】従来の表面張力計の説明図。
【符号の説明】
11…本体 14…検出体 19…ベース 21…支持部材 26…調整軸 28…板ばね 30…天秤 32…差動トランス

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースに対して支点を中心に回動自在に
    枢支された支持部材と、この支持部材に上端部が固定さ
    れ鉛直方向に配置した板ばねと、この板ばねの下端部に
    中間部が固定され板ばねの撓みによって回動する天秤
    と、この天秤の一端部に吊持され被測定液体に浸漬され
    る検出体と、前記天秤の他端部に設けられ前記検出体が
    被測定液体に浸漬されたときの天秤の変位量を検出する
    変位量検出器と、前記支持部材を支点を中心として回動
    調整し前記天秤を平衡に保つ零点調整機構とを具備した
    ことを特徴とする表面張力計。
JP5208993U 1993-09-27 1993-09-27 表面張力計 Pending JPH0720549U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011191277A (ja) * 2010-03-17 2011-09-29 Kyowa Interface Science Co Ltd 液体付着力測定装置、液体付着力測定方法
CN114594023A (zh) * 2022-05-10 2022-06-07 南京相科数码有限公司 一种数字印刷用油墨检测表面张力测量装置

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